みんながパソコン大王
話題<NO.183>
みんながパソコン大王 |
総 合 | 目 録 | 趣意書 |
表題一覧表 |
NO | 表題 | 起稿 | 起稿日 |
話題NO.184 | |||
1400 | 中国、50万円弱の低価格EV販売急拡大「人民の足」アピール | 磯津千由紀 | 21/06/03 |
1399 | <今更ですが>徴用工像のモデルは日本人と韓国裁判所が認定! | 通りすがり でもないMr.X |
21/06/03 |
1398 | 【注意喚起】ワクチン接種予約の電話番号がナビダイヤルになっている自治体について | 磯津千由紀 | 21/06/03 |
1397 | ロシアで鳥インフルエンザの鳥からヒトへの感染が確認される......新たなパンデミックの懸念 | 磯津千由紀 | 21/06/03 |
1396 | <脱炭素>2035年ガソリンの新車販売停止<?> | シバケン | 21/06/01 |
1395 | 文在寅が絶体絶命…米国から完全に見放され、「終わり」が近づく悲惨な末路 | 磯津千由紀 | 21/05/31 |
1394 | <今更ですが>東京五輪・パラリンピックの海外選手の治療用覚醒剤持ち込みに反対の政党 | 通りすがり でもないMr.X |
21/05/30 |
1393 | <大規模接種・自衛隊>ワクチン予約での混乱と、問題点/皆様、初体験故 | シバケン | 21/05/28 |
話題NO.182 |
NO.1393 <大規模接種・自衛隊>ワクチン予約での混乱と、問題点/皆様、初体験故<起稿 シバケン>(21/05/28)
【シバケン】 2021/05/28 (Fri) 23:09
<参考=NO.1382 <コロナ対策>国が運営するワクチンの大規模接種センターの予約が始まる。>
大規模接種は、大都会での、措置で、自治体との関係での混乱かと。
二重予約については、解約するにも、電話がなかなかに繋がらないの問題もあるですが、そもそもが、二重に予約するは、当人の、常識の欠如に原因<!>
予約が埋まらない<?>
案内状に、予約開始日のみの、記載で、終了日が記載されていないが、原因では<?>
まさかの、電話を掛け続けるも、出来ずで、明くる日に、でもと、考えてたら、受付終了と、されたりしまして。
<写真1>
大規模接種、東京の予約埋まらず…ナゼ(日テレNEWS24)
<写真2>
「2回目の予約」めぐり押し問答も
<写真3>
自治体の負担も増加…「二重予約」問題(日テレNEWS24)
<写真4>
1位は和歌山県…接種率ランキング(日テレNEWS24)
<写真5>
岡山県の工夫(日テレNEWS24)
<写真6>
和歌山県 1位の理由(日テレNEWS24)
>東京と大阪大規模接種センターでのワクチン接種が始まりましたが、予約をめぐっては「二重予約」など混乱が起きています。また、東京では予約がなかなか埋まらないという意外な事実も。接種を受ける皆さんにわかりやすく解説します。
>大規模接種、東京の予約埋まらず…ナゼ
>東京と大阪の大規模接種センターでのワクチン接種が始まり、初日には合わせて7348人が1回目の接種をしました。26日もたくさんの人が接種に訪れています。
>ただ、意外にも、東京会場では来週分の予約がまだ埋まっていません。来週月曜日(31日)から1週間分の予約状況を見てみますと、大阪会場では開始から約30分で3万5000人分の枠がすべて埋まりましたが、東京会場では、25日午後5時時点で、7万人の枠に対し予約が入ったのは約3万7000人分。まだ、対象は都内の高齢者だけですが、3万3000人分の枠が埋まっていません。
>防衛省は、東京は大阪と異なり、まだ接種券が手元に届いていない地域があることなどが理由の一つとみています。
>また、実際に東京会場を訪れた人の中には、会場の大手町は「(自宅から)遠い。慣れていないし、とても不安で、孫を頼りに来た」と話し、孫と一緒に来た人もいました。
>「2回目の予約」めぐり押し問答も
>「2回目の予約」をめぐっては、ちょっとした押し問答もありました。
>大規模接種センターでは1回目の接種を終えると、2回目の日時が自動的に指定されますが、人によっては、その日時が5週間後に指定されることがあります。現場では「4週間後でないのか」「なんのために早く予約を入れたと思っているんだ」と押し問答になり、その場に滞留ができるケースもありました。
>大規模接種センターで打つのは「モデルナ製」のワクチンで、厚労省のホームページでは、通常1回目から「4週間後」に2回目を受けると説明があります。
>しかし、大規模接種センターを運営する防衛省によりますと、全員を4週間後に指定すると、4週後は新たに1回目を打つ人がゼロになってしまうため、1回目の人の枠を一定程度確保するために5週間後に指定される人もいるということです。
>1回目の接種から4週間を超えた場合は、6週間後までに2回目を打つという目安をWHOなどが出しているので、この見解を丁寧に説明していると、防衛省は話しています。
>自治体の負担も増加…「二重予約」問題
>そして、もう一つ、混乱をもたらしているのが「二重予約」の問題です。
>大規模接種センターで接種を受けたAさんは、地元の自治体でも接種の予約をしていました。しかし、大規模接種センターで打っているのは「モデルナ」製で、自治体で打っているのは「ファイザー」製です。異なるワクチンは打てないことから、このまま予約が取り消されなければ、ワクチンが無駄になる可能性があります。
>東京都世田谷区では、大規模接種センターで初日に接種を受けた819人のうち172人、およそ5人に1人が、こうした「二重予約」をしていたということです(*25日午前10時時点)。世田谷区では、「二重予約」をしていた場合は、予約の取り消しを強制的に進めることにしています。
>また、防衛省でも「大規模接種センターで受ける人は、自治体の予約を取り消して」と呼びかけています。
>ところで、どうして「二重予約」が判明したのでしょうか。実は、自治体の職員が1件1件、チェックして明らかになったのだといいます。
>大規模接種センターで接種すると、その情報が政府の「ワクチン接種記録システム(VRS)」に登録されます。その情報を見て、世田谷区の職員が「世田谷区民で打った人」を探し、その中で「区でも予約している人」はいないか、突き合わせます。
>現在、他の自治体でも照合を進めていて、25日までに足立区で16人、目黒区で6人、江東区や北区でも数人の「二重予約」が確認されました。
>こうした確認を毎日しなければならないため、自治体の負担も増えているといいます。
>1位は和歌山県…接種率ランキング
>いま、高齢者の1回目のワクチン接種は、どのくらい進んでいるのか、23日時点のデータをもとに、都道府県の状況をランキングにしてみました。
>1位は和歌山県。先週に引き続きトップで17.4%。8位までは接種率10%を超えています。緊急事態宣言に追加された沖縄県は、先週と同じ18位で接種率は7.5%。東京都は先週から8つ順位をあげ24位で、接種率は6.6%。一方、下位の方に目を向けてみると、46位に千葉県、47位は愛媛県となっています。
>ペースがあがらない自治体については、その事情を調べてみると「高齢者施設」での接種を優先して進めているケースがあります。重症化しやすい人が多く、クラスターのリスクが高いため優先的にという考え方に基づいています。
>46位の千葉県は、「主に高齢者施設で接種を行い、一般の集団接種が先送りに」なっているということです。また、前回の46位から16位に順位を上げた岡山県は、「施設を中心に進めていたが、一般高齢者向けの接種が始まった」ため一気にランクアップしたところがあります。
>スピードアップの工夫も
>各自治体では、スピードアップのために工夫も凝らしています。
>一気にランクアップした岡山県では、「県内の市町村ならば、どこでもワクチン接種を受けられる仕組みを作った」といいます。かかりつけ医でなくても、出先で接種が可能だということです。
>また、ランキング1位の和歌山県にある和歌山市では、280の一般診療所が接種に協力しているといいます。かかりつけ医による接種は、医師も高齢者もお互いのことが分かっているため安心で、スムーズに接種が行えます。また、休診日にも接種を行っていたり、内科にかぎらず、耳鼻科、産婦人科など、あらゆる診療科が協力しているということです。
>さらに、和歌山市は、高齢者のインフルエンザワクチンの接種率が全国平均より高いということで、市の担当者は、今回も個人の動きが早かったと話していました。
>自治体の接種計画と、打たれる側の意識の高さ、2つが合わさってより効果をもたらした好事例といえそうです。
>(2021年5月26日16時ごろ放送 news every.「ナゼナニっ?」より)
<参考=「【解説】大規模接種、東京で予約埋まらず…ナゼ? 「二重予約」など混乱も」(日テレNEWS24)>
<消滅・22/02/10>
NO.1394 <今更ですが>東京五輪・パラリンピックの海外選手の治療用覚醒剤持ち込みに反対の政党<起稿 通りすがりでもないMr.X>(21/05/30)
【通りすがりでもないMr.X】 2021/05/30 (Sun) 14:32
立憲民主党の泉健太政調会長が特例の法整備に「反対」。
治療用でも覚醒剤の持ち込み断固反対?
立憲民主党は五輪については何でも反対の政党!
「持ち込まれた覚醒剤が紛失し、日本人が所持してしまったら処罰対象になるのか。(議論の)整理が不十分だ」と述べた。
つまらない議論。
>立憲民主党の泉健太政調会長は27日の記者会見で、海外選手による治療用覚醒剤の持ち込みを夏の東京五輪・パラリンピックに限って認める法整備について「反対だ」と表明した。「持ち込まれた覚醒剤が紛失し、日本人が所持してしまったら処罰対象になるのか。(議論の)整理が不十分だ」と述べた。
>立民国対幹部も「やはり賛成できない。今国会成立は厳しいのではないか」と記者団に語った。
>治療用覚醒剤は、注意欠陥多動性障害(ADHD)の医薬品として使われ、2016年リオデジャネイロ大会など、過去20年間に開かれた五輪・パラリンピックでは持ち込みが認められた。東京大会でも参加予定の選手10~15人が使用しており、与野党の有志議員が今国会での法整備を議員立法で目指している。
>自民党の閣僚経験者は「法整備ができなければ、該当する選手の参加を事実上封じることにまり、人権問題にもなりかねない」と危惧している。
<参考=「立民 五輪限定の医療用覚醒剤持ち込み「反対」」(産経新聞)>
【通りすがりでもないMr.X】 2021/06/15 (Tue) 20:19
改正法が成立しました。
立憲民主党は反対。
>東京五輪・パラリンピックに出場する選手に限り治療用覚醒剤の日本への持ち込みを認める改正五輪特別措置法が9日、参院本会議で可決、成立した。治療用覚醒剤は注意欠陥多動性障害(ADHD)の医薬品で、東京大会では10人以上の海外選手が必要としているという。
>2016年リオデジャネイロ大会など過去の大会では認められており、国際オリンピック委員会(IOC)が大会組織委員会に対応を求めていた。改正法は覚醒剤取締法の特例として、厚生労働相の許可を得て医療用覚醒剤の日本への持ち込みを認める内容。
>法案は自民、公明、日本維新の会の3党が議員立法として提出。立憲民主党は、治療用覚醒剤の使用で選手の能力が上がる可能性や紛失時の対応を不安視して反対した。
<参考=「治療用覚醒剤、五輪で許可 選手限定、改正法成立」(産経新聞)>
NO.1395 文在寅が絶体絶命…米国から完全に見放され、「終わり」が近づく悲惨な末路<起稿 磯津千由紀>(21/05/31)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/05/31 (Mon) 00:18
こんばんは。
バイデン政権からまったく相手にされない、どころか「民主主義政権」とも思われていないようです。
> 長谷川 幸洋 ジャーナリスト
> 韓国の「面目丸つぶれ」だった米韓会談
> 相手にされなかった文在寅大統領
> 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が窮地に陥っている。5月21日にワシントンで開かれた米国のジョー・バイデン大統領との首脳会談が大失敗に終わったからだ。支持率が下落している文政権の求心力回復どころか、バイデン政権から見放されたも同然になった。
> 失敗を印象付けたのは、文氏が喉から手が出るほど欲しがった新型コロナウイルスのワクチンの扱いだった。バイデン氏は文氏の頼みに応じて、ワクチン供給を約束した。ただし、相手は文政権ではない。バイデン氏は「韓国軍に55万人分を供給する」と言ったのだ。
> これは一見、文氏の要請に応えたかのように見えるが、そうではない。ここに込められたのは「オレたちはオマエを相手にしない。相手にするのは、韓国防衛に不可欠な韓国軍だ」という非情なバイデン政権のメッセージである。
> ワクチンだけではない。目立たないが、バイデン政権は文政権に「北朝鮮に宥和的な姿勢を続けるのは許さないぞ」というメッセージも送った。それは、文政権が昨年12月に成立させた北朝鮮向けの「ビラ散布禁止法」に対する批判である。
> 「世界標準の自由民主主義政権ではない」
> どういう法律かと言えば、話は昨年6月にさかのぼる。
> 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)が北朝鮮の開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所を爆破した。派手なパフォーマンスがテレビで報じられたので、記憶にある読者も多いだろう。なぜ、事務所を爆破したのか。
> 与正氏は韓国のビラ散布に対する報復として、爆破したのだ。ビラとはいえ、大型風船に取り付けて、ビラと一緒に多くの情報が詰まったUSBメモリなども、北朝鮮上空で散布される仕組みになっている本格的なものだ。北朝鮮指導部にとっては、事務所爆破で報復せざるを得なかったほど、目障りだったのだ。
> これに驚いた文政権はさっそく対応に乗り出し、昨年12月、ビラ散布禁止法を強引に成立させた。ところが、この法律に対して、米欧から「表現の自由に反する」という批判が相次いだ。とりわけ、米国は北朝鮮に打撃を加える有効な手段なのに「禁止とはどういうことだ」という不満が高まった。
> 米国務省は3月に発表した2020年版の国別人権報告書で「ビラ散布禁止法」をとりあげ「表現の自由に対する深刻な侵害」と批判した(https://www.state.gov/reports/2020-country-reports-on-human-rights-practices/south-korea/)<表示せず・22/05/22>。これは、文政権に打撃になった。「表現の自由に対する侵害」という大義名分を掲げて、文政権の「従北」姿勢を批判した、と言えるからだ。
> それが、今回の米韓首脳会談でも再び、焦点になった。両大統領が会談後、発表した共同声明は直接、ビラ散布禁止法に言及していないが「我々は汚職と戦うために協力を拡大し、表現と宗教、信条の自由を保証することで合意した」と記している(https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2021/05/21/u-s-rok-leaders-joint-statement/)。
> 表現の自由という文言は、まさに国別人権報告書が指摘した言葉とまったく同じである。共同声明には、これだけでなく「我々は民主的価値や人権、法の支配を国の内外で守る」といった言葉が冒頭を含めて、繰り返し登場する。
> そもそも文政権が自由と民主主義を守っているなら、ありえない話であり、逆に言えば「文政権は世界標準の自由民主主義政権ではない」と、バイデン政権にみなされている証拠でもある。「容共・親中・従北」左翼政権という文政権の本質は、とっくにバレているのだ。
> だからといって、文政権は米国と対立してでも、中国や北朝鮮にすり寄るのか、と言えば、そうでもない。中国と米国の間では二股をかけ、北朝鮮と米国の間では仲介者の役割を演じよう、としている。態度を曖昧にしておくことで、影響力を保てると信じているのだ。
> まともに議論する意味がない
> だが、もはや、バイデン政権は煮え切らない姿勢の文政権に期待していない。共同声明は中国を念頭に「ルールに基づく国際秩序を脅かす、あらゆる行動に反対」し「南シナ海における平和と安定、法に基づいた商業取引、航行と飛行の自由を含む国際法の尊重」を約束した。
> 台湾についても「バイデン大統領と文大統領は、台湾海峡の平和と安定を維持する重要性を強調した」と明記した。このあたりは、中国に忖度する文政権の思惑などおかまいなしに、バイデン政権が一方的に対中批判を繰り広げたかのようだ。
> 念がいったことに、この直後にも「多様性と個人の自由に価値を置く民主主義国として、我々は人権と法の支配に関する問題を国の内外で促進する意図と共有する」と記している。これは台湾だけを指した話ではなく、韓国自身に向けた警告でもある。
> 一方、共同声明は米国と日本、オーストラリア、インドの戦略的枠組みである「Quad(クアッド)」の重要性も確認した。韓国は米国と相互防衛を誓った軍事同盟関係にありながら、Quadへの参加を許されていない。韓国は自分が外された枠組みの重要性を、自ら認めさせられた形で、面目丸つぶれだ。
> 文政権の任期は来年5月まで、大統領選は来年3月である。政権はとっくにレイムダック状態だった。そんな文政権とまともに何かを議論しても意味がない。そんなバイデン政権の意図が丸見えになった米韓首脳会談だった。
<参考=「文在寅が絶体絶命…米国から完全に見放され、「終わり」が近づく悲惨な末路」(現代ビジネス、5月28日)>
NO.1396 <脱炭素>2035年ガソリンの新車販売停止<?><起稿 シバケン>(21/06/01)
【シバケン】 2021/06/01 (Tue) 16:27
<参考=NO.1360 ガソリン車の次ぎは、電気or水素エンジン<?>>
果たして、動力は、どの方向に<?>
電気か、ガスか。
地球温暖化が、CO2とは、無関係の話もあるですが。
<表>
IEAが示す脱炭素の主な工程表
>国際エネルギー機関(IEA)は18日、2050年までに世界が温暖化ガスの排出を実質ゼロにするための工程表を公表した。35年にはガソリン車など内燃機関車の新車販売をやめ、50年には再生可能エネルギーの割合を7割にする必要があると分析。企業への脱炭素への圧力が強まりそうだ。
>50年に排出を実質ゼロにするのは、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が定める「産業革命からの気温上昇を1.5度以内に抑える」目標と合致する。
>燃料燃焼や産業工程から出る二酸化炭素(CO2)排出量は20年で340億トン。排出ゼロを宣言した各国・地域の目標を反映したシナリオでは、30年に300億トン、50年に220億トンとなる。50年ゼロ目標を実現するには、30年時点で20年比約4割減の210億トンにする必要がある。
>IEAのビロル事務局長は声明で「(実質排出ゼロは)狭い道筋だが、達成可能だ」と各国政府が強力な対策をとるよう求めた。
>50年にゼロを目指すシナリオでは、エネルギー供給に占める再生可能エネルギーの比率が石炭や天然ガス、石油をそれぞれ抜き、30年時点で3割、50年時点で約7割に高める必要がある。原子力の割合は11%に増える一方、石炭は50年までに20年比9割減る計算だ。
>電気自動車(EV)への移行や新興国の経済成長で発電量は50年までに2倍強に増えるが、先進国は35年まで、世界全体では40年までに再生エネ導入などで電力部門の排出を実質ゼロにする必要がある。
>輸送部門では、EVの普及がカギになる。新車販売に占めるEVとプラグインハイブリッド車などの割合は足元で4.6%だが、30年には6割、35年までにほぼすべてが置き換わることが前提となる。
>企業は対応に追われている。スウェーデンのボルボは30年に、米ゼネラル・モーターズ(GM)は35年にそれぞれ新型車をすべてEVにすると決めた。ホンダは40年までに世界中で発売する全ての新車をEVか燃料電池車(FCV)に切り替える方針だ。
>30年まではすでに実用化した技術で減らすが、それ以降の排出減には新技術の活用が欠かせない。代表例が水素と、CO2を地中に埋めたり、再利用したりするCCUSだ。燃焼してもCO2が出ない水素は50年には5億3千万トンと足元の6倍の生産量に増え、発電や輸送部門で活用される。
>CCUSの普及拡大には世界レベルで炭素税などで炭素価格を導入することが欠かせない。CO2を大気に排出するよりも、地中に埋めたり、再利用したりするほうが得になる状況をつくる必要があるためだ。IEAは50年ゼロシナリオでCCUSで76億トンのCO2を取り込むと試算した。
>エネルギー投資は20年までの5年間は年平均2.3兆ドル(約250兆円)で推移しているが、30年までに5兆ドルに引き上げる必要があると主張した。脱炭素の取り組みで化石燃料部門では500万人の雇用が減る一方で、30年に向けて1400万人の新規雇用が生まれ、世界の経済成長率を0.4ポイント押し上げると試算している。
<参考=「「35年にガソリンの新車販売停止」 IEAが脱炭素工程表」(日本経済新聞)>
(21/05/18)
NO.1397 ロシアで鳥インフルエンザの鳥からヒトへの感染が確認される......新たなパンデミックの懸念<起稿 磯津千由紀>(21/06/03)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/03 (Thu) 01:43
こんばんは。
これはたいへんなことですよ。
> <ロシアで、鳥インフルエンザウイルス「H5N8亜型」が初めて鳥からヒトへの感染が確認された>
> ロシア当局は2021年2月18日、高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5N8亜型」が7人の臨床検体から検出されたことを世界保健機関(WHO)に通知した。このウイルスの鳥からヒトへの感染が確認されたのは初となる。なお、ヒトからヒトへの感染は現時点で確認されていない。
> 日本や韓国、ロシアや他の欧州諸国、米国、など、46カ国以上で確認
> 「H5N8亜型」は、2010年に中国江蘇省の生鮮市場(ウェットマーケット)のアヒルから初めて分離された。2014年までに、日本や韓国で、家禽や野鳥の「H5N8亜型」への集団感染が発生したほか、これまでにロシアや他の欧州諸国、米国、カナダ、インドなど、46カ国以上で確認されている。
> 2020年12月、ロシア南部アストラハン州の養鶏場で「H5N8亜型」への集団感染が発生し、12月3日から11日までに採卵鶏90万羽のうち10万1000羽が死んだ。
> ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センター(VECTOR)がその対応に当たった養鶏場の作業員から臨床検体を採取し、検査した結果、29歳から60歳までの7名が陽性と診断された。数週間の経過観察期間中、陽性者はいずれも無症状であり、この期間に改めて採取した検体での検査では陰性となった。また、家族や他の作業員ら、陽性者の濃厚接触者からは、明らかな臨床症状は認められなかった。
> 中国・山東第一医科大学の史伟峰教授と中国疫病預防控制中心(CCDC)主任の高福博士は、2021年5月21日、学術雑誌「サイエンス」で「H5N8亜型」に関する見解を発表。
> 「H5N8亜型」が種の障壁を超えてヒトを含む哺乳類にも感染したことが確認されたことから、「このウイルスが新たなパンデミックをもたらすおそれがある」と警鐘を鳴らす。
> 養鶏場や生鮮市場での標準的な感染防止策の徹底を
> パンデミックのリスクを未然に防ぐ対策としては、養鶏場、生きた動物を販売する生鮮市場、野鳥などのサーベイランス(監視)を行う、養鶏場や生鮮市場での標準的な感染防止策を徹底する、野鳥を狩猟して食べたり、むやみに野鳥と接触しないなど、個人レベルで感染予防策を実践することなどが推奨されている。これによりウイルスの拡散を遅らせ、ワクチンを開発する時間を稼ぐことができると指摘している。
<参考=「ロシアで鳥インフルエンザの鳥からヒトへの感染が確認される......新たなパンデミックの懸念」(ニューズウィーク、5月31日)>
<消滅・21/09/15>
NO.1398 【注意喚起】ワクチン接種予約の電話番号がナビダイヤルになっている自治体について<起稿 磯津千由紀>(21/06/03)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/03 (Thu) 03:34
こんばんは。
電話代に注意。何時間も掛け続けてると、何万円も掛かる恐れあり。
> さんちゃん/山岸@Ryo_iv11
> 【注意喚起】ワクチン接種予約の電話番号がナビダイヤルになっている自治体があるそうです。ナビダイヤルは携帯電話の無料通話の適用からもはずれますし、オペレーターに繋がっていなくても「ナビダイヤルでお繋ぎします」の時点から課金されてますからご注意を。ナビダイヤルなんてなくなればいいのに
> sting☆一刺し@rog01020218
> 0570通話料(ナビダイヤル)
> 携帯電話からは平日昼間4.5秒10.8円〜20秒10.8円、固定電話からは平日昼間3分9.18円〜22.5秒10.8円、IP電話の場合は一律で3分8.64円となる。
<参考=「【注意喚起】ワクチン接種予約の電話番号がナビダイヤルになっている自治体について」(1分で感動、5月24日)>
NO.1399 <今更ですが>徴用工像のモデルは日本人と韓国裁判所が認定!<起稿 通りすがりでもないMr.X>(21/06/03)
【通りすがりでもないMr.X】 2021/06/03 (Thu) 17:48
徴用工像は慰安婦像を作成の彫刻家夫妻。
作成者は事実を知ってます。
強制連行された男は徴用工にされ、痩せ細り。
強制連行された少女は従軍慰安婦にされ。
日本は酷い国であるの宣伝!
>【ソウル=時吉達也】韓国中部・大田(テジョン)市の市庁舎前の公園に不法設置された、いわゆる徴用工の像をめぐり、「韓国人徴用工ではなく日本人をモデルに制作された」とする主張について韓国の裁判所が「真実相当性がある」と認定したことが分かった。韓国メディアが2日までに報じた。
>像を制作した彫刻家夫妻は2019年11月、「日本人をモデルに像を作ったのは歴史の歪曲だ」と訴えていた元大田市議を相手取り、名誉を毀損されたとし損害賠償請求訴訟を起こした。議政府(ウィジョンプ)地裁高陽(コヤン)支部は5月28日の判決で、彫刻家側の請求を棄却した。
>像は痩せてあばら骨が浮き出た男性が、つるはしを手に持ったもの。19年、無関係の日本人の写真が「徴用工」として韓国の小学校教科書(国定)に誤掲載されたことが発覚した際、この像も同じ写真を基にしているとの指摘が上がった。
>判決は、写真の人物と像の特徴が似ていることなどから、日本人がモデルだと元市議が信じる「相当の理由があった」と指摘。彫刻家側については「モデルは日本人でないと十分に証明できなかった」とした。
>釜山の日本総領事館前などに設置された他の徴用工像も同じ写真を基にしたとの見方が多い。敗訴した彫刻家夫妻はソウルの日本大使館前などに置かれた慰安婦像の制作者でもある。
<参考=「徴用工像のモデルは「日本人」 韓国裁判所が「真実相当性」認定」(産経新聞)>
NO.1400 中国、50万円弱の低価格EV販売急拡大「人民の足」アピール<起稿 磯津千由紀>(21/06/03)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/03 (Thu) 18:24
こんばんは。
詳しい記事はみな有料か動画のため、此の記事を引用します。
コミュータとしては、素晴らしいと思います。
> 【上海=三塚聖平】中国で開催中の上海国際モーターショーで、中国メーカーも電気自動車(EV)を相次ぎ発表した。会場で多くの来場者を集めたのが、日本円で50万円を切る価格で、中国で人気となっている上汽通用五菱汽車の小型EV「宏光ミニEV」だ。
> 昨年7月に「人民の足代わりの車」をキャッチフレーズに発売された。基本モデルの航続距離は最長120キロと機能は抑えられているが、2万8800元(約48万円)からという低価格が中国の庶民に受けて販売を急拡大させた。
> 昨年の年間販売台数は11万6千台で、米EVメーカー、テスラの主力車「モデル3」の13万9千台に迫っている。中国政府の後押しで成長が見込まれる中国EV市場で、さらにシェアを拡大させるか注目される。
> テスラをめぐっては、上海モーターショーのブースで19日、女性が「ブレーキがきかない」と書いたTシャツを着て抗議する一幕があった。中国メディアによると、女性はテスラの車の所有者だが、ブレーキに問題があったため交通事故が起きたと主張して同社ともめていたという。
> テスラについては、2月に中国政府が、異常加速などの問題について行政指導を行っている。米中対立の中でも中国販売を順調に伸ばしてきたが、中国の消費者の間で広がる品質への疑念が今後の事業にどう影響するか注視される。
<参考=「中国、50万円弱の低価格EV販売急拡大「人民の足」アピール」(産経新聞、4月20日)>
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/03 (Thu) 18:33
<副題=43万円のEV、中国でテスラ超え 五菱製「人民の足」(朝日新聞有料記事で尻切れ、2020年11月30日)>
こんばんは。
尻切れですが、上の記事よりは詳しいので。
> 「人民の足」がテスラを超えた――。
> 10月中旬、こんな見出しが中国の経済ニュースをにぎわせた。7月に発売されたばかりの中国の小型電気自動車(EV)が、9月に2万150台を売って、EV世界最大手の米テスラを抜いたというものだった。
> 中国のEVでトップに立ったのは、中国の自動車メーカー、上汽GM五菱の「宏光ミニEV」。全長2・9メートル、幅1・4メートル。見た目は日本の軽ワゴン車に似ているが、全長がさらに30~40センチ小ぶりのコンパクトカーだ。
> なにより世間を驚かせたのが、価格だった。家庭用電源を使った6~7時間の充電で120キロ走れる最安モデル(エアコンなし)が2・88万元(約43万円)、エアコンありが3・28万元(約49万円)。そして170キロ走行できる遠距離モデルが3・88万元(約58万円)と中国でも飛び抜けて安い価格に設定された。短距離向けのためコストがかかる電池代を抑えられたほか、部品をほぼ国産化したことも大きい。
> 「中国も一家に2台、3台の時代に入った。コンセプトは買い物や通勤用の『人民の足』です」。同社の対外担当者がこう話すように、高級車テスラとは客層も用途も異なる。しかし、EVが大都市だけでなく、地方都市や農村にまで広がるきっかけにもなると受け止められ、中国メディアは「国内の新エネルギー車メーカーも慌てさせた」と報じた。
> だが、こんなに安くて大丈夫な…
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> 残り:3127文字/全文:3708文字
<参考=「43万円のEV、中国でテスラ超え 五菱製「人民の足」」(朝日新聞有料記事で尻切れ、2020年11月30日)>
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/03 (Thu) 18:50
<副題=45万円で9.3kWh〜中国の電気自動車『宏光MINI EV』が発売早々大ヒット中(EVsmartブログ、2020年9月2日)>
こんばんは。
古い記事のため市場動向は当てになりませんが車両の諸元等に関しては詳しいです。
> 中国の上汽通用五菱汽車が2020年7月末に発売した電気自動車『宏光MINI EV』が中国のプラグイン車セールスで7348台の大ヒット、初登場でテスラモデル3に次ぐ2位となりました。ベースグレードの価格は約45万円で9.3kWhのバッテリー容量です。
> アメリカの『CleanTechnica』も大絶賛
> 『宏光MINI EV(HongGuang Mini EV)』は、中国の上汽通用五菱汽車(SAIC-GM-Wuling Automobile=SGMW)が、2020年7月下旬に発売した小型電気自動車です。
> EVsmartブログが提携しているアメリカのメディア『CleanTechnica』でも『A Star Is Born — China EV
Sales Report』と題して、セールスランキング初登場で2位となったことを「新星現る!」的に評価しています。
<2020年7月の中国のEV販売台数グラフを省略>
> プラグイン車(電気自動車とPHEV)セールスのランキングを見ると、1位は1万1575台でテスラ『モデル3』。宏光MINI EVが7348台で2位に登場しています。ちなみに、『中国製電気自動車
ORA R1 を世界が絶賛! 100万円で200km以上を実現』で紹介した『Great Wall』(長城汽車)の小型電気自動車『ORA R1』も、2771台で6位に入っています。
> バッテリー容量は9.3kWhと13.9kWh
> 宏光MINI EVには3グレードが用意されています。最も安価なベースグレードは電池容量9.3kWhで価格は2万8800元(約45万円)です。ただし、エアコンも暖房のみで冷房はないなど、装備もエコノミー。とはいえ、冷暖房完備の中級グレードで3万2800元(約51万円)、電池容量13.9kWhの上級グレードでも3万8800元(約60万円)という、とても買いやすい価格です。
> 一充電航続距離はNEDC基準で9.6kWhグレードが120km、13.9kWhグレードが170kmとアナウンスされています。より実用に近いEPA基準に換算すると約70%程度と推定して、それぞれ「84km」「119km」程度となります。
> コンパクトな電気自動車というと、三菱のi-MiEVが思い浮かびます。とはいえ、電池容量16kWh、全幅の拡大で軽自動車から登録車となった現行モデルの価格は約300万円〜。電池容量10.5kWhでエントリーモデルとしてラインアップした「M」でも約200万円〜だった(すでに生産終了)ことを思うと、13.9kWhで60万円という価格がいかに衝撃的か理解できます。
> 中国での報道によると、7月24日に発売された宏光MINI EVは20日間で1万5000台を販売。さらに5万台のバックオーダーを抱えているとのこと。こうしたニュースに対して、日本人としては「中国のEVだから品質が……」とかネガティブな評価をしてしまいがちですが、必要十分な性能をもった電気自動車をユーザーが手の届きやすい価格で提供することも、メーカーとして大切な「技術」であり「品質」でしょう。
<参考=「45万円で9.3kWh〜中国の電気自動車『宏光MINI EV』が発売早々大ヒット中」(EVsmartブログ、2020年9月2日)>
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/03 (Thu) 19:42
追伸です。
上の記事、続きがあるのを私が見落としてました。
> 「本日の特価」は日本へのシークレットメッセージ?
> 初登場2位のニュースに「なんだこれは!」と驚きつつ、公式ウェブサイトをチェックしてみました。
> 【関連サイト】
> ●宏光MINI EV 公式ウェブサイト<消滅・22/03/27>
> ※記事中の車両画像は公式ウェブサイトから引用。
> 冒頭のメインカットは、ショッピングに来たカップルが宏光MINI EVに乗り込もうとしているシーン。……ん? 写真の左端に「本日の特価」「5/17ー9:00」と謎めいた日本語の手書きボードが映り込んでいます。いくら何でも、新型車のコマーシャル撮影で「なんとなく映り込んだ」とは思えないので、「どうだ、この価格は真似できないだろ」的な、日本の市場やメーカーに対するアイロニカルな隠しメッセージなのかも知れません。
> と、その下の写真を見ると、後輪のところ、おそらくは撮影するクルマの停止位置を示す(業界用語で「バミる」といいます)赤いテープがそのまま残ってしまっています。
> うーん、やっぱり手書き看板もうっかり映り込んだだけなのでしょうか……。
> 最後にざっくりと、スペックなどをまとめておきます。
> 宏光MINI EV スペックなど
> ベースモデル 中級モデル 上級モデル
> 全長/全幅/全高 2917/1493/1621 mm
> ホイールベース 1940mm
> 最小回転半径 4.2m
> 電池容量 9.3kWh 9.3kWh 13.9kWh
> 一充電航続距離(NEDC) 120km 120km 170km
> 実用航続距離推定 約84km 約84km 約119km
> 最高出力 20kW(約27PS)
> 最大トルク 85Nm
> 最高速 100km/h以上
> 空調 暖房 冷暖房 冷暖房
> カラー液晶モニター ー ○ ○
> 価格 28,800元(約45万円) 32,800元(約51万円) 38,800元(約60万円)
> (文/寄本 好則)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/27 (Sun) 20:53
<副題=驚異の中国製50万円EVが日本にやってきた(日経クロステック、6月23日)>
展示だけで、日本で販売の予定はない由。
尚、写真のキャプションに「日本の軽自動車のような印象だ」とありますので、衝突安全性等が日本の基準を満たしていればのことではありますが、若し軽微な変更で横幅を2cm狭められるようでしたら、日本国内での販売の可能性はゼロではないと思います。
> 土屋丈太 日経クロステック/日経エレクトロニクス
> 中国で発売されて大ヒットを記録している電気自動車(EV)の「宏光MINI EV」が日本にやってきた。2021年6月23日~25日に都内で開催中のエレクトロニクス/メカトロニクスの専門展示会「TECHNO‐FRONTIER
2021」に出展されている。同車は中国の自動車メーカーの上汽通用五菱汽車(SAIC-GM-Wuling Automobile、SGMW)が製造したEVであり、下位グレードの価格が50万円を切るとともに、中国でも販売好調な米テスラ(Tesla)のセダン型EV「モデル3」よりも、月間の販売台数で上回ったことで注目を集めている。
> 20年7月に発売した同車は、同年末までに約12万台を売り上げる大ヒットになっている。世界の21年の年間EV販売台数でもテスラのモデル3に次ぐ2位に位置付ける。人気の理由は価格にあり、下位グレードは2万8800元(約49万円、1元=17.09円換算)と50万円を切る。最上級グレードでも3万8800元(約66万円)だ。車両は全長2917×全幅1493×全高1621mmの4人乗り。1充電航続距離は120kmと170km〔共にNEDC(新欧州ドライビングサイクル)モード〕。
> 同展示会で披露された宏光MINI EVは、主催者の日本能率協会が中国から船舶で輸入したという。現在のところ同車が日本で販売される予定はない。
<参考=「驚異の中国製50万円EVが日本にやってきた」(日経クロステック、6月23日)>
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/29 (Tue) 01:49
<副題=45万円で中国ベストセラー 電気自動車『宏光 MINI EV』が日本国内初披露〜最新技術展をレポート(EVsmartブログ、6月28日)>
こんばんは。
日本の公道で走れるように改修して販売すると、廉くても150万円になってしまうと言ってます。私は其処まで高くはならぬと思うのですけど(安全性能の規格を満たす必要はありますが、かつてのフィアット・パンダのように、内装や座席は安っぽくても、コミュータには足りますし、急速充電が出来ないことに目を瞑れば)。
45万円と言ってます(写真にも「45万円相当」と書かれた看板が写ってます)けど、もっと高価な、冷房を備えた上位グレードでしょう。
記事冒頭には「3点をレポート」するとありますが、『宏光 MINI EV』1点だけしかレポートしてませんね。
ブログに寄せられてるコメント(引用を省略した)をみると、少々杜撰な記事のようです(コメントで指摘された誤りは訂正済み)。しかし、上の記事より遥かに詳しいので、取り上げました。
> 021年6月23日〜25日、東京ビッグサイト青海展示場で開催された『テクノフロンティア 2021』のEVの関連ブースを取材。45万円という衝撃価格の中国で一番人気の電気自動車『宏光
MINI EV』や、テスラ モデル3 解体実機展示、東京大学の走行中充電技術の3点をレポートします。
> 【45万円のEV】五菱製「宏光 MINI EV」
> このブースは実車の展示のみで、メーカー説明員はコロナの影響で日本に入国できず不在。バッテリーは車両に積んだ状態で日本へ持ち込めないため取り外された状態となっていました。とはいえ、すみずみまで撮影できましたので、筆者の推察を含めたフォトレポートでお届けします。
> エクステリアデザイン・ボディサイズ
> 正面から見たときは、軽トールワゴンの印象ですが、サイドを見ると全長が短く寸詰まりな印象を受けます。ボディサイズは、
≫ 全長:2,920mm
≫ 全幅:1,493mm
≫ 全高:1,621mm
≫ ホイールベース:1,740mm
> という数値で、軽自動車の規格(全長3,400mm以下、全幅1,480mm以下、全高2,000mm以下)と比較すると、全長は短いが全幅がわずかに規格を超えています。仮に、日本国内で登録できたとしても、登録車の扱いになるボディサイズです。
> タイヤサイズは12インチ、145/70タイヤを装着、フロントブレーキはディスク、後輪はドラム式です。ホイールのエンブレムの天地を揃えずに展示されてしまうところは、中国っぽさを感じますね。
> 充電口はフロントグリル中央のエンブレム部分にあります。開閉は手動式。コネクタ形状はタイプ2のようで、ヨーロッパのメネケス社製のように見えるが、説明員がいないため詳細は不明。
> バッテリー容量は、20kWh、航続距離200km(計測基準は不明)、充電所要時間は7時間と商品説明パネルに記載されていました。
> ヘッドライトはLEDではなくハロゲンランプ、リアコンビネーションランプも形状からLEDではなくフィラメント電球が使用されているかと思われます。「WULING(ウーリン=五菱)」のブランド名が配されたパネル中央の丸いものは、リアゲートの電気式スイッチ。
> インテリア・キャビン・ラゲッジスペース
> 全高約1.6mのおかげで、身長約180cmの筆者は前席後席ともに、頭が天井につくことなく座れました。ただ、前後の間隔は狭く、大人4人が長時間乗るには厳しいキャビン。ホイールベースが軽トールワゴンの平均より約70cmほど短い設計のため、乗車は1名ないしは2名を前提として考えらたのではないかと推察します。ちなみに、中国の車なので左ハンドルです。
> シートの座り心地は、車両価格45万円ということを最も実感したところ。クッション材が薄く、ヘタリが早くきそうな印象でした。また、座面、背もたれともに面積が小さく、長時間の運転は厳しそう。コミューターEVと割り切って設計されたのでしょう。また、リクライニング調節レバーの動きが渋く、丈夫とは言えないつくりで、操作をしたとき壊れそうに感じました。
> 計器類はハンドルコラム上部の、12インチ程度の液晶ディスプレイに集約されています。なお、インフォテインメントシステムやカーナビなどのディスプレイはなく、オーディオも見当たりませんでした。装備されていたスイッチは、インパネセンターに、空調(エアコンは付いており、普遍的な調節機構であった)、ハンドルコラム左奥部に、ヘッドライトレベライザー(手動)、タイヤ空気圧リセットボタンと思われるスイッチ(おそらく、タイヤ空気圧アラート機能を備え、メーターパネルに警告表示が出ると推察される)、フォグランプ、リセットボタン(何のリセットかは不明)ハンドルコラム右側奥に「E/S」と書かれたボタン(ドライブモード切り替えか?)を備えていました。インパネ中央下部には、ネット式の収納を備えています。
> ドアトリムなど全体的に使用されている素材は、樹脂。「ザ・プラスチック」のコスト優先ではありますが、2トーンカラーの配色にオレンジの差し色を入れたり、ペダルに「+」と「ー」のかわいいデザインの記号を配するなど、ちょっとしたおしゃれ感を演出しています。パワーウィンドウスイッチは、申し訳程度のセンターコンソールに配置。シフト操作はダイヤル式です。電源スイッチは、昔ながらのキーを差し込んで回す方式のようです。
> 全長3m弱でラゲッジスペースの広さを期待するのはナンセンスですが、後席は2分割で背もたれを前に倒すことができ、荷物を置けるスペースをつくることができます。後席背もたれを起こした状態では、荷物は詰めません。また、後席は前後スライド機能がありませんでした。
> パワートレイン・足回り・バッテリー
> 短いボンネットの下には、充電コネクタを受けるインバーターがセンターに(充電口はフロントグリル中央にあるため。画像は右側2枚)、ブレーキサーボとブレーキフルードタンク(画像左下)、ウォッシャータンクなどがありました。おそらく下側にエアコンのコンプレッサーがありそうです。
> フロントサスペンションは、ストラット式。スタビライザーは付いていないようです。足回りを覗くと、泥水をはね上げたままの状態であったため、現地で走行されている個体が今回の展示品として日本に持ち込まれたようです。ここも中国らしさを感じたところでした。
> リアはデフにモーターを直結。懐かしさを感じるFRのそれと同じものを流用のようです。リアサスペンションは、3リンク式リジッドアクスル。
> モーターとインバーターの奥、車両中央部底面には本来バッテリーが配置されるが、展示車でも日本国内に入る前にバッテリーは取り外す必要があったとのこと(イベント主催者の話による)。
> 「45万円」という価格について
> メーカーの五菱は「実値:45万円相当」と伝えていますが、この価格は中国現地販売価格を、邦貨換算しただけの金額と思われ「日本での販売はない」と明記されていました。
> 「宏光 MINI EV」を日本で輸入販売しようとすると、さまざまなハードルがあります。日本国内の基準に適合するかどうかの試験に通過するための確認のほか、場合によっては、車両に突起物や灯火類など日本保安基準を満たすための部品を新たに製作する必要も出てきます。
> また、中国は「58協定」と呼ばれる、1958年に締結された(日本の加盟は1998年)国連欧州経済委員会(ECE)の多国間協定「車両等の型式認定相互承認協定」に加盟しておらず、多くの試験に合格しなければ、通関できません。(協定加盟国は、製造メーカーが作成する技術適合証明書などのドキュメントのみで試験が免除となることが通例)
> 最近では、中国の高級車「紅旗 H9」が、試験をパスしてナンバーを取得したことが話題になりました。
> もし、日本で「宏光 MINI EV」を販売しようとするなら、五菱の正規代理店に名乗りをあげる会社が、ナンバー取得のための確認や調整、必要に応じて部品製造、交換などのもろもろの費用を投資する必要があります。
> その費用のうち、最も大きいもののひとつは、充電関係システムとその部品となるでしょう。普通充電のみなら、比較的コストはかからないかと思われますが、急速充電(CHAdeMO規格)への対応は、かなりのコストがかかります。
> さらに、日本国内でのメンテナンス等のサービス体制を整えるコストも発生します。
> 以上のほかにも、必要なコストはありそうですが、日本国内販売時の車両価格は、国内導入のための投資金額を回収する分が、45万円の車両価格に上乗せされることがほぼ確実でしょう。
> 今までに中国のEVを日本国内導入した類似ケースがないため、車両価格がいくらになるのかの予想は難しいですが、100万円を切る価格設定は厳しく、安くても150万円程度になるのではないか、と推測しています。(あまり参考にはならないかもですが、北米や欧州など協定加盟国からの並行輸入車は、現地価格のプラス100〜200万円ほどとなっています)
> >>> 解体モデル3展示レポートに続く。
> (取材・文/宇野 智)
<参考=「45万円で中国ベストセラー 電気自動車『宏光 MINI EV』が日本国内初披露〜最新技術展をレポート」(EVsmartブログ、6月28日)>