みんながパソコン大王
話題<NO.204>

みんながパソコン大王
総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
話題NO.205
1539 <コロナ>「オミクロン株」特徴は<?> シバケン 21/11/28
1538 <今更ですが>韓国では「反日」超えの「嫌中」 通りすがり
でもないMr.X
21/11/28
1537 <衆議院選挙>いびつな比例復活 シバケン 21/11/28
1536 ≪新型コロナ≫南アフリカで新変異株を確認 免疫回避、高い感染力の恐れ 磯津千由紀 21/11/27
1535 <今更ですが>韓国では大統領選で親日的は悪材料? 通りすがり
でもないMr.X
21/11/21
1534 ≪新型コロナ≫ファイザーも飲み薬 米で承認申請 磯津千由紀 21/11/17
1533 ≪新型コロナ≫ワクチンのブースタ接種、原則2回目から8箇月以降、6箇月以降もあり 磯津千由紀 21/11/16
話題NO.203

NO.1533 ≪新型コロナ≫ワクチンのブースタ接種、原則2回目から8箇月以降、6箇月以降もあり<起稿 磯津千由紀>(21/11/16)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/16 (Tue) 22:00

 こんばんは。


 ブースタ接種、2回目接種から8箇月以上の間を開けるという話でしたが、15日に6箇月以上で良いと発表されました。
 しかし今日、原則は8箇月以上であるとの発表がありました。


> 新型コロナウイルスワクチンの2回目と3回目の接種間隔について、後藤茂之厚生労働相は16日の記者会見で「原則8カ月以上とする方針に変わりない」と述べた。15日の厚労省審議会では、自治体の判断で「6カ月以上」に短縮することも容認したが、後藤氏は「自由に前倒しを認めるものではない」と強調した。

> 後藤氏によると、短縮を容認するのは、クラスター(感染者集団)の発生やワクチンの在庫状況などを踏まえて自治体が判断し、厚労省とも相談して実施するケースで、「非常に特殊な状況」と説明。17日には自治体向けの説明会を開催する予定で、後藤氏は「誤解が生じないよう、丁寧に説明したい」と話した。

> 15日の予防接種・ワクチン分科会の決定では、2回接種が完了した18歳以上の全ての人を対象とすることを了承した。【小鍜冶孝志】


<参考=「3回目接種 後藤厚労相「自由に前倒し、認めない」」(毎日新聞、11月16日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/16 (Tue) 22:15

副題=コロナワクチン 接種3回目来月開始 間隔6カ月容認(毎日新聞有料記事、11月15日)

 こんばんは。


 15日の間隔6箇月容認の記事です。


> 厚生労働省の予防接種・ワクチン分科会は15日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、2回接種が完了した18歳以上の全ての人を対象とすることを了承した。3回目接種の時期は、2回目の完了から8カ月以上経過したことを原則とするが、感染状況などを踏まえ自治体の判断で「6カ月以上」に短縮することを容認した。

> 接種から時間が経過するとともに感染リスクや重症化リスクが高くなることが分かってきたため、3回目接種が必要と判断した。後藤茂之厚労相が、予防接種法に基づく公費による臨時接種に含めるよう自治体に指示する。3回目接種の正式決定に伴い、無料の接種期間を来年2月末から9月末までに延長する。医療従事者への追加接種は12月1日にスタートする。

> 接種で使えるワクチンは、1、2回目の種類に関わらず、ファイザー社製かモデルナ社製のメッセンジャー(m)RNAワクチンが適当とした。当面は、3回目の接種が承認されたファイザー社製ワクチンを使う。モデルナ社製ワクチンは10日に3回目接種について承認申請されており、承認されれば来年2月にも使用ワクチンに加える。2回目までと異なるワクチンを打つ「交差接種」も認めた。

> 国内では1巡目の接種を、医療従事者▽高齢者▽基礎疾患のある人――の順で進めてきた。65歳以上の高齢者への追加接種は2022年1月、企業や大学などで実施する職域接種は同年3月に始まる見通し。希望する人は、自治体から送付される接種券が手元に届いてから予約し、接種を受ける。

> 一方、同分科会はファイザー社が5~11歳の小児を対象にしたワクチンの薬事承認申請をしたことを受け、小児への接種に関する議論を開始した。【金秀蓮】

<参考=「コロナワクチン 接種3回目来月開始 間隔6カ月容認」(毎日新聞有料記事、11月15日)>


NO.1534 ≪新型コロナ≫ファイザーも飲み薬 米で承認申請<起稿 磯津千由紀>(21/11/17)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/17 (Wed) 09:10

 おはようございます。


 ファイザーも飲み薬を承認申請しました。


> 米製薬大手ファイザーは16日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬「パクスロビド」の緊急使用承認を米食品医薬品局(FDA)に申請すると発表した。途上国での製造態勢を整えるため、国連が支援する特許管理組織「医薬品特許プール(MPP)」に製造ライセンスを供与する。

> 新型コロナ向けに開発されている飲み薬の中で、FDAへの緊急使用承認申請やMPPへのライセンス供与は、米メルク社などが開発中の「モルヌピラビル」に次いで2例目。米メディアによると、米政府は1000万人分のパクスロビドの購入を近く発表する見通しだ。米政府は既に約310万人分のモルヌピラビルの購入を決めている。

> 米国では9月から新規感染者が減ってきたが、11月に入って再び増加する兆候が出ている。今月9~15日の新規感染者は1日平均約8万4000人、死者は約1000人となっている。【ワシントン秋山信一】


<参考=「ファイザーも新型コロナの飲み薬 承認申請」(毎日新聞、11月17日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/17 (Wed) 10:12

副題=米ファイザー、コロナ飲み薬の使用許可を申請 米当局に(日本經濟新聞、11月17日)

 こんにちは。


 入院・死亡のリスクが一桁減る由。


> 【ニューヨーク=野村優子】米製薬大手ファイザーは16日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬「パクスロビド」について、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請したと発表した。対象となるのは、軽度から中程度の新型コロナ患者で、重症化リスクの高い人。新型コロナの飲み薬の使用申請は、米メルクに次いで2例目となる。

> パクスロビドは、ウイルスが体内で感染を広げるのに必要なプロテアーゼという酵素の働きを阻む「プロテアーゼ阻害薬」で、抗HIV薬「リトナビル」と併用して投与する。1回の治療でパクスロビド2錠、リトナビル1錠をそれぞれ1日2回、5日間かけて投与する。

> ファイザーが実施した臨床試験(治験)によると、発症から3日以内に患者に投与したところ、投与していないグループに比べて入院・死亡リスクが89%低減した。治験参加者は軽度から中程度の新型コロナ患者で、重症化リスクの高い18歳以上だった。副作用は軽度という。

> 飲み薬は既存の点滴薬などに比べて利便性が高く、在宅治療が可能になるため期待が高い。アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は同日の声明で「パクスロビドが承認されれば人々の命を救い、病院に行かずにすむ可能性がある。飲み薬が果たす役割の重要性は明らかだ」と述べた。

> 米国のほかに英国やオーストラリアなどの国で承認申請の手続きを開始しており、他の地域の規制当局にも順次申請していく計画だ。

> パクスロビドの生産は2021年末までに18万回分、22年は5000万回分を見込む。ファイザーは同日、途上国への供給を広げるため、国連の関係機関がつくった非営利団体(NPO)「医薬品特許プール(MPP)」にパクスロビドの製造ライセンスを供与すると発表した。

> 新型コロナの飲み薬を巡っては、英国が11月上旬に世界で初めて米メルクの「モルヌピラビル」を承認した。米国では10月中旬にメルクがモルヌピラビルの緊急使用許可を申請。FDAは30日に同薬の承認を審議する第三者委員会を開催する予定で、これを踏まえて承認を最終判断する。

<参考=「米ファイザー、コロナ飲み薬の使用許可を申請 米当局に」(日本經濟新聞、11月17日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/17 (Wed) 16:37

<参考=話題NO.1507 ≪新型コロナ≫メルク、米当局に経口薬モルヌピラビルの緊急使用を申請>(21/10/11)

> モルヌピラビルの緊急使用申請は数カ月以内に世界中でなされる見込み。中間分析によれば、モルヌピラビルは新型コロナで入院するリスクを50%減らした。


【シバケン】 2022/01/14 (Fri) 17:37

副題=日本でも、承認申請<!>


>米製薬大手ファイザーは14日、新型コロナウイルスの飲み薬候補について厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。軽症や中等症患者向けの薬で、日本政府は200万人分の供給を受けることでファイザーと基本合意している。新たな変異型「オミクロン型」が国内でも感染拡大するなか、承認されれば治療の選択肢が広がり医療逼迫を抑止できる可能性がある。

>飲み薬は自宅療養や宿泊療養先でも患者が服用しやすい利点がある。すでに2021年12月に米メルクの飲み薬「ラゲブリオ(一般名モルヌピラビル)」がコロナ治療薬として承認を取得しており、実用化されれば軽症・中等症治療の飲み薬では国内で2つ目となる。

>ファイザーの飲み薬「パクスロビド」はウイルスが体内で増殖するのを抑えるとされる。日本も参加した臨床試験(治験)では、重症化リスクのある感染者に発症から3日以内に投与したところ、入院・死亡のリスクを89%減らした。オミクロン型に対しては、実験室レベルでの初期検証ではウイルスの複製を阻止する効果を確認したという。米国では21年12月に緊急使用許可を得た。

>同社は海外で使用が許可された薬の審査を簡素にできる「特例承認」を視野に入れるとする。岸田文雄首相は1月中にファイザーと供給契約で最終合意し、2月中の実用化を目指す意向を示していた。

>国内で軽症・中等症患者の治療に使う治療薬はメルクの飲み薬ラゲブリオのほかに点滴・注射薬が実用化済み。「抗体カクテル療法」として知られる中外製薬の「ロナプリーブ」と英グラクソ・スミスクラインの「ゼビュディ」が承認を取得している。

>ロナプリーブはオミクロン型では効果が低下する懸念があり、厚労省はオミクロン型への感染が疑われる場合には使用を推奨しないように自治体に通知した。ファイザーの飲み薬が使えるようになれば、治療の選択肢が広がる。

<参考=「ファイザー、コロナ飲み薬を国内で承認申請」(日本経済新聞)>


<参考=NO.2963 <コロナ対策>ファイザー飲み薬、投与敬遠 併用不可多く「改善必要」(産経新聞)
(22/08/11)


NO.1535 <今更ですが>韓国では大統領選で親日的は悪材料?<起稿 通りすがりでもないMr.X>(21/11/21)


【通りすがりでもないMr.X】 2021/11/21 (Sun) 09:31

これでは日韓親善は無理。

>韓国革新系の執権与党「共に民主党」のソン・ヨンギル(宋永吉)代表が20日、保守系の野党「国民の力」のユン・ソギョル(尹錫悦、ユン・ソンニョル)大統領候補の1歳誕生日の写真に日本紙幣が写っているとして問題視したことについて過ちを認めた。

>「共に民主党」はこの日午後、「宋永吉代表が尹錫悦候補の1歳誕生日を祝うテーブルに置かれた貨幣と関連した発言について、過ちを認めて遺憾を表した」と明らかにした。

>これに先立ち、今月19日に宋永吉代表は「民平連(経済民主化と平和統一のための国民連帯)」2021年の総会に参加。「1歳誕生日を祝うテーブルに日本円が我が国のお金の代わりに置かれたほど日本と近い裕福な延世大学校教授の息子として生まれた尹錫悦氏は、司法試験に合格してソウル大学校の法学部を出て検事として検察総長を務めた」と発言した。

>続いて、「良い環境で暮らしているのに、再び自由民主主義を守るやら何かをするやらと言って公正と常識を叫んでいる」と述べていた。

>また、宋永吉代表は共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)候補について「火田民の息子として9人家族の7番目に生まれ、少年工として6か所くらいの工場生活を送った」と2人の人物の過去を比較した。

>以前に尹錫悦候補の公式SNSにアップされた1歳誕生日を祝うテーブルに紙幣が置かれている写真をめぐって、「日本紙幣である」と言及したのだ。しかし、該当紙幣は韓国銀行が発行したものであるという事実が明らかになり、問題となっていた。

>これに対して、尹錫悦候補側のイ・ヤンス報道官は20日、「尹錫悦候補の1歳誕生日に置かれた貨幣は日本円ではなく韓国銀行が発行した紙幣だ」とし「公党の代表としては到底考えることができない虚偽発言だ。宋永吉代表は虚偽発言を直ちに撤回して謝罪せよ」と声を高めていた。

<参考=「韓国大統領選挙、相手候補に”親日家柄”と非難「尹錫悦氏の1歳誕生日の写真に日本紙幣」=与党代表」(WOW!Korea)>
<消滅・23/08/30>


【通りすがりでもないMr.X】 2021/11/21 (Sun) 09:44

<写真>

「尹錫悦氏の1歳誕生日の写真に日本紙幣」と批判していたが…後に「過ちを認める」=韓国与党代表(画像提供:wowkorea)



NO.1536 ≪新型コロナ≫南アフリカで新変異株を確認 免疫回避、高い感染力の恐れ<起稿 磯津千由紀>(21/11/27)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/27 (Sat) 13:26

 こんにちは。


 「オミクロン株」と名付けられました。


> 南アフリカの国立伝染病研究所などは25日、南アで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたと発表した。免疫を回避する性質や高い感染力を持つ恐れがあり、専門家が慎重に検証している。

> 南アでは首都プレトリアや最大都市ヨハネスブルクのあるハウテン州でこの変異株の確認例が急増。隣国ボツワナや香港でも見つかった。香港の例は南アからの旅行者だった。

> これまでの変異株と比べ、遺伝子に多くの変異が生じているのが特徴という。

> 南アでは同国で最初に確認された「ベータ株」が主流とみられる第2波が1月前後に発生。5月から8月ごろにかけてはインド由来の「デルタ株」による第3波があった。(共同)


<参考=「南アフリカでコロナ新変異株を確認 免疫回避、高い感染力の恐れ」(毎日新聞、11月26日)>
<消滅・22/11/30>


【シバケン】 2021/11/27 (Sat) 23:49

副題=南アフリカ等で見つかった新型コロナウィルスの変異株、「オミクロン型」は<?>

ここでは、感染力が高いと、評価されてるです。

で、
重症化の度合い<毒性>は、不明。
つまり、感染力高く、されどの、重症化のリスク低いなら、慌てる事、ありませんです。
その辺りの評価待ち<?>


<表>



>世界保健機関(WHO)は26日、南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの変異型を最も警戒レベルが高い「懸念される変異型(VOC)」に分類し、「オミクロン型」と名付けた。多くの変異を持ち、ワクチンが効きにくい性質や高い感染力を持つ可能性が指摘されている。現段階で不明なことも多く、水際対策で流入を防ぐことが重要になる。

>WHOは「現段階の情報から示唆されるのは、ほかの変異株よりも再感染の危険が高いということだ」と説明した。全体で50カ所もの変異を持ち、うちウイルス表面の突起部「スパイクたんぱく質」に32カ所が集まるとされる。

>スパイクたんぱく質が人間の細胞表面にくっついて感染するため、感染力に影響をおよぼす可能性がある。人間の免疫はこの部位を認識してウイルスを攻撃するため、変異によっては免疫がうまく反応せず感染につながる恐れがある。

>感染例が急速に増えている南アフリカ最大都市ヨハネスブルクのあるハウテン州で12日から20日までに採取された77検体のすべてがオミクロン型だった。1人の感染者が何人にうつすかを示す実効再生産数が南ア全体で1.47なのに対し、ハウテン州では1.93と高い。実効再生産数は1より大きいと感染が拡大していることを示し、特に同州で感染者が急増している。

>欧州疾病予防管理センター(ECDC)も26日「これまでの感染流行期にないほど変異が多く、ワクチンの効果を著しく下げ、再感染の危険を高める恐れがある」との声明を発表した。現段階の情報から判断すると「この変異ウイルスの危険性は高い」と説明している。

>英国やイスラエルなどがいち早く渡航制限を打ち出したが、WHOが見解を示したこともあり、水際対策を強化する国が相次いだ。ロイター通信によると、ブラジル、スリランカ、タイ、オマーンなどの国々が新たに南アフリカなどからの渡航制限を発表した。インドのモディ首相は27日、「新たな変異ウイルスに手を打つ必要がある」と表明し、渡航制限緩和について見直しを指示した。

>オミクロン型は従来の手法でほぼ判別できるもようだ。WHOによると、新型コロナウイルスのPCR検査では、同ウイルスが持つ3つの遺伝子を狙って検出する方法が一般的な手法の一つだ。

>オミクロン型ではうち1つだけが検出されないことがわかっており、変異が影響している可能性がある。逆にこの結果を使って、オミクロン型に感染していると推定することができる。実際に感染しているかどうかは、PCR検査の後、さらに遺伝子配列を読み込むことによって判断できる。

>製薬各社は既存ワクチンの効果検証やオミクロン型に対応したワクチンの開発に取り組み始めた。米CNBCによると、米ファイザーと独ビオンテックは既存ワクチンについて調査を始め、2週間以内にオミクロン型に対する効果などのデータを取得できるという。両社は「ワクチンの調整を必要とする変異型かどうか分かるだろう」と述べた。仮にワクチンの調整が必要になった場合、6週間以内に適用し、100日以内に出荷できるという。

>変異ウイルスは感染した人間の体内で増殖する際に遺伝情報のコピーミスを起こすことで発生する。新型コロナの感染拡大が続く限り、変異は避けて通れない。変異には無害なものも多いが、感染力や病原性を高める懸念がある変異を持つウイルスが「変異型」として警戒される。

>バイデン米大統領は26日の声明で「今回の新たな変異型の出現は世界中にワクチンを普及させるまではパンデミックは終わらないということを明確にした」と指摘し、アフリカなど途上国へのワクチン供給を早急に進める必要があると強調した。

>(福岡幸太郎、越川智瑛、パリ=白石透冴)

<参考=「オミクロン型、WHO「感染リスク高い」 水際対策強化」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2021/11/28 (Sun) 01:51

副題=「オミクロン株」を国内では2番目に高い警戒度の「変異株」に指定は結構も、その根拠は<?>

申してるは、
新種故、警戒するは大いに、結構なれどです。
2番目に高い警戒度にするの根拠は<?>

されどの、2番目とは、「デルタ株」よりは、下<!>。

>国立感染症研究所は、南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」を、国内では2番目に警戒度の高い「注目すべき変異株」に指定した。国内や検疫で見つかった患者のウイルスのゲノム(全遺伝情報)を調べて監視を強化するほか、検出された場合は集計して公表する。

>免疫に影響したり、感染性を高めたりする可能性のある変異を持っているが、詳しいことは分かっていない。国内での確認事例はまだないという。マスクの着用や手洗い、3密(密閉、密集、密接)の回避を引き続き徹底してほしいと呼び掛けている。

>感染研による変異株の監視には3段階ある。最も警戒度が高いものは「懸念される変異株」で、現状ではデルタ株などが対象になる。

<参考=「新変異株の国内監視強化 感染研、2番目の警戒度」(産経新聞)>


【シバケン】 2021/11/28 (Sun) 08:07

「南アフリカの一部地域では感染力が強いデルタ株を 凌駕し、オミクロン株に置き替わっている。
変異部位も多く、感染力が増している可能性がある」

>国立感染症研究所は26日、オミクロン株の警戒レベルを3段階中2番目に高い「注目すべき変異株(VOI)」に位置づけた。日本では26日までに国内や検疫での検出例はなく、ウイルスの性質は「十分な情報が得られていない」とするが、監視態勢を強化している。

>オミクロン株は人間の細胞に結合するウイルス表面の突起部分だけで32か所もの変異があった。慶応大の解析によると、世界中で流行した英国由来のアルファ株、インド由来のデルタ株と共通の変異はあるが、両者や南アフリカ由来のベータ株とも違う、別の系統で変異した新型コロナウイルスと考えられるという。

>分析した小崎健次郎教授(臨床遺伝学)は「過去の流行株と系統が違うため、アフリカで監視の目をくぐり抜けて変異が蓄積したのではないか」と指摘する。

>感染力や重症度は不明だが、変異は細胞への侵入のしやすさや、免疫の攻撃の回避に関係する部位にもあった。東京医科大の浜田篤郎特任教授(渡航医学)は「南アフリカの一部地域では感染力が強いデルタ株を 凌駕し、オミクロン株に置き替わっている。変異部位も多く、感染力が増している可能性がある」と懸念する。

>日本の感染状況は第5波が収束して小康状態にあるが、浜田特任教授は「ワクチンや治療薬の効き目が弱まれば、社会経済活動の正常化をめざす『出口戦略』が、日本を含む世界中で後退する恐れがある」と話している。(科学部 中村直人、渡辺洋介)

<参考=「オミクロン株、解析すると…ウイルス表面に32か所もの変異「過去の流行株と系統が違う」」(読売新聞)>


【シバケン】 2021/11/28 (Sun) 08:53

副題=「オミクロン株」の、水際対策=27日より主要空港にて開始。

>新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の水際強化策で、厚生労働省は27日、成田や羽田、関西など国際線の発着する主要空港で、南アフリカなどの指定国に滞在歴がある人の到着が事前に分かった場合、空港での移動ルートを分け、その他の乗客らとの接触を避ける対応を始めた。

>成田空港では、検疫官が到着客に対し、滞在先や体調などを記入した誓約書に基づき、2週間以内に指定国に滞在していたかどうかを確認した。滞在していた場合、入国から10日間、国指定の宿泊施設での待機を求める。検疫官の一人は「変異ウイルスを食い止めるため、どこに滞在していたかをより注意深く聞くようにしている」と語った。

>東南アジアの数か国に滞在し、ジャカルタから1年ぶりに帰国したという男性(61)は「感染が収まりようやく帰国できた。誓約書の記入事項は細かいが、水際対策として仕方ないだろう」と話した。

>各空港では、到着客へのウイルス検査もこれまで通り実施。数時間で結果が判明する「抗原検査」を行い、陰性の場合でも、ウイルスを特徴づけるたんぱく質(抗原)の量が陽性となる基準に近い場合はPCR検査をして、感染の有無を厳密に調べる。

<参考=「成田や羽田で「オミクロン株」対策始まる、誓約書記入も…帰国の男性「細かいが仕方ない」」(読売新聞)>


【シバケン】 2021/11/28 (Sun) 10:54

副題=香港、ベルギー、イスラエル、英国、独逸、伊太利亜で、確認された。

>南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの「オミクロン型」が欧州に流入する恐れが強まっている。アフリカ以外で26日までに香港、ベルギー、イスラエルで感染が確認されたのに加え、27日には英国、ドイツ、イタリアでも感染が確認された。岸田文雄首相は27日、アフリカのモザンビーク、マラウイ、ザンビアを対象に水際対策を強めると発表した。

>英国では同国南部のチェルムスフォードと中部のノッティンガムの2件の感染が判明した。2件は「関連している」(ジャビド保健相)といい、アフリカ南部への渡航に関連しているという。感染者は家族とともに自己隔離している。当局は同地域で検査を強化して感染が拡大していないか調べる。

>ジョンソン英首相は27日、新たな変異型は初期段階では分からないことがあるとしながらも「オミクロン型は拡大のスピードが非常に速く、ワクチンを2回接種した人の間でも広がる恐れがある」と語った。

>ドイツでも27日、オミクロン型の感染が初めて確認された。独DPA通信によると、独南部のミュンヘンで2人の感染が確認された。2人は24日に南アフリカから飛行機で到着したという。

>伊大手紙レプブリカによると、同国ではアフリカのモザンビークを訪れていた男性が北部ミラノで受けた検査でオミクロン型の陽性反応が出た。ワクチンを2回接種していた。患者と家族の健康状態は良好という。

>ロイター通信によると、オランダでは26日に南アフリカからアムステルダム・スキポール空港に到着した2機の航空機に搭乗した乗客約600人のうち、61人に陽性反応があり、オミクロン型の感染か調べている。

>日本政府は26日に南アフリカなど6カ国からの入国者に検疫所が用意した施設で10日間の待機を求める措置を発表したが、新たに3カ国を追加して計9カ国とする。

<参考=「オミクロン型が欧州拡大、英独伊で確認 日本は対策強化」(日本経済新聞)>


<参考=NO.1539 <コロナ>「オミクロン株」特徴は<?>


NO.1537 <衆議院選挙>いびつな比例復活<起稿 シバケン>(21/11/28)


【シバケン】 2021/11/28 (Sun) 10:02

この事、いつも言われてるですが、修正するの気、ありませんです。

こんなモノ、一定の惜敗率以上で無いと、当選にしないで、結構かと。
そらねえ、単純に、倍以上の得票率の差の方と、モ、一寸の、90%で、落選のでは、違うと、思うですが。

されどの、その背景もあるですが。
とかとか、諸般の状況踏まえ、名案出せばと。賢い人の集団の筈故。


<表>
衆院選の高惜敗率落選者と低惜敗率当選者


<クリックで拡大>

>自民党が単独で国会の安定運営に必要な絶対安定多数(261議席)を獲得し、勝利を収めた先の衆院選。自民党の河野太郎前ワクチン担当相が、選挙区での最多得票記録を12年ぶりに塗り替えたことも話題となった。個々の議員にとってみると、得票は自らへの評価、そして期待を込めた「支持率」と言えるだろう。しかし、今回の衆院選では、得票率がわずか10%でも議員となっている候補者もいる。

>「日本を前に進めるため、国民に信頼してもらえる政治をつくっていく」。河野氏は当選確実となった10月31日夜、神奈川県平塚市内のホテルで支援者らを前にこう語った。河野氏の神奈川15区での得票数は21万515票で、現行の小選挙区比例代表並立制が平成8年に実施されて以降の最多得票だった。これまでは21年の政権交代選挙で当時民主党代表だった鳩山由紀夫元首相が北海道9区で獲得した20万1461票が最多だったが、約9000票上回った。

>10月4日の記者会見で「この岸田にお任せいただけるのか判断いただき、国民の信任を背景に政治を動かしたい」として、衆院解散に踏み切った岸田文雄首相はどうか。首相は広島1区で13万3704票を獲得した。河野氏にははるかに及ばないが、そもそも有権者数が違うので票数で単純に比較はできない。
<以下、有料記事>

<参考=「得票率10%で当選 いびつな比例復活」(産経新聞)>


NO.1538 <今更ですが>韓国では「反日」超えの「嫌中」<起稿 通りすがりでもないMr.X>(21/11/28)


【通りすがりでもないMr.X】 2021/11/28 (Sun) 13:12

韓国はどこの国とも友好は続けられません。
言論の自由にも、限度はありますが。

>韓国では、朝鮮戦争での中国人民志願軍の活躍を美化した中国映画への拒否感が強い。9月には、中国兵の活躍を描いた「長津湖」と同種の中国映画が市民団体などの強い反発に遭って配給中止に追い込まれた。

>韓国で物議を醸したのは、1953年の中国側と米軍などとの激戦を描いた「1953金城(クムソン)大戦闘」(原題「金剛川」、邦題「バトル・オブ・ザ・リバー 金剛川決戦」)。韓国での上映を前に、予備役軍人の団体などが「中国や北朝鮮の視点から描いた政治宣伝物だ」と上映許可の取り消しを要求。映画輸入会社が契約撤回を表明し、国民に謝罪した。

>中国で韓流ドラマや韓国人歌手が人気を集めた裏で、キムチやチマ・チョゴリといった韓国文化に関し「中国発祥」とする見方が横行していることへの韓国側の不満も高まっている。

>昨年10月には、世界的人気の韓国男性グループ「BTS(防弾少年団)」が朝鮮戦争での米韓の連帯に触れた発言を中国のネットユーザーが攻撃し、韓国人ファンの強い反感を買った。

>最近発表された日韓共同での世論調査によると、韓国で中国への印象が良くないとの回答は前年より15%近く上昇して約74%に上り、日本への否定的印象(約63%)を上回った。

>一方、北朝鮮は「最近、中国で朝中が米国の侵略に打ち勝った戦争の映画が多く作られ、大人気となっている」と外務省ホームページで好意的に伝えている。

<参考=「韓国で「反日」超えた「嫌中」 中国映画の配給中止も」(産経新聞)>


NO.1539 <コロナ>「オミクロン株」特徴は<?><起稿 シバケン>(21/11/28)


【シバケン】 2021/11/28 (Sun) 23:46

<参考=NO.1536 ≪新型コロナ≫南アフリカで新変異株を確認 免疫回避、高い感染力の恐れ
(21/11/27)


<図1>



<参考=「図解でわかる!新型コロナ 2020-21」(毎日新聞)>
<消滅・22/10/17>


【シバケン】 2021/11/29 (Mon) 00:58

副題=オミクロン株の特徴は<?>

<図2>
懸念すべき変異株 VOCの特徴の比較(筆者作成)忽那賢志感染症専門医



>南アフリカ共和国から新たな変異株が見つかり、11月26日にWHOはこれをオミクロン株として「懸念される変異株(Variant of Concern)」に位置づけました。

>現時点でオミクロン株について分かっていることをまとめました。

>新型コロナウイルスの新しい変異株である「オミクロン株」は2021年11月11日にボツワナで採取された検体から初めて検出されました。

>その後、南アフリカで11月14日以降に採取されたサンプルからも検出されています。

>南アフリカの中でも特にハウテン州という地域で多くの症例が見つかっており、11月12日から20日までの間に検査された77例全てがこのオミクロン株による感染者であることが分かりました。

>ハウテン州では、特に学校や若者の間で感染者が急増していましたが、現在検査されている検体の半数以上がオミクロン株であることから、南アフリカの保健省はすでにハウテン州ではこのオミクロン株が主流になっていると推定しています。

>この地域はこれまではデルタ株が広がっていた地域であり、デルタ株から置き換わって広がっていることから、オミクロン株はデルタ株よりも感染力が強い可能性が指摘されています。

>オミクロン株はすでにアフリカ以外でも見つかっています。

>香港では2例のオミクロン株による感染者が報告されています。1例は2回のワクチン接種歴があり、10月下旬から11月にかけて南アフリカへの渡航歴があり無症状であったとのことです。もう1例は2回のワクチン接種歴があるカナダからの帰国者であり、前述の南アフリカからの症例と同じ検疫隔離用ホテルの向かいの部屋に滞在していたとのことです。このカナダからの帰国者は、南アフリカからの帰国者の症例がサージカルマスクを着用せずにホテルの部屋のドアを開けた際に感染したのではないか、とのことです。

>またイスラエルでもマラウィからの渡航者であった1例の確定例と2例の疑い例が報告されています。

>ベルギーからは、エジプトに渡航歴のあるワクチン未接種者からオミクロン株が見つかった、と報告されています。

>このように、すでにオミクロン株が見つかっている南アフリカやボツワナ以外にもマラウィやエジプトからの渡航者からもオミクロン株の感染者が見つかっていることから、このオミクロン株はすでにアフリカの他の国々にも広がっている可能性があります。

>まだ十分に分かっていないことが多いのが現状。デルタ株よりもさらに感染性が強くなっている可能性はあるが、現時点では結論づけることはできない。


>感染力への影響は?
>オミクロン株についてはまだ十分に分かっていないことが多いのが現状です。

>南アフリカ共和国の一部の地域でデルタ株から置き換わっているということからはデルタ株よりもさらに感染性が強くなっている可能性がありますが、南アフリカ共和国では感染者のうち新型コロナウイルスの遺伝子配列まで調べられている割合は一部であることから、特定のクラスターに偏っている可能性もあり、現時点では「デルタ株よりも感染力が強いか」を結論づけることはできません。

>スパイク蛋白には32もの変異が見つかっており、このうちH655Y、N679K、P681Hという3つの変異はスパイク蛋白2箇所の開裂部位(S1/S2)の近くの変異であることから、感染力の増加に関わっている可能性があります。 


>重症度への影響は?
>現在のところ、オミクロン株による感染者において特に重症度が高くなっているという報告はありません。

>南アフリカからの報告によると、オミクロン株の感染者で特に特徴的な症状というものはなく、無症状の人もいるとのことです。


>ワクチン接種や再感染への影響は?
オミクロン株は、30を超える変異を持ち、これまでの約2年間の新型コロナウイルスの流行の中で、最も分岐した変異株です。

>このため、ワクチンの効果を低下させ、再感染のリスクを高める可能性が懸念されています。

>実際にこれまでにワクチン接種者でも感染例が報告されていますが、ワクチン接種による感染予防効果は時間とともに低下しますので、この報告だけでオミクロン株のワクチンへの影響を推し量ることはできません。

>スパイク蛋白に起こっている変異のうちのいくつかはこれまでの変異株でも報告されており、ワクチンの有効性低下や再感染に関連していると考えられています。

>また、過去に実験のために合成された変異株は、ワクチン接種者や回復者の免疫に強い抵抗性を示しましたが、このスパイク蛋白に20の変異がありました。

>オミクロン株は、この合成変異体よりもさらに多くの変異がスパイク蛋白にあることから、ワクチンの有効性に大きな影響を与えるのではないかと懸念されています。

>しかし、実際にこの変異株がワクチンの効果やブレイクスルー感染にどの程度の影響を与えるかを評価するには、さらなるウイルス学的調査やワクチン効果を検証する研究が必要です。

>一般的に、これまでの変異株では感染予防効果は落ちますが、重症化を防ぐ効果は保たれています。ワクチン接種が新型コロナの感染対策として重要であることには変わりありません。


>オミクロン株に対する今後の対策は?
>以上のように、オミクロン株についてはまだ分かっていないことが多く、現時点ではどれくらいの脅威であるのか判断することは難しい状況です。

>現在オミクロン株が広がってきている南アフリカやその他の地域での、今後のさらなる情報が待たれます。

>しかし、デルタ株からオミクロン株に置き換わっている地域があることは大きな懸念であり、水際対策を強化し日本国内への侵入をできる限り阻止・遅延させる必要があります。

>日本政府は南アフリカ、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、レソト、エスワティニのアフリカ南部6カ国からの入国者や帰国者に対する水際対策を強化することを発表しました。

>しかし、前述の通り、すでにオミクロン株はこれらの国以外のアフリカ諸国でも広がっている可能性があり、より広範囲の国に対する水際対策の強化が望まれます。

>また、2021年11月26日時点で日本国内のゲノムサーベイランスではオミクロン株は検出されていないとのことですが、引き続きゲノムサーベイランスで検疫・国内での監視を行う必要があります。

>オミクロン株が出現したとしても、私たちにできる感染対策は変わりません。

>手洗いや3つの密を避ける、マスクを着用するなどの感染対策をこれまで通りしっかりと続けることが重要です。

>また、ワクチンはオミクロン株に対しても有効である可能性が高く、今後予定されているブースター接種についても時期が来ればぜひご検討ください。

>ただし、ワクチン接種後もこれまで通りの感染対策は続けるようにしましょう。
>忽那賢志感染症専門医

<参考=「オミクロン株の特徴は?」(Yahoo!ニュース)>


【シバケン】 2021/11/29 (Mon) 18:03

副題=外国人の新規入国を原則停止

感染力強く。
されどの、毒性は、不明。
なれどの、安全見て、当面の対策、厳重にで、結構なると。


>政府は新型コロナウイルスの水際対策をめぐり全世界からの新規入国を原則停止する。8日に緩和したビジネス目的の滞在客らの新規入国について、当面の間は認めない。新たな新型コロナの変異型「オミクロン型」の流入を防ぐ。

>岸田文雄首相は29日午前、記者団の取材に「オミクロン型については強い危機感を持って臨んでいる」と語った。首相は同日午後、緊急避難的な措置として30日午前0時から新規の外国人の入国を停止すると発表した。「まだ状況が分からないのに岸田は慎重過ぎるという批判については私がすべて負う覚悟だ」と述べた。

>松野博一官房長官は29日午前の記者会見でオミクロン型の感染者は「現時点では日本国内で確認されていない」と話した。

>政府は8日にビジネス客、留学生、技能実習生の外国人に関して、日本への新規入国を認めた。受け入れ企業や団体の管理と所管する省庁による承認と、入国後の自宅などでの待機を条件と定めた。

>待機期間は短期のビジネス目的の滞在などの場合は行動計画の提出を条件に最短3日間になった。技能実習生、留学生はワクチンを接種していれば10日間だ。

>政府はこうした外国人の新規入国の緩和措置を再度とめる。海外でオミクロン型の感染が広がりつつあるため、国内への流入を防ぐ狙いだ。原則として日本国籍を持つ日本人らを除いて入国ができなくなる。

>これまで政府はオミクロン型の感染者が出た南アフリカなど9カ国を入国緩和の措置から外していた。まだ感染者の発生が報告されていない国・地域も含めて全世界を対象にする。

>南アフリカなどから日本人らが入国する場合に関しても、入国後10日間は検疫所が確保した施設で待機させるように切り替えた。無症状者らが国内で行動して感染が広がるのを予防する。首相は29日午後、9カ国に加え14カ国・地域も対象にすると表明した。待機期間など詳細は別途、検討する。

>オミクロン型はすでにドイツ、イタリア、オーストラリア、オランダなどアフリカ以外でも感染する事例がみつかった。イスラエルは全外国人の入国禁止を決めた。米欧も相次いで南アフリカなどからの渡航制限を打ち出している。

>日本でも感染が広がる可能性が懸念されている。日本はビジネス客らの新規入国でも受け入れ企業や団体の管理などを条件にしており、もともと新規入国の基準は厳しい。

<参考=「外国人の新規入国を原則停止 政府、オミクロン型に対応」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2021/11/29 (Mon) 20:06

副題=帰国の日本人にも、厳格な隔離措置。

コレ又、当然<!>


>岸田文雄首相は29日午後、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の世界的な感染急拡大を踏まえ、外国人の新規入国を一時的に原則停止する方針を表明した。現在、入国規制を強めている南アフリカなど9カ国に加え、感染が確認された14カ国・地域から帰国する日本人にもリスクに応じて厳格な隔離措置を実施すると説明した。いずれも30日午前0時から適用する。官邸で記者団の質問に答えた。

>首相は、世界保健機関(WHO)がオミクロン株を「懸念される変異株」に指定したことを指摘し、「わが国も最悪の事態を避けるために、緊急避難的な予防措置として外国人の入国は30日午前0時より全世界を対象に禁止する」と述べた。期間については「オミクロン株についての情報がある程度明らかになるまでの念のための臨時、異例の措置だ」と説明した。

>首相は日本が先進7カ国(G7)の中でもワクチン接種率が最高水準にあることや、2回目接種から最も日が浅い状況にあること、マスク着用など行動自粛に対する国民の協力姿勢などを挙げ、「オミクロン株のリスクへの耐性は各国以上に強いと認識している。未知のリスクには慎重の上にも慎重に対応すべきと考えて政権運営を行っていく」と強調した。

>政府は今月8日から外国人のビジネス関係者や留学生、技能実習生らに対する入国制限を大幅に緩和する一方、26日からは水際対策で設けていた1日当たりの入国者数の制限を3500人から5千人に引き上げていた。

<参考=「帰国日本人にも厳格な隔離措置 オミクロン株 首相」(産経新聞)>


【シバケン】 2021/11/29 (Mon) 23:24

副題=「オミクロン株」は、悪いところ、総取り<?>

まだ、わからんですが。
当然の、用心、用心、火の用心、するに越した事、ありませんですが。
対応法なるは、2年間の学習で、わかってるです。

<表>
オミクロン株の特徴



>政府が監視体制を強める新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」は、感染力が高まったり、ワクチン効果を弱めたりする可能性が指摘されている。その特徴を「主要な変異株の悪いところを総取りした」と表現する専門家もいるが、全体像は見えておらず解析が急がれている。

>オミクロン株は、ヒトの細胞への感染の足掛かりとなる突起状の「スパイクタンパク質」に約30カ所の変異を持つ。これまで検出された変異株の中で最も多様な変異がある。世界中で広まったデルタ株やアルファ株などの特徴である「K417N」「T478K」「N501Y」などの変異があり、東京農工大の水谷哲也教授(ウイルス学)は「これまでの主要な変異株の悪いところを総取りしたような変異株だ」と指摘する。

>ただ、詳しい性質は明らかになっていない。世界保健機関(WHO)は28日の声明で、オミクロン株について、南アフリカの一部地域で感染者と入院率が増えているが、現時点で症状が他の変異株と異なるという情報はないとした。重症化率の高さなどの解明には「数日から数週間かかる」という。

>一般に、スパイクタンパク質に入る変異が多くなるほど、構造や機能が変化する可能性が高まる。国立感染症研究所によると、スパイクタンパク質に変異を20カ所入れた合成ウイルスを用いた実験では、感染者やワクチン接種者の血液で免疫を逃れる性質が確認されたとする報告がある。オミクロン株でも、こうした多重変異によるワクチン効果の低下や再感染の可能性が懸念されるという。

>ただ、ワクチン接種によってできた中和抗体が結合できるウイルス上の目印は複数あり、水谷教授は「ワクチン効果が弱まる可能性はあるが、無くなることはないだろう」と話す。

>一方、すでに世界各国で水面下での感染が拡大し、日本国内に入り込んでいる可能性もある。日本政府は、水際強化に加え、全国のゲノム解析による監視体制を強化。感染研ではオミクロン株を検出するPCR検査の手法を開発中だ。

>東京医科大の濱田篤郎特任教授(渡航医学)は「気温が下がり、年末年始に向けて人流が増え、国民のワクチン効果も落ちていく今後、国内でオミクロン株が次の感染の波を作る可能性もある。詳しい性質が判明するまでは水際対策を強化し、少しでも流入を遅らせるべきだ」と話している。

<参考=「オミクロン株「悪いところ総取り」 専門家指摘」(産経新聞)>


【シバケン】 2021/12/09 (Thu) 23:44

副題=オミクロン変異ウイルスに新型コロナ治療薬は効くのか 既存の承認薬は使用できるか?(Yahoo!ニュース)

現時点、概ね、感染力高く、されどの、重症化の話出てませんです。

<図1>
2021年12月9日時点での新型コロナ治療薬のまとめ(筆者作成)



<表2>
新型コロナ治療薬のメカニズム(筆者作成)



<写真3>
モルヌピラビル(提供:Merck & Co Inc/ロイター/アフロ)



<表4>
オミクロン変異ウイルスに対する治療薬の影響(筆者作成)



>オミクロン変異ウイルスに対する治療薬
>オミクロン変異ウイルスに対する新型コロナワクチンの有効性が現在議論されていますが、これまで新型コロナに使用されていた治療法は果たして大丈夫でしょうか?

>2021年12月9日現在承認されている新型コロナ治療薬は、ウイルスの侵入を防ぐ抗体カクテル療法カシリビマブ/イムデビマブ(商品名:ロナプリーブ)、ソトロビマブ(商品名:ゼビュディ)、ウイルスが増えるのを抑えるレムデシビル(商品名:ベクルリー)、ウイルスによる炎症を抑えるデキサメタゾン、バリシチニブ(商品名:オルミエント)の5つです(図)。現在、メルク社のモルヌピラビルが承認申請中です。ファイザー社のパクスロビドについては、国内での承認はもう少し先のようです。

>新型コロナの治療薬には、ウイルスの侵入を防ぐ薬、ウイルスが増えるのを抑える薬、ウイルスによる炎症を抑える薬の3種類があります(表1)。オミクロン変異ウイルスに対する有効性が問題となるのは、抗体カクテル療法カシリビマブ/イムデビマブやソトロビマブといったウイルスの侵入を防ぐ薬です。この理由は、ウイルスの侵入時に必要なスパイクタンパクが変異するからです。新型コロナワクチンもこの侵入門戸に作用するものなので、オミクロン変異ウイルスに対して有効かどうか現在も議論が続いています。

>オミクロン変異ウイルスでは抗体療法の有効性が低下する?
>無症候性の濃厚接触者に対して、発症予防目的で抗体カクテル療法カシリビマブ/イムデビマブを使用することが可能ですが、オミクロン変異ウイルスに対して有効性が低下する可能性があると開発元が発表しています(1)。オミクロン変異ウイルスの場合、抗体カクテル療法が認識する部位の近くに多くの変異が存在するためです。

>一方、2つ目の抗体療法として承認されたソトロビマブについては、新型コロナウイルスのスパイクタンパクの基礎的な部分に作用するため、新たな変異ウイルスがあらわれても効果が変わらないことが期待されていました(2)。実際、オミクロン変異ウイルスの疑似ウイルスを使った実験において有効性が示されたと発表しています(3, 4)。

>抗体カクテル療法カシリビマブ/イムデビマブは発症予防目的で使用可能であるため重宝していますが、今後オミクロン変異ウイルスが流行した場合、抗体療法はソトロビマブ一択となってしまう可能性があります。

>経口抗ウイルス薬は引き続き有効
>ウイルスが増えるのを抑える薬として現在承認されているのは、レムデシビルです。侵入してきたウイルスが複製されないようにする薬剤であり、スパイクタンパクとは関係ないことから、変異ウイルスで効果が落ちるということはなさそうです(5)。


>レムデシビルは点滴製剤ですが、現在期待されているのは軽症者に対する経口抗ウイルス薬です。高い有効性が報告されているパクスロビドや、現在承認申請中のモルヌピラビルやについても、作用機序から効果が落ちるということは考えにくいです。パクスロビドを開発したファイザー社のCEOは「プロテアーゼというところに変異を起こすことは難しいため、オミクロン変異ウイルスに対しても有効という自信がある」と述べています(6)。

>炎症を抑える薬剤に影響はなし
>増えたウイルスによって体に強い炎症が起こってしまったとき、「消火器」のような役割を持つ全身性ステロイド(デキサメタゾンなど)や免疫を抑える薬剤(バリシチニブなど)を用いることがあります。これについても、これまでの新型コロナと同様、有効性に影響はないと考えられます。

>パンデミック初期の従来株と比べるとデルタ株などの変異ウイルスは重症例が多かったため、総じてこのタイプの薬剤が効きにくい印象はありましたが、「スパイクタンパクに変異があるから効きにくい」というロジックではありません。

>まとめ
>以上のことから、現時点で明確にオミクロン変異ウイルスの影響を受ける治療薬は、抗体カクテル療法カシリビマブ/イムデビマブと考えられます(表2)。現在開発元などが正確な有効性について調査中です。

>オミクロン変異ウイルスばかり報道されていますが、国際的にはまだデルタ変異ウイルスの流行が主流です。今後オミクロンがデルタに取って代わるのかどうか、注視が必要です。

>倉原優
>呼吸器内科医
>国立病院機構近畿中央呼吸器センターの呼吸器内科医。「お医者さん」になることが小さい頃からの夢でした。難しい言葉を使わず、できるだけ分かりやすく説明することをモットーとしています。2006年滋賀医科大学医学部医学科卒業。日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本感染症学会感染症専門医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医・指導医、インフェクションコントロールドクター。※発信内容は個人のものであり、所属施設とは無関係です。

<参考=「オミクロン変異ウイルスに新型コロナ治療薬は効くのか 既存の承認薬は使用できるか?」(Yahoo!ニュース)>


【シバケン】 2022/02/18 (Fri) 17:50

副題=2022年2月現在/これまでに分かってきたオミクロン型の性質


<表>
これまでに分かってきたオミクロン型の性質



>新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の派生型「BA.2」が欧州やアジアなどで広がりを見せている。オミクロン型の主流の変異型「BA.1」と比べて感染力が強いだけでなく、一部の抗体薬が効きにくい可能性も出てきた。ワクチンの効果や症状など、オミクロン型について最近の分析で明らかになってきたことをまとめた。

>BA.2の感染力は?
>世界保健機関(WHO)によると、ゲノム解析の国際データベース「GISAID」に登録されたオミクロン型の症例のうち、2022年の第5週(1月31日~2月6日)は21%がBA.2だった。2月14日時点で、デンマークやインド、中国、フィリピンなど10カ国・地域がBA.2の割合が50%を超えて優勢になったと報告した。まだBA.2が優勢になっていない南アフリカや米国、英国などでもBA.2の割合は増え続けている。

>岸田文雄首相は17日夜の記者会見で「BA.2に置き換わることなどにより、再度感染状況が悪化する可能性には十分注意しなければならない。感染状況に悪化の兆しがあった場合には、即座に対応を見直す」と語った。

>東京都は都内のBA.2の発生状況をいち早く把握するため、デルタ型とオミクロン型を判別できるPCR検査に加え、BA.1とBA.2を区別する検査も独自に始めた。都健康安全研究センターが1月末~2月17日に285検体を調べたところ、BA.2の疑いがある検体が1件あった。9割はBA.1で、残りはデルタ型や解析不能だった。

>家庭内の感染を調べた英国やデンマークの報告によると、BA.2はBA.1よりも感染者から他の人にうつる二次感染リスクが高いようだ。さらに、BA.2が各国で拡大する背景には、うつりやすさ(二次感染リスクの高さ)だけでなく、感染サイクルの速さも影響している可能性が出てきている。

>英保健安全局(UKHSA)が11日に公表した報告書によると、ある感染者(一次感染者)が発症してから次の感染者(二次感染者)が発症するまでの「発症間隔」はBA.1の平均3.72日(3.62~3.80日)に対し、BA.2は平均3.27日(3.09~3.46日)で約半日短くなっていた。BA.1とBA.2の発症間隔はともにデルタ型(平均4.09日)より短い。

>発症間隔はある感染者から他の人にうつるまで(一次感染から二次感染まで)の「世代時間」に近い数字になると考えられており、感染サイクルの速さを示す指標だ。オミクロン型の世代時間はデルタ型より短く、感染が連鎖するサイクルが速いことが急拡大の一因となった。BA.2はBA.1よりも感染サイクルがさらに速い可能性がある。

>ワクチンの効果は?
>新型コロナウイルスのワクチンの2回接種や追加接種の効果は、BA.1とBA.2で大きな違いはないようだ。2回接種の発症予防効果は低下しているが、3回目接種によって改善する。英保健安全局は10日公表の報告書で、米ファイザー製や米モデルナ製、英アストラゼネカ製のワクチンの効果をひとまとめにした分析を示している。

>2回目接種から25週間以上たった人での発症予防効果はBA.1に対して10%、BA.2では18%だった。3回目接種から2~4週間後の発症予防効果はBA.1で69%、BA.2で74%に上がり、10週間以上たつとBA.1で49%、BA.2で46%に低下する。BA.2についてはまだ推定値の幅が大きいが、追加接種の重要性は明らかだ。


>治療薬の効果は?
>オミクロン型に有効と考えられている抗体薬でも、BA.2には効かない可能性が出てきた。米コロンビア大学のグループは、米リジェネロン・ファーマシューティカルズの抗体薬「ロナプリーブ(カシリビマブ・イムデビマブ)」など19種類の抗体についてウイルスの感染を阻害する能力(中和活性)を調べ、査読前の論文にまとめた。

>ロナプリーブに含まれる2種類など17種類の抗体は、BA.2にほとんど効果がなかった。英グラクソ・スミスクライン(GSK)の「ゼビュディ(ソトロビマブ)」はBA.1に一定の効果があるものの、BA.2では効果が著しく低下していた。また、米イーライ・リリーの「ベブテロビマブ」はBA.1とBA.2の両方に効果があり、英アストラゼネカの「シルガビマブ」はBA.1に対する効果が低いが、BA.2には有効だった。

>試験管レベルの実験結果は人での実際の効き目と必ずしも一致しないが、中和活性が低下した抗体薬は治療効果が下がっている可能性が高い。オミクロン型の患者であっても、BA.1とBA.2では投薬の方針を変える必要が出てくることも想定され、BA.1とBA.2を臨床現場で迅速に区別できる検査体制が重要となりそうだ。


>症状は?
>今のところ、BA.1とBA.2の患者で症状や重症度に大きな違いがあるという報告はない。広くオミクロン型全般の症状については、国内でも分析が進んでいる。

>国立感染症研究所が国の感染者情報共有システム「HER-SYS(ハーシス)」に報告されたオミクロン型の感染者の症状を分析したところ、発熱が約67%、せきが約42%にみられた。味覚や嗅覚の障害は0.8%と少なかった。1月23日までに報告された患者約3600人を分析し、このうち半数以上は20代以下だった。

>オミクロン型では症状の悪化が早いという報告もある。広島県健康福祉局は感染の「第6波」に当たる21年12月下旬から22年1月末までの県内の患者データを分析した。酸素投与が必要な「中等症Ⅱ」以上になった人のうち、発症から3日以内に悪化した人が35%を占めた。第5波では10%にすぎなかった。感染が疑われる人を素早く検査し、重症化リスクの高い人を滞りなく治療することがより重要になる。

>厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の資料によると、がん、糖尿病、肥満、喫煙者など重症化のリスク因子のいずれかがある人の場合、中等症Ⅱ以上になる割合はリスク因子がない人の13倍以上だった。同省が1月1日~20日に診断された感染者のうち約18万人のデータを調べた。ただ、重症化する人を前もって確実に見分けることは難しい。症状の悪化を迅速に捉えて治療できる仕組みが欠かせない。

>東京大学医科学研究所を中心とするグループは、BA.1とBA.2の性質を培養細胞や実験動物を使った研究で比較分析し、査読前の論文にまとめた。細胞の実験では、BA.2はBA.1よりも人の鼻の細胞での増殖力が高く、感染した細胞が周囲の細胞と融合する能力も高かった。細胞の融合しやすさは病原性に関わると考えられている性質だ。

>さらに、BA.2と同じ表面たんぱく質を持つように人工合成したウイルスをハムスターに感染させる実験では、BA.2は体重減少などの病原性がBA.1よりも高く、従来型の新型コロナウイルスと同程度だった。BA.2そのものを感染させる実験ではないが、BA.2の病原性はBA.1と異なる可能性がある。BA.1とBA.2の患者の症状や重症度に本当に違いはないのか、注意を続けたほうがよさそうだ。(越川智瑛、尾崎達也)

<参考=「オミクロン派生型、感染サイクルさらに短い可能性 ここまで分かったオミクロン型」(日本経済新聞)>
(22/02/18)