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雑談<NO.202>
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総 合 | 目 録 | 趣意書 |
表題一覧表 |
NO | 表題 | 起稿 | 起稿日 |
雑談NO.203 | |||
1992 | <新型コロナ・ウィルス>国としての対応状況について(記事20/03/12) | シバケン | 20/04/22 |
1991 | <新型コロナ・ウィルス>マスクの話。 | シバケン | 20/04/19 |
1990 | <新型コロナ・ウィルス>武漢発祥説<コウモリ> | シバケン | 20/04/18 |
1989 | <新型コロナ・ウィルス>遂に、「祇園祭」中止<?> | シバケン | 20/04/18 |
雑談NO.201 |
NO.1989 <新型コロナ・ウィルス>遂に、「祇園祭」中止<?><起稿 シバケン>(20/04/18)
【シバケン】 2020/04/18 (Sat) 15:02
京都の三大祭の、一つ。
葵祭<5月15日>は、既に、中止が決まってまして。
祇園祭<7月17日>は、さての、中止か<?>
時代祭<10月22日>は、先の話で、検討するには、間があるですが。
さての、
祇園祭<7月17日>の方、やるなら、やるで、ボチボチの、準備と、するのか、心づもりをせねばならぬです。
実際には、長刀鉾のお稚児さんを決めたり等々、6月から、動き出すです。
7月に入れば、本格的に。
まあね、日数的には、多少はあるですが、4月20日に記者会見で、どするかの方針を示すになったです。
いやね。
そもそもがの、「祇園祭」なるは、疫病退散が目的なれどの、見物人が多く、下手な事、したなら、感染拡大に繋がるです。
いやね。
祇園祭は、平安時代の、西暦869年よりでして。
下記記事にも記載の、一度だけ、阪急電鉄の地下鉄工事<1962年>で、中止になったです。
>7月に行われる祇園祭の山鉾巡行で、今年は例年通りの巡行を中止する方向で関係者が検討を進めていることが16日、分かった。重要無形民俗文化財に指定され、日本三大祭りの一つに数えられる祭礼には例年、多くの観光客が詰めかける。新型コロナウイルス感染拡大の終息が見通せない中、従来通りの実施は困難だとして、祇園祭山鉾連合会が各山鉾町などとの調整を続けている。20日に記者会見し、方針を示す。
>京都三大祭りでは、葵祭「路頭の儀」(5月15日)が3月31日に中止をすでに発表している。祇園祭も新型コロナの影響で例年とは違う形での実施を余儀なくされた。
>山鉾巡行は、前祭(さきまつり)(17日)に23基、後祭(あとまつり)(24日)に11基の山鉾が出る。昨年の前祭には約12万人が訪れており、新型コロナウイルスの感染が拡大し続ける中での実施には、疫病退散への祈りから始まったからこそ強い懸念が出ていた。連合会は計34の保存会に対し、3月下旬以降、各町に対してアンケートを実施するなどして意見を求めていた。
>各町内からは、中止を求める声や例年通り実施したいとの思いも含めてさまざまな考えや要望が出されている。だが、「動く美術館」とも称される山鉾を見ようと訪れる人を抑えるのは現実的に難しく、巡行中止の方向で検討することになった。また、山鉾建てなどの関連行事をどのような形で執行するか、細部については今後検討を重ねるという。
>祇園祭は869年、疫病流行を受けた御霊会を起源に始まった。山鉾巡行の取りやめは、阪急電鉄の地下工事により中止された1962年以来58年ぶり。感染症との関わりについては、コレラが流行した明治時代に秋に延期したり、5月に実施したりしたことがあった。
<参考=「祇園祭の山鉾巡行中止へ 新型コロナ終息見通せず 日本三大祭り」(京都新聞)>
<消滅・21/05/29>
【シバケン】 2020/04/18 (Sat) 16:24
<副題=仁和寺も拝観中止>
ここは、境内広く、散策自由。
但し、桜林えの立ち入り制限されるです。
>新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、京都府は18日、休業要請の初日を迎えた。京都市内の観光名所や繁華街では人通りが絶え、映画館やカラオケボックス、ボウリング場など多くの施設が休業要請に従った。
>京都市北区のボウリング場「MKボウル上賀茂」はホームページなどで5月6日までの休業を通知。常連という自営業の男性(47)は「状況は分かるが毎週通っていたので手持ちぶさたになった」と話した。
>市中心部の繁華街も人影はまばら。四条河原町近くのパチンコ店には「要請に伴い18日より臨時休業」の張り紙があった。
>一方で、休業要請の対象とならなかったが、自主的に拝観中止にするなどの対応を取る神社仏閣も。世界遺産、仁和寺(京都市右京区)は、17日から拝観の中止を決定。境内の一部は自由に散策できるが、名宝展を開催中の霊宝館などを閉めたほか、「御室桜」で有名な桜林への立ち入りも制限した。
>仁和寺執行(しぎょう)の鴨井智峯(ちほう)さん(60)は、「緊急事態宣言とともに職員の健康と生活、そして参拝者の安全を考え拝観停止とさせていただきました。これはすべて一日も早い終息を祈ってのことです」と話した。散歩に訪れた近くに住む会社員の男性(52)は「休業要請は仕方ない。経営者の人たちには気の毒だが、今は感染終息のために一致団結すべきだ」と話していた。
<参考=「人通り絶えた京都 仁和寺も拝観中止」(産経ニュース)>
【シバケン】 2020/04/20 (Mon) 17:46
<副題=本日、4月20日、2020年の「祇園祭」中止に決定。>
疫病退散を祈願の、「祇園祭」。
それが、疫病で、中止せざるを得んの皮肉<!>
そらねえ、
見物人が多過ぎるです。
>日本三大祭りの一つ祇園祭の山鉾巡行について、祇園祭山鉾連合会(京都市中京区)と八坂神社(東山区)は20日、同神社で記者会見し7月17日の前祭(さきまつり)と同24日の後祭の山鉾巡行を中止すると発表した。
> 同連合会によると、組み上がった山や鉾を試し曳きする「曳き初め」は行わない。また山鉾建ては6月上旬まで様子を見て決める。一方で仮に山鉾建てを行ったとしても夕方には山鉾町の全行事を終了するほか、会所への関係者以外を立ち入り禁止とする。厄除けちまきについて同連合会は「祇園祭に関わる一つの文化。なんとか授与していきたい」とした。
>また例年、神幸祭(7月17日)と還幸祭(同24日)では神輿渡御が行われるが、実施せず八坂神社境内で神事を行う。神輿渡御の中止は1946(昭和21)年以来、74年ぶり。
>八坂神社の森壽雄宮司は祇園祭の起源に触れながら「苦渋の決断だった。誠に残念だが、お祭りはいつの時代も柔軟な考えで継承されてきた。ぜひ柔軟な考えで臨みたい」と話した。
>祇園祭は、葵祭(5月15日)、時代祭(10月22日)とともに京都三大祭りの一つに数えられる八坂神社の祭礼。例年は7月1日に行われる長刀鉾の稚児によるお千度に始まり、31日の疫神社夏越祭まで1か月続く。
<参考=「祇園祭の山鉾巡行中止を発表「苦渋の決断だった」 日本三大祭り」(京都新聞)>
<消滅・21/05/29>
NO.1990 <新型コロナ・ウィルス>武漢発祥説<コウモリ><起稿 シバケン>(20/04/18)
【シバケン】 2020/04/18 (Sat) 20:23
武漢発祥には、間違い無いですが。
武漢のウィルス研究所の所員<研究者、職員>がコウモリから、感染したの説。
又は、
所員が、感染した、コウモリを売り飛ばしたの説。
>【ワシントン=蒔田一彦】米FOXニュースは15日、複数の情報筋の話として、新型コロナウイルスは中国・武漢にあるウイルス研究所の所員から外部に拡散したとする見方を報じた。米政府内には懐疑的な意見もあり、調査を継続しているという。
>報道によると、情報筋は、所員が研究用のコウモリから新型ウイルスに感染したのが端緒となり、外部の人に広がった可能性があるとしている。中国当局は武漢を中心に感染が広がり始めた当時、野生動物を扱う武漢の海鮮市場で働く人に感染者が多いと発表したが、情報筋は「研究所から責任をそらすため」の中国による情報操作の一環だと話したという。
>エスパー国防長官は16日、米NBCニュースのインタビューで「我々が注視してきたことだが、結果は断定的なものではない」と述べた。
<参考=「武漢の研究員がコウモリから新型ウイルスに感染、外部に拡散か…米報道」(読売新聞)>
<消滅・21/05/29>
【シバケン】 2020/04/18 (Sat) 21:39
先刻の件を、米政府が大規模調査を進めてる<?>
米国では、損害賠償等、訴訟を検討の話をあるです。
>【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は17日の記者会見で、新型コロナウイルスが中国湖北省武漢市の中国科学院武漢ウイルス研究所から流出した疑いが強まっているとされる問題で、米政府として大規模な調査を進めていることを明らかにした。
>FOXニュースは同日、米情報機関が同研究所および感染初期状況に関する情報を徹底的に収集して時系列的に分析し、事態の全容解明を図っていると報道。調査結果は近くホワイトハウスに提出され、トランプ氏らは内容を精査した上で中国にどのように責任を取らせるかについて判断を示すとしている。
>報道によれば、米情報機関はウイルスに関し、生物兵器として人工的に作成された可能性を現時点で排除し、研究所内で取り扱われていた自然界に存在するウイルスが武漢市に流出したとの見方をとっている。
>トランプ氏は、ウイルスが研究所から流出したかどうかについて、断定は避けつつ、一連の説は「理にかなっているように思われる」と述べ、支持する姿勢を示唆した。
<参考=「武漢研究所ウイルス流出疑惑、米情報機関が調査結果提出へ」(産経ニュース)>
NO.1991 <新型コロナ・ウィルス>マスクの話。<起稿 シバケン>(20/04/19)
【シバケン】 2020/04/19 (Sun) 14:59
日本では、常識的、マスク。
欧米では、病人がするものであると、亜細亜系のが、排斥されたですが。
そのマスクが、欧米でも、定着し出しましての、今や、争奪戦展開。
まあねえ。
物は、需要と、供給のバランスで決まる故、値の高騰は或る程度は、仕方が無いですが。
元々が、人件費安く、結果、値が安くなるの、中華での、製造のツケが回って来てるです。
そらねえ、自国で製造のマスクを、何故に、逼迫、感染者続出、死者膨大の状況で、他国に輸出せねばらなぬのかと、輸出を停止したです。
これも、中華の感染、死者共にの、落ち着きだしまして、緩和の方向にはあるですが。
コレ、中華での話で、欧米、日本では、品薄で、逼迫してるです。
いやね。
コレ、一般の方が、用いるのマスクの話で、医療用マスク、サージカル・マスクと称されてるですが。
これは、どなってるのか、医療崩壊の元凶として、マスク、保護具が大不足。
まあ、言うたら、戦地に、竹槍で、向かうの如くと、されてるですが。するは勝手の、対処せねばならぬです。
にしてもの、竹槍ねえ。
むしろ、火災現場に、防護具せずに、突入の消防士に近く。
火災は、目でわかるですが。ウィルスは、目視で見えず故、モっと、危険。
こんな状況で、厚生労働省は、何をしてるのか<?>
何もせぬの省庁なら、いらんです。税金と、人材の、無駄使い。
>新型コロナウイルスの影響でマスクの品薄が続き、ドラッグストアなどでの入手は困難だ。一方、繁華街などの路上には、希少なマスクを大量に積み上げ、使い捨てを1枚100円ほどで販売する露店業者がいる。従来の感覚からは高額に思えるが、その話からは、今後の価格高騰を避けられない現状がうかがえる。
>関西地方の街頭でマスクを売るある業者は4月上旬、警察に事情を聴かれたが、輸入証明書を提出して事なきを得た。法律で禁止された高値転売は、メーカーや卸業者から仕入れたマスクによる通常の取引は対象外となるからだ。
>街頭で販売されるマスクの価格は不織布タイプで1枚100円前後が多く、新型コロナ感染拡大前の10倍ほどだ。取材に応じた販売業者によると、中国や東南アジアで製造された物を卸業者を通じて輸入しており、1枚当たりの仕入れ値は発注数が多いほど安くなるという。「25万枚なら1枚35円、数千枚なら50円ぐらい」と明かし、「輸入関税や人件費などを加えると、1枚100円は決して高くはない」と説明する。
>時事通信が入手した大手商社や卸業者の輸入マスク発注書に記載された仕入れ価格でも、1枚当たりの相場は35~60円台。100円の販売価格が高過ぎるとは言い難い。
>販売業者は「この価格なら何枚でも輸入できる状況なのに、日本の政府や小売店はなぜやらないのか」と疑問を投げ掛ける。「これまでマスクをしなかった欧米人が買い始め、米国の業者は中国産のマスクを数倍の価格で買い占めていると聞く。仕入れ価格は日々上がっており、日本だけ従来の価格で仕入れようとしても無理だ」と話した。
<参考=「マスク100円「高くない」 世界で争奪戦、高騰不可避?―露店販売者が現状語る」(時事通信)>
<消滅・21/04/23>
【シバケン】 2020/04/19 (Sun) 16:32
<副題=中国産マスクが入荷しだして来た<?>>
とは、報道されてるですが、店頭は、品薄状態継続。
但し、感覚的には、一時と、比較で、一寸だけ、まし<?>
>中国で大量に作られた一般用のマスクが、日本に少しずつ入ってきた。中国の業者から日本の業者への営業活動も始まっている。だが、いまだに国内の需要は旺盛で、小売価格も高止まりの状態が続く。消費者が簡単に買えるようになるには時間がかかりそうだ。
>東京・秋葉原駅近くの衣料品卸業者は、4月に入ってから店頭で一般用マスクの小売りを始めた。値段は50枚入りで4千円。1枚あたり80円だ。平時より数倍高い。店の担当者は「中国から独自ルートで仕入れている。インドや米国との奪い合いで仕入れ値も上がった。これでも安い方だ」。
>経済産業省によると、日本の中国などからの輸入は一時ほぼ無くなっていたが、2月中旬には週1千万枚、4月からは週3千万枚ほどと平時の4割ほどまで回復している。
<参考=「中国のマスク、少しずつ日本へ 「奪い合い」で価格上昇」(朝日新聞)>
【シバケン】 2020/04/19 (Sun) 18:39
<副題=医療用高性能マスクを経団連が会員企業に寄附を呼び掛け、確保<?>>
国は、何してるのか<?>
万事、余所任せ<?>
>新型コロナウイルスの感染が拡大する中、医療現場で不足している高性能マスクについて、経団連が会員企業に寄付を呼び掛け、約26万枚を確保したことが、18日分かった。政府や日本赤十字社などを通じ、医療機関に提供を始めた。
医療物資、囲い込みの動き マスクなど世界で需要急増―自国優先、G20はけん制
>経団連が会員企業約1400社に提供を呼び掛けているのは、「N95」や「DS2」といった高性能マスク。ウイルスを含んだ飛沫(ひまつ)による感染防止の効果があり、米政府が輸出を制限するなど、国際的な争奪戦が起きている。
>経団連は13日に、災害時に備えて各企業が備蓄しているマスクの寄付を呼び掛けた。これまでに、住友化学や大和証券グループ本社など複数の企業が応じた。
>半導体製造工場などで使われる防じん服や防じんゴーグルについても「医療現場で転用が可能」として提供を要請している。
<参考=「医療現場にマスク26万枚 経団連要請で企業が提供」(時事通信)>
<消滅・21/04/23>
【シバケン】 2020/04/19 (Sun) 19:58
<副題=アベノマスクに、「汚れ附着」「虫混入」。>
全世帯対象に、2枚配布予定の、アベノマスク。
先行して、送られたマウスに、「汚れ附着」「虫混入」の苦情。
ンの、
「汚れ」は、妊婦向けで、「虫」は、学校向け。
更には、
「変色」「髪の毛混入」の報告が。
コレ、どこ製<?>
政府発注故、日本製と、思うですが、早速にも、これでは、信用失墜。
>厚生労働省は18日、政府が国民に配布を始めた布マスクの一部に、汚れが付着するなどの不良品が見つかったと発表した。妊婦向けのものが中心だが、学校への発送分では虫の混入なども確認されているという。同省は不良品を回収し、交換に応じる方針。
>同省によると、妊婦向けの布マスクは約1000万枚の配布を予定しており、14日から各自治体に発送を開始。だが16日以降、「変色している」「髪の毛が混入していた」などの報告が相次いだ。17日現在、報告は80市区町村の1901件に上る。介護施設や小中学校、国内全戸への発送分でも確認されているという。
>同省は各自治体に発送前の徹底確認を求め、メーカーには検品強化などを要請した。担当者は「不良品を見つけたら居住自治体に連絡してほしい」としている。
<参考=「政府配布の布マスクに「汚れ付着」「虫が混入」…不良品の報告相次ぐ」(読売新聞)>
【ノグチ】 2020/04/19 (Sun) 21:13
こんばんは
アベノマスクの第一弾は、福祉施設に配布されました。
国産ではなく、ベトナムなどからの輸入品です。
それで、サイズが小さくて耳にかからないなどの評判です。
マスクの効果は、咳エチケット的なもので、ウイルスを防ぐのは無理でしょう。
しかし、台湾や韓国の対応で、対策が見えてきました。
徹底的な検査と、感染者の隔離です。
緊急事態宣言は出ましたが、日本の法律に強制力はありません。
幸い、宿泊施設が閑古鳥なので、感染者を隔離できるかが勝負になると思います。
【シバケン】 2020/04/19 (Sun) 22:22
ノグチさん
第一弾、福祉施設<!>
でしたか。
且つは、ベトナム等、輸入品であるが故、サイズが小さく。
にしてもの、サイズの指定もしなかった<?>
発注者の何ちゅうかの、姿勢を疑うです。
所謂の、お役人仕事で、責任感が伺えませんです。
確かに、マスクの効能は、左程で無いは、聞くです。
がしかし、欧米でも、見直しの機運で、マスクの争奪戦展開。
当初、医療崩壊防止のため、PCR検査も、制限<?>してたですが、結果的、今になって、検査数増やすに、尚、壁高く。
にしてもの、
今や、福祉施設、医療機関の現場は、戦場と、化してるです。
ノグチさん、ご自身、ウィルス感染されませぬよに<!>
【シバケン】 2020/04/20 (Mon) 16:07
<副題=アベノマスクの不良品を調査中<?>>
記者会見にて、暢気な父さん曰くに、返答するに、
「いずれの社の製品か、どこの工場で作られたか、厚生労働省で調査中」
こんな事、輸入元の業者が、入荷のどれを、どれだけ、日本の、どこに、出荷、納品したかの記録で、即のわかるです。
わからないなら、その手、管理能力ゼロ<!>
>菅義偉官房長官は20日の記者会見で、新型コロナウイルス対策で政府が配布した妊婦用の布マスクに不良品が見つかったことに関し「いずれの社の製品か、どこの工場で作られたか、厚生労働省で調査中で原因究明を早急に進める」と述べた。全世帯に2枚配布する布マスクについては「同様の事例が生じないよう細心の注意を払いたい」と語った。
<参考=「不良品マスク、調査中 菅官房長官」(時事通信)>
<消滅・21/04/23>
【シバケン】 2020/04/24 (Fri) 09:33
<副題=<アベノマスク>不良品続出で、遂に、回収<!>で、予算の怪<!>>
要は、予算の計算が、合うのか<?>
1枚200円のアベノマスクは、3社が受注。
1世帯に、2枚配布<400円>で、5000万世帯と、されてまして。
詰まり、アベノマスクの費用、200億円也。
その他、全戸えの、配布費用等々含め、466億円が計上されたです。
アベノマスクの受注3社。
興亜=54.8億円
伊藤忠=28.5億円
マツオカ=7.6億円
合計=約90億円也。
ン<?>
アベノマスク現品の費用、200億円の予算が、大量購入で、半額以下<?>
がしかしの、予算なるは、大量購入前提では<?>
>興和と伊藤忠商事は23日、政府に納品した布マスクに汚れなどの不良品が見つかった問題を受け、未配布分を全量回収すると発表した。マスクは安倍晋三首相肝煎りの新型コロナウイルス対策として、全世帯へ配布を進めていた。受注した3社のうち、受注額は興和が約54億円、伊藤忠は約28億円。
<参考=「興和と伊藤忠、未配布分回収 政府の不良品マスク問題で」(時事通信)>
<消滅・21/04/23>
>安倍晋三首相肝煎りの全世帯配布が始まった布マスクについて、企業3社が計90.9億円で受注していたことが22日までに分かった。社民党の福島瑞穂党首が厚生労働省に問い合わせ、書面で回答を得た。
>それによると、受注したのは興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションの3社。受注額はそれぞれ約54.8億円、約28.5億円、約7.6億円だった。マスクの枚数など具体的な契約内容は示されなかった。
<参考=「布マスク受注は3社、90億円 新型コロナ」(時事通信)>
<消滅・21/04/23>
【シバケン】 2020/04/24 (Fri) 10:16
<副題=<アベノマスク>要は、商社に無理矢理の、調達押し付け<?>>
>新型コロナウイルスの感染防止策として政府が配る布マスクに汚れがあった問題で、興和(名古屋市)と伊藤忠商事は24日までに、マスクを政府に納入した経緯を説明した。興和は「政府からの要請のもと、海外の協力工場を活用した緊急生産を推進した」とコメント。伊藤忠は「国家の緊急事態で、感染拡大防止の一助と考えた」とした。
>両社は23日、マスクの未配布分を全て回収することと、検品体制を通常よりも強化する方針を発表し、同時に納入までのいきさつを開示した。
>伊藤忠は「政府が国内マスクメーカーに生産要請をしたものの、必要とする数量に対して十分な量を賄うことができなかった」と指摘。政府がマスクメーカー以外の企業に生産を求めた一環として、強い要請を受けたと明らかにした。
<参考=「布マスク「政府要請で緊急生産」 回収の興和と伊藤忠が説明」(産経ニュース)>
【シバケン】 2020/04/24 (Fri) 19:53
<副題=<アベノマスク>安く、早く、調達することに努めた<?>。>
苦労知らずの、暢気な父さん。
アベノマスクは、安く、早く<!>を優先で、品質確認の手間省略<!>
「菅氏は会見で、使い捨てマスクの品薄が解消しないなかで、布マスク配布は「国民の不安解消の政策目的」」
「国民の不安解消の政策目的」<?>。
この政権、ズレまくってるです。
>新型コロナウイルス感染拡大防止のために政府が全世帯に配布する布マスクをめぐり、納品した興和と伊藤忠商事が未配布分を回収すると発表したことについて、菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で「(配布が)予定より遅れるのは事実だ」と述べた。一方で「なるべく早く配布できるよう取り組んでいきたい」と語り、配布自体は見直さない考えを示した。
>政府は布マスクにかかる約466億円の経費のうち、2020年度の予備費で233億円を確保し、さらに同年度補正予算で233億円を計上する方針。現在は予備費分で、全世帯向けの半分にあたる約6500万枚の配布を進めている。17日から東京都で配布が始まったが、一部に不良品が見つかり、政府がメーカーに検品体制の強化などを要請していた。
>菅氏は会見で、使い捨てマスクの品薄が解消しないなかで、布マスク配布は「国民の不安解消の政策目的」だとした上で、「必要な対応であり、代替できる手段はない」と強調。現在の予備費233億円を使った配布についても「より安く早く調達をすることに努めた結果、マスク調達費用が積算よりも低い90億円に収まる予定だ」と述べた。
>会見では、補正予算で233億円をかける予定の残りの布マスクの全世帯配布を取りやめ、希望者への配布に見直すべきではとの質問もあったが、「そうしたことは考えていない」と述べ、あくまでも当初の予定通りに全世帯への配布を続ける考えを示した。(菊地直己)
<参考=「菅氏「安く早く調達すること努めた」 布マスク回収うけ」(朝日新聞)>
【ノグチ】 2020/05/06 (Wed) 18:06
こんばんは
アベノマスク、混乱もあって未だに来ないです。
そんなものを待っているより、GW前から地元スーパーが独自ルートで仕入れて、使い捨てマスクを売っています。
50枚で税抜き2980円。
平時よりは割高ですが、並ばなくても買えます。
震災の時も、役所が避難所以外の人に食料配ります、と言ったのが3月24日。
放射能の風評で物資が来ないなか、自力で仕入れてスーパーが再開したのも、3月24日。
お上よりも、地元スーパーのほうが頼りになります。
【シバケン】 2020/05/06 (Wed) 18:39
ノグチさん
お上は、万事、丸投げですのでねえ。
金さえ、払えばと。その金、元は、税金<!>
こちらでは、スーパーでは、棚にマスク無く。
ドラッグ・ストアで、時間帯に寄り、発見<!>出来るです。
ですが、たっかいマスクで、1枚80円から、100円見当です。
所謂の使い捨てでありませんでして。よくは、見てませんですが、ピンクで、プラスチック製<?>
平時なら、余程で無いと、買わんですが<笑>
下手したら、売れ残り<?>
ですので、店頭にあった<?>
ですが、一応は、買える状態に成って来てると言えるです。
先月中旬頃までは、それも、ありませんでしたです。
尚、当家、以前より、買い置きしてまして。
目的、花粉症対策<!>
で、
お上のは、先行発送のも、一般のも、汚れ連発のため、一旦、回収で、仕切り直しですかねえ。
呉れるのは、ありがたく、戴きたく。中身、どんな哉と、興味津々です。
<参考=NO.1168 <マスク協奏曲>やっとで、正常化の兆し<!>>
NO.1992 <新型コロナ・ウィルス>国としての対応状況について(記事20/03/12)<起稿 シバケン>(20/04/22)
【シバケン】 2020/04/22 (Wed) 17:03
記事は、「2020年3月12日」であり、1箇月と、10日以前。
既に、中国については、この数日、死者ゼロ。但し、数字を信用するならの条件付き。
韓国は、感染者一桁に落ち着きつつあり、死者も、数人になってるです。
又、台湾では、記事の通り、スマホ・アプリによる、情報公開が実を結んでるです。
とかとか、
その間には、諸般変化してるですが、一つの見方として、参考として。
>今や、世界中を不安に陥れている新型コロナウィルスの拡散は、震源地である中国での感染者数が減りつつあるものの、世界的な拡散の勢いは止まらず、イタリアやイランでは感染爆発が起こり、欧州全域や中東地域にも拡散しつつある。今回の感染症は過去のSARSやMERSなどと比べても感染力が強く、また未知の部分も多いためその封じ込めが難しく、多くの国で対処に苦慮している。
>筆者は疫学的な知識は全くないため、その感染を巡る問題について議論することは出来ないが、今回の新型コロナウィルスに有効な治療薬やワクチンがないことから、最も有効な対処法は行動制限、すなわち外出を禁止したり、都市を封鎖するなど、個人の行動の自由を制限し、人と人の接触を最小限にすることで感染を防ぐことであると認識されている。また感染経路を明らかにするため、個人情報の開示やプライバシーの侵害など個人の人権の制約もある。個人の行動の自由や人権を制限するとなると、その実行に関わる法的な問題や行政的な問題もあぶり出されてくるため、政治学者としてもコメントする余地はあるだろう。ここでは、新型コロナウィルスの感染拡大を巡る問題を国際政治学や政治学の観点から補助線を引いてみたい。
>権威主義体制の優位性?
>個人の行動の自由を制限し、接触を減らすことで感染拡大を防止する場合、国家権力が容易に個人の自由を制限できる権威主義体制の方が、より効果的に対処出来るのではないかと考えがちである。しかし、新型コロナウィルスの拡大が発生したのは、他でもなく権威主義体制の代表格である中国であった。確かに、感染症の拡大が広範囲に及び、武漢をはじめとする都市を封鎖し、外出を徹底して抑制したことで、中国における感染の爆発的拡大は収まり、徐々に感染者数も減りつつある。しかし、すでに初動でミスが続いたため、多数の犠牲者と「世界の工場」を長期間稼働させなかったことで世界経済にもたらした多大なダメージを生み出した後のことであり、今回の中国の対処は後手に回った中での強権に頼ったものであった。
>中国において初動でミスが続いたのは、他でもない権威主義的な体制だったからとも言える。武漢市で異常に気付いた医師が告発をしても、その情報に基づいて市や省が動くことは出来ず、何らかの措置をとるために北京政府の許可を必要としていた。権威主義体制において重要なのは上意下達の仕組みであり、また下の組織が上に反抗しないよう、縦割りを強化し、横の連携を取りにくくさせる体制を作ることである。そのため、現場の状況がわからない湖北省や北京政府は迅速に対応することなく、初動が遅れに遅れた。さらには1月上旬に武漢市で湖北省の人民代表大会が開催され、それに伴って多くの人が集まり、様々な集会や宴会が行われたが、その時は人から人に感染しないという認識でいたため、感染拡大の防止策は一切採られなかった。それ以上に権威主義体制においてはこうした公式行事をつつがなく行うことが優先され、感染症が拡大しているという事実を隠蔽しようとする意識も働いたと思われる。つまり、この感染症が拡大したのは他でもなく中国が権威主義的な体制だったからである。
>また権威主義体制が人々の行動を抑制し、感染を抑え込むことが出来るというのも幻想であろう。シンガポールは経済水準は先進国並みではあるが、政治体制は権威主義的とも言えるが、それでもじわじわと感染者数が拡大している。イランは特殊な政治体制ではあるが、間違いなく国民の自由を抑圧する体制である。しかし、そのイランでも感染の爆発的な拡大が進んでいる。それぞれの国では固有の問題や理由(例えばイランは金曜礼拝などで濃厚接触が起こりやすいとか、水タバコを回し飲みするという習慣など)があると言えるが、それでも権威主義体制だからといって感染拡大の防止が効果的に行えるわけではない。さらにイランの場合、政権幹部に当たる副大統領や保健省次官などでも感染者が発生しており、国会議員でも感染による死者が出ている。革命から40年経ち、革命第一世代の指導者たちが高齢化する中で政権内部での感染拡大という状況が生まれている。
>鍵になるのは「信用」
>権威主義体制で封じ込めることが出来ないのであれば、民主主義体制ではより一層封じ込めは困難になるのではないだろうか。実際、イタリアなどでは人の自由な移動が感染の爆発的な拡大をもたらし、それはEU域内のシェンゲン領域(国境を越えた自由な移動が認められている地域)の中でさらに拡大し、さらにはEUを離脱したばかりでシェンゲンには参加していないイギリスでも感染者が拡大している。また、アメリカでは当初西海岸に集中していた感染者が次第に全国的に拡大しており、多くの民主主義国で新型コロナウィルスの拡散に手を焼いている。
>しかし、そんな中でも新型コロナウィルス対策を積極的に行い、若干の拡散は見られるものの、効果的な対処を行っているのが台湾である(台湾の感染拡大防止策についてはこちらの記事がよくまとまっている)。台湾はかつてSARSの流行で多くの感染者を出し、その時の政府の対応が後手に回ったため、様々な問題を抱えながらSARSと闘った経験があった。現在の民進党の蔡英文総統は2003年のSARS拡大の当時、中台関係の政務を担当する行政院大陸委員会の主任委員であった(当時はまだ民進党に入党しておらず法律の専門家として任命された)。SARSの時、台湾は「一つの中国」を掲げる中国共産党政府によって世界保健機関(WHO)に入れず、国際的な対応で後手に回っていたが、蔡英文が中台関係の担当者として中国との交渉を重ね、WHOの情報へのアクセスを求めた。また、現在の副総統である陳建仁はSARS当時行政院衛生署(保健省に相当)の署長を務めており、SARS対策の最前線にいた人物である。
>他にもSARS当時の政権担当者が複数政権内にいることで、感染拡大への対処のノウハウを持っていた。また、天才プログラマーとして知られるIT担当相の唐鳳が、マスクの配布を健康保険カード(国民が持つ保険証)のデータにリンクさせて希望者全員に平等に配布する仕組みや、薬局の在庫データなどをスマホのアプリで表示させるような仕組みを整え、国民の混乱と不平等感を取り除いた。
何より、台湾での対応で際立つのはリスクコミュニケーションである。毎日、感染症予防の主たる機関である疾病管制署が記者会見を開き、外交部(外務省)や教育部(文科省)などの各部局の担当者も対応し、メディアに対して積極的な対話を行っている。国民に対して期待すること、なぜ政府がこういう政策をとるのかといった内容や理由についても説明し、国民に対する情報発信を徹底している。またLINEなどのSNSを使い、国民に直接情報が伝わるような仕組みも整えている。
>こうしたリスクコミュニケーションは政府に対する信頼を高め、国民の行動の自由や日々の生活における手洗いうがい、咳エチケットなどの日常的な予防行為を徹底させるには極めて有効である。蔡英文政権は本年1月の選挙で圧勝したばかりであり、そうした高揚感や国民の支持が冷めないうちに対処出来たというのも大きい。要するに、民主主義国家であっても、政治家がリーダーシップを発揮し、行政機関が感染拡大を見越して先回りした予防策を打ち出し、それをとことんまでメディアに公開してリスクコミュニケーションを図ることで、国民は政府の対策を信頼し、自ら感染拡大を予防するための措置に協力していくことになる。
>言い換えれば、権威主義国家で強権的な力をふるい、強制的な都市閉鎖や感染者・非感染者を問わない行動制限を行っても、政府に対する信頼がなければ効果は期待出来ない。イラン政府は2018年のトランプ政権によるイラン核合意撤退と制裁再開によって経済的な苦境に立たされ、反政府デモが頻発していた。さらには本年1月のウクライナ国際航空機撃墜事件で多数のイラン人が亡くなっており、先日の国会議員選挙では体制に批判的な改革派や穏健派の立候補すら認めなかったと言うこともあった。このような状況で、政府に対する信頼は圧倒的に弱まっており、それがイランにおける感染拡大に一役買っていたことは間違いない。
>感染を拡大する政治
>一方、民主主義国家でも台湾同様、MERSの経験が豊富な韓国では、MERSの時の教訓を元に全員検査を行うことで、限られた検査能力を感染の疑いのない人にまで振り向けてしまうことになり、感染者を特定することが難しくなった。また、軽症者でも入院させることになっていたため、症状が重い感染者のための病床が足りなくなったことなど、MERSの教訓が裏目に出ているところも見られる。また、MERSの教訓から感染経路を明らかにし、感染拡大を防止するため、感染者の行動に関する情報公開も進んでいるが、新興宗教の集会に参加したことを知られたくないために、感染していてもその事実を隠してしまい、かえって感染が拡大するといったことが起きている。感染症はそれぞれ特徴が異なるため、状況に合わせて柔軟に対処しなければならないが、制度をきっちり作ってしまったことで教科書通りの対処になり、それを上書きする政治的リーダーシップも欠けていたこと、プライバシーの保護など人権よりも公衆衛生上の利得を優先したことが韓国での感染拡大をもたらしてしまったのだろう。
>また、日本が韓国からの入国者に対して2週間の自宅ないしホテルでの待機を決定した際、「対抗措置」として日本からのビザなし入国を停止するなど、科学的な根拠よりも政治的な関係を優先した措置をとった。これは日本も同様で、習近平主席が国賓として来日することが予定されていたため、その延期が決定するまで中国からの入国者に対して強制的に隔離することはしなかった。日本は武漢で感染が急速に拡大した際、チャーター機を派遣した時に大量のマスクを支援物資として提供したことで、中国から感謝されたこともあり、日中関係を良好な状態に維持するため、中国に配慮したとも考えられる。
>このように、感染症の拡大に対して、政治的な思惑が働くことはしばしばあり、それが対策を後手に回す結果をもたらしている。こうした政治的配慮や外交的対処は、本来感染症対策としてあってはならない。感染症対策はあくまでも科学に基づき、エビデンスを積み上げて行うものである。
>ポピュリズムと感染症対策の相性の悪さ
>次に、感染症対策とポピュリズムの問題についても触れておきたい。上述したように、感染症対策は科学に基づいて、エビデンスを積み上げて行うものである。しかし、ポピュリズムは科学に対して懐疑的な立場を取り、専門家を「エスタブリッシュメント」として遠ざけ、科学的なエビデンスを「フェイクニュース」と一蹴し、自らの直感に頼って問題解決を図ろうとする。
その典型がトランプ大統領であろう。アメリカは世界でも最高水準の保健医療の技術と人材が揃っており、疾病対策センター(CDC)をはじめとして、世界に名の通った機関も揃っている。にも関わらず、トランプ大統領は自らの直感を頼りに「4月になったら消えてなくなる」とか、検査キットが不十分で感染者を判断することが難しくなった時も「検査は大丈夫。素晴らしい検査が出来る」などと発言し、周囲を困惑させている。また、サンフランシスコ沖に停泊しているクルーズ船で感染が広がっている時も「下船させることでアメリカの感染者の数字が増えることは望ましくない」と、日本でのクルーズ船「ダイアモンド・プリンセス号」の経験を全く無視した対処を発表した(後にCDCが2400名の下船の方針を発表)。
>このように、ポピュリスト的な政治を行っている国では、政治のリーダーシップによる感染拡大予防策どころか、政治が率先して専門家の活動を妨害し、効果的な対処が行えないだけでなく、国民に対して感染拡大を予防するための行動を取ることを政府が推奨することも難しくなる。アメリカほどの成熟した社会であれば、専門家やメディアを通じた社会への呼びかけで一定の行動制限を実現することは可能であろう。しかし、国民皆保険が実現しておらず、感染しても病院に行くことも出来ないという状態がある中で、政府がやるべきことも多い。また、政府が正確な情報発信をしないまま、SNSなどでデマが拡散し、差別的な行動や誤った対処方法が広まる恐れもある。その意味ではポピュリズム傾向の強い政治環境での感染症対策は極めて困難なものになるだろう。結果的に感染症の拡大を抑えることが出来なければポピュリズム政権に対する幻滅や失望が高まり、ポピュリスト的な政治家を支持してきた人たちからの支持も失う可能性もないわけではない。
>リーダーシップも情報公開も不十分だった日本
>最後に、日本の対応についてもコメントしておこう。上述したように、感染症対策には科学を積み上げてエビデンスに基づいて対策を打つのが基本であり、それに実効性を持たせるためには政治のリーダーシップ、徹底した情報公開とリスクコミュニケーションで国民から政府への信頼を得ることが重要である。しかし、日本での感染拡大、とりわけダイヤモンド・プリンセス号での感染拡大においては、政治的リーダーシップもリスクコミュニケーションも十分ではなく、国際的な注目が集まっているにもかかわらず、厚生労働省からの情報発信は極めて脆弱で、誤解を招くものであった。その後、感染が世界的に拡大したことで日本への注目は薄れたが、それでも情報発信の脆弱さや、説明能力の不足は否めず、日本の対処能力に対する疑念はつきまとったままである。
>しかも、ダイヤモンド・プリンセス号への対処が遅れたことを、後から「旗国主義」を持ち出して説明したのもあまり筋の良いものではなかった。「旗国主義」とは、船舶が公海など国家の管轄権が及ぶ範囲を超えて航海するため、その船舶の中で有効な法的管轄権を持つ国を設定することである。
>ダイヤモンド・プリンセス号はイギリスに船籍を置いているため、船内の統治にはイギリス法が適用されるが、それはあくまでも船内でのガバナンスに関するものである。日本の領域内である横浜に寄港し、多数の日本人が乗船している船で、日本政府が「旗国主義」を前面に出して関与する義務を持たないと主張するのは、邦人保護の観点からも、領海内での船舶の扱いにしても筋が悪い。商船の多くは「便宜置籍船」、すなわち船籍を置く費用が安い国を選んで船籍を選ぶことが多く、パナマやシエラレオネ船籍の船なども多数日本の領海内で航海しているが、それらの船で何かが起きても、ほぼ間違いなくパナマやシエラレオネは何もしない。確かに国際法上、旗国の責任や役割は曖昧なところがあり、寄港地の義務も正確に定められているわけではないが、現実問題として多数の感染者が出ている中で、義務がないから対応しないと受け取られるような議論を前面に出すべきではなかった。
>ただ、ダイヤモンド・プリンセス号の乗員乗客が下船し、ひとまず対処の局面が終わると、政府は積極的な対応を取るようになった。北海道の鈴木知事が小中学校で感染者が出たことをきっかけに小中学校の一斉休校を要請し、また、その直後に「緊急事態宣言」を宣言するなど強い政治的リーダーシップを発揮したことで、北海道での行動制限が強くかかるようになり、感染症対策への意識が高まるようになった。その流れを受けて安倍首相も小中高校の一斉休校を要請し、感染症によって打撃を受けた観光業や中小企業への支援、子供の面倒を見るために休業した人に対する支援など、様々な対応を打ち出すようになった。
>こうした政治的リーダーシップを発揮するようになったのは、遅かったとはいえ、何もしないよりははるかにマシであり、国際的な評価も高い。しかし、徹底した情報公開やリスクコミュニケーション、またエビデンスに基づく政策を実施できているか、といわれると心許ない。北海道の事例は、実際に小中学生に感染者が出たことで一定の正当性があると受け止められているが、全国でそれを行うことの意味や理由を明確にせず、首相が「専門家の意見ではないが」「私の責任で判断した」と説明するように、エビデンスのないまま決行した。リスクコミュニケーションの観点からしても、こうした「思いつき」や「直感」による政策はポピュリストのそれに近い。
>政治的リーダーシップはただむやみに発揮すれば良いと言うものではない。
>鈴木一人
<参考=「新型コロナウィルスに最も強いのはどの国か? 国際政治学者が読み解く」(GLOBE・朝日新聞)>