みんながパソコン大王
雑談<NO.306>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.307
2801 なぜか見過ごされた尿検査の結果 ウィシュマさん死去1年 磯津千由紀 22/04/24
2800 知床半島沖合を航行中の観光船「カズ1」が多分沈没 26人乗船 北海道 磯津千由紀 22/04/24
2799 4月10日(日)菊川市加茂のカレー店「ガンジス川」のランチ 磯津千由紀 22/04/23
2798 4月10日(日)菊川文化会館アエルの奥村友美PIANO/長尾春花VIOLINデュオコンサート 磯津千由紀 22/04/23
2797 掛川市中央二丁目のCREEPYのクレープ 磯津千由紀 22/04/22
2796 <祇園祭の山鉾巡行>3年ブリに開催<?>/2020年、21年は巡行せず。 シバケン 22/04/20
2795 介護保険料 磯津千由紀 22/04/18
2794 トヨタ自動車のEV「bZ4X」、5月12日より貸出申込開始 磯津千由紀 22/04/17
2793 <歴史は繰り返す>いま見るべき「カティンの森」/同じ事がキーウ(キエフ)近郊で<!> シバケン 22/04/16
2792 <スギ花粉対策>発生源の、雄花枯らす「飛散防止剤」で、狙い撃ち/林野庁が検証へ<!> シバケン 22/04/16
2791 <日本国の人口、減少率最大>総人口64万人減の1億2550万人(日本経済新聞) シバケン 22/04/16
2790 <電子レンジで火災>「たこ焼き温めただけなのに」加熱のし過ぎに注意<!> シバケン 22/04/09
雑談NO.305

NO.2790 <電子レンジで火災>「たこ焼き温めただけなのに」加熱のし過ぎに注意<!><起稿 シバケン>(22/04/09)


【シバケン】 2022/04/09 (Sat) 22:14

異常発生時、まずは、電源オフに<!>
慌てて、扉を開けない事。


<写真1>
加熱した肉まんから出火する様子(製品評価技術基盤機構提供)



<図2>
東京都内で発生した電子レンジ火災



<図3>
原因の内訳



<図4>
電子レンジ保有率



>電子レンジから出火する火災が増え、東京都内で昨年、過去最多の65件に上ったことが東京消防庁への取材でわかった。加熱のしすぎや誤使用などが原因で、コロナ下で使用機会が増えた影響もあるとみられる。春の新生活で慣れない製品を使う人も多く、注意が必要だ。(石沢達洋)


>キッチンに白煙
>「たこ焼きを温めただけなのに……」。先月8日昼、江戸川区のパート清掃員の女性(81)は皿に載せたたこ焼き3個を電子レンジに入れ、いつもと同じように加熱したつもりだった。

>だが、居間で待っていると、キッチンのレンジから白い煙が上がり、火災報知機が鳴った。慌ててレンジの扉を開けると、たこ焼きは真っ黒焦げだった。

>「加熱のしすぎです」。駆けつけた消防隊員からそう言われたが、突然の出火でパニックになり、自分が「あたため」ボタンを押したのか、加熱時間を設定したのかも覚えていない。

>レンジは約15年前に購入したもので、これまで故障もなく、女性は「毎日使うレンジからまさか煙が出るとは」と怖がっていた。


>炭に吸収されやすいマイクロ波
>東京消防庁によると、都内の電子レンジ火災は2012年に22件だったが、新型コロナウイルスの感染が拡大した20年は51件、21年は65件に増えた。今年も先月末時点で前年同期比15件増の27件に上っている。

>目立つ原因が、加熱のしすぎ(過熱)だ。21年までの10年間に起きたレンジ火災394件の原因を同庁が調べたところ、「過熱」が半数超の209件(53%)に上った。レンジ不可の包装を加熱するなどの「誤使用」は76件(19%)、金属製の食器などが放電して火花が出る「スパーク」は22件(6%)だった。

>電子レンジに使われるマイクロ波に詳しい上智大の堀越智教授(環境化学工学)によると、出火する危険性が高いのは「水分が抜けパサパサになりやすい食品」だ。マイクロ波は炭に吸収されやすい特性があり、レンジ内で食品が炭化すると、数秒で1000度に達することもあるという。

>東京消防庁の調査では、サツマイモやジャガイモなどの芋類のほか、中華まんやパン、菓子類で過熱が原因のレンジ火災が起きている。実験では、生のサツマイモを700ワットで温め続けると12分で煙が噴き出し、2分後に出火した。


>電源を切り、加熱止めて
>レンジから出火したらどうすればよいのか。堀越教授は「レンジは金属製のため、外に燃え広がる可能性は低い。焦らずに電源コードを抜き、加熱を止めることが重要だ」と語る。

>逆に危険なのは、いきなり扉を開けてしまうことだ。レンジ内に酸素が入り込み、炎が勢いよく外に噴き出す恐れがある。荒川区では13年11月、出火したカップ麺をレンジから取り出した60歳代女性の衣服に火が燃え移り、女性が重いやけどで死亡した。

>汚れや食品かすを掃除することも大切だ。炭化したまま放置すれば、出火の原因になる。昨年4月には江戸川区の住宅でレンジ内の汚れから出火し、40歳代男性が煙を吸ってのどに軽いやけどを負った。

>家電製品の事故分析を行っている独立行政法人「製品評価技術基盤機構」の山崎卓矢・製品安全広報課長は「説明書をしっかり読んで正しい使用法を確認し、加熱時間がわからない食品は少しずつ温めて様子を見るなど、慎重に扱ってほしい」と話している。


>普及率97%
>日本電機工業会によると、国産の家庭用電子レンジが発売されたのは1965年。67年には調理終了を「チン」という音で知らせる機種が登場した。その後、販売価格の低下に伴い、一般家庭への普及が進んだ。

>総務省による5年に1度の統計調査によると、2人以上の一般世帯の保有率は84年に5割を超え、94年に89・5%に達した。2004年以降は97%超が続き、「一家に1台」が定着した。

>最近ではインターネットにつなぐ「IoT」の技術を活用し、スマートフォンから操作できる高性能な製品も増えている。

<参考=「「たこ焼き温めただけなのに」電子レンジから煙…加熱しすぎで火災急増」(読売新聞)>
(22/04/04)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/10 (Sun) 07:59

 シバケン様、おはようございます。


> 67年には調理終了を「チン」という音で知らせる機種が登場した。

 此れ、何の番組か忘れましたが、NHKテレビでやってたです、自転車用ベルが其のまま使われてると。
 最近の電子レンジは「チン」と鳴らず電子音だと思ってる人が多いですが、其れは高級機の話、1万円前後の単機能で手動の(オーブン機能なし、オートなし)は今でも「チン」です。我が家の、リサイクルショップ税込み4950円も、「チン」です(アマゾンジャパンから貰ったアイリスオーヤマのオーブン・スチームオーブン機能付きのオート機が突然に壊れまして)。


【シバケン】 2022/04/10 (Sun) 08:31

磯津千由紀さん、おはようございます。

当家のは、2005年購入ですので、17年で、チンです。


NO.2791 <日本国の人口、減少率最大>総人口64万人減の1億2550万人(日本経済新聞)<起稿 シバケン>(22/04/16)


【シバケン】 2022/04/16 (Sat) 11:15

まだ、1億2千万人を維持してたかと。
そちの方に感心してるです。

心配すなの、今後、益々の人口減少するです。
ベビー・ブーム世代の我々も、遂に、「後期高齢者」年代。
後、10年、85歳での生存は<?>
20年とも、なればの、95歳<!>

<図>
日本の人口は減少傾向



>総務省は15日、2021年10月1日時点の人口推計を発表した。外国人を含む総人口は20年10月と比べて64万4000人少ない1億2550万2000人だった。減少は11年連続。減少率は0.51%で、統計を取り始めた1950年以来、最大となった。

>労働の担い手となる15~64歳の「生産年齢人口」は58万4000人減の7450万4000人だった。総人口に占める割合は59.4%で過去最低を更新した。近年は労働力不足を高齢者や女性が働きやすい環境づくりで補ってきたがそれも厳しくなりつつある。

>少子高齢化にも歯止めがかからない。65歳以上の高齢者は3621万4000人だった。総人口に占める割合は28.9%で過去最高となった。年金や医療、介護といった社会保障費が膨らめば財政悪化の要因となる。

>出生児数は83万1000人と前年より4万人減った。死亡者数は6万8000人増の144万人だった。出生児数が死亡者数を下回る自然減は15年連続になった。

>総人口の減少幅の拡大は新型コロナウイルス禍に伴う入国制限で外国人の流入が減ったことも一因だ。外国人に関し出国者数が入国者数を上回る社会減が2万8000人で、9年ぶりのマイナスとなった。

<参考=「総人口64万人減の1億2550万人 21年、減少率最大に」(日本経済新聞)>
(22/04/15)


NO.2792 <スギ花粉対策>発生源の、雄花枯らす「飛散防止剤」で、狙い撃ち/林野庁が検証へ<!><起稿 シバケン>(22/04/16)


【シバケン】 2022/04/16 (Sat) 17:04

的なるは、ン十年の昔から、言うだけなら、言われてたですが。
或いは、花粉の少ないスギにするとか。
これも、同様の、ン十年の昔っから、聞いてるですが。

花粉の少ない品種の件なら、当記事にも、触れられてるです。
「花粉の少ない品種のスギに植え替える対策を進めてきた。しかし、全国のスギ人工林は17年時点で東京都の面積の約20倍にあたる444万ヘクタールあり、植え替えには長い年月がかかる。将来は植え替えと薬剤散布の両輪で、花粉症対策を進める。」

長い年月ねえ。
言い出して、即なら、遠の昔に、終えてるです。
どちにしろ、案だけはあったですが。その1つが、やとで、検証される<?>
検証終えて、本格実施されるの頃には、当方、あの世哉と。
まあねえ、それまでには、花粉症も、軽くなって、呉れてたらと。

どちにしろ、
理屈ばかり、こね回さず、早くに実行して頂戴<!>

<図>
薬剤でスギ花粉の飛散を抑える仕組み



>林野庁は今年度、スギ花粉の発生源となる雄花を枯らす「スギ花粉飛散防止剤」の実用化に向け、静岡県のスギ林で空中散布の実証試験を始める。翌春の花粉量がどれだけ減るのかを検証し、花粉症の新たな対策につなげる考えだ。

>この薬剤は、植物油などが原料で化粧品などにも使われる界面活性剤「トリオレイン酸ソルビタン」が主成分。東京農業大などが、様々な天然由来の物質を使い、花粉抑制効果を調べる中で発見した。2016年に農薬に登録されたが、研究使用にとどまっている。

>林野庁は薬剤を花粉症対策に広く活用するため、3400万円の予算でドローンなどを使った空中散布の実証試験を計画。東農大や静岡県、ヤマハ発動機などのチームが、雄花が花粉を作り始める8~9月頃、浜松市内の県所有のスギ林や高校の演習林で行う。

>この薬剤は、雄花の細胞が衰えるホルモンの分泌を促す。チームはこれまで、薬剤の濃度を5%に薄めた液体を試験的に散布するなどして、スギの雄花の9割を枯死させる一方、昆虫類や淡水魚、農作物に害を与えず、土壌中の微生物が薬剤を1日程度で分解することを確認している。

>実証試験では、少量でも同じ効果を得られるように様々な濃度で散布し、最適の濃度を突き止めるのが目標だ。来年度には有人ヘリコプターを使って、大規模に散布する技術を確立する。

>同庁はこれまで、花粉の少ない品種のスギに植え替える対策を進めてきた。しかし、全国のスギ人工林は17年時点で東京都の面積の約20倍にあたる444万ヘクタールあり、植え替えには長い年月がかかる。将来は植え替えと薬剤散布の両輪で、花粉症対策を進める。

>日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会(当時)が20年に発表した約2万人を対象にした調査によると、スギ花粉症に悩む人は39%で、10歳代に限ると50%に上る。

>東農大の 小塩こしお 海平教授(植物生理学)は「薬剤散布を実用化できれば、花粉症の症状を軽減できるだろう」と話す。

<参考=「スギ花粉の発生源、雄花枯らす「飛散防止剤」を狙い撃ち…林野庁が検証へ」(読売新聞)>
(22/04/16)


NO.2793 <歴史は繰り返す>いま見るべき「カティンの森」/同じ事がキーウ(キエフ)近郊で<!><起稿 シバケン>(22/04/16)


【シバケン】 2022/04/16 (Sat) 21:59

ロシアの本質は替わらない。
どこの国も、本質は替わらない。
果たして、日本国は<?>

<写真>
ノーベル文学賞を受けたポーランドの詩人、シンボルスカ。同国の苦難の歴史は教訓に満ちている(共同



>いま見るべき「カティンの森」
>1939年9月1日、ドイツ軍はポーランド侵攻を開始する。第二次世界大戦の始まりだ。同月17日には独ソ不可侵条約の秘密条項(東ヨーロッパをドイツとソ連の勢力圏に分割する)に基づき、ソ連がポーランドになだれ込む。東へ逃げる人々と西へ逃げる人々がかち合う橋の場面からその映画は始まる。ポーランドのアンジェイ・ワイダ監督(1926~2016年)が2007年に制作した「カティンの森」である。

>世界中どの国にも苦難の歴史はあると思うが、ヒトラーのドイツ軍とスターリンのソ連軍の挟み撃ちにあい、その後ソ連の衛星国にされたポーランドの人々の苦難は想像に余りある。

>侵攻を受けたときポーランド政府は、ドイツに宣戦布告していたフランスとイギリスの援軍に期待したが見殺しにされ、首都ワルシャワはあっけなく陥落する。ドイツの侵攻理由は、ポーランド国内で「虐待されている」少数派たるドイツ系住民の保護だった。歴史は繰り返す。

>一方、東部を占領したソ連軍はポーランド軍を解体し、全将校およそ2万人を捕虜として収容所送りにする。事件はその直後に起こる。1940年春、全将校がカティンの森を含む5カ所で銃殺される。抵抗できない捕虜を無慈悲に処刑した理由は、スターリンの恨みにあったともいわれている。第一次世界大戦直後に勃発したポーランド・ボルシェビキ(赤軍)戦争で苦杯を喫した恨みである。ポーランド将校の多くはその戦争に従軍していたのだ。もちろんポーランド軍の再建を困難にする狙いもあった。

>その後、独ソ不可侵条約を破ってソ連領に侵攻したドイツ軍が43年、大量虐殺の情報をキャッチしてカティンの森の現場を発掘すると、頭を撃ち抜かれた4千を超える遺体が発見された。ドイツがこの事実を公表すると、ソ連はすぐさま、ナチスの犯行をソ連に押しつけていると反論した。歴史は繰り返す。

>大戦後、ソ連の衛星国にされたポーランドと東ドイツでは、カティンの森事件はタブーとなる。西ドイツも敗戦国の弱みもあってソ連の責任を追及するのを控えた。この事件が明るみに出るのは、ゴルバチョフ書記長の時代になってからだ。グラスノスチ(情報公開)とペレストロイカ(改革)を掲げたゴルバチョフ政権が自国の犯行と認め、ポーランドに謝罪したのは90年4月のことだった。

>映画の後半、無抵抗の将校を森に掘った穴の前に立たせ、その後頭部を次々と銃で撃ち抜く場面は、凄惨(せいさん)のひと言だ。おそらくいまこの時にも、ロシア軍が制圧したウクライナのそこかしこで同じようなことが起きているはずだ。父をカティンの森で殺害されたワイダ監督が80歳にして撮ったこの作品は、いまこそ直視すべきだ。アマゾンのプライムビデオで見ることができる。

>今月上旬、ポーランドのモラウィエツキ首相は、ロシアが全体主義のファシズム国家であり、ウクライナにおける行為は「ジェノサイド(大量虐殺)」だと言い切り、同時にドイツとフランスの対応を非難した。ドイツのショルツ首相には「今聞くべきは、ドイツ企業の声ではない。罪のない女性や子供の声だ」と、フランスのマクロン大統領には「あなたはプーチン大統領と何回交渉したのか。何を成し遂げたのか。犯罪者とは話し合いより、戦うべきだ。ヒトラーやスターリン、ポル・ポトとも交渉するのか」と。

>ポーランドの歴史を知れば、むべなるかなと思う。国連によると、4月5日の時点で420万人以上がウクライナを離れ、250万人をポーランドが受け入れているのだ。自国で起こった悲劇がウクライナで繰り返されていると共振し、自分たちにできることをしようとするポーランドに、私たちはもっと注目していいはずだ。


>話し合うより戦うべきか?
>いま、96年にノーベル文学賞を受けたポーランドの女性詩人、ヴィスワヴァ・シンボルスカ(1923~2012年)の『終わりと始まり』(沼野充義訳)を読んでいる。次に掲げるのは「憎しみ」という詩の一節だ。

>《宗教やら何やらで/人はスタートの姿勢をとり/祖国とか何とかで/人は「よーい、どん!」で駆けだしていく/はじめは正義だってがんばっているのだが/やがて憎しみが勝手に突っ走るようになる/憎しみ 憎しみ/その顔は愛の恍惚(こうこつ)に/歪(ゆが)んでいる》

>彼女は個として不条理な世界と向き合い、たおやかな言葉で個に語りかける。

>「犯罪者とは話し合いより、戦うべきだ」というモラウィエツキ首相の言葉に深くうなずいた私は、彼女の詩を読んで立ち止まらざるを得なくなる。

>同書の巻末にはノーベル文学賞記念講演が収められている。ここで彼女は、この世界の悪党、独裁者、狂信者、煽動(せんどう)家たちが熱心に仕事を遂行するのは、彼らに「わたしは知らない」という謙虚な認識が欠けているからだと指摘したうえでこう述べる。

>《彼らは知っているから、自分の知っていることだけで永遠に満ち足りてしまう。彼らはそれ以上、何にも興味を持ちません。興味を持ったりしたら、自分の論拠の力を弱めることにもなりかねないからです》

>彼女こそモンテーニュの正統の後継者だ。モンテーニュは『エセー』第2巻第12章「レーモン・スボン弁護」にこう記している。

>《人間の病は、「おれは知っているぞ」という思いあがりである》(関根秀雄訳)

>裁判官だった彼は、職場で同僚たちが、思い上がりによってろくでもない判決を言い渡してきたことを見聞してきた。37歳で職を辞し、自分の城に籠もって『エセー』を書き始めた彼は43歳のとき、中央に均衡を保ったてんびん、周囲に作製年の「1576」、彼の年齢である「43」、ギリシャ語の「エペコー」(私は判断を留保する)を刻印した銅製のメダルを作る。「エペコー」こそ、彼の思想の核となる「クセジュ」(私は何を知っているのか)の元になった言葉だ。


>彼女の言葉を続けよう。

>《どんな知識も、自分のなかから新たな疑問を生みださなければ、すぐに死んだものになり、生命を保つのに好都合な温度を失ってしまいます。最近の、そして現代の歴史を見ればよくわかるように、極端な場合にはそういった知識は社会にとって致命的に危険なものにさえなり得るのです》

>彼女の危惧はいま現実のものとなった。「死んだ知識」に操られたプーチン大統領の「核の使用も辞さない」という恫喝(どうかつ)を受け、西側の指導者たちはその対応に右往左往している。ウクライナ軍に武器を供与すると同時に、ブーメラン効果を覚悟のうえで経済制裁を続けてロシアの自壊を待つのか、それとも…。いまこの瞬間にも、狂信者によってウクライナの人々は殺戮(さつりく)されている。

<参考=「モンテーニュとの対話 「随想録」を読みながら (125)「死んだ知識」に操られたプーチン大統領」(産経新聞)>
(22/04/16)


NO.2794 トヨタ自動車のEV「bZ4X」、5月12日より貸出申込開始<起稿 磯津千由紀>(22/04/17)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/17 (Sun) 12:28

 こんにちは。


 KINTOより電子メールが来ました。
 月間利用料金は5月2日に発表するそうです。

********** 以下引用 **********

トヨタの新型電気自動車(BEV)「bZ4X」のお申し込みを5月12日(木)より開始することが決定しました。
なお、KINTOでは個人契約のお客様が対象です。
法人のお客様はお近くのトヨタレンタリース店にお問い合わせください
https://mobility.toyota.jp/leasing/shop/

今回KINTOでは、bZ4X向けの専用プランを新たにご用意いたしました。
最長で10年お乗りいただくことができ、バッテリー性能・下取り・メンテナンスといったBEVならではの心配ごとを気にすることなく、bZ4Xを長く・安心して楽しんでいただける内容となっております。
なお月額利用料は未定で、5月2日(月)にお知らせする予定です。

▼bZ4X専用プランの詳細
https://toyota.jp/bz4x/contract/
<消滅・24/04/27>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/02 (Mon) 17:00

 こんにちは。


 KINTOより電子メールが来ました。
 月間利用料金が発表されました。た、高い!?。

********** 以下抜粋引用 **********

Z4Xの取り扱い開始時間と月額利用料が決定しました!
5月12日(木)正午よりお申し込み受け付けを開始し、予定数に達し次第、第1期の受付を終了いたします。第2期のお申し込み受付は秋口以降を予定しております。
(KINTOでは個人契約のお客様が対象です。法人のお客様はお近くのトヨタレンタリース店(https://mobility.toyota.jp/leasing/shop/)にお問い合わせください)

最長10年お乗りいただけるbZ4X専用プランですが、2WD・18インチタイヤ×標準ルーフパッケージ・追加オプション無しの場合、マイカーにかかる費用がコミコミで1~4年目の月額利用料はCEV補助金のみ適用で88,220円/月(税込)、補助金未適用で107,800円/月(税込)です。また、5年目以降は段階的に料金が下がり長くお乗りいただくほどリーズナブルです。お客様の居住地によっては、自治体からの補助金も交付のうえ、月額利用料に適用できる場合があります。詳細はWEBサイトにてご確認ください。

<中略>

なお、お申し込みにあたりましては免許証や、お客様情報の入力などが必要です。必要なものとお申し込みの流れはこちらにおまとめしておりますので、予めご確認いただきますとお申し込みを円滑に行っていただけます。

<中略>

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~ bZ4Xが試乗できるKINTO POP UPカウンターを湘南T-SITEで開催! ~

神奈川県藤沢市の湘南T-SITEにてbZ4Xの展示・試乗イベントが5月1日より始まりました。ご好評につき5月前半の試乗枠は満枠となってしまいましたが、5月12日(木)以降の試乗予約は5月6日(金)から受付開始する予定です。

<中略>

=========================
・サービスに関するお問い合わせは、 よくあるご質問をご確認のうえ、カスタマーセンターにお問い合わせください。
https://faq.kinto-jp.com/?site_domain=bz4x

【KINTOカスタマーセンター】
Tel:0120-075-910
受付時間9:00~18:00年中無休(年末年始を除く)
※混雑時など繋がりにくいことが予想されますのでご了承ください。
お問い合わせフォーム
https://kinto-jp.com/customer/contact
<消滅・23/08/18>

・このメールアドレスは配信専用です。このメールに直接返信いただいても対応できませんのでご了承ください。
・メールアドレスのご変更、本メールの配信停止をご希望の方は、My KINTOにログイン後「会員情報」メニューよりお手続きいただきますようお願い申し上げます。
https://kinto-jp.com/customer/login
<消滅・23/03/31>
※配信停止のお手続きをいただいてから反映までに数日かかることがあり、お手続き後にメールが届いてしまう場合がございます。誠に恐れ入りますがご了承ください。

<メール送信元>
株式会社KINTO 名古屋市中村区名駅四丁目8番18号 名古屋三井ビルディング北館 14F
(C)KINTO Corporation. All rights reserved


NO.2795 介護保険料<起稿 磯津千由紀>(22/04/18)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/18 (Mon) 22:58

 今日4月18日(月)、介護保険料納付書が届いた。
 65歳になったので。(40~64歳では健保掛金と一緒に納める)
 尚、電動車椅子を借りる際に介護保険から9割が支払われるらしいので、何年か先には受給するかもしれないからと、介護保険制度については少し調べたことがある。介護保険の受給のための診断書は書けると数年前に医師に言われた(脊椎管狭窄症などの特定の疾患があると若いうちから受給可能)が、未だ百メートル以上は歩けるので、今は受給してない。
 因みに、食事や入浴に介助が必要な状態ではないので、当面、デイサービスを受ける気はない。


NO.2796 <祇園祭の山鉾巡行>3年ブリに開催<?>/2020年、21年は巡行せず。<起稿 シバケン>(22/04/20)


【シバケン】 2022/04/20 (Wed) 16:49

<参考=NO.2433 <京都・祇園祭>事実上、2021年も中止
(21/07/01)


やるなら、やる。
やらんなら、やらんと、早めに決めませんとと。

で、
2022年は、本来の姿で、実施<?>

まあねえ、新型コロナ・ウィルスの状況にも寄るですが。
いつまで、配慮してるのか。もあるですが、感染するも困るです。

加えての、大観衆、見物人をどするやと。まあねえ、コロナが収まってたら、大いに結構なれど、です。

<写真1>
山鉾巡行に代わり、2年ぶりに鉾が立った四条通を徒歩で巡行する各山鉾町の代表ら(2021年7月、京都市下京区)



<写真2>
祇園祭前祭で巡行する山鉾(2019年7月、京都市下京区・四条河原町交差点)



>新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年、21年と中止された祇園祭の山鉾巡行について、祇園祭山鉾連合会(京都市中京区)は20日、今年7月に3年ぶりに開催する方針を決め、発表した。

>山鉾保存会の代表者が集まった会議で決定した。記者会見した同連合会の木村幾次郎理事長は「感染対策の徹底を前提に、文化遺産を継承する連合会、保存会の思いとして、できる限り本来のかたちで行事を催行することを確認し、総意として決定した」と述べた。

>新型コロナの緊急事態宣言が出た場合は「計画を大幅に見直す」とし、宵山行事については関係機関と調整中のため、決まり次第発表するとしている、

>感染対策として同連合会は、各保存会の行事参加者はワクチン接種を受けるかPCR検査での陰性を確認する▽授与品販売の整理要員を置く▽宵山期間の山鉾見物は昼間にお願いする▽近隣の飲食店に路上販売を自粛していただく-などに取り組むとした。

>山鉾巡行は7月17日に前祭(さきまつり)の23基、24日に後祭の11基に分かれて行う。今年は鷹山(たかやま)が江戸時代後期以来、後祭の巡行に本格復帰する。

>20年は58年ぶりの中止となり、21年も断念した。2年続けて開催できなかったのは、太平洋戦争の影響で1943年から4年連続中止となって以来だった。

>20、21年は各山鉾保存会の代表者らが榊(さかき)を手に八坂神社四条御旅所(京都市下京区)まで歩く「拝礼行列」を実施した。

<参考=「祇園祭の山鉾巡行、3年ぶりに開催へ 「できる限り本来のかたちで行事を実施」」(京都新聞)>
(22/04/20)
<消滅・23/05/27>


NO.2797 掛川市中央二丁目のCREEPYのクレープ<起稿 磯津千由紀>(22/04/22)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/22 (Fri) 19:41

 こんばんは。


 掛川スーパー本店の少し北(掛川市中央二丁目3-12)に、小さなクレープ・タピオカ店のクレープスペースCREEPY(クリーピー)がある。頻繁に通る道沿いではないし、前を通っても小さな店ゆえ見落としていて、存在に気付いたのは今年に入ってからである。
 定休日の火曜日の他にも不定休が多く、行っても閉まってることが多かった。
 今日4月22日(金)、矢崎町のあつみクリニックと中央一丁目のカメラのキタムラ掛川中央店の帰りに寄ったら、開いていた。

 いちばんの売れ筋という「いちごクリームのクレープ」600円を2個、買ってきた。
 美味しかったが、クレープというものは高価な代物だと分かった。


NO.2798 4月10日(日)菊川文化会館アエルの奥村友美PIANO/長尾春花VIOLINデュオコンサート<起稿 磯津千由紀>(22/04/23)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/23 (Sat) 02:09

 こんばんは。


 風邪のため、投稿が10日以上、遅れた。

 女性2名の演奏者による、ピアノとヴァイオリンの、コンサートである。
 長尾春花の経歴は凄い(パンフの裏面を参照)が、一箇月前に急遽、広いアエル大ホールに会場を変更したからか、ソーシャルディスタンスを確保して尚、席はがらがら。
 全席自由席だったので、前から2列目の、中央からそう外れてない席に、陣取った。
 良いコンサートだった。前半47分、後半43分、アンコール7分、再アンコール6分。
 とりわけヴァイオリンが見事だったので、帰宅後にCDかダウンロード楽曲を注文しようとしたところ、こはいかに、長尾春花女史のCD等は出てないようなのである。

 ところで、長尾春花女史の御父上は掛川では有名人だったが、数箇月前に鬼籍に入られた。

 演奏は良かったが、会場アエルが、駐車場から建物まで遠くて歩くのがしんどく、館内にも小階段が多かった。たった30年前に建てたにしては、ユニヴァーサルデザインには程遠い。
 アエルは、東名高速道路菊川インターチェンジから近いのだが、昔は有った看板が極めて少なくなっており、初めての人は事前に場所を良く確かめておくことを、お薦めする。゙

 話は逸れるが、諸事情で昼食を食べ損ねたので、帰路に、2年ぐらい前に見付けたカレー店「ガンジス川」に初めて寄って、早めの夕食。岡本クリニックの閉院に起因する転院の後、菊川市加茂に行く機会が無くて、行きそびれていた。別記事の予定。
 其の後、丸亀製麺菊川店に回って「うどん弁当」を買おうとしたが、注文待ちの列が長くのろいので中止。
 此れだけの行程を経ても、走行14キロメートル。掛川市中心部に出るのと変わらない。




NO.2799 4月10日(日)菊川市加茂のカレー店「ガンジス川」のランチ<起稿 磯津千由紀>(22/04/23)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/23 (Sat) 16:27

 こんにちは。


 当地には、インド風やネパール風のカレー店が多い。掛川市北部だけでも、「ガネーシャ」(旧カトマンズ)と「ビニータ」と「デリー」がある。

 さて、2年ぐらい前まで菊川市加茂の岡本クリニックに通っていた。最後の通院の際、新たにカレー店が出来てるのを発見していた。しかし、岡本クリニックに通わなくなって、加茂に行く機会がなく長い日々が過ぎた。
 4月10日(日)午後、加茂からほど近い菊川文化会館アエルに、奥村友美PIANO/長尾春花VIOLINデュオコンサートを聴きに行き、諸事情で昼食抜きだったこともあり、コンサート終了後に、該カレー店「ガンジス川」に行ってみると、16時を回っていたのに「ランチ」の看板が出ていた。ランチなら安かろうと、早めの夕食に寄ってみた。
 「ガンジス川 加茂店」は、東名高速道路菊川インターチェンジの少し南の、「菊川インターチェンジ南」交差点の角にある。菊川市加茂5601。駐車場は狭い。
 入店してみると、ランチは、平日11~15時、土日祝11~17時の提供だった。(ディナーは平日も土日祝も17~22時で、無休)

 いちばん安い(と思い込んだ)、890円の「Aランチ」(カレーはチキン、辛さは普通、ソフトドリンクはラッシー)を注文。ナン(お代わり自由)が巨大だった(Aランチではライスを選べない)。早めの夕食だったから許容の価格だが、日々のランチには高すぎる。

<Aランチの写真>



 改めて見ると、ランチメニューに、850円の「カレーライス」(ミニサラダとソフトドリンク付き)があった。
 メニューの写真では、890円のAランチと950円のBランチの違いが潰れて分からぬだろうが、選べるカレーの種類の違いである。

<ランチメニューの写真>



 尚、「普通の辛さ」とは、辛さが0~5に数値化されてるうちの2であった。辛さの普遍的な基準がない(あるのかもしれぬが私は知らない)ので表現が難しいが、パウチの欧風カレー「カレーマルシェ」の中辛と同じぐらいで、辛いものが苦手な人でも大丈夫だが子供には辛すぎるという程度であろうか。(カレーの辛さを数値で示して客に選ばせるのは、47年前に渋谷に開店した「ボルツ」が有名どころでは最初であろうか、ボルツ創業者は東急目蒲線西小山駅そばに住んでいた、ボルツは漫画「包丁人味平」のモデルにもなった)
 店のスタッフの日本語は、インド風・ネパール風カレー店の多くと同じく、片言であった。
 「インド料理」の看板が出ていたが、WebサイトのURLは「http://nepal-curry.com/」なのでネパール風カレーの店であろう、ガネーシャと同様に。
 クレジットカードを使えるが、「ガンジスガワ オオイガワテン」の利用となっていた。


NO.2800 知床半島沖合を航行中の観光船「カズ1」が多分沈没 26人乗船 北海道<起稿 磯津千由紀>(22/04/24)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/24 (Sun) 17:36

 こんにちは。


 経緯が分かるように、いちばん古い記事を引用します。

 記事より後の状況を少し。
 乗員・乗客は26名。
 関係者談では全員が救命胴衣を装着してたそうですが、水温は摂氏5度以下。
 海上保安庁の航空機と巡視船および自衛隊ならびに多数の漁船が捜索・救助に向かうが、未だ船体は見付からず、発見された10名は全員が死亡していた。


> 23日午後1時15分ごろ、北海道・知床半島の沖合を航行中の観光船から「浸水している」と118番通報があった。海上保安庁によると、観光船は約30人が乗っており、巡視船と航空機で救助に向かっている。

> 海上保安庁によると、現場は斜里町の観光名所「カシュニの滝」近くの海域。観光船は「知床遊覧船」が保有する「KAZU1」という。【三沢邦彦】


<参考=「知床半島沖合を航行中の観光船が浸水か 約30人乗船 北海道」(毎日新聞、4月23日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/25 (Mon) 01:12

<スタッフ大量退職で「操船未熟」の指摘も…連休前に観光船「お勧めしづらくなった」(讀賣新聞会員記事《尻切れ》、4月25日)>

 こんばんは。


 未熟なスタッフしか残っていなかったという情報が...


> 観光船を運航する「知床遊覧船」(北海道斜里町)は、2020年末に退職した元船長の男性によると、21年3月までにスタッフ5人が辞めた。会社側の人員整理方針と意見が合わなかったためという。

> 他社の船長によると、大量退職後、知床遊覧船の船が岸に近づきすぎたり、定置網の近くを通ったりする様子が目撃され、「操船技術が未熟だったようだ」という。「普通は座礁なんてしない。いつか人命に関わるような大きな事故が起きるのでは、と心配していた」と話した。

> 24日、知床遊覧船の事務所はカーテンが閉め切られ、室内の様子をうかがい知ることはできなかった。午後7時頃には関係者とみられる男性2人が出てきたが、報道陣の問いかけに応じることなく、立ち去った。


> 観光船、大型連休は運航自粛

> この日、事故を受けて知床遊覧船など地元4社でつくる知床小型観光船協議会は、今月28日~5月8日の間、小型観光船の運航を自粛することを決めた。世界自然遺産の知床は例年、春の大型連休から本格的な観光シーズンに入る。知床半島のレジャー業者や宿泊施設からは観光への影響を心配する声が上がる。

> 「観光客には『まずは船に乗って』と言ってきたのに。もうお勧めしづらくなった」。地元の観光施設で30年以上働く女性(66)は打ち明けた。
<以下、会員記事のため、引用不能(残り:611文字/全文:1305文字)>

<参考=「スタッフ大量退職で「操船未熟」の指摘も…連休前に観光船「お勧めしづらくなった」」(讀賣新聞会員記事《尻切れ》、4月25日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/26 (Tue) 13:05

 こんにちは。


 現地で捜索に当たってる漁船が魚探で船影かもしれないものを捉えた由。
 13時のNHK総合テレビのニュースにて「今入ってきたニュース」とのこと。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/28 (Thu) 15:49

副題=27日、知床 観光船遭難【詳細】運航会社社長が初会見 当日の状況は…

 こんにちは。


 土下座して謝ったものの、内容的には責任回避の言い訳。


> 北海道の知床半島の沖合で観光船が遭難した事故は発生から5日目。
> 観光船の運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長の初めての記者会見が午後4時50分ごろから斜里町内のホテルで行われました。
> 会見では桂田社長が「被害者の方々に対し、大変申し訳ございませんでした」などと謝罪したうえで、事故当日の状況や運航の安全管理体制などについて説明。会見は、午後7時すぎに終了しました。


> 当日の状況は…

> 記者会見で運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長は遭難事故が起きた23日当日の経緯について用意した資料をもとに説明しました。

> それによりますと、今月23日の午前8時ごろ、桂田社長は「KAZU 1」の豊田徳幸船長と当日のクルーズについて打ち合わせをしたということです。

> その際、豊田船長から「午後、天気が荒れる可能性があるが、午前10時からのクルーズは出航可能」と報告があったとしています。

> この報告を踏まえ、桂田社長は海が荒れるようであれば引き返す、条件付きの運航とすることにして、当日の出航を決めたということです。

> その30分後の午前8時半になって、ほかの船長から会社にある無線のアンテナが故障していると報告があり、すぐに業者に修理を依頼したということです。ただ、無線が故障していても、携帯電話や同業他社の無線を借りることも可能だったため、出航を取りやめる判断はしなかったとしています。

> そして、午前10時、乗客を乗せた「KAZU 1」は港を出発しました。
> 3時間余りたった午後1時13分、「KAZU 1」からほかの運航会社に「今、カシュニの滝だけど戻るのが遅れます」と無線で連絡が入りました。

> 5分後の午後1時18分、「KAZU 1」から再び、ほかの運航会社に無線で「船首が浸水している」などと救助を求める連絡があり、この会社から海上保安庁に救助要請を行ったということです。

> また、その後、「KAZU 1」も直接、海上保安庁と連絡を取り合っていたということです。

> その結果、午後4時半ごろに海上保安庁の航空機が現場海域に到着し、救助活動が開始されたということです。


> 事故前日までの経過は…

> 桂田社長は、事故前日までの経過について、用意した資料をもとに説明しました。

> それによりますと、去年5月「KAZU 1」は、船首が海上の浮遊物と接触する事故を起こしたということです。このとき船を運航していたのは豊田徳幸船長ではなかったとしています。

> また、「KAZU 1」は、翌6月に、船尾を暗礁にこする座礁事故も起こしたということです。このとき運航していたのは豊田船長で、ほかに同乗してかじを取った従業員もいたとしています。

> 座礁事故を受けて、去年7月、会社は「KAZU 1」を造船会社に修理に出し、修理が完了したあと日本小型船舶検査機構の検査を受けて、合格したということです。

> その後、北海道運輸局から会社に対し、これら2つの事故に関する行政指導があり、会社は改善報告書を提出したということです。

> ことし1月からは今シーズンの運航に向け「KAZU 1」を陸に揚げ、造船会社に船の整備を依頼しました。
今月15日に整備が完了し、その後、複数回、テスト走行をしたのち、今月20日に日本小型船舶検査機構の中間検査を受けて合格したとしています。

> 翌21日、「KAZU 1」はほかの運航会社3社とともに事故を想定した救助訓練を行い、同じ日に行われた海上保安庁の定期的な安全点検では、救命胴衣や船体の検査が実施されましたが、船体の亀裂などの指摘はなかったということです。

> そして、事故前日の22日は、豊田船長が「KAZU 1」でほかの運航会社とともに、事故当日の23日と同様のコースで海上の漂流物を確認する安全確認の運航を行ったとしています。


> <桂田社長 会見要旨>

> 桂田社長は記者会見で「このたびは当社の船舶のクルーズの中で大変な事故を起こしてしまい、被害者の方々に対し、大変、申し訳ございませんでした。被害者の方々のご家族に対して大変な負担をかけております、申し訳ございませんでした」と謝罪しました。

> そして、「現在捜索中の被害者の方が一日でも早く見つかることを心よりお祈りするとともに、捜索のためにできうることをしていくつもりでございます。今後、被害者の気持ちを第一に考えて対処するとともに、原因究明のための協力を全力で行っていく所存でございます。このたびは大変申し訳ございませんでした」と述べ、今後の調査に協力していく考えを示しました。


> “引き返す条件付きで運航決定”

> 事故当日の朝の豊田船長とのやり取りについて。
午前8時ごろ、当日のクルーズの打ち合わせを行ったとしたうえでー

> 「豊田氏から午後の天気が荒れる可能性があるが、当日、午前10時からのクルーズは、出航可能との報告があった。この時点での風と波も強くなかったので、海が荒れるようであれば引き返す条件付き運航とすることを豊田船長と打ち合わせ、出航を決定した」

> 「午前8時半ごろには、社内のほかの船長から、会社の無線のアンテナが、屋根から落ちているとの報告があり、午前9時10分ごろ、業者に修理を依頼した」

> 「当社の無線の故障は、携帯電話や隣接する他の運航会社の無線でのやり取りも可能であるため、出航を停止する判断はしなかった」


> 「謝罪をするしかございません」

> 会見に先立って行った、家族への説明会についてー
> 「今のところ私としては正直なところ、謝罪をするしかございません。大切な家族を失ったわけでございますので、まだ捜索中の方も、見つかった方もいらっしゃいます。謝罪しても謝罪のしようがございませんでした」

> 家族の反応についてー
> 「私ができるかぎりのことをやってあげたい、それしかできることはないと思いました。やり場のない感情も含め、私としては精いっぱいの会見になってしまいました」


> 通報の経緯は…

> 救助要請の通報経緯についてー
> 「午前10時にウトロ港を出航し、『KAZU 1』から午後1時13分にほかの運航会社に無線連絡でカシュニの滝に向かうのと、戻るのが少し遅れるとの連絡がありました。その後、午後1時18分、ほかの運航会社に無線連絡で船首が浸水していると救助を求める連絡があり、ほかの運航会社が海上保安庁にその時、救助要請をかけてくれています。その後は海上保安庁と『KAZU 1』の無線でやり取りを行っております。午後4時半、海上保安庁の航空機などが現場に到着し、救助活動を開始したと聞いております。私が今のところ把握している事実は以上です」


> 出航“通常どおり問題ないと思った”

> ほかの漁船や観光船の事業者から波が高いから出航を控えるよう言われながらも出航したことについてー
> 「私も現場にいて見送ったが、通常どおり問題ないと思った。観光船の事務所では、天候が急変した場合に、予定地点に到達できないことがあると伝えていて、船長判断で戻ってくることを長年やっている。当日8時に豊田船長と打ち合わせをして私が決めた」


> 出航の基準についてー

> 「波が1m以下、風速8m以下、視界が300m以上ないと出航できない」


> 事故を知った経緯は…

> 桂田社長は、事故を知った経緯について、浸水しているという連絡が他社に入ってすぐ、事務所につめていた担当者から携帯電話に連絡があったと説明しました。


>その後の対応についてー

> 「漁業関係者に連絡し、救助チームがあるということで出航の手はずを整えてもらう予定だった」
> 「その後、波が高くなり、風が出てきて助けに行けないかもしれないということで、海上保安庁の救助に任せることになった」

> また、自身は連絡があった際、会社にはおらず病院にいたと説明しました。


> 事故に至った理由「私のいたらなさ」

> 桂田社長は、船長との打ち合わせについて、シーズン中は毎日、海沿いにある建物で話をしていると説明しました。

> 事故に至った理由についてー
> 「私のいたらなさだと感じています」

> 当日、観光船の出航を決めた判断についてー
> 「いまとなれば、このような事故を起こしてしまったので、間違っていたと思っています」


> 「収益のために無理に出航させたことはない」

> 会社の体制についてー
> 「事故当時は8人でやっていました。通常、大型連休に向けてさらにスタッフを4月に雇うが、コロナ禍でもあったので、8人でスタートした」

> 会社の収益のために無理な出航をするのかー
> 「収益のために無理に出航させたことはない」

> 会社のアンテナが故障していたことについてー
> 「私も気付かず、当日の朝8時半に他社から指摘され、午前9時10分に専門の業者に連絡した」

> 当時、波浪注意報が出されていたのに出航したことについてー
> 「注意報は把握していたが、ウトロ港の近くを車で走っても海は平穏だったし条件付き運航をしているので大丈夫だと思っていた」

> 桂田社長は5年前に観光船の運航会社を前社長から譲り受ける形で社長になったと説明。譲り受けた当初についてー
「すべて訓練されたスタッフ、船をつける場所や船などがそろっていたので、安心して社長としてやっておりました」

> スタッフの体制についてー
> 「(シーズンオフの)12月から4月の間に、新型コロナの時期に、今後どうやっていくかスタッフと話をして、意見の不一致で、ことしの4月に入ってこなかった人もいた」

> 豊田船長に操船を任せたことについてー
> 「通常はベテラン船長を3年ぐらいつけて指導していたが、豊田さんについては水上バスとか運転していたり、そういうところも含めて船長にするという判断があった」

> 事故の原因を問われたのに対しー
> 「実際に事故が起きていて、私の至らなさだと思っている。事故の原因も分からない。そういう至らなさだ」

> 桂田社長は5年前に観光船の運航会社を前社長から譲り受ける形で社長になったと説明。譲り受けた当初についてー
> 「すべて訓練されたスタッフ、船をつける場所や船などがそろっていたので、安心して社長としてやっておりました」

> スタッフの体制についてー
> 「(シーズンオフの)12月から4月の間に、新型コロナの時期に、今後どうやっていくかスタッフと話をして、意見の不一致で、ことしの4月に入ってこなかった人もいた」

> 豊田船長に操船を任せたことについてー
> 「通常はベテラン船長を3年ぐらいつけて指導していたが、豊田さんについては水上バスとか運転していたり、そういうところも含めて船長にするという判断があった」

> 事故の原因を問われたのに対しー
> 「実際に事故が起きていて、私の至らなさだと思っている。事故の原因も分からない。そういう至らなさだ」


> “何度か遅れるという連絡あった”

> 出港後の天気図の確認や船長への連絡についてー
> 「できなかった。事務所に人がいたので自分からは行わなかった」

> 当日の運航予定についてー
> 「船は午後1時に戻る予定だったが、午後1時13分に遅れるという連絡までに、時間は不確定だが、何度か遅れるという連絡はあった」

> 船に衛星電話を積んでいたかどうかー
> 「積んでいたと認識していたが、故障していたために修理に出していて、積んでいなかったと聞いている。実際どうだったのか確認できていない」

> 天気図を見誤ったのではないかという指摘についてー
> 「自然現象なので、常に正確ではない」
> 「船長が適切に判断して運航していると思っていた。今回は至らなかった」


> “これまでも条件付き運航は行っていた”

> 乗客の家族の中に、事故から時間が経ってから連絡がついた人もいた理由についてー
> 「当日から関係各所が遊覧船の事務所に詰めていたが、乗船名簿でわかるのは本人の連絡先のため、実家の連絡先は書いていなかった。遅れた理由はそこにある」

> 出航の判断を行うにあたって、豊田船長が当日、天気予報を確認していたかどうかについてー
> 「確認していたとは思うが、確認しているところは見ていない」

> これまでも、波浪注意報が出ていても出航することがあったかについてー
> 「よく、ということはないが、条件付き運航は行っていた」

> 衛星電話が故障していたことを知ったタイミングについてー
> 「最終的に今回の事故が起きてから確認しました」
> 「衛星電話の調子が悪いのは聞いていたが、使えなくなっているという認識はなかった」

> 無線のアンテナが壊れていることを過去に指摘されていたのではないかー
> 「それはございません」


> 出航見合わせる基準「経験値のようなもの 紙に書いてはいない」

> 出航を見合わせる波や風の基準についてー
> 「数字は定めているが、経験値のようなもので、紙に書いてはいない」

> ほかの会社では、運航基準に条件を記載しているのではないかー
> 「聞いたことがない」


> 出航判断を行う基準は

> 出航判断を行う基準についてー
> 「数値は小型の観光船を運航する各社の中で、暗黙の了解として設定しているものだ」と述べました。

> なぜ、他社が出航しない時期に、いち早く単独で運航していたかー
> 「会社は譲り受けた会社であり、当初からそのような形だった。過去にはもっと早く出航したこともある」

> 「KAZU 1」の船体についてー
> 「何十年も走ってきたので、問題ないと思っていた」

> また桂田社長は、ほかの会社とともに、ことし4月21日に、事故を想定した救助訓練を行ったほか、翌日の22日には、実際のルートを運航し、安全確認を行ったと説明しました。それにもかかわらず、事故の当日まで、衛星電話や無線の故障に気づかなかったことについてー
> 「衛星電話は、修理して直っているのかなと思っていた。無線についても、毎日確認すると思うが、気づかなかったし、報告も受けていなかった」


> 会見前の説明会 家族からは怒号も

> 北海道斜里町のホテルでは桂田社長の記者会見に先立って、27日午後、船の乗客の家族に対して説明会が開かれました。

> 同席した町の観光協会の事務局長によりますと、桂田社長が状況を説明したのに対し、家族からは「なぜ天候が悪くなるとわかっていたのに出たのか」という声が相次いだということです。

> また、経過についての説明はその後に行われた記者会見で配られたのと同じ資料が使われたということで「資料だけでは足りない」など怒号が飛んだということです。

> 国土交通省などによりますと、家族の中にはその後開かれた記者会見の模様をオンラインでみていた人もいたということです。桂田社長は、28日も家族に直接、説明をすることにしています。


> 国土交通相 “会社による乗客の家族への対応 不十分”

> 北海道の知床半島沖で起きた観光船の遭難事故を受け、国土交通省が27日に開いた対策本部会議で、斉藤国土交通大臣は「運航会社の社長が乗船者のご家族に対し、謝罪と事故経緯の説明を行っているが、その内容は、到底ご家族の納得を得られるものではなかったと報告を受けている」と述べ、運航会社による乗客の家族への対応が十分でないという認識を示しました。そのうえで家族への対応や説明を丁寧に進めるよう求めました。


<参考=「知床 観光船遭難【詳細】運航会社社長が初会見 当日の状況は…」(NHK、4月28日)>
<消滅・23/05/07>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/28 (Thu) 19:21

副題=知床遊覧船の社長は海の素人

 こんばんは。


> 「数値は小型の観光船を運航する各社の中で、暗黙の了解として設定しているものだ」と述べました。

 現在テレビ放映中のNHKニュースで、運行基準に数値を記述しないと認可が下りない由。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/29 (Fri) 14:41

副題=知床沖、沈没した観光船発見 海自が水中カメラで確認(河北新報、4月29日)

 こんにちは。


 掃海艇ならではの装備ですね。
 そんな物があるとは思わず、サイドスキャンソーナで形状を確認して可能性が高ければダイバが潜って確認するだろうから、見付かるのは先だと見込んでました。


> 北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」=19トン=が遭難した事故で、海上自衛隊が29日、現場海域を水中カメラで調べた結果、深さ約100メートルの海中に沈んでいるカズワンを確認した。船体に船名が記されていた。不明者が船内に取り残されている恐れがあり、捜索と確認を急ぐ。

> カズワンが見つかったのは救助要請があった「カシュニの滝」付近の海中。

> 1管は捜索範囲を羅臼町側にも広げ、残る不明者の発見を急ぐ。ロシアの国境警備局から1管に「27日午後に国後島西の海域で漂流者を見つけたが、荒天で救助できず見失った」との連絡があった。

<参考=「知床沖、沈没した観光船発見 海自が水中カメラで確認」(河北新報、4月29日)>
<消滅・22/05/20>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/09 (Mon) 08:40

副題=民間の作業船が水中カメラで船体を確認(YouTubeのANN News、5月9日)

 おはようございます。


 サルベージ業者の船が現地入り。

<参考=「民間の作業船が水中カメラで船体を確認」(YouTubeのANN News、5月9日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/19 (Thu) 13:16

副題=潜水士がカズワン船内へ 19日「飽和潜水」作業船で捜索活動(毎日新聞有料記事、5月18日)

 こんにちは。


 今日、潜水士が沈没船内に。


> 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、深い海での捜索作業を可能にする「飽和潜水」を実施するため、拠点となる作業船「海進」が18日午後4時ごろ、沈没現場に向けて網走港を出港した。19日午後に潜水士がカズワンの内部に入り、行方不明者がいないか確認する。

> 第1管区海上保安本部(小樽)によると、潜水士3人が海進にある密閉された特殊な部屋で、時間をかけてヘリウムや酸素の混合ガスを吸いながらカズワンが沈む水深約120メートルの水圧に体を適応させる。その後、19日午後1時ごろに専用カプセルで海底へ向かう。

<参考=「潜水士がカズワン船内へ 19日「飽和潜水」作業船で捜索活動」(毎日新聞有料記事、5月18日)>
<消滅・23/05/27>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/24 (Tue) 13:18

副題=引き揚げた船体、もっと深い海底に落下

 こんにちは。

 自家用車のラジオでNHK第一放送によれば、民間のサルベージ会社が深度120メートルの海底から引き揚げた船体を深度20メートルに吊架して運搬中に、取り落とし(原因不明)て、深度182メートルの海底に沈んだ由。再引き揚げ可否はこれから検討するとのこと。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/25 (Wed) 12:11

副題=再び船体を吊り上げ予定

 こんにちは。


 現在放映中のNHK総合テレビのニュースによれば、明日~明後日に再び吊り上げの予定の由。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/25 (Wed) 14:05

副題=TBSニュース動画

 こんにちは。


 動画です。昨日のニュースなので、再引き揚げの具体的な話はまだありませんが、再引き揚げの予定だと言ってます。


<参考=「知床観光船“再び沈没” 水深182メートルに落下 引き揚げ移動中に作業船から外れ海底へ」(YouTube¥・TBS、5月24日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/28 (Sat) 19:20

副題=カズワン船内、不明者の発見に至らず 海保発表 知床観光船事故(毎日新聞、5月28日)

 こんばんは。


 今度は、引き揚げに成功しました。


> 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部は28日、引き揚げられたカズワンの船内を捜索したが、行方不明者の発見には至らなかったと発表した。

> 1管によると、船内での行方不明者の捜索は28日午後0時半ごろから約20分間、海上保安庁の特殊救難隊員4人が実施した。

> カズワンは27日に海上保安庁から委託を受けた民間企業「日本サルヴェージ」の作業船「海進」の上に引き揚げられ、網走港(北海道網走市)に入港した。【高橋由衣】

<参考=「カズワン船内、不明者の発見に至らず 海保発表 知床観光船事故」(毎日新聞、5月28日)>


NO.2801 なぜか見過ごされた尿検査の結果 ウィシュマさん死去1年<起稿 磯津千由紀>(22/04/24)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/24 (Sun) 18:04

 こんにちは。


 在留管理局でスリランカ女性が病死してから1年が経つそうですが、酷い病状を担当官が気付かなかったという言い訳には合理的な疑いが大きく残ります。


> スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が名古屋出入国在留管理局(名古屋市)で収容中に亡くなってから1年が過ぎた。死去前の顕著な体調悪化を示す重要な検査結果が、幾重にも見過ごされていたことが国会で追及されている。検査結果を踏まえ、適切な医療措置を講じていれば、健康状態が改善された可能性がある。遺族は3月、ウィシュマさんが死亡したのは、入管が違法な収容を続け、必要な医療を提供しなかったためだとして、国に慰謝料などを求めて提訴しており、裁判でも争点の一つとなりそうだ。【上東麻子】


> 飢餓状態、腎臓・肝臓障害の疑い示す尿検査結果

> ウィシュマさんは2020年8月に名古屋入管に収容され、21年3月6日に死去。問題とされているのが、死亡する約3週間前の2月15日に行われた尿検査の結果だ。

> 「ケトン体3+、たんぱく質3+、ウロビリノーゲン3+」。専門家によると、ケトン体は糖が不足するとできる物質で「3+」は基準値を大幅に上回っていることを指し、ウィシュマさんが脱水や栄養失調で飢餓状態だったことを示すという。「たんぱく質3+」は腎臓機能の異常、「ウロビリノーゲン3+」は肝臓障害の疑いを示すという。

> すでにこの頃、ウィシュマさんは度々嘔吐(おうと)して食事を取れないことが続き、体のしびれを訴え、トイレや移動に介助が必要だったことが、出入国在留管理庁が同年8月に発表したウィシュマさん死去問題の最終報告書に記されている。

> 最終報告書を読み、尿検査結果などを見た内科医の今川篤子・あびこ診療所所長は「いずれも大幅に基準値を超えており、この結果を見てすぐに採血をすべきでした。そうすれば肝臓、腎臓の障害がおそらく分かったはずです」と指摘する。

> 同じく最終報告書などを読んだ、首都圏で在宅医療を行う木村知医師も同様の見解を示しつつ、「この結果は非常に重要なもので、結果を基に迅速かつ適切に対処していれば、ウィシュマさんは亡くならずに済んだのではないでしょうか。入管施設という診療体制や医療資源に制約がある施設であっても、採血すればいいだけのことです。この極めて簡単なことさえ行われなかった理由が分かりません」と話す。


> 嘱託医、「検査結果の記憶定かではない」

> しかし、この尿検査の結果は名古屋入管内で見過ごされ、その後、外部病院の精神科を受診した際にも情報提供されなかった。なぜそんなことが起きたのだろうか?

> 最終報告書によると、名古屋入管の診療室の看護師は調査チームのヒアリングに対して、昨年2月18日のウィシュマさんの診療の際に尿検査の結果を嘱託医に伝えたと話す一方、嘱託医は「検査結果を把握したかどうかの記憶は定かではないとした」とある。結局、嘱託医は「体調不良はストレス等による心因性のものである可能性があると判断した」ため、精神科を受診するよう指示。死亡2日前の3月4日に受診した外部病院の精神科医にも、この検査結果は知らされなかった。

> この点については、今年3月2日に行われた衆院法務委員会で、米山隆一議員(無所属)も追及している。尿検査で「飢餓状態」を示す結果が出たにもかかわらず、追加の内科的な検査が行われなかったことについて、最終報告書では週2回、2時間ずつの「制約された医療体制にこそ問題があった」と説明している。米山議員は同委で、名古屋入管の21年2月18日の診療件数が2時間で15件だったという、法務省側に確認していた数字を紹介。医師でもある米山議員は「1人の患者に対して診療時間が8分もあり、医療体制は逼迫(ひっぱく)していない。それなのにケトン体3+の状態を見逃した。診療した医師の医療過誤の可能性が高い」と指摘した。

> だが、入管側は、最終報告書では「制約された医療体制」の問題が指摘され、改善を求められたことを改めて説明。その上で「報告書で、個々の診療の逼迫について指摘されているとは考えていない」などと繰り返し、答弁はかみ合わなかった。

> 尿検査は、嘱託医が自ら指示したものであり、木村医師は「見たのか見ていないのか記憶がないというのは腑(ふ)に落ちない。一般の医療機関と異なり、日常的に多くの検査結果をチェックしなければならないということもなく、他の検査結果に紛れてしまうこともないだろう」と疑問を呈する。


> 外部医療機関にも提供されず

> 重要なデータが見過ごされたまま、ウィシュマさんは死亡2日前に外部病院の精神科を受診した。この病院の精神科医は同年7月、遺族や弁護団と面会した際、診察時の様子について「体の方は大丈夫だと入管職員から聞いていた」と語ったという。また、入管職員から「ウィシュマさんは、支援者に『病気になれば、仮釈放(仮放免)してもらえる』と言われた頃から、心身の不調を感じている」との説明を受けたことも話した。

> このため精神科医は「詐病」の可能性も考えたが、抗精神病薬のクエチアピン100ミリグラムを処方し、入管職員がウィシュマさんに服用させた。この薬が死亡に影響した可能性も指摘されている。

> 最終報告書では「死亡に影響した要因」について、有識者として加わった内分泌内科医の意見として、「肝臓等の状態が悪く、脱水状態となっている中で服用したクエチアピンの効果が強く出て、意識レベルが低下した可能性」が挙げられている。また、クエチアピンは糖尿病の禁忌薬だが、精神科医は診察時に血糖値など血液の検査は行っていないと弁護団に話したという。精神科医に尿検査の結果が提供されたり、尿検査の結果を基に検査して内科的な疾患が分かっていたりすれば、診断は違ったものだった可能性がある。


> 中間報告書に記載なし 野党から「隠蔽」の疑問も

> さらに不可解なのが、この21年2月の尿検査の結果は、最終報告書には記載されたが、入管庁がウィシュマさんの死亡から1カ月後の4月9日に発表した中間報告書には記載されていなかったことだ。

> 中間報告では、ウィシュマさんの生前の健康状態を知ることができる検査結果は同年1月下旬に行われた血液と尿検査など、2月5日の胃カメラ、3月4日の頭部コンピューター断層撮影(CT)検査の結果くらいで、いずれも大きな異常を示したものはなかった。

> この点について、今年3月2日の衆院法務委で階猛議員(立憲民主党)が、なぜ中間報告の段階で重要な情報が出てこなかったのかを質問した。入管側は、中間報告後に尿検査の資料が名古屋入管から法務省本庁へ「送付漏れ」していたことが分かり、最終報告書で検査結果を明らかにしたと答弁。それに対し、階議員は「たくさんある診療記録の中で1枚だけ抜けているのは不自然。隠蔽(いんぺい)工作があったのではないか」と追及した。佐々木聖子入管庁長官は、送付漏れについて「非常に大事な問題を惹起(じゃっき)した可能性がある(検査)数値であり、なぜ1枚だけ漏れていたのか非常に驚いた」と語った上で、「調査を尽くしたが、隠蔽工作や、そうした不正の意図はなかった」と繰り返したが、明確な根拠は示していない。

> 最終報告書のとりまとめには、「外部有識者」として弁護士2人、医師2人、国際機関関係者、入管施設地域住民の計6人が関わった。

> 木村医師は「最終報告書も、死因の特定につながる解剖結果などのデータが不十分な上に、医学的にみても不自然な説明や見落としている点が他にもいくつもあり、有識者による検証が十分になされたとは言いがたい。すべての情報を公開し、複数の領域の専門医による多角的な検証をやり直すべきだ」と指摘する。

> 古川禎久法相は「可能な限り客観的な資料に基づき、外部有識者の方々にご意見・ご指摘をいただきながら、考えられる問題点を幅広く抽出して検討を行った」と主張している。


<参考=「なぜか見過ごされた尿検査の結果 ウィシュマさん死去1年」(毎日新聞有料記事、4月24日)>