みんながパソコン大王
話題<NO.147>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
話題NO.148
1151 続<COVID-19>インフルエンザ薬「アビガン」が有効<?> シバケン 20/04/28
1150 <今更ですが>北朝鮮でも感染者! 通りすがり
でもないMr.X
20/04/25
1149 <新型コロナ・ウィルス>ニコチンが感染を抑制効果の期待<!> シバケン 20/04/25
1148 <新型コロナ・ウィルス>弱点は太陽光? 高温・多湿でウイルス減少―米実験 シバケン 20/04/25
1147 <新型コロナ・ウィルス>深刻な錯乱やけいれんに陥る患者が一定数存在/脳への影響懸念 シバケン 20/04/24
1146 <今更ですが>インド政府・中国製抗体検査キットの精度が悪く使用中止 通りすがり
でもないMr.X
20/04/23
話題NO.146

NO.1146 <今更ですが>インド政府・中国製抗体検査キットの精度が悪く使用中止<起稿 通りすがりでもないMr.X>(20/04/23)


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/23 (Thu) 19:23

中国製新型コロナウィルスの抗体検査キットを5億個確保が使い物にならず!

>インド政府は人々がこれまでに新型コロナウイルスに感染していたかを調べる「抗体検査」の導入を延期すると決めた。中国製の検査キットを5億個ほど確保していたが、検査結果の精度に懸念があるとして使用をとりやめる。インドは医療制度に不安があり、迅速な検査体制の構築が遅れると感染拡大を防止できなくなる恐れがある。

>インド政府関係者が22日、ロイター通信に明らかにした。インドで新型コロナに感染している患者に抗体検査のキットを使用したところ、感染していないとの結果が出たため本格的な使用を控えるという。今後、専門家の見解を聞いたうえで、どのように抗体検査を進めるかを検討する。

>インドは3月25日から世界最大の13億人強の全国民を対象に全土封鎖をしている。世界保健機関(WHO)によると、全土封鎖を始めた時の感染者は562人だったが、4月22日時点では約35倍の1万9984人に増えた。インドは先進国に比べ検査体制の整備が遅れており、実際の感染者数が不透明との見方もある。

<参考=「インド、コロナ抗体検査延期 中国製キットの精度懸念」(日本経済新聞)>


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/23 (Thu) 20:52

3月28日の記事です。
スペインでもありました。
中国製迅速簡易検査キット約5万8000個を不良品として、返品。

>【パリ時事】スペイン保健省は、中国企業から購入した新型コロナウイルスの迅速簡易検査キット約5万8000個が不良品だったとして、返品したと明らかにした。スペイン公共放送が27日、報じた。

>報道によると、検査キットの精度は30%程度で、本来必要とされる80%を大幅に下回っていた。在スペイン中国大使館はツイッターで、検査キットを製造した中国企業は「製品販売の公的許可を得ていない」と指摘。パイス紙は専門家の話として「政府が検査キットの大量入手を優先し、販売代理店の選択を誤った可能性がある」と伝えた。

<参考=「中国製検査キットを返品 新型コロナ、6万個が不良品―スペイン」(時事通信)>
<消滅・21/03/29>


NO.1147 <新型コロナ・ウィルス>深刻な錯乱やけいれんに陥る患者が一定数存在/脳への影響懸念<起稿 シバケン>(20/04/24)


【シバケン】 2020/04/24 (Fri) 20:09

錯乱、けいれん症状なるは、ここまでの、テレビ報道、Webニュースでは、触れられてませんです。


当記事が、初<?>
「中国人患者214人の36.4%が嗅覚喪失や神経痛から、けいれんや脳卒中までのさまざまな神経症状を示したことが明らかになったとする研究論文が発表された。」

「仏ストラスブールの患者58人を調査した結果、半数以上に錯乱や興奮などがみられ、脳画像検査で炎症が示唆されることが明らかになった。」

「米ロング・アイランド・ジューイッシュ・フォレスト・ヒルズ病院の神経科医ローハン・アローラ氏は、「錯乱の症状を呈している患者の診察を数多く目にするようになった」としながら、回復した患者の40%以上にあてはまると説明した。」

で、
問題は、感染状態の時の症状か、回復しても、後遺症的に残るのか<?>


>【ワシントンAFP=時事】米ニューヨーク州で病院に搬送される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の間にはある傾向がみられる──それは、発熱、せき、息切れといった症状にとどまらず、深刻な錯乱状態に陥る人が一定数存在していることだ。こうした患者らは、自らがいる場所や今年が何年なのかも分からなくなっていることを訴えているという。

>錯乱は、患者の血中酸素濃度の低下に関連しているケースもあるが、一部の患者では順調な肺機能にもかかわらず同様の状態がみられるため、その場合は血中酸素濃度が理由であることは考えにくい。

>こうした患者を診察している米ニューヨーク大学ランゴーン・ブルックリン病院の神経科医、ジェニファー・フロンテラ氏はAFPの取材に応じ、これらの所見によって新型コロナウイルスが脳と神経系に及ぼす影響についての懸念が高まっていると語った。

>米国医師会雑誌では先週、中国人患者214人の36.4%が嗅覚喪失や神経痛から、けいれんや脳卒中までのさまざまな神経症状を示したことが明らかになったとする研究論文が発表された。

>また、米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル」に今週掲載された論文では、仏ストラスブールの患者58人を調査した結果、半数以上に錯乱や興奮などがみられ、脳画像検査で炎症が示唆されることが明らかになった。

>米カリフォルニア大学サンフランシスコ校神経学部の学部長を務めるアンドリュー・ジョセフソン氏は、AFPの取材に「これ(新型コロナウイルス感染症)は呼吸器疾患だと言われてきたが、最も気掛かりな部位である脳にも影響が及んでいる」と話し、「錯乱状態になる場合や、思考障害がある場合は、これらを理由に病院で診察を受ける必要がある」と指摘する。

>「これまで言われ続けてきた『呼吸困難でなければ来るな』はもはや当てはまらないだろう」


>■ウイルスと脳
>新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が脳や神経系に影響を与える可能性があるというのは、科学者にとって全く予想外だったというわけではない。こうした影響は、エイズウイルス(HIV)などの他のウイルスですでに確認されているからだ。HIVは未治療の場合、認知低下を引き起こす恐れがある。

>新型コロナウイルスによる患者への神経学的影響は、脳の侵害そのものよりも、過剰な免疫反応の結果である可能性の方が高いと、医師らは現在得られている証拠に基づき見解を示している。

>脳の侵害が起こることを証明するには、脳脊髄液内で新型コロナウイルスを検出する必要がある。脳脊髄液でのウイルス検出は、24歳の日本人男性患者ですでに確認されている。男性の症例は医学誌International Journal of Infectious Diseaseで発表された。

>男性は錯乱とけいれんを発症し、画像検査の結果は脳の炎症を示していた。だが、これまでに知られている症例はほぼなく、髄液に対するウイルス検査の妥当性もまだ実証されていないため、科学者らは依然として慎重な姿勢を崩していない。

>脳画像検査と脊椎穿刺(せんし)は、人工呼吸器を装着した患者に実施するのは困難であり、さらには大半が死に至るため、神経損傷の範囲についてはまだ完全には明らかになっていない。

>だが、人工呼吸器を装着して生還する少数の患者のために、神経科の医師らの助けが必要になり始めている。

>米ロング・アイランド・ジューイッシュ・フォレスト・ヒルズ病院の神経科医ローハン・アローラ氏は、「錯乱の症状を呈している患者の診察を数多く目にするようになった」としながら、回復した患者の40%以上にあてはまると説明した。【翻訳編集AFPBBNews】

<参考=「新型コロナ患者に錯乱やけいれん、脳への影響懸念」(時事通信)>
<消滅・20/07/22>


NO.1148 <新型コロナ・ウィルス>弱点は太陽光? 高温・多湿でウイルス減少―米実験<起稿 シバケン>(20/04/25)


【シバケン】 2020/04/25 (Sat) 00:42

新型コロナ・ウィルスの弱点=太陽光、高温、多湿<?>

となれば、南の沖縄は太陽で。
夏の北海道は、高温、多湿。
どつにしろ、日本全国的、梅雨時には、有利。


>【ワシントン時事】米国土安全保障省は23日、新型コロナウイルスの死滅が太陽光の下や高温・多湿の環境で早まるという実験結果を公表した。詳しいメカニズムは分かっていないものの、ウイルス対策に役立つ可能性があるとして、トランプ大統領も関心を示している。

>国土安保省のブライアン科学技術局長代行は同日の記者会見で、環境別に新型ウイルスの半減期を比較した結果を発表。人体などの表面に付着したウイルスの半減期が、気温21~24度、湿度20%で18時間だったのに対し、湿度80%では6時間に縮まったことを明らかにした。

>湿度80%で気温を35度に上げると、半減期は1時間に短縮。気温21~24度、湿度80%で太陽光を当てると、わずか2分間で半減したという。

>ただ、熱帯に位置する国でもウイルス感染者が出ており、気温や湿度と半減期短縮の因果関係は未解明だ。ブライアン氏も「夏になればウイルスが全滅すると見なすのは無責任だ」と指摘。多くの州で外出禁止令が発令される中、感染予防のために日光浴を推奨するわけではないと強調した。

<参考=「新型コロナ、弱点は太陽光? 高温・多湿でウイルス減少―米実験」(時事通信)>
<消滅・21/04/26>


【シバケン】 2020/04/26 (Sun) 09:25

副題=太陽光がコロナ不活性化に有効性の論証、論文の公開をの声も。

「ステンレス製品などの無孔質の表面上にあるウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度80%の暗所で6時間だったが、太陽光が当たると半減期は2分にまで縮まった。」
また新型ウイルスが空気中に漂う状態になった場合の半減期は、温度21~24度、湿度20%の暗所で1時間だったが、太陽光が当たると1分半にまで減少した。」

これの詳細のデーター、論文が公開されていない。

これは、「ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領のコロナ流行に関する定例会見で、太陽光によって新型コロナウイルスが急速に不活性化することが分かったと発表。この発表には多くの注目が集まった。」だけ<?>

トランプ大統領発言故に、疑わしい<?>

がしかし、
天日干し<太陽光>が、ダニ退治等々、健康維持に重要は、言えるです。
ウィルスも、消滅せよと。


>【4月25日 AFP】太陽光は新型コロナウイルスを急速に不活性化させるのか? 米ホワイトハウス(White House)は、政府機関による謎めいた研究結果を明らかにしてそう主張したものの、一部の科学者は、さらなる証拠が示されるのを待っている状態だとして注意を呼びかけている。

>米国土安全保障省長官の科学技術顧問を務めるウィリアム・ブライアン(William Bryan)氏は23日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領のコロナ流行に関する定例会見で、太陽光によって新型コロナウイルスが急速に不活性化することが分かったと発表。この発表には多くの注目が集まった。

>実験は、米メリーランド州にある国立生物兵器分析対策センター(NBACC)で実施。ブライアン氏が記者団に対して示した実験結果をまとめたスライドによると、ステンレス製品などの無孔質の表面上にあるウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度80%の暗所で6時間だったが、太陽光が当たると半減期は2分にまで縮まった。

>また新型ウイルスが空気中に漂う状態になった場合の半減期は、温度21~24度、湿度20%の暗所で1時間だったが、太陽光が当たると1分半にまで減少した。

>太陽光に含まれているが目には見えない紫外線は、ある種の病原体の消毒に非常に効果があることが知られている。世界保健機関(WHO)が発展途上国の人々に、水道水をプラスチックのボトルに入れて太陽の下に5時間置くよう推奨しているのもこのためだ。しかし、すべての病原菌が太陽光で死滅するとは限らない。

>太陽光には波長が違うさまざまな紫外線が含まれている。大まかに見ると、日焼けや肌の老化の原因となる紫外線A波(UVA)、紫外線A波よりエネルギーが強く、肌がやけどのように赤くなったり、がんを引き起こしたりすることもある紫外線B波(UVB)、そして最も危険な紫外線C波(UVC)に分けられる。


>■紫外線A波、SARSウイルスの活性には影響なし

>地球の大気を透過して地上に到達する紫外線は主にUVA。UVCは大気に吸収されて地上には届かない。UVCは動物細胞やウイルスの遺伝物質を傷つける程度が特に強いため、これが地上に届かないのはわれわれにとって朗報だ。

>新型コロナウイルスと遺伝子学的に近い重症急性呼吸器症候群(SARS)の原因ウイルスを調べた2004年の研究で、UVAは照射時間の長短にかかわらず、SARSのウイルスの活性にまったく影響を与えないことが示された。通常は実験室や病院の消毒に用いられ、今では中国のバスの消毒にも使われているUVCは、SARSのウイルスを15分以内に完全に不活性化させた。

>新型コロナウイルス「SARS-CoV-2」が、SARSのウイルスよりUVCだけでなく普通の太陽光にも弱い可能性はある。問題は、国土安全保障省が、科学界の規範を無視してデータを公開していないことだ。

>ウイルス疫学者のクリス・ボンシファルバ(Chris von Csefalvay)氏は、「どのように実験が行われたのかを知るために、研究について理解することが非常に重要となるだろう。実際の研究論文、または最低でも査読前の原稿がすぐに共有されることを強く期待している」 「科学界は彼らの発見を検討したがっているのは確かだ」と述べた。(c)AFP/Issam AHMED

<参考=「太陽光は新型コロナウイルスを急速に不活性化させるのか? 論文の公開求める声も」(AFP)>


【シバケン】 2020/04/26 (Sun) 10:28

<補足記事>

副題=トランプ大統領提案<?>/殺菌剤を人体投与<!>


>【ワシントン時事】トランプ米大統領が新型コロナウイルスの治療法として、消毒用アルコールなどの殺菌剤を人体に投与することを提案し、波紋を広げている。人体への殺菌剤投与は極めて危険で、専門家やメーカーは「絶対に体内へ入れてはいけない」と猛反発。

>問題の発言が飛び出したのは、ホワイトハウスの新型コロナ対策本部による23日の記者会見。会見では国土安全保障省の科学技術局長代行が、ウイルスが太陽光や高温・多湿の環境に弱く、漂白剤や消毒用アルコールなども効果があるとした実験結果を紹介した。これを受けてトランプ氏は「(殺菌剤を)注射すれば、あっという間に(ウイルスを)倒せるのではないか」と述べ、局長代行に研究を指示した。

>ロイター通信によると、米国医師会のハリス会長は「どのような状況だろうと、漂白剤などの殺菌剤を摂取したり注入したりすべきでない」と警告。漂白剤や住宅用洗剤を扱う英レキットベンキーザー社も24日、声明で「当社の製品は説明書に沿った使用のみを想定している」とし、体内へ入れないよう呼び掛けた。

>メリーランド州の危機管理局はツイッターに、トランプ氏の発言を受け「新型コロナと殺菌剤使用に関する問い合わせが何件も来た」と投稿。絶対に服用しないよう訴えた。

>トランプ氏は24日、記者団に前日の発言について「会見場にいた記者をからかうつもりで問い掛けたものだ」と釈明した。これに対し米メディアは、トランプ氏の言葉にあぜんとした表情を見せたバークス新型コロナ対策調整官の会見での様子を紹介し、「発言はからかったものではなかった」(CNNテレビ)と伝えている。

<参考=「殺菌剤「体内に入れないで!」 トランプ氏提案に警告相次ぐ―米」(時事通信)>
<消滅・21/04/26>


【シバケン】 2020/04/26 (Sun) 16:42

<補足の補足>

まさかの話。

副題=NY市、消毒液の事故急増 トランプ氏の発言誘発か



>トランプ米大統領が新型コロナウイルス感染症の治療法として「消毒液の体内注射」を唱えた直後、ニューヨーク市の窓口に消毒液を含めた化学物質による家庭内事故の相談が急増したことが分かった。市当局が25日発表した。

>大統領の主張を受け、住民が消毒液を体内に取り込むなどしたとみられる。地元メディアによると、大統領発言があった23日から翌日の計18時間に、市当局に30件の相談があった。前年同期比で倍以上だった。

>消毒液のメーカーは、消毒液を注射したり飲んだりしないよう呼び掛けている。

<参考=「NY市、消毒液の事故急増 トランプ氏の発言誘発か」(産経ニュース)>
<消滅・21/05/30>


【シバケン】 2020/04/26 (Sun) 21:18

<補足の補足2>

副題=イラチのトランプ大統領/消毒液注射や日光照射「治療法」発言の舞台裏は<?>

「23日に開かれた新型ウイルス対策に関する定例会見では、まず国土安全保障省のブライアン次官代行が、太陽光に含まれる紫外線や漂白剤などの消毒薬により、ウイルス減少が加速するとの研究結果を説明。これに続いて檀上に立ったトランプ氏が、患者の体内に日光を照射したり消毒液を注射したりするのはどうだと提案した。」

トランプ大統領は、「記者らに対する皮肉のつもりだったと主張。」。


これは、米国の感染者数、死者数が、ピークは過ぎたですが。減少しそで、せずの、横這い状態継続のため、苛立ってるの証左。
と、当方は感じるです。


>ワシントン(CNN) トランプ米大統領はホワイトハウスでの記者会見で、新型コロナウイルス感染症患者への日光照射や消毒液注射という科学的根拠のない「治療法」に言及して大きな波紋を呼んだ。トランプ氏がこのような発言に至った背景には何があったのか。

>23日に開かれた新型ウイルス対策に関する定例会見では、まず国土安全保障省のブライアン次官代行が、太陽光に含まれる紫外線や漂白剤などの消毒薬により、ウイルス減少が加速するとの研究結果を説明。これに続いて檀上に立ったトランプ氏が、患者の体内に日光を照射したり消毒液を注射したりするのはどうだと提案した。

>マケナニー報道官はメディアが前後関係を無視して発言を取り上げたと反論し、トランプ氏自身は記者らに対する皮肉のつもりだったと主張。新型ウイルス対策チームのバークス調整官はFOXニュースとのインタビューで、トランプ氏は会見直前に見た新情報を整理する時間がなかったと説明した。

>ブライアン氏はこの研究結果を、22日の新型コロナウイルスの対策会議で紹介していた。対策会議はホワイトハウス地下にある危機管理室で毎日、会見の前に開かれるが、トランプ氏は欠席することが多く、この日も参加していなかった。

>ブライアン氏は23日の会見に先立ち、大統領執務室でトランプ氏にこの研究を手早く説明した。

>関係者らによればトランプ氏は強い関心を示し、ブライアン氏に同日の記者会見で披露するよう指示した。しかしトランプ氏自身がカメラの前で注射などの治療法を提案するとは、だれも予想していなかったという。

<参考=「消毒液注射や日光照射 トランプ氏の「治療法」発言の舞台裏は」(CNN)>


【シバケン】 2020/04/30 (Thu) 19:01

副題=太陽光でコロナ不活性化、米政府が詳細の一部を公表

通常の室温、湿度20%の環境で、太陽光が当たれば、1分半で半減<!>


>【ワシントンAFP=時事】米国土安全保障省は28日、AFPに対し、新型コロナウイルスが太陽光によって急速に不活性化するとした研究結果をめぐる詳細の一部を公表した。実験では自然の太陽光を正確に再現したとしている。

>米ホワイトハウスが先週発表した研究結果の概要には大きな期待が寄せられた一方、一部の専門家からは、より包括的な報告が公表されるまで慎重になるべきだとの声も上がっていた。

>国土安全保障省のウィリアム・ブライアン氏は先週の記者会見で、無孔質の表面にあるウイルスの量は、温度21~24度および湿度80%で太陽光があると、わずか2分で半減すると説明。空気中に漂うウイルスの量についても、通常の室温・湿度20%の環境に太陽光が当たると、わずか1分半で半減すると述べた。

>この発表は、専門家らを驚かせた。米コロンビア大学メディカルセンターの放射線研究センターで所長を務めるデービッド・ブレナー氏がAFPに語ったところによると、太陽光に含まれる紫外線の多くは紫外線A波(UVA)に分類され、UVAは日焼けや肌の老化の原因となるが、ウイルスに有害であるとは一般的に証明されていない。

>一方で紫外線の一つであるC波(UVC)は、動物細胞やウイルスの遺伝物質を傷つける性質が特に強く、殺菌ライトにも広く使用されている。しかし、大気に吸収されるため、地上に到達する太陽光内には存在しない。

>今回の研究の指揮を執った国土安全保障省の科学者ロイド・ハフ氏は、研究で使用した紫外線ライトの種類について「自然の太陽光に近いものに設定した」と説明。具体的には、北緯40度や大西洋中央部などの中緯度地域において、立夏の正午ごろに海抜ゼロ地点でみられる太陽光を想定したという。

>また国土安全保障省の報道官によると、ステンレス鋼の表面上に付着した疑似唾液の飛沫(ひまつ)でも実験が行われた。研究論文は間もなく査読され、科学雑誌に掲載されるという。

<参考=「太陽光でコロナ不活性化、米政府が詳細公表」(時事通信)>
<消滅・20/07/29>


NO.1149 <新型コロナ・ウィルス>ニコチンが感染を抑制効果の期待<!><起稿 シバケン>(20/04/25)


【シバケン】 2020/04/25 (Sat) 12:12

フランス=一般的喫煙率35%/患者の喫煙率5%

中国=一般的喫煙率26%/患者の喫煙率12.6%

数字的には、単純明快、有意であると言えるです。


>【パリAFP=時事】ニコチンで新型コロナウイルスへの感染を抑制できる可能性があるとするフランスの最新の研究結果が発表された。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防や治療にニコチンが利用できるかどうかを調べる臨床試験が同国で開始される予定だという。

>今回の研究結果は、仏パリにあるピティエ・サルペトリエール病院の研究チームが、新型コロナウイルス患者343人とより軽症の感染者139人を対象に実施した調査に基づくものだ。

>調査の結果、調査対象者における喫煙者の割合が、フランスの一般人口の喫煙率約35%に比べて低いことが分かった。研究チームのザイル・アムラ教授(内科学)によると、「これらの患者のうち、喫煙者はわずか5%だった」という。

>米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル」で先月発表された研究結果では、中国では感染者1000人中の喫煙者の割合が12.6%であることが示唆されているが、世界保健機関(WHO)によれば中国の一般人口の習慣的喫煙者の割合は約26%とこれよりもはるかに高い。今回の研究もこれに同調する結果となっているのだ。

>研究チームのメンバーで、仏パスツール研究所の著名な神経生物学者のジャンピエール・シャンジュー氏によると、今回の研究では、ニコチンが細胞受容体に付着することで、ウイルスが細胞に侵入して体内で拡散するのを阻止する可能性があるとする説を提唱しているという。

>研究チームは現在、さらなる臨床試験を実施するために、仏保健当局からの承認を待っているところだ。

>この研究結果について専門家らは、今後さらに研究を重ねる必要があるため、現段階では新型コロナウイルスに対する予防措置として喫煙習慣を身に付けたり、皮膚からニコチンを吸収させるニコチンパッチを使用したりするのは推奨されないと注意を促している。

>仏保健当局トップのジェローム・サロモン氏は、「ニコチンの有害性を忘れてはならない」と述べ、副作用や依存症を引き起こす「ニコチン代替品を、喫煙していない人は絶対に使用してはならない」と念押しした。【翻訳編集AFPBBNews】

<参考=「ニコチンの感染抑制効果、仏で検証へ 新型コロナ」(時事通信)>
<消滅・20/07/25>


【シバケン】 2020/04/26 (Sun) 23:53

副題=ニコチンは、コロナに強いですが、別途の問題が。

尚、当方、愛煙家<汗>


>米食品医薬品局(FDA)は、たばこの喫煙も新型コロナウイルス感染症(COVID19)の感染リスクを高めるとの見解を示し、COVID19およびニコチンのリスク認識を再度改めた。

>FDAはブルームバーグ・ニュースの取材に対し、「たばこ喫煙者は新型コロナウイルスの感染リスクが高いかもしれず、COVID19でより重症に至る可能性もある」と電子メールで回答した。

>FDAは今月に入り、喫煙者はCOVID19で重症化のリスクが高い可能性があるとの見解を示していたが、感染リスクに関してははっきり言及していなかった。それより先の3月27日の声明では、たばこや電子たばこの喫煙が新型コロナのリスクを高めるのは基礎疾患のある人においてのみだと説明していた。

<参考=「新型コロナ、喫煙者は感染・重症化リスクが高い可能性-米FDA」(Bloomberg)>


NO.1150 <今更ですが>北朝鮮でも感染者!<起稿 通りすがりでもないMr.X>(20/04/25)


【通りすがりでもないMr.X】 2020/04/25 (Sat) 23:17

公表は0人!
北朝鮮で267人は多い?少ない?


>新型コロナウイルスの感染者が「国内にいない」と世界保健機関(WHO)に報告している北朝鮮で、実際には感染による死者が少なくとも267人出ていることが、韓国の脱北者団体が入手したリストから判明した。北朝鮮が新型コロナにまつわる隔離対象者や死者を全て「疑い例」として処理し、実態を隠蔽していることも浮き彫りになった。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の動静が途絶えている背景にも、新型コロナの感染が拡大している事情がありそうだ。

>北朝鮮の軍出身者らでつくる韓国の脱北者組織「北朝鮮人民解放戦線(北民戦)」が、北朝鮮の新型コロナの現況をまとめた幹部向け報告書の内容を得た。他の人への感染を防ぐための自主隔離や強制隔離の対象者も死者も報告上、全て新型コロナの「疑い患者」として扱われている。


<参考=「北朝鮮、新型コロナ死者267人以上 「疑い」扱いで処理、隠蔽」(産経ニュース)>


NO.1151 続<COVID-19>インフルエンザ薬「アビガン」が有効<?><起稿 シバケン>(20/04/28)


シバケン】 2020/04/28 (Tue) 20:58

<参考=NO.1121 <COVID-19>インフルエンザ薬「アビガン」が有効<?>



副題=噴飯国家、JAPAN

「アビガン」に「特例承認」は、法令上出来ず<?>

アホか<!>

ならば、「緊急事態」とは、何ぞや<?>
そこに死にかけの方が居て、法令上、助けるは出来ず<?>

そんな下らんの法律は、即刻の廃止なり、改正するが、常識ですが。それが、思い付かんの、やりもせずの、議論だけでは、日本政府は、他国から見たら、笑止千万の、噴飯国家。

精々、米国産の、点滴で、使うの、「レムデシベル」採用で、大いに輸入してさしあげて、金儲けさせ。
日本国の、医療従事者の手間取って、崩壊させなさい。
アホウ丸出し。

イヤ、安倍君、「私も言ったが…」。
とは、記事の表題にあるですが。

この君、言うだけで、指導力、実行力ありませんです。平時なら、この程度で宜しいですが。
異常事態では、国滅ぶです。


>安倍晋三首相は28日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス治療薬の有力候補とされる国産の新型インフルエンザ薬「アビガン」に「特例承認」を適用できないことについて、「政府内でも相当議論してきた。『(新型インフル薬として)日本で承認されているのだから(適用できるのではないか)』と私も言ったが、日本の法令上できない」と説明した。公明党の斉藤鉄夫幹事長の質問に答えた。

>政府は、米製薬会社がエボラ出血熱の治療目的で開発した「レムデシビル」について特例承認を適用し、国内最初の新型コロナ治療薬として利用可能にする方針だ。首相は「特例承認はいくつか要件があるが、海外ですでに承認されたものについて、日本で行うことができる」と指摘した。

>そのうえで、アビガンについて「企業治験もスタートしている。観察、臨床研究が進んでいる中で、中間評価的なことができないか今議論してもらっている」と説明。また、特例承認されなくても、患者自身が希望し、病院の倫理委員会で認められれば使用できることを強調した。

<参考=「アビガン特例承認は法令上できず 安倍首相「私も言ったが…」」(産経ニュース)>


【シバケン】 2020/04/28 (Tue) 22:20

副題=世界が期待する、「アビガン」。がしかし、開発した、日本では、認可されておらずに、中国では、ゼネリックとして、既に、認可され、輸出してるの不思議。


「アビガン」=<一般名>「ファビピラビル」

中国では、3月には試験が終了。輸出が始まってる。
その中国の、結果を受けて、特例認可も、変ですが。ジェネリック故。
日本の厚生労働省は、オツムが変です。国家的損失を歓迎、奨励し、国家国民を犠牲にしてるやに、見えるです。


「浙江海正薬業は2月半ばに中国当局からファビピラビルの製造認可を得ており、COVID-19への適応拡大に向けた臨床試験の実施許可も下りた。3月には試験が終了し、有効性が確認されたとしてファビピラビルの輸出が始まっている。トルコのファフレッティン・コジャ保健相は先に、国内40都市でCOVID-19の患者に中国から購入した「特効薬」を投与すると述べている。」



>抗インフルエンザ薬「アビガン」(一般名:ファビピラビル)が、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」にも効果を発揮するのではないかと期待されている。富士フイルム子会社が開発したこの薬が新型コロナウイルスの治療薬として承認されれば、人類とウイルスとの闘いにとって大きな一歩になる可能性が高い。それだけに、世界中で進められている臨床試験の結果が注目されている。

>東京にある富士フイルムの本社で2月後半、従業員100人からなる特別チームの編成が急ピッチで進められていた。創業以来86年で初めての挑戦が始まろうとしている。厚生労働大臣の加藤勝信から、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」との闘いにおいて協力を求める要請があったのだ。

>この時点で日本国内の新型コロナウイルスへの感染者は130人程度にとどまっていた。しかし、パンデミック(世界的大流行)となる可能性が高まる一方で、ワクチンや治療薬の早期開発のめどは立っておらず、厚生労働省はCOVID-19の治療に既存薬を使えないか検討を始めていた。

>そこで候補に挙がった医薬品のひとつが、富士フイルムの子会社である富士フイルム富山化学が製造販売する抗インフルエンザ薬「アビガン」(一般名:ファビピラビル)だった。

>富士フイルムは素早く動いた。特別チームのメンバーは複数のオフィスや工場に分散していたが、わずか数週間で増産体制の確立や政府指定の医療機関への配送を含む緊急計画を練り上げ、臨床の研究者たちへの提言もまとめたのだ。

>内閣総理大臣の安倍晋三は3月28日の定例会見で、アビガンを新型コロナウイルスの治療薬として承認するために必要な手続きを開始すると明らかにした。承認に向けては臨床試験が必須だが、最終段階となる第3相臨床試験は6月に終了する見通しだ。現時点ではアビガンがCOVID-19に有効であることを示す確かなデータはないが、治療に効果があったとする研究結果はいくつか報告されている。


>中国での臨床研究で「効果あり」

>中国科学技術部は3月17日、武漢と深●(=土へんに川)で実施された臨床研究でアビガンの後発医薬品(ジェネリック医薬品)に治療効果が認められたと発表した。同部生物中心の張新民(チャン・シンミン)は、ファビピラビルはCOVID-19の治療において「明らかに効果的で安全性も高い」と述べている。

>深●(=土へんに川)では、患者のウイルス検査の結果が陽性から陰性になる日数の中央値が、ファビピラビルを投与した場合は4日だった。これに対して投与しなかった場合は11日だった。武漢では、ファビピラビルを投与した患者は投与しなかった患者と比べて、平均で2日近く早く熱が下がっている。ただ、いずれの研究も臨床データや方法論などの詳細は公開されていない。

>それでもこうした結果は、ファビピラビルの体内での作用と矛盾しないように見える。

>一般的な抗インフルエンザ薬は、細胞内部で複製されたウイルスが遊離する際に必要なノイラミニダーゼという酵素の働きを阻害することで、ウイルスの増殖を抑える。これに対してファビピラビルは、RNAポリメラーゼ阻害薬と呼ばれ、ウイルスの遺伝子の複製そのものを阻止する。つまり、ファビピラビルは、血中のウイルス量が比較的少ない感染初期の段階で投与して、症状の悪化を防ぐことができるのだ。


>インフルエンザ以外のウイルスにも効果

>ファビピラビルは、RNAウイルスであればインフルエンザウイルス以外のウイルスに対しても同じ効果を発揮するという研究結果が得られている。安倍もそう信じているようで、「希望する国々と協力しながら臨床研究を拡大し、増産に着手する」と語っている。すでに多くの国が関心を示しているという。

>安倍は具体的な国の名は挙げなかったが、米国も含まれているようだ。政治ニュースサイト「Politico」の報道によると、富士フイルムは米国での臨床試験の実施と政府からの補助金の獲得に向け、米食品医薬品局(FDA)および保健福祉省(HHS)と協議を進めている。

>安倍がトランプ大統領との電話会談でアビガンについて触れ、国家安全補償会議(NSC)は政府に日本からのアビガンの無償提供を受け入れるよう求めたとの報道もある。NSCはまた、アビガンを特例としてスピード承認するようFDAに働きかけているとされる。

>ファビピラビルは、2014年に西アフリカで発生したエボラ出血熱のアウトブレイク(集団感染)でも治療に使われた。この際には、国際NGO「国境なき医師団」が世界保健機関(WHO)と協力して、人道的使用制度[編註:特殊な場合に限り未承認薬や適応外使用を認めること]が適用された。ただし、ファビピラビルは胎児に重大な先天性欠損症を引き起こす可能性があるため、妊婦は投与対象から除外されている。

>ギニアでファビピラビルを使用した患者の経過などを観察した臨床研究では、有効とは断定はできないまでも、有望な結果が出ている。体内のウイルスの量が少ない感染初期の患者では、死亡率が30パーセントから15パーセントに下がったのだ。


>「科学」と「期待」との間で

>そしていま、日本政府はCOVID-19でも同様の結果が出ることを期待している。なお、富士フイルムは中国科学技術部の見解に対してはコメントを控えている。武漢と深●(=土へんに川)での臨床研究で使われたファビピラビルは、中国でライセンス契約を結ぶ浙江海正薬業が製造するジェネリック薬であり、富士フイルムは臨床研究には関わっていないからだ。

>浙江海正薬業は2月半ばに中国当局からファビピラビルの製造認可を得ており、COVID-19への適応拡大に向けた臨床試験の実施許可も下りた。3月には試験が終了し、有効性が確認されたとしてファビピラビルの輸出が始まっている。トルコのファフレッティン・コジャ保健相は先に、国内40都市でCOVID-19の患者に中国から購入した「特効薬」を投与すると述べている。

>一方、日本もアビガンは外交に利用できると考えているようだ。中国がファビピラビルは新型コロナウイルスに有効だと発表した3日後には、インドネシアの大統領ジョコ・ウィドドがアビガン5,000錠を購入したと明らかにしている。ウィドドは報道陣に対し「追加で200万錠を注文する予定だ」と話している。

>一連の動きを見ていると、新型コロナウイルスとの闘いにおける「科学」と「期待」との間の緊張を感じずにはいられない。日本ではまだ臨床試験が続いており、COVID-19の治療薬として正式に承認されたわけではないが、数十人に投与され実際に効果があったという。日本政府は現時点では本格的な増産には踏み切る姿勢は見せていないが、インドネシアのような国がこの薬の可能性に賭けるのを止める気はないようだ[編註:富士フイルムは4月15日、アビガンの増産を決めたことを発表している]。

>アビガンに期待を寄せる国はインドネシアだけではない。富士フイルムは『WIRED』US版の取材に対し、多くの国から問い合わせや注文があったことを認めている。ただ、具体的な国の名や販売予定数などについては明らかにしていない。


>アビガン以外の抗ウイルス薬にも期待

>新型コロナウイルスに対する効果が期待されている抗ウイルス薬は、アビガンだけではない。抗HIV薬「カレトラ」(一般名:ロピナビル/リトナビル)もそのひとつだが、医学誌『The New England Journal of Medicine』に3月に掲載された論文によると、有効性は認められなかった。武漢でCOVID-19の患者に14日間にわたり投与が続けられたが、標準治療以上の効果はなかったという。

>一方、バイオ製薬大手のギリアド・サイエンシズが開発中の新薬候補物質のレムデシビルは、中国で2件の臨床試験が進行中で、4月下旬には結果が出る見通しだ。フランスのサノフィの抗体医薬品「ケブザラ」(一般名:サリルマブ(遺伝子組み換え))は、イタリア、スペイン、ドイツ、フランスなどで臨床試験が実施されている。

>ケブザラは関節リウマチの治療に使われるヒト型モノクローナル抗体で、COVID-19のために肺に生じる過活動炎症反応を抑える効果があると考えられている。この炎症反応は関節リウマチと同じように自己免疫の異常によるもので、血液中のウイルス量が減少したあとでも起きることが確認された。

>COVID-19の治療薬を探す試みのなかで特に問題になったのは、抗マラリア剤として知られるクロロキンやヒドロキシクロロキンだ。いずれも60年以上前にFDAの承認を受けた薬剤で、特許切れで複数のジェネリックが販売されている。トランプは3月21日、フランスで42人に投与したところ効果があったとして、ヒドロキシクロロキンと抗生物質アジスロマイシンを併用すれば劇的な効果が期待できるとツイートしている。

>ただ、24日には魚の水槽の洗浄用に売られているクロロキンを自己判断で服用したアリゾナ州の60代の男性が死亡している。また、浙江大学が出版する英語の専門誌『Journal of Zhejiang University』に掲載された論文によると、ヒドロキシクロロキンに有意な治療効果は認められなかったという。


>事業の多角化に取り組んできた富士フイルム

>医薬品も人の人生と同じように奇妙な道筋をたどることがある。富山化学工業(当時)は1990年代、生物医学者の白木公康とヘルペスウイルスに対する抗ウイルス薬の研究を始めた。8年後にインフルエンザに効果のありそうな化合物が見つかったことで、開発の方向性が修正された。

>そして富山化学は2002年に他社と業務資本提携し、2008年に富士フイルムの傘下に入った。ファビピラビルと名付けられたこの化合物を医薬品として完成させるための努力は、その後も続けられた。新たな親会社となった富士フイルムは、医薬品の開発に積極的だったのである。

>富士フイルムは写真フィルムで世界的なシェアをもっていたが、長年のライバルだったイーストマン・コダックがデジタルカメラの台頭によって2012年に倒産したことを教訓に、事業の多角化に取り組んできた。現在はヘルスケアや医療関連が売り上げの2割を占める。人口の4分の1が65歳以上である日本のような国において、医療は有望な分野だ。

>2014年には日本の医薬品規制当局がファビピラビルを承認し、同年末には西アフリカでのエボラ出血熱への適応拡大に向けた複数の臨床試験が実施された。このうちギニアでは、フランスの国立保健医学研究所(INSERM)が臨床試験とコホート研究を実施した。INSERMの研究者ザビエル・アングラレのチームは1990年代前半から20年にわたり、隣国コートジボワールでHIVの臨床研究をしていたが、急遽ギニア入りしてファビピラビルの試験に携わっている。

>アングラレは現在はフランスのボルドーで仕事をしている。『WIRED』US版の電話取材に対してアングラレは、当時ギニアで起きていたことと今回のCOVID-19のパンデミックには「大きな共通点」があると説明している。彼は「病気の種類はもちろん違いますが、わたしたちのような研究者や医師にとっての挑戦はほとんど同じです」と言う。


>「とんでもなく恐ろしいこと」を防ぐために

>アングラレのような研究者たちは、感染拡大が始まってから数週間の時点で、既存薬が問題の感染症の治療に効果があるかという重要な問いに答えるための臨床試験に取り組まなければならない。ただ、COVID-19がエボラ出血熱と大きく違うのは、感染拡大が世界規模で起きている点だという。「フランスでは誰もが呆然としています。わたし自身は、いまは1日20時間は仕事をしているような状況です」

>アングラレは現在、フランスで自宅療養する65歳以上の患者への臨床試験を行うための準備を進めている。対象にはファビピラビルも含まれる。ファビピラビルがCOVID-19の治療薬候補として選ばれたのは、錠剤なので高齢者でも服用が容易で、同時にさまざまな種類のウイルスに対して効果が見込めるからだ。

>アングラレのチームは臨床試験以外にも、ギニアでの経験と同様の問題を抱えている。防護具や医療機器の不足だ。

>彼は「フランスの医療機関でこうした事態に直面するのは非常に奇異です。こんなことになるとは思ってもいませんでした」と言う。もちろんフランスの医療水準はギニアよりはるかに高い。それでもアングラレは、この先に「とんでもなく恐ろしいこと」が起きるだろうと語っている。

<参考=「期待の抗インフルエンザ薬「アビガン」は、新型コロナウイルスとの闘いで人類を勝利に導くか」(産経ニュース)>


シバケン】 2020/04/30 (Thu) 00:12

副題=「アビガン」を70か国以上から提供要請で、38か国に無償供与。

現状日本<未承認薬のため>

〈1〉各医療機関の倫理審査委員会での事前承認
〈2〉患者の同意
〈3〉厚労省研究班へのデータ提供


>茂木外相は28日の記者会見で、新型コロナウイルスへの治療効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、70か国以上から提供要請を受け、このうちフィリピンやマレーシア、オランダなど38か国に無償供与すると明らかにした。

>供与は、総額100万ドル(約1億1000万円)からなる政府の緊急無償資金協力の枠組みで実施される。輸送は国連機関が担い、手続きが完了した国から順次発送する。対象国には投与による効果などデータの提供を求め、日本の知見を高めることに活用する。

>茂木氏は「治療に効果があるのではないかと、いくつかの事例が出てきている。臨床研究を日本はもちろん、国際的にも拡大していきたい」と述べた。

>一方、厚生労働省は、アビガンの承認に向けた研究に参加するための手引をまとめ、27日付で全国の医療機関に通知した。多くの臨床データを早急に集めて、分析を加速させる狙いがある。同省によると、すでに約1100の医療機関が研究に参加し、2000人以上に投与されている。

>研究目的でアビガンを使用するには、〈1〉各医療機関の倫理審査委員会での事前承認〈2〉患者の同意〈3〉厚労省研究班へのデータ提供――などが条件となる。今回の通知では、こうした手順の詳細をまとめた。

<参考=「治療薬「アビガン」、38か国に無償供与へ…70か国以上から提供要請」(読売新聞)>


【シバケン】 2020/05/01 (Fri) 00:02

副題=国内の医療機関で、「アビガン」を臨床研究の一環として活用の動き広がる。

認証されておらずで、諸般の条件あるですが。
他に有力な治療薬が無い故、現場の医者が活用するです。

<大きな副作用>
動物実験で胎児に奇形をもたらす可能性が明らかになっていることから、安全面の課題も指摘されている。

これは、妊娠可能な、女性。させるが出来る男性に対するは、要注意事項。
但し、一度服用すれば、継続的にこの副作用があるのか、一定期間かは、不明。

>新型コロナウイルス感染者が急増する中、県内の複数の感染症指定医療機関で、富山発の抗インフルエンザ薬「アビガン」を臨床研究の一環として活用する動きが広がっている。ウイルスが消え退院につながったケースもあり、回復する患者が増えることへの期待が高まっている。(宮田求)

>新型コロナウイルス感染症への特効薬は今のところない。新薬開発には時間がかかるため、エボラ出血熱やエイズなどの治療薬で効果を確かめる試みが進められている。

>抗インフルエンザ薬のアビガンもその一つ。患者が希望し、病院の倫理委員会で了承されれば投与が認められる「観察研究」という仕組みによって、医療現場での活用が進む。

>藤田医科大(愛知県)は、観察研究で約350人にアビガンを投与したところ、軽症・中等症の9割、重症の6割が飲み始めから2週間後に症状が改善した。

>県立中央病院はこの研究に協力し、今月初旬から50歳以上や持病のある複数の患者に投与している。この結果、重症の肺炎患者以外はおおむね1週間以内に効果が認められ、40度近くの高熱が治まった症例もあった。ウイルスが消え、退院した患者もいる。

>ただ、新型コロナ感染症は、軽症のまま治る症例もあるとされ、実際にどの患者に効き目があったかは判別しにくい。動物実験で胎児に奇形をもたらす可能性が明らかになっていることから、安全面の課題も指摘されている。

>全国で観察研究とともに臨床試験(治験)も行われており、データ分析から安全性と有効性が認められれば、国の薬事承認を得られる。県衛生研究所の大石和徳所長は「軽症例への投与でウイルス量を減少させる効果が確認できれば、早期診断、早期治療による重症化抑制が期待できる」とみている。

>■ウイルスの増殖抑制

>人の細胞に侵入したウイルスは、遺伝子を複製することで増殖を繰り返す。アビガンは、この複製を阻み、体内でのウイルス増殖を抑える働きを持つ。

>アビガンは抗インフルエンザ薬として開発された。新型コロナとインフルエンザはウイルスのタイプが似通っているため、コロナ患者への効果が期待される。プロ野球・元阪神の片岡篤史さんや人気脚本家の宮藤官九郎さんは、入院中に投与されて回復した。

>国は新型インフル流行対策としてアビガンを備蓄している。厚生労働省研究開発振興課によると、薬事承認を受けた場合は、備蓄分を医療機関にどう配分するかを議論する。保険診療と異なり、処方できる医療機関が限定されることも想定されるという。

>アビガンの一般名はファビピラビル。富士フイルム富山化学の前身、富山化学工業が開発した。

>県内では同病院以外に、富山市民病院などがアビガンを投与している。

<参考=「アビガン活用広がる 県内指定医療機関 1週間以内効果、安全面課題も」(webun)>
<消滅・21/05/31>


【シバケン】 2020/05/02 (Sat) 00:21

副題=「アビガン」について、現場の医者は制約あって、早期に投与出来ずと。

中国でも、概ねの治験結果は出てるです。
感染当初に投与で、効果大きいと。

まあ、つまり、日本国の厚生労働省は、効果が低くなるの段階で、投与させてるになるです。
理由は、投与出来るまでに、時間を要すため。
厚生労働省は余程に、低能。

寄稿シバケン 2020/04/30 (Thu) 00:12

〈1〉各医療機関の倫理審査委員会での事前承認
〈2〉患者の同意
〈3〉厚労省研究班へのデータ提供

国会では、調子の良い事、申してるですが。


>茂木敏充外相は30日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症の治療薬として効果が期待される国産の新型インフルエンザ薬「アビガン」について、80カ国近くから提供要請を受けていることを明らかにした。政府は希望する国々に無償提供を行っており、30日時点で39カ国への供与を調整済みとした。

>茂木氏は「各国の外相と電話会談やテレビ会談を行っているが、率直に言ってアビガンへの関心はものすごく高い」と述べた。また、治療薬の開発に関し、「官民の取り組み強化、国際協力を進めており、わが国の姿勢や成果についてもしっかり対外発信していきたい」と強調した。

>自民党の宇都隆史氏の質問に答えた。

<参考=「「アビガン」80カ国近くから要請 茂木外相「ものすごく関心高い」」(産経ニュース)>


【シバケン】 2020/05/03 (Sun) 10:17

副題=「アビガン」の副作用の持続性は<?>

「アビガン」については、胎児えの副作用<奇形>が指摘されてるです。

では、
一度の服用で、どの程度の期間、副作用が持続されるのか。
一定期間の服用で、副作用が、消滅するに、どの程度の期間を要するのか。

この辺りの研究、調査を進めませんと。


反面では、その適齢外の方には、問題無く、使用出来るなら、使用すればと。
出来る限り、早期に。

>新型コロナウイルスの治療薬として期待されている「アビガン」について、厚生労働省は、子どもを持つ可能性がある男女への投与には慎重な検討が必要だとの注意事項をまとめました。

>「アビガン」は新型コロナウイルスの治療薬として期待されていて、厚労省によりますと、先月26日の時点で、国内1100の医療機関で、2194人の患者に対して研究としての投与が行われたということです。

>一方で、胎児への副作用の可能性が指摘されているため、厚労省は妊婦には投与せず、子どもを持つ可能性がある男女への投与も慎重な検討が必要だとする医療機関向けの注意事項をまとめました。また、投与する際は医療機関の倫理委員会などで承認を得たうえで、研究班に参加することが条件で、患者本人の同意を必ず得ることとしています。

<参考=「「アビガン」投与で注意事項まとめる、厚労省 医療機関に向け」(TBS NEWS)>
<消滅・20/05/10>


シバケン】 2020/05/06 (Wed) 18:02

副題=岡田晴恵教授は、当初より、「アビガン」の早期認可を訴えてたです。

まあ、早急にと、安倍首相の記者会見では、言うてたですが。前回も、同じ話をしてたです。
首相の記者会見を誰も覚えて無いと、思てるのですかねえ。
笑止千万<!>

イヤ、
今だ、5月中にはと。
下等、イヤ、加藤厚生労働大臣も、安倍首相も、発言してるですが。
緊急事態宣言は、何の意味<?>

>感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が6日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三首相が4日に新型コロナウイルス感染症への効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、今月中に薬事承認が得られるよう厚生労働省に指示したことを明らかにしたことに言及した。

>安倍首相は記者会見で、アビガンの臨床試験(治験)が既に3000例近く進んでいると説明。「こうしたデータを踏まえて有効性が確認されれば、医師の処方の下で使えるよう薬事承認したい」と述べ、5月中の承認を目指す意向を強調した。

>岡田教授は「認可が早く出そうだって言うのは非常にありがたいんですけど、とにかく医療従事者が命を張ってやっていますのでPCR検査を医療従事者に速やかにやる(受けさせる)システムづくりも、あとはアビガンを持たせると。症状が出てきたからには、もう副作用は分かっているでしょうから、こういうことでちゃんと守ってあげると。院内感染で亡くなるとかっていうことがないようにお守りいただきたいと思っております」と話した。

<参考=「岡田晴恵教授 アビガン早期承認指示「非常にありがたい」 医療従事者を守るため提言も」(スポニチ)>


【シバケン】 2020/05/07 (Thu) 10:05

副題=「アビガン」の重大副作用の妊婦等服用で、奇形がの件/投与終了7日間<?>>

まずは、この女性、27歳。
アビガン服用で、無事に回復、退院したです。

問題は、アビガン投与終了後7日間は、危険性あり<?>
7日間なら、左程で無いと。
これが、どのよな手立てで、出された結果か、わからんですが。

<記事の一部のみ転載><注=注目箇所のみ>
>◆アビガン 富士フイルムHD傘下の富山化学工業が開発した薬。一般名はファビピラビル。新型コロナウイルスのようなRNAウイルスの複製を阻む。厚労省のホームページによると、動物実験において初期胚の致死及び催奇形性が確認されている。妊婦または妊娠の可能性がある人には投与できない。妊娠する可能性のある女性、させる可能性のある男性には、投与期間中及び投与終了後7日間は、極めて有効な避妊法の実施が必要とされる。5月中の薬事承認を目指している。

<参考=「アビガン回復のグラドル、副作用の恐怖…赤裸々告白」(日刊スポーツ)>


シバケン】 2020/05/20 (Wed) 08:39

副題=ン<?>、アビガンに有効性示せず<??>

当記事、「複数の関係者」が、「共同通信」に明らかにした。
と、だけで、出所不明。


>新型コロナ感染症の治療薬候補アビガンを巡り、国の承認審査にデータを活用できると期待された臨床研究で、明確な有効性が示されていないことが19日、分かった。複数の関係者が共同通信に明らかにした。感染した著名人がアビガンの投与後に回復したと公表し、首相は「5月中の承認を目指す」とするが、現時点で薬として十分な科学的根拠が得られていない状況だ。

>アビガンは催奇形性の問題などがあり、専門家からは「効果や安全性を十分確認せずに進むのは納得できない」「月内の承認方針は前のめりだ」との声が出ている。

>アビガンは富士フイルム富山化学が開発した新型インフルエンザの治療薬。

<参考=「治療薬アビガン、有効性示せず 月内承認への「前のめり」指摘」(共同通信)>
<消滅・21/05/20>


シバケン】 2020/05/20 (Wed) 22:57

副題=<アビガンの有効性示されず報道>の件、藤田医科大が、「誤解」である<!>

報道は誤解である<!>

「共同通信」の報道姿勢には、悪意を感じるです。

そもそもが、報道は正確であらねばならぬです。
意図を持って、報道されると、SNSのデマ野郎以下水準<!>。

<写真=アビガン(富士フイルム富山化学提供)>




>新型コロナウイルスの治療薬候補である新型インフルエンザ治療薬「アビガン」の臨床研究を進めている藤田医科大は20日、研究の中間解析に関する一部報道について「安全性を担保するために行われるもので、有効性の判定が主目的ではない」との見解を発表した。

>中間解析で有効性が示されず、現時点で承認に必要な十分な科学的根拠が得られていないとする一部報道を受けたもので、同大関係者は「報道には誤解がある。中間解析で結果を出す方が異例だ」と話した。厚生労働省も「途中経過で判断するのは時期尚早」としている。

>臨床研究は無症状や軽症の患者計86人を対象に8月まで実施。政府は有効性が確認されれば、今月中の承認を目指すとしている。

>臨床研究は全体を終えた時点で有効性を確認できるように計画するのが一般的という。

<参考=「アビガン「有効性示されず」報道は誤解 藤田医科大が見解」(産経ニュース)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ThinkPad T520(Win10Pro64bit)】 2020/05/21 (Thu) 23:38

 シバケン様、こんばんは。


 アビガンの添付文書(A4判6ページに細かい文字でびっしり)を読みましたが、催奇性以外にも重い副作用だらけです。
 新型インフルエンザ時よりも一桁多い投与量が新型コロナウイルス感染症では必要ですので、新たな安全性の治験には時間が掛かると思います。

 治験終了後の手続きに関しては、特例で短期化すべく立法化してるべきだったと思いますが。


【シバケン】 2020/05/22 (Fri) 00:08

磯津千由紀さん、こんばんわ。

「アビガン」については、賛成派、慎重派、あるですねえ。
現場の医者は、親族なりが、感染した場合、迷わず、投与すると。
理由、現状では、「アビガン」が一番に有効と。

<参考=NO.2004 <アビガン>副作用について/既に、知られてる事ですが。


【シバケン】 2020/05/22 (Fri) 19:04

副題=富士フイルム、「アビガン」を9月に月間30万人分増産

月間生産量
7月=10万人分
9月=30万人分

がしかし、本業では、減収減益。

>富士フイルムホールディングス(HD)は22日、傘下の製薬会社が製造する、新型コロナの治療効果が期待される抗インフルエンザ薬「アビガン」について、7月に月間10万人分(3月上旬比2・5倍)、9月には同30万人分に引き上げる増産計画を改めて示した。

>一方、同日発表した令和2年3月期連結決算は、売上高が前期比4・8%減の2兆3151億円、本業のもうけを示す営業利益が同11・1%減の1865億円、最終利益が9・5%減の1249億円で、減収減益だった。

>中国工場の操業停止や、インスタント写真システム「チェキ」の販売減など、新型コロナ影響による売上高の減少が470億円、営業利益の押し下げが260億円となった。

>3年3月期の業績予想は、新型コロナの影響で現段階では合理的な算出が困難として、未定とした。

<参考=「富士フイルム、アビガンは9月に月間30万人分へ増産」(産経ニュース)>


シバケン】 2020/05/26 (Tue) 15:29

副題=「アビガン」に黄色信号<?>

現段階で、有効性を示すデータが出ていない<?>
治験を6月末まで続行。


>新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」をめぐり、安倍晋三首相が目指すとした「5月中の承認」を政府が断念したことが25日、分かった。25日時点で審査の前提となる企業からの承認申請はなく、月内に審査を終えるのは不可能と判断した。政府関係者が明らかにした。

>国内では承認を目指して企業による治験が進んでいるほか、国には大学による臨床研究の結果を承認審査に活用したいとの考えもある。しかし現段階では、有効性を示すデータが出ておらず、手続きが進むのは6月以降になる見通し。

>アビガンは富士フイルム富山化学が開発した新型インフルエンザの治療薬。同社は有効性や安全性を確認する治験を行っているが6月末まで続く予定で、申請をすぐに出すのは難しい情勢だ。

<参考=「アビガンの5月承認を断念 効果まだ不明、企業未申請」(産経ニュース)>


【シバケン】 2020/05/26 (Tue) 19:09

副題=「新たな副作用なし」<?>/それで、肝心の件は<?>

安倍首相の5月中にもの、発言も空振り<?>
検証の医者先生も、中途半端な返答しておらずの、明確にして戴きたく。
比較すべきなら、比較を<!>
又、そんな事、一々の、教えて戴かずとも、ド素人でも、わかるです。
何故に、比較の調査依頼してないが、摩訶不思議の世界。

言うてるの間にも、感染者激減で、検証するも、厄介に成るです。

イヤ、
やる気、本気なら、米国に飛べ。日に、万単位の感染者居てるです。死者千単位で、居てるです。
この時期、入国、出国禁止故、「アビガン」をば、空輸して、頼みなさい。
安倍君<!>、カトちゃん<!>
まあ、この2人なら、他人事かと。ボクちゃん、悪くないもんねえと。

>新型コロナウイルスの治療薬候補として期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」の実用性を検証している藤田医科大は26日、全国の症例を分析した結果、新たな副作用は確認されなかったとする中間結果を公表した。有効性は現時点で判断できないとしている。

>同大によると、国内でアビガンを投与した患者2158人の経過を分析。一部の患者に尿酸値の上昇や肝機能の変化などが起きたが、いずれも既に知られた副作用だった。新型コロナの治療では多めに投与するが、安全性に新たな問題は生じなかった形だ。

>有効性については、軽症患者は投与の7日後に約74%、14日後に約88%が改善。重症患者は7日後に約40%、14日後に約60%が改善した。

>効果があるようにも見えるが、同程度の症状を示す患者同士で投与の有無による経過を比べるといった厳密な検証を経ておらず、評価できないとした。土井洋平教授は「大多数の患者は数週間の経過で自然に改善する。評価には比較が必要だ」と指摘した。

<参考=「アビガン「新たな副作用なし」 藤田医科大が患者2000人を分析」(産経ニュース)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ThinkPad T520(Win10Pro64bit)】 2020/06/11 (Thu) 06:27

 シバケン様、おはようございます。


> 何故に、比較の調査依頼してないが、摩訶不思議の世界。

 先月の時点で既に日本の患者数が少なく、加えてアビガンでないプラシーボを投与される可能性が大きい二重盲検法の治験に参加を同意する患者数が更に少ないため、有効な比較が国内ではできない由。

 無償供与した外国での治験に頼るしかなさそうだとのこと。


【シバケン】 2020/06/11 (Thu) 09:33

磯津千由紀さん、おはようございます。

無償供与なるは、国の方針でして。
治験等々、この手の事、国が主導で、要請せねばなりませんです。

そもそもがの、安倍首相が、記者会見で、発言して。
国として、何もせず<?>
首相の、指導力が、問われるかと。
安倍首相の支持率低下も、さもありなんと。


【シバケン】 2020/07/02 (Thu) 10:04

副題=アビガン/富士フィルムが、インドの製薬会社と、開発権、販売権を契約

インドの製薬会社との契約は、開発元の富士フィルムが主導。
肝心の、承認に向けた行動について、日本政府は何をチンタラしてるのか<?>
一寸はやる気出せ<!>

幸か、不幸か、このところ、感染者数増加傾向。
治験対象が、増えてるですが。若手中心故、まあ、ほっといても、治るかと。

オッとの、このインド。
感染者数、日に万単位で、死者数百単位故、その辺りも、協力要請してるやろなあと、期待するです。


>富士フイルムは1日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として期待されているアビガンに関し、インド大手製薬会社「ドクター・レディーズ・ラボラトリーズ」などと海外での開発権、販売権などを独占的に付与する契約を締結したと発表した。

>今回の契約では中国、ロシア以外の地域でドクター・レディーズなどが独占的な権限を持つ代わりに、販売に応じた対価を富士フイルム側に支払う。新型コロナの治療薬としての活用へ、契約先の販売ルートも使って供給網を早期に確立し感染拡大の防止につなげたい考えだ。

>ただ、日本国内でもアビガンは安倍晋三首相が5月中の承認に言及していたものの、有効性や安全性を確認する手続きが遅れており、承認には至っていない。

<参考=「アビガンでインドの製薬会社と提携 富士フイルム、海外展開」(産経ニュース)>


【シバケン】 2020/07/06 (Mon) 23:03

副題=「アビガン」に朗報<?>・膵炎治療薬「フサン」との併用で、効果と、東大が発表。

以前より、併用での効果を言われてたですが。

重症患者に「フサン」との併用で、回復率約90%。
通例、50から70%。

>新型コロナウイルスの治療薬候補である新型インフルエンザ治療薬「アビガン」と膵炎(すいえん)治療薬「フサン」の併用が重症患者に有効である可能性を確認したと東京大の研究チームが6日、発表した。

>4月から集中治療室(ICU)で人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO(エクモ)」の治療を受けるなどした36~75歳の重症患者11人に、併用して投与。1人は死亡したが10人は回復し、半月ほどで人工呼吸器が不要になり、一部は既に退院した。

>ICUでの治療が必要となった患者の死亡率は、海外では30~50%に達するとの論文がある。今回は科学的な手法に基づく厳密な評価ではないが、作用メカニズムが異なるアビガンとフサンの併用は有効な可能性があるとしている。

>同大は5月に併用の臨床研究を開始。アビガンは単独での効果を調べる治験も行われているが、有効性は確認されていない。

>アビガンはウイルスの増殖を抑える働きがある。フサンは細胞内への侵入を抑えるほか、重症化の一因とされる血栓の発生も防ぐと期待されている。

<参考=「アビガンとフサン併用、重症患者に有効か 東大が発表」(産経ニュース)>


【シバケン】 2020/07/10 (Fri) 22:58

副題=明確な有効性はなかった<?>/やる気の無い、日本政府<!>

発表内容は、微妙なる表現。
確認数が少ないのもあり、統計的には、明確な差はなかったと。

そして、
「今回の結論からは、アビガンの有効性が確認できなかったとはいえない」と。

要は、更に、調査が必要としてるのか、よく、わからんです。

政府は、海外にも、臨床実験を推し進めるべく、積極的に動けばと。
言うただけで、何かしてるの怪の、海外からは、声聞こえませぬ故、して無いです。
駄目な政権で、厚生労働省。

>藤田医科大は10日、新型コロナウイルスの治療薬として期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」の臨床研究に関する最終結果を公表し、投与した患者は「ウイルスの消失や解熱に至りやすい傾向がみられた」とする一方、有効性について統計的に明確な差はなかったとの見解を示した。

>土井洋平教授は、より多くの患者を対象に実施すれば明確な差に達した可能性があると指摘。「今回の結論からは、アビガンの有効性が確認できなかったとはいえない」と話した。

>臨床研究は無症状や軽症の患者計89人を対象に実施。入院初日からアビガンを投与する集団と、5日目まで投与しない集団に分け、6日目のウイルス量や、解熱までの期間を比較した。

>その結果、6日目の時点でウイルスが消失していた割合は、初日から投与した患者が66・7%、投与しなかった患者は56・1%で、投与した方が消失しやすい傾向がみられた。

>体温が37度5分未満に下がるまでの平均日数は、初日から投与した患者が入院から2・1日だったのに対し、投与しなかった患者は3・2日で少し長かった。

<参考=「コロナ薬候補「アビガン」明確な有効性みられず 藤田医科大」(産経ニュース)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ThinkPad T520(Win10Pro64bit)】 2020/07/10 (Fri) 23:19

 シバケン様、こんばんは。


 日本の患者数が少ないことは事前に分かっていましたし、二重盲検法による治験に同意する患者数が多くないことも予想されてましたから、予期された結果であるといえるです。
 外国の治験に期待すべく、日本政府はどの程度に強い要請をしてるのかは、不明ですが。


【シバケン】 2020/07/11 (Sat) 00:54

磯津千由紀さん、こんばんわ。

N数が少ない場合、有意であると、言うに、厄介です。
現在、感染者数多くなってるですが、20代、30代が、80%を占め、且つは、無症状であったり、軽度。

イヤ、
所謂の軽症者で、臨床試験しても、差を出すは難しいと、思うです。
ほっといても、治る可能性大でして。但し、回復が早期になればと。

元々が、統計的手法で、有意差出るは、余程の差です。
余計な話ですが、不良率の低減で、実験も、同様の事あるです。
この場合は、総合判断をと。
さもなくばの、ある程度以上の水準になってますと、そこから先の、品質向上難しいです。
バカの一つ覚えで、有意な差に固執してますと、改善は、一歩も進みませんです。


オッとの、
ですので、以前より、欧米でと。
意味は、当然の、不良数多く。品質改善には、理想的ですねえ。
そのためには、政府はしかるべくの努力をしませんとと。
とは、誰もが、感じており、実行力の無い、政府やなあと。
特に、この手、国の、世界の、一大事の時、如実に現れるですねえ。

要は、わかってても、やるの決断が出来ない。
わかってないなら、ド阿呆です。


【シバケン】 2020/07/20 (Mon) 18:46

副題=クウェートで、アビガンの治験、1000人規模で実施<!>

富士フィルムがインドの製薬会社と。

まあねえ、
安倍君なんか、言うだけの人で、厚生労働省なんかに期待してたら、全くの進まんどころか、足引っ張られるです。

とりあえず、
早急に、白黒付けませんと、何してる事かと。

>富士フイルムなどが新型コロナウイルスの治療薬候補「アビガン」の臨床試験(治験)を7月中にもクウェートで始めることが20日、分かった。参加者は最大1000人程度に上る見通しで、新型コロナ治療薬としての有効性や安全性を確認する。有効なデータが得られれば、日本での承認申請に活用する可能性がある。

>クウェートで実施する治験は、アビガンの海外での製造や販売権を独占的に付与されたインドの大手製薬会社、ドクター・レディーズ・ラボラトリーズが主体となり、実施する。富士フイルムは治験薬の提供などで協力する。

<参考=「クウェートでアビガン治験 1000人規模で―富士フイルム」(時事通信)>
<消滅・21/07/20>


【シバケン】 2020/07/24 (Fri) 15:15

副題=「アビガン」の名が、報道から消えた<?>

まだ、一部、白鳳大学教授岡田晴恵氏は、申してるです。
当方も、劇的効果、無いにしろ、救えるの命救えばと、思てるです。

何れにせよ、政争の道具なりに、されては、なと。


>「うたかた」という美しい言葉が日本語にある。『広辞苑』によると、「はかなく消えやすいことのたとえにつかう」とある。多くは、不老不死が叶わぬ人間の短い命に重ねて使われるが、近代科学の結晶とも言えるクスリにも、実は当てはまる。夢の特効薬と期待されて登場しながら、予期せぬ副作用などで市場からの退場をたちまち迫られた薬剤は枚挙に暇がない。今年の春、俄かに人口に膾炙した「アビガン」も、以降の形跡を辿る限り、うたかたのクスリで終わりそうな気配が強まっている。

>新型コロナウイルスが引き起こす同ウイルス感染症の拡大が、国内外で一向に止まらない。特に国内の状況は、社会や経済への影響を最小限にしながら、感染拡大防止の効果を結果として最大化した「日本モデル」の勝利と胸を張ったのも束の間。わずかに都内に残っていた“燃えさし”から、再び全国へ伝播していく展開となっている。

>突如、蘇った
>幸いにして、足元の重症化率・死亡率が外国と比べて低く、人々のコロナ禍慣れも加わって、今年2月下旬から5月上旬くらいにかけて、世の中に張りつめていた緊迫感、切迫感のようなものはない。有効なワクチンや特効薬が依然として存在しないという不安も、本格的な「第2波」に襲われるまでは高まってこないのではないかと思われる。だが、春先は違った。新型コロナ感染症に効くクスリが闇雲に求められ、その狂乱の中でアビガンが突如、蘇った。

>蘇ったと綴ったのは他でもない。アビガンはドラッグビジネス的には一度、「終わった」クスリだったからだ。開発したのは、感染症領域の創薬に伝統的に強かった旧富山化学工業(現、富士フイルム富山化学)と白木公康・富山大学名誉教授。「T705」の開発コードで、新しいインフルエンザ治療薬を目指して治験が進められた。当時、鳥インフルエンザウイルスH7N9型が猛威を振るい、さらに、代表的なインフルエンザ治療薬であったスイス・ロシュ社製の「タミフル」は耐性ウイルスを出現させやすいという点が医療現場から憂慮されていた。

>そうしたなか、T705は純国産で、しかも薬理メカニズム的に耐性ウイルスの発生がまず考えられないことから、富山化学並びに同社と資本提携していた富士フイルムホールディングス(HD)の関係者は画期的な新薬になると、大いに期待を寄せていた。しかし、こうした想定の歯車は大きく狂い始める。

>T705の動物実験で確認された「初期胚の致死並びに催奇形性の確認」という副作用への懸念が、治験の最終段階になっても払拭できなかったのだ。それでも富山化学は2011年に「A型またはB型インフルエンザウイルス感染症」の効能効果で医薬品医療機器総合機構(PMDA)に製造販売承認を申請する。

>PMDAでは3年間という異例の審査期間を経た後、「新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症(ただし、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効又は効果不十分なものに限る。)」という効能効果でもってアビガンを承認した。

>同時に留意事項として、国が必要と判断した場合にのみ患者への投与が検討されること、厚生労働大臣の要請がない限り製造販売を行わないこと、通常のインフルエンザウイルス感染症に使用されないよう厳格な流通管理が実施されること、などが富山化学に課せられた。要は、既存のインフルエンザ治療薬が全て効かなくなった時、国の保管・監視のもと、“最終防衛兵器”という形でのみ使ってよいという位置付けであった。

>インフルエンザが流行する毎冬ごとに国民に多用される“ポスト・タミフル”になれば、という関係者の夢ははかなく破れた。同時に、アビガンの開発に投じた費用を回収するすべもなくなった富山化学は、富士フイルムHDのTOB(株式公開買い付け)を受け、非上場子会社として生き延びる道しか残されていなかった。

>これらの経緯から、承認後、アビガンはアフリカで流行したエボラ出血熱の治療用に一瞬脚光を浴びた以外は、治療の現場では忘れ去られたクスリになった。19年には物質特許が切れたが、後発医薬品の製造販売に乗り出すジェネリックメーカーが皆無だったということが、このクスリの製薬業界内部での評価と立ち位置を証明していると言える。

>首相周辺の前のめり
>こうした過去を持つアビガンを、いきなり表舞台へと引きずり出したのは、安倍晋三首相と彼を輔弼(ほひつ)する“官邸官僚”だった。中国で緊急避難的に実施された新型コロナ患者へのアビガンの投与結果が「良好」らしいとの情報が伝わるや否や、2月29日に安倍首相自らが会見で、「アビガン」「カレトラ」「ベクルリー」の3つのクスリが新型コロナ感染症に対する有力な治療薬の候補だと挙げ、アビガンについては国の備蓄分を使って患者への投与をスタートしたと表明した。

>そしてこの後、「溺れる者は藁をも掴む」の例えではないが、安倍首相周辺のアビガンに対する前のめり感は増していく。3月28日の会見で安倍首相は、「すでに症状の改善に効果が出ているとの報告もある」と強調したうえで、「正式承認に向けた治験プロセスを開始する」と踏み込んだ。4月7日の緊急事態宣言の発令後に開いた会見では、「アビガンの備蓄量を現在の3倍の200万人分まで拡大する」と宣言。20年度補正予算の中にアビガンの増備として139億円を付けた。さらに、緊急事態宣言の延長を決めた5月4日には、「今月中の承認をめざしたい」とまで言い切った。

>有事とはいえ、クスリの科学的開発プロセスを無視する言動を国のトップが行った背景には、まずは純国産の特効薬を作りたいという保守政治家らしい願望があったようにみえる。加えて、テレビメディアを中心とする世論の押しがあった。タレントの石田純一さんや脚本家の宮藤官九郎さん、フリーアナウンサーの住吉美紀さんが相次いで、アビガンが効いたという趣旨の体験談を公表。これをテレビがお茶の間に垂れ流したことから「早くアビガンを承認しろ」「国民全員に配れ」といった“アビガン救世論”が一気に高まり、その風を政権浮揚につなげようとした。

>「極めて高い有効性」は示されず
>ところが今度は、官邸が描いた想定の歯車が狂い始める。政府部内では、富士フイルム富山化学が3月末から開始した新型コロナ患者を対象とした企業治験と、藤田医科大学が3月上旬からスタートさせた特定臨床研究を文字通り、両にらみでウォッチし、特に藤田医科大の中間解析で「極めて高い有効性が示されれば」(加藤勝信厚生労働相)薬事承認に踏み切ろうとしていた。

>しかし現実は、官邸にはつれなかった。富士フイルム富山化学の企業治験は、偽薬(プラセボ)が投与される可能性がある試験プログラムへの参加を拒む患者が少なくなく、当初から難航。藤田医科大学の特定臨床研究も中間解析の段階で官邸が期待した「極めて高い有効性」は示されなかった。

>政府部内も、一枚岩ではなかった。アビガンの推進に比較的前向きな経済産業省に対し、薬事行政の責任を担う厚生労働省は終始、消極的であった。アビガンが「劇的に効いた」という症例が一向に集まらない一方で、副作用の催奇形性を念頭に、戦後、最も深刻な薬害をもたらし、映画『典子は、今』でも知られるサリドマイド禍の再来を強く懸念したためだ。

>さらにこの間、自民党の有力支持団体である日本医師会からも異論が出される。日医の有識者会議が「有事だからエビデンスが不十分でもいいということには断じてならない」と、官邸の動きに釘を刺したうえで、薬事承認にはあくまで「ランダム化比較試験」が必要であり、「『科学』を軽視した判断は最終的に国民の健康にとって害悪となり、汚点として医学史に刻まれる」と強い言葉で警鐘を鳴らした。

>いずれにせよ、このような想定外の流れを受けた官邸は、アビガンに託そうとした政治的な夢を断念した。6月以降、安倍首相の口からは、血税を投入したにもかかわらず、アビガンという言葉が発せられなくなった。無論、経緯の説明すらされていない。何とも無責任な姿勢だ。

>因みに、新型コロナに対する特効薬づくりという科学的な夢という面でも、藤田医科大が7月10日、特定臨床研究の最終報告において「ウイルスの消失や解熱に至りやすい傾向が見られたものの、統計的有意差には達しませんでした」と結論付けたことで、とりあえず、ピリオドが打たれた。

>明らかになっていない力が?
>現在、富士フイルム富山化学では、新型コロナ患者を対象とした企業治験を海外で別途実施し、アビガンの適応拡大の道をなお探ろうとしている。抗血栓薬「フサン」とアビガンを重症患者に併用投与する国内研究で、9割の患者で症状が軽快したとの報告も出ている。アビガンにもしかしたら、まだ明らかになっていない力が発見されるかも知れない。

>実際、“悪魔のクスリ”とさえ呼ばれたサリドマイドもその後の研究の結果、血管新生阻害作用があることが分かり、08年から国内でも多発性骨髄腫の治療薬として厳格な流通管理のもと販売されている。このように、クスリの世界は奥深い。だからこそ、クスリという知の結晶を毒へとおとしめず、その正しい価値を決めるのは、科学に徹頭徹尾、正対する道しかないということを、関係者は今回、改めて胸に刻むべきだろう。
>(文=ジャーナリスト・井上正広)

<参考=「アビガンはなぜ「特効薬」の座から滑り落ちたのか 「正しい価値」は科学に徹頭徹尾、正対する道しかない」(ニュースイッチ)>


【シバケン】 2020/07/24 (Fri) 23:19

副題=要は、日本政府、厚生労働省のアホ官僚が足引っ張ってるです。

こんな事をこそ、専門家委員会であれ、分科会が、提言せねば、一歩たりともの、進歩せず。

兎角に、日本国は、規制、規制、書類、書類で、責任逃れのシステム構築だけは、お上手でして。

そらねえ、
この時代に、PCR検査結果も、FAXでの、連絡、報告ですて。
かつは、上に、上にの、上部組織、期間への、報告故、遅れるです。

こんな組織では、市井の企業では、倒産するです。
そして、テレビのワイド・ショーに出演の、元官僚共、ええ格好ばかりを抜かしてね。
イヤ、官僚組織を批判したり、してるですが。ご自身、官僚してたのに、何の改革、改善も出来ずのえらそに抜かすなの、バカ揃い。

>新型コロナウイルス感染症に対して新型インフルエンザ治療薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」の効果を検証する特定臨床研究を実施した藤田医科大学の土井洋平教授は日本経済新聞社のインタビューに応じた。薬を飲んだ患者で改善傾向があったものの、改善幅が予想より小さく、飲まない人と比べて統計上の有意差が確認できない結果に終わった。「対象の患者数を増やせば、有意差が出る可能性はある」と話す一方で、「今の体制のまま使命感だけで臨床研究を継続するのは限界だ」と訴えた。


>――今回の臨床研究で分かったことは何ですか。

>「アビガンについては、当初の期待ほどの効果は確認できなかったことだ。2月に中国から、アビガンの後発薬が新型コロナ患者の解熱までの期間を大幅に短縮したという臨床試験(治験)の結果が発表された。この結果が日本でも再現できるかどうかを検証した。同じ程度の効果があれば、86人の患者が参加する研究で統計的な有意差をもって効果を確認できると考えた。しかし、今回はそこまでの差が出なかった」


>――治療効果はなかったのでしょうか。

>「個人の意見になるが、今回の結果や中国のデータなどをみると、何らかの効果はありそうだと考えている。ただ劇的な効果ではない。(新型コロナの感染が拡大していた)3~4月ごろは期待が先行し、『患者全員に投与すべきだ』といった極端な意見が出ていた。今回の研究で、すべての問題を解決する薬ではないということが数字として出てきた」

>「200人程度が参加していたら有意差が得られた可能性がある。ただ日本国内で200人規模の臨床研究を実施するのは非常にハードルが高く、我々も次の臨床研究をする計画はない。開始しても終了まで何年もかかり、社会からの要請に応えられないためだ」


>――得られたデータどう生かしますか。

>「データは個々の患者に合わせて、治療効果を判断する指標になり得る。詳細を論文として公表する予定だ。加えて、データ提供の要請があれば応じる準備をしている。アビガンについては我々の臨床研究とは別に、薬を開発した富士フイルムが治験を実施している。国内で2つのデータが出そろった上で、必要な患者に分け隔てなく薬剤が届くようにするのがよいだろう」


>――臨床研究を進める際に直面した課題は何ですか。

>「日本ではアビガン以外でも新型コロナ治療薬候補の臨床研究が進んでいるが、いずれも進捗が遅いと感じる。構造的な課題があると考えている。課題は複合的だが、1つは市中病院における臨床研究の支援体制が十分ではないことだ。厚生労働省の事業で大学病院で治験などを実施する体制を整備してきた。一方で、新型コロナ患者の多くが入院する感染症指定医療機関などは診療が中心で、治験などを実施する体制が弱い」

>「今回の臨床研究に参加してくれた病院では、フルタイムで診療している医療スタッフが休日返上で、患者への説明や防護具を装着した毎日の検体採取、大急ぎでのデータ入力などを対応した。診療負荷が大きく参加を断った病院もある。これらの業務の一部は外注できるが、契約に時間がかかるなどで諦めた例もある。今回は短期決戦で各施設の医師らに無理をしてもらったが、使命感だけで続けるのは限界だ」

>「新たな医療機関が参加する手続きにも課題を感じた。新型コロナはクラスター(感染者集団)が見つかると、地域で一気に患者が増える。入院患者が増えた病院が新たに臨床研究に参加するため手続きは、急いでも2週間はかかる。2週間後には患者は退院していなくなってしまう例が多いため、クラスターを追いかけるのに苦労した。がんや糖尿病などの慢性疾患では2週間は問題ないが、急性疾患の場合は1日の遅れも問題になる」


>――どのような体制が望ましいと考えていますか。

>「海外の事例が参考になる。米国で治験などを実施する病院には、研究支援業務を担う看護師や検査技師などがいる。主治医をサポートし、個々の患者の詳細なデータが迅速に得られる。英国では現場の負担が大きい検査を極力減らし、体温や症状など診療で得られるデータを集める。その代わりに1万人以上の多くの患者を登録し、数でデータの質を補完する。ただ米国型はお金がかかる。英国型は感染爆発した国でしか採れない戦略だ」

>「日本では治験などに参加する施設のネットワークを維持しておくことが重要だ。治療薬やワクチンの候補など必要な試験を順番に実施し、結果が出れば同じ体制のなかで次の候補薬を試す。こうした枠組みがあれば今よりも早く効果の検証が進むはずだ」

>(岩井淳哉)

<参考=「アビガン検証「使命感だけでは限界」 藤田医大教授」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2020/09/21 (Mon) 10:24

副題=アビガンの承認申請に着手<!>

富士フィルム富山化学が、近く、アビガンの製造販売の承認申請<!>

まあ、
時間が掛かったです。

それでも、尚、海外の協力を得られて無いのか、記事上からは、国内での治験結果のよおでして。
要は、7月から、国内の感染者数増え出し、やっとで、参加者数確保と。

安倍前首相の鳴り物入りで、期待されたの、アビガン。
菅首相になって、やとで、承認申請<!>

くれぐれもの、再度の、まだ、申請え、です。
誰が足引っ張ってるのか、おっそいねえ。ですが、ここまで、こぎ着けられたです。
一筋の光かと。

イヤ、
ダメなら、ダメで、結構。
決着をと、思てたです。
但し、「有意なるの差」と、なるは、余程かと。単なるの計算、数字上の話でね。
まあねえ、されどの、効果の有無が、誤差の範囲で、副作用が危惧されるの、高価なる薬投与も問題なれど。


>新型コロナウイルスの治療薬候補「アビガン」について、富士フイルム富山化学が近く国に製造販売の承認を申請することがわかった。9月中旬まで実施した臨床試験(治験)のデータを20日に精査し、一定の有効性が確認できたもようだ。承認されれば、日本で開発された新型コロナ治療薬としては初めてとなる。

>申請後は、厚生労働省が有効性や安全性などを審査し、承認するか決める。新型コロナ治療薬はこれまでに「ベクルリー」(一般名レムデシビル)と「デキサメタゾン」が承認されている。

>アビガンはこれまで一部の病院で、患者の希望と医師らの判断で使える「観察研究」という枠組みで使用されてきた。正式に承認されれば、従来よりも多くの病院、患者に使用できる可能性がある。感染初期の軽症の段階で使うことが想定されている。ただ、アビガンは投与すると胎児に奇形が出るおそれがあることがわかっており、妊娠中やその可能性のある女性、相手の男性には使えない。

>富山化学は3月末に国内での治験を始めた。96人を目標に参加者を募集し、当初は6月末に終える予定だった。だが、緊急事態宣言などによって患者が減ったことから参加者数を確保できず、7月以降も治験を続けていた。7月中旬ごろから患者が再び増えたことで目標数を確保できた。

>アビガンをめぐっては、政府が4月に閣議決定した緊急経済対策で200万人分の備蓄を盛り込んだ。5月4日の記者会見では当時の安倍晋三首相が、「今月中の承認をめざしたい」と発言していた。

>アビガンは2014年3月に、他の薬が効かなかったり効果が不十分だったりした場合に限る、という条件付きで新型インフルエンザ治療薬として承認を受けている。(真海喬生、江口英佑)

<参考=「コロナ治療薬候補のアビガン、承認申請へ 有効性確認か」(朝日新聞)>


<関連>


<参考=NO.2007 <コロナ薬>「アビガン」に逆風/「レムデシビル」に順風>(20/05/29)


【シバケン】 2020/09/23 (Wed) 18:31

副題=10月中に承認申請え


>富士フイルムホールディングス(HD)は23日、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」について、10月中にも承認申請を行う予定と発表した。臨床試験(治験)で早期に症状を改善する効果を確認したとしている。承認されれば新型コロナ治療薬として国内3例目となる。

>アビガンを開発した富士フイルム富山化学(東京)が治験を実施し、重篤ではない肺炎を持つ新型コロナの患者にアビガンを投与した結果、ウイルスが早期に陰性化することを確認したという。「安全性上の新たな懸念は認められていない」としている。 治験は3月末から6月末まで実施する予定だったが、感染者が急減したため計画が遅れていた。治験を受け入れる病院や地域を増やすなど、早期承認に向けて作業し、今月中旬に必要なデータの収集を完了した。今後は申請に向けてデータの詳細な解析や必要な手続きを進める。

<参考=「コロナ治療薬候補「アビガン」10月承認申請へ 富士フイルムHD」(産経ニュース)>


<参考=NO.202 <コロナ治療薬>厚生労働省は大丈夫か<?>