閻魔大王<NO.91>

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閻魔大王NO.92
266 <閻魔大王の言いたい放題>米軍のアフガニスタン撤退で、どなるのか<?> 閻魔大王 21/08/17
閻魔大王NO.90

NO.266 <閻魔大王の言いたい放題>米軍のアフガニスタン撤退で、どなるのか<?><起稿 閻魔大王>(21/08/17)


【閻魔大王】 2021/08/17 (Tue) 19:33

<参考=NO.1448 <今更ですが>米軍がアフガニスタンから撤退でタリバン政権樹立?
(21/08/12)


副題=まずは、バイデン大統領の弁

ガニ大統領、国外逃亡で、あっさりと、政権放棄で、タリバン政権に成るです。

この様子からは、ガニ<アシュラフ・ガニー、72歳>君、自国を守るの意志伺えませんでしたです。
むしろ、我が身の安全のみ。

結果的、米国は、タリバン掃討作戦結構なれどの、この20年何してた<?>に相成るです。
政府軍を教育して、一人前の兵士に育てたつもりが、全くの、役立たず。

一説では、タリバン兵7.5万人から、10万人。
政府軍30万人。

3倍の兵力と、最新式兵器で、応戦せずでは、どかしてるですが。
イヤ、戦争なり、殺し合いを、推奨するでは、ありませんですが。
この、30万人が怪しくて。
幽霊兵士多く。とは、水増し兵士。とは、給料のみ、取るの兵士。それも、上官が。
失礼乍らの、米国は、水増し兵士の分まで、支援<?>



まあねえ、
この大統領では、保たんです。
よて、米国は、この20年、何してたに成るです。

イヤイヤ、
アフガニスタンでは、上のが、下の兵士に給料支払わずに、懐に。
とか、元々が、政権内でも、その下でも、腐敗進んでまして。

そんな事、米国政権も、重々の認識してた。
とは、思うですが。

<写真>
16日、ホワイトハウスでアフガニスタン情勢に関して演説するバイデン米大統領 (AP)



>バイデン米大統領は16日、ホワイトハウスでアフガニスタン情勢に関して国民向けに演説した。バイデン氏は「アフガンにおける米国の戦争を終結させる決断を後悔していない」と述べ、アフガン駐留米軍を撤収させる判断は間違っていないと改めて主張した。

>バイデン氏は「米国益に沿わない紛争にとどまるという過去の過ちは繰り返さない」と強調。アフガン駐留の継続は「米国民が望んでいない」とも語った。

>また、イスラム原理主義勢力タリバンが一気に実権を掌握したのは「アフガン政府首脳らが国外に逃れ、国軍部隊が戦うことを拒否しているためだ」とし、「アフガン国軍が戦う気のない戦争で米兵が戦死することがあってはならない」と訴えた。

>バイデン氏はさらに「中国とロシアは、米国がアフガニスタンに膨大な資源を投入し、忙殺されるのを望んでいる」と語り、アフガン駐留を続ければ中露を利することになると主張した。

>「私の決断が批判されることは分かっているが、次の大統領に先送りはできない」とも語った。

>バイデン氏は一方で、タリバンの攻勢とガニ政権の崩壊について「想定していたよりも早かった」との認識も示した。

>同時に、通訳や翻訳者として米軍に協力したアフガン人およびその家族らの国外退避に向けた支援の継続は続けると表明した。タリバンが米軍や米国民を攻撃した場合は「迅速に対処する」と警告した。

>これに対し、下院軍事委員会のロジャース筆頭理事(共和党)は15日の声明で、バイデン氏の演説について「アフガンでの実態を反映していない。現在の安全および人道上の危機は、バイデン氏による申し開きのできない決断と、事前準備の失敗が引き起こしたものだ」と非難した。

<参考=「バイデン氏、アフガン撤収の「決断を後悔せず」」(産経新聞)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/08/17 (Tue) 22:04

副題=国外逃亡のガニ大統領、大金積み込みどこへ? 行き先には諸説(毎日新聞、8月17日)

 こんばんは。


 「藪の中」なれど、言えるのはガニ氏は大統領の器ではなかったようで。


> イスラム主義組織タリバンに制圧されたアフガニスタンのガニ大統領(72)の行方を巡り、臆測が飛び交っている。ガニ氏は15日、フェイスブックに投稿した声明で国外へ脱出したと述べたが、居場所は明らかにしておらず、その後も動静は伝えられていない。ロシア通信などは16日、ガニ氏が4台の車に現金を大量に積み込んで空港に逃れたと報道。ヘリコプターに積み替えたがすべては入りきらず、一部は滑走路に残したまま飛び立ったという。

> カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは、ガニ夫妻がウズベキスタンに逃れたと報じた。一方、ロイター通信はアフガン内務省高官の話として、タジキスタンに向かったと報道。インドのメディアは、タジキスタンに受け入れを拒否されたため中東オマーンに滞在しており、今後は米国に向かう見通しだと伝えた。米紙ニューヨーク・タイムズによると、サウジアラビアが亡命受け入れを決めたとの情報もあるという。【金子淳】

<参考=「国外逃亡のガニ大統領、大金積み込みどこへ? 行き先には諸説」(毎日新聞、8月17日)>


【閻魔大王】 2021/08/17 (Tue) 22:22

<参考>

ガニ大統領国外逃亡の話

<参考=「NO.1448 <今更ですが>米軍がアフガニスタンから撤退でタリバン政権樹立?」寄稿通りすがりでもないMr.X 2021/08/17 (Tue) 00:07


【閻魔大王】 2021/08/17 (Tue) 22:50

副題=タリバンの報道官=米国に対する攻撃はない、国民の財産や命に危害が及ばないことを保証、女性の権利を守り、教育の機会を与える

これが、信用出来るなら、ですが。

まずは、
攻撃は、戦争だけでは無いです。テロ<!>
現に、カブールえの侵攻で、米国えの協力者を殺害等々してるです。
子ども達を誘拐し、戦士にしたり、強制結婚させてるです。

そもそもが、タリバンの実体は、何<?>
ここまで、武力、麻薬と、恐怖の弾圧で、政権奪取。
さて、問題は、ここから先、寄せ集めの、民兵達が、統制を保てるのか<?>

<写真>
米MSNBCのインタビューに応じるタリバンのスハイル・シャヒーン報道官(右、16日)



>アフガニスタンの首都カブールを制圧したイスラム主義組織タリバンのスハイル・シャヒーン報道官は、16日までに欧米メディアに相次ぎ出演し、「米国に対する攻撃はない」と話した。同氏は米CNNテレビやMSNBC、英BBCなどの取材に答えた。

>シャヒーン報道官はMSNBCのインタビューで、「米軍や米国人がカブールから退避する際、攻撃されないことは保証されているのか」と問われると、「はい。米国に対する攻撃はない」と話した。さらに米国に協力した市民を罰したり、逮捕を強要したりすることはないと指摘した。

>CNNで市民に対するコメントを求められると、「アフガニスタンの人々の財産や命に危害が及ばないことを保証している。恐れることはない」と述べた。カブールでは、多くの市民が国外脱出を求めて空港に押し寄せ、死者を出す混乱が起きている。

>また女性の権利を守り、教育の機会を与えると指摘した。タリバンはイスラム教の厳格な解釈で女性の教育や就労を禁じてきた。

<参考=「タリバン報道官「米への攻撃ない」 欧米メディアに出演」(日本経済新聞)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/08/18 (Wed) 00:07

副題=タリバン「20年前の経験に学んだ」確信していたアフガン全土掌握(毎日新聞有料記事、8月17日)

 こんばんは。


 此の20年を振り返る記事です。
 9・11テロの記憶も薄れつつある今、復習です。
 そして20年でタリバンが「表向きは」どう変わったのか。


> イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンで再び権力を掌握した。2001年の米同時多発テロ後、米英による攻撃で政権を追われたタリバン。その後、米国主導でアフガンへ民主化支援が続けられたが、ガニ政権はあっけなく崩壊した。タリバンと米国、それぞれの「20年」とは。


> アルカイダに依存した過去

> 「最初の課題は行政能力を高めること。市民の支持を得て、国際社会からも承認されたい」。アフガニスタンの首都カブールがイスラム主義組織タリバンに制圧される1週間前の8月初旬。こちらの質問をメモする手を止め、タリバン幹部が熱く語り始めた。「20年前の経験から、我々だけではうまくいかないことは分かっている。ガニ政権や政府軍で働いていたとしても、必要な人材には協力してもらいたい」。近く政権を掌握することを確信しているかのようだった。

> タリバンは1994年に神学生を中心に発足した組織だ。当時アフガンは、89年のソ連軍撤退後に起きた軍閥による内戦で荒廃。「世直し」を掲げたタリバンを多くの市民も歓迎し、96年に政権を樹立して「イスラム首長国」を名乗った。

> 米国のクリントン政権(当時)も治安が安定するとの観点から当初はタリバンを支持した。だが、極端なイスラム教の解釈に基づき、女性の就学や就労を制限していることなどが明るみに出ると、一転してタリバンへの批判が強まった。

> タリバンは国際的に孤立し困窮する中、資金が豊富で多数の戦闘員を抱える国際テロ組織アルカイダに依存した経緯がある。

> 複数のタリバン幹部は「我々は過去から学び、変わった。人権も擁護し言論の自由も保障する」と口をそろえる。確かに、過去とは違いメディア戦略を重視し、人権や表現の自由についても寛容な姿勢をアピールしている。取材に親切に応じてくれるメンバーも多い。

> だが、タリバンが保守的な宗教的価値観に基づく集団である本質に変わりはない。「女性の権利擁護」についても、彼らの許容範囲内で一定の柔軟性は示せても、国際社会が求める水準と隔たりがある可能性も高い。手足などの切断や石打ちの刑など、欧米が批判するような刑罰を科すことも考えられる。

> 指導部は否定するが、現にタリバン支配地域では戦闘員が少女に結婚を強要したり、タリバンに批判的な人物を処刑したりしたなどとも報じられている。

> タリバンの権力掌握で上がるもう一つの懸念が、アフガンが再び「テロの温床」となりかねないことだ。タリバンは他国でテロを実行する集団ではなく、あくまでアフガンの統治を目指す集団だ。他国の脅威にはならないと約束もしている。

> だが、アルカイダとの関係はさまざまな形で今も続いているとみられる。例えば、アルカイダのメンバーとしてアフガンに来たアラブ系の人物が、現地の女性と結婚し定住したケースがある。また、パキスタンなどからアルカイダのメンバーがタリバンに合流しているとの情報もある。

> アフガンでは過激派組織「イスラム国」(IS)など20以上の武装組織が活動しているとされる。タリバン自身が他国を攻撃しなくても、統治が適切になされなければ、他のテロ組織が活動を活発化させる可能性がある。国境管理がずさんになれば、過激派が容易に出入りする懸念もある。

> 「タリバンを排除し、アフガンの自立と民主化を支援する」。そんな米国主導の取り組みは頓挫。復権したタリバンはどんな統治に乗り出すのか。【松井聡】


> 米国の脅威認識に変化、対テロよりも…

> バイデン米大統領は16日の演説でこう強調した。アフガニスタンから米国人や現地協力者の退避作業が終われば「米軍の撤収を完了し、流血の20年を経て米史上最長の戦争を終わらせる」。米国にとっては戦争の目的が揺らぎ続けた「20年」だった。

> 2001年9月11日、冷戦終結後、唯一の超大国となった米国を襲ったのは、民間旅客機を使った米同時多発テロだった。当時のブッシュ大統領(子)は「すべての国家は我々側に付くか、テロリスト側に付くかを決断しなければならない」(同月20日の議会演説)と語り、米国の「テロとの戦い」が世界を巻き込んだ形で始まると宣言した。

> 国際テロ組織アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディン容疑者を首謀者と断定し同10月7日、アルカイダを支援していたイスラム主義組織タリバンが支配するアフガニスタンへの攻撃を開始した。

> 米軍は当初、圧倒的な軍事力を見せつけたが、タリバンなどの反政府勢力はゲリラ戦や自爆テロなど「非対称」な戦いで米軍を悩ませ続けた。

> ブッシュ政権は03年3月、大量破壊兵器保有の疑惑からイラクを攻撃し、アフガン、イラクの二つの対テロ戦争を同時に戦うことになり、戦況は泥沼化する。

> 事実上の「報復戦争」として始まったアフガン戦争は、オバマ政権時の11年5月、パキスタンに潜伏していたビンラディン容疑者を殺害し一つの目的を達成した。だが、アフガン戦争は「再びテロの温床とならないようにアフガンを安定させる」という別の目的のためにさらに長期化した。

> 戦争が長引くことに否定的だったのが当時、副大統領を務めていたバイデン氏だった。オバマ大統領はアフガンで戦況が悪化した09年に米軍を増派したが、バイデン氏はこの決定の際に反対していた。

> 16日の演説では「アフガン戦争の目的は国家建設ではなかった。民主主義体制の構築でもなかったはずだ」と強調した。念頭にあったのは、自由や民主主義を世界に広めるべきで、そのためには武力行使もいとわないというネオコン(新保守主義)の主張だ。

> ブッシュ政権に大きな影響力を持ったネオコンは、アフガンやイラクへの武力攻撃後、現地で民主化を求める声が自然に高まると考えていた。しかし、長引く戦争で民間人の死傷者も増え、実際に高まったのは反米感情だった。

> 20年間で米国の脅威認識も大きく変わった。米軍のミリー統合参謀本部議長は15日、上院議員らにアフガンが再びテロの温床となるリスクが高まったとの認識を示したが、対テロ戦争の優先度は確実に下がっている。

> トランプ前政権は、中国やロシアとの「大国間競争」の時代に入ったと宣言。バイデン氏も中露を念頭に「民主主義と専制主義の競争」に勝つことを目標に掲げる。米情報機関が米本土のテロ対策で最重要視しているのは、もはやイスラム過激派ではなく、トランプ前政権下で台頭した白人至上主義を唱える過激派だ。

> 「判断が批判されることは分かっている」(16日の演説)中でも、アフガンから米軍撤収を進めるバイデン氏の決断の背景にはこうした事情がある。【ワシントン古本陽荘】


> 米兵・民間警備社員6200人以上が死亡

> 米ブラウン大ワトソン研究所の集計によると、2001年のアフガニスタン戦争開戦から21年4月までの米兵の死者は2442人。ほかに国防総省の文民職員が6人死亡している。さらに、米政府と契約した民間警備会社の社員ら契約者の死者は3846人に上った。

> アフガン戦争に関する戦費や国務省の関連予算、アフガン戦争の退役軍人への補償費などをすべて含めると、2兆2610億ドル(約247兆1000億円)の支出になるという。

<参考=「タリバン「20年前の経験に学んだ」確信していたアフガン全土掌握」(毎日新聞有料記事、8月17日)>


閻魔大王】 2021/08/18 (Wed) 19:27

副題=一説では、タリバン政権では、「イスラム首長国連合」的、国名に成る<?>

意味なるは、イスラム教の、首長の連合国。
意志統一が出来れば宜しいですが、合議制になれば、勢力の強い部族の意見が通り、少数派は不満を。
そして、追いやられるの歴史。

まあ、
どちにしろ、当面、様子見かと。

での、
米軍の撤退の様子からは、正々堂々とは、言えず。負けて、逃げるが如くの印象受けるです。

少なくとも、タリバンの報道官は、「外国勢力を追いやった」と、明言。


<写真1>
6月にアフガンのガニ大統領と会談したバイデン米大統領=ロイター



<図2>
アフガンの1人あたりGDP



<表3>
20年に及ぶ、米国とテロとの戦い



<写真4>
アフガンの首都カブールを制圧したタリバンの戦闘員=ロイター



>アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが首都カブールを制圧した。米国は軍事力による「力の支配」でタリバンを抑え込んできたが、これに代わる民主政権を育てることができなかった。過激なイスラム原理主義の思想を抱えるタリバンの復権で「恐怖政治」の再来が懸念されるなか、米に対抗する中国やロシアには影響力拡大の好機となる。民主主義の退潮が加速する恐れがある。

>「きょうはアフガン市民にとって素晴らしい日だ。戦争は終わった」。タリバンは15日、大統領府を占拠するとこう宣言した。軍事力で全土をほぼ掌握し、アフガン政府に対して政権移譲の交渉を始めている。

>米国は2001年9月11日の米同時テロを受けてブッシュ(第43代)政権が軍事介入に踏み切り、ピーク時には一時10万人の米兵が駐留した。03年にはアフガン戦争と並行してイラク戦争にも乗り出した。

>軍事力や資金面でアフガン政府を支え、憲法や大統領の直接選挙といった民主主義制度の導入も支援したが国家建設の試みは失敗に終わった。

>最大の原因はテロとの戦いに明け暮れ、一般のアフガン国民が成長の果実を実感できなかったことにある。世界銀行によると、アフガンの1人あたり国内総生産(GDP)は20年に508ドル(約5万6000円)。12年の641ドルをピークに低下している。

>国家権力が市民の安全や生活に十分な保障を提供できないアフガンやイラクのような社会では、部族や宗派に基づく分断や利益誘導に陥りやすい。

>米侵攻後の混乱や政権の能力不足によって生じた統治の空白を埋める形で、アフガンではタリバンが復活し、イラクでは過激派組織「イスラム国」(IS)が台頭した。アフガンでは米国が国家建設に関与した約20年という時間が民主主義の諸制度を根付かせるのに十分ではなかった可能性がある。

>アフガンではガニ大統領とライバルのアブドラ国家和解高等評議会議長が勢力争いを繰り広げ、深刻な腐敗が横行した。ロシア通信などは16日、ガニ氏がカブールから逃れる際に「車4台に現金を詰め込み、一部をヘリコプターに押し込もうとした」と現地のロシア大使館の報道担当者の発言として報じた。

>一方のタリバンは強固な統率力が攻勢の原動力になった。旧ソ連軍や外国軍と交戦してきた経験豊富な戦闘員が多く、ケシ栽培の麻薬ビジネスで稼いだ資金で人員や装備を拡充してきた。

>米国が有利な形でアフガン戦争を終わらせられる局面はあった。アフガン政策に関わった2人の元国務省高官は、01年12月~02年初めに最大のチャンスがあったと話す。高官によると、本拠地であるアフガン南部のカンダハルを追われて政権が崩壊したタリバンが幹部を訴追しないとの条件で米国に降伏を申し出ていた。

>これを拒否したのがブッシュ政権でネオコン(新保守主義)を標榜した当時のラムズフェルド国防長官らだ。武力を使ってタリバン幹部を裁きにかけてテロを根絶し、米国流の民主主義に根ざした国家建設を追求していた。約9割の米国人がテロとの戦いを支持し、中途半端に戦争終結をできない事情もあった。

>ここから米国の迷走が始まる。米軍の増派に踏み切ったオバマ政権当時の国務省高官は「軍事的勝利が不可能なことは共通認識だった」と振り返る。空爆や戦闘の巻き添えとなった市民の対米感情も悪化していった。

>「民主主義の守護」を外交政策の柱に据えたバイデン政権は、民主的に選ばれたガニ政権の崩壊を事実上、傍観した。今後、タリバンは単独政権を樹立する可能性がある。1996年から2001年のタリバン政権では女性の就労禁止といった厳格なイスラム原理主義の統治が行われた。カブールの政府機関で働く女性は「(過去20年で得た)我々の権利を失いたくはない。外で働き続けたい」と不安を募らせている。

>ベルリンの壁崩壊と冷戦の終結で米国を筆頭に西側陣営は民主主義、資本主義の勝利に沸いた。それから約30年、アフガンやイラクでの民主化の試みは当初の青写真とは大きく異なる。

>権力が特定の集団に過度に集中していたり、民主的な制度が弱体化していたりする国では、中国やロシアのような強権国家型の統治モデルが魅力を放つ。中国の広域経済圏構想「一帯一路」による開発援助やロシアとの資源・兵器ビジネスになびきやすい現実がある。

>(馬場燃、ワシントン=中村亮、カブール=カニカ・グプタ)

<参考=「米介入20年「力の支配」限界 タリバン、終戦を宣言」(日本経済新聞)>


閻魔大王】 2021/08/19 (Thu) 14:33

副題=タリバン幹部曰くに、新政権では、「民主主義的な制度は全く存在しなくなるだろう」と、語る。

「統治評議会」で、政権運営されると。

<参考=「NO.266 <閻魔大王の言いたい放題>米軍のアフガニスタン撤退で、どなるのか<?>」寄稿閻魔大王 2021/08/18 (Wed) 19:27

<副題=一説では、タリバン政権では、「イスラム首長国連合」的、国名に成る<?>>


矢張り、国名、「イスラム首長国連合」に成る<?>
となれば、概ねは、20年前に、逆戻り<!>

>アフガニスタンで政権を掌握したイスラム主義組織タリバンの幹部はロイター通信のインタビューに、新たな政治体制では「民主主義的な制度は全く存在しなくなるだろう」と語った。ロイターが18日報じた。最高指導者アクンザダ師が率いる統治評議会により政権が運営され、大統領には副指導者が就任する可能性があるとも明らかにした。

>タリバンの意思決定に関わるハシミ幹部の発言。民主制を完全に排除する方針には国際社会の懸念が強まりそうだ。ハシミ幹部は、確定ではないとしながらも「どの政治体制を採用するのかは話し合わない。イスラム法に基づくことが明確だからだ」と強調した。

>タリバンのムジャヒド報道担当者も17日の記者会見で「強固なイスラム政権を築く」と主張。2001年に崩壊した旧タリバン政権では、イスラム教の極端な解釈により、女性を抑圧するなどの恐怖政治を敷いた。最高指導者だった故オマル師は表舞台に出ておらず、新政権の権力構造は当時と似通った形になる可能性がある。(共同)

<参考=「タリバン幹部、民主制を否定 統治評議会で政権運営か」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/19 (Thu) 18:54

副題=部族の、利権と、アフガニスタンで農業支援の中村哲医師が殺害されたの件。

利権は、水。
要は、水争いが原因と、されてるです。

ならば、そこのボスと、話会いをと、成るですが。
それが、出来るならで、結局は、我が身のみ。

イヤ、
申すは、「イスラム首長国連合」では、部族、宗教、利権で、渦巻き、まとまっても、表面的にかと。

それが、わかってるが故、最初っから、「首長国連合」。
ではと。

<写真>
2016年11月、アフガニスタン東部ジャララバード郊外で、日本の技術を利用して整備された用水路の前に立つ「ペシャワール会」の中村哲医師(共同)。銃撃事件の背景に水利権をめぐる争いがあったとの指摘がでている



>アフガニスタン東部ナンガルハル州で、農業支援に取り組んでいた福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表の医師、中村哲さん(73)が殺害された事件は、発生から2週間あまりが過ぎても事件の全容が見えない。男2人が逮捕されたが、武装グループでの役割は不明だ。犯人像が絞り込めない中、「水利権説」「国外犯行説」などが飛び交う状況で、捜査の長期化も予想されている。


>■2人を逮捕も…武装グループの実態は不明

>事件について分かっていることはそう多くない。

>武装グループは5人以上とみられ、2台の車に分乗。4日早朝、25キロ離れた用水施設に向かっていた中村さんの車に銃撃を加えた。

>武装グループは中村さんの日々の行動ルートを把握したうえで銃撃に及んだとみられ、計画的犯行ということに疑う余地はなさそうだ。また、負傷して起き上がった中村さんにとどめを刺すように発砲するなど、強い殺意もうかがえる。

>目撃者によれば、中村さんを見た犯人から「まだ生きている」という趣旨の発言もあったという。州政府や警察には、中村さんが襲撃されるという情報が過去数年にわたって寄せられており、積年の恨みと化していた可能性もある。

>アフガンのガニ大統領は「テロ事件」と断定して捜査を命じており、地元警察は事件に関与したとして男2人を逮捕。自宅からは銃器が押収されたが、2人の武装グループでの役割などは判明していない。


>■イスラム過激派関与は?

>アフガンではイスラム原理主義勢力タリバンや、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)がテロを繰り返す。だが、ナンガルハル州のミヤヘイル知事は、産経新聞通信員の取材に、両者をはじめとするイスラム過激派の犯行という見解は示していない。地元警察も同様だ。

<参考=「アフガンの医師殺害、背景に水争いか 「国外で犯行計画」説も」(産経新聞)>
(19/12/19)


【閻魔大王】 2021/08/19 (Thu) 22:40

副題=タリバン幹部の「民主主義的な制度は全く存在しなくなるだろう」発言で、各地で、デモ<!>

寄稿閻魔大王 2021/08/19 (Thu) 14:33

突如、不穏なる展開に<!>
基本、20年前に、戻ってしまい、恐怖政治に成るを意味するです。

>アフガニスタンで実権を掌握したイスラム原理主義勢力タリバンの幹部は19日までに、新たな政治体制では「民主主義的な制度は全く存在しなくなるだろう」と語った。タリバンが民主的な体制を否定したことで、旧タリバン政権(1996~2001年)と同様に極端なイスラム法解釈に基づく恐怖支配が復活する懸念が高まっている。

>タリバンのハシミ幹部がロイター通信のインタビューに応じた。ハシミ幹部は「どんな政治体制を採用するかは議論しない。イスラム法に基づくことが明白だからだ」と強調した。

>指導体制については、最高指導者のアクンザダ師が率いる「統治評議会」が政権運営を担い、大統領は3人の副指導者から選出される可能性を示した。タリバンは国内の全勢力が参加する「包括的」な政権樹立を目指すと表明したが、どこまで実現するかは不明だ。

>19日はアフガンの英国からの独立記念日だったこともあり、国内各地でタリバンに反発する市民がアフガン国旗を掲げ、抗議デモを行った。東部アサダバードではデモ隊にタリバン戦闘員が発砲し、複数人が死亡。東部ジャララバードでも18日、市民が銃で撃たれ、少なくとも3人が死亡、10人以上が負傷した。

>自ら「暫定大統領」であることを宣言したガニ政権のサレー第1副大統領は抗議活動への支持を表明し、タリバン支配に反対する勢力の結集を目指している。

>大統領として国外に脱出したガニ氏はアラブ首長国連邦(UAE)に滞在していることが分かり、18日にビデオメッセージを公表。アフガン出国は「逃亡ではない」とし、近日中の帰国を目指す意向を示した。

<参考=「タリバン、民主主義を否定 各地で抗議デモ」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/20 (Fri) 19:17

副題=タリバンの資金=アヘン/支援=パキスタン

何しろ、資金源が、アヘン<!>であり、まともな筈が無く。


>アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンは同国の旧支配勢力で、米軍などによるアフガン進攻で政権を追われた。だが、生き延びたメンバーが各地に雌伏。海外からの支援を受けながら政権奪取の機会をうかがった。

>タリバンは1994年、アフガン南部でマドラサ(イスラム神学校)出身者が中心となって結成された。名前は現地パシュトゥー語で「学生たち」を意味する。国際テロ組織アルカーイダとのつながりを通じ、組織の原理主義化が進んだとされる。

>96年に首都カブールを制圧して政権を樹立、イスラム法の厳格な解釈に基づく統治を敷いた。市民の処刑が横行したほか、中部バーミヤンでは偶像崇拝を禁じるイスラム教の考えに反するなどとして仏教遺跡を破壊した。

>2001年9月の米中枢同時テロ後、首謀したウサマ・ビンラーディン容疑者の引き渡しを拒んだことで、米英軍の攻撃を受けて政権は崩壊した。メンバーは農村や山岳地域に逃れて勢力を保持。一貫して外国駐留軍の早期撤収を主張したほか、アフガン政府を「外国政府の傀儡(かいらい)」と呼んで敵視し、テロ攻撃を繰り返した。

>資金面を支えたのは外国からの支援だ。特にパキスタンは宿敵インドと対峙(たいじ)する上でアフガンに親パキスタン政権を樹立したい思惑から、タリバンを援助したとされる。アヘンの原材料となるケシも重要な財源となった。

>長期化したアフガン戦争終結を公約に掲げた米トランプ政権との間で20年2月、駐留米軍の撤収などを明記した和平合意を締結した。撤収の動きを政権奪取の好機と捉え、今年8月末の米軍完全撤収を前に各地で攻勢を強めていた。

<参考=「タリバンなぜ生き残った 山岳で戦力保持、海外支援」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/20 (Fri) 20:54

副題=カブール空港では、アフガニスタン脱出の人々で、大混乱(1)

米軍機に、乗ろおと、しがみつき、落下する等々、死者まで。

又、
米軍が、武装のアフガニスタン人との、銃撃戦で、2人殺害<!>
これが、タリバンかは、不明。


<写真1>
カブールの空港では滑走路で助走する米軍機に人々が殺到した(16日)=AP



<写真2>
16日、カブールの空港に入ろうとする人々=ロイター



>イスラム主義組織タリバンが制圧したアフガニスタンの首都カブールで16日、国外脱出を求める市民ら数千人が空港に押し寄せた。人々は主に退避する外国人を乗せて離陸しようとする飛行機などに殺到し、少なくとも7人が死亡したもようだ。

>SNS(交流サイト)などに出回った映像では、大勢の人が飛行機に乗り込もうとし、タラップにしがみついていた。滑走路で助走する米軍機にしがみつく人の姿も見られた。AP通信は米軍関係者の話として、空中で落下した人を含め7人が死亡したと報じた。


>ロイター通信によると、米国防総省のカービー報道官は16日、米兵が銃撃に対して発砲して応酬し、武装したアフガン人2人を死亡させたと記者団に認めた。トルコ軍などと協力し、待避便が発着する滑走路の安全を確保するという。

>トルコのテレビNTVは16日、ターキッシュ・エアラインズ機でアフガンから帰国した駐在員の男性が「軍が人々を滑走路から追い払うまで、機内で3時間待った」などと話すのを伝えた。米国機にしがみついていた人が落下するのも目撃したという。

>タリバンは政権を握っていた2001年までの間、イスラム過激主義による恐怖政治で知られた。映画や音楽を禁止し、窃盗などで有罪となった人には手足を切断する刑罰を科した。タリバンは今回、女子教育を認めることや市民に危害を加えない考えなどを表明しているが、国際社会や市民の間には懐疑や不安が根強い。

<参考=「アフガン空港、脱出求める市民殺到 7人死亡か」(日本経済新聞)>
(21/08/17)


【閻魔大王】 2021/08/20 (Fri) 21:24

副題=カブール空港では、アフガニスタン脱出の人々で、大混乱(2)

飛行機にも、人数制限あるです。
誰でも、幾らでも、無制限に乗せるも出来ず。

<写真1>
アフガンを脱出し、すし詰めでカタールへ向かう米軍機=15日(米軍提供)(AFP時事)



<写真2>
ドイツ軍用機でアフガニスタンから脱出した人々=17日、タシケント(AFP時事)



<写真3>
アフガニスタン脱出を希望するフランス人らと共に仏軍機を待つ駐アフガン仏大使(左)=17日、カブール(AFP時事)



>イスラム主義組織タリバンが権力を掌握したアフガニスタンから、欧米人の脱出が止まらない。

>カブールの空港を警備する米軍が、オランダ人の搭乗を阻むなど混乱も発生している。

>◇離れなければ撃つ
>オランダがアフガンに派遣した1機目の航空機は、退避を求めるオランダ人を1人も乗せずにカブールを離陸せざるを得なかった。搭乗を米軍に阻まれたためだ。

>被害に遭ったオランダ人男性はオランダ放送協会(NOS)に対し「空港の入り口を管理しているのは米国人たちだ。パスポートも見せたし、オランダ人だと3回も伝えた」と振り返った。しかし「米国人は、離れなければ撃つと答えた」と証言した。

>オランダのカーフ外相は、空港を管理する米軍がオランダ機に認めた駐機の時間はわずか30分だったと説明。米政府に対し「どうかもう少しだけ時間をください」と懇願した。

>ただ、オランダ国防省によると、オランダも18日には第1陣の脱出を成功させた。ジョージア(グルジア)の首都トビリシに35人が退避した。

>◇それでも米頼み
>ドイツも18日、約500人を脱出させた。うち約200人がアフガン人だ。ただ、退避が始まった当初の夜の状況について、マース独外相も空港に入れるのは米国民優先と米軍が決めたようだと語り、米独間の緊張の一端をのぞかせた。ドイツは独自に600人の兵員をカブールに再派遣する構えだ。

>それでもアイルランドのコーブニー外相は「空港にたどり着くまでの安全確保を米国に頼らざるを得ない」と強調。アイルランド人は30人が脱出を待っている。

>英国は自国民約300人、アフガン人約2000人を出国させた。ジョンソン英首相は「不眠不休で脱出の門戸を開き続ける」と訴えている。

>マクロン仏大統領も「フランスのために働いてくれていた200人に近いアフガン人を連れてカブールから脱出できた」と発表した。ただ、脱出劇はまだまだ続くと強調している。

<参考=「欧米、アフガン脱出急ぐ オランダ人、米軍に阻まれる 1人も乗せずカブール離陸」(時事通信)>
(21/08/19)
<22/08/22>


【閻魔大王】 2021/08/21 (Sat) 14:16

副題=タリバンは、「残党狩り」開始<!>

タリバンが、欧米の協力者を許すの訳が無いです。

欧米各国も、協力者を救済すると、口では言うてるですが、どこまで、出来るのかと。

>アフガニスタンで実権を掌握したイスラム原理主義勢力タリバンは20日までに、政府や米軍などで勤務していたアフガン人やその家族の捜索に着手した。ジャーナリストの親族が殺害される事件も発生。タリバンは「全アフガン人の恩赦」を表明したものの、実態が伴っていない現状が浮き彫りとなり、恐怖政治復活の懸念が日増しに強まっている。

>国連に情報提供をしているノルウェー機関の分析としてロイター通信が報じた。タリバンは政府や米軍に協力していたアフガン人をリスト化して、自宅の訪問を繰り返しているもようだ。ロイターは「協力者の追跡を強化し、独自のイスラム法の解釈に基づいて処罰している」と指摘した。

>ドイツの公共放送ドイチェ・ウェレは19日、タリバンが同局所属のジャーナリストの関係先を捜索し、発砲で親族1人が死亡したと明らかにした。ジャーナリストの国籍や発砲があった場所は公表していない。同局幹部は「タリバンがジャーナリストの組織的な捜索を行っていることは明らかだ」と批判した。

>タリバンは15日の首都カブール制圧後、「戦闘員が個人の家に入ることは禁じている」と述べたが、実情とは乖離(かいり)している。また、米軍を支援したアフガン人の指紋データなどが登録された機器がタリバンに押収されたとの情報もあり、協力者摘発に利用されるとの不安が高まっている。

>カブール国際空港には20日も各国の軍用機に乗って国外退避を目指す市民が詰めかけた。20日はイスラム教の金曜礼拝だったが、タリバンは事前に有力な宗教指導者に対し、国内にとどまるよう市民を説得することを要請した。退避の動きを警戒しているもようだ。

<参考=「タリバン、米軍協力者ら捜索 「恩赦」と乖離 ジャーナリスト親族殺害も」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/21 (Sat) 14:59

副題=米国は、アフガニスタンに対するの、政策をミスった<!>

成る程の、理由が記載されてるです。

経済的自立したタリバン。
トランプ政権が、テロ集団タリバンとの間で和平合意を締結してしまった。
これが、守られる事は無かったになるですが。理由、バイデン政権が、米軍撤退の期日までを、明言。

反面では、米軍は、烏合の衆、政府軍兵士を教育<?>
タリバンと、対峙するに、真っ先に、逃げたは、その政府軍。

まあ、つまり、
米国及び米軍は、アフガニスタンで、この20年で、2兆ドル<約220兆円>もの、投資で、何を得た<?>

アフガニスタン政府を甘やかし、腐敗を進めただけ<?>

そらねえ、
カブールを包囲され、真っ先に、国外逃亡のガニ大統領が象徴してるです。
残念乍らの、米国は、アフガニスタンに対するの、政策をミスった<!>


>アフガニスタンは米軍撤退とタリバンの猛攻により、9.11以来の大転換を迎えている。
タリバンの大攻勢は米軍撤退だけでなく、これを食い止めるべきアフガニスタン政府・軍の無気力・無力によっても加速してきた。
さらに、タリバンが経済的に自立したことで、外部から影響を受けにくくなったことも、大攻勢につながっている。

>アフガニスタン軍より兵力に劣るはずのタリバンは、なぜ各地の主要都市を次々と制圧できたのか。そこには大きく3つの理由があげられる。


>カタストロフの淵へ
>タリバンは8月15日、ついに首都カブールを包囲し、アフガニスタン政府と権力の委譲について交渉を始めた。アフガニスタンは今、対テロ戦争が始まった2001年以来の大変動を迎えている。

>イスラーム武装組織タリバンは各地の主要都市を次々と制圧し、今やアフガニスタンの3分の2はタリバンの支配下にあるといわれる。

>戦闘が激化するなか、国外脱出を目指す人々がカブール国際空港に押し寄せている他、各国の大使館に難民申請をするために詰めかけている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、アフガンでは昨年暮れまでに290万人が避難民になっていたが、今年の初めからの戦闘でさらに40万人増えた。

>こうした状況にグテーレス事務総長は13日、アフガニスタンが「制御を失っている」と表現して戦火の拡大に懸念を示し、「真剣な交渉を行なうべき時」と指摘した。欧米メディアではタリバン大攻勢でカタストロフ(崩壊)が近いという論調が目立つ。


>「もはやテロリストではない」
>タリバン兵の総数はおよそ6万人、それに協力する民兵を含めても20万人程度と推計され、アフガニスタン軍の30万人より少ないと見積もられている。

>それにもかかわらず、なぜタリバンはアフガン全土を掌中に収めつつあるのか。そこには大きく3つの理由がある。


>第一に、アメリカ撤退による勢いだ。

>昨年3月、当時のトランプ政権はタリバンとの間で和平合意を締結した。ここでは戦闘停止、タリバンが国家再建についてアフガニスタン政府と交渉することなどの条件と引き換えに、米軍の撤退が約束された。

>2001年に発生したアメリカ同時多発テロ事件とそれを契機としたアフガニスタン侵攻の後、米軍はアフガニスタンの政府・軍を支援しながら、タリバン掃討作戦を続けてきた。しかし、地方に根を張ったタリバンのテロ攻撃に手を焼いた米軍は、結局撤退に追い込まれたのである。

>これはタリバンにとって事実上の勝利だ。そればかりか、「テロリストとは交渉しない」と言い張り続けてきたアメリカがタリバンと対等の交渉に臨んだことは、「タリバンはテロリストではない」とアメリカが認めたことにもなる。

>「アメリカに勝った」高揚感に包まれるタリバンが、その目に「アメリカの傀儡」と映るアフガニスタン政府とまともに交渉する気がなくても不思議ではない。

>各地を次々と制圧するタリバンに対して、米軍は一部で空爆などを行なっている。しかし、バイデン大統領は同時多発テロ事件の記念日に当たる9月11日を目前に控えた8月一杯で撤退を完了させる方針を変えていない。

>撤退を優先させる米軍の姿勢は、タリバン大攻勢の引き金になったといえる。


>タリバンと戦う気のない政府と軍
>これに拍車をかけたのが、第2の理由である「アフガニスタン政府・軍の無気力・無力」だ。

>アメリカの撤退はアフガニスタン政府・軍からすれば「見捨てられた」に等しい。だからこそ、アフガン政府はタリバンとアメリカの交渉そのものに反対し続けただけでなく、国家再建についてタリバンと交渉することにも消極的だった。

>しかし、だからといって20年間アメリカの庇護下に置かれてきたアフガニスタン政府には、タリバンと本気で対峙する気力も能力もない。

>実際、タリバンは8月12日、アフガニスタン第二の都市カンダハルと第三の都市ヘラートを相次いで制圧したが、その際に政府関係者がいち早く退避し、都市を事実上タリバンに明け渡した。カンダハルの住民はアル・ジャズィーラの取材に「彼ら(政府)は私たちを売った」と嘆いている。

>政府だけではない。アメリカがこれまで数十億ドルの武器・装備を提供してきたアフガニスタン軍の兵士のほとんどは、汚職にまみれた体制の末端公務員に過ぎないため、モラルも士気も低く、タリバンとまともに戦おうともしない。

>例えば、14日に陥落した第4の都市マザリシャリフでは、アフガニスタン軍がまっさきに降伏して市外に撤退し、これによって正規軍と戦列を共にしていた反タリバンの民兵まで総崩れになったという。

>さらに、各地であっという間に敗走するアフガニスタン軍は多くの武器・装備を放棄しており、タリバンはアメリカ製兵器で武装をさらに拡充している。

>タリバン大攻勢は、アフガニスタンの政府や軍のほとんどが、有力者の縁故で就職し、ワイロなどで自分の懐を温めることしか考えない者だったことを白日の元にさらした。それは図らずも、アメリカのアフガニスタン政策がほとんど成果を残さなかったことをも浮き彫りにしたといえる。


>「メガリッチ」タリバン
>そして第三に、タリバンがもはや誰にも遠慮しなくなりつつあることだ。

>もともとタリバンは1979年からのアフガニスタン内戦で発生した多くの難民が、隣国パキスタン内で訓練を受けて誕生したといわれる。つまり、アフガニスタンに勢力を伸ばしたいパキスタン政府が、その手駒としてタリバンを育成したとみられるのだ(パキスタン政府はこれを否定しているが)。

>そのため、今回の猛攻に関しても、反タリバン派の間では「パキスタンがタリバンを通じて攻撃してきた」という見方が支配的だ。

>ただし、パキスタン政府とタリバンの深い関係は確かとしても、アメリカ撤退に合わせてタリバンがアフガニスタンを一気に掌握することは、パキスタン政府にとっても負担が大きい。戦闘の拡大で生まれる難民の多くはパキスタンが引き受けることになるからだ。

>むしろ、タリバンが平和的に権力を握る方が、パキスタンにとってはメリットが大きい。だからこそ、パキスタン政府は昨年以来、タリバンに対して再三、アフガニスタン政府と交渉に臨むよう求めてきた。

>しかし、それでもタリバンの猛攻が全く収まる気配のないことは、パキスタン政府の影響力がかつてほど強くないことをうかがわせる。その最大の要因は、タリバンが経済的に自立してきたことにあるとみられる。

>ネブラスカ・オマハ大学のハニフ・スフィザーダ教授は2020年のタリバンの収入を16億ドルと見積もり、「メガリッチ」と表現する。

>この推計によると、パキスタンやサウジアラビアなど海外のスポンサーからの支援が約1億ドル、海外の個人からの寄付が2.4億ドルだったのに対して、麻薬取引(約4.2億ドル)、鉱物などの違法採掘(約4億ドル)、支配地域での徴税(約1.6億ドル)など、タリバンの自前の資金源の方がはるかに多い。

>イスラーム武装勢力といえども人間の組織であり、経済的に自立すれば外部から影響を受けにくくなることは必然だ。つまり、「軍事力を背景にした交渉でアフガニスタン政府に譲歩を迫る」というパキスタン政府の方針を、アメリカを撤退に追い込んで意気の上がるタリバンが「まだるっこしい」と捉えれば、「生みの親」パキスタン政府を振り切ってでも一気にカタをつけようとするだろう。

>こうして全ての流れがタリバン大攻勢に向かうなか、アフガニスタンは大転換の時期を迎えている。今年の9月11日をバイデン大統領は対テロ戦争の一区切りにしたいようだが、同じくタリバンにとっても大きな区切りになるとみられるのである。

>六辻彰二
国際政治学者
博士(国際関係)。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学などで教鞭をとる。アフリカをメインフィールドに、国際情勢を幅広く調査・研究中。『21世紀の中東・アフリカ世界』(芦書房)、『世界の独裁者』(幻冬社)、『イスラム 敵の論理 味方の理由』(さくら舎)、『日本の「水」が危ない』(ベストセラーズ)など。

<参考=「タリバン大攻勢を生んだ3つの理由――9.11以来の大転換を迎えるアフガン(六辻彰二)」(Yahoo!ニュース)>
(21/08/16)
<消滅・21/08/23>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/08/21 (Sat) 17:41

副題=「誰も取り残さない」 元米軍人、アフガン人協力者の退避を支援(毎日新聞有料記事、8月21日)

 こんにちは。


 タリバンの政策、「イスラム法の厳格な解釈」ではなく「独自のイスラム法の解釈」なんですね。コーランの何処に、女性は独りで外出するなだの肌を露出するなだの仕事に就くなだの、書いてありますか。
 勝手にイスラム教の教えに基づくと称して、米国協力者を処刑するのは目に見えています。


> 気がつくとイスラム主義組織タリバンの兵士約50人に包囲されていた。2008年4月28日、アフガニスタン東部ガズニ州。マット・ゼラーさん(39)ら米陸軍部隊15人は、前線を視察中、道に迷っていた。

> 迫撃砲の砲弾が降り注ぎ、ゼラーさんの数メートル先に着弾した。溝に吹き飛ばされて意識を失った。すぐに目を覚ましたが死を覚悟した。アフガンの雲一つ無い青い空を目に焼き付けた。「戦って死のう」。そう決意し身を起こすと、間近で自動小銃AK47(カラシニコフ)の独特の銃撃音が耳をつんざいた。「撃たれた」と思った瞬間、目の前に現れたのは米軍のアフガン人通訳のジャニス・シンワリさんだった。

> 原則として通訳は武器の携行を許されていないが、シンワリさんは個人所有のAK47を手に応援の部隊と共に駆けつけていた。接近していたタリバン兵2人を撃ち殺し、ゼラーさんの命を助けた。

> 翌09年に任務を終えて米国に帰国したゼラーさんは、シンワリさんと連絡を取り続けた。「米兵は約1年で任務を終えるが、通訳は次の部隊で、また任務に就く。友人を戦場に置いてきて心が痛んだ」。シンワリさんには、タリバンから懸賞金もかけられていた。

> 「命の恩人を見殺しにできない」。ゼラーさんは、通訳などとして米軍に協力したアフガン人向けの特別移民ビザ(査証)の推薦者となって、シンワリさんと家族を米国に呼び寄せた。驚いたのがビザ取得までの時間と煩雑な手続きだ。一定期間の勤務証明や米軍人の推薦書など膨大な書類が必要だった。シンワリさんも取得に4年がかかり、13年に渡米を果たした。

> その後、ゼラーさんはシンワリさんと共に、米軍のアフガン人協力者などのビザ取得を支援する団体「ノー・ワン・レフト・ビハインド(誰一人も取り残さない)」を創設。渡米後の住居や家具の手配、就職、家族の語学学校通学などもサポートしてきた。これまでに数万人のビザ申請に携わってきた。

> タリバンは今月15日、首都カブールを制圧し、アフガン政権は崩壊した。現地とのネットワークを使い、アフガン人協力者の退避に向けた情報の収集と発信に奔走するゼラーさん。米国への特別移民ビザの申請希望者は家族も含めて約8万6000人と見積もる。ゼラーさんは「通訳は米軍にとって目であり耳だった。彼らを守るのは我々の責任だ」と訴える。

>      ◇

> 「米国との友情が死刑を意味することになってしまう」。ゼラーさんを7月、米南部バージニア州の自宅に訪ねると焦燥感を募らせていた。ゼラーさんは、こう予言していた。「アフガン政府も軍もすぐに崩壊する。アフガン人協力者は見捨てられることになる」

> 約3週間後、「予言」が当たるかのようにして、タリバンがカブールを制圧し、アフガン政府は崩壊した。ゼラーさんに電話すると「警告してきた通りだ。最悪のシナリオだ」と怒りをぶちまけた。アフガン政府軍の訓練に携わった経験のあるゼラーさんは7月の時点で「新兵は装備品を売りさばき、すぐにいなくなる。訓練した兵士はタリバンに殺される。アフガン軍30万人は紙の上の数字で、劣勢になればすぐに降参する」と指摘していた。

> アフガン人協力者はタリバンにとっては「裏切り者」だ。家族も含めて報復され、殺害される恐れもある。現在、ゼラーさんが気にかけるのがカブール以外に住むアフガン人協力者らだ。

> 米軍の空輸による国外退避の窓口はカブールの国際空港のみ。退避希望者は自力でたどり着かなければならない。米政府はタリバンと交渉して空港までの「安全な通行」を約束しているとするが、すでにタリバンの暴力や妨害行為が報じられている。米軍は空港外での「作戦能力は無い」と明言している。

> ゼラーさんが見積もる約8万6000人の特別移民ビザの取得希望者のうち、少なくとも5万人がカブール以外に住んでいるという。「どうやって空港にたどり着けというのだ」。ゼラーさんは米軍の作戦範囲の大幅な拡大を訴えている。

> バイデン米大統領は18日、米ABCニュースのインタビューで、8月末に迫るアフガンの米軍撤収について「もし米国人が残っていれば、全員を退避させるためにとどまる」と駐留延長の可能性に言及した。アフガン人協力者についても「全力を尽くす」としている。

> ゼラーさんは「アフガン戦争は失敗だったかもしれないが、価値の有無は歴史が決めることだ」と話す。そのうえで、こう力を込めた。「どんな形で最終的に幕を下ろすのかは我々で決められる。少しでも誇ることができるのか。アフガンの友人を見捨てるとしたら、恥で終わることになる」【ワシントン鈴木一生】

<参考=「「誰も取り残さない」 元米軍人、アフガン人協力者の退避を支援」(毎日新聞有料記事、8月21日)>


【閻魔大王】 2021/08/22 (Sun) 00:47

副題=アフガニスタン専門家筋は、戦況をどのよに、見てたか。

この記事は、首都カブール、無血開城直前。
皆様、情報分析、出来てるよで、出来て無かったです。

アフガニスタン政府の親分、ガニ大統領を信用し過ぎた<?>

閻魔大王的、嗚呼、これでは、ダメと、するは、この一文の、最後。
そらねえ、身内で、もめて、将軍を次々と、首にしてたでは、統制執れませんです。
作戦にも、一貫性が欠けてもて。

「アフガニスタンの特殊部隊は比較的少数で、約1万人強しかいないし、すでに能力の限界に達している。
タリバンはほかに、プロパガンダ戦にも勝っている様子だ。これがどういう戦いなのかという説明も、タリバンの方が優れているように見える。
バリー氏は、戦場での勢いがタリバンの士気を高め、一体感も高めていると話す。
対照的にアフガニスタン政府は常に上手を取られ、身内でいさかい続け、将軍を次々とくびにしている。」


>ジョナサン・ビールBBC防衛担当編集委員

>アフガニスタンで反政府勢力タリバンが急進撃を続けている。その速度は大勢の意表を突くほどのもので、今や各地の州都がドミノのように次々とタリバンの支配下に入っている。

>勢いは明らかにタリバン側にあり、アフガニスタン政府は権力維持に苦しんでいる。

>今週になって流出された米情報機関の分析は、タリバンが数週間の内に首都カブール攻撃を開始し、政府が3カ月以内に倒れるかもしれないという内容だった。

>これほどの急展開で、政府統治のたがが外れてしまったのはなぜなのか。

>アメリカをはじめ、イギリスを含む北大西洋条約機構(NATO)の同盟諸国はこれまで約20年間をかけて、アフガニスタン軍を訓練し、装備の充実に協力してきた。

>米英の無数の将軍たちが、強力で有能なアフガニスタン軍を作ったと主張してきた。しかし彼らのそうした約束は、今となっては空約束に聞こえる。


>■タリバンの威力

>アフガニスタン政府の方が今でも兵力は大きいので、理論上は有利のはずだ。

>少なくとも記録上では、アフガニスタン治安部隊の兵員は30万人以上。陸軍と空軍、警察などが含まれる。

>しかし実際には、政府は常に目標の入隊者数を確保するのに苦労してきた。

>アフガニスタンの陸軍と警察はもう長年、高い死亡率や脱走率、横行する汚職などの問題を抱えてきた。いわゆる「幽霊兵」と呼ばれる、名前だけ水増しされ実在しない兵士の給与を横領する司令官などもいた。

>アメリカのアフガニスタン戦略を監視する「アフガニスタン復興特別監察官(SIGAR)」による米連邦議会への最新報告は、「はびこる腐敗の悪影響を深刻に懸念」し、「実際の兵力のデータは正確性が疑わしい」と指摘していた。

>イギリスの王立防衛安全保障研究所(RUSI)のジャック・ワトリング博士は、当のアフガニスタン陸軍でさえ、実際の兵が何人いるのか正確に把握していたことはないと話す。

>それに加えて、備品や士気の維持をめぐる問題も続いた。兵士たちはしばしば、部族的にも家族的にも何のつながりもない地域へ派遣される。タリバンの攻撃にこれといった抵抗もせず、持ち場を離れてしまう兵士がいるのは、このことも理由なのかもしれない。

>タリバンの実力は、それにもまして把握しにくい。

>米陸軍士官学校ウェストポイントの米テロリズム対策センターは、タリバンの主要兵力は6万人だとしている。他の私兵組織や支援者を加えれば、人数は20万を超えるかもしれない。

>しかし、アフガニスタンの言語パシュトー語を話す元英陸軍将校のマイク・マーティン博士は、タリバンを一枚岩の単一組織とみなすのは危険だと警告する。著書「An Intimate War(親密な戦争)」でヘルマンド州の紛争の歴史をたどったマーティン博士は、タリバンはむしろ「独立したフランチャイズ業者が緩やかに、そしておそらく一時的に、結びついた連合体に近い」と話す。

>博士はさらに、アフガニスタン政府も同じくらい、様々な派閥の思惑で分裂していると言う。様々に形を変えてきたアフガニスタンの歴史は、いかに家族や部族や時には政府関係者さえ、自分自身が生き抜くために、敵味方がめまぐるしく移り変わる歴史だった。


>■武器の調達

>軍資金にしろ武器の調達にしろ、アフガニスタン政府の方が本来なら有利なはずだ。

>主にアメリカから、兵士の給与や備品調達の資金として、数十億ドルがアフガニスタン政府に提供されてきた。SIGARは2021年報告で、アメリカはアフガニスタンの治安維持のためすでに880億ドル(約9兆6440億円)を支払ってきたとしている。

>「ただし、それが有効な金の使い方だったのかどうかは究極的には、地上戦の結果次第だ」とも、SIGAR報告は重々しく付け加えている。

>アフガニスタン政府には空軍がある。これは戦場の形勢を有利にする重要な要素のはずだ。

>しかしアフガニスタン空軍は、擁する221機の整備と乗務員の維持に常に苦労してきた。タリバンは意図的にパイロットを標的に攻撃しているだけに、これは日に日に深刻な問題と化している。加えて空軍は、地上部隊の司令官の要求に応えることができない。

>だからこそアメリカ空軍が最近になって、タリバンの攻撃を受けているラシュカル・ガー上空に展開したわけだが、アメリカにいつまでその支援を継続する用意があるのかは、まだはっきりしない。

>タリバンはこれまでしばしば麻薬取引の収入を軍資金にしてきたが、それに加えてパキスタンを筆頭に、外部からの支援も得ている。

>加えて最近では、アフガニスタン治安部隊から武器や備品を奪っている。収奪品の中には、アメリカがアフガニスタン軍に提供した米軍ハムヴィー(高機動多用途装輪車両)や暗視スコープ、機関銃、迫撃砲、銃弾などが含まれる。

>ソ連の侵攻後、すでにアフガニスタンには大量の武器が残されていた。そしてタリバンは、素朴な装備しかない兵士たちでも、はるかに高度で洗練された軍隊に勝つことができると、すでに証明してきた。

>即席爆発装置(IED)が米兵の部隊にどれほどの被害をもたらしたか、思い返せばいい。加えて、現地の状況や地勢を承知している分、タリバンは有利な立場にある。


>■北部と西部に注力

>タリバンは寄せ集め部隊かもしれないが、最近の進撃の様子には、調整のとれた作戦の存在がうかがえるという意見もある。

>英陸軍の退役准将で現在は英国際戦略研究所の上級研究員を務めるベン・バリー氏は、タリバンは好機に乗じてあちこちで手あたり次第に兵を進めているようにも見えるが、「これほど優れた作戦計画を作り上げるのは、なかなか難しい」と話す。

>バリー氏は、タリバンが伝統的に強い南部の拠点ではなく、北部や西部に注力し、各地の州都を次々と制圧している様子をこう評価する。

>また、複数の国境の要衝や検問所をすでに押さえ、ただでさえ資金難の政府にとって不可欠な関税収入を吸い上げている。

>ほかには、政府幹部や人権活動家、ジャーナリストなどに狙いを定めた殺害作戦を激化させ、アフガニスタンが過去20年の間に積み上げてきた進歩を徐々に、しかし確実に、白紙に戻している。

>アフガニスタン政府の側の戦略というと、そちらはどうにも分かりにくい。

>タリバンが奪った全ての領土を奪還するという約束は、日に日に空疎に響く。

>バリー氏は、主要都市は押さえておくという作戦があるように見えると話す。ヘルマンド州のラシュカル・ガーの陥落を阻止しようと、アフガニスタンの地上部隊が投入されていた(編注:ラシュカル・ガーは13日、タリバンに制圧された)。

>しかし、その作戦はいつまでもつだろう。

>アフガニスタンの特殊部隊は比較的少数で、約1万人強しかいないし、すでに能力の限界に達している。

>タリバンはほかに、プロパガンダ戦にも勝っている様子だ。これがどういう戦いなのかという説明も、タリバンの方が優れているように見える。

>バリー氏は、戦場での勢いがタリバンの士気を高め、一体感も高めていると話す。

>対照的にアフガニスタン政府は常に上手を取られ、身内でいさかい続け、将軍を次々とくびにしている。


>■どうやって終わらせるのか

>現状は間違いなく、アフガニスタン政府にとって暗澹(あんたん)たるものだ。

>しかし、RUSIのワトリング博士は、アフガニスタン軍にとっての情勢は日に日に悪化しているものの、「まだ政治でなんとかなる状況かもしれない」と話す。

>もしも政府が各地の部族長を味方につけることができれば、タリバンと政府のどちらも決定的に勝つことも負けることもない、膠着(こうちゃく)状態が訪れるかもしれない。

>元英陸軍将校のマーティン博士も同意見だ。かつて有力な軍閥の長だったアブドル・ラシド・ドストゥム氏がマザーリシャリーフへ帰還したのは、重要な展開だと、博士は言う。ドストゥム氏はすでに各方面と取引を始めている(編注:マザーリシャリフは14日、タリバンに制圧された。ドストゥム氏はバルフ州を逃れたとの情報もある)。

>戦闘に適した夏は間もなく終わり、アフガニスタンは冬になる。厳しい冬になれば、地上部隊の展開は難しくなる。

>双方手詰まりの状態が年末までにやってくる可能性はまだある。アフガン政府は首都カブールなどの大都市にしがみつき続けるだろう。

>タリバンが分裂するようなことがあれば、その場合も潮目は変わる。

>ただし現時点では、アフガニスタンに平和と治安と安定をもたらそうとしたアメリカやNATOの努力は、かつてのソ連の取り組みと同様、無駄だったように思える。

>(英語記事 Afghanistan: How the Taliban gained ground so quickly)

<参考=「なぜタリバンはこれほど急進撃しているのか アフガニスタン」(BBC)>
(21/08/15)


【閻魔大王】 2021/08/23 (Mon) 19:34

副題=日本人は、安全<?>。それ以外には、考えられんの、のんびり決断。

欧米各国は、既に、避難開始してるですが。
日本は、のんきな父さんで、今日ですて。自衛待機派遣が。

まあねえ、
ロシア大使館は動かないと、してるですが。こちらは、日本如きとは、外交力の桁違うです。

<参考=「NO.269 <閻魔大王の言いたい放題>タリバン政権と、各国の思惑」寄稿閻魔大王 2021/08/22 (Sun) 17:03
<副題=タリバンが、ロシア大使館を警護<!>>


>加藤勝信官房長官は23日午前の記者会見で、アフガニスタンに残る邦人らの退避のために自衛隊機3機を派遣すると発表した。今夕に第1便が出発する。国際機関に勤務する邦人に加え、日本大使館などで働いていたアフガニスタン人スタッフを運ぶ計画だ。

>アフガンは米軍が撤収を表明した後にイスラム主義組織タリバンが主要都市を制圧して、治安が悪化している。

>政府は23日午前、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開いてアフガン情勢を分析した。菅義偉首相と関係閣僚が協議し、自衛隊機による支援が必要だと判断した。

>加藤氏は記者会見で「出国を希望する人々の安全な退避が国際社会の最も喫緊の課題だ」と指摘した。「関係国と緊密に連絡して万全を期す」と述べた。

>国際法上は自衛隊を他国の領域に派遣する場合、原則として派遣先国の同意が必要になる。加藤氏は「現地情勢は通常とは大きく異なるが、運用上も国際法上も問題が生じないよう、当事者の同意を得るための意思疎通をはかっている」と強調した。

>岸信夫防衛相は自衛隊に邦人らの輸送にあたるよう命じた。「輸送機C130」2機、「輸送機C2」1機が任務にあたる。

>派遣の法的根拠は、在外の日本人の輸送などを規定する「自衛隊法84条の4」を適用する。「外国における災害、騒乱その他の緊急事態」に際し、防衛相が外相の依頼に基づいて、邦人を輸送できると定めている。外国人も輸送できる。

>同法に基づく邦人の保護・輸送は2016年に南スーダンで大使館職員を輸送するなど過去に実績がある。

<参考=「自衛隊機、23日夕方に第1便出発 アフガンから邦人退避」(日本経済新聞)>


閻魔大王】 2021/08/23 (Mon) 23:58

副題=さての、自衛隊機が行ったですが。欧米の退避の状況、混乱してるですが。

で、
何じゃと、なればの、今頃なれどの、上手く、迅速、任務終えれば、宜しいですが。

>政府は23日、イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタンに残る邦人や大使館などの現地スタッフを国外退避させるため、自衛隊の輸送機を派遣した。自衛隊法に基づく措置で、外国人の輸送は初めてとなる。

>政府は同日午前、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開き、自衛隊機を派遣する方針を確認。この後、岸信夫防衛相が自衛隊に派遣を命じた。

>第1陣となる航空自衛隊のC2輸送機1機は同日夕、派遣先のカブール国際空港に向けて入間基地(埼玉県狭山市など)を出発。24日にはC130輸送機2機が出発する方向で調整している。隊員計数百人も現地入り。準備が整い次第、輸送活動を開始する。

>輸送対象は、国際機関の日本人職員に加え、日本大使館や国際協力機構(JICA)のアフガニスタン人などの現地スタッフで、家族も含め数百人規模になる見通し。カブール国際空港から周辺国に向かう。

<参考=「自衛隊機、アフガンに出発 邦人・現地スタッフ退避へ―外国人輸送は初」(時事通信)>
<消滅・22/08/24>


【閻魔大王】 2021/08/24 (Tue) 13:36

副題=現地の日本人及び、協力者を、脱出させるに、日本だけでは、何も出来ず。

法律で、がんじがらめで、自衛隊を送れば、何とか、なるでは無いです。

外務省は、タリバン政権と、その手、交渉しませんとと。
してるとは、思うですが、何ともハヤの、頼りなく、感じるです。


>政府は混乱が続くアフガニスタンに残る邦人らを国外に退避させるため、現地への自衛隊派遣にかじを切った。今回の輸送の前提となる「安全」について、政府は米軍が首都カブールの空港を掌握しており確保されていると説明する。ただ、輸送対象の邦人や大使館などの現地職員らは自力で空港までたどり着かなければならず、危機下の邦人保護の難しさも浮き彫りになっている。

>岸信夫防衛相は23日、防衛省で記者団に「各国は自らの軍用機で自国民や現地職員を退避させている。人道的な観点から、自衛隊がこうした方々を退避させることは重要な責務だ」と強調した。

>防衛省は今回の輸送にあたり、カブール空港に現地調整所を設置する。空港は米軍の管理下にあり、輸送対象の邦人らは米軍のセキュリティーゲートを通過し、外務省職員による本人確認などの検査を受けることになる。自衛隊はそうした手続きのサポートに加え、輸送機までの誘導などを担うが、その活動範囲は空港内にとどまるのが現実だ。

>日本政府は平成28年に施行した安全保障法制で、自衛隊法を改正し在外邦人の保護措置に関する規定を整備した。同法84条の3「在外邦人等の保護措置」に基づけば武器使用範囲が広がり、任務遂行を妨害する相手に対しても武器使用が可能となる。ただ、権限がより強くなる分、前提条件も今回適用する84条の4「在外邦人等の輸送」よりも厳格で、「当該外国の同意」が必要となる。

>日本政府は、タリバンが樹立を目指す新政権を承認するかどうか慎重に見極める構え。混乱が続くカブール空港外で、自衛隊による「在外邦人等の保護措置」を実施するのは困難だ。

>また、空港から国外へ退避させたアフガニスタン人の現地スタッフとその家族らをどう処遇するかも課題の一つとなっている。安全な場所にいったん、退避させた後、本人の希望を踏まえて日本に入国させることや、第三国に移動させることなども検討する。(大橋拓史、田村龍彦)

<参考=「自衛隊機アフガン派遣 輸送邦人ら空港までは自力」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/24 (Tue) 14:51

副題=米軍駐留が延びる可能性について、タリバン報道官曰くに、「占領の延長」であり、「ノー」と、返答<!>

目的、国外退避のため、なれどの、バイデン政権、完全に足許見られた<!>

イヤ、
「占領の延長」ねえ。
タリバン的には、その見方してるかと。

>英スカイニュース(電子版)は23日、アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンのスハイル・シャヒーン報道官が、米軍部隊の駐留が8月末以降も続けば「占領の延長」とみなすと述べたと伝えた。

>米国とタリバンの和平合意では、4月末が米軍撤収の期限だった。報道官は8月末を「レッドライン(越えてはならない一線)だ」と指摘し、「米英が退避継続のためにさらなる時間を求めるのであれば、答えはノーだ。何らかの結果を招くことになる」と述べ、報復攻撃に出る可能性を示唆した。

<参考=「米軍駐留延期なら「報復」示唆…タリバン報道官「8月末はレッドラインだ」」(読売新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/25 (Wed) 16:09

副題=バイデン大統領、現時点、8月31日までに、救出作戦終了出来る<!>

長引くと、反って、標的になるの可能性<!>

日本の自衛隊は、遅くに出発してるですが、大丈夫怪<?>

>米国のバイデン大統領は24日、ホワイトハウスで演説し、イスラム主義勢力タリバンのアフガニスタン全土掌握に伴う米国人やアフガン人協力者の救出作戦について「現時点で8月31日までに終えられる見通しだ」と述べて、8月末としてきた駐留米軍の撤収期限を維持する考えを示した。

>バイデン氏は演説で、イスラム過激派組織「イスラム国」の関連団体によるテロも懸念されるとし、「我々が長く駐留すればするほど、彼らの標的となるリスクが高まる」と撤収を急ぐ必要があると訴えた。8月中旬以降、米軍は米国人やアフガン人協力者ら約7万700人をすでに退避させたとして「救出作戦は著しく進展している」と強調した。

>一方、「救出作戦を8月31日までに完了させられるかどうかは、引き続きタリバンの協力を得られるかどうかにかかっている」とも説明した。作戦の 進捗しんちょく 状況に対応して期限延長にも備えるよう、国防総省などに指示したことを明らかにした。

>タリバンの報道官は24日の記者会見で「今後はアフガン人の出国を許可しない」と述べ、首都カブールの国際空港への通行を許可しない考えを表明している。

>アフガン情勢を受けて24日にオンライン形式で開かれた先進7か国(G7)首脳会議では、米軍の撤収について複数の首脳が懸念を示した。ドイツのメルケル首相は同日の記者会見でも「米国抜きでは(ドイツなどが)退避のための活動を継続できない」と訴えた。

>バイデン氏はホワイトハウスでの演説で、撤収期限を維持する考えを各国首脳に伝えたとした上で、「より効率的かつ安全な退避に向け、(各国首脳と)緊密な連携を継続していくことで一致した」と強調した。

<参考=「バイデン氏、アフガン撤収期限を変更せず「長く駐留するほど標的となる」」(読売新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/27 (Fri) 17:53

副題=自衛隊機、誰も乗せずに、パキスタンの空港に戻る<?>の怪。

寄稿閻魔大王 2021/08/23 (Mon) 23:58
<副題=さての、自衛隊機が行ったですが。欧米の退避の状況、混乱してるですが。>


いやねえ。
大体が、のんきな父さん、外務省。

この緊迫の情勢で、地方から、カブールの大使館なり、空港に、自力で、来れるの哉と。
連絡は取れてるの哉と。
何を伝え、伝えられたの哉と。


>アフガニスタンに残る邦人や日本大使館の現地職員らを退避させるため、政府が派遣した航空自衛隊のC130輸送機のうち1機が26日、首都カブールの国際空港に到着した。だが、退避希望者が空港に集まっておらず、輸送機はそのまま拠点とする隣国パキスタンの首都イスラマバードの空港に戻った。

>アフガン全土を掌握したイスラム主義勢力タリバンは自国民の出国を禁じる方針を示し、治安状況も悪化している。政府は今後も退避を目指すが、外務省幹部は「現地職員らがタリバンを恐れて空港に向かっていない可能性がある」と語った。

>政府が想定する最大500人の退避希望者のうち邦人は少数で、大半は大使館などのアフガン人職員とその家族らだという。カブールに到着した自衛隊員や外務省職員は空港外に出られず、輸送機に搭乗したい人は自力で空港に入る必要がある。政府は2機のC130と、主に隊員や物資を運ぶC2輸送機1機を現地に派遣している。

<参考=「空自輸送機、アフガンからの退避者乗せず隣国に…空港に搭乗希望者が集まらず」(読売新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/27 (Fri) 18:12

副題=日本国は、バスで<!>、空港まで<!>

誰が、迎えには、わかりませんですが。
そもそもが、現状で、バスを出して呉れるの方、居てるの哉と。

バスの防備は、誰が<?>
丸腰、自衛隊では、何も、出来ませんですが。
米軍でさえ、空港外は危険故、その手の事、特殊部隊が活動らしく。

尚、空港では、ISの自爆テロで、米兵含むの、85名死亡。


>加藤官房長官は27日午前の記者会見で、アフガニスタンからの邦人らの退避について、「情勢は流動的で、予断を許さない状況にあるが、努力をさらに継続していきたい」と述べ、中止しない方針を表明した。

>政府はカブールの国際空港に外務省職員や自衛隊員を派遣し、情報収集や関係機関との調整にあたっている。27日中の退避完了を目指しており、バスを用意し、退避を希望する邦人数人の空港への移送を検討しているという。外務省幹部は「今日中に最大限、退避させたい」と語った。

>26日のテロの前、政府は航空自衛隊のC2輸送機とC130輸送機を空港に派遣した。しかし、退避の対象となる邦人や日本大使館などで働いていたアフガン人とその家族が空港に集まらなかったため、両機とも、そのまま活動拠点とする隣国パキスタンの首都イスラマバードの空港に戻った。

>現在、イスラマバードの空港でC2輸送機1機とC130輸送機2機が待機している。

<参考=「アフガンの邦人退避は中止せず、官房長官「さらに努力を」…バスで空港へ移送検討」(読売新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/27 (Fri) 19:08

副題=バスは、空港乗り入れを認められた会社の、ですて。

それも、米国との連携で、韓国が、早急に手配で、退避完了<!>

悪いけど、日本国は、こんな時にも、のんきな父さん。

イヤ、
モ一発、悪いけど、日本政府<外務省>は、米軍と、密に連絡取っての、自衛隊機派遣と、思てたですが。
常に、後手、後手の、当事者意識無く。

要は、緊急事態、非常時には、全くの、役立たずばかり。


>アフガニスタンからの米軍の撤退期限が8月末に迫る中、邦人や大使館現地職員らの退避に向けた調整が難航する日本に先立ち、韓国政府は27日、現地職員と家族ら約390人の韓国移送を完了させた。米軍の協力を得て対象者を特定のバスで空港まで移動させることで、イスラム原理主義勢力タリバンによる検問を切り抜けた。

>26、27日に計2便で韓国に移送されたのは、大使館スタッフや韓国のアフガン復興事業などに従事した職員とその家族ら。うち約100人は、5歳未満の乳幼児だった。

>韓国外務省などによると、退避計画は8月上旬から進められてきたが、タリバンによる実権掌握が想定より早まったことを受け、民間航空機の利用を断念。軍用機による移送に切り替えて早期の作戦完了を図った。しかし、首都カブールの空港周辺ではタリバン戦闘員が検問で現地住民の移動を厳しく制限。予定通り23日に空港入りできたのは、26人にとどまった。

>そこで、韓国側は米国との取引があり、米国とタリバン間の合意で空港への出入りが認められた会社のバス6台を確保。情勢悪化を受けカタールに避難していた大使館員4人がカブールに戻って直接交渉にあたり、各国との〝争奪戦〟を勝ち抜いたという。25日、米軍側が指定した空港外の複数の待ち合わせ場所に対象者を集合させ、バス移動で検問を通過した。

>国際機関や外国関連の建物が爆破されるケースが相次いで職員らの安全確保が課題となる中、退避希望者が空港にたどり着けないケースが続出。韓国メディアは軍の救出作戦名「ミラクル」に合わせ、「カブールの奇跡だ」(ハンギョレ紙)などと移送完了を大きく報じている。

<参考=「韓国、日本に先立ち390人のアフガン退避完了」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/28 (Sat) 20:24

副題=自衛隊機で、1人が、脱出。

1人でけでも、脱出出来たですが。
何やらせても、頼りない、役人ばかり。
外務省の事を言うてるですが、一生懸命の、努力してるが、伺えず。

>政府関係者によると、イスラム原理主義勢力タリバンが実権を掌握したアフガニスタンに残っていた邦人1人がカブール空港に到着し、自衛隊機で同空港を出発した。

<参考=「邦人1人がアフガンを出発 自衛隊機で」(産経新聞)>