みんながパソコン大王
雑談<NO.362>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.363
3184 <一太郎>伝説化するのか<?>/日本語ワープロ・ソフトが、「Microsoft」に排斥される<?> シバケン 23/06/12
3183 ≪私事≫デジタル体重計 磯津千由紀 23/06/12
3182 <知って得<?>>運転免許証で学科試験の点数がバレる<?>/免許証に記載の数字の見方 シバケン 23/06/11
3181 羽生善治九段、将棋連盟トップに就任「素晴らしさや奥深さ伝えたい」 磯津千由紀 23/06/11
3180 ≪露のウクライナ侵略≫ウクライナ人監督「命は戦争より強い」 2014年の戦闘を映画に 磯津千由紀 23/06/11
3179 ジェンダーレス水着、中学校でテスト販売した結果は? 教師が語った切実なニーズ 磯津千由紀 23/06/10
3178 大人の発達障害「部屋やデスクが散らかり放題」になる理由、改善法は? 磯津千由紀 23/06/09
3177 ≪私事≫5月18日(木)にメインパソコン(HPの一体型ProOne 600 G1 AiO)が壊れた 磯津千由紀 23/06/06
3176 ≪私事≫家庭用血圧計 磯津千由紀 23/06/05
雑談NO.361

NO.3176 ≪私事≫家庭用血圧計<起稿 磯津千由紀>(23/06/05)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/05 (Mon) 22:40

 こんばんは。


 今日、医者に行ったら、血圧198でした。
 最近のフラフラヨロヨロしばしば転倒は、脳梗塞後遺症ではなく、高血圧だったのかも。
 医師に、自宅でも血圧を測ることを勧められました。

 一方、92歳の母は、7~10日ごとに医者で血圧を測ってますが、200前後が出ることが多いです。

 で、思い切って、家庭用血圧計を買うことにしました。
 市販品は玉石混交ですが、高いけど「オムロン」なら信用できると思って、選びました。

<参考=「オムロン デジタル自動血圧計 HEM-1000」(アマゾンジャパン)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/09 (Fri) 21:09

 こんばんは。


 私は、脳梗塞の再発を防ぐために、血液凝固防止剤を毎日服用してるので、脳出血が起きた場合に出血が止まらず死に至る恐れがあります。
 従って、高血圧は、深刻な症状なのです。


NO.3177 ≪私事≫5月18日(木)にメインパソコン(HPの一体型ProOne 600 G1 AiO)が壊れた<起稿 磯津千由紀>(23/06/06)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/06 (Tue) 21:35

 こんばんは。


 5月18日(木)晩、パソコンの電源が切れてました。
 入れ直そうとしても、駄目。

 普段に居る部屋の唯一の汎用パソコンなので、不便してます。

 今日、修理を諦めました。電源部の故障のようです。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/18 (Sun) 20:00

<参考=自説NO.354 [自説]応接室用HP ProOne 600 G1 All-in-One(Celeron G1840モデル)(起稿20/02/06)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/18 (Sun) 20:24

 こんばんは。


 後継は、メルカリで送料込み19700円で買った2015年モデルの一体型パソコン。
 日電PC-DA370CABに無理矢理Windows 11を載せたもの。HDD1TBをSSD120GBに換装済み。マウスは社外品有線。Windows 11への載せ替えの結果、TVチューナ不動。
 6月20日(火)に届く予定。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/18 (Sun) 22:28

 追伸です。


 馴染みの信用出来る中古パソコンショップ2軒に、手頃な一体型パソコンが無かったので、リスク承知で個人から買いました。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/19 (Mon) 23:49

 こんばんは。


 データのサルベージをしようとProOne 600 G1のHDD(3.5インチ)を取り外そうとしたのですが、外れません。
 Webを検索してみたのですが、G2以降(HDDは2.5インチ)の情報しか見付かりませんでした。
 情報をお持ちの方はいらっしゃいませんか(?)。


【FH】 2023/06/20 (Tue) 08:37

おはようございます。

SSDに換装する情報ですが、参考になればと・・・。既にご覧になっているようでしたらゴメンナサイ。

<参考=「HP ProOne 600 G1 Solid State Drive Replacement」(IFIXIT)>
<https://www.ifixit.com/Guide/HP+ProOne+600+G1+Solid+State+Drive+Replacement/51740>
<リダイレクトされる>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/20 (Tue) 09:08

 FH様、こんにちは。


 ありがとうございます。
 此れから拝見します。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/20 (Tue) 10:47

 こんにちは。


 HDD、外せました。昨日に試みたのと同じやり方でしたが、固かっただけで、こじたら外れたのです。
 FH様、ありがとうございました。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/20 (Tue) 15:02

 追伸です。(只今、野暮用から帰宅)


 外したHDD(3.5インチ500GB)は、WDのBlueドライブでした。

 トルクス螺子が4本、ねじ込んでありましたが、商売柄Security bit setを持ってるので、問題なかったです。

[トルクス螺子がねじ込まれたHDD]


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/20 (Tue) 15:03

[Security bit set]


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/20 (Tue) 15:40

 こんにちは。


 本日1525、ロジテックの3.5インチHDD用外付けケースが、EASY便で届きました。
 2.5インチ用と違って2千5百円もしました。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/20 (Tue) 21:42

 こんばんは。


 外したHDDを外付けケースに入れ、Qosmioに繋いだところ、「ローカルディスク」として見え、中のファイルjも開けました。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/23 (Fri) 23:17

 こんばんは。


 ProOneで使ってたキーボードは、cafePITに贈ることにしました。

<参考=自説NO.427 [自説]我が家の32800円の43V型などのテレビ受像機(23/06/21)>

 ProOneで使ってたマウスは、日電パソコンで其のまま使ってます。
 上の投稿のProOneから外したHDDは、此れから日電パソコンに繋ぎます。

<参考=自説NO.426 [自説]一体型パソコン日電PC-DA370CAB(Sailormoon35)(起稿23/06/19)>


NO.3178 大人の発達障害「部屋やデスクが散らかり放題」になる理由、改善法は?<起稿 磯津千由紀>(23/06/09)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/09 (Fri) 20:33

 こんばんは。


 後から思えば私はADHDだった。

 今はASDに心当たりがする点が多い。「必要なもの」だけを、「自分には分かりやすい置き場所」に置いているだけなのに。


> 発達障害の人たちの物事の受け止め方や感じ方、つまり「見ている世界」を理解し、コミュニケーション方法を変えることで、ともに生きることが少し楽になる。そんなテーマで送る第3回は、「片付けベタ」についてです。ADHD(注意欠如・多動症)の人は「注意散漫」や「衝動性」、ASD(自閉スペクトラム症)の人は「優先順位がつけられない」などの特性によって、デスクや部屋が散らかり放題になりがち。それぞれの特性に合わせた解決法を、解説します。(精神科医 岩瀬利郎)

> ※本記事は『発達障害の人が見ている世界』(岩瀬利郎著)から抜粋・再編集したものです。


> 「当たり前」が苦手な背景には、

> 努力ではどうにもならない理由がある
> 定型発達の人が「当たり前」と思って平然とこなしていることでも、発達障害の人にとっては非常に困難なことがあります。

> たとえば、発達障害の人に遅刻が多いことはよく知られた事実です。

> これは多くの人が合併している睡眠障害に伴う朝寝坊や、注意散漫、そして準備の優先順位がわからなくなるなど、特有の性質に起因していることは間違いありません。

> お風呂に入れなかったり、電車、特に地下鉄に乗れなかったりするのは、ASD(自閉スペクトラム症)の人に見られることがある感覚過敏が原因かもしれません。

> このような「なんで?」と思ってしまうことの背景には、本人なりの理由、そして努力ではどうにもならない特性があることが少なくありません。

> 今回のテーマである、部屋の中やデスクの上が片付けられず、物が散乱した状態になってしまうという現象も、そのひとつ。

> ADHD(注意欠如・多動症)の人は注意散漫や衝動性に原因を求めることができますし、ASDの人は優先順位をつけるのが苦手な特性が関係していることもあります。

> ここでは、そうした「片付けベタ」な人たちとの接し方や改善方法を紹介します。周りから見ると戸惑ってしまうようなこれらの諸問題は、ちょっとした工夫や働きかけによって、かなりの部分、解決できることもあるのです。


> デスクも部屋も散らかり放題で、いつも探し物…片付けベタ

> 【23歳・ADHDの会社員の例】
> ADHDのJさん(23歳・女性)は片付けが苦手。デスク周りは物であふれ、毎日のように探し物をしています。ときどき注意され、突発的に片付けに目覚めるのですが、しばらくすると元通り。自宅の部屋も同じ状態だと言います。

> このような片付けベタは、ADHDの人に非常によく見られる特性です。注意散漫なため、出したものをほったらかして別のものに気を取られてしまったり、つい資料や雑誌を読みふけってしまったり。空間認識能力が弱く、スペースを有効活用できなかったりすることもあります。また、ASDの特性も併発している場合は、優先順位をつけるのが苦手なため、不要なものでも捨てられず、ため込んでしまうことがあります。

> さらに、衝動性から興味のあるものを次々に買い込んでしまいます。いきおい、乱雑さは増すばかり。

> 「よく平気だね」と周りは思ってしまいますが、本人もそれを心地よいとは思っていません。気が散りやすいADHDの人にとっては、整頓された空間のほうが本来は居心地がいいはずなのです。

> 実際にJさん自身も、私にこんなことを話してくれました。

> 「私の部屋を見た人はたいてい、『片付けたほうがいいよ』と言うけど、私もこれでいいと思っているわけじゃありません。いつも『今日こそは』と思って片付けはじめるんだけど、なぜかどうしても、部屋がきれいにならない! 理由がわからなくて、『誰か助けて!』という感じです…」


> 【周囲の人はどうすればいい?】

> まずは分類と処分!「ブロック分け」で片付いた状態を維持しよう
> 単に「片付けろ」と言っても、あちこち注意が散ってしまいがちなADHDの人は、どこから手をつけていいかわかりません。

> とりあえず「必要なものをまとめて、1カ所に置く」ところからはじめてもらいましょう。

> それから、“今、必要なもの”“とりあえず取っておくもの”というふうにざっくり分類し、それぞれの置き場を決めていきます。この分類自体は、どんなものでも結構です。

> そして明らかな不用品(たくさんあるはず!)は、必ず処分させるのです。

> 肝心なのはその後の維持。置き場所や定量を決めることで物が増えることを防げますし、机の上、引き出しの中、棚の上などブロックに分け、1日1カ所ずつ必ず片付ける習慣づけを促します。これは、大人にも子どもにも有効です。

> ここがポイント!
> ・分類と処分を一緒に考える
> ・ブロックに分けて1日1カ所を習慣づける
> ・片付いた状態をキープさせることが大切


> 「自分かも?」と思った人へ、生き方のヒント

> 前述の話に心当たりのある方は、ぜひ紹介した片づけ法を実践してみてください。意識するだけでも、日々の行動が変わり、自然と身の周りがスッキリしてくるはずです。

> ここではお話ししたいのは、ASDの特性から「片付けられない」人の場合です。

> 同じ「片づけられない」でも、ASDの特性による場合は、「自分としてはこれが一番心地いい」と考えていることもあります。

> 「物が取りやすい」など本人のルールでは理にかなっていたり、コレクター気質から、周りからは理解できなくても、本人には宝物だったりすることがあるからです。

> ただ、職場や学校など公共のスペースでは、最低限の配慮は必要です。周りの人が不快にならない範囲で、物を整理したり、処分したりしましょう。

> それさえ心掛けていれば、無理に「片付けなければ!」と気負う必要はないでしょう。なぜなら、それがあなたにとって一番心地よい空間なのですから。


≫ 岩瀬利郎(いわせ・としお)
≫ 精神科医、博士(医学)。東京国際大学医療健康学部准教授/日本医療科学大学兼任教授。埼玉石心会病院精神科部長、武蔵の森病院院長、東京国際大学人間社会学部専任教授、同大学教育研究推進機構専任教授を経て現職。精神科専門医、睡眠専門医、臨床心理士・公認心理師。著書に『心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版』、『心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト 第2版』(ともに共著、翔泳社)など。メディア出演に、テレビ東京系「主治医が見つかる診療所~寝起きの悪い人と寝起きのいい人の体は何が違うの~」、NHK BS プレミアム「偉人たちの健康診断~徳川家康 老眼知らずの秘密~」など。


<参考=「大人の発達障害「部屋やデスクが散らかり放題」になる理由、改善法は?」(ダイヤモンドオンライン、4月15日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/18 (Sun) 19:13

副題=「うつ病」と言われたのに実は「発達障害」 誤診を防ぐには(Gooday、6月13日)

 こんばんは。
 副題の通り、誤診が多いようですね。
 有料記事なので、ヘッドラインのみ。


> 注目を集めながらも、理解しにくい「発達障害」の世界。そんな「発達障害のリアル」を、自身も発達障害(学習障害)の息子を育てるフリーランス編集者・ライターの私(黒坂真由子)が模索し、できるだけ平易に、かつ正しく紹介することを試みる本連載。

> 今回も、日本で初めてADHD(注意欠如・多動症)専門外来を立ち上げた医師の岩波明氏のインタビュー。3回シリーズの最終回となる(前回はこちら)。

> 発達障害の問題を複雑にしている「誤診」と「二次障害」、そして「遺伝」について、専門家の立場から詳しく話を伺った。


> 発達障害には、誤診も多いという話を聞くのですが、実際はどうなのでしょうか?

> 岩波明氏(以下、岩波氏) 「うつ病と言われたんですが、本当は発達障害じゃないでしょうか?」と来院する人は、たくさんいます。そしてその場合、発達障害を疑う患者さんのほうが正しいことが多いと思います。ただ、合併している場合もあるので、すべてが誤診というわけではありません。

> 合併しているというのは、どういうことでしょうか?

> 岩波氏 もともと「注意欠如・多動症(ADHD(*1))」や「自閉スペクトラム症(ASD(*2))」があり、それにプラスして二次的にうつ病が生じているんですね。

> 前回、発達障害のある人というのは、子どもの頃から「だらしない」「ちゃんとしていない」「ふざけている」などと、親や先生から責められることが多く、自尊感情が損なわれやすいというお話を伺いました。それが原因で、うつ病を発症するということですか。

> 岩波氏 そういうケースもあります。ですから、表面だけ見ればうつ病なんですが、根本には発達障害がある人が多いんです。

≫ *1 「Attention—Deficit/Hyperactivity Disorder」の略
≫ *2 「Autism Spectrum Disorder」の略

> 例えばADHDでなおかつうつ病という場合は、どちらの治療を優先するのでしょうか。一緒に行うのですか?

> 岩波氏 うつ病が重い場合は、まずうつ病の治療をします。うつ病が改善してから、ADHDの治療をするかどうかを再検討するわけです。

> うつ病は、発達障害の「二次障害」として一番多い疾患です。

> 「二次障害」とは、どういうことでしょうか?


> 続きは「日経Goodayマイドクター会員(有料)」の方のみ、ご利用いただけます。
> 残り4246文字 / 全文5185文字

<参考=「「うつ病」と言われたのに実は「発達障害」 誤診を防ぐには」(Gooday、6月13日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@PC-DA370CAB(無理矢理Win11)】 2023/07/02 (Sun) 10:43

 こんにちは。


 最初の記事を流し読みして誤解してしまう人が多いようです。
 元の記事にも境目がわかりづらいという問題はあるんですけど。

 えっと、[「自分かも?」と思った人へ、生き方のヒント]というセクションの途中から、話が変わっています。
 [前述の話に心当たりのある方は、ぜひ紹介した片づけ法を実践してみてください。意識するだけでも、日々の行動が変わり、自然と身の周りがスッキリしてくるはずです。]までは、ADHDの話です。
 でもって、[ここではお話ししたいのは、ASDの特性から「片付けられない」人の場合です。]以降、まったく別の、ASDの話なんです。

 ぜひ、上記に留意して、読み直してみてください。


NO.3179 ジェンダーレス水着、中学校でテスト販売した結果は? 教師が語った切実なニーズ<起稿 磯津千由紀>(23/06/10)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/10 (Sat) 00:57

 こんばんは。


 男女共用のラッシュガードは随分と普及しましたが、ボトムまで男女共用なのは初めてだと思います。
 現在実売5千~6千円。大人用もあります。


> 水泳用品など手掛けるフットマーク(東京都墨田区)は4月19日、男女デザインが同じジェンダーレス水着「男女共用セパレーツ水着」の本格販売を開始すると発表した。

> 同社が新型水着の概要を発表したのは2022年6月。その後、東京都と兵庫県の公立中学校の計3校が、従来の水着と選択できる形で導入した。また、学校現場への提案も進めている。生徒や教師の反響について、同社の担当者らが4月19日に開催された発表会で語った。


> 新型水着の特徴

> 新型水着は、上下が分かれたセパレーツ型となっており、長袖の上着は肌の露出が少なくなっているのが特徴だ。ボトムスはハーフパンツを採用しており、ラインが目立ちにくい形状になっている。

> 泳ぎやすいように全体的に肌にフィットするようにしているが、胸、腰、お尻などの部分はゆったりとしている。これらは男女差が出やすい部分なので、それを隠す狙いがある。

> 胸の部分には別売りのパッドを入れるポケットが付いている。主に女子の利用を見込んでいる。

> また、水中で水着が膨らまないように抜け穴が付いているのも特徴だ。


> 開発の経緯

> 開発のきっかけは、同社にかかってきた一本の電話だったという。「性の悩みを抱えている生徒がおり、困っている。何か良い水着はないか?」という問い合わせだった。

> 担当者は「ジェンダーという他人には相談しにくい悩みについて、わざわざメーカーに直接電話してきたことに衝撃を受けた」と振り返る。その後も、同じような相談の電話が年に数回かかってきたことや、学校現場においてLGBTへの配慮を求める声が高まってきたことなどを受けて、本格的な開発に乗り出したという。

> 新型水着は性の悩みを抱えている生徒だけでなく、「肌の疾患が気になる」「手術跡を見せたくない」「日焼けしたくない」「体型が気になるので見せたくない」といったニーズに対応することも狙っている。


> テスト販売の結果は?

> 22年、フットマークは東京都と兵庫県の計3校でテスト販売を実施したが反響はどうだったのか。

> 担当者によると、1学年の約半数が新型水着を選んだ学校もあったという。

> 23年度にはすでに200校以上の学校が導入を検討している。公立中学校の割合が高いのが特徴だ。プールの授業が本格的に始まるのは5月末~6月なので、導入する学校はさらに増える可能性が高いと担当者は分析している。

> 新型水着を学校に提案する中で、ハーフパンツが特に好評だったことに驚いたという。女子用の水着はいろいろなタイプがあるが、お尻の形がどうしても目立つタイプが多く、これまでは「仕方ない」と我慢していた生徒が多かった。一方、新型水着のハーフパンツはお尻の部分がゆったりとしており、目立ちにくい。その点が高く評価された。

> 新型水着の採用を決めたある中学校の体育教師によると、水泳の授業を見学する女子がもともと多かったが、最近は授業に参加しない男子も増えていたことが悩みだったという。肌を見せたくないというのは女子だけの悩みではなく、男子の中にも根強くあったのが理由だ。具体的には、やせていたり、太っていたりといった体型を気にする生徒が多かった。新型水着を導入することで、少しでも水泳の授業に参加する生徒を増やしたい考えだ。

> 実際に水着を着用した生徒からは「水着姿が気にならず、授業に集中できた」「肌や体毛が隠せて日焼け防止もできて良かった」という声が寄せられた。また「(袖が長いので)寒い時期でも気にならず生徒が水泳授業に参加できる」「実際の水泳授業でも泳ぎには問題なかった」と評価する教師もいたという。


> 肌を隠したいニーズは高まっている

> 肌を隠したいニーズが高まっているとうかがえる調査結果をフットマークは公開した。

> 小学校5年生~中学校2年生の生徒とその親1200組を対象に、水泳の授業で肌の露出を防ぐ「ラッシュガード」の着用が許可されているかと質問したところ「誰でも着用できる」(45%)が最も多く、「原則、着用してはいけない」(29%)、「申請をすれば着用できる」(23%)と続いた。

> また、ラッシュガードを着用している理由の1位は「紫外線防止」で、2位は「肌を露出したくないから」だった。

> フットマークは10年ごろからラッシュガードを取り扱っているが、販売数は年々増えているという。同社は、当初は紫外線防止が主な理由だったが、「肌を隠したい」などのニーズも拡大してきていると分析している。


> 今後の課題

> 担当者は商品の正式名称に「ジェンダーレス」を使わず「男女共用」とした理由を「生徒が手に取りやすくするため」と説明する。

> ジェンダーレスという言葉にはインパクトがあり、説明したい概念が分かりやすく伝わるメリットがある。しかし、ジェンダーレスと記載されていると「この人は性に悩みを抱えているのでは?」と思われるリスクもある。新型水着は肌をなるべく露出したくないと考える生徒にも購入してほしいことから、パッケージには「男女共用」を採用したという。学校水着に関して幅広い選択肢を提示したいという願いを込めている。

> 担当者は、今後学校現場に普及させていく課題について「価格」を挙げた。新型水着の価格はサイズごとに違うが、6710~7150円となっている(希望小売価格)。一般的に普及している水着や、露出が多い水着は3000円台のものも多い。

> また、現在は紺色しか用意していないが、学校現場からは別の色が欲しいという要望も寄せられているという。

> フットマークは今後、新型水着を主力としていきたい考えだ。


<参考=「ジェンダーレス水着、中学校でテスト販売した結果は? 教師が語った切実なニーズ」(ITmediaビジネス、4月19日)>


NO.3180 ≪露のウクライナ侵略≫ウクライナ人監督「命は戦争より強い」 2014年の戦闘を映画に<起稿 磯津千由紀>(23/06/11)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/11 (Sun) 15:25

 こんにちは。


 戦火のもと、生き続ける市民がいます。

 毎日新聞は、2014年の段階でもっと手を打っておけばと、ヘッドラインに「無関心で悲劇は拡大する 侵攻の前段階描く映画」と書いています。


> 2014年のウクライナ東部ドネツク州での戦闘を背景にした映画「世界が引き裂かれる時」が17日から東京都渋谷区のシアター・イメージフォーラムなど全国で順次公開される。ロシアとの国境に近い村で、紛争による混乱の中を生きる女性を描いた映画は、世界各地の映画祭ですでに高い評価を受けている。

> 日本公開を前にウクライナ人監督、マリナ・エル・ゴルバチさん(41)が毎日新聞のオンライン取材に応じ「命は戦争よりも強いということを映画を通して感じとってほしい」と語った。

> 映画の舞台は、親ロシア派勢力が優勢なドネツク州の村。親露派勢力とウクライナ政府側の対立が深まる中、出産を間近に控えた女性と夫が暮らす家が武装勢力により壊された。壁には大きな穴が開き、夫婦は生まれてくる子どものために修繕して日常を取り戻そうとするが、状況はさらにエスカレートしていく――。

> ウクライナ東部上空で14年7月、親露派のミサイルによってマレーシア航空機が撃墜され、多くの乗客・乗員が死亡した実際の事件などを背景に物語は展開する。


<参考=「ウクライナ人監督「命は戦争より強い」 2014年の戦闘を映画に」(毎日新聞、6月11日)>


NO.3181 羽生善治九段、将棋連盟トップに就任「素晴らしさや奥深さ伝えたい」<起稿 磯津千由紀>(23/06/11)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/11 (Sun) 15:39

 こんにちは。


 穏当な人選かと。
 リンク先に会見の動画有り。


> 日本将棋連盟は9日、棋士総会と理事会を開き、佐藤康光会長(53)の後任に、羽生善治九段(52)を選出した。任期は2年間。羽生新会長は同日に開かれた記者会見で、「諸先輩の方々が必死の思いで約100年間の歴史をつむいできた。その伝統を次の世代にきちんといい形でつなげていけるよう、力いっぱい力を尽くしたい」と語った。【撮影・玉城光佑】2023年6月9日公開


<参考=「羽生善治九段、将棋連盟トップに就任「素晴らしさや奥深さ伝えたい」」(毎日新聞、6月9日)>


NO.3182 <知って得<?>>運転免許証で学科試験の点数がバレる<?>/免許証に記載の数字の見方<起稿 シバケン>(23/06/11)


【シバケン】 2023/06/11 (Sun) 19:28

そ、言えば、免許証に記載の数字の意味なるは、全くの知りませんでしたです。
と、するのか、単純に、取得の地域等と、単なるの、「連番」かと。
では、ないらしく。


かと、言うて、
「知って得」にも、ならずと、思うですが。
「知って損」にも、成らず。

>車やバイクなど、公道を走行する乗り物を運転する方なら誰もが持っているであろう運転免許証。

>実はこの免許証を見れば免許取得時に受験した学科試験の点数が分かるという都市伝説があります。今回はこの話題について詳しく解説していきます。
12桁の数字で学科試験の点数が分かる? ─学科試験の点数は左から5桁目と6桁目
赤枠部分の左から5桁目と6桁目の数字が「最初に受験した学科試験の減点数」を示している。

<免許証1>



>この画像では「09」なので学科試験の点数は91点ということになる。

>学科試験の点数を知るために見るのは画像で赤枠に囲われた12桁の数字。この左から5桁目と6桁目が示しているのが「最初に受験した学科試験の減点数」だといいます。

>つまり、「00」であれば満点での合格、「10」であれば90点のギリギリ合格という噂があります。


>実際の意味は公式に明かされていない
>実際はこの12桁のうち5~10桁目は、各都道府県の公安委員会が独自に決めている管理番号で、地域によってその基準も違うといいます。その基準・意味は公式には明かされていません。


>発行地域の異なる運転免許証を見てみた

>学科試験の合格点は90点なので、理論上はこの部分が「10」を超えている方はいないはず。

>しかし、実際はこの条件に該当しない方がかなり多く、10以上の数字が記載されているという方が多く見られました。


>学科試験の点数を示しているというのは間違い
>関東にはじまり、東北や中部、関西など幅広い地域の免許証をみてきましたが、条件に当てはまらないという方がかなり多く、やはり単なる都市伝説にすぎないという結論になりました。

>実際は学科試験の点数を示すというのは間違いであるようです。
>公道の覇者「日本花子」は学科試験に落ちていた?

<免許証2>



>これは、かつて警視庁のウェブサイトに掲載されていた運転免許証のサンプルです。

>この日本花子さんは、こうみえて全ての免許区分を取得している驚きのスペックをもつ女性です。種類欄が全て埋まっている免許証を「フルビット免許」とよび、一部のドライバーたちからは羨望の的になっているとてもスゴい免許です。

>ネット上ではこの日本花子さんを「公道の覇者」「運転するために生まれてきた女性」などと形容するウェブサイトも多数あり、一時期話題になりました。

>しかし、12桁の数字を見てみると減点数は56点。あくまで例にすぎない数字ですが、仮に5~6桁目が学科試験の点数に関わっていたとすれば合格はおろか、試験問題の半分も解けていないことになります。


>公表されている12桁の番号の意味

<表3>
出典:警視庁『運転免許証の番号の形式及び内容について』昭和56年9月10日



>先程紹介した12桁の番号で学科試験の点数を知ることはできませんが、以下の意味を持っています。

1~2番目:管轄の都道府県番号(詳細は後述)
3~4番目:免許取得年(初回)
5~10番目:個人情報・国家秘密
11番目:チェックデジット(検算数字)
12番目:交付回数(=再発行回数)

>「学科試験の減点数(初回)」に関しては間違い。正確には個人情報・国家秘密を示す数字であるため、公表されていません。

>ちなみに12番目の「交付回数」は、紛失や盗難といった理由で再発行された回数を示しているのですが、短期間で何度も数を重ねると、厳重注意を受けたりあらぬ疑いをかけられる可能性があるとのことなので注意しましょう。


>都道府県ごとの管轄番号
>1~2番目の「管轄の都道府県番号」は「公安委員会コードナンバー」とも呼ばれており、地域ごとの番号は以下表の数字と対応しています。

<表4>



<参考=「運転免許証で学科試験の点数がバレる? 意外と知らない免許証の見方」(Forbes)>
(23/06/10)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/11 (Sun) 20:21

 シバケン様、こんばんは。


> 3~4番目:免許取得年(初回)

 此れを見れば、うっかり失効などがあっても、最初の取得年が分かります。西暦下2桁。


【シバケン】 2023/06/11 (Sun) 21:59

磯津千由紀さん、こんばんわ。

「うっかり失効」ですか。

簡単には、
70歳過ぎても、運転免許証を維持したいなら、ですが、「うっかり」してては、ダメです。

特に、75歳からは、認知機能検査が加わり、軽度な違反でも、免許更新が、厳しく扱われます。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/11 (Sun) 22:24

 シバケン様、こんばんは。


 期限までに更新しないことを、理由にかかわりなく(法的理由でなければ)、巷では一緒くたに「うっかり失効」と呼んでいます。
 私は、入院のために「うっかり失効」しました。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/11 (Sun) 22:28

 追伸です。


 深視力検査に通らなくて、トライを繰り返してるうちに「うっかり失効」したこともあります。
 ギリギリに更新しようとした(嘔吐症のため)のが、良くなかったのですけど。


【シバケン】 2023/06/11 (Sun) 23:37

磯津千由紀さん、こんばんわ。

諸般、「うっかり」の件、承知してるです。
結果的、余計なるの手間暇、時間喰います。

言うてるは、高齢者になれば、虎視眈々の、免許取り上げ、狙われてますので、運転の継続したいのならですが。
諸般、慎重に、時間的余裕を持ってと。

さもないと、「うっかり」「ゆっくり」してたでは、間に合わんです。


NO.3183 ≪私事≫デジタル体重計<起稿 磯津千由紀>(23/06/12)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/06/12 (Mon) 01:19

 こんばんは。


 体重計(ヘルスメータ)は、タニタの製品を所有しているが、知人の強い勧めで体重を100グラム単位で記録することにした。

 で、デジタル体重計を購入した。
 従前の体重計の約2倍、2053円であった。

<参考=「タニタ 体重計 ホワイト HD-661-WH」(アマゾンジャパン)>

 が、立ってるとフラフラヨロヨロなので、安定した数値が表示されない。
 キャリブレーションが、毎回面倒だし、最初は中々やり方が分かりづらかった(Err表示が消えぬうちに降りる)。


NO.3184 <一太郎>伝説化するのか<?>/日本語ワープロ・ソフトが、「Microsoft」に排斥される<?><起稿 シバケン>(23/06/12)


【シバケン】 2023/06/12 (Mon) 23:43

当方、
「Ms-Dos」時代には、「一太郎」と、「Lotus1-2-3」派<!>

Windows時代になって、ワープロ・ソフトは、「一太郎」で、行けたですが。
表計算では、「Lotus」では、Dos時代のが、変換出来ずで、「Microsoft」の、「Office」にしたです。

イヤ、
「Office」の、「Excel」が、Dos時代の、表計算で、作成の資料を変換して呉れたです。

これでは、表計算は、勝負に成らず。「Lotus」は淘汰されたです。
今時、「Lotus1-2-3」なんか、知ってるの面々、僅少。


さての、日本語ワープロ・ソフトねえ。
当方、初めての、パソコン購入で、一緒に購入なるが、「一太郎v4.3」でしたです。
フロッピーで、4枚組<!>
容量的、フロッピー・ディスク1枚=1.44MB。

実は、
ここだけの話<?>の、Osの事、知らずに、アプリケーションをば、購入でして。
記憶では、「一太郎v4,3」は、5万円であったかと。

当時の、亀岡の、電気屋<マツヤ電気>の店員、心配しまして。家に来て呉れて、Ms-Dos<v.B>をば、インストールして呉れまして。無事に動いたです。<注=当方不在の時>

結果、とりあえずは、「一太郎」だけ、動かすが出来たです。

オッとの、
現在唯今、尚、「一太郎」派<!>

がしかし、「Microsoft」社の、戦略により、すぐにも、「IME」に、されまして。
それでも、尚、「一太郎」を使てるですが。

理由、当然の、入力がし易いです。
印刷した場合の、文字も、なめらかでして。
がしかし、いよいよの、「Windows11」で、より、厳しくなってるです。
イヤ、「IME」と、「一太郎」の、「ATOK」との、共存が。

<写真1>
店頭に山積みされた「一太郎」(1996年9月)=浮川初子さん提供



<写真2>
<記事>「一太郎」出荷200万本を突破



<写真3>
日本語ワープロソフト「一太郎」を開発した浮川初子さん(東京都港区のメタモジ本社で)=大金史典撮影



<画面4>
初代「一太郎」の操作画面



<写真5>
創業時の「ジャストシステム」の看板。徳島市の初子さんの実家が社屋だった=本人提供



<写真6>
1980年代に発売されたNECの「PC-9801」。「キューハチ」はパソコンの代名詞だった=NEC提供



<写真7>
「一太郎7」を発売し、店頭に立つ初子さん(左から2人目)。右端は夫の和宣さん(1996年9月)=本人提供



<写真8>
本社ビルを背景に写真に納まる初子さん。創業10年目で、会社は急成長していた(1989年4月、徳島市で)



<写真9>
来日した米マイクロソフトのビル・ゲイツ氏。「ウィンドウズ95」をPRした(1995年)



<写真10>
「メタモジ」の社内で打ち合わせをする初子さんら(2017年5月)=本人提供



>赤いパッケージに毛筆の書体で書かれた商品名。日本語ワープロソフト「一太郎」が、発売されたのは1985年8月28日だった。


>34歳の時にこのソフトを開発した女性プログラマー浮川初子さん(72)には、痛快な思い出がある。

>1万円札を同封した現金書留の山、山、山――。ネット通販がなかった時代、ソフトの購入代金が郵送で届き、金庫に入りきらないほどになった。

>一太郎は、日本語の文章をパソコンで書くという行為を当たり前にした国産ソフトだ。パソコンの職場や家庭への普及を背景に、爆発的なヒットを記録した。

>「日本一になれ」と願って名付けたソフトで、夫と2人で創業した「ジャストシステム」は、日本を代表するソフトウェア会社に成長した。ただし、話には続きがある。


>ローマ字仮名入力、長文一気に変換…大ヒット

>「本当によく稼いでくれました」。徳島市のソフトウェア開発会社「ジャストシステム」の専務で、プログラマーだった浮川初子さん(72)は、しみじみ語る。

>1986年の春、当時35歳の初子さんは、徳島県の秘境・ 祖谷いや 渓谷を訪れていた。前年8月にワープロソフト「一太郎」を世に送り出し、その後に急ピッチで開発した新バージョンもようやく発売。社員をねぎらおうと、2歳年上の夫で社長の和宣さんと企画した2泊3日の社員旅行だった。

>「大変なんです!」。宿泊先に電話があり、慌てて会社に戻った。新バージョンの購入を申し込む現金書留が殺到していたのだ。

>1通につき1万円札が3枚。開封するハサミを持つ手がすり切れた。金庫に入りきらず、取引先銀行の行員が駆け付け、その場で札束を数えて持ち帰った。そんな日が何日も続いた。

>「これに懲り、それからはカード払いにした」と、初子さんは笑う。

>日本語の文書作成に主にワープロ専用機が使われていた当時、一太郎は、パソコンで同じことを可能にする画期的なソフトだった。

>ローマ字での仮名入力、長い文章を一気に変換する「連文節変換」機能、頻出単語が上位にくる辞書――。ソフトの心臓部が「 ATOKエイトック 」と名付けた日本語入力システムのプログラムだ。ソフト本体から独立して動き、ATOKがあれば、他社のソフトでも日本語入力ができる。

>発売当初の一太郎は定価5万8000円。年1万本売れれば「ヒット」だった時代に、1年足らずで3万本を突破し、10年以上もベストセラーに君臨した。

>IT関連出版を手がけるインプレス編集長の藤原泰之さん(52)は「縦書き、原稿用紙にも対応したまさに日の丸ソフト。官公庁や学校でも広く使われ、国内でのパソコンの普及を強力に後押しした」と、一太郎が果たした役割を熱く語る。


>「自分たちで」作ったソフト、「標準ソフト」に成長
>一太郎は、どのようにして誕生したのか。

>79年創業のジャストシステムは、最初はオフィス用コンピューターの販売会社としてスタートした。

>徳島市出身の初子さんは、愛媛大電子工学科で1期生として学び、大学で出・会った和宣さんと結婚。最初は2人とも会社勤めだったが、和宣さんが「コンピューターの時代が来る」と、思い切って起業した。
<注=「出・会った」→「・」不要>

>創業時の社屋は初子さんの実家で、社員は夫婦2人だけ。社長の和宣さんが営業、専務の初子さんがソフト開発の担当だ。「何をどう売るかを考えるのが夫で、技術で支えるのが私」。それは、後々まで変わらない2人の役割分担となる。

>1台600万~1000万円と高価な機械を売るため、考えたのが日本語入力システムの改善だった。扱っていた機種の一つはカタカナしか表示できず、メーカーに技術開発を提案した。

>しかし、「忙しいんです。自分たちでやってくださいよ」と断られた。これが一太郎への第一歩だった。

>和宣さんは、初子さんに自分たちだけで開発できるかを相談した。初子さんはあっさり答えた。

>「できるよ」

>開発した仮名漢字変換システムは、「四国にすご腕の会社があるらしい」と評判を呼んだ。そこで、和宣さんは自社ブランドのワープロソフト開発を決意した。

>いずれパソコンの価格は下がり、1人1台の時代がくる。その時に必須なのがワープロ機能だという読みがあった。


>発売した「一太郎」は、時流に乗った。

>パソコンの出荷台数は、80年には年9万台程度だったが、85年に120万台、90年に200万台と急拡大。メーカー各社は家庭への普及に力を入れ始めた。

>罫線が簡単に引ける操作性、既製の伝票の枠にぴったり印刷できる機能など細かな工夫がユーザーの支持を受け、一太郎は事実上の「標準ソフト」としてパソコンと一緒に販売された。「1台売れるたび、チャリンチャリンとお金が入ってきた」と、初子さんが語る時代である。

>一太郎は94年、ビジネスソフトとして初の累計200万本を達成。この年のジャストシステムの売上高は195億円と、10年前の2億円から急成長を遂げた。従業員800人超、自社ビルを持ち、表計算や図形ソフトも手がける国内有数のソフトメーカーに飛躍した。


>業界一変、OSと抱き合わせ販売
>しかし、業界地図を一変させる出来事が起きた。95年の「ウィンドウズ95」の発売である。

>ビル・ゲイツ氏率いる米マイクロソフトが開発したこの基本ソフト(OS)によって、パソコンは画面をクリックするだけでソフトを起動、インターネットに接続できるようになり、劇的に使い勝手が向上した。

>日本でも同年11月から販売が始まり、4日間で20万本を売り上げた。

>脅威だったのは、マイクロソフトが、OS人気を背景に一太郎と競合する同社のワープロソフト「ワード」の販売攻勢をかけたことだった。「日米のソフト大手の覇権争い」とメディアが書き立て、各社が「標準ソフト」をワードに急速に切り替え始めた。

>マイクロソフトの手法はOSやソフトの抱き合わせ販売ではと日米で問題視され、日本では98年、一部が独占禁止法違反と指摘されたが、すでに遅かった。

>ジャストシステムはこの年、赤字に転落。研究費や人員を削減し、営業に力をいれて10億円、20億円を稼いでも、「標準ソフト」の地位を奪われては焼け石に水だった。

>ジャストシステムは2009年4月、立て直しのため、制御機器大手「キーエンス」の傘下に入った。初子さん夫婦は一から育てた会社を去った。

>「下り坂の何年間かは、本当につらかった。今となれば、一太郎の商売を安易にやっていたのがまずかったんだと思います」

>とはいえ、いま考えてもほかにやりようがあったとも思えない。

>悔やむとすれば、資金繰りの問題で、研究中の技術を途中で諦めたことだ。ネット事業「ジャストネット」は、楽天のようなネット通販に育つ可能性があった。米企業から20億円で買い取った文書検索システム「コンセプトベース」は、グーグルのような技術に発展できたかもしれない。

>「マイクロソフトの戦略に敗れたのが全て」。その言葉に、業界の荒波にのまれた悔しさをにじませる。


>「技術は負けぬ」新会社で手書きアプリ

>技術は負けていなかった。

>その思いから、一緒にジャストシステムを離れた技術者らと09年12月に設立したのが新会社「MetaMoJi(メタモジ)」だ。

>「メタ」はギリシャ語で「超える」の意味があり、「モジ(文字)」、すなわち一太郎を超える意気込みを込めた。和宣さんは60歳、初子さんは58歳。再び社長と専務としての挑戦だった。

>衝撃を受けた技術革新があった。新会社を設立直後の10年1月に発表された米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」だ。スティーブ・ジョブズ氏が開発した端末は、手軽に持ち運べ、指一本で何でもできた。洗練された技術が、マイクロソフトの覇権を揺るがす予感があった。

>メタモジは、iPad用に日本語を手書きで入力するシステムの開発に着手した。11年2月に発売したメモアプリ「7notes(セブンノーツ)」が初の製品だった。


>この時も愉快な思い出がある。

>社員の一人が会社のパソコンに、アプリが1本売れるたび、「ポッポー」というハト時計の音が鳴る仕組みを組み込んだ。

>ところが、発売翌日の正午にそれを起動すると、「ポポポポポポポポッポ」という、おかしな音が響いた。セブンノーツが、アップルのカテゴリー別アプリランキングで1位を獲得。売れ行きに音のテンポが追いつかなかった。

>でも、よく売れていることだけはわかった。社内で自然と拍手がわき起こった。


>成功と失敗、そして再起「100年後も役立つ技術を」
>初子さんが「鉛筆一本で稼げる」とプログラマーを志して半世紀になる。成功と失敗、そして再起を経験して語るのは、めまぐるしく変化するIT業界の魅力だ。

>「誰かが変革を生み出し、その変革にチャンスをもらう。そこから価値のあるものを生み出すところに、開発の楽しさがある」

>もちろん一人ではない。発想力に富み「コンピューターには無限の可能性がある」と語る和宣さんと、「可能性を使える形にするのがエンジニア」と話す初子さんは良きパートナーだ。2人で開発したメタモジのソフトは、学校や建設会社、放送局といった様々な現場で使われている。

>そして一太郎と、その心臓部「ATOK」もまた、初子さんらが離れた後のジャストシステムで、着実に販売実績を重ねている。

>メタモジの若手社員は、一太郎の大ヒットを知らない世代だ。昨年に入社した本間奨悟さん(30)は「社長と専務が時代を築いたレジェンドと知って驚いた」と明かす。

>初子さんは今、そんな若手技術者に夢を託す。「100年後も役に立つ技術を生み出す。そういう会社にしたいと思っているんです」

>大重真弓(おおしげ・まゆみ)記者  2006年入社。千葉支局、バンコク支局などを経験し、現在は東京社会部でデータ・ジャーナリズムに挑戦している。パソコンで文章を書く時は、専らATOKのお世話になっている。41歳。

<参考=「「一太郎」が「ワード」に奪われた地位、「マイクロソフトの戦略に敗れた」…それでも伝説の開発者はITの魅力に夢託す」(読売新聞)>
(23/06/12)


【パソコン大魔神】 2023/06/13 (Tue) 01:40

 ジャストシステムがオフィス・アプリケーションの世界から脱落したのは、「カーネル」という概念に付いて行けなかっただけの話。

 当時、Apple社が世に出したGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)に刺激されてIBM OS/2カーネルやマセマティカ・カーネル、Adobeカーネル、Windowsカーネル等の競争が激化していた。そこにジャスト・システムは乗る事が出来なかった。原因は「一太郎」「花子」「三四郎」が売れ過ぎて、急激な方向転換が出来なかったからだ。

 我がIBMがNECに対抗して販売していた「日本語DOS」をあっさりカナグリ捨てて、パソコン大魔神がMicrosoft社に開発させた「IBM DOS/4.0
V」に全面切り替えて、更にIBMのOS/2開発部隊をマイクロソフト社に移籍させて「Windows95」の開発を急いだ。「Microsoft Windows95」には、インターネット・プロトコル「TCP-IP」を標準搭載するという大イカサマをやって「Netware社」を潰してやった。更に「Windows98」の開発時にNEC対応をあえて蹴ってやった。NEC「PC-98」が滅亡すると共にジャスト・システムも討ち死にした。時代の流れを読まなかったNECとジャスト・システムに原因が有る。IBM/Microsoft連合が悪いワケでは無い。

それだけの事。

ただ、「MS‐IME」って、ほとんど「ATOK」だと思うけど。


【シバケン】 2023/06/13 (Tue) 08:47

パソコン大魔神え

>ただ、「MS‐IME」って、ほとんど「ATOK」だと思うけど。 

これはねえ。
慣れ、使い勝手の問題もあるですが。IMEには、今だ、馴染めず。

当世、
検索窓に、直接入力するに、ATOKでは、アルファベットでしか、出来ずに成ってるです。
厄介なると。
それでも、簡単なるの語句なら、検索出来るの摩訶不思議。


で、
IMEなら、Osに附属で、只でして。
ATOK<一太郎>なるは、バージョン・アップ版で、一番に安いので、1万円見当。


でで、
日本国の、古手なら、「一太郎」ファン多く。
我々なら、諸般の附録的機能不要でねえ。にも、関わらずの、沢山附加され、その分、値も上がって、ねえ。

基本的機能だけならと、「筆まめ」程度の、ン千円で、販売すれば、ドドンと、売上げ伸びると、思うです。

オッとの、検索窓に、入力出来るよに、して呉れんと、どもならず、ですが。


【パソコン大魔神】 2023/06/13 (Tue) 16:09

「Windows3.1」の時代の日本語入力は結構大変だった。それでも初期の「漢字コード入力」や「単漢字変換」に比べれば、たどたどしいながらも文節変換が可能になった。当時、「販売店(はんばいてん)」と入力したら「半場移転」と変換されたりしたもんや。このボケた変換が結構面白かったが、最近の文節変換は凄い!

 日本のパソコン市場から「一太郎」が消えた頃から「MS IME」が急激に使い勝手が良くなって来た。だからMicrosoft社がジャスト・システムにIMEの開発を依頼したか、ジャスト・システムを辞めた人が開発に関わったんじゃ無いか………、と思っていた。


【シバケン】 2023/06/13 (Tue) 19:19

>日本のパソコン市場から「一太郎」が消えた

まだ、消えてはない。
JustSystemは、存続し、「一太郎」の新バージョン<今年なら、v2023>は開発され、出てるです。

但し、「一太郎」の売れ行きは、ガタ落ちかと。
先の通り、IMEなら、Windowsの附属ソフト。
に、対し、まともなら、4万円見当は、誰が出す。
バージョン・アップ版なら、1万円見当ですが、そんなに出してまではと、古いのを、そのままに使てるです。

で、
そのJustSystemも、アプリケーションでは、喰えず<?>で、時計、傘、爪切りとか、色んな分野と、提携なりして、通信販売してるです。

よて、
早晩、消え去るかと。

が、
出来れば、低価格路線で、機能絞り込みで、販売すれば、と思うですが。


【パソコン大魔神】 2023/06/13 (Tue) 21:29

 1995年は「Windows95」の衝撃が世界中に走った年だったが、関西では豊中から淡路島までの「野島断層」がパキッとズレて、震度7の阪神大震災の衝撃が走った。
 
 この時、神戸三宮のユーザーに救援に行った。NEC PC‐98は机から落下して木っ端微塵に砕け散っていたが、IBM 5550は机から落下しても無傷だった。 会社の事務所内は大型の金庫が大暴れして滅茶苦茶になっていたが、IBMのシステムは完璧に動いてデータも無傷だった。この阪神淡路大震災では神戸生協の富士通のホストコンピュータがビルごと崩落していた。逆に神戸製鋼所のIBM製の大型コンピュータは落ちて来たビルの梁を支えたそうな。

 その話をIBM本社(東京:六本木)で話したら「サスガ、IBMだ!」と変な事で話題になっていた。(アホな奴等や)しかし、その後日本IBMは近畿地区の営業を撤退させてしまった。受注がゼロになってしまったから仕方が無いが、パソコン大魔神は日本IBMと決裂する事になった。しかし、IBMの窮地を救った「サービス事業」は大魔神がIBMに伝授した知恵で、世界中のIBMグループが箱売りビジネスから「サービス・ビジネス」に移行する契機となった。
 
 今にして思えば、多くのコンピュータ・メーカーが姿を消した。例えば「バロース」「ユニバック」「ヒューズ」「ベル研究所」「コンパック」。今でも生き残っているのは「デル」「ヒューレット・パッカード」、そして我が「IBM」だ。箱売りから脱却した事で生き延びる事が出来た。それに比べれば「ジャスト・システム」はNECの箱売りビジネスに相乗りしただけのもんや!(馬鹿にしてスマン!、まだ生きとったんかいな!)

 その年にもう一つの歴史的な大事件が起きた。それは京都の偉人「柴田健雄」氏(後のシバケン)がローム株式会社を辞めさせられた。もし、この大事件(事故?)が無ければ「シバケンの天国」はこの世に存在しなかった。それが良かったのか、悪かったのか、諸説有る。