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雑談<NO.361>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.362
3175 <墓地>「前方後円墳」型墓地に応募殺到<!> シバケン 23/06/05
3174 <株式>世界トップになる、或いは、トップの、日本企業名公開<!>(週刊現代) シバケン 23/06/04
3173 <コロナ・マスク>京都市内、マスク未着用が過半数/観光客は「着けた方が安心」 シバケン 23/06/01
3172 <花粉症被害軽減・花粉量半減=30年後>政府関係閣僚会議で対策全体像まとまる シバケン 23/05/31
3171 <癌予防>日本人のがん、原因の上位は<?>/根拠に基づく予防のために<!> シバケン 23/05/31
3170 <侍ジャパン・次期監督>栗山英樹監督が辞任の意向で、選定候補は<?> シバケン 23/05/31
雑談NO.360

NO.3170 <侍ジャパン・次期監督>栗山英樹監督が辞任の意向で、選定候補は<?><起稿 シバケン>(23/05/31)


【シバケン】 2023/05/31 (Wed) 15:57

<参考=NO.3130 <WBC決勝戦・日本vs米国戦>大谷「3番DH」/先発オーダー準決勝と同じ
(23/03/22)


栗山英樹氏、なるは、優勝監督。
次期監督なるは、難しいかと。

イヤ、
本来なら、栗山監督が、継続好ましいけれどの、当人にしたって、今回、運がよかっただけと、重々の認識してるです。

まあ、言うたら、次期の優勝、今回よりも、厳しくなるは、当人承知してるです。
モ、あるし、次回も、期待され、裏切る事あれば、折角の、気分よく、してるのに、負け監督になってしまうです。

今、辞めるが、栗山英樹氏にしても、一番に、適切なる時期かと。

で、一方では、優勝の次の監督ねえ。だあれも、やりたがらんです。

<写真1>
侍ジャパン・栗山監督 Photo by スポニチ



<写真2>
WBC優勝トロフィーを手に歓喜の栗山監督(中央)ら侍ジャパン Photo by スポニチ



>侍ジャパンを率い、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの世界一に導いた栗山英樹監督(62)が今月までの任期満了に伴い、退任することが29日、分かった。近日中に発表される。侍ジャパン強化委員会は新たな代表監督の人選に入るが、イチロー氏(49=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)、松井秀喜氏(48=ヤンキースGM特別アドバイザー)らが候補に挙がるとみられる。

>侍ジャパンが再出発を切る。契約期間中の栗山監督の意向を確認し、5月31日の任期満了に伴う退任が決まった。3月のWBCで14年ぶりの世界一に導いた指揮官は、米国との決勝戦後「今後の侍ジャパンのことを考えると新しい人が監督をする方が野球の将来のためになる」と語っていた。

>21年12月の就任から1年6カ月。短期の任期の中で、大きな功績を残した。エンゼルス・大谷、パドレス・ダルビッシュに加え、初の日系人となったカージナルス・ヌートバーを招集。レッドソックス・吉田もメジャー移籍1年目で異例の参加となり、今後のチーム編成に新たな道を切り開いた。

>さらにメジャー組の国内調整のための試合出場をMLBに強く要望。将来に向け、出場選手の調整が平等にできるよう訴えた。「これからのWBCのために変えていかなければいけない」という思いから、今後の大会を見据えてそれ以外にも数多くのルールの改善を求めるなど、全力で駆け抜けた。

>侍ジャパン強化委員会は、8月いっぱいをめどに次期監督の選定作業に入るとみられる。候補にはいずれも監督、コーチ経験はないもののWBC第1回、第2回大会の中心選手で連覇に貢献したイチロー氏、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が挙がるもようだ。さらにホワイトソックスでも活躍した前ロッテ監督の井口資仁氏や、ソフトバンクを5度日本一へ導いた工藤公康氏、04年アテネ五輪に出場した前巨人監督の高橋由伸氏らも候補に挙がる。

>2度目の連覇を狙う26年の第6回WBCは、今回以上にメジャーリーガーを多く編成して臨む可能性が高い。左脇腹痛で辞退したカブス・鈴木、移籍1年目で出場しなかったメッツ・千賀をはじめ、さらに今大会の主力だったオリックス・山本、DeNA・今永ら、今後、大リーグ移籍を目指す選手も多い。ヤクルト・村上も26年からのメジャー挑戦を容認されており、指揮官も国際大会やメジャー経験の豊富な人選が必要になってくる。

>今年11月に東京ドームで開催される「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」が新監督の初陣となる予定。今後、慎重に人選が進められることになる。

>◇栗山 英樹(くりやま・ひでき)1961年(昭36)4月26日生まれ、東京都出身の62歳。84年に東京学芸大からドラフト外でヤクルト入団。89年に中堅手でゴールデングラブ賞受賞。90年に現役引退。通算成績は494試合で打率・279、7本塁打、67打点、23盗塁。引退後はスポーツキャスター、白鴎大教授などを務め、12~21年の10年間、日本ハム監督として大谷(現エンゼルス)を二刀流として育てた。16年に日本一。21年11月に侍ジャパン監督に就任し、今年3月の第5回WBCで3大会ぶりの優勝に導いた。

<参考=「侍・栗山監督が退任へ 後任にイチロー氏、松井秀喜氏ら浮上 8月いっぱいメドに次期監督選定作業」(スポニチ)>
(23/05/30)


【シバケン】 2023/06/01 (Thu) 09:54

侍ジャパンの次期監督候補><記事に登場順>
(敬称略)

イチロー(49歳=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)
松井秀喜(48歳=ヤンキースGM特別アドバイザー)
井口資仁(48歳=前ロッテ監督・大リーグ経験)
工藤公康(60歳=前ソフトバンク監督)
高橋由伸(48歳=前巨人監督)

白井一幸(61歳=侍ジャパン・ヘッドコーチ、大リーグ及び、日本球団でのコーチ歴、北海道医療大学客員教授、ジャニーズ事務所社外取締役)<予定>

<注=白井は、他紙に候補として、登場。ジャニーズ事務所の件、7月1日就任予定>


以下、
当たり前に、
ド素人の意見なれど、です。

イチロー、松井ねえ。
日本を出て、大リーグでも、活躍したけれどの、結果的ガタガタになって、戻って来た選手。つまり、引退で帰国。

井口は、よ、知らんですが。あちらでも、選手として、活躍し、日本に戻り、再度の、選手として、監督業も、でして。

さての、その3人の、大リーグで選手経験のは、当方的になら、問答無用の、井口を推すです。
理由、帰国後も、日本野球に、貢献してるが故。

さての、高橋ねえ。
当方的、高橋ファン故、強力推薦したい気持ちと、「優勝」の次は、大変ぞと。
それよりは、日本球団、巨人の監督をと。

現の、原は、嫌いでして。監督してるの間、巨人ファンをやめてるです。高橋が、再度、監督就任なら、巨人ファンに戻るのつもり。

オッとの、とかとかの、理由からは、工藤、白井ねえ。
当人、受諾なら、結構なるの、人選と、思うです。

その下で、ヘッド・コーチとして、高橋なら、結構なると。これは、年齢的にも、ええ経験になるかと。

尚、
原の次の監督について、高橋以外の場合、巨人ファンに戻るかは、当然の、人選に寄るです。


【シバケン】 2023/06/04 (Sun) 11:11

副題=侍ジャパン・栗山英樹監督が退任会見 松井秀喜氏の「後任候補」浮上に〝親友〟は苦笑い…村田善則氏「オレが一番ビックリしたよ」(Zakzak)

この手の記事、
執筆の記者君の、趣味趣向、主張の範囲<!>

大抵なら、全くの、想定外の人選されるかと。
そもそもが、栗山英樹監督を誰が予測してたの哉と。

オッとの、そらねえ。
片っ端から、名前列挙すれば、当たる確率増すですが。

>3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本を14年ぶりの優勝に導いた栗山英樹監督(62)が2日、都内のホテルで退任会見を行った。11月に控える「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)」が次期代表監督の初陣となるが、後任候補として突如浮上した松井秀喜氏(48)の名前に戸惑いの声も挙がっている。

>「僕が次の監督にこうあってほしいとか、そういうのは全然ない。日本にはたくさん素晴らしい野球人がいらっしゃるので。それは本当に全くないです」

>壇上で栗山氏は次期監督に望むことを問われるとかぶりを振った。任期最終日の5月31日に出席したイベントでは「みんなが求める、どうしてもこの人にやってもらいたい、という監督さんが次はやってくれる」と期待を語る。

>今秋には台湾、韓国、オーストラリアと戦う若手主体のAPBCが予定されている。侍ジャパン強化委員長でもある日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「8月末くらいには体制をつくらないといけない」。

>後任候補として挙がる名前はイチロー氏、工藤公康氏、古田敦也氏、高橋由伸氏らと豪華絢爛(けんらん)。90年代から2000年代の野球界を担ったオールスターがずらりと並ぶ。そこに一部報道で名前が浮上したのが松井氏だ。松井氏は米大リーグ・ヤンキース時代に06、09年大会をケガなどで辞退。WBCには縁がなかった。

>先のWBCでバッテリーコーチとしてベンチ入りするなど代表スタッフ歴が長く、松井氏の同期で親友でもある巨人・村田善則ブルペンコーチ(49)は「栗山監督にお疲れさまと言いたいです。選手とコーチ陣を信頼して、本気で任せてくれる監督だった」と栗山氏に感謝した。

>「監督の選考の状況は分からない」としつつも松井氏が後任候補に挙がる状況には「オレが一番ビックリしたよ」と苦笑い。縁の深い村田コーチでもさすがに現実味を感じていない様子だった。現役時代は縁のなかったゴジラが代表のユニホームを身にまとい、侍を率いるという構図も夢のある話だが…。 (片岡将)

<参考=「侍ジャパン・栗山英樹監督が退任会見 松井秀喜氏の「後任候補」浮上に〝親友〟は苦笑い…村田善則氏「オレが一番ビックリしたよ」」(Zakzak)>
(23/06/03)


【シバケン】 2023/06/04 (Sun) 16:24

副題=日本ハムや巨人の監督じゃ小さい!?名将・栗山英樹に高まるコミッショナー就任待望論(cocoKARA)

ダアレも、次期侍ジャパン監督引き受けたがらんは、当然でして。
適任なるは、優勝監督の栗山君が引き受ける事、なれどの、優勝出来ておらずなら、可能性あっても、優勝してもたら、どもならず。

球団の監督なら、連覇を目指すですが。侍ジャパンの難しさは、各球団から、預かってるの、選手。
且つは、次回2026年には、選出されるのべき、選手も、違うしねえ。
対戦相手の、国々の選手も違うです。


さて、
記者君、栗山君の今後について、日本ハムや、巨人の監督では、小さいと、してるですが。
小さい、大きい以前の、そもそもが、日本ハムの監督を辞任した、結果、侍ジャパンの監督に就任。再度の、日本ハム監督は、有り得ませんです。

巨人ねえ。
巨人が、相当なるの方向転換せぬの限り、ありませんです。

>惜しまれながらの退任となりました。

>今年3月のWBCで見事に侍ジャパンの世界一へと導いた名将・栗山英樹さんです。5月31日で代表監督の契約期間が終了。「僕もファンの皆さんと一緒で選手の姿に感動したので、選手にお礼を言いたい」と、いつもの栗山節で語りました。

>スポーツ各紙では早くも後任監督について様々な名前が挙がっています。

【スポーツニッポン】
イチロー氏
松井秀喜氏
井口資仁氏
工藤公康氏
高橋由伸氏

【日刊スポーツ】
イチロー氏
古田敦也氏
工藤公康氏

【デイリースポーツ】
工藤公康氏
高橋由伸氏
井端弘和氏

>いずれもビッグネームですが、スポーツ紙のデスクはこう苦笑します。

>「確かにやりがいのあるポストであることは間違いありませんが、今年の栗山さんはどう考えてもできすぎでした。正直、次回大会に同等の結果を残すのは誰がやったとしても至難の業で、火中の栗を拾うようなもの。最後はNPBサイドが誠意を尽くして『お願い』して、何とか引き受けてもらう形になるのではないでしょうか」

>となると、もう一つの関心事は、今後の栗山さんです。一部報道では新庄監督の後任として日本ハムの次期監督候補に、さらにはネットメディアでは「ポスト原」としても名前が挙がっていますが、前述のデスクはこう首を横に振ります。

>「やるべきではありません。日本代表監督として最高の栄誉を手にした方が、なぜまたペナントレースの荒波の中、勝った負けたを繰り返す日々を送らなくちゃいけないのか。それよりも野球界全体のグランドデザインを描く仕事をするべきです。ズバリ、NPBのコミッショナーですよ」

>プロ野球の最高責任者は、権威付けのためにも過去、法曹界や財界、外交官などから選ばれる傾向にありました。しかし、野球界に横たわる様々な問題を解決するため、現場の実情をよく知り、決断のできるリーダーが今こそ望まれると、前述のデスクは語気を強めるのです。

>「栗山さんの凄いところは長年、テレビ朝日系『熱闘甲子園』のキャスターを務め、東海大でもコーチ経験があるなど、アマチュア球界に太いパイプを持っていることです。現行のプロ・アマを遮る『縦割り行政』を打破するには、アマ球界の関係者にも顔が利く必要がある。彼らも栗山さんのアイディアには話を聞かざるを得ないでしょう。栗山コミッショナーのもと、野球界がひとつになり、子供たちの野球離れや競技人口減への対策をスピーディーに打ち出すことが求められています。救世主として、これ以上の適役はいないわけです」

>今後に関しては野球界やスポーツ界への「恩返し」を今後のミッションに挙げる栗山さん。ならば最もリーダーシップが発揮できるポストで、大いに「采配」を振るって欲しいとの声も、傾聴に値すると言えるでしょう。

>[文/構成:ココカラネクスト編集部]

<参考=「日本ハムや巨人の監督じゃ小さい!?名将・栗山英樹に高まるコミッショナー就任待望論」(cocoKARA)>
(23/06/04)


【シバケン】 2023/06/06 (Tue) 08:14

副題=巨人か侍Jか「高橋由伸監督」の実現度…WBC東京プール主催の読売が担ぎ出したいのは?(日刊ゲンダイ)

この記事も、記者君の勝手推量と、思うです。
侍ジャパンが優勝しただけに、その次は、引き受け難く。

>侍ジャパンの次期監督候補として巨人の前監督・高橋由伸氏(48)が浮上している。WBCの東京プールを主催する読売本社の意向だという。

>高橋氏は現役時代、日本代表として2004年のアテネ五輪に出場した。15年に引退後、16年から3年間、巨人の監督を務めたものの、2、4、3位。球団ワーストの13連敗を喫するなど、苦しい3年間となった。巨人の今村球団社長は「由伸にはいつか必ずリベンジさせたい」と本紙にキッパリ言っていた。

>現在は巨人の球団特別顧問、野球解説者、日本テレビの週末のスポーツ番組のキャスターなど幅広く活動している。さる球界関係者がこう言う。

>「実は4位と惨敗に終わった昨年、原監督が電撃辞任した場合に備え、球団が次の監督を水面下で探していたらしい。由伸にも再登板の打診があったが、本人が難色を示したと聞きました」

>今年2月、侍ジャパンの宮崎キャンプ中に噂の真偽を聞いた。高橋氏の答えはこうだった。

>「リベンジさせたい」上層部の親心

>「(昨年)巨人から監督のオファーがあったかは言えません。でも今の仕事(日テレのスポーツキャスター)はやりがいがある。これだけは言えます。今後巨人の監督のオファーを受けるか? それは、なんとも言えません。また僕の名前が出るようなら、真っ先に教えてください」

>巨人の次期監督争いは、阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)が筆頭候補。高橋氏は「対抗馬」という立ち位置だ。前出の球界関係者がこう明かす。

>「だから読売や巨人の上層部は、由伸に巨人じゃなくて日本代表の監督としてリベンジさせたいのではないか。15年限りで半ば強制的にユニホームを脱がされて監督になったものの、チームは過渡期だった。今も菅野、坂本、丸といった主力が軒並みベテランになり、衰えが顕著。16年同様、チームも下り坂だけに、同じ轍を踏みたくない由伸の腰も引けるというもの。でもWBCは短期決戦だし、代表監督なら話は別。21年の東京五輪後に勇退した稲葉監督の後任として、由伸が有力候補に挙がった。この時は巨人の監督に再登板する可能性があったため、流れた経緯があります」

>侍指揮官なら、条件次第でスポーツキャスターの仕事を継続しながら兼務できるかもしれない。前出の関係者は「可能性はありそうだ」と自信を見せるが、最終的には高橋氏に代表チームを背負う覚悟があるかどうかにかかっているといえそうだ。

<参考=「巨人か侍Jか「高橋由伸監督」の実現度…WBC東京プール主催の読売が担ぎ出したいのは?」(日刊ゲンダイ)>
(23/06/04)


【シバケン】 2023/06/06 (Tue) 16:58

副題=工藤は実績十分でも前時代的な采配に一抹の不安...侍ジャパン新監督候補たちの「長所」と「短所」(SLUGGER・DIGEST)

好き放題言うてるです。
極めつきなるは、外国人監督ならと。

基本的には、優勝の次、なるは、やりにくいですが。その上で、説得しな、仕方なく。
何よりも、報道が、勝手放題でして。


>先のWBCで日本代表を世界一に導いた栗山英樹監督の退任が、5月30日に正式に決定した。一時は続投するのではとの観測もあったが、絶対に負けられないという厳しいプレッシャーに晒される日々を、何年も続けるのは難しいのだろう。

>当然、3年後の2026年に予定されている次回大会の指揮官は誰になるのか注目が集まっている。現段階で名前の挙がっている候補者を中心に、プラス面とマイナス面を考えてみよう。


>▼工藤公康
〇:日本一5度の実績
×:オールドスタイルの采配

>今のところ最有力候補の一人と見られている前ソフトバンク監督。就任1年目の15年、さらに17年からは4年連続で日本シリーズ制覇。19、20年は2年続けて巨人に4タテを食らわせ、短期決戦での強さに定評がある。「俺が悪い」が常套句だった栗山ほどではなくとも、自身を棚に上げて選手を非難するタイプではなく、選手からの信望も得られそうだ。

>その一方で、レギュラーシーズンでは7年間で4回優勝を逃していて、巨大戦力を率いた結果としては物足りない。それ以上に気になるのが采配面。出塁率がそれほど高くない選手を1、2番に置いて送りバントを多用していた点は、スモール・ベースボールを好む人には受けが良いかもしれないが、近年の世界的な趨勢には逆行するものだ。“世界標準”に合わせた上でWBC優勝を勝ち取った栗山野球から一歩後退となっては意味がない。


>▼秋山幸二、落合博満
〇:ともに実績は豊富
×:現場から離れすぎ)

>こちらも日本シリーズを複数回制した経験を持つ。工藤の前にホークスを指揮していた秋山は、人間性でも申し分なく選手が「勝たせたい」と思える指揮官。13年の第3回大会では有力な監督候補と見られ、NPBからの就任要請もあったが、現役監督であることなどを理由に固辞した。

>しかしながら、最後に監督として指揮を執ったのは14年。ブランクが長すぎ、勝負勘などが鈍っている可能性は低くない。工藤と同じように、采配がオールドスタイルだった点も気になる。

>落合も09年の第2回大会の監督候補に挙げられ、断っていた。監督を退任したのは11年と空白は秋山以上に長いが、それでも中日の黄金時代を築いた勝負師には一部で根強い待望論がある。近年もYouTubeで独自の野球観を披露して多くの視聴者を集め、監督時代を描いたノンフィクションもベストセラーになるなど、世間の注目度は非常に高い。

>一方で、「とにかく勝つことがすべて」という考えで、栗山のように選手の気持ちに寄り添い実力を引き出そうとするタイプではないし、現在のトップ・プレーヤーたちとの縁も薄い。今年で70歳、本人も今さら火中の栗を拾うつもりはないのではないか。


>前エンジェルス監督ジョー・マッドンもアリ?

>▼イチロー、松井秀喜
〇:国民的ビッグネーム
×:監督経験ゼロ

>話題性なら二人とも落合以上だ。今さら説明の必要もない大物であり、イチローはマリナーズの「会長付特別補佐兼インストラクター」、松井はヤンキースの「GM特別アドバイザー」としてメジャーリーグとの関わりを継続しているので、最新のMLBの戦術などの知識もあるはずだ。

>しかし、監督経験が一切ないまま、大きな大会で指揮するのは非常にリスキー。21年東京五輪で金メダルに導いた稲葉篤紀も監督未経験ではあったが、メジャーリーガーが不参加のオリンピックとWBCではまったく違う。そして、イチローにしろ松井にしろ、そうしたことを理解せずに大役を引き受けるようには思えない。


>▼古田敦也
〇:解説者としてWBCに馴染み
×:監督としては実績不足)

>秋山や落合よりもさらに古く、07年に監督をしたのが最後でも、テレビ中継で解説していたこともあってWBCに限っては“現役感”が強い。日本代表の戦いぶりなどをつぶさに見ており、監督を任されても的外れな人選や采配はしそうにない手堅さはある。

>ただし、監督としての実績はないに等しい。ヤクルトでは捕手との兼任だったという事情はあるにせよ、1年目は3位、2年目は最下位で退任した。その後も幾度か監督候補に上がりながら実現していないのに、いきなり日本代表監督という大任を引き受けるか?引き受けたとしても結果を出せるか? など不安は少なくない。


>▼外国人監督
〇:外国との戦い方を知っている
×:ファンの支持を得られるか?)

>代表監督が毎回なかなか決まらないのは、優勝以外はすべて失敗と見なされて非難を浴びるため、積極的に希望する者が少ないのも理由だ。それならば、その種の重圧を感じにくい外国出身者に託す手もある。他競技では外国人の代表監督は珍しくないし、大谷翔平の縁から前エンジェルス監督のジョー・マッドンを推す声もあった。つい最近までメジャーの指揮官だったマッドンなら、各国代表の特徴も熟知しているし、最新の戦法などにも明るい。

>とはいえ、日本球界の実情は全然知らないので、日本のファンがWBCに寄せる思いの強さは理解していないだろう。ラーズ・ヌートバーが代表に選ばれた際も「日本人だけで戦えばいい」との声があったように、勝てなかったときの風当たりの強さは日本人監督の比ではなさそうだ。

>では、外国人でも名球会員のアレックス・ラミレスはどうか。日本野球に関する知識は問題なし、DeNA監督時代にはリーグ優勝こそなかったものの、17年には3位から日本シリーズへ進むなど、短期決戦での強さを見せていた。「8番・投手」といった奇策は(“否”が多めの)賛否両論だったけれども、これも型にはまらない采配ができる証だとも言えよう。反対意見は多そうだが、日・米・ラテン球界のすべてを知るラミレスは、国際大会の指揮官としては悪くないのではないか。

>文●出野哲也

>【著者プロフィール】
いでの・てつや。1970年生まれ。『スラッガー』で「ダークサイドMLB――“裏歴史の主人公たち”」を連載中。NBA専門誌『ダンクシュート』にも寄稿。著書に『メジャー・リーグ球団史』『プロ野球ドラフト総検証1965-』(いずれも言視舎)。

<参考=「工藤は実績十分でも前時代的な采配に一抹の不安...侍ジャパン新監督候補たちの「長所」と「短所」」(SLUGGER・DIGEST)>
(23/06/06)


【シバケン】 2023/06/06 (Tue) 23:32

副題=次期「侍JAPAN監督になってほしい人」500人アンケート 根強い「栗山再登板」票を2位に抑えた1位は?(FLASH)


>3月におこなわれた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本を14年ぶりの世界一に導いた栗山英樹監督が、5月末をもって退任した。次回のWBCは2026年の開催が予定されているが、誰が指揮官になるかは、まだ決まっていない。

>そこで本誌は、独自のアンケート調査を実施。「日本代表『侍JAPAN』の次期監督になってほしいのは誰?」を、全国の野球好きの男性500人に聞いた。対象としたのは、次期監督の候補として名前があがっている13人だ。

>では、「次の侍JAPAN監督になってほしい人」トップ5から見ていこう(敬称略)。


>【第5位】40票 松井秀喜

巨人の主砲から、ヤンキースの主力として活躍、2012年に引退。現在はヤンキースでGM特別アドバイザーを務めるほか、野球の普及を目的としたNPOを設立し、米国を拠点にして子どもたちに指導を続けている。「世界のゴジラ」に期待する理由は

「アメリカの野球に精通している。監督としては未知数だが、指導力を見てみたい」(20代・東京都)
「彼の人柄が好きだから。選手からも信頼されると思う」(50代・東京都)


>【第4位】47票 工藤公康

選手として11度、監督としては5度の日本一に輝いている、まさに「優勝請負人」。ソフトバンクの監督として日本シリーズに5度出場し、20勝4敗1分、すべて日本一となった。2021年にソフトバンクの監督を辞任、現在は解説者。

「ソフトバンク監督時代の実績も十分であるし、明るいキャラクター性も代表監督としてプラスの要素になると思う」(20代・宮崎県)
「現役時代と監督で優勝・日本一を複数回達成。短期決戦に強いので、WBC及びプレミア12に対応しやすそう」(20代・神奈川県)


>【第3位】74票 古田敦也

故・野村克也さんから叩き込まれた「ID野球の申し子」。2006、2007年にヤクルトで選手兼任監督。引退後は解説者として活動している。

「栗山前監督の意思を受け継いでくれそうで、選手との変な意味での壁がないことや捕手というポジションの目線で采配が期待できる」(40代・静岡県)
「故野村監督の薫陶を受けた頭脳プレイの采配を見てみたい」(40代・長野県)


>【第2位】114票 栗山英樹

「栗山再登板」を希望する声は非常に多い。それだけ2023WBC優勝のインパクトが強かったということだろう。

「栗山さんだからこそ、大谷選手やほかのメジャー選手も参加してくれると思う」(40代・神奈川県)
「今回の優勝は、栗山監督が選手の自主性を上手く引き出すことが出来たからこそ。もう一度お願いしたい!」(50代・茨城県)
「世界一になった実績。それがすべて。大会ごとに監督が代わる必要はない」(60代・大阪府)


>【第1位】177票 イチロー

もっとも期待されるのは、やはりこのレジェンド。2019年3月に引退。現在はマリナーズで選手指導にあたっている。選手として、2006、2009年のWBCに出場。日本の連覇に貢献している。

「WBCは特別な大会。それに特別な想いがある人間、実績、責任感、等々を備えているのは誰かと考えたらこうなる」(30代・高知県)
「国際経験豊かで野球人としての実績も申し分ない。スポーツのみならず、ビジネス、文化としての野球を発展させていく上で、イチロー以上の適任者はいないでしょう」(30代・広島県)
「監督の経験はないが、イチローならではという采配を見てみたい」(30代・熊本県)
「イチローが監督する姿を見てみたい。それだけでワクワクしてくる」(30代・東京都)


>第6位以下は、次のとおり。

【第6位】11票 原 辰徳
【第7位】10票 新庄剛志
【第8位】9票 高橋由伸
【第9位】6票 吉井理人
【第9位】6票 中嶋 聡
【第11位】4票 高津臣吾
【第12位】2票 井口資仁
【第13位】0票 小久保裕紀

<参考=「次期「侍JAPAN監督になってほしい人」500人アンケート 根強い「栗山再登板」票を2位に抑えた1位は?」(FLASH)>
(23/06/06)


【シバケン】 2023/06/30 (Fri) 08:37

副題=工藤公康氏が侍ジャパン新監督へ ソフトバンクを5度日本一に導いた手腕評価(東スポ)

結果的、
工藤公康氏<60歳>に決まるのなら、順当也と。適任であると。


高橋由伸君<48歳>ねえ。
推したいけれどの、当面、巨人の監督にが、当方的、希望。
侍Japanは、その後で。なら、万歳三唱。

<写真>
工藤公康氏(TOKYO-SPORTS)



>野球日本代表、侍ジャパンの次期監督候補が、前ソフトバンク監督の工藤公康氏(60)に一本化される方針であることが29日、分かった。3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの優勝に導いた栗山英樹前監督(62)は5月末に任期満了で退任。連覇を目指す次回大会に向けて強化委員会で後任選定が進められている。工藤氏はソフトバンク監督時代、在任7年間で5度の日本一に輝いた名将。現場復帰への意欲は十分で、受諾に大きな支障はないとみられる。

>世界一奪還後の後任人事、引き受ける側の重圧は計り知れない。次なる戦いに向けて白羽の矢が立ったのは、プロ野球史上類を見ない実績を持つ人物だった。

>「優勝請負人」と呼ばれる工藤公康氏。現役時代は黄金期の西武を支えたエース左腕で11度のリーグ優勝、8度の日本一に貢献した。FA移籍したダイエー(現ソフトバンク)、巨人でも日本一を経験。日本シリーズに王貞治氏と並ぶ最多14度の出場を果たし、うち日本一に輝くこと11回。47歳まで現役にこだわり実働29年間で通算224勝を挙げ、3球団で日本シリーズの勝利投手になった唯一の選手として、2016年に資格取得1年目で野球殿堂入りを果たした。

>引退後はスポーツキャスターとして幅広いフィールドで活躍しながら、学び直しの一環で筑波大学大学院に合格。野球界発展のため「故障予防」を研究テーマに、スポーツ医学の門を叩いた。

>14年11月に指導者経験なしのまま古巣であるソフトバンク監督に就任。1年目にリーグ優勝からの日本一で完全制覇を成し遂げた。17年、20年を含めリーグ優勝3回、4年連続で日本シリーズを制するなど、在任7年間で実に5度の日本一に輝いた。

>その実績からも、監督としての手腕で顕著だったのは「短期決戦」での無類の強さだ。投手出身監督らしく、守り勝つ野球を実践する中で特に継投の判断に長け、競った試合で脅威的な勝負強さを誇った。

>後任監督の候補者としては、工藤氏の他に元ヤクルト監督の古田敦也氏(57)らプロ野球監督経験者をリストアップし、イチロー氏(49=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の可能性を探る動きもあったとみられる。

>確かな手腕と実績から有力候補とされた工藤氏は、ソフトバンク監督退任後もNPB複数球団から現場復帰を求める動きが絶えないなど、その動向が注目されていた。現在も野球教室などを通じた後進の育成に熱心で、野球界に恩返ししたい意志は変わらず強い。

>すでに水面下では工藤氏側に対してコンタクトが図られている模様。ソフトバンク監督時代は編成面に一切意見せず、与えられた戦力で幾多の栄冠をもたらしてきた。

>次回WBCへの出場意欲を持つメジャー組の筆頭・大谷翔平投手(28=エンゼルス)や国内組の佐々木朗希投手(21=ロッテ)らを束ね、国際舞台でも手腕を発揮する青写真が描かれている。

<参考=「工藤公康氏が侍ジャパン新監督へ ソフトバンクを5度日本一に導いた手腕評価」(東スポ)>
(23/06/30)


【シバケン】 2023/10/04 (Wed) 16:36

副題=<侍ジャパン次期監督>井端弘和氏が有力<!>

有力も何も、他に候補が上がってないなら、決まりなんやろと。

<写真>
井端弘和氏



>野球日本代表「侍ジャパン」の次期監督に、巨人や中日で活躍した井端弘和氏(48)の就任が有力となっていることが24日、わかった。正式に決まれば、今年11月に日本、韓国、台湾、豪州のプロ野球選抜チームが参加し、東京ドームで開催される「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」が初陣となる。

>「侍ジャパン」のドキュメンタリー映画、ブルーレイとDVDで発売
 来年11月に第3回プレミア12、2026年3月には第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)といった国際大会が予定されているが、任期については今後調整する。

>井端氏は東京五輪で日本代表コーチとして優勝に貢献。今夏はU―12(12歳以下)ワールドカップで日本代表の指揮を執った。

<参考=「侍ジャパン次期監督、井端弘和氏が有力…東京五輪で代表コーチ・U12監督でも指揮」(読売新聞)>
(23/09/25)


【シバケン】 2023/10/06 (Fri) 14:59

副題=「侍ジャパン・井端弘和新監督誕生」6つの選考要件 初のU-15監督も兼任(サンスポ)

当方的には、意外なる人選でしたです。
がしかし、愛嬌のあるの君でして。

<写真>
フォトセッションに臨む侍ジャパン・井端弘和監督=東京都港区(撮影・長尾みなみ)



>中日や巨人で活躍した井端弘和氏(48)が野球日本代表「侍ジャパン」の監督に就任し4日、東京都内のホテルで会見を行った。井端氏はU-15(15歳以下)の監督にも就任し、初のトップチームとアンダー世代の監督を兼務する。

>侍ジャパン強化委員会の委員長を務める日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は、①国際大会での経験
②求心力
③知名度
④発信力
⑤アマチュアも含めた野球界への理解
⑥侍ジャパン事業への理解

>が選考の要件だったとし、井端新監督はアンダー世代の各世代で指導経験もあり、「若い世代の理解もある」として「経験、実績は申し分ありません」とした。

>就任期間は2024年11月末までを前提としており、大会ごとに契約を更新、継続していくと説明した。

<参考=「「侍ジャパン・井端弘和新監督誕生」6つの選考要件 初のU-15監督も兼任」(サンスポ)>
(23/10/04)


【シバケン】 2023/10/11 (Wed) 10:24

副題=「立浪ドラゴンズに関わってミソを付けたくない」井端弘和(48)が侍ジャパン異例の「期間限定監督」を引き受けた”頭脳プレー”(文春)

この井端弘和君、48歳。
高橋由伸君も、48歳。
要は同期生で、井端君、高橋が巨人の監督時代、一軍内野守備走塁コーチとして、招聘されてるです。
で、高橋退任と同時に退団。

<写真1>
2013年には選手としてWBC出場



<写真2>
井端弘和氏(本人twitterより)



>迷走した侍ジャパンの新監督選び。就任したのは井端弘和氏(48)だった。

>現役時代は中日、巨人で活躍し、妻は元テレビ朝日アナウンサーの河野明子さん。そんな新監督の初陣は、24歳以下が中心となる11月16日からの「アジアプロ野球チャンピオンシップ」だ。だが、

>「井端氏が任されたのはこの大会だけ。来年11月に予定されている国際大会『プレミア12』は別の監督で臨む可能性がある」(侍ジャパン担当記者)

>異例の“期間限定監督”。これは、実質的に侍の監督を選考する日本野球機構(NPB)がひねり出した苦肉の策なのだという。

>「井端氏は一度、期間限定ではない通常の監督就任要請を蹴っている。あらゆる候補者に断られたNPB側が井端氏に『期間限定』を提示し、引き受けてもらったのが実態です」(同前)

>現役時代には荒木雅博氏(現・中日コーチ)と「アライバコンビ」として、二遊間で華麗なグラブさばきを見せた井端氏。今回、異例の要請を引き受けた背景にも、計算し尽くされた「オファーさばき」があったようなのだ。


>「立浪ドラゴンズに関わってミソを付けたくないのが本音」
>「実は井端氏に対しては、既に2球団が“入閣”の秋波を送っている。一方でWBCの次回大会は2026年です。3年後まで代表監督を引き受けてしまえば、その間、国内のオファーは引き受けられなくなる。そのため、井端氏は『期間限定』ならとOKしたのです」(スポーツ紙デスク)

>井端氏にラブコールを送る球団の筆頭格は、古巣・中日だという。だが、

>「井端氏は、立浪和義監督がいる間の入閣を嫌がっているのです。実際、立浪監督が2021年オフにヘッドコーチとして入閣を要請したが、きっぱり断ったとされる。このオフに再度、入閣要請があっても断るでしょう。井端氏にとっては、2年連続5位以下の立浪竜に関わってミソを付けたくないのが本音。その点、“侍の監督”は入閣要請を避けるのに持ってこいです」(中日担当記者)


>一方、井端氏を狙っているもう1球団が、最後に在籍した巨人だ。

>「原辰徳監督が退陣した2015年オフ、高橋由伸氏が急遽引退させられ、監督に据えられた。その時、同級生であり盟友である高橋氏に殉じて共に引退し、コーチに転じたのが井端氏でした。今後、高橋氏が再登板となれば、コーチとして欲しい人材なのは間違いない。井端氏は今回、中日と巨人という2つの古巣に気をもたせつつ、侍の監督を引き受けて名を上げることにも成功しました」(前出・デスク)

>華麗な頭脳プレーは健在なのであった。

<参考=「「立浪ドラゴンズに関わってミソを付けたくない」井端弘和(48)が侍ジャパン異例の「期間限定監督」を引き受けた”頭脳プレー”」(文春)>
(23/10/09)
<消滅・23/12/10>


シバケン】 2023/10/12 (Thu) 19:34

副題=【侍ジャパン】井端弘和新監督に次ぐ首脳陣が正式決定 ロッテ金子誠氏や元中日吉見一起氏ら(日刊スポーツ)


<写真>
左から金子誠ヘッドコーチ、吉見一起氏投手コーチ、村田善則バッテリーコーチ



>日本野球機構(NPB)は12日、侍ジャパンのコーチ陣を発表した。3日に元中日、巨人内野手で、U12日本代表監督も務める井端弘和氏(48)の監督就任が正式に決定していた。

>ヘッドコーチはロッテ金子誠戦略コーチ(47)が務める。金子氏は井端監督と同学年で、ともにコーチとして東京五輪金メダル獲得を支えた。

>投手コーチは井端監督の下、U12代表コーチを務めた元中日の吉見一起氏(39)、バッテリーコーチは、3月のWBC世界一を支えた巨人村田善則ブルペンコーチ(49)が就任する。

>内野守備・走塁コーチはオリックス梵英心内野守備・走塁コーチ(43)、外野守備・走塁コーチは巨人亀井善行打撃コーチ(41)が務める。

>侍ジャパンは11月上旬に宮崎市清武総合運動公園で強化合宿を行う。新首脳陣での初陣は11月16~19日に東京ドームで開催される「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」となる。


>各コーチのコメントは以下の通り

>金子ヘッドコーチ
「2017年の第1回大会で一緒に戦った選手達がそれぞれのチームで柱になっているように、この大会は次の侍ジャパンの主軸を発掘する大事な大会です。そのスタートを井端監督と協力して、優勝を目指したいと思います」

>吉見コーチ
「NPBでのコーチ経験はありませんが、U12代表の投手コーチでの経験を生かし、選手にしっかり寄り添って全力で戦い抜きたいと思います」

>村田コーチ
「前回大会に出場した選手は各チームの主軸として活躍しています。侍ジャパンの主軸となる選手をこの大会で選考し、未来の野球につないでいけるような大会にしたいと思います」

>梵コーチ
「侍ジャパンのコーチに呼んでいただき光栄です。プロ入り後、日の丸をつけるのは初めてとなりますが、井端監督をはじめ、選手のサポートをしっかりできるように精いっぱい努めさせていただきます」

>亀井コーチ
「今回、侍ジャパンのコーチとして、チームに呼んでいただき光栄です。今後の侍ジャパンにつながる大会になるように、しっかり選手をサポートしていきたいです」

<参考=「【侍ジャパン】井端弘和新監督に次ぐ首脳陣が正式決定 ロッテ金子誠氏や元中日吉見一起氏ら」(日刊スポーツ)>
(23/10/12)


<参考=NO.3288 <侍ジャパン・井端弘和監督>選出選手
(23/10/24)


NO.3171 <癌予防>日本人のがん、原因の上位は<?>/根拠に基づく予防のために<!><起稿 シバケン>(23/05/31)


【シバケン】 2023/05/31 (Wed) 18:14

胃がん=ピロリ菌
肝臓がん=B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルス
子宮頸がん=ヒトパピローマウイルス

「がんの原因」=喫煙、感染、飲酒

「まとめると「禁煙」「節酒」「減塩や野菜・果物の摂取といった健康的な食生活」「活発な身体活動」「適正体重の維持」です。当たり前すぎて面白みはないですが、インパクトだけあって根拠に乏しい健康法や高価な自費診療のがん検診に頼るよりも、ずっとコストパフォーマンスはよいと思います。」


>ピロリ菌は胃がんの、B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスは肝臓がんの、ヒトパピローマウイルスは子宮頸(けい)がんの原因です。日本人のがん全体のうち、慢性感染症が原因のがんは20%以上と言われていました。胃がんと肝臓がんが減少しつつあり、最新の数字は20%を切っていますが、それでも喫煙とならんで感染は日本人のがんの主要な原因の一つです。とくに日本人女性は、男性と比べてタバコを吸う人が少ないので、感染ががんの原因のトップです。ちなみに喫煙、感染についで、日本人のがんの原因の第三位は飲酒です。

>タバコやアルコールががんの原因であることはよく知られていますが、感染症ががんの原因だとはそれほど知られていないようです。一方、食品添加物や残留農薬を気にする人もいますが、専門家の間ではがんの主要な原因だとは考えられていません。食事に関係する発がんを気にするなら、まず野菜不足や果物不足を解消すべきです。なお、サプリメントや健康食品の摂取は野菜不足・果物不足の代わりにはなりません。また、塩分や塩蔵食品の取りすぎも胃がんのリスク増加と関連しています。他には、運動不足や過体重・肥満もがんの原因だと考えられています。

>がんを予防するためにどうすればいいのかについては、国立がん研究センターの公的なサイトである「がん情報サービス」の「科学的根拠に基づくがん予防」(https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/evidence_based.html別ウインドウで開きます)が参考になります。多くの日本人を対象にした疫学研究に基づいています。

>まとめると「禁煙」「節酒」「減塩や野菜・果物の摂取といった健康的な食生活」「活発な身体活動」「適正体重の維持」です。当たり前すぎて面白みはないですが、インパクトだけあって根拠に乏しい健康法や高価な自費診療のがん検診に頼るよりも、ずっとコストパフォーマンスはよいと思います。

>これらの健康習慣をすべて守れば、守らない場合と比べて、がんリスクが40%ほど低下することが期待できます。逆に言えば、どんなに気を付けてもがんリスクをゼロにはできず、4割ほど減らすのみです。長生きするヘビースモーカーもいれば、若くして肺がんになる非喫煙者もいます。病気とはそういうものです。確実にがんを予防する方法は存在しません。

>あとは個人の選択です。がんにかかるリスクが高いことを承知した上で喫煙したい人は、受動喫煙等で他人に迷惑をかけない限り、喫煙する自由があります。とはいえ、私は多くの人になるべく健康でいて欲しいので、禁煙をはじめとした健康的な生活習慣をおすすめいたします。(酒井健司)


<絵>
内科医・酒井健司の医心電信



酒井健司(さかい・けんじ)内科医
1971年、福岡県生まれ。1996年九州大学医学部卒。九州大学第一内科入局。福岡市内の一般病院に内科医として勤務。趣味は読書と釣り。医療は奥が深いです。教科書や医学雑誌には、ちょっとした患者さんの疑問や不満などは書いていません。どうか教えてください。みなさんと一緒に考えるのが、このコラムの狙いです。

<参考=「日本人のがん、原因の1、2、3位は? 根拠に基づく予防のために」(朝日新聞)>
(22/10/03)


NO.3172 <花粉症被害軽減・花粉量半減=30年後>政府関係閣僚会議で対策全体像まとまる<起稿 シバケン>(23/05/31)


【シバケン】 2023/05/31 (Wed) 18:54

30年後では、当方には、間に合わず。そら、軽くの、100歳超えてるです。
がしかし、その方向で、動き出したは、結構なると。


>政府は、花粉症に関する関係閣僚会議で、花粉の発生量をおよそ30年後に半減させることを目指すなど、対策の全体像をとりまとめました。

>政府は、花粉症被害の軽減について今後10年を視野に入れ、「発生源対策」「飛散対策」「発症・曝露対策」の三本柱について具体策の検討を進めてきました。

>会議では、発生源対策として、▼スギの人工林の伐採規模を現在の年間およそ5万ヘクタールからおよそ7万ヘクタールへと拡大し、人工林の面積を10年後に2割程度減らす▼花粉の飛びにくい苗木の生産を拡大し、10年後に苗木全体の9割以上とすることなどを盛り込んだ「林業活性化・木材利用推進パッケージ」を年内に策定することを確認しました。

>また、▼AIなどを用いた詳細な気象データを提供し、民間事業者による花粉の飛散量予測の精度を高めることや、▼舌下免疫療法の普及に向けて、治療薬の生産量を今の4倍とすることなども決めました。

>岸田総理は、花粉症について「一朝一夕で解決するものではなく、しっかりと将来を見据えて取り組みを着実に実行することが必要」と述べました。

<参考=「【速報】花粉症被害軽減へ花粉発生量を30年で約半減へ 政府関係閣僚会議で対策全体像まとまる」(Yahoo!ニュース・TBS)>
<消滅・23/06/09>
(23/05/30)


NO.3173 <コロナ・マスク>京都市内、マスク未着用が過半数/観光客は「着けた方が安心」<起稿 シバケン>(23/06/01)


【シバケン】 2023/06/01 (Thu) 20:43

京都市内に限らず、そこらでも、マスクせずのが、軽くの過半数に、増加してるです。

当方の場合、どちでも、結構なれどの、現時点、マスク着用。
理由、スーパー、コンビニ等々、宅配便でも、マスクされてまして。
又、自身、高齢者と、自認故もあるです。

ま、モ暫く、様子見してからかと。
マスク外すは。

<写真1>
多くの観光客が集まる清水寺周辺。「脱マスク」が顕著だ(京都市東山区で)



<図2>
マスク着用の状況
(数字は%。5月30日、読売新聞調べ)



>新型コロナウイルス感染症の法律上の分類が「5類」に引き下げられて半月以上が過ぎ、急速に「脱マスク」が進んでいる。読売新聞は5月30日、京都市内で計5000人の着用状況を街頭で調査。繁華街や観光地では、マスクを着けていない人が5割を超えていた。(上村真也)

>調査は30日、▽烏丸・河原町エリア(中京、下京区)▽祇園・清水寺エリア(東山区)▽駅ホーム・電車内(阪急京都線、市営地下鉄烏丸線)――で実施。行き交う人を「マスク着用」「非着用」「その他(いわゆる『あごマスク』など)」で分類した。乳幼児は対象から外した。


>調査時は京都市内はくもりで、最高気温は平年並みの26・6度だった。

>烏丸・河原町エリア
>四条通と河原町通沿いを中心に2910人の着用状況を調べたところ、着用が44%、非着用が53%だった。

>オフィスビルが並ぶ四条烏丸周辺では、ノーマスクで歩くスーツ姿の会社員が目立つ。金融会社に勤める男性(41)は「5類になって社内ルールが変わり、一斉にマスクを外した。社外の人と会う時だけ、念のため着けている」と話す。

>若者や外国人が多い河原町周辺は、烏丸より着用率が下がる印象だ。友人と買い物に来た京都市西京区のパート女性(26)はこの日、約3年ぶりにノーマスクで外出したという。「惰性で着けていたけれど、梅雨入りで蒸し暑くなって思い切って外した。開放感があり、もうマスク生活には戻れないと思う」と笑った。


>祇園・清水寺エリア
>祇園の花見小路通や清水寺に続く参道「清水坂」で1638人分を数えた。時間帯によっては人通りの半数近くを外国人観光客が占めるが、ツアー客も含め、ほぼノーマスクだ。祇園の土産物店によると、桜の季節にはマスク着用の訪日客もいたが、「最近は99%、ノーマスク」という。

>対照的に、国内観光で訪れている高齢者の着用率はかなり高い。八坂神社を参拝した三重県伊賀市の70歳代夫婦は「1年前に夫婦で感染してひどい目にあった。京都は混雑しているので、着けておいた方が安心」と口をそろえた。

>修学旅行生は学校ごとに着用状況はバラバラだった。

>このエリアでの着用・非着用の割合は、烏丸・河原町エリアとほぼ一致した。


>駅ホーム・電車内
>市営地下鉄烏丸線と阪急京都線で、車内やホームでの着用状況を調べた。452人の調査で着用率は71%と、屋外に比べて圧倒的に高い。屋外で非着用の人も、多くはマスクを携帯していることがうかがえる。

>阪急で通勤している京都府長岡京市の会社員男性(41)は、いつもホームでマスクを着けてから乗車しているといい、「ノーマスクで 咳せき やくしゃみをする人も増えてきたので、自衛しないといけない」と話した。


>着用求めるケースも
>マスクの着用は3月以降、個人の判断に委ねられている。厚生労働省は、本人の意思に反して着脱を強いることがないよう、配慮を求めている。一方、基礎疾患がある人や高齢者、妊婦などは、感染から身を守るためにも、着用が効果的。高齢者施設などでは事業者判断で着用を求められるケースもある。

>夏に向けて脱マスクはさらに進むとみられるが、第9波を懸念する声もある。

>京都府内の感染状況は、全数把握から定点把握に変わったが、直近の1定点医療機関当たりのコロナ感染者数は2・96人。単純比較はできないが、第8波のピーク(昨年12月)は30人弱だったといい、府健康対策課は「医療体制も 逼迫ひっぱく はしていない」としている。

<参考=「京都市内の繁華街など、マスク未着用が過半数「もう戻れない」…観光客は「着けた方が安心」」(読売新聞)>
(23/06/01)


NO.3174 <株式>世界トップになる、或いは、トップの、日本企業名公開<!>(週刊現代)<起稿 シバケン>(23/06/04)


【シバケン】 2023/06/04 (Sun) 18:14

<表1>
これから世界一になる会社<20>



<表2>
世界シェアトップの超優良企業<10>



>これから世界一になる会社20
>コロナ禍もあったからか、最近、日本のビジネスマンが海外で活躍しているというニュースをあまり聞かない。だが、世界の頂点を目指して闘う日本の会社はまだまだある。そして、今でも勝っているのだ。

>その退潮ぶりが伝えられることが多い日本企業だが、「世界最強」は今でも確実に存在する。

>反面、世界に変革をもたらす事業は評価されづらい。しかし、諦めずに歩を進めれば、いつか頂に到達できる。そう信じて愚直に研究開発に取り組む企業がある。それが装着型サイボーグ『HAL』を開発するベンチャー企業、CYBERDYNEだ。明治大学教授の小笠原泰氏は同社の先進性をこう話す。

>「脳卒中などで身体の機能が低下しても、脳から身体へ送られる信号を読み取って動作を支援する同社の製品は高齢化社会で活用領域が増えていくでしょう。神経系の障害を持った人にとって、歩行機能の改善治療や立ち上がり支援など、HALは日常生活になくてはならないものになります。

>日本では様々な規制が普及のネックとなっていましたが、今後は中国や東南アジアでも高齢化が始まり、需要は無限に広がっていくはずです」


>同社社長の山海嘉之氏が語る。
>「歩行が不自由になった人の機能改善に効果のある医療用下肢タイプのHALは、実は日本より先に欧州での保険適用が進んでいます。'13年には脳・神経系の患者の身体機能を改善する効果が認められ、ドイツでは脊髄損傷の患者の治療に公的な労災保険が適用されるようになりました。

>日本では、8つの神経筋難病を対象に治療効果が認められ、'16年に公的医療保険に収載されましたが、入院時の診療報酬には算定されなくなったため、使いにくいという現状がありました。しかし、昨年4月からALSや筋ジストロフィーといった難病で入院している患者の治療に用いられた場合、医療機関には診療報酬が加算されることになりました。医学会からの後押しもあり、研究は進んでいくと思います」


>世界の「水危機」を解決
>同社は現在、米国のリハビリ医療機関を買収し、現地での拠点を27ヵ所にまで広げている。

>「これによって我々の最新のテクノロジーを展開できる場を手に入れたのです。次の新しい社会作りに必要なピースが集まり始めているという実感があります。テクノロジーを進化させ続けることで、これまで医学界で諦められていた疾患を持つ患者さんの身体機能を改善することができる可能性があることもわかってきました。HALの持つ可能性は大きく広がり、医療機関だけではなく、次世代の産業の創出という意味でも注目されるようになっています。将来は『健康未来社会』を実現したいですね」(山海氏)

>人類が抱えるグローバルな問題を解決し得る企業はこれから世界一となるポテンシャルを秘めている。たとえば水問題だ。百年コンサルティング代表の鈴木貴博氏が言う。

>「水資源の枯渇は世界的な問題です。温暖化で氷河がなくなったり、砂漠化が進んだりすると、淡水がなくなり、水源はやがて海水に頼らざるをえなくなります。その時、問題解決の一助となる技術を持っているのが、東レです。同社の逆浸透膜を使って海水から塩分を除去し、淡水化できる。すでにアラブ首長国連邦や香港で、大型海水淡水化プラント向けの逆浸透膜を受注しています。

>また、脱炭素の機運の高まりで、大量の二酸化炭素を排出する畜産が問題視されています。飼料として大量の穀物を消費していいのか、という問題もある。そこで需要が生まれるのは、代替肉です。たとえば、不二製油グループ本社の大豆を使った代替肉『大豆ミート』には長年の歴史があり、今後、世界的に注目されると考えられます」

>農業、しかもさつまいもというニッチな分野で世界と勝負しようという会社がある。それが宮崎県串間市にあるくしまアオイファームだ。


>世界で戦う日本の「さつまいも」
>同社副社長の堀内翔斗氏が話す。
>「私たちが手がけるさつまいもの輸出量は年間1200~1300tになります。そのうち8割がアジア向けですが、現在、力を入れて開拓しているのが北米や欧州、中東です。当然、古くからさつまいもが食べられている地域で、独自の食文化が確立されています。

>しかし、日本のさつまいもは現地のものと差別化できます。現地で試食してもらうと、甘さや食感がまるで違うことが実感してもらえるのです。なぜかというと、海外にはさつまいもを熟成させる文化がない。試食会では『砂糖を加えているだろう』とよく言われますが、何も加えていないことを伝えると先方は驚きます。これは新しい価値観の創出ですよね。日本のさつまいもは世界で通用すると、さらなる新規市場の開拓に手応えを感じています」


>日本には強く面白い企業がたくさんあるのだ。

>日本発の技術が世界のエネルギー事情をガラリと変えるかもしれない。その鍵となるのが、桐蔭横浜大学特任教授の宮坂力氏が発明したペロブスカイト太陽電池だ。


>電気が日本の未来を背負う
>「これは薄くて軽く、曲げることもできる太陽電池で、ソーラーパネルと違って設置場所を選ばずに発電することができます。積水化学工業は今年度から実証実験を行い、'25年に事業化することを目指しています。普及すれば、電気料金が一気に下がるポテンシャルを秘めた技術です。

>また、電子部品製造装置メーカーのサムコは、ペロブスカイト太陽電池を作るための装置も作っており、普及するにつれて業績も上昇していくことでしょう」(経済アナリストの田嶋智太郎氏)

>電力事情が好転すれば、EV(電気自動車)の普及にも弾みがつく。電気料金の他にEV普及のネックになっているのが、充電設備が少ないこと、そして充電に時間がかかることだ。

>政府はEV普及を後押しするために、'23年中にも規制を緩和して、高出力の充電器を設置できるようにすると発表した。そこで俄然注目を集めるのが、電力ネットワーク関連機器を製造する東光高岳だ。

>「同社は今でも30分程度で8割ほど充電できるEVの急速充電器を販売していますが、規制が緩和されれば、数分で充電できる、より高出力の充電器を製造できるようになる。それだけの技術力がある会社です」(経済アナリストの中原圭介氏)


>地球上の省エネルギーにも貢献
>電子レンジなどに使われるマイクロ波を用いる製造プロセスを開発する大阪大学発のベンチャー企業、マイクロ波化学はエネルギー効率を劇的に改善させる夢の新技術を開発している。財産ネット企業調査部長の藤本誠之氏が解説する。

>「素材を作る際に炉を用いて熱する工程がありますが、炉自体を高温にするためエネルギー効率が悪く、世界の電力消費の3割が炉を熱するのに充てられているといわれています。炉による加熱を同社の開発するマイクロ波に置き換えれば、エネルギー消費を大幅に減らせるはずです。

>現在、同社は三井化学と組んで、炭素繊維を炉で熱するのではなく、マイクロ波による加熱設備に置き換える実証実験を行っています。成功すれば、約50%の消費エネルギーを削減できるといいます。

>実用化されれば、世界展開できる技術のうえ、地球上の省エネルギーにも貢献できる。実に夢のある技術なのです」

>東京工業大学発のベンチャー、つばめBHBは非上場企業ながら、ウクライナの復興支援に名乗りを上げた。

>「同社は安価な触媒を用いたアンモニア製造を実現した企業です。ウクライナのキーウ近郊にある都市ブチャと新たな暖房システムの構築に向けて基本合意を結びました。同社は再生可能エネルギーを用いてアンモニアを製造し、それを暖房設備の燃料に利用してもらおうとしているようです」(ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏)


>いずれの技術も実用化されれば、確実に、世界に大きな変革をもたらす。

>世界シェアトップの超優良企業10
>すでに世界シェアトップに君臨する「最強の日本企業」も数多く存在する。前述のペロブスカイト太陽電池の主要な材料となるヨウ素関連企業もその一つだ。

>「天然資源に乏しい日本ですが、実はヨウ素については、チリに次いで世界2位の生産量を誇ります。天然ガスが溶解した地下水からヨウ素を分離して生産する国内トップ企業が伊勢化学工業で、世界でも約15%のシェアを誇る屈指のヨウ素サプライヤーなのです。ヨウ素はレントゲンの造影剤やスマートフォンなどの液晶用偏光フィルムとしての需要が拡大しているほか、ペロブスカイト太陽電池の材料としても注目を集めています。

>なお、ヨウ素を生産する際には天然ガスが副産物として生産され、こちらもクリーンエネルギーとして需要が高まっています」(前出・深野氏)

>他にも日本の高い技術力を背景に、高いシェアを誇る超優良企業はいくつもある。先端半導体向けの欠陥検査装置で市場をほぼ独占するレーザーテックや、車載用の高品質モーターコアで世界シェア4割を占める三井ハイテックなどは今後も技術的優位を保ちそうだ。


>これから巻き返しを図る企業も
>「エアコンで世界トップクラスのシェアを誇るダイキン工業は、世界各地で存在感を見せています。とくにヨーロッパではロシアから天然ガスが輸入できなくなり、省エネが大きなテーマとなっている。そこで、同社の冷暖房システムの採用が広がっているし、今後はウクライナの復興で採用されることも期待できます。最低投資金額が約270万円と高いのですが、東証は投資単位の引き下げに取り組んでいるため、株式分割に期待したいところです」(深野氏)

>EV向け先端部材でも日本企業の躍進は著しい。トヨタ系の自動車部品メーカー、デンソーはEVやハイブリッドカー向けのインバーター(電力変換器)で世界シェアトップを誇る。また、半導体パッケージ基板で高いシェアを誇るイビデンは、今年度からEV向けバッテリー部材を本格展開し、5年後に売上高100億円を目指すと宣言した。欧米や中国に遅れを取ったEV事業で、日本企業が巻き返しを図る。

>「EV関連事業で見落とされがちなのが、車体の軽量化技術です。EVはバッテリーが大型のため、ガソリン車よりも車体が重いことが問題とされてきました。そこで注目したいのが、リョービです。かつては釣り具を作っていたので、ご存知の方も多いかもしれません。現在、同社はアルミニウム合金などを鋳造するダイカスト専業の自動車部品メーカーとして、世界トップクラスです。

>足元でも、半導体不足から低迷していた自動車生産の復調で業績は好転しており、今後もEV向けの軽くて丈夫なアルミダイカスト製品の販売で増収増益が期待できる。にもかかわらず、PBR(株価純資産倍率)は0・36倍と低く、株価は割安で放置されているといえます」(前出・田嶋氏)

>世界首位級のタイヤメーカーであるブリヂストンや、工場の自動化に欠かせないNC装置製造で世界トップクラスのファナックなど、超優良企業は数多い。日本には新時代を切り開く底力がまだまだあるのだ。

>「世界最強」の日本企業はまだまだ存在する。後編『5年後に「株価が上がる」超優良の日本企業を実名公開する…!』では「未来の利益率で読む有望企業20」、「プロが厳選する「5年後に儲かる株」40」を紹介する。

>「週刊現代」2023年6月3・10日号より

<参考=「景気の悪い日本だが…「世界トップ」になる日本企業を実名公開する…! 超優良企業」(現代ビジネス・週刊現代)>
(23/06/02)


NO.3175 <墓地>「前方後円墳」型墓地に応募殺到<!><起稿 シバケン>(23/06/05)


【シバケン】 2023/06/05 (Mon) 17:49

形が、前方後円型であるのが、かえって、斬新で、格好ええなあと。
とは、思うです。

これから、この手、古墳型のが、結構、流行るのではと。

<写真1>
遠く玄界灘を見渡す福岡県新宮町の高台に作られた「古墳型永久墓」



<写真2>
新宮霊園が販売する前方後円墳を模した「古墳型永久墓」は好評で、空き待ちの状況だ



>巨大な「前方後円墳」を模したお墓が売れに売れている。福岡県新宮町の新宮霊園が令和4年4月から「日本初の本格的な『古墳』型永久墓」として売り出したところ、販売目標をはるかに上回り、約1年で約900人分が完売した。販売好調の背景には古墳というインパクトに加え、少子高齢化によるお墓の後継難という問題も潜んでいた。

>遠く玄界灘を見渡す新宮町の高台に前方後円墳はあった。全長53メートル、円墳部分の直径16・3メートル、高さ3・5メートル。全体は芝で覆われ、周囲には死者の魂を鎮めるために置かれたという「埴輪(はにわ)」が40体ほど並んでいた。全体で3100人分を納骨できる。

>1人分の区画は30センチ四方で、芝生にそれぞれに番号が振られ、石で作られた銘板に亡くなった人の名前が刻まれていた。埋葬の際には、表面の芝から15センチほど下の土中にある樹脂製の納骨室に骨壺を納め、再び土で覆う。土中の微生物が分解できる綿を使った納骨袋で埋葬する方法もあり、文字通り土に還ることも可能だ。毎月1回、霊園が合同法要を執り行っている。

>価格は1人分28万円で、7万7千円の永久管理費が必要となる。当初は年300人分の販売を目標に掲げていたが、4年4月から売り出した1200人分の区画は、1年余りで900人分が契約済みに。問い合わせも相次いでいることから、500人分を追加販売するという。


>なぜ前方後円墳を模したお墓を開発したのか。

>新宮霊園の松田大佑広報室長は開発の経緯について「『亡くなった後、土に還りたい』という自然葬への要望が多く寄せられていた」と話す。また、平成29年に「宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産に登録されたことにも刺激を受け、古墳型永久墓のインスピレーションを得たという。

>開発に当たり、まずは福岡県八女市などにある「八女古墳群」を視察した。ここには4~7世紀にかけて築造された円墳や前方後円墳など約300基があり、こうした実際の古墳を実地調査して構想を温めた。

>造成は29年から開始。霊園の土地に見本となる円墳を作成したが、「ただの盛り土の山にしか見えなかった」(松田氏)。また、実際に販売する墓域は細長い土地という制約もあり、最終的に縦長でインパクトのある前方後円墳に決まった。墓域の造成は31年から始め、令和3年9月にすべてが完成し、表面を覆う芝が落ち着いた翌年4月からの販売を始めた。

>古墳型永久墓の見学者は40~70代が多く、親子連れや、追加販売を待つ人も少なくないという。松田氏は「古墳型永久墓の契約者は、お墓の継承者がいない、あるいは子孫に墓守の負担を掛けたくないという方が多い。家族の在り方・考え方の変化がお墓の形にも表れてきた」と説明してくれた。

>実際、お墓や葬儀、相続などの「終活関連サービス事業」を展開する鎌倉新書(東京都中央区)が実施した「お墓の消費者全国実態調査(2023年)」によると、墓石を使う「一般墓」に比べて、墓石の代わりに樹木や草花を植える「樹木葬」などの「継承者不要」のタイプが主流になった。

>調査では令和4年に同社が運営するサイトを通じてお墓を購入した人の割合は「樹木葬」が51・8%で過半数を突破し、一般墓に代わる施設として普及してきた「納骨堂」20・2%、「一般墓」19・1%と続いた。

>先の大戦後、連合国軍総司令部(GHQ)は、日本に「封建的習慣の廃止」を求め、その具体策のひとつとして家父長に権限が集中する家制度を無効化した。現代に蘇った古墳墓は、戦後民主主義が行きついた個人主義の一つの表れともいえそうだ。(千田恒弥)

<参考=「3100人が納骨できる「前方後円墳」型墓地に応募殺到 少子高齢化で変わる終活最新事情」(産経新聞)>
(23/06/05)