みんながパソコン大王
話題<NO.146>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
話題NO.147
1145 <新型コロナ・ウィルス>ワクチン開発の話 シバケン 20/04/22
1144 <新型コロナ・ウィルス>NY市場5月物石油価格が、大暴落で、1バレル=「-13.59」ドル<!> シバケン 20/04/22
1143 <事実なら>金正恩委員長が術後重体? 通りすがり
でもないMr.X
20/04/21
1142 <今更ですが>コロナ報道のテレビは演出を排せ! 通りすがり
でもないMr.X
20/04/20
1141 <今更ですが>韓国総選挙・文大統領の与党が大勝利 通りすがり
でもないMr.X
20/04/16
1140 <新型コロナ・ウィルス>ワクチン、中国で、第二段階の報 シバケン 20/04/15
1139 <新型コロナ・ウィルス>ワクチン開発/大阪府が阪大等と協力 シバケン 20/04/15
1138 英国ジョンソン首相が新型コロナ・ウィルスに感染・退院<!> シバケン 20/04/12
1137 <新型コロナ・ウィルス>回復者の血液から治療薬を<武田薬品>/輸血の法も検討<米国> シバケン 20/04/09
1136 <新型コロナ・ウィルス>男女で感染、死亡の割合が異なる<?> シバケン 20/04/09
話題NO.145

NO.1136 <新型コロナ・ウィルス>男女で感染、死亡の割合が異なる<?><起稿 シバケン>(20/04/09)


【シバケン】 2020/04/09 (Thu) 18:38

<男女比率>

感染率=6:4
死亡率=7:3

確かに、報道からも、男性の感染、死亡が多いの印象はあるです。

クルーズ船でも、同室の老夫婦で、ご主人陽性、奥様陰性があったです。

>菅義偉官房長官は9日の記者会見で、新型コロナウイルスの国内の感染者の男女比は男性が約6割、死亡者は男性が7割強に上っていることを明らかにした。「重症化する要因は基礎疾患の有無や年齢などさまざまな要素が絡むとされ、単純に性別が影響しているかどうかは分からない」とも語った。

>菅氏は、ウイルスにはいまだに不明な点が多くあり、引き続き専門的な研究が必要と指摘したうえで「性別を問わずに3つの『密』(密閉・密集・密接)を避ける取り組みに協力をいただきたい」と述べた。

<参考=「新型コロナ死亡の7割強が男性、菅氏「性別が影響か分からない」」(産経ニュース)>


【ABC】 2020/04/09 (Thu) 20:06

 検査数の比率は?専業主婦や子育て中の女性は、比較的に感染機会が少ないはずです。
 感染して死亡する率は、42:12ですかね。3.5倍、それは大変だわ、男女比が変わりそう。変なの。

 男の感染者が女の1.5倍いて、男の死亡者が女の2.3倍以上なのですか。
 それでも凄いですねえ。6割が感染する頃には、女だらけですかね。私でも生きていれば、その内にモテますかねえ。死ぬのが高齢者と病気持ちだけなら、元々に男のほうが死に易いのですがね。


NO.1137 <新型コロナ・ウィルス>回復者の血液から治療薬を<武田薬品>/輸血の法も検討<米国><起稿 シバケン>(20/04/09)


【シバケン】 2020/04/09 (Thu) 18:58

新型コロナ・ウィルスに感染で、回復した患者の血液から、治療薬を。

米国では、回復者の血液を輸血するの法について、臨床試験に入ったの話があるです。


>武田薬品工業は4日、新型コロナウイルスによる感染症に対する治療薬の開発を始めると発表した。実用化まで9~18カ月程度かかる見通しという。

>新たな治療薬は、新型コロナウイルス感染症から回復した患者の血液中の抗体を活用して作る。患者に投与することで免疫力を高め、感染症から回復する可能性を大きくすることが期待できるという。

>武田薬品は開発を進めるため日本を含むアジアや米国、欧州の規制当局と協議している。製造は米・ジョージア州の工場の隔離されたエリアで行う。

>武田薬品は「既に関連する技術は特定済みだ」としている。

>また、既に発売した製品や研究中の薬品から、新型コロナウイルス感染症に有効なものの調査も進めている。

<参考=「武田、コロナ治療薬開発へ 回復患者の血液活用」(産経ニュース)>


【ABC】 2020/04/09 (Thu) 20:26

 日本は対象者が少ないですねえ。だからと言って外国に血を買いに行っては、良くないでしょう。血液は立派に組織売買です。
 私を感染させて確実に死なない様にして免疫を着けさせてくれるなら、協力しますよ。それができてこそ、実用の技術です。

 医療従事者が、どんどん感染しています。災い転じて福ですか。患者に尽くす者達の、大事な家族が救えると良いですねえ。
 英雄が悲劇の主人公にならなければ、社会が大変な負い目を感じずに済みます。有り難いです。


【シバケン】 2020/08/24 (Mon) 23:00

副題=血漿治療を米政権緊急認可

どなんですかねえ。

ですが、
死亡率を下げるための手、それ以外に、手のない、患者のための、でして。要は重症患者の回復対策。

>アメリカのトランプ大統領は23日、新型コロナウイルスから回復した人の血液成分を使う治療法を緊急認可したと発表した。

>アメリカの保健当局が認可した治療法は、新型コロナウイルスから回復した人の血液から、抗体を多く含む血しょうを取り出し、患者に投与するもの。

>トランプ大統領は、この治療によって「患者の死亡率が35%下がった」と有効性を強調しているが、一部の専門家からは「効果や安全性の根拠となるデータが少なすぎる」と拙速な認可を危惧する声も上がっている。

>血しょう治療は、中国では感染が広がった当初から重症患者向けに行われているが、呼吸困難などの副作用に注意するなどのガイドラインが設けられている。

<参考=「有効性未確認の血しょう治療 米政権が緊急認可」(FNN)>
<消滅・20/09/23>


【シバケン】 2020/08/25 (Tue) 00:15

副題=補足的記事


>中国や韓国で症状改善例が報告される新型コロナの新たな治療法
>元患者の血漿を輸血…感染で生まれる抗体が病原体を攻撃
>一方で治療にあたった医師らは副作用の危険性も指摘

>元患者の血漿を輸血し症状が改善

>新型コロナウイルスの世界の感染者数は約150万人、死者は約9万(4月9日時点)。

>有効な治療法が確立されていない中、感染者数が世界最多となっているアメリカで、大規模な臨床試験が計画されていることがわかった。

>使われるのは、回復した元患者の血液だ。

>中国では、武漢の重傷者10人に対し、回復した人から血液の成分である血漿を輸血したところ、7人でウイルスが検出されなくなり、症状が大幅に改善したという論文が発表されるなど、広く行われている治療法だ。

>中国で実際に治療を受けた患者は…
>治療を受けた男性患者:
>血漿を輸血してから、ずいぶん良くなりました。今は肺機能が90%回復し、ベッドから歩いて運動することもできる

>また、回復後に血漿を提供したという看護師は…
>血漿を提供した看護師:
>自分の血液が誰かの命を救える可能性があるならやらないと…

>アメリカでは、臨床試験で使うため、回復してから2週間以上経った人に献血を呼びかけていて、メディアによると、感染から回復したプロバスケットボールNBAのマーカス・スマート選手(ボストン・セルティックス所属)も献血を申し出ているという。

>ルーツは日本?医師は「副作用もあり得る」と指摘
>「日本の細菌学の父」と呼ばれる北里柴三郎博士らが、19世紀に破傷風などの治療法として発見した血清療法と同じ原理を使っているのだ。

>一度感染すると、体内には病原体を攻撃する抗体が生まれる。その抗体が多く含まれる、回復した人の血漿を患者に投与することで回復させようというもの。

<図>




>北里柴三郎博士のひ孫で、北里大学の北里英郎教授に話を伺った。

>北里大学・北里英郎教授:
>メリットは、新たな薬の開発などがない場合に有効とされていますが、デメリットは、抗体以外に多くの物質が含まれているため、副作用などが起きることが知られています

>この治療法は、韓国でも重症となった71歳の男性と67歳の女性の患者に対しても行われた。回復した人の血漿をステロイド薬とともに投与したところ、肺の白い影がなくなって完治したという。

>しかし、治療した韓国の病院の医師は副作用の危険性もあると指摘する。

>セブランス病院 チェ・ジュニョン教授:
>科学的な根拠が足りない上、副作用もあり得る治療法です。まだ全員に役立つ、推奨される治療法といえる状況ではありません

>果たして効果はあるのか?アメリカの臨床試験の結果が待たれる。

>Live News it!のスタジオでは…

>加藤綾子キャスター:
>特効薬もない中でこういった血漿療法もということですが、風間さん、アメリカの動きをどう見ますか?

>フジテレビ 風間晋解説委員:
>今回はアメリカが本気です。アメリカの医薬品当局は、臨床試験だけでなく、全米各地の数百もの病院で実際の治療に使うという計画をしているんですよ。ですから、これがスピーディーに治療法につながってほしいですね

>(「Live News it!」4月9日放送分より)

<参考=「元患者の血漿輸血が新型コロナの画期的な治療法に? アメリカでは大規模な臨床試験を計画」(FNN)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2020/08/25 (Tue) 00:31

 こんばんは。


> 医師は「副作用もあり得る」と指摘

 カミユの「ペスト」では、重症のペストの子供に血清を注射したら、病状が悪いままで、亡くなるのが遅れたという、悲惨な例が出てきます。


NO.1138 英国ジョンソン首相が新型コロナ・ウィルスに感染・退院<!><起稿 シバケン>(20/04/12)


【シバケン】 2020/04/12 (Sun) 23:31

アレクサンダー・ボリス・ド・フェファル・ジョンソン首相<55歳>が、新型コロナ・ウィルスに感染で、入院<3月27日>も、本日<4月12日>退院<!>

一言、よかったねえ<!>

イヤ、
若くもありませんでして。高齢な程に、致死率高い故、心配してたです。


>【ロンドン=板東和正】英首相官邸は12日、新型コロナウイルスに感染して入院治療を受けていたジョンソン英首相が退院したと発表した。深刻な危機は脱したとみられている。ただ、健康状態を考慮して公務にすぐに戻らない方針で、復帰時期は未定という。

>ジョンソン氏は医療チームの助言により、退院後、しばらくはロンドン郊外のチェッカーズ(首相別荘)で休養するという。

>ジョンソン氏は3月27日に先進7カ国(G7)の首脳として初めて自身の感染を公表し、その後、検査入院した。

>今月6日に容体が悪化して集中治療室に入ったが、9日に症状が改善して一般病棟に移っていた。英首相官邸は10日、ジョンソン氏が、短い距離を歩けるようになったと明らかにしていた。

>ただ、ジョンソン氏の公務の復帰時期について、首相官邸の報道官は「医師らの助言に従う」と述べるにとどめている。ジョンソン氏が公務に戻るまで、ラーブ外相が首相の職務代行を務める方針だ。

>英政府は先月23日に開始した外出制限について緩和するかどうかを近く検討する見通しで、ラーブ氏が閣内の意見を集約して決定を下す可能性もある。英国の新型コロナによる死者が1万人に迫る中、英国が外出制限を緩める可能性は低いとみられている。

>一方、感染の拡大が広がる中、エリザベス女王は11日、キリスト教のイースター(復活祭)の12日を前に音声メッセージを公開し「われわれが新型コロナウイルスに負けないことは分かっている」と強調した。

>英BBC放送によると、女王がイースターのメッセージを発表するのは異例という。女王は5日にも、テレビ演説し、「私たちが強い決意を持ち団結し続けていれば、この(新型コロナによる)病は克服できる」と訴えていた。

<参考=「ジョンソン英首相が退院 公務復帰は未定」(産経ニュース)>
<消滅・21/06/02>


NO.1139 <新型コロナ・ウィルス>ワクチン開発/大阪府が阪大等と協力<起稿 シバケン>(20/04/15)


【シバケン】 2020/04/15 (Wed) 07:59

当初9月頃の治験開始と、してたですが、前倒しで、7月にも治験開始<?>
早ければ、早い程に結構なるです。

日本政府は、何をしてるのか<?>

イヤ、
この手、情報も、積極的に公開、報道すべき。
国民が、世界が、一番に期待してるの事です。

>大阪府の吉村洋文知事は14日、新型コロナウイルスのワクチン開発について府庁で記者会見し、「早ければ7月にも治験を始めたい」と語った。大阪大発の創薬ベンチャー「アンジェス」がワクチンの動物実験を進めており、有効性や安全性が確認されれば、医療関係者を対象に治験を始めるという。

>【まとめ】新型コロナウイルス 治療薬、治療法の開発

>アンジェスによると、開発しているのは「DNAワクチン」と呼ばれるタイプ。3月に阪大と共同で開発に着手し、当初は9月ごろの治験開始を想定していたが、動物実験が順調に進んでいるため前倒しを検討しているという。

>吉村知事は「最前線で働く医療関係者に優先的に投与したい。実用化されれば10万~20万人単位で接種が可能で、コロナウイルスと戦う武器になる」と話した。

>同大の森下竜一寄付講座教授によると、7月にも医療関係者に対し、数十人規模で接種する。抗体ができるかを確認し、順次対象人数を増やしていくという。

>大阪府は14日、ワクチン開発で大阪市や阪大などと連携協定を締結。松井一郎市長は「効くかどうかは治験をやってみないと分からないが、スピード感を持ってやりたい」と話した。

<参考=「コロナワクチン「7月治験目指す」 大阪府、阪大などと協定」(時事通信)>
<消滅・21/04/17>


【シバケン】 2020/06/17 (Wed) 22:16

副題=大阪では、着々と進行

イヤ、
結構なるです。

日本政府よりも、数段のやる気、見えてるです。


>大阪市の松井一郎市長は16日、新型コロナウイルスのワクチン実用化に向けた臨床試験(治験)を30日から大阪市立大付属病院で始めると明らかにした。大阪大発の創薬ベンチャー「アンジェス」(大阪府茨木市)が開発したワクチンを使う。

<参考=「ワクチン治験、30日開始 創薬ベンチャー開発、大阪市大で―新型コロナ」(時事通信)>
<消滅・21/06/17>


【シバケン】 2020/06/20 (Sat) 11:56

副題=国産ワクチン、2021年3月には、100万人分 アンジェスなど産学連合和製<大阪>

投資額が、米中とは、桁が違うですが、少ない予算で、頑張ってるです。


<写真>
アンジェスなどは21年3月までにワクチン100万人分の生産体制を整える




>大阪大発のバイオ企業アンジェスを中心とする産学連合は、年内の承認取得を目指す新型コロナウイルス向けワクチンを2021年3月までに100万人分生産する体制を整える。米国などの世界大手が億人分規模での量産体制づくりを進めるが、日本が輸入できる保証はない。開発段階から増産対応を進め、感染「第2波」への備えを急ぐ。

>アンジェスを中心とした国内外14社・団体が生産体制を整える。これまでは年内に20万人分を供給する方針を示していた。製造を担うタカラバイオがワクチン原料を培養する設備を現在の200リットル程度から最大3千リットル級に拡張。AGC子会社や塩野義製薬子会社も原料提供での協力を表明しており、供給力を高められると判断した。

<表>
国内勢の生産量は海外勢に劣る




>アンジェスなどは「DNAワクチン」と呼ばれるコロナワクチンを開発中だ。コロナウイルスの遺伝情報の一部を取り込んだ成分を体内に送り込み、事前に免疫を作るタイプで、年内の実用化を目指し、近く治験(臨床試験)を始める。現在、世界で最も開発で先行するとされる米モデルナも似た仕組みのワクチンの治験を進めている。

>新型コロナ向けワクチンを巡っては、塩野義が国立感染症研究所(東京・新宿)と共同で開発し、年内の治験開始に向けて当局と調整中だ。21年秋までに市場投入を目指しており、将来1千万人規模で提供できるよう生産能力を拡張する検討も始めている。投資額は100億~200億円を想定している。田辺三菱製薬のカナダ子会社は8月の治験開始を計画。東京大学と組む第一三共もワクチン開発への参入を表明済みだ。

>政府も国産ワクチン開発を後押しする。日本医療研究開発機構(AMED)を通じて、総額100億円を9つのプロジェクトに配分する。12日に成立した第2次補正予算では、ワクチン開発などに総額2000億円強を盛り込んだ。

>産学連携に政府も加わり国産ワクチンに力を入れるのは海外からのワクチン輸入に不安があるからだ。治験で先行するモデルナなどは年10億回分、英アストラゼネカと英オックスフォード大学のチームは年20億回分の生産を目指している。いずれも米政府が資金支援しており、米国に優先供給される可能性が高い。国産ワクチンによる感染予防体制が整わないと経済の完全再開も難しくなる。

>懸念は、ワクチンの有効性や安全性の検証だ。モデルナやアンジェスらが取り組むワクチンはこれまで世界で承認された例がない。迅速供給とのバランスへの目配りが欠かせない。


>日本、米欧に劣る対応力 新型インフル時は輸入

>安全保障の観点から主要国ではワクチンを自国で製造し備蓄する戦略をとっている。ただ、製造には高度なノウハウが必要で、製造設備も高価。新規参入のハードルは高く、日本では武田薬品工業や第一三共など4社が中心となって供給している。

>各社が手掛けるのは鶏卵などを使って1~2年かけて必要な量をまかなう備蓄用が中心だ。新たなワクチンの開発や迅速投入に向けて生産技術を磨く米欧の製薬大手に比べ、日本は未知のウイルスへの対応力に劣る。

>その弱さを露呈させたのが2009年に流行した新型インフルエンザだ。緊急輸入でしのいだが、約1年の有効期限内で使い切れず大量に廃棄する事態となった。政府はワクチン技術の開発支援を手厚くするが、ワクチン産業はすぐには育たない。新型コロナは日本の「国産ワクチン」戦略の遅れを改めて示している。

<参考=「国産ワクチン、100万人分 アンジェスなど産学連合」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2020/06/27 (Sat) 00:36

副題=大阪ワクチン、国内初の治験開始

大阪ワクチンとは、当方勝手の銘々。

あくまでもの、治験開始で、製造販売承認取得は、来春から秋で、まだまだ、先の話。

>新型コロナウイルスに対するワクチンの実用化を目指す大阪大発のバイオ企業「アンジェス」は25日、人に投与する国内初の治験を大阪市立大で近く始めると発表した。大阪市立大病院の審査委員会が実施計画を承認した。治験の対象は30人で、被験者募集会社などを通じて参加者を募集して投与。来年春から秋には国の製造販売承認を取得したいとしている。

>ワクチンは3月から開発に着手。使うのはDNAワクチンと呼ばれるタイプで、ウイルス表面にある「スパイクタンパク質」を作る遺伝子を投与すると、体内でこのタンパク質が作られ、免疫がその特徴を覚えて抗体ができる。ウイルスが侵入した際は、抗体が結合し感染や重症化を防ぐと期待されている。動物実験では抗体ができることを確認しているという。アンジェスによると、DNAワクチンの人への投与は国内初という。

>計画では、新型コロナウイルスに感染歴がないなどの条件を満たす健康な成人が対象。投与量の多いグループと少ないグループ各15人に、2回ずつ筋肉注射し、重大な副作用がないなど安全性が確認されれば、秋には次の段階の試験として対象を400人規模に拡大し、十分に抗体ができるかどうか確かめる。

>ワクチンをめぐり、大阪府の吉村洋文知事は、年内に20万人分を製造し、来年春から秋にかけて一般に向けて実用化を目指す計画を明らかにしている。

<参考=「新型コロナワクチン、国内初の治験開始へ 大阪市立大審査委が承認」(産経ニュース)>


<参考=NO.175 <コロナ対策>日本産ワクチンの開発遅れの原因は<?>


【シバケン】 2020/12/08 (Tue) 19:04

副題=「アンジェス」も、治験開始。

500人規模で、少々、少ないですが。
日本製に期待<!>


>大阪大発の製薬ベンチャー「アンジェス」(大阪府茨木市)は8日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、新たに500人規模の治験で被験者への接種を始めたと発表した。結果がまとまるのは来夏ごろの予定で、その後、さらに規模を拡大した治験を計画する。

>吉村洋文府知事は来年春から秋に広く接種を開始できるとの見通しを示していたが、ずれ込みそうだ。

>同社によると、治験ではワクチンを2回接種する。1回目と2回目の間隔を2週間と4週間の2グループに分けて、副作用の発生や十分な量の抗体ができるかを確認する。各グループのうち50人ずつは偽薬を接種し、結果を比較する。

>同社はこれまでに、大阪市立大と大阪大の付属病院で計60人に接種する治験を実施したが「結果は年内に公表する」として、詳細を明らかにしていない。

<参考=「アンジェス、500人接種の治験開始」(産経ニュース)>


【シバケン】 2021/01/09 (Sat) 21:49

副題=着々と、進行してるですが。

日本政府は、国産ワクチンに思い切った資金投入すべき<!>


<写真>
ワクチンの早期実用化に意欲を示す森下氏



>新型コロナウイルスのワクチン開発に取り組む大阪大大学院の森下竜一寄付講座教授(58)=総社市出身、遺伝子治療学=は、今年中を視野にワクチンの早期実用化に意欲を見せる。日本政府が供給の合意や契約を得ている米国企業のワクチンが臨床試験(治験)で90%を超す有効性を示した中、「安全性を保ちつつ、有効性も上げなければならない」としている。

>開発しているのは、ウイルスの遺伝情報の一部を組み込んだ「DNAワクチン」。接種すると、新型コロナウイルスが細胞に侵入する際に鍵の役割を果たすタンパク質が発現し、それを免疫システムが異物と認識することで抗体ができる。ウイルスを弱毒化したり不活化したりする従来のワクチンと異なり、ウイルスそのものを使わないため安全性は高いとされる。

>森下氏は、自身が創業した製薬ベンチャーのアンジェス(大阪府茨木市)と共に昨年3月、ワクチン開発に着手。日本勢では最も先行しており、6~9月に大阪市立大と大阪大の付属病院で各30人を対象にした治験を実施した。「目立った副反応は認められず、安全性は確認できた」という。

>12月からは500人規模の治験に入っており、今年3月ごろまで関西と関東の計8施設で行う予定。副反応や十分な量の抗体ができるかを確認しながら、最適な投与間隔を探る。安全性と有効性の精度を上げるため、その後に数万人規模の治験を行うことも検討している。

>森下氏は「500人規模の治験の結果を踏まえ、方針を決めていくことになる。開発中のワクチンに改良を加えなければならない可能性もある」とする。国産ワクチンの意義について「今後、別のウイルスによるパンデミック(世界的大流行)が起きたときにも備え、国内でワクチンを開発し、国民全員に供給できる体制の確立が必要だ」と指摘する。
(2021年01月08日 19時59分 更新)

<参考=「コロナワクチン 早期実用化に意欲 総社市出身の森下竜一大阪大教授」(山陽新聞)>


NO.1140 <新型コロナ・ウィルス>ワクチン、中国で、第二段階の報<起稿 シバケン>(20/04/15)


【シバケン】 2020/04/15 (Wed) 10:20

第一段階=安全性確認<少数の健康な志願者>
第二段階=有効性確認<少数の健康な方が対象>
第三段階=有効性確認<より多数の健康な方で有効性の検証>

問題は、中国故、高値で販売したり、政治的に利用するの可能性。


>中国政府は中国国内で開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験について、安全性などを確かめる第1段階を終えて、有効性などを確かめる第2段階に進んだことを明らかにしました。

>中国科学技術省、社会発展科学技術局の呉遠彬局長は14日の記者会見で、国内で進めている新型コロナウイルスのワクチンの開発状況について説明しました。

>このうち、軍事科学院軍事医学研究院の陳薇研究員のチームが開発を進めているワクチンは、新型コロナウイルスとは別のウイルスを遺伝子の運び役として使うもので、先月までに主に安全性などを確かめる第1段階の試験を終えて、主に有効性などを確かめる次の段階の試験を始めるためにワクチンを投与するボランティアの募集を今月から始めたということです。

>呉局長は3段階ある臨床試験のうち2段階目に進むのは、新型コロナウイルスのワクチンの開発では世界で初めてだとしています。

>このほか国有企業の子会社の「中国生物武漢生物製品研究所」と民間の製薬企業「北京科興中維生物技術」は感染する能力を失わせたウイルスやその一部を材料にする「不活化ワクチン」の開発を進めていて、いずれも今月、中国政府が臨床試験の実施を承認したということです。

>呉局長によりますと、ほかにも複数のワクチンの開発が進行中で、来月にかけて臨床試験の申請が行われる見通しだということです。

<参考=「新型コロナワクチン 中国が臨床試験の第2段階に進んだと発表」(NHK NEWS)>
<消滅・20/05/21>


【ABC】 2020/04/15 (Wed) 11:52

 2021東京オリンピックは恐らく無理でしょうが、2022北京オリンピックには是が非でも間に合わせたい中国の努力は、どこにも勝るでしょう。
 もしも中国が安全有効のワクチンを10億人分造れたなら、百万人の医師が1人千人に投与すれば良いです。看護師でも良いですが。法律次第で薬剤師でも良いでしょうが。個々人が自分で実施できるキットなら良いですね。1つ100gなら、10万tですか。

 計算が合っていますかねえ。合っていたら世界分は、ただの数倍です。
 それでシバケンさんは、1万人目ですか、10万人目ですか、百万人目ですか、千万人目ですか、あるいは1億人目ですか、もしや10億人目ですか、さてねえ。死ぬ順番が先に来なければ、もしかしたら、ずっと来ないのかもです。


 皆さん、経済問題を言う人々は特に、必ず短期決戦になると自分達に信じ込ませていますね。その見通しは、今にはないでしょう。
 無駄遣いせずに、食糧増産に注力して、配給できる様にしないと、日本だと餓死者が出ますよ。栄養不良では、持病がなくても若くても死ぬかもですよ。

 最悪を想定して行動せねばならない時に、皆が浮かれた甘い夢を見たがります。
 しかし、最良の運びであろうと、それを妥当に想像できているのですかねえ。


シバケン】 2020/04/15 (Wed) 13:16

ABCさん

当方的には、医療崩壊気味になってるの現在。
又、今後の予測は出来ませんですが、いよいよの、崩壊で、命の選択されるの時よりは、早めの方がと、思てるです。

ソラ、選択なら、高齢者の部類に入ってしもてるの当方なんか、即の、酸素吸入器除外されるの身也と、覚悟させられてるです。

又、
現在の風潮では、感染者捜しされまして。
運送業の方のお子さんが、保育園の通園を断られたり、京都産業大学学生は、入店お断りとか、入社式も別にされたりでは、下手に感染出来んなと。
当方なら、死んでもたら、後の事、良きに計らえですが、家族が後ろ指指されて、困るやろなあと。

まあね。
亀岡なるは、中途半端な、都会であり、田舎でして。
又、当方なら、外出はしてるですが、基本、人出の多い場所、避けるは出来るの立場。

加えての、亀岡なるは、まだまだ、感染者少なく、運任せの面、当然のあるですが、そんなには、感染確率高くは無いと、思てるです。

<参考=NO.1132 <COVID-19>京都で、感染者集団<!>/京都産業大学学生。


【ABC】 2020/04/15 (Wed) 18:07

 シバケンさま

 発想が、どこまでも反対ですねえ。
 医療崩壊なんぞ、日本では当たり前です。保険制度があって、計画的に医療費を抑えているのですから、想定を超えたなら、終わりですよ。

 教養として学ぶなら、医学ほど役立つ物もありません。しかし医師の数をふやしたくないのです。医師免許の試験に等級を付ければ良いだけですが。看護婦にはやっていたのと違いますか。教養ですから、別段に開業しなくても、工学部出が全部技師にならないでしょう、法学部出が全部弁護士にならないでしょう。
 しかし結果に、今の日本の医師達は、世界一優秀です。多くが常人でないです。前線では感染するのは仕方ないですが、必ず回復してスーパーマンになって欲しい物です。(殺鼠剤耐性のネズミをスーパーラットと呼んでいます。)

 酸素吸入などは大丈夫でしょうが、人工呼吸器の世話に年寄りがなってはいけません、そこまで行くと敗色が濃いです。人工心肺になどつながれて、余計の苦しみを望む物でもありません。志村氏の様に、苦しんだ挙句に死去では、頑張り損です。
 いつになるか分からない治療薬や予防接種など、今に当てにしても我々には、夢物語です。我々の自衛策は、それらの世話にならない法を探る事です。我々には、それに役立つ情報が、有用情報なのです。高齢者と病気持ちの、上手な生き抜き方、これしかないのですよ。肺炎ウイルスが自発的に一線から引退してくれない限り。しかし、インフルエンザとは違うのです。実質的な感染率死亡率は、パンデミックのインフルエンザを超えています。百年前でない現代なのですよ。サーズ・マーズを野放しにしたら、どこまで伸びたでしょうねえ。分かりませんが、現状は、それ以上を覚悟せねばなりません。死亡率は、それらほどでありません。問題は、累計死亡者数です。今に推定が出ていますかねえ、この楽観で妥当に。


 大体に、入店や通園や出勤を断わられたら、今にはラッキーです。得体の知れない物に、先頭切ってぶち当たらずに済みます。
 非常に危険な物を自粛要請する事はありません。馬鹿でなければ避けますよ。避けられたなら、自発的に休業です。自滅的な馬鹿は惜しくありませんしねえ、社会的に。それが可愛ければ身内の人が諌めますよね。医療現場は大変ですが、結果的に惜しいのが生き残れば、社会は良いのです。

 それですから年金暮らしの老人は、誰よりもの自衛が要るのです。今に生活苦を免れますが、アホな事をすると、その特権を失って、サヨナラサヨナラです。
 この時に上手に対応できないと、惜しい人が残念な事だとなります、大した魅力的な人物であろうと。


【シバケン】 2020/08/23 (Sun) 23:57

副題=7月下旬より、中国で、ワクチンの緊急投与開始

へえと。
ロシアは唐突では、あったですが。
中国では、一歩リードは、承知してたですが。

但し、緊急投与と、されてるです。
臨床試験で、2万人に接種で、副作用は皆無<?>。

>【北京=西見由章】中国当局が、7月22日から医療従事者らを対象に、新型コロナウイルスワクチンの「緊急投与」を開始したことが分かった。国家衛生健康委員会科学技術発展センターの鄭忠偉(てい・ちゅうい)主任が今月23日までに放送された国営中央テレビ(CCTV)の番組で明らかにした。

>ワクチンの緊急投与は「ワクチン管理法」に基づいて同委が申請し、政府が認可。まず医療従事者や防疫関係者らに「免疫のバリア」を確立し、都市全体の運営を安定させるのが目的としている。

>新型コロナの感染者が最初に確認され、世界的な感染拡大への責任も問われている中国は、国の威信をかけてワクチン実用化に向けた臨床試験を急いでいる。国有企業の中国医薬集団(シノファーム)傘下の企業はこれまで国内外の臨床試験で2万人余りにワクチンを接種した。


<参考=「中国、ワクチンの緊急投与を開始 7月下旬から」(産経ニュース)>


【シバケン】 2020/09/08 (Tue) 23:48

副題=中国、ワクチン公開

年末には、承認される<?>


>【北京AFP=時事】中国の首都北京で開催中の見本市で、国産の新型コロナウイルスワクチンが初めて公開された。中国は今、同ウイルスの流行に絡み、成果を強調する姿勢を示している。

>今回公開されたワクチン候補2種は、いずれも中国企業のシノバック・バイオテックと中国医薬集団総公司(シノファーム)が開発したもの。見本市のワクチン展示ブース周辺には7日、多くの人が集まっていた。

>どちらのワクチンもまだ市場には出ていないが、両社共に、重要な第3相臨床試験の終了後、年末にも承認されることを見込んでいる。

>シノバックの代表はAFPに対し、同社は年間3億回分を製造できる「ワクチン工場の建設を完了」したと述べた。

>新型コロナウイルス感染拡大の初期対応をめぐり諸外国から批判を受ける中国は、別のストーリー展開を目指そうとしてきている。

>国営メディアや当局は現在、ウイルスとの闘いにおける成功談として、ウイルスが最初に拡大した中部・武漢市の復活を強調。

>また、世界経済に打撃を与えてきたこの前例のない公衆衛生への脅威に直面した中国のリーダーシップと回復力を示すため、国産ワクチン開発における進歩を前面にアピールしている。【翻訳編集AFPBBNews】

<参考=「中国、国産ワクチンを初公開 コロナ対策で「成果」強調」(時事通信)>
<消滅・20/12/11>


【シバケン】 2020/11/10 (Tue) 22:33

副題=ブラジルで、9000人の治験で、1人死亡<?>

死亡と、治験との関係は無いとし乍ら、中断<?>

どちにしろ、中国は、ブラジルで、人体実験<?>

>ブラジル国家衛生監督庁は9日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発中の新型コロナウイルスのワクチン治験について「深刻な事態」があったとして治験を中断したと発表した。ブラジルのメディアが報じた。

>同ワクチンはサンパウロのブタンタン研究所がシノバックと提携し、開発している。「深刻な事態」は10月29日に起きたという。研究所の所長は、治験者の1人が死亡したと衛生監督庁が報告を受けたと話した。死亡と治験との関係はないとしている。

>ブラジルでは少なくとも9千人が最終段階の治験に参加していた。(共同)

<参考=「ブラジル、中国開発ワクチンの治験を中断 「深刻な事態」」(産経ニュース)>


【シバケン】 2020/11/28 (Sat) 10:56

副題=中国ワクチン、効き目不十分<?>

にしては、中国では、この4月末より、死者ゼロ。
感染者も、一桁、二桁に収まっててね。
との、数字、信用するならの話の、ワクチンなんか、いりませんですが。

尚、
言うたら、何ですが。
効き目薄い程度なら、よかったなあと、なりまして。
健康被害は、ど哉と。

<写真1>
シノバックの新型コロナウイルスワクチンの工場(9月、北京市)



>中国企業による新型コロナウイルスワクチンの開発に不透明感が漂っている。臨床試験(治験)中に大規模投与に踏み切り、一時は世界の開発レースの先頭にいたが、予防効果や検証が不十分とする指摘が出ている。欧米勢の実用化は秒読みの状況で、中国が力を入れる「ワクチン外交」にも影響が出かねない。

>英医学誌ランセットが17日、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発するワクチンについて、初期段階の治験データを分析した論文を掲載した。

>論文はシノバックなどの研究チームがまとめたものだ。治験結果から、「感染を防ぐ予防抗体は(コロナ感染から)回復した人のレベルより低い」とし、有効性は「中程度」と評価していた。

<表>
各国の主な新型コロナワクチン開発状況



>有効性「90%以上」をうたう米ファイザーや米モデルナ、「70%」とする英アストラゼネカなど、最新技術を使った欧米勢のワクチンと比べて、見劣りするデータだ。

>シノバックのワクチンは病原性をなくしたウイルスを使う昔ながらの手法を採用する。インフルエンザワクチンなどで長年使われている手堅い技術だ。安定した予防効果が見込まれただけに論文の内容は波紋を呼んだ。

>論文で研究チームは「抗体が確認され、安全性も問題ない」とし、最終段階の治験に進むデータとしては十分な結果だと結論づけた。また、シノバック幹部の孟偉寧氏は20日、オンラインの国際会議で「12月中には最終治験のデータが得られるだろう」と発言し、今後の有効な解析結果に期待をにじませた。

>世界で治験の最終段階にある11種類のワクチンのうち4種類が中国のワクチンだ。中国は1月からワクチン開発を急ピッチで進めてきた。けん引役はシノバックと、国有製薬大手である中国医薬集団(シノファーム)だ。両社は7~8月から、最終治験の途中段階にもかかわらず、国内で緊急投与に乗り出した。

>北京市内のシノファーム系の研究所では26日、接種を待つ人が行列を作っていた。最終治験を経ないままワクチンの接種が拡大している。

>シノファームは今月18日には、緊急投与によるワクチン接種が100万人近くに達したと発表した。9月時点では約35万人だったが、国有企業の社員などを対象に2カ月で3倍近くに増やした。

>「9月にワクチンを接種したが、シノファームから何も連絡がない」。国有企業に所属する複数の社員はこう証言する。

>開発中にもかかわらず、接種後に健康状態などを確認していない可能性が指摘される。通常であれば、直後はもちろん、半年から1年以上の時間をかけて、経過を観察することが求められる。

<写真2>
シノファーム系の研究所で新型コロナウイルス用ワクチンを接種するために並ぶ人々(26日、北京市)



>「100万人近くに投与して重い不良反応は1件もない」。シノファームの劉敬●董事長(●は木へんに貞)は18日に声明を出したが、同社は最終治験の詳しいデータを公表していない。

>コロナワクチンの開発状況には世界中が注目している。欧米メーカーは情報開示に積極的で、治験データや副作用が判明したことによる治験中断などを公表してきた。

>米国では20日、ファイザーが米食品医薬品局(FDA)にワクチンの緊急使用許可を申請した。早ければ12月11日にも米国でワクチン接種が始まる見通しだ。

>開発が大詰めを迎えるなか、11月25日にはシノファームが中国の国家薬品監督管理局にワクチンの販売の許可を申請したと国営新華社通信が報じた。詳細は不明だが、緊急投与からさらに進み、一般向け販売などの準備に入る可能性がある。

>シノバックとシノファーム、そして康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)の中国ワクチン3社が最終治験を実施している国は、11月下旬時点でインドネシアやブラジルなど少なくとも13カ国に上る。開発に成功した場合、まずはこれらの国々に供給する考えだ。

>習近平(シー・ジンピン)指導部はワクチンをアフリカや東南アジアなどの新興国に優先供給する方針を示す。ワクチン外交で政治的な影響力を強めたい思惑が透けて見える。

>ワクチンの拙速な開発にはリスクが伴う。いったん先頭集団から離れたかに見えた中国勢が再び巻き返すのか。開発レースの終盤で、改めて安全性が問われている。
>(北京=渡辺伸、先端医療エディター 高田倫志)

<参考=「中国ワクチン、足踏み 予防効果が不十分との指摘」(日本経済新聞)>


NO.1141 <今更ですが>韓国総選挙・文大統領の与党が大勝利<起稿 通りすがりでもないMr.X>(20/04/16)


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/16 (Thu) 09:31

日韓関係は救いようがなくなりました。
これが韓国国民の選択です。


>韓国総選挙(定数300)は15日、投開票が行われた。与党「共に民主党」は系列の比例代表政党「共に市民党」と合わせて過半数を占めることが確実となり、圧勝した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続く中、文在寅(ムン・ジェイン)政権の防疫対応への高い評価が与党に追い風となったもようだ。

>与党が過半数でない国会運営が続いてきた文政権は、文大統領の残る2年の任期で政権の安定運営に道が開けることになる。いわゆる徴用工判決問題などでの変化は期待できず、厳しい日韓関係は続きそうだ。

>ソウル市内の選挙区では、次期大統領選の有力候補と目される与党の李洛淵(イ・ナギョン)前首相と、最大野党「未来統合党」代表で元首相の黄教安(ファン・ギョアン)候補の事実上の一騎打ちとなった。韓国メディアは15日夜、李氏が当選を確実にしたと報じ、黄氏は敗北を認めた。

>KBSテレビによると、開票率が小選挙区61・1%、比例代表12・7%で与党系は170議席の獲得が予想される。未来統合党は比例の系列政党「未来韓国党」を合わせると114議席を確保する見通し。総選挙を文政権の審判と位置付けてきた野党側は立て直しを迫られそうだ。

<参考=「韓国総選挙、文大統領の与党が勝利 新型コロナ追い風」(産経ニュース)>


NO.1142 <今更ですが>コロナ報道のテレビは演出を排せ!<起稿 通りすがりでもないMr.X>(20/04/20)


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/20 (Mon) 17:11

同感です。
バカな芸能人に感想を述べさせ、専門家にバカな質問させ。
芸能ニュースなら仲間ですが、コロナは人命に関わるです。

>新型コロナウイルス問題の報道で、テレビが大きな影響力を及ぼしている。本欄は新聞批判の欄であるが、民放テレビのキー局は、新聞社と密接な関係にあるので、ここで取りあげることにする。

>テレビには、コロナウイルス問題に関して実に大量の情報が流されている。ワイドショーにはいわゆるタレントも出演して勝手な感想をしゃべっているが、医学の専門家でも異なった見解があるのだから、タレントの存在は全く無用というより有害であろう。

>ワイドショーは言わずもがな、純粋のニュース番組においても問題があると思う。私はかなり以前から、特に民放のニュース番組の変化がとても気になっていた。それはニュースの報道に、しきりに演出の傾向が見られるようになってきたからである。用意された原稿を読み上げて事実関係を伝えるニュースを「ストレートニュース」というが、以前はすべてこのスタイルだったと記憶する。それがいつしか過剰な演出が施されるようになった。

>テレビであるから、映像に関しても問題はあるのだが、この際、私が注目したいのは映像の部分より、音声の部分である。それには2つの種類がある。

>1つは、人間の言葉による説明で、アナウンサー以外の、「ナレーター」が多用されるようになった。しかもその調子が、盛り上げようとするためか、極めて情緒的、感情的である。つまりオーバーな表現になっている。

>もう1つは背景音楽、つまりバックグラウンドミュージックである。暗いニュースの場合には、不安感をあおるような不気味な音楽が使用される。

>以上のようなテレビのニュース報道の劣化が、いっそう顕著に表れたのが、今回のコロナウイルスの報道である。そもそも、深刻な問題であればあるほど、冷静に淡々と報道しなければならない。過剰な演出が加わると、それはドラマチックになって、かえってリアリティーが失われてしまい、本来持つべき警戒心も損なわれてしまう。

>テレビのスタジオは、「3密」の典型的な空間であったが、3月末ごろから急に離れて座るようになった。つまり、それ以前は本気で取り組んでいなかった証拠である。

>コロナウイルス問題が、当初よりかなり長期化せざるを得ないと予想される現在、テレビメディアには、演出を排した、一層冷静な報道姿勢が求められる。

>【プロフィル】酒井信彦
>さかい・のぶひこ 昭和18年、川崎市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学史料編纂(へんさん)所で『大日本史料』の編纂に従事。


<参考=「【新聞に喝!】コロナ報道、テレビは演出排せ 元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦」(産経ニュース)>


NO.1143 <事実なら>金正恩委員長が術後重体?<起稿 通りすがりでもないMr.X>(20/04/21)


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/21 (Tue) 16:16

心臓手術?
術後の経過が悪く、重体が事実なら?
2020年4月11日以来姿を見せてません。

>米CNNは20日、米政府当局者の話として北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が手術を受けて重体にあるとの情報があると伝えた。金正恩氏は15日にあった金日成主席の誕生日に姿を現さず、健康状態を巡って臆測を呼んでいた。

>金正恩氏の動静が伝えられたのは、11日に開かれた朝鮮労働党の政治局会議への出席が最後となっている。同会議では新型コロナウイルスへの対応策を話し合った。12日の最高人民会議(国会に相当)も出席が伝えられていない。


<参考=「金正恩氏、手術後に重体か 米CNN」(日本経済新聞)>


【通りすがりでもないMr.X】2020/04/21 (Tue) 18:21:39

韓国大統領府は否定。

>北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が手術を受けて重体になったとの米CNNテレビの報道について、韓国大統領府報道官は21日、「確認できる内容はなく、現在まで北朝鮮内部に特異な動向も捉えられていない」とのコメントを発表した。

<参考=「金正恩氏重体説、韓国政府は「特異な動向なし」と否定的な見方」(産経ニュース)>


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/21 (Tue) 23:52

日本政府は「普段と状況が違う」。

>北朝鮮の金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長が「重篤」と報じられたことを受け、日本政府は北朝鮮内部の情勢分析を急いでいる。

>菅官房長官は21日の記者会見で、「米国などと緊密に連携しながら、関連情報の収集、分析を行いたい」と述べた。外務省幹部は「北朝鮮の最高指導者の健康情報は最も機微な情報で、慎重に見極めないといけないが、普段と状況が違う」との見方を示した。

<参考=「正恩氏の重篤報道、外務省幹部「見極め必要だが普段と状況違う」」(読売新聞)>


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/23 (Thu) 12:05

北のドンの重体説は否定も肯定も材料がない?
米軍は監視強化。

>【ワシントン=黒瀬悦成】ハイテン米統合参謀本部副議長は22日、国防総省で記者会見し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が手術を受けた後に重体に陥ったとする米CNNテレビの報道に関し、「金氏が現在も核戦力を含め全軍を完全に掌握していると推察している」と述べた。詳しい根拠については明らかにしなかった。

>ハイテン氏は、金氏が軍を掌握していないと考える理由がないと指摘。金氏の重体説についても「(手持ちの)情報で、否定または肯定する材料がない」と語った。

>一方、航空機を追跡している民間サイト「エアクラフトスポッツ」によると、北朝鮮の弾道ミサイル発射などを監視する米空軍の偵察機RC135Wが20日と22日、北朝鮮との軍事境界線に近い韓国上空に出動したことが確認された。

>同サイトによると、米空軍の早期警戒管制機E8Cと米海軍の対潜哨戒機P3Cも21日に韓国上空に出動した。金氏の重体情報を受けて北朝鮮国内での不測の事態に備えて偵察監視を強めているとみられる。


<参考=「米制服組ナンバー2、「金正恩は全軍を掌握」との見方 米軍は上空からの偵察監視を強化」(産経ニュース)>


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/25 (Sat) 21:58

中国が北朝鮮に医師派遣?


>ロイター通信は25日、中国が医師や当局者らで構成する代表団を北朝鮮に派遣したと報じた。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長をめぐって「助言」するのが目的という。正恩氏の健康不安説が取り沙汰される中、臆測を呼びそうだ。

>事情に詳しい3人の関係筋が明らかにしたという。ロイターによると、代表団は中国共産党中央対外連絡部(中連部)の幹部が率い、23日に北京を出発した。中連部は党の外交を統括し、中朝関係を取り仕切っている。

<参考=「中国、北朝鮮に医師派遣か 正恩氏めぐり「助言」―ロイター報道」(時事通信)>
<消滅・21/04/26>


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/26 (Sun) 11:28

健康不安の証拠にはなりませんが、衛生写真で金正恩の特別列車が元山の専用駅に停車が確認されました。

>米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は25日、最新の衛星写真に基づき、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の特別列車とみられる列車が今月21日以降、東部元山の専用駅に停車していたのが確認されたと伝えた。まだ停車しているか、既に出発したかは不明。

>38ノースは列車の確認について、健康不安説が伝えられる正恩氏の居場所を証明したり、健康状態を示唆したりするものではないが、東海岸に滞在しているとの報道は説得力が増したと指摘した。

>この駅は正恩氏の一族専用で、海岸リゾートの複合施設そばにある。列車は長さ約250メートルで、15日に停車していなかったが、21日と23日には停車していた。23日には位置が変わっており、出発準備のためとみられるという。

>正恩氏は故金日成主席の生誕記念日の15日に姿を現さず、健康悪化説が浮上している。ただ韓国政府は重体説を否定しており、11日の党政治局会議後に正恩氏は元山に移動したと分析している。

<参考=「元山に金正恩氏特別列車か 北朝鮮、衛星写真で確認」(産経ニュース)>
<消滅・21/06/02>


<補足=関連>

<参考=NO.1154 <今更ですが>正恩妹与正が後継者に?


【通りすがりでもないMr.X】 2020/05/02 (Sat) 17:57

北のドンは健在のようです。

>中国国営新華社通信は2日、北朝鮮の金(キム)正(ジョン)恩(ウン)朝鮮労働党委員長が肥料工場の完工式に出席したと報じられたことを速報した。正恩氏が「歓声の中で手を振ってあいさつした」などと詳報したが、健康不安説が報じられていたことなどについては触れなかった。

>新華社は、正恩氏が視察した肥料工場について「(北朝鮮の)重要な建設プロジェクトだ」と指摘した。中国政府系サイト「中国青年網」は同日、4月11日以来初めてとなる公開活動への出席だと伝えた。

>正恩氏の重体情報が報じられた際、中国外務省の耿(こう)爽(そう)報道官は「報道は見たが、それについては分からない」と述べるにとどめていた。

<参考=「中国メディアも金正恩氏の活動報道を速報」(産経ニュース)>


NO.1144 <新型コロナ・ウィルス>NY市場5月物石油価格が、大暴落で、1バレル=「-13.59」ドル<!><起稿 シバケン>(20/04/22)


【シバケン】 2020/04/22 (Wed) 00:02

4月20日の、ニューヨーク原油先物市場で、史上初、価格が、「マイナス」になったです。

理由、
5月物の取引は、4月20日まで。
ところが、新型コロナ・ウィルス騒動にて、各国での、石油の消費が、激減。
ところが、ところが、サウジアラビアと、ロシアが価格競争致しまして。価格競争は終わったですが。
とりあえずは、安く、大量に製造、出荷してたがため、各国での、備蓄タンク、満タン状態。

故に、下手に引き取れば、別途のタンクを調達せねばなりませんでして。
ならばの、石油を買おてやるから、貯蔵のための、タンク代をよこせ<!>と、相成ったです。

<画像=石油先物価格推移(日本経済新聞)>







>【ニューヨーク=後藤達也、シカゴ=野毛洋子】20日のニューヨーク原油先物市場で史上初めて価格がマイナスとなった。原油需要が激減するなかで在庫が増え、保管スペースが枯渇。買い手がつかなくなった。ファンドが投げ売りし1分で10ドル以上下落する場面もあった。21日に取引を終える5月物だけの局所的な話だが、世界を代表する国際商品市場で極めて異例の事態だ。

>20日のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近5月物の清算値は1バレルマイナス37.63ドルで、前日から55.9ドル下落した。朝から売られていたが、拍車がかかったのは午後に入ってからだ。正午過ぎに10ドルを割ると10分おきに1ドル下がるような展開になった。午後2時すぎに節目の0ドルを割ると午後2時30分には一気にマイナス40ドル強まで崩れた。

>5月物は21日に取引を終える。たとえば1000バレル買い持ちしたままなら、同量の原油とともに3万7千ドル(約400万円)の現金を受け取る。売り手は逆に400万円を支払って、原油を引き取ってもらう。通常では考えられない事態だ。

>カギは需要激減と原油保管スペースの枯渇だ。米国では外出規制によりガソリンの使用が激減しているほか、企業のエネルギー需要も急減している。米エネルギー情報局(EIA)によると、4月2週の米原油在庫(戦略備蓄除く)は5億バレル強と3週間で5千万バレル以上増えた。全米の貯蔵能力は約6億5千万バレルとされ余地はなくなりつつある。

>このため買い持ちしたままでは原油の保管先を確保できなくなる恐れがある。プライス・グループの原油アナリスト、フィル・フリン氏によると、原油の受け渡しに使う取引所の倉庫は満杯に近く、「マイナスの価格は原油の貯蔵コストを意味する」という。

>19日時点で5月物の契約残高は約1億バレル残っていた。19日の価格でみれば約20億ドル相当だ。買い手不在のなか、原油の引き取りを避けるための投げ売りがマイナス価格をもたらした。極端な価格の動きで取引所は何度も売買を停止した。

>ただ、これほどの混乱は5月物だけだ。6月物の清算値は前日比4.60ドル安の1バレル20.43ドル、12月物は同1.41ドル安の32.41ドルにとどまった。年後半に原油需要が回復するとの見方が多いほか、産油国のさらなる減産の期待もあるためだ。5月物は極端な値動きをしたものの、この1日のうちに世界の原油需給の見方が激変したわけではない。

>20日の米株式市場ではエクソンモービルが5%安となるなどエネルギー株が値下がりした。5月物の暴落だけでエネルギー企業の経営を揺るがす訳ではない。ただ、原油の在庫が積み上がったままだと、今後の原油価格にも下押し圧力がかかり続ける可能性がある。

<参考=「NY原油先物、初の価格「マイナス」 5月物投げ売り殺到」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2020/04/22 (Wed) 17:54

副題=とりあえず、6月物原油先物取引では、終値11.57ドルで、終了。

当方も、先物取引の事、知りませんですが。

元々、どの程度の値で、取引されてたかと、なれば、昨年では、概ね50から60ドルの範囲。
これが、サウジアラビアと、ロシアの量産競争で、2020年に入ってから、急激に下がりだしたです。

そして、遂に、20日のNY市場で、マイナス価格。
これは、5月物の取引最終日で、債権保有の場合、引き取らねばならず。貯蔵タンクが満杯故、投げ売りされたです。

21日より、6月物に切り替わり、とりあえず、11.57ドルで、取引終了したですが、さての、今後の動向は<?>

簡単には、産油国の身勝手が暴落原因。

>【ニューヨーク=後藤達也】ニューヨーク原油先物相場の乱高下が続いている。21日のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月物は一時1バレル6ドル台と、前日の約3分の1の価格へ急落した。世界で原油の貯蔵施設が枯渇しており、買い手がつかなくなっている。終値は11.57ドルだった。

>20日にマイナスとなった5月物は21日が最終売買日で、清算値は10.01ドルだった。期近物は6月物に移る。

>米東部時間午後2時前に6月物は6.50ドルまで下落した。極端な変動を受け、取引所は一時売買を停止した。WTIの原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングでも貯蔵余地が急減している。現物の原油を引き取ることを避けるため、投資家の投げ売りが続いている。貯蔵問題が解消しなければ6月物も価格がマイナスとなる可能性も意識されている。

>米ブルームバーグ通信の21日の報道によると、オランダの世界最大の原油貯蔵会社ロイヤルヴォパックは原油貯蔵のほぼ全てが売り切れた。同社最高財務責任者(CFO)のジェラルド・ポーリデス氏は「世界中で聞く限り、私たちだけでない」と述べたという。北海ブレントの6月物も18ドル程度と前日より7ドルほど下げる場面があった。

>ニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が一時700ドル以上値下がりした。エクソンモービルなどの下げが目立つ。エネルギー企業の社債や原油を投資対象とした上場投資信託(ETF)も値下がりしている。

<参考=「NY原油6月物も急落 一時6ドル台、貯蔵余地不安続く」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2020/04/22 (Wed) 19:13

副題=サウジアラビアのムハンマド皇太子の暴挙<!>

自分で、自分の首絞めてるが理解されてませんです。

ロシアのプーチンなんか、ほっとけば宜しいです。


<画像=1日あたりの原油の生産量の多い国(外務省)>




>【カイロ=佐藤貴生】新型コロナウイルスの感染拡大で原油の価格低下に歯止めがかからず、石油輸出国機構(OPEC)を主導するサウジアラビアなどが危機感を強めている。加盟・非加盟国の連合体「OPECプラス」は世界の原油供給量の約1割を5月から減産することで合意したばかりだが、ロイター通信は21日、OPEC関係筋が「減産を即時実行すべきだ」と主張していると伝えた。

>ニューヨーク原油先物相場は20日、暴落し、指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しの価格が史上初めてマイナスになった。これは原油の買い手に売り手が金を払わないと取引が成立しない異常な事態を意味する。サウジやアラブ首長国連邦(UAE)などペルシャ湾岸のOPEC加盟諸国の株式市場は21日、WTIの価格急落を受けて軒並み株価が下落した。

<参考=「サウジ、異常事態に危機感 原油マイナス価格、改革停滞は不可避」(産経ニュース)>
<消滅・24/04/15>


【シバケン】 2020/04/23 (Thu) 00:11

副題=我々にとっては、ガソリン価格が安くなる。

ガソリン価格が100円を割り込むの可能性<?>
これは、円相場も絡むですが。

>資源エネルギー庁が22日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(20日時点)は、全国平均で前週比1円安の130円90銭と13週連続で下落した。新型コロナウイルスの感染拡大による企業活動停滞でエネルギー消費が急減し、原油相場は歴史的な安値水準にあり、「ガソリン価格は100円を割り込む可能性がある」(業界関係者)との見方が出ている。

<参考=「ガソリン、100円割れも 原油なお先安観、新型コロナで」(時事通信)>
<消滅・21/04/23>


NO.1145 <新型コロナ・ウィルス>ワクチン開発の話<起稿 シバケン>(20/04/22)


【シバケン】 2020/04/22 (Wed) 23:11

<参考=NO.1140 <新型コロナ・ウィルス>ワクチン、中国で、第二段階の報

<参考=NO.1139 <新型コロナ・ウィルス>ワクチン開発/大阪府が阪大等と協力


【シバケン】 2020/04/22 (Wed) 23:26

副題=中国がリード<?>

最初に発症者出現は中国。
且つは、感染者数、死者数、多かったです。
その分、既存薬の調査、ワクチンの開発には、有利。

現在では、感染者数、死者数は、激変してるです。米国は断トツ一位<!>
ヨーロッパ主要国も、抜群に多く。奇妙なるの話、矢張り、既存薬、ワクチンの開発には有利。
その辺り、中国以外の、亜細亜諸国は、感染者、死者共に少なく、不利とも言えるです。

<2020年4月22日発表(厚生労働省)>
死者数の上位国<人口は加味せず>

米国=823257/44845
イタリア=183957/24648
スペイン=204178/21282
フランス=117324/20796
英国=129044/17337
ドイツ=148291/5033

<参考国>
中国=82788/4632
韓国=10694/238
日本=11496/277


>新型コロナウイルス感染対策として、世界的な急務となっているのが有効なワクチンや治療薬の開発だ。20カ国・地域(G20)首脳会議は「協調」「連携」を打ち出すが、実際にはコロナウイルス対応で対立を深める米中両国を中心とした「競争」が激化している。世界中が新型ウイルスに苦悩を深める中、開発競争の行方は国際社会での主導権争いにも影響する。


>◇世界初の臨床第2段階に

>世界保健機関(WHO)によると、今月11日時点で計70種のワクチン開発が進行中。テドロスWHO事務局長は利用可能なワクチンが誕生するまでに「少なくとも1年から1年半はかかる」と見通す。

>このうちワクチン開発でリードするのは、世界で最初に感染が拡大した中国だ。新華社電によると、人民解放軍の学術機関、軍事科学院軍事医学研究院のチームは12日、ワクチン候補としては世界で初めて、3段階ある臨床試験のうち第2段階に入った。

>同チームは3月からの第1段階で、湖北省武漢市の非感染者約100人にワクチンを接種して安全性を調査。第2段階では高齢者などの治験者を約500人に増やし効果を調べている。

>一方、米政府は中国先行を警戒する。「米国第一」を掲げるトランプ大統領は3月2日、製薬企業幹部らとの会合で、ワクチン開発に向けた企業間の協力を求めた。米製薬企業ではジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やモデルナ、ファイザーなどがワクチン開発を推進。特にJ&Jは来年の早い時期の緊急使用に備える方針だ。


>◇米高官「勝つのはわれわれ」

>中国の習近平国家主席は「ワクチンの共同研究開発を展開したい」と国際協力を唱えるものの、世界的な感染拡大の責任を追及される立場から「救世主」に変わるワクチン開発で先陣を切りたいのが本音だ。中国政府の研究機関・中国工程院の王軍志研究員は3月の記者会見で「ワクチン開発で外国に遅れることはない」と主張。中国メディアには「ワクチンがあれば全世界で中国の影響力を強化でき、主導権を握れる」(ニュースサイト「新浪」)との見方も出ている。

>これに対し、トランプ政権で対中強硬派として知られるナバロ大統領補佐官(医療物資担当)は4月20日のFOXビジネスの番組で「中国が早期に米国(の専門家)を感染地に入れず、データ提供も拒んだのは、ワクチン開発競争のためかもしれない」と指摘。「彼ら(中国政府)は(ウイルス対策を)単なる商売上の競争と考え、世界中にワクチンを売ろうとしているのだろうが、勝つのはわれわれだ」と、ライバル意識を強めている。


>◇国際協調主導狙うEU

>欧州ではドイツがリードする。有望視される独バイオ医薬品企業キュアバックは、今秋にもワクチンを供給できるとの見通しを示している。しかし同社をめぐっては3月、トランプ政権が多額の資金を提供する代わりに、ワクチンを独占しようと画策したとの疑惑が浮上。ドイツをはじめ欧州の当局は技術流出に神経をとがらせており、欧州連合(EU)が同社への8000万ユーロ(約93億円)の資金提供を決めるなど「囲い込み」の動きも広がっている。

>EUは、ワクチンや治療薬の実用化を急ぐため、臨床試験から販売承認までの手続き迅速化を進める。欧州医薬品庁(EMA)は、ワクチンが承認され十分な量を確保できるまで「1年かかる」と見込むが、フォンデアライエン欧州委員長は年末への実現前倒しに期待を示している。

>EUは国際協調を主導する姿勢も見せる。トランプ氏がWHOへの資金拠出停止を発表した翌日の今月15日、ワクチン開発や世界各国への配備を支援する資金を募るための国際会議を5月4日にオンラインで開催すると表明。フォンデアライエン氏は、WHOや米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の財団などと協力するとし、「世界中の国々や機関が呼び掛けに応じることを願っている」と訴えた。(北京、ワシントン、ベルリン、ブリュッセル時事)。

<参考=「ワクチン開発「協調」より「競争」 中国リード、米国は警戒―世界の主導権に影響」(時事通信)>
<消滅・21/04/23>


【シバケン】 2020/04/23 (Thu) 08:07

副題=英国オックスフォード大学・早ければ9月に生産<!>

ワクチン開発で、
オックスフォード大学と、
インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームにも助成。

>【ロンドン時事】英オックスフォード大が開発した新型コロナウイルス向けワクチンの臨床試験が23日から開始される。支援する政府は「(研究推進に)全力を投入」(ハンコック保健相)し、世界で最初にワクチン製造を成功させると意気込んでいる。

>保健相が21日の記者会見で明らかにしたところによると、政府は同大の研究推進に2000万ポンド(約27億円)の助成金を投入。まず健康な成人を対象に開発中のワクチンを使用し、その後、高齢者を含む他の年齢層にも広げる予定という。並行してワクチン開発を進めるインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームにも2250万ポンド(約30億円)を助成する。

>報道によると、臨床試験がうまくいった場合、早ければ9月にもワクチンの大規模生産を開始できる見込み。保健相は「両大学のプロジェクトは急速に進展している。科学者たちに(政府が)できることはすべてやると伝えた」と表明した。

<参考=「英オックスフォード大、ワクチン臨床試験開始 「早ければ9月」生産も―新型コロナ」(時事通信)>
<消滅・21/04/23>


【シバケン】 2020/04/23 (Thu) 10:39

副題=ドイツも<!>/パウル・エールリヒ研究所


>【ベルリン時事】ドイツ政府機関のパウル・エールリヒ研究所は22日、国内製薬会社が開発している新型コロナウイルス用のワクチンについて、初めて治験を承認したと発表した。承認は世界では4番目だという。

>治験が認められたのは、バイオ医薬品企業「ビオンテック」が開発している「リボ核酸(RNA)」を利用するワクチンの第1段階。18~55歳の健康な被験者200人に、さまざまなワクチンの候補物質を少量投与する。同研究所によると、今後数カ月で他の複数のワクチンの治験も始まる見通しという。

<参考=「独、ワクチン治験を初承認 新型コロナ、米中に続き4番目」(時事通信)>
<消滅・21/04/23>


【シバケン】 2020/04/23 (Thu) 18:29

副題=英国・オックスフォード大学/特例で、迅速化

中身は<2020/04/23 (Thu) 08:07>に投稿と一緒。

尚、
急ぐは結構ですが、他のワクチンは大丈夫か<?>の懸念も指摘されてるです。


>【ロンドン=佐竹実】欧州で、新型コロナウイルス向けのワクチンの臨床試験が相次いで始まる。ドイツ政府が22日に臨床試験の許可を出したほか、英国のオックスフォード大学は試験を経て早ければ今年秋にも大量生産し接種を始める考えだ。政府も特例措置で規制を緩和するなどして後押しする。米中でも臨床試験が始まり開発競争の様相を呈しているが、効能や安全確保が課題となる。

>英オックスフォード大は23日、新型コロナ向けワクチンの臨床試験を始める。18歳~55歳の計510人に投与して効果を確かめる。最終的に5000人程度まで対象を増やす。治験の段階で生産を同時並行で始めるなどして、開発時間を短縮する。


>■オックスフォード大、100万回分の生産目指す

>同大は「最も楽観的なシナリオで変更はあり得る」とした上で、秋にも大量生産を始めるとしている。世界の製薬業者などと連携して当面は100万回分の生産を目指す。ハンコック保健相は21日、同大に2000万ポンド(約27億円)の助成金を出すと表明した。

>ドイツ政府は22日、国内初となる新型コロナのワクチンの臨床試験を許可したと発表した。ドイツのバイオテクノロジー企業であるビオンテックと米大手ファイザーが開発したワクチンで、約200人に投与する計画だ。スイスのベルン大学もワクチンを開発中で、10月の国民への接種を視野に入れている。

>通常、ワクチンは安全性を確かめるための十分な臨床試験が求められ、開発には10年程度かかる。だが新型コロナは世界で感染拡大に歯止めがかからず、数少ない予防策であるワクチンの開発には大きな期待がかかっている。そのため政府は規制緩和など特例措置を出すことで、早期開発の後押しをしている。

>英政府は17日、「ワクチン・タスクフォース」を立ち上げた。大手製薬会社や大学と連携し、開発に資金援助もする。治験の迅速化のために規制も見直して柔軟に対応する。臨床試験の申請について1週間程度で認可を出すほか、新型コロナに関する臨床試験が他のワクチンよりも優先される見通しだ。

>世界保健機関(WHO)によると、世界で70近くのワクチンの開発が進んでいる。米国と中国ではすでに臨床試験が始まっており、各国政府や製薬大手が開発と実用化を急いでいる。だが、一般的にワクチンはまれに副作用があるほか効かない場合もあるなど、必ずしも万能ではない。今回は新型コロナ対応で従来よりも臨床試験の期間が短い中、安全性をどう確保するのかが課題となる。


>■他の感染症ワクチンへの影響懸念

>新型コロナのワクチン開発や接種に集中することで、他の感染症への対策がおろそかになる可能性も指摘されている。

>国連児童基金(ユニセフ)は13日、麻疹のワクチン接種を受けられない子供が37カ国で1億人以上に上る可能性があるとの試算を示した。新型コロナの対応で医療現場が混乱し、ワクチン供給が滞る恐れがあるためだ。WHOによると、麻疹はワクチンを2回摂取していればほぼ確実に感染しない。ただワクチンが行き届いていない国は多く、2018年には乳児や子供を中心に14万人が死亡した。

<参考=「欧州でワクチン臨床段階 英大は秋にも接種、特例で迅速化」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2020/04/23 (Thu) 19:07

副題=人工知能で、ワクチン開発の後押し。

人工知能で、遺伝子情報を得る解析時間の短縮を行う。

>NECは人工知能(AI)を使って新型コロナウイルスのワクチン開発に乗り出す。これまではワクチン開発に必要な遺伝子情報を得るのに膨大な時間がかかっていたが、AIの活用で1カ月に短縮。今後、有効性や安全性を確認するための臨床試験(治験)やワクチンの製造を担う製薬会社を国内外から募り、実用化に向けた共同開発を進める。

>新型コロナワクチンを巡っては、既に国内外の製薬大手やベンチャー企業などが開発を表明している。米ジョンソン・エンド・ジョンソンは治験と大量供給に向けた準備に入ったことを発表しており、2021年初めにも提供を始めるとしている。NECもAI解析で得た遺伝子情報を基にワクチン開発を後押しする考え。ただ、有効性の検証も必要になるため、実用化には一定の時間がかかる見通しだ。

>NECは今後、実際にワクチンの開発を共同で進める提携相手の選定を急ぐ。安全性などが確認できれば米国の承認制度に基づいて前倒しされる可能性もある。

<参考=「NEC、コロナワクチンの設計情報 AIで解析」(日本経済新聞)>


シバケン】 2020/08/13 (Thu) 19:03

副題=米国製薬会社ファイザー開発のワクチンで、ウィルスの抗体が出来た

18歳から、55歳の45人に投与で、全員に抗体の量が増加の発表。
但し、被験者の半分以上に頭痛などの症状が出たが、深刻な副作用は無いと。

尚、
認可されれば、来年6月までに、日本向けに6000万人分のワクチンの供与に合意してるです。


>アメリカの製薬会社大手「ファイザー」などが開発する新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で、投与された人は全員、抗体の量が増加したことが発表されました。

>ファイザーとドイツのビオンテックが開発するワクチンの初期の臨床試験の結果がイギリスの科学誌「ネイチャー」に掲載されました。ワクチンは18歳から55歳の45人に投与され、21日後にはすべての人から抗体が検出されました。また、ウイルスの感染力を弱める中和抗体が増えていることも分かりました。実際にウイルスに感染した人と比較すると最大で4.6倍に上ったといいます。被験者の半分以上に頭痛などの症状が出たものの、深刻な副作用はないということです。

<参考=「ワクチン臨床試験で抗体量増加 米製薬大手など開発」(TV-asahi)>



>米製薬大手ファイザーのチームは12日、開発中の新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種した人に、ウイルスに対抗する抗体ができたとする臨床試験の初期成果を英科学誌ネイチャーに発表した。

>ワクチンはドイツのバイオテクノロジー企業ビオンテックとの共同開発。7月末に3万人対象の大規模な臨床試験が米国で始まった。両社は順調なら10月にも米食品医薬品局(FDA)の安全性や有効性の審査を受け、認められれば年末までに最大1億回分、来年末までに13億回分の製造を目指すとしている。

>日本政府は開発に成功した場合、来年6月末までに6000万人分の供給を受けることでファイザーと基本合意している。(共同)

<参考=「ワクチン初期試験で抗体 ファイザーが開発」(産経ニュース)>


【シバケン】 2020/08/18 (Tue) 18:50

副題=ワクチン開発には、高いハードルがある<!>

そもそもが、
「新型コロナ・ウィルスは、「DNA」ではなく「RNA」を遺伝子にもつウイルスであり、RNAはDNAに比べて構造が不安定で、その分、変異しやすい。」

又、
「副作用という大きな問題もつきまとう。病気を治す薬と違って健康な人に打つため、万が一でも深刻な被害がでれば、社会問題へと発展しワクチン忌避につながる。米国ではコロナのワクチンが実現しても、3人に1人は接種を望まないとする世論調査の結果も出た。」


>新型コロナウイルスの流行はどうやら暑くてもおさまりそうにない。世界の感染者数は2100万人を超えた。78億人という地球上の人口を考えると、感染の広がりはまだ当面続くだろう。ワクチンへの期待はますます膨らみ、一部の臨床試験(治験)は異例の早さで最終段階に入るが、実現にはまだ高いハードルが残っている。

>あまりにも唐突だった。米中が巨額の資金力と知力を投じてワクチン開発レースの一番乗りを競うなか、ロシアのプーチン大統領が8月中旬、同国発の新型コロナワクチンを承認したと発表した。

>世界初の快挙は1面トップ級のニュースだが、各紙とも控えめに扱った。ワクチンの成否を握る最終段階の治験「フェーズ3(第3相)」を実施しないまま、承認に踏み切ったからだ。奇策による「想定外」のダークホースの登場に、世界保健機関(WHO)も当惑し、情報収集を急ぐ。

>感染症を予防するワクチンの開発では、新薬開発と同じように3段階の治験をクリアしなければならない。最初の治験は数十人に量を少なくして投与し安全性を判断する。次に予防を想定した量で体内に抗体ができるかどうかで有効性を調べる。いずれも実際のウイルスに感染するかどうかをみているわけではない。

>最終段階では数千人規模を、接種する集団とそうでない集団とにわけ、数カ月~1年の流行のもと感染する割合に差がでるかを比較するのが一般的だ。

>世界で160超のワクチン候補が開発中で、WHOによると、これまでに治験入りしたのが29種類。うち、米バイオ医薬ベンチャーのモデルナや米ファイザー、英アストラゼネカなど6つが最終段階をむかえた。本当に効くかどうかの正念場となる。

>パンデミック(世界的大流行)からわずか5カ月余り、通常だと年単位かかるワクチンの開発が医薬品開発史上、かつてなかったスピード感をもって進む。医学やバイオテクノロジーの進展と膨らむ期待感のあらわれといえるだろう。

>ただ、実現に向けた治験のハードルは、被験者の数からわかるように「フェーズ3」と「フェーズ1、2」とで雲泥の差がある。最後の難関を越えられずにお蔵入りした医薬品候補は枚挙にいとまがない。いくつかの初期の治験結果から実現間近との印象を受けるかもしれないが、人間の体に備わる免疫の複雑さを考えるとそう単純な話ではない。

>免疫学者である宮坂昌之大阪大名誉教授も「新型コロナのワクチン開発は第2相までうまくいくのはわかっていた。第3相で初めてウイルスにさらされる。本当に感染が防げるのか、万が一でも接種後に感染したとき症状が逆に悪くなる危険性はないか、など確かめることはたくさんある」と拙速な開発競争にくぎをさす。

>そもそもワクチン開発のなかでも新型コロナ向けは至難である。「DNA」でなく「RNA」を遺伝子にもつウイルスだからだ。RNAはDNAに比べて構造が不安定で、その分、変異しやすい。

>例えば40年ほど前に見つかったエイズウイルス(HIV)もRNAウイルスで、画期的な薬はできたもののいまだワクチンはない。毎冬流行するインフルエンザのワクチンを打って効かないケースが出るのも、インフルがRNAウイルスで変異しやすいからだ。

>ファイザーは12日、英科学誌「ネイチャー」にコロナワクチンの初期段階の治験結果を載せた。接種後、免疫力のカギを握り感染を防ぐ「中和抗体」の量が上昇するのを確認したという。

>ただ、抗体のなかには中和抗体のような善玉タイプのほかに「(感染防御に)役立たないタイプや、症状を悪化させる悪玉タイプもある」(宮坂氏)。たくさんの抗体ができても質が重要になるというわけだが、こうした詳細な分析もこれからになる。

>ワクチン開発には副作用という大きな問題もつきまとう。病気を治す薬と違って健康な人に打つため、万が一でも深刻な被害がでれば、社会問題へと発展しワクチン忌避につながる。米国ではコロナのワクチンが実現しても、3人に1人は接種を望まないとする世論調査の結果も出た。

>先進国を中心にワクチン争奪戦が繰り広げられる。日本政府もいくつかの海外製薬会社からワクチンが実現したらすみやかに調達する方針だ。ただ、国内で使うには日本でも治験を実施するのが原則である。感染者が爆発的には増えていない流行状況だと、数千人規模での比較試験は難しい。緊急性を理由に一部の治験を省く「特例承認」の仕組みを使うとみられる。

<参考=「コロナのワクチン開発 最終治験に高いハードル」(日本経済新聞)>