閻魔大王<NO.299>

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閻魔大王NO.300
552 続<2025年・参議院選挙>議席確定で、さての、次期政権は<?> 閻魔大王 25/07/27
551 続18<米国発トランプ関税>トランプ君は、強欲、卑怯<!> 閻魔大王 25/07/26
閻魔大王NO.298

NO.551 続18<米国発トランプ関税>トランプ君は、強欲、卑怯<!><起稿 閻魔大王>(25/07/26)


【閻魔大王】 2025/07/26 (Sat) 18:39

<参考=NO.550 続17<米国発トランプ関税>続5・トランプ君は、世界一の意地悪<!>
(25/07/23)

トランプ君は、大国米国の大統領に相応しい人格ではない。
と、するのか、米国人、そのものの、強欲、卑怯の、そのまんま。

副題=トランプ大統領「フィリピンと貿易協定を締結した」 フィリピンからの輸入品に19%の関税…アメリカからの輸出品への関税ゼロ(FNN)

今日、明日にも、EUとの、交渉あるですが。
果たしての、ど哉と。興味津々。

言うは、日本との、みたいな、脅迫、強要、後から、追加したりの事、やってみい。EUは、対抗すると、推測するです。
とりあえず、書類で、明確にと。現時点、署名のない、約束していないの、単なるの、一方的通告<?>

>アメリカのトランプ大統領はフィリピンとの貿易交渉で合意に達したと明らかにしました。

>トランプ大統領は22日、ホワイトハウスでフィリピンのマルコス大統領と会談し、そのすぐ後に、自身のSNSに「フィリピンと貿易協定を締結した」と投稿しました。

>アメリカはフィリピンからの輸入品に19%の関税を課す一方、フィリピンはアメリカからの輸出品への関税をゼロにし、両国は軍事面でも協力するとしています。

>19%の関税はトランプ氏が7月にフィリピンに書簡で通知した20%よりは1%低いものの、4月に発表した17%を上回る水準でフィリピン側が大幅に譲歩した形です。

>関税交渉でトランプ氏が「合意した」と発表したのはこれで4カ国目です。

<参考=「トランプ大統領「フィリピンと貿易協定を締結した」 フィリピンからの輸入品に19%の関税…アメリカからの輸出品への関税ゼロ」(FNN)>
(25/07/23)
<25/08/22>


【閻魔大王】 2025/07/26 (Sat) 20:04

副題=参政党・神谷代表 トランプ関税の合意条件バッサリ「完全にアメリカに負けたな」「日本は何を得た?」(Yahoo!ニュース・スポニチ)

明確には、石破政権の、足下見られたです。
ドンと、落ち着いて、交渉すれば宜しいのに、急いで、急いで、何になる。

中身、関係なくの、成功した、成功した。大きな成果があったと。

>参政党の神谷宗幣代表(47)が23日、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、日米間で合意した相互関税について辛口の見解を示した。

>関税交渉でトランプ大統領が22日(日本時間23日)、当初25%としていた日本への相互関税を15%に引き下げると発表。また日本車に課す25%の追加関税を半分の12・5%にし、既存の関税2・5%と合わせ計15%となる見通しとなった。

>今回の合意について石破茂首相は「日米両国の国益に一致する形での合意を目指してきた。今回、トランプ大統領との間で、そのような合意が実現することになった」と、成果を強調した。

>これについて意見を求められた神谷氏は「まあ、完全にアメリカに負けたなというふうに受け止めています」と、否定的に評した。

>「もともと25%は向こうが一方的に言ってきた数字で、下げられたのは良かったかもしれませんけど、じゃあ日本は何を得たんですか?そういう点では、トランプさんが言っていた“アメリカが非常にいい条件を取ったんだ”という方に分があるんだなと思います」。また「日本側としては、石破さんおっしゃったように、守るところは守ったということで自動車のところで頑張っていただいた」としつつ、「そもそも向こうが一方的に25と言ってきたので、それを15に下げたから日本が勝ったというか、交渉でうまくやったとは言えないんじゃないか」と首をかしげた。

>今回の合意には、米国への5500万ドル(約80兆円)の投資も含まれ、トランプ氏は自身のSNSに「利益の90%を米国が受け取る」と記した。

<記事修正>
「5500万ドル」→「5500億ドル」

>神谷氏は「今回の条件の中に80兆円の追加の投資も入ってましたから。この間も1兆ドル、150兆円という話もあって、どんどん向こうに投資しなければいけないという条件も付けられている」と指摘。「そこも含めて考えると、日本にはプラスになっていないな」と述べた。

<参考=「参政党・神谷代表 トランプ関税の合意条件バッサリ「完全にアメリカに負けたな」「日本は何を得た?」」(Yahoo!ニュース・スポニチ)>
(25/07/23)
<25/08/12>


【閻魔大王】 2025/07/26 (Sat) 20:39

副題=トランプ氏の対日自動車関税、米産業に「不利益」との声-反発強まる(Bloomberg)

基本的には、Japanの自動車なんか、米国に入れるなが、米自動車業界の本音。
さすれば、高くて、ガソリン喰うの自動車ばかりになるですが。それしかないなら、仕方がなくて。

まあ、言うたら、米自動車業界も、トランプ政権も、米国民の事なんか、考えておらず。

>→米国産業および米国の自動車労働者にとって不利益-AAPC会長
>→トランプ氏の「ディール重視」スタイルがはらむリスクが浮き彫りに

>トランプ米大統領が日本と締結した新たな貿易協定を巡り、米国の産業界や保護貿易主義者から、米国の通商関係のリバランスや国内製造業の復活というトランプ氏自身の目標を損なう恐れがあるとして懸念する声が出ている。

>トランプ氏と首席交渉官らは23日、日米貿易合意について、他国が関税率引き下げを獲得するためのモデルになり得るものだとして自賛した。日本が対米投資に向け5500億ドル(約81兆円)の基金を創設すると確約したことを評価した。

>しかし、トランプ氏が日本に対して自動車分野の関税引き下げを認めたことを受け、米国の対日貿易赤字の主因に対処していない上、米三大自動車メーカーが「不利益」を被るとの批判が噴出した。米国の対日貿易赤字は約80%が自動車および自動車部品によるものだ。

>また、今回の発表では、トランプ氏が半導体や医薬品といったセクター別の関税を交渉の対象とする用意があることが示された。これは、トランプ氏の関税戦略の最も強固な柱を揺るがしかねない。

>こうした反応は、トランプ氏の「ディール重視」の交渉スタイルがはらむリスクを浮き彫りにしている。これまで同氏の貿易戦略を支持し、海外企業への強硬策による恩恵を期待してきた産業界が、突然の方針転換によって置き去りにされかねないためだ。

>フォード・モーターやゼネラル・モーターズ(GM)、ステランティスを代表する米自動車政策評議会(AAPC)のマット・ブラント会長は「米国製品の使用割合が非常に高い北米生産車よりも、米国製品がほぼ使われていない日本車に対して低い関税を課すような合意は、米国産業および米国の自動車労働者にとって不利益なものだ」と述べた。

>今回の日米合意では、日本に対する関税率を15%に引き下げたほか、日本から輸入する自動車および自動車部品に課す関税率も同水準となった。これは、世界全体に課している25%の関税よりも低い。

>SNSへの投稿で「私は、市場開放に合意した国にしか関税を引き下げない。それ以外には、はるかに高い関税を課す!日本市場は(初めて)開かれた!米国企業は繁栄する!」と強調した。

>ラトニック米商務長官は23日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、今回の日米合意により、韓国や欧州に対しても新たな譲歩を迫る圧力が強まっており、譲歩しなければ自国の自動車メーカーが不利益を被るリスクがあると主張した。

>また、ホワイトハウスのレビット報道官は、トランプ氏のアプローチによって、米国製品の海外市場への参入障壁が取り払われていると述べた。

>それでもなお、自動車メーカーをはじめとする産業界の関係者らは、日米合意に強く反発している。日本製自動車に対する関税引き下げは、自動車だけでなく、金属、半導体、その他の製品に課されている関税の戦略的意義を損なうとの指摘が出ている。

>国内産業保護を訴える「繁栄する米国連合」のエグゼクティブディレクター、ジョン・トゥーミー氏は「既存の通商拡大法232条の関税率を下回る関税で無制限の輸入を認めることは、同法の安全保障上の趣旨を重大に損なう」とし、今回の措置はむしろ国外移転を促す可能性があると非難した。

>今回の日本車に関する措置は、トランプ氏が英国に対して鉄鋼・アルミ関税の一部緩和を行った際のように輸入量に上限を設けたものとは異なり、はるか広範囲に及ぶ。

>事情に詳しい複数の関係者によると、すでに他国からもセクター別の関税緩和を求める動きが出ており、今回の日米合意は、セクター別関税も交渉対象になり得るとのシグナルを送るものだという。関係者の2人は、今回の合意によって鉄鋼関税の緩和を求める自動車業界や石油業界からの圧力が増すとの見方を示した。

>また、5500億ドルの投資ファンドがいつ、どのように実現するかは依然として不透明だ。トランプ氏が政権1期目に中国と合意した関税引き下げと引き換えの投資確約と同様、実体の伴わないものになる可能性もある。

>ピーターソン国際経済研究所によれば、中国は2020年、米国産農産物などを2000億ドル分追加購入すると表明したが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響もあり、最終的にはその58%しか履行されなかったという。

>政府高官が匿名を条件に話したところによると、今後他国にもこの投資モデルを追随するよう圧力がかかるという。トランプ氏自身は、1月の大統領就任以降に発表された米国での新規投資計画を頻繁に称賛しており、こうした投資に関する合意は特に関心が高い分野だとみられている。

>トランプ氏と政府高官は、新たな関税による歳入増も強調しており、財務省によれば、今会計年度ですでに1130億ドルの関税収入があったという。

>日米合意で投資に重点が置かれたことは、国内産業の保護よりも歳入確保が優先された可能性を示していると、事情に詳しい関係者の1人は語った。

>外国からの直接投資によって、米国内の製造能力や人工知能(AI)分野の拡大が期待されるものの、それだけでは輸出競争力の強化には直結しないとの指摘もある。

>また、一部のアナリストは、日本が米国製品に対して市場を開放するとの約束が、実際に意味のあるものとなるのか懐疑的な見方を示している。

<参考=「トランプ氏の対日自動車関税、米産業に「不利益」との声-反発強まる」(Bloomberg)>
(25/07/24)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@NucBox3(Sailormoon33)】 2025/07/26 (Sat) 23:41

副題=赤澤氏、NHKサタデーウォッチ9に生出演、説明を聞く限り非常に良くやった

 閻魔大王様、こんばんは。


 赤澤氏が言うことを信じるなら(私は信憑性が高いと感じたが)、交渉を非常に良く頑張った・野党の指摘は的外れ、ということになります。

<参考=「サタデーウオッチ9 赤澤大臣が生出演関税交渉の舞台裏は?合意内容をどう見る?」(NHKプラス、7月26日)>


【閻魔大王】 2025/07/27 (Sun) 01:28

赤澤亮正大臣<64歳>は、経済担当大臣として、よくやられてると。
とは、思てるです。
但し、完全に、足下見られました。これは、赤澤大臣であるから、ではなく、当たり前に、日本国が、です。

<件名>には、「トランプ君は、強欲、卑怯<!>」と、銘打ってるです。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@NucBox3(Sailormoon33)】 2025/07/27 (Sun) 08:51

 閻魔大王様、おはようございます。


 サタデーウォッチ9を見た限り、赤澤氏でなければトランプとの痛烈なディベートに敗れてたと思います。

 即ち、赤澤氏でなければもっと足元を見られて、酷いことになっていたかと。
 赤澤氏の言によれば、トランプとのディベートに負けて事前の閣僚同士で纏まったのよりも悪条件を呑んだ国もあったとのこと。


【閻魔大王】 2025/07/27 (Sun) 09:14

フウンの、そ、ですか。

としか、言いよがありません。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2025/07/27 (Sun) 15:10

 閻魔大王様、こんにちは。


 兎に角、騙されたと思ってでも、リンク先をご覧ください。


【閻魔大王】 2025/07/27 (Sun) 18:29

ご指定の動画については、登録し、ログインせねば、全部の視聴出来ません。
当方的、登録なるは、必要最低限に止めてまして、登録致しません。

の、上で、赤澤大臣の件、方々の記事なりで、拝読してるです。
立場、立場で、見解、評価異なるです。日数経たねば、わからぬ事、多く。

合意文書一つ、赤澤大臣は、そんな事よりも、早期に、大統領令をと、してるですが。その大統領令も、トランプ君の考え一つで、覆されるのでは<?>
現に、下記の記事あるです。

<参考=NO.550 続17<米国発トランプ関税>続5・トランプ君は、世界一の意地悪<!>>
<寄稿閻魔大王 2025/07/24 (Thu) 20:44>
<副題=米ベッセント財務長官「トランプ大統領が不満なら関税率は25%に戻る」(TBS)>

<寄稿閻魔大王 2025/07/24 (Thu) 22:54>
<副題=関税合意、米が日本を四半期ごと精査方針 赤沢氏「議論の記憶ない」(毎日新聞)>


諸般、色んな見解あって、結構です。
結果判明については、相応の、時間要するです。
そもそもが、トランプ君の評価一つ、千差万別。閻魔大王的には、全くの買ってませんと、ダケの事です。

以上で、この件、磯津さんえの、応答終えるです。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2025/07/27 (Sun) 20:57

 閻魔大王様、こんばんは。


 「切り抜き」されたものでない元発言をお聞きいただきたかったのですが、致し方ないですね。
 お聞きいただければ、赤澤氏が批判されてる二次情報の各々について、赤澤氏の手腕を見直すと思うです。


【閻魔大王】 2025/07/27 (Sun) 23:43

赤澤大臣の、記者会見は、拝聴してるです。
その中身の一つが、合意文書よりも、大統領令の件です。

以上です。


【閻魔大王】 2025/07/27 (Sun) 23:44

副題=トランプ氏「他の国も日本のように金を出せば関税を引き下げる」(Yahoo!ニュース・中央日報)

この君、トランプ君に言わせたら、万事、自身の成果。
且つは、関税率を買い、下げる<?>
確かに、その手、取引材料にしてるです。

>米国のドナルド・トランプ大統領は24日(現地時間)、他の国々も日本のように米国に大規模な投資を行えば、米国が課した関税率を引き下げることが可能だという立場を明らかにした。

>トランプ氏はこの日、ワシントンD.C.にある連邦準備制度(FRB)本部の建設現場で、「他の国も金を出せば関税を下げることができるのか」という質問に対し、「そうだ。私は他の国も金を出して関税を下げること(buy it down)を認めるつもりだ」と答えた。

>トランプ氏のこの発言は、米日貿易合意において日本が約束した5500億ドル(約80兆円)規模の対米投資について記者たちに説明する過程で出た。

>トランプ氏は、日本が約束した投資について貸付のようなものではなく「サイニングボーナス(signing bonus、契約締結時の支度金」とし、日本が前払いで出したと主張した。

>トランプ氏は「日本は我々に5500億ドルを支払い、関税を若干引き下げた」と述べ、「そして日本は自国の経済(市場)をすべて開放することに同意した。それは簡単なことではなかった」と語った。

>続けて「経済開放は、日本が支払った5500億ドルよりも価値がある。だから経済開放と前払金を合わせて、我々は(関税率を)15%に引き下げた」とし「日本の関税率は約28%だったが、“関税の引き下げ”を購入したということだ」と説明した。

>トランプ氏は先に、日本の元々の関税率が28%だったと述べたが、7日に日本へ書簡で通知した関税率は25%だった。日本は米国との貿易合意を通じて、相互関税率と自動車関税率をそれぞれ15%に引き下げた。

>トランプ氏はさらに「欧州連合(EU)と(の交渉)もかなりうまく進んでいるし、他にもある」とし「いずれも非常に大きな取引であり、米国は莫大な金を稼ぐことになるだろう」と話した。

<参考=「トランプ氏「他の国も日本のように金を出せば関税を引き下げる」」(Yahoo!ニュース・中央日報)>
(25/07/25)
<25/08/02>


【閻魔大王】 2025/07/28 (Mon) 00:23

副題=高市早苗氏「合意文書が出ていませんので」トランプ関税交渉結果に「敬意」「懸念」Xに連続投稿(Yahoo!ニュース・日刊スポーツ)

後から、後から、出て来るの話が奇っ怪。
交渉の場には、出てないかと。それが、交渉<?>。

この調子では、合意文書が出ても、意味あるのか、疑問。
出れば、文書では、こなってると、申しても、果たしての、トランプ君、耳傾けるのか<?>

>自民党の高市早苗・前経済安全保障担当相は26日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、日米両国政府が合意に至った関税交渉について、連続投稿で私見をつづった。

>当初25%とされた「相互関税」が15%になるなどの内容だが、高市氏は「大手メディアの報道でも政府与党内でも『大成功』との空気感でした。それは、『25%だった自動車・自動車部品関税が15%とされたこと』『8月1日以降は25%と思われた相互関税なるものが15%とされたこと』によるものだったと思います。しかし、同日中(7月23日)に外務省から合意の内容を伺い、心配性の私は、今後の日本経済が直面するであろう困難や経済安全保障上の不安で頭が一杯になりました」と告白。交渉に当たった赤沢亮正経済再生担当相について「赤澤大臣のご奮闘には頭が下がりましたし、立派だったと思います」とし「関係省庁の官僚のご尽力には、深く敬意を表させて頂いています」としながらも、「その上で、幾つかの懸念点と日本政府が取るべき対策について思うところを、この後、順次、書かせて頂きます」として、自身の見解をつづった。

>高市氏の見解投稿は4つに及び、自動車の関税率や「相互関税」に伴う影響、日本企業による米国への投資に関して自身が感じる懸念を記した上で、4つ目の投稿では「『合意文書』が出ていませんので、何が本当に担保されるのか…ということが私達には分かりません」と指摘した。

>「日米合意直後のトランプ大統領やラトニック商務長官のSNS投稿を拝見すると、私が外務省から伺った内容よりも更に厳しいものになっています。米国の関税措置については、トランプ大統領による「大統領令」の発出により、必要な措置がとられるとのことです。しかし、関税率以外にも合意内容が及んでいますから、真に日本の国益に叶う内容なのか政府で十分に精査した上で、首脳間で合意文書を詰めて頂く必要があると感じます」と訴えた。

>その上で「いずれにしても、医薬品や半導体の分野別関税が課される可能性もありますし、鉄鋼・アルミ関税も下がっていませんから、今後も日米間で議論は続いていくのだろうと思います」ともつづった。

>ただ、最後には「色々と書きましたが、赤澤大臣をはじめ交渉に携わられた皆様の大変なご苦労には十分に思いを致し、敬意を表させて頂きます」と、赤沢氏をはじめ交渉担当者への敬意をあらためて記した。

<参考=「高市早苗氏「合意文書が出ていませんので」トランプ関税交渉結果に「敬意」「懸念」Xに連続投稿」(Yahoo!ニュース・日刊スポーツ)>
(25/07/26)
<25/08/12>


【閻魔大王】 2025/07/28 (Mon) 10:29

副題=米・EUが関税交渉で合意、車含め15% 6000億ドル対米投資(REUTERS)

日本国の場合、5500億ドルの対米投資。
EUが、6000億ドル。

単純、丼勘定的、比較<EU対日本><注=EU27箇国>
人口比=4対1
GDP=4対1

EUについては、下記記事のみ。
日本国の如くの、後から、追加の話がどれ程かは、不明。
又、合意文書の件も、不明。

<写真>
トランプ米大統領は27日、欧州連合(EU)との関税交渉で合意したと明らかにした。自動車を含めEUからの大半の輸入品に対する関税率は15%となるとした。英スコットランド・ターンベリーで27日撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)



>トランプ米大統領は27日、欧州連合(EU)との関税交渉で合意したと明らかにした。自動車を含めEUからの大半の輸入品に対する関税率は15%となるとした。

>トランプ氏とフォンデアライエン欧州委員長が英北部スコットランドのゴルフコースで会談し合意した。

>トランプ氏は会見で「これは史上最大の合意だと思う」と発言。「自動車をはじめとする全ての製品に対する関税は、一律15%とすることで合意している」と述べた。ただ、鉄鋼とアルミニウムは除外され、50%の関税が維持される。

>フォンデアライエン氏は「世界最大の経済大国2国・地域間で貿易協定が結ばれた。大きな取引だ。これは安定と予測可能性をもたらす」と語った。

>合意には、EUによる6000億ドルの対米投資、米国からの7500億ドル相当のエネルギー購入、防衛装備品の大規模な購入も含まれる。

>フォンデアライエン氏は15%の関税率について、自動車や半導体、医薬品を含む大半のEU製品に適用されると説明。また、航空機や航空機部品、一部の化学品やジェネリック医薬品など特定の戦略製品については互いにゼロ関税とすることで合意したと述べた。ワインと蒸留酒の関税率はまだ決定していないという。

>欧州の自動車メーカーにとって15%の関税率は良い条件だと思うかとの質問に対し、「15%は過小評価すべきではないが、獲得可能な最良の条件だ」と語った。

>3年間で7500億ドル相当の液化天然ガス(LNG)と核燃料を米国から購入する合意については「裏口から流入するロシア産LNGが依然として多すぎる」と述べた。

<参考=「米・EUが関税交渉で合意、車含め15% 6000億ドル対米投資」(REUTERS)>
(25/07/28)


【閻魔大王】 2025/07/28 (Mon) 23:54

副題=日米関税交渉 合意文書なしに「これはカツアゲ」「〝不平等条約〟ですよ」高橋洋一氏ら驚がく(Yahoo!ニュース・日刊スポーツ)

トランプ君のやり口からは、ど、見ても、「カツアゲ」「恫喝」の表現、正解<!>。

>お笑いタレントの東野幸治がMCを務めるABCテレビの生放送の情報番組「教えて! ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分、関西ローカル)が26日放送され、日米両政府が合意した関税交渉について専門家、政治家らの「見方」を尋ねた。

>元財務省官僚で経済学者の高橋洋一氏は、日本が米国へ約80兆円を投資し、利益の9割を米国が受け取るとされる合意内容に「80兆円投資して9割をアメリカが受け取るってことは70兆円のギフトですよ。これはないよ。ちょっとあり得ない」と切り捨てた。

>互いの合意内容を記した文書がないことに「これね、カツアゲをどれだけ食らうか分からないですよ」と警鐘を鳴らし、「政府間交渉で文書がないって、ないです!」と驚き、「普通は文書があって、解釈とを詰める。政府間交渉で文書を作らないなんて、ありえない」と目を見開いた。

>参院選で14議席に躍進した参政党の神谷宗幣代表は「昨日、総理と懇談会をさせてもらったが、野党でもだれも成功だとは思っていない。みんな失敗だと思っている」と断言した。

>参院選兵庫選挙区に無所属で立候補し、初当選した泉房穂氏は「私も弁護士ですが、文書がないなんて考えられない。口だけでしょ。80兆を持っていかれて、まだなんぼ言われるか分からない。口だけだから、関税だって(15%が)25%にされるかわからない」と警戒した。

>自民党大阪府連会長を辞任する意向を示している青山繁晴参院議員は「これはトランプさんの脅しの手のひらに乗った結果ですよ」とあきれかえった。

>元内閣官房参与で京大大学院教授の藤井聡氏は「こんなもん、“不平等条約”ですよ」と憤慨した。

<参考=「日米関税交渉 合意文書なしに「これはカツアゲ」「〝不平等条約〟ですよ」高橋洋一氏ら驚がく」(Yahoo!ニュース・日刊スポーツ)>
(25/07/26)
<25/08/12>


【閻魔大王】 2025/07/29 (Tue) 00:19

副題=日米関税交渉が決着、一体、何を約束したのか【播摩卓士の経済コラム】(TBS)

何を約束とか、言うても、明確には、なってませんです。
諸般の関係者が、都合良く、申す故。

>難航していた日米関税交渉が、急転直下、決着しました。25%になる予定だった相互関税が15%に引き下げられると共に、焦点の自動車関税も、上乗せ分を現在の25%から12.5%に半減、元来の2.5%と合わせて関税率を15%に引き下げることで合意しました。日本が貿易黒字国にもかかわらず大幅な引き下げにこぎ着けたことは大きな成果です。強気だったトランプ大統領には、投資拡大とコメ輸入が効いたようです。

>ホワイトハウスに呼ばれた赤沢大臣

<映像>
今回のポイント



>8回目となった今回の閣僚交渉も「アポなし」で出かけた赤沢大臣、ラトニック商務長官との会談後、急遽、ホワイトハウスに呼ばれました。公開された写真からわかるように、大統領執務室でアメリカ側の閣僚が見守る中、文字通りのトップ交渉でディール成立となりました。最終決断はトランプ大統領にしかできないことを物語るシーンでした。

>台数規制なしの自動車関税引き下げ
>今回の合意の最大のポイントは、当初、アメリカ側が応じる気がなかった自動車関税の引き下げ、しかも大幅な引き下げを実現したことです。基幹産業として日本経済に大きな影響を及ぼすものだけに、自動車部品も含めて15%にまで引き下げられたことは、高く評価できるものです。

>しかも、交渉途中で取りざたされた輸出台数規制など管理貿易的な手法をとることなく、一律引き下げで決着できたことは、過去、日本が行った輸出自主規制などへの反省をも踏まえたもので、世界に対して恥ずかしくない交渉だったと言えるでしょう。

>関税率15%は、元々の2.5%と比べれば決して小さくはない数字ですが、それでも27.5%とは大違いですし、「トランプ旋風」の中では、ベストではなくともベターな選択です。

>業界関係者の間では、当初から10%程度なら何とか吸収できるという見方が支配的でしたし、為替が1ドル120円程度だった数年前と比べ、現在は20%以上も円安が進んでいることを考えれば、日本の自動車産業にとっては、対応可能な範囲に収まったと言えるでしょう。


>足しあげた数字と新しい数字
>その一方、合意内容には、今後、火種になりそうなものも含まれています。赤沢大臣によれば、今回は法的拘束力のある合意文書は作らないというのですから、なおさらです。アメリカ側からは、すでに様々な数字が発信されています。

>この種の大きなパッケージ合意には、すでに発表されているものを積み上げた数字と、新しい数字が混在するのが普通です。例えば、今回の「ボーイング航空機100機購入」といった数字は、日本の航空会社がすでに明らかにしている発注計画を足し合わせれば概ね達成するものです。

>「防衛装備品の購入増加」も、日本がすでに開始している防衛費GDP2%への増額が実現すれば、必然的に実現するものと、政府は説明しています。


>大風呂敷の5500億ドル投資計画
>注目すべきは新しく出てきた数字です。まず挙げられるのが、5500億ドル、日本円で80兆円にも及ぶ日本からアメリカへの投資計画です。対米投資の拡大はアメリカで産業を育成し、雇用を生むものとして、今回の交渉では日本側が最もアピールした点ですし、トランプ大統領にとっても重く見た点でした。ベッセント財務長官は、これを「革新的な資金調達のスキーム」と評しています。

>ホワイトハウス高官が投稿した執務室での写真を見ると、トランプ大統領のデスクの上には説明用に用意された「日本の対米投資」と書かれたボードが置かれています。ここには4000億ドルの文字がありますが、それがマジックで5000億ドルと上書きされています。ホワイトハウスのレビット報道官は記者会見で「トランプ大統領が交渉で1500億ドル上積みするよう求めた」と明らかにしています。

>日本側はこの数字について、日本の政府系金融機関がアメリカの半導体や医薬品など経済安全保障上重要なセクターへの出資、融資、融資保証をする「枠」だと説明しています。5500億ドルや上乗せ分の1500億ドルという数字に積算根拠はなさそうですし、そもそも投資主体は、基本、民間企業です。アメリカ側が、日本政府の「枠」という理解ではなく、必ず実現する政府の約束と受け止めているのであれば、今後、揉めるかもしれません。


>大統領の裁量と利益配分を主張
>さらにボードの下の方には、「50% プロフィット シェア」という文字がはっきり見えます。この意味、直ちにはわかりませんが、合意後、トランプ大統領が「投資の利益の90%はアメリカが受け取る」と投稿していること考えると、大統領には「投資利益の50%はアメリカ側に」と説明されたものが、どこかで90%に変わったと考えるのが自然です。少なくとも、現段階でなぜ日本からの投資の利益の配分率が示せるのか、私にはわかりませんし、日本が投資したものの半分や90%の利益をアメリカに持っていかれなければならないのか、不思議でなりません。

>また投資の内容についても、レビット報道官は「トランプ大統領の裁量に基づき、重要な産業に配分される」とアメリカ側の裁量を強調しており、こちらもどういう仕組みなのか疑問だらけです。大統領への説明用ボードを作ったのは、一体、誰なのかを含め、投資計画について日本国民に説明されるべきことは、多いと思います。


>米国産コメ輸入75%拡大
>コメ輸入拡大についても、新たな数字が出てきました。アメリカ側は、日本が米国産コメ輸入を直ちに75%増やすと発表しました。農水省は、無税での輸入が義務付けられている年間77万トンのミニマムアクセスの範囲内で、アメリカからの輸入量が増えるだけで、輸入拡大ではないと説明しています。

>昨年度、米国産コメは、ミニマムアクセスの45%にあたる35万トンが輸入されました。75%増やすのであれば、さらに26万トン、合計61万トンがアメリカから輸入されることになります。米国産は中粒種で主食用にも十分使えるコメです。

>現在、ミニマムアクセス77万トンのうち主食用として市場に出しているのは10万トンに過ぎず、現時点で小泉農水大臣は「主食用10万トンを変えない」と強調しています。額面通り受け取れば、アメリカからの輸入増加分はすべて加工用や飼料用に回るということになりますが、主食用に供せるコメを備蓄米に積み増しや、コメ高騰対策に使えないのかという議論は、今後、あり得るでしょう。

>また、アメリカからの輸入が増えれば、現在ミニマムアクセスの35%を占めるタイや、9%のオーストラリアからの輸入量をその分だけ減らさなければなりません。こうした国々の理解をどう得るのかも、課題です。


>高関税は常態化へ
>主要貿易国の中でいち早く合意に達し、経済の先行き不透明感を少なくしたことは大きな一歩で、日本側には「やっと終わった」とひとまず安堵感が広がっています。しかし、ベッセント財務長官は「四半期ごとに状況を評価し、大統領が不満であれば、関税は25%に逆戻りする」と述べています。「関税は最も美しい言葉」と言うトランプ政権が続く限り、関税はいつでも、再び武器になると考えた方がよさそうです。

>そして何より、アメリカ市場に入るためには、最低でも10%以上の関税という名の「入場料」を支払わなければならないという新しい世界が始まったのです。貿易立国である日本の対応が迫られるのは、むしろ、これからなのです。

>播摩 卓士(BS-TBS「Bizスクエア」メインキャスター)

<参考=「日米関税交渉が決着、一体、何を約束したのか【播摩卓士の経済コラム】」(TBS)>
(25/07/26)


<参考=NO.553 続19<米国発トランプ関税>トランプ君の記憶力劣悪、朝令暮改
(25/07/29)


NO.552 続<2025年・参議院選挙>議席確定で、さての、次期政権は<?><起稿 閻魔大王>(25/07/27)


【閻魔大王】 2025/07/27 (Sun) 00:09

<参考=NO.549 <2025年・参議院選挙>議席確定で、さての、次期政権は<?>
(25/07/21)

副題=「国民民主は高市氏であれば“組める”可能性も」「首班指名選挙があっても野党がまとまるのは難しい」…記者が分析する野党の現状(Yahoo!ニュース・ABEMATIMES)

とか、言うても、まずは、石破君が、辞任しての話。

>衆議院に続いて参議院でも少数与党となったことで自民党内からも石破総理の責任を問う声も挙がる中、野党はどのような状況にあるのか? テレビ朝日政治部官邸キャップの千々岩森生氏に聞いた。

>千々岩氏は「野党は複雑な状況にある」として以下のように説明した。

>「立憲民主党の野田代表は自公政権と対決していく立場だ。ところが、国民民主党の玉木代表は『石破政権とはもうやれない、信用できない』というスタンス。つまり、自民党のトップが変われば連立になるのか政策ごとになるのかは別として自民党と一緒にやれる。これは『基本政策が異なる党とは一緒にできない』ということであり、裏を返せば原発政策や安全保障などで考えが異なる共産党やれいわ新選組とは組めないという趣旨になる。これらの事情から野党がまとまるのは非常に難しく、今後首班指名選挙があっても去年の10月と同じような結果になる可能性もある」

>では、国民民主党は誰が総理であれば自民党と組めるのか?

>千々岩氏は「玉木代表が自分で明言しているわけではないが、国民民主党の中で挙がる名前として高市早苗氏などは取材で聞いたことがある。それ以外も記者が名前を挙げれば出てくるかもしれない。また、日本維新の会も、もしかすると、総理大臣が誰かによっては連立という形かどうかは別として自公と何らかの協力をする可能性がある政党だと見ている」と述べた。
(ABEMA/ニュース企画)

<参考=「「国民民主は高市氏であれば“組める”可能性も」「首班指名選挙があっても野党がまとまるのは難しい」…記者が分析する野党の現状」(Yahoo!ニュース・ABEMATIMES)>
(25/07/23)
<25/08/12>


【閻魔大王】 2025/07/27 (Sun) 20:14

副題=石破総理は「早期辞任不可避」政治ジャーナリスト青山氏「幹事長が辞めさせない」続投”裏の理由”も解説(FNN)

>20日に実施された選挙の結果、参議院でも「与党過半数割れ」の状況になり、自民党内からは石破総理に辞任を求める“石破おろし”が加速しています。

>関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した、政治ジャーナリスト・青山和弘さんが独自取材で得た情報によると、石破総理は「早期辞任不可避な情勢」ということです。

>■石破首相 首相経験者らと面会へ “続投表明”説明へ

>【青山和弘さん】「すでに自民党内では、(石破総理の辞任を求める)署名活動が始まっています。もう”党分裂か”というぐらいの話です。あと地方組織からも反対の声が上がっている、こういう状況の中で自ら身を引くしかない状況になってきてる。

>石破さんにもきのう(=22日)取材したんですが、その状況に対して、色々不満はあるようですけれども、分かってるんです、自分も。ただ最後、今回の関税交渉もあるし、私は決断したとは、まだ言いませんけれども、『不可避な情勢』になってるとことは、もう石破さん本人も意識しているということで良いと思います。あとはいつ発表するか」

>石破総理は23日午後2時ごろから自民党の菅元総理、岸田前総理、麻生元総理ら3人の総理経験者と会談しました。派閥がなくなったいまも、この3人は強い影響力を持つのでしょうか?

>【青山和弘さん】「逆に派閥がないから、ここの人たちに頼るしかないんですよ。実際、石破さんが今回、総理大臣になれたのも、岸田さんが最後決戦投票で支援したからです。総理大臣経験者としてご存命の3人が最後、自民党の再生をかけた責任を負うという姿勢の表れでもあると思います」

>■続投の“表の理由” アメリカとの関税交渉

>現在吹き荒れている“石破おろし”。石破総理はどうして続投を表明しているのでしょうか。

>青山さんによると石破総理が続投する理由には、“表の理由”と“裏の理由”があるということです。まず“表の理由”について。

>【青山和弘さん】「“表の理由”は、『アメリカの関税措置、物価高、自然災害、安全保障などの国難とも言える厳しい状況で、最も大切なことは、国政に停滞を招かないこと』。自然災害には地震などもあるので、『すぐ地震が起こるかも』そんなこと言ったら、日本じゃ誰も総理大臣代われなくなっちゃうんですが、こうしたことを理由にして、国政に携帯を招かないことを理由にしています」

>【青木源太キャスター】「アメリカの関税交渉については、きょう合意ということで、一気に動きましたよね」

>【関西テレビ 江口茂解説デスク】「けさ=23日朝、電撃合意のニュースが飛び込んできました。当初は8月1日から、日本の輸入品に関税25%に引き上げるぞという話だったんですけれども、それが15%に引き下げられるという話になりました。ただし、日本からは80兆円の投資、米や農産物の輸入を開放するというような話が、これはトランプ大統領のSNSで言われている話です。焦点の自動車の関税については、4月から25%になってましたけれども、これが15%に引き下げられるという話になりました。『一安心かな』という観測も流れましたが、まだ全体像が分かっていませんし、自動車に関しては、元々2.5%だったものが、急に25%に引き上げられ、それが半分ぐらい押し戻したという形なので、日本経済の影響はまだ残ります」

>【青木源太キャスター】「考え方として、例えば『関税交渉まとまったから、一区切りついたよね。辞めましょう』という話と、『関税交渉まとめました。ほら、どうだ、うまくいったでしょ。もっとやらせてくれ』と、2つある気がするんですけれども」

>【青山和弘さん】「もちろん一定の前進を見たというか、最悪の事態は逃れたという形に見えますけど、まだ実態が分からないのがひとつ。それとこれが妥結しようが、しまいが、参議院選挙の結果は変わらないんです。これが民意だから、『これが妥結したから、やめなくていいでしょ』というのは、私は無理があると思います」

>■“裏の理由”の森山幹事長が黒幕? 派閥もガバナンスもない自民党

>つづいて“裏の理由”について解説です。

>【青山和弘さん】「キーパーソンが1人いまして、森山幹事長という方です。石破さんは、とにかく幹事長になれる人が自分の側近にいないので、森山さんという党内実力者に頼った。この人は、『もう石破さんと一緒に政権を維持しよう』ということで、今回結託したんですね。自民党内を取材すると、大体9割ぐらいの議員は、『もう石破さんやめるべきだ』と言っていて、ほとんど全員と言っていい。ただ、執行部の森山さんを中心とした一部と、石破さんの側近だけが続けていいんじゃないかぐらいの状況です。

>総裁と幹事長が結託すると、自民党というのはそれで運営できちゃうんですよ。要は簡単にやめさせることができない。だから署名活動とかでなんとかしようとしてるんだけど、難しい。先ほど言ったように、鈴をつけるような、派閥がまとまって、『もうやめてくれ』と言うような人もいない。

>例えば橋本龍太郎さんがかつて総理大臣で参議院選挙で辞めたんだけど、その時には親分の竹下登さんがまだご存命で、元老みたいな立場でいて、『もうみっともないことはするな』というような、やっぱり規律があったんです。今はもう派閥もないし、ガバナンスのない自民党になっているという証拠。それでこの2人が結託すると、なかなか辞めさせづらいという状況はあるんです」

>(Q.野党との連立はしんどいのでは?)
>【青山和弘さん】「そうなんですよ。つまり、石破さんの存在そのものが、実は国政の停滞の原因になる可能性もあるというのは、非常に考えなきゃいけないところ」

>■総理経験者3人も”石破総理は辞めるべき”?

>【青木源太キャスター】「総理大臣経験者3人との面会というニュースがありましたけれども、もともと麻生氏は割と石破総理に厳しめという話が伝えもれていたじゃないですか?」

>【青山和弘さん】「麻生さんは自分が総理大臣の時に、都議選で負けたんですね。負けた時に石破当時農水大臣、麻生内閣の閣僚だった石破さんが、『早く辞めなさい』と言いに行ったんです。そのことを未だに恨んでると言うと強いけど、覚えてるんですよ、根に持ってる。今回、逆の立場になっちゃったんですね」

>【青木源太キャスター】「岸田元総理、菅元総理の立場とすれば、『もう石破総理、身を引きましょうよ』という立場なんですか?」

>【青山和弘さん】「もともと岸田さんは、石破さんが総理大臣になる時に決選投票で、岸田さんの一派が乗ったからなれたんですね。そうじゃなきゃ高市さんになってたんですよ。なのでこの人には、製造責任があるはずなんですけども、この事態を受けてこれを続けても、本当に臨時国会乗り切れるわけがない状況になっていので、菅さんも石破さんと協力関係に一定あったんだけども、この2人も『もう辞めるべきだ』ということでは大体一致してるんですね」

>【青木源太キャスター】「一部報道では、(23日)昼前ぐらいに、“石破総理が退陣の意向を固めた”というような報道も、一部出たじゃないですか。だとすると進退について決断するタイミングというのは?」

>【青山和弘さん】「いつがタイミングなのかというのが難しいですね。きょう言ってもいいと思う。署名活動とか、各都道府県連の『反対だ』という声があがってくるのは、抑えなきゃいけないんだったら、『もう辞める』と早く言った方がいい。ただ、石破さんは、実はこの後トランプさんと関税交渉で合意のための首脳会談をやりたいと模索してるんです」

>石破総理は元総理3人との会談後、「出処進退について話していない」と述べましたが、自民党が苦境に立つ中で、続投は本当に可能なのでしょうか。

>(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2025年7月23日放送)

<参考=「石破総理は「早期辞任不可避」政治ジャーナリスト青山氏「幹事長が辞めさせない」続投”裏の理由”も解説」(FNN)>
(25/07/23)
<25/08/02>


【閻魔大王】 2025/07/28 (Mon) 00:58

副題=【速報】“石破おろし”署名が自民党議員の3分の1に到達…「両院議員総会」開催可能に(FNN)

>自民党内の署名集めが所属議員の3分の1に達したことがわかりました。

>石破総理大臣の参院選敗北の責任を問うための両院議員総会の開催を求め、自民党内で行われていた署名集めですが、つい先ほど、とりまとめ役の笹川農林水産副大臣が必要な3分の1の署名が集まったことを明らかにしました。

>週明け28日に開かれる両院議員懇談会で執行部の説明を聞いた上で提出するとしています。

<参考=「【速報】“石破おろし”署名が自民党議員の3分の1に到達…「両院議員総会」開催可能に」(FNN)>
(25/07/25)


【閻魔大王】 2025/07/29 (Tue) 07:58

副題=田崎史郎氏 「石破辞めるなデモ」参加者に推測「自民党支持じゃないんじゃ」「むしろ別の目的が」(スポニチ)

<写真>
首相官邸前で開かれた、石破首相を激励する集会に参加した人たちPhoto by 共同



>政治ジャーナリスト田崎史郎氏が、27日放送のBS朝日「朝まで生テレビ」(日曜後8・00)に出演し、自民党総裁の石破茂首相の去就について自身の見解を示した。

>参院選では公明との与党で47議席獲得に終わり、過半数維持のための勝敗ラインとしていた50議席を割り込む惨敗。衆参両院で少数与党となった。こうした事態にも、石破氏は続投を表明しており、党内外からはさまざまな声が上がっている。

>続投を表明した石破氏の心中について、田崎氏は「石破さんの中では使命感だと思う。自分以外にやる人がいない。自分がやらなければいけないと」と分析した。一方で、「でも党内から見ると、ずうずうしいんじゃないかと。言ったことを守らないで、まだ居座り続けるのか。政権の座に恋々としているんじゃないかと。厳しい声の方が強いんですよ」と、党内の雰囲気を明かした。

>一方で25日夜、首相官邸前では「石破辞めるな」と訴える1000人規模のデモが起きた。司会のジャーナリスト田原総一朗氏からは、「辞めるなってデモよ?何でこんなデモをやるのか?」と問われた。

>田崎氏は「そこでやられている方は、自民党を支持されている方じゃないんじゃないかと思います」と推測。「むしろ普段は野党を支持されている方が、一つには高市さんにはしたくないとか、自民党の派閥政治そのものを批判したいとか。石破さんそのものを守りたいというよりも、別の目的があってやられているんじゃないかなと思います」と続けた。

>市早苗経済安保担当相は“ポスト石破”では上位に挙がる人物。田原氏から「何で高市さんにしたくないんだろう」と質問された田崎氏は、「高市さんは、自民党の中でも右代表の人ですから。右派の人ですから。その人よりも石破さんがやられる方がいいんじゃないかと考えられる人はいると思います」と説明した。

<参考=「田崎史郎氏 「石破辞めるなデモ」参加者に推測「自民党支持じゃないんじゃ」「むしろ別の目的が」」(スポニチ)>
(25/07/27)


<参考=NO.554 続2<2025年・参議院選挙>居座る石破茂君/次期政権は<?>
(25/08/02)