みんながパソコン大王
雑談<NO.278>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.279
2594 ソニーが見捨てたパソコン「VAIO」 小さな会社から再び世界へ 磯津千由紀 21/10/17
2593 <細断されたバンクシー作品>29億円で落札 最高額を更新 シバケン 21/10/16
2592 <一寸だけ、古い記事ですが>蒙古襲来絵詞、若冲…皇室ゆかりの5件国宝に シバケン 21/10/12
2591 <だまし絵>横断歩道での速度抑制<トリック・アート> シバケン 21/10/12
2590 ≪雑感≫今朝7時半より、酷い悪寒 磯津千由紀 21/10/11
2589 10日午後、埼玉県蕨市のJR変電所で火災、都心JR線が全面ストップ 磯津千由紀 21/10/11
2588 <コロナ・ワクチン>原料製造、ヤマサ醤油<!> シバケン 21/10/10
2587 IIJmioとイオンモバイルのケータイ回線に障害(既に復旧済み) 磯津千由紀 21/10/10
2586 宅急便に180・200サイズを新設し、ヤマト便を廃止 磯津千由紀 21/10/09
雑談NO.277

NO.2586 宅急便に180・200サイズを新設し、ヤマト便を廃止<起稿 磯津千由紀>(21/10/09)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/10/09 (Sat) 18:38

 こんばんは。


 宅急便追跡をしてたら偶然、ニュースリリースを発見しました。数日前からです。


> ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕、以下「ヤマト運輸」)は、2021年10月4日より宅急便に180サイズ、200サイズを新設します。このサイズ拡大にともない、これまで宅急便の規格を超える荷物の発送にご利用いただいたヤマト便を、10月3日荷受け分をもって廃止します。

> 記

> 1.背景
> 昨今、ECの利用拡大にともない、お客さまは本やアパレル・生活雑貨など小型の荷物だけでなく、地方のお米や特産品、家具・家電など大型の商品をECで購入する機会が増えています。そして、これにより事業者側が宅配時に送る荷物サイズも多様化しています。
> これまでヤマト運輸は、宅急便の上限サイズを160サイズとし、それ以上の大きい荷物についてはヤマト便(3辺合計200cmまで、30kgまで)でお取り扱いしてきました。今回、180サイズ・200サイズ(ともに30kgまで)を新たに設定し、大きい荷物も宅急便としてご利用いただくことで、従来ヤマト便では対応していなかった、クロネコメンバーズの割引制度や送り状発行サービス、さらに配達時の時間帯指定や宅急便センターでの受け取りサービスを提供し、ご利用されるお客さまの利便性をさらに向上します。

<以下省略>


<参考=「宅急便の取り扱いサイズを10月4日(月)より拡大 ――新たに180・200サイズを新設し、ヤマト便を廃止します――」(ヤマト運輸ニュースリリース、7月20日)>


NO.2587 IIJmioとイオンモバイルのケータイ回線に障害(既に復旧済み)<起稿 磯津千由紀>(21/10/10)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/10/10 (Sun) 00:47

 こんばんは。


 非公式ルートから入ってきた、かなり信憑性が高い情報では、そもそも楽天コミュニケーションズの障害の由。


NO.2588 <コロナ・ワクチン>原料製造、ヤマサ醤油<!><起稿 シバケン>(21/10/10)


【シバケン】 2021/10/10 (Sun) 20:06

<図1>
ヤマサ醤油ロゴ



<写真2>
ヤマサ醤油のうまみ味調味料



>新型コロナウイルスのmRNAワクチン。このワクチンには、調味料の日本の大手製造メーカー「ヤマサ醤油」が製造する原料が使われています。いったい、なぜ?そして、その原料とは?

>「ヤマサ醤油」(千葉・銚子市)は正保2年(1645年)の創業、300年以上にわたって食卓に欠かせない調味料“しょうゆ”を作り続けています。そんな老舗企業の伝統の技術がいま、コロナ禍の世界を変える“ワクチン”の原料として活用されています。mRNAワクチンに欠かせない重要な原料を製造、日本や世界で使われているファイザー社とモデルナ社に提供しているのです。


>■ヤマサ醤油が製造 新型コロナワクチンの原料とは
>ヤマサ醤油が作っているワクチンの原料は、「シュードウリジン」という白い粉状の物質です。ワクチンでどんな役割を果たしているのしょうか。

>ヤマサ醤油によると「シュードウリジン」は、新型コロナワクチンのmRNA(メッセンジャーRNA)を構成する物質の1つで、私たちの体の細胞にも存在しています。mRNAは、体内で炎症を起こすことから、医薬品としての実用化は難しいと考えられていました。

>しかし2005年、新型コロナウイルスのmRNAワクチンを開発研究したドイツの製薬大手、ビオンテックのカタリン・カリコ上級副社長と、アメリカ・ペンシルベニア大学のドリュー・ワイスマン教授の2人は、mRNAをこの「シュードウリジン」で構成すれば、炎症が抑えられるという論文を世に出したのです。

>私たちの体は、異物が入ってくると防御するために免疫機能が作用します。この免疫機能が、体内に取り込まれたワクチンのmRNAを異物ととらえて、作用できないようにしてしまわないように、「シュードウリジン」で構成されたmRNAを使うことで、免疫機能を回避し、目的のタンパク質を生成することができるのです。

>※コロナウイルスの突起部分=スパイクタンパク質のmRNAを投与すると、そのmRNAによりスパイクタンパク質が細胞内で生成され、結果それを攻撃する抗体が作られます。通常のmRNAでは、免疫機能により減少し、蛋白質が作られにくくなるところ、「シュードウリジン」に置き換えたmRNAの場合、この免疫機能を回避できるようになり、十分タンパク質が作られるようになります。

>「シュードウリジン」がなければ、mRNAワクチンを接種しても、ウイルスを攻撃する抗体が十分に生成できないといっても過言ではありません。


>■なぜ、ヤマサ醤油が製造?
>なぜ、「シュードウリジン」の製造をヤマサ醤油が?ヤマサ醤油の医薬・化成品事業部の担当者に聞きました。

>「日本の料理は、だしで決まる」かつおぶしやしいたけからとる出汁は、日本料理の味を引き立てます。ヤマサ醤油も長年この「うまみ」の研究を続けています。

>かつおぶしのうまみの成分はイノシン酸、しいたけのうまみ成分はグアニル酸。これらは「核酸化合物」です。そして、シュードウリジンも「核酸化合物」の1つなのです。ヤマサ醤油は、1970年代から60年以上にわたって、核酸関連物質の研究をしてきました。1980年代には、試薬としてすでにシュードウリジンを海外に輸出していたのです。


>■コロナワクチンなど医薬品の原薬の新工場を建設へ
>去年12月初め、ファイザー社が新型コロナのmRNAワクチンが世界で初めてイギリスの規制当局から緊急使用の承認を受けたと発表。その後アメリカも。

>すでにヤマサ醤油は、「去年の秋にはシュードウリジンの増産体制を整えていました」と担当者。千葉県銚子市にある工場は現在、フル稼働だといいます。今年5月には、新型コロナウイルスワクチン等、核酸医薬品の原薬のための新たな工場の建設予定で、約30億円を投資すると発表しています。

>では、なぜヤマサ醤油の原薬が新型コロナワクチンに使用されることになったのか?

>mRNAは、新型コロナワクチンとして開発されるよりも前から治療薬や他のワクチンとして研究開発されてきました。その研究段階からヤマサ醤油が製造したシュードウリジンが使われていました。

>担当者は「私たちはうまみ成分の研究に端を発して、長年、核酸化合物に特化して事業展開し、いち早く工業製造に乗り出して、シュードウリジンを製造供給してきました。製法は開示できませんが、私ども独自の製造方法があります」と世界の企業に負けない自信をのぞかせました。

<参考=「新型コロナウイルスワクチン 日本が誇る“しょうゆ”老舗企業が原料製造」(Yahoo!ニュース・日テレNEWS24)>
<消滅・22/11/11>


NO.2589 10日午後、埼玉県蕨市のJR変電所で火災、都心JR線が全面ストップ<起稿 磯津千由紀>(21/10/11)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/10/11 (Mon) 00:44

 こんばんは。


 当方、10日(日)午後はニュースが入らぬ環境に居たため、今頃になって事件を知りました。
 尚、最新のニュースでは、11日(月)始発より都心JR線は全て通常運行するとのことです。また、新幹線は電源系統が違うため10日(日)も停まらなかった由。


> JR東日本によりますと10日午後1時前、停電が起きた影響で山手線や京浜東北線、常磐線など複数の路線で運転を見合わせています。
> 消防などによりますと埼玉県蕨市のJRの変電所で火事が起きたということでJRが関連を調べています。

> JR東日本によりますと、午後1時前に停電が起き、山手線、京浜東北線、常磐線、埼京線、京葉線、武蔵野線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ラインで運転を見合わせています。
> また、埼玉県の蕨市消防本部によりますと、10日午後1時まえ、蕨市塚越4丁目にある「JR東日本の変電所から爆発音がする」と近隣住民から通報があったということです。
> JRの変電所で起きた火災は消火活動の結果、午後1時26分にほぼ消し止められたということです。
> けが人の情報は入っていないということです。
> また、埼玉県の蕨警察署によりますと、10日午後1時前、蕨市塚越4丁目にある変電所で「爆発音がして、炎と煙が見える」と近くに住む人から通報があったということです。
> 現時点で、けが人の情報は入っていません。
> JR蕨駅で停電が発生しているという情報もあるということです。
> 現時点でこの火災と停電の関係はわかっていないということですが、JRが詳しい状況を調べています。


<参考=「埼玉 蕨市のJR変電所で火災 関連を調査」(NHK首都圏NEWS WEB、10日13:46)>
<消滅・21/10/26>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/10/11 (Mon) 01:10

副題=JR東 変電所火災、過去にも 首都圏で全面的まひも(msn・毎日新聞、10日23:39)

 こんばんは。


 日本のインフラは結構、脆弱なんですね。
 今回は、偶々10路線(常磐線を各停と快速で別路線と数えて)も停まったため大騒ぎとなったようですが、27年前にも首都圏JR線全面麻痺が数日続いたんだそうで、喉元過ぎて熱さを忘れてたようです。(27年前というと私は東京に住んでた筈だけど記憶にないです)


> 埼玉県蕨市の変電所で10日午後、火災が発生し、首都圏の複数の駅で停電が起きた。

> 変電所で発生した火災は過去にも鉄道ダイヤに大きな影響を及ぼしている。

> 1994年12月には東京都新宿区のJR新宿変電所で火災が発生した影響で、山手線をはじめ首都圏のJR各線が全面的にまひする事態となった。復旧までに数日を要している。

> 2006年9月には千代田区のJR東京駅にある鍛冶橋変電所で、信号関係の配電盤が焼失。この影響で京葉線が一時、全線で運転を見合わせた。

> 08年4月にはJR国分寺駅近くの国分寺変電所(東京都国分寺市)で火災が発生。中央線は約7時間にわたり運休し、約50万人に影響が出た。

> JR以外では、11年2月に東京モノレール品川変電所(港区)で起きた火災の影響で、東京モノレールが約2時間にわたって運転を見合わせた。【木下翔太郎】

<参考=「JR東 変電所火災、過去にも 首都圏で全面的まひも」(msn・毎日新聞、10日23:39)>
<消滅・23/06/26>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/10/11 (Mon) 16:58

副題=JR東日本の変電所火災、機器トラブルが原因か(日本經濟新聞有料記事、10月11日)

 こんにちは。


 テロ等ではなく、機器の障害だったそうです。


> 埼玉県蕨市にあるJR東日本の変電所で10日に発生した火災で、変電所内へ外部から侵入された形跡が現時点でないことが、11日分かった。JR東日本は変電所の機器トラブルが火災の原因とみて詳しく調べている。

> 埼玉県警や消防は11日朝から現場を実況見分。JR東や県警によると、外部からの侵入や人為的な作業ミスは確認されていない。変圧器などに燃えた跡があったといい、JR東は「何らかの機器トラブルが原因となったと思われる」と説明している。

> 10日に発生した変電所火災による停電の影響で、山手線や京浜東北線など首都圏のJR在来線が一時運転を見合わせ、約23万6千人に影響した。11日は始発から平常通り運行した。

<参考=「JR東日本の変電所火災、機器トラブルが原因か」(日本經濟新聞有料記事、10月11日)>


NO.2590 ≪雑感≫今朝7時半より、酷い悪寒<起稿 磯津千由紀>(21/10/11)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/10/11 (Mon) 16:36

 こんにちは。


 昨日は季節外れの暑さだったため、Tシャツとハーフパンツだった。
 昨晩は、着替えずに居所寝(寝落ち)してしまった。
 今朝は尿意のため6時10分に起きた。

 そして、朝食時の7時半より、酷い悪寒(ガタガタブルブル)。
 7時半、ごはん、味噌汁、はんぺんの煮物。
 7時45分、メトグルコ250mg、レキソタン2mg、エビリファイ3mg。
 7時50分、総合感冒薬パイロンPL顆粒0.8g。
 寒いので、8時、起毛のジャケットとサマースラックスを、重ね着。
 依然寒いので、8時40分、下半身に小毛布を掛ける。
 まだ寒い。
 9時、母は打ち合わせへ。
 寒い。
 9時10分、小用。
 10時、足が寒い。
 10時15分、喉からから、茶。
 10時55分、喉からから、茶。
 11時、小用。
 11時40分、喉からから、茶。
 11時55分、喉からから、茶。
 12時10分、喉からから、茶。
 12時15分、悪寒が納まって暑くなってきた。ジャケットの前を開けた。siriに訊いたら、外気温は28℃の由。
 12時15分~12時45分、ノンシュガーのど飴。
 12時35分、暑くなり、ジャケットを脱。
 12時45分、暑くなり、毛布を脱。
 12時45分~13時25分、ノンシュガーのど飴。
 13時15分、母帰宅。
 昼食抜き。
 14時、喉からから、茶。
 14時50分、喉からから、茶。
 15時、喉からから、茶、栗蒸し羊羹1切れ。
 15時20分、小用。
 15時半、総合感冒薬パイロンPL顆粒0.8g。

 今は、寒くない。
 朝の酷い悪寒は、いったい、何だったのか。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/10/14 (Thu) 15:34

副題=昨日10月13日(水)晩からの消化液逆流・関節痛・筋肉痛・・・前々日11日(月)の悪寒の後遺症か

 こんにちは。


 10月11日(月)7時半ごろより、原因不明の酷い悪寒がした。午後には治まり、翌日10月12日(火)には症状はなかった。

 明けて昨日10月13日(水)13時20分、昼食を少ししか食べられなかった。
 13時35分、総合感冒薬パイロンPL顆粒0.8g。
 そして13時45分、軟便が、一気にズドーン。

 15時19分~17時6分、外出。城東クリニック(診察・処方)、コメダ珈琲店(カフェオレ たっぷりサイズ)、杏林堂薬局葛ヶ丘店(調剤)。

 帰宅後、お腹が重く、苦い消化液が逆流。
 17時50分、夕食抜き。

 19時過ぎから、関節(節々)と筋肉(特に脹脛)が痛み(疼き)、居ず様がない。

 23時25分、普通便(普通)少量。苦労。
 0時15分、菓子パン。
 1時、バナナ1本。
 1時10分、ラペプラゾールナトリウム10mg、メトグルコ250mg、レキソタン2mg、エビリファイ3mg。
 1時10分、総合感冒薬パイロンPL顆粒0.8g。

 眠剤を服用せず。
 2時ごろ~3時15分、転寝。

 節々と脹脛の疼きは続く。


NO.2591 <だまし絵>横断歩道での速度抑制<トリック・アート><起稿 シバケン>(21/10/12)


【シバケン】 2021/10/12 (Tue) 15:47

亀岡の、千代川小学校の通学路。

イヤ、
当家の近くです。そちら方面、余り、走りませんですが。道路幅狭く、車走行多く、道路に、諸般の工夫されてるは事実。

<写真1>
浮き上がっているように見える「トリックアート」で表現された横断歩道=8月、京都府亀岡市(渡辺恭晃撮影)



<図2>
横断歩道での速度抑制のイメージ



>だまし絵や凸(とつ)部、くねくね道-。信号機のない横断歩道での事故が相次ぐ中、横断歩道の手前で車に一時停止や減速を促す工夫を凝らした仕組みが全国で広がっている。こうした横断歩道では、停止義務を守ったり、速度を十分に落として通過したりする車が増え、関係者も「効果は大きい」と手応えを感じている。

>「おはようございます」。京都府亀岡市の市立千代川小学校前で、登校する児童らがあいさつしながら、白とえんじに塗り分けられた横断歩道を渡る。

>実はこの横断歩道は、目の錯覚を利用し、車側からは立体的に浮き上がってみえる「トリックアート(だまし絵)」になっており、運転手に注意と減速を促す狙いがある。府警が交通事故防止に向けたアイデアを募ったところ、京都産業大の学生らから提案があり、設置された。

>府警亀岡署によると、横断歩道が整備された道路は信号機がなく、幅わずか5メートル余りの対面通行にもかかわらず、通学・通勤時間帯は渋滞する国道の「抜け道」として利用される。千代川小の通学路でもあり、地元住民も「いつ事故が起きてもおかしくない」と不安を募らせていた。

>考案者の一人で、京産大3年の山下康平さん(21)は「実際に子供たちが渡るのを見て、効果がありそうだと感じた」。亀岡署の松田弘貴交通課長も「斬新なアイデアで、運転手も注意を払ってくれるはず。モデルケースとして全国に広がれば」と期待を寄せる。

>信号機のない横断歩道での安全を確保しようと、各地でも工夫が施されている。特に設置が進んでいるのが、横断歩道に高さ約10センチの緩やかなハンプ(凸部)を設けた「スムーズ横断歩道」だ。横断歩道部分を一段高くすることで、車側から歩行者が見えやすくなるほか、車の減速や一時停止も促進する。速度の抑制につながると見込まれ、国土交通省は今夏から、試験的に設置する実証実験を各地で開始。全国への拡大を目指している。

>速度の抑制には、道路にポールを設置して車の通行部分を狭める「狭窄(きょうさく)」も有効とされる。横浜市緑区では、住宅街を走る生活道路約650メートルに狭窄やスムーズ横断歩道を設置。昨年3月から運用を始めたところ、半年で区間を走る車両の平均走行速度が時速32・5キロから時速24・5キロに下がり、時速30キロ以上で走行する車両の割合も66・7%から32・5%に半減した。市の担当者は「横断歩道での交通ルールを守る車も増え、確実に効果が出ている」と実感する。

>交通事故防止に向けたこうした取り組みについて、福井大の川本義海教授(交通工学)は「物理的に事故が起きにくい環境を整備するハード面の対策を進めることは大事」と指摘。ただ、整備にも限界があるため、「小学校付近など、以前から危険性が指摘され、大きな効果が期待できそうな場所から重点的に設置していくべきだ」と語る。また、運転手の意識向上というソフト面の対策も欠かせないとしている。

>歩行者いるのに8割が一時停止せず JAF調査
>横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても一時停止しない車は後を絶たない。昨年8月の日本自動車連盟(JAF)の調査では、歩行者が渡ろうとする場面で一時停止した車が全国で21・3%にすぎなかったことが判明しており、警察が法令順守を呼びかけている。

>調査は平成28年から実施。47都道府県から信号機のない横断歩道を2カ所ずつ選び、通過車両のうち、歩行者が渡ろうとする場面で何台が一時停止したかを集計した。一時停止した車の割合は前年から4・2ポイント増加したものの、約8割の車は止まらなかった。

>横断歩道に歩行者がいる場合の一時停止は、単なる運転マナーではなく、道路交通法に義務として定められている。同法38条は、横断歩道を横断するか、しようとする歩行者がいる場合、一時停止しなければならないと規定。違反すると横断歩行者妨害に当たり、罰則は3月以下の懲役または5万円以下の罰金。また、行政処分の違反点数は2点、反則金は普通車なら9千円を支払うことになる。(桑村大)

<参考=「だまし絵や凸部、横断歩道の事故防止に工夫広がる」(産経新聞)>


NO.2592 <一寸だけ、古い記事ですが>蒙古襲来絵詞、若冲…皇室ゆかりの5件国宝に<起稿 シバケン>(21/10/12)


【シバケン】 2021/10/12 (Tue) 23:13

<写真1>
伊藤若冲の「絹本著色動植綵絵」



<写真2>
元寇を描いた「紙本著色蒙古襲来絵詞」


<クリックで拡大>

<写真3>
狩野永徳の「紙本金地著色唐獅子図」


<クリックで拡大>

>文化審議会は16日、伊藤若冲(じゃくちゅう)の「絹本著色動植綵絵(けんぽんちゃくしょくどうしょくさいえ)」や元寇(げんこう)を描いた「紙本著色蒙古襲来絵詞(しほんちゃくしょくもうこしゅうらいえことば)」など、かつては皇室が所有し、現在は国の財産として皇居・東御苑にある三の丸尚蔵館が収蔵する5件を国宝に指定するよう、萩生田光一文部科学相に答申した。これまで同館収蔵の美術品は文化財保護法に基づく文化財指定の対象外で、初めての指定となる。

>同館には皇室ゆかりの国宝級や重要文化財級の美術品が多数収蔵。菅義偉(すが・よしひで)首相は1月の施政方針演説で、これらの収蔵品について「地方に積極的に貸し出し、文化観光の核とする」と言及していた。指定を通して、観光資源としての価値を明確化する。

>5件中4件が絵画で、「日本の花鳥画の到達点」とされる若冲の動植綵絵は30幅構成。鶏や松などを豊かな色彩で写実的に表現した。蒙古襲来絵詞は貴重な軍記絵で、13世紀後半の2度の元寇をほぼ同時代に描き、資料としての価値が高い。教科書にも取り上げられる。

>他に指定されるのは2頭の唐獅子が悠然と歩く狩野永徳(かのう・えいとく)の「紙本金地著色唐獅子図(しほんきんじちゃくしょくからじしず)」と、鎌倉時代の絵巻の最高峰「絹本著色春日権現験記絵(けんぽんちゃくしょくかすがごんげんきえ)」。平安時代の能書家、小野道風(おのの・みちかぜ)の書も国宝指定する。

>秋ごろまでに指定され、美術工芸品の重要文化財は1万812件(うち国宝902件)となる。文化庁は今後も宮内庁と連携し、同館収蔵の他の作品の指定に向けた作業を進める。

<参考=「蒙古襲来絵詞、若冲…皇室ゆかりの5件国宝に」(産経新聞)>
(21/07/16)


NO.2593 <細断されたバンクシー作品>29億円で落札 最高額を更新<起稿 シバケン>(21/10/16)


【シバケン】 2021/10/16 (Sat) 10:33

当方には、無縁の世界。
なれど、です。
話題にするだけなら、只でして。


<参考=NO.2251 <バンクシー作品集>「少女と風船」→裁断→「愛はごみ箱の中に」


<写真1>
ロンドンの競売会社サザビーズ競売所で公開されたバンクシーの作品「Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)」(2021年10月8日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP



<写真2>
ロンドンの競売会社サザビーズ競売所で公開されたバンクシーの作品「Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)」(2018年10月12日撮影)。(c)Ben STANSALL / AFP



<写真3>
ロンドンの競売会社サザビーズ競売所で公開されたバンクシーの作品「Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)」(2021年9月3日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP



<写真4>
バンクシーの作品「Girl with Balloon(風船と少女)」(2016年5月23日撮影、資料写真)。(c)VINCENZO PINTO / AFP



>英覆面ストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)の代表作で、一部がシュレッダーで細断されたことで話題を呼んだ絵画が14日、ロンドンで競売に掛けられ、バンクシー作品としては過去最高額の1858万ポンド(約29億円)で落札された。落札額は3年前の競売から十数倍に膨れ上がった。

>当初は「Girl with Balloon(風船と少女)」と題されていたこの作品は2018年10月、競売大手サザビーズ(Sotheby's)の競売で110万ポンド(約1億7000万円)近くで落札された直後、額縁に仕込まれていたシュレッダーで一部が細断された。作品名はその後、「Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)」に変更された。

>14日の競売では、9人の入札者が10分間にわたって競り合った末、今年3月に記録されていたバンクシー作品の最高額1675万ポンド(約26億円)を上回る額で落札された。(c)AFP

<参考=「細断されたバンクシー作品、29億円で落札 最高額を更新」(AFP・時事通信)>


NO.2594 ソニーが見捨てたパソコン「VAIO」 小さな会社から再び世界へ<起稿 磯津千由紀>(21/10/17)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/10/17 (Sun) 06:30

 おはようございます。


 VAIOがソニーから独立(ソニーから見捨てられた)して、もう7年になりますか。


> 「ソニーを見返す」。7年前に不採算事業として、ソニーグループから切り離されたパソコンメーカー「VAIO」が復活の道を歩んでいる。スマートフォンやタブレットが普及し、先行きが不安視されていたが、ここまで6年連続で黒字決算を維持し、売上高は独立直後に比べ約3倍になった。大企業の花形事業から、長野県が本社の小さな企業になったVAIOはなぜ復活できたのか。

> 「独立後7年間は法人向け製品に一丸となって取り組んできた。今後は個人向けも再強化し、海外でもより多くのお客様へ製品を届けたい」。13日の新製品発表会で、山野正樹社長はVAIO再生を次のステップに進めることを宣言した。

> 高機能とスタイリッシュなデザインの両立。それが、ソニー時代から変わらない「VAIOらしさ」だが、この日は、学生でも買いやすい7万円台の新製品から、50万円台の専門職向けの上級機種まで、幅広いラインアップの商品を発表。独立後7年を経て再び攻勢に出ることを印象づけた。

> 「市場に一石を投じてきたブランド。苦渋の決断をした」――。2014年2月、ソニー社長だった平井一夫氏は記者会見で、VAIO事業を投資ファンド「日本産業パートナーズ」に売却すると発表した。

> 薄型でシルバーカラーという今も主流のパソコンデザインを生み出したVAIOは、1990年代~00年代初頭に一世を風靡(ふうび)した。ソニーらしく、デジタルカメラとの通信機能など、エンターテインメントツールとしての機能もいち早く付けた。

> 11年3月期には、世界出荷台数は約870万台を数え、世界トップテンに入るブランドに。しかし、規模を追った結果、価格競争に巻き込まれたのに加え、スマホにも押されて、14年3月期は、出荷台数が3分の2の約560万台まで減少し、917億円もの営業赤字に陥った。「クールなパソコン」の座は既に、スマホとの連携に優れたアップルに奪われていた。


> 「大企業の花形」から長野に、人員5分の1

> ソニーグループから切り離され、本社を開発拠点である長野県安曇野市に移転。人員も約1100人から約240人へと5分の1に縮小した。

> この逆境の中で、どう生き残り策を描くのか。主力だった個人向け市場は、アップルに押されて勝負にならない。安定した需要を見込める国内法人向けに特化して、少ない開発予算と人員を集中させるしか活路はなかった。しかし、それはこれまで苦手にしてきた市場だった。

> 「やれることは何でもやります」。エンジニア出身の社員ら約10人が営業部門への異動を志願した。ソニー時代、営業は代理店任せだったが、これからは何でも自前でやらないといけない。「明日潰れるかもしれないという危機感があった」。ソニーからVAIOに移り、独立当時、最高財務責任者(CFO)として経営企画を担当した糸岡健執行役員常務は振り返る。

> 顧客の声を直接聞き取り、製品作りに生かす。そんな姿を目指して、営業の「素人集団」は、少ないながらも以前から取引があった法人顧客への聞き取りから始めた。そこで聞こえてきたのが、スタイルの良さを追求するため当時の最新モデルでは廃止していたアナログケーブルの差し込み口の復活を望む声だった。会社の会議でプロジェクターに映像を映す際、配線が古くてパソコンに接続できないという事態を避けたいとの理由だった。

> 加えて、満員電車にもまれても耐えられる本体の丈夫さを求める声も多かった。それまでのVAIOには欠けていた「法人向けならでは」のニーズを取り入れていく。しかし今度は、それでは他社の法人向け製品と変わらなくなってしまうという難題にぶつかった。どうするか。

> 「VAIOは、気分が上がるパソコンでなくてはいけない」。社内横断の議論の末、ソニー時代からVAIOの開発に携わってきた林薫PC事業本部長兼イノベーション本部長はそう結論づけた。

> ビジネスに必要な機能を持たせつつ、本体を美しく見せる薄さなどのデザイン性も維持する。その結果、コストは上がり、他社より値段が高くなる。企業がパソコンを大量購入する際は、値段の安さも決め手の一つになるが、それでも「VAIOらしさ」に懸けた。


> 「ものづくり」×「ベンチャーの小回り」

> 15年5月に、法人向けに開発したパソコン「VAIO Pro13-mk2」を発売。営業先では「法人向けも作っていたんですか」と驚かれたが、「VAIOのファンなんです」という反応も多かった。

> 90年代にVAIOに慣れ親しんだ人が企業でパソコンを選定する責任者になっているケースが少なくなく、実際にパソコンを使う社員が複数の候補から決める場合は、価格が1万~2万円高くても選ばれることが多かった。いたずらに販売台数を追うのではなく、VAIOを認めてくれる企業に製品を届ける。その戦略が功を奏し、黒字転換につながった。

> ソニーOBで、早稲田大ビジネススクールの長内厚教授は、VAIO復活の理由を「優れたものづくりができるソニー時代からの生産設備がありながら、規模を縮小してベンチャー企業のような小回りの良さを得た」ところにあると考えている。「『赤字でも良いものを作ればいい』という大企業的な甘えが許されなくなり、社員は『良いものづくりをして売ってもうける』という両輪で考えるようになった。前向きな意味で『ソニーを見返す』という思いも原動力になったのではないか」と分析する。


> 再び目指す「アップルのライバルに」

> 黒字決算を重ねることで、思い切った挑戦もできるようになった。2年あまりの開発期間を投じた最上級モデルが、21年3月に発売した「VAIO Z」だ。30~40代の若手をプロジェクトリーダーに抜てきし、そのアイデアを生かした。

> ゲーム用パソコンで使われる高機能のプロセッサーを搭載し、オンライン会議をしながら資料作成などの動作も素早くできる。立つ、座るの動作を人感センサーで感知してログアウト、ログインできる機能があれば、喫茶店など公共の場でも仕事がしやすい。

> 高性能を維持しつつ、カーボンファイバーで全体を包んだ本体は重さ1キロを切る。最新の技術を詰め込んだため、店頭での販売価格は30万円を超える。アップルの最上級モデルを超える強気の価格設定だが、売り上げは順調に推移しているという。

> VAIOは、復活から再飛躍へとかじを切ろうとしている。山野社長は「もう一度、世界に拡大したい。昔のように世界中どこでも売るというわけではなく、市場ごとの特性を見極めながら、品質やこだわりを保ちつつ、ガラパゴス化しない製品づくりをしていく」と語る。「かつてのファンは高齢化している」ことから、7万円台の新モデルでは「VAIOを知らない世代への浸透」も狙う。

> 一方、開発担当の林氏は「アップルの製品とどちらにするか悩んでもらえる選択肢にもう一度なれたらいい」と個人向け市場で再び存在感を示すことを望む。

> VAIOの年間出荷台数(数値は非公表)は現在、数十万台規模とみられ、規模からすれば、アップルの背中ははるかに遠い。しかし、ソニーは90年代、アップルのノートパソコン製造を請け負っていたことがあり、アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏はVAIOに自社の基本ソフト(OS)を搭載するアイデアを持っていたといわれる。パソコンで動画や音楽を作ったり編集したりする人が増えた今だからこそ、VAIOにチャンスが巡ってくるかもしれない。【加藤美穂子】


> VAIO山野正樹社長「会社は人でできている」

> ソニーから独立後、法人向けパソコンに特化する戦略で復活したVAIOは、これからどう成長していくのか。山野正樹社長に今後の戦略を聞いた。【聞き手・加藤美穂子】

> ――6月に社長に就任しました。VAIOをどのような会社にしていきますか。

> ◆今のVAIOはソニー時代のDNAを生かしたスタイリッシュさ、使い心地を追求しつつ、法人向けに丈夫さも強化したものとなっています。先進的な製品が好きな人だけにとどまらず、独立から7年で新しいファンも増えました。もう一度、世界に拡大したいと考えています。

> ――再び世界で戦う上で、VAIOの強みや弱みはどのような点ですか。

> ◆強みは、自由闊達(かったつ)な社風であり、技術や品質のこだわりがあるところです。しかし、これは弱みにもなります。こだわった製品だからこそ熱狂的なファンがいるけれど、その分、部品調達などの生産コストも上がります。世界の市場をよく見て製品を作るということも、今はまだ十分にできておらず、ガラパゴスに陥りやすい部分もあります。

> パソコンも生鮮食料品と同じだと考えています。最新の液晶やCPU(中央演算処理装置)、バッテリーを使って、旬の時期に製品を市場に届けることが大事です。「ソニーのVAIO」だった時代とは全く異なる市場の環境を意識しながら、世界で買っていただける製品を作っていかなければいけません。

> ――今後のパソコン市場の動向をどうみますか。

> ◆パソコンは主にタブレットではできない作業に使われるので、パソコンの需要はこれからも落ちないと考えています。テレワークの普及で、携帯性に優れ、オンライン会議に必要なスピーカー、マイクにも強みがあるVAIO製品には追い風が吹いており、引き続きトレンドを捉えた商品を作っていきたいと考えています。

> ――ドローン製造などの新規事業も次々と立ち上げています。事業の柱に育ちそうですか。

> ◆その可能性はあると思っています。ドローンは空飛ぶパソコンのようなものです。必要となる精密な機械性能と通信技術は、従来VAIOが持つ技術が生かせる分野です。新規事業はやみくもに進めるのではなく、パソコンを中心に据えたサービスとして考えていきたい。

> テレワークの際、簡単、安全に企業内部のネットワークにアクセスできる「ソコワク」というサービスもこれからもっと多くの企業に使っていただけると思います。

> ――これから社員に期待することは、どのようなことですか。

> ◆私のミッションは中長期的な成長基盤を作ることだと社員に伝えています。そのために、大事なことは三つあります。

> 一つは戦略。どういう製品が必要とされるのか、発売時期も含めて間違わないようにしなければなりません。

> 二つ目は仕組み。独立後は自社営業を強化してきましたが、顧客へのフォローや効率的な生産に向けた営業と製造の連携など、仕組み作りはまだまだ十分ではない点があります。

> 三つ目は組織風土。会社は人でできています。この会社で仕事をしていて楽しいなと思える雰囲気が大事です。それがあれば、つらいときも頑張ることができ、組織としても力を発揮できます。


> 山野正樹(やまの・まさき)社長

> 東大経済学部卒業後、1984年に三菱商事株式会社。ITサービス事業本部長、シンガポール支店長を経て2020年11月、日本産業パートナーズエグゼクティブアドバイザーに。21年6月にVAIOの代表取締役社長に就任した。


<参考=「ソニーが見捨てたパソコン「VAIO」 小さな会社から再び世界へ」(毎日新聞有料記事、10月14日)>