不可思議の世界NO.5
京都・亀岡の良く当たる占い師の話
<京都でよく当たる占い師は?>
注;URL<京都inet>
不可思議NO.4 | ||
不可思議NO.1 | 不可思議NO.2 | 不可思議NO.3 |
題目一覧表 | お問い合わせ状況 | 三栖神社・炬火祭 |
目次
NO.80 叔母の話(3) 訃報と危篤
NO.79 叔母の話(2) お見舞いに(2)
NO.78 叔母の話(1) お見舞いに(1)
NO.77 余談の余談・世にも摩訶不思議なる御加護
NO.76 仏壇、墓石の話
NO.75 人形供養の話
NO.74 何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話
NO.73 従兄弟が逝きよった(6) ヒロムに送って貰うの話
NO.72 従兄弟が逝きよった(5) 葬式の話
NO.71 従兄弟が逝きよった(4) 貴生川駅
NO.71 従兄弟が逝きよった(4) 貴生川駅
貴生川駅に降り立ち。
おトイレも済まし、乗り越し料金を精算で、やと、一万円札が崩せたです。
改札口を出まして、さて、右か左か、どちが正面玄関かと。何も書いて無いんです。
其処等の人に尋ねたら、アッチと思うです。思うですとは不可解な事を云うですが。示された方に出たですが。
実は、反対方向にはバスの駐車場があったし、タクシー乗り場もチラと見えてたですが。示された方向には、タクシー乗り場しかなかたです。
イヤ、両方共に目印になるよな、めぼしい建物が無いのです。
どちにしても、携帯電話でヨシノブを呼び出し、今着いた。迎え宜しく頼むです。
ソか。ヒロムちゃんに往って貰うし、正面玄関で待っててクレ。
何やて。ヒロムちゃんが来てるんかいな。
ヒロムちゃんは、ノブオの弟やけど、住まいは鎌倉なんです。ワザワザ来たんかと。想定外やったです。
何でも佳いです。待つ事にしたですが、十分もあったらの筈が二十分を過ぎても、マダなんです。
駅前に向かう人、二十歳そこそこの女の子を捕まえまして。貴生川駅の正面は此処で佳いのですか。
ええ、此処と思います。あっち側にはコンビニがありませんけど。こっちにはローソンがありますし。
コンビニがあったら正面玄関かいなと。要は周辺にお住まいのお方にも駅の正面玄関がシカとは分からへんのです。
そやから云うて、ウロウロしてたら、反って可笑しな事になりますし。場所は移動セズにジッと待機してたら、ヒロムちゃんが歩いて来たです。
「此処でしたか。反対側で待ってました。」
薄々はそやと思てたです。分かり難い駅です。
「携帯電話の番号を聞いとけば、佳かったです。」
そおやねえと、後で交換したですが。
しかるに、ヒロムちゃん、云うても五十歳を過ぎてるけれど、此の四月から長野に単身赴任なんです。へえ、そおかいな。其れでも長野から此処までは遠いやろな。ええ、六時間です。万障繰り上げ、調整しまして、走って来たです。
とは、駅構内、中央突破の反対方向に移動の最中の会話やけれど。
見たら、ええ車に乗ってます。所謂ワゴン車で、カー・ナビ付きで。ナンボした。片手です。片手ねえ。金持ちやなあ。
イヤイヤ、車高が高いですし、助手席に母を乗せるに一苦労。
辞めておけ云うてるのに、長いスカートの喪服を着て来たです。足が上がらへんし、裾をまくってしもて、何とか乗せてもての、一路、ヨウイチの家にやけれど、降りるのも大変大騒動。
そんな事はどでも佳いです。
葬式会場でもあるヨウイチの自宅に着いて、早速です。ご遺体に面会。僅かに開いてる口元の歯が印象的やったです。前歯が二本見えてたです。
歯抜け爺さんのママで逝ってしもたんや。正直云うて、飾られた生前のフックラしてる写真と、大違い。
一体、何時の写真やな。ウシロに居てた、ヨシノブにです。
四五年前やで。ホンマかいな。十年以上と違うのかいな。ホンマやホンマや。間違いない。
にしても、変な話やけど。佳い日に逝ってくれたです。
葬式が平日でヨカッタです。
これが、土曜か日曜やてみいな。町内会やとか、自治会等々の会議と重なってみいな。不慣れな役員さん、就任早々にも、他の面々にご迷惑掛けんならんやないですか。
内心ではそんな事になるを危惧してたですが。
ヨウイチに変な処で、感謝です。
(05/04/17)
NO.72 従兄弟が逝きよった(5) 葬式の話
何十年振りかの、疎遠になってた従兄弟も来てまして。
従兄弟連中の子供達も大きく成長。この度、会うのが初めてのが多いけど。従兄弟の子まで、会う機会は殆ど無いですが。
挨拶を一通りしてしもたら、する事がねえ。
家の中はゴッタ返してるし。構造をば探索するのも問題やし。居場所も無いし。皆が居てる場所に居てても佳いですが。
知らん人には気を使うですし。外に出て、従兄弟連中と煙草を吸い乍らの雑談、世間話が一番に気楽ですやんか。
ソオコオしてる間にも葬儀社のお方も準備完了。
お寺さんも到着されまして。予定の時間となったですが、私等は居てる場所が無いですし。外で待機してるより無いですが。
ご近所のお知り合い、町内会の役員さんと思しき面々が見えまして。お焼香も一時間の予定が三十分で、滞り無く完了してしもて。
ノブオの話では昨夜のお通夜(おつうや)では、中学校の生徒さんが、数百名来たですて。ヨウイチの娘さんが中学生で、同級生の一団が先生に伴われて、です。
しかるにですが。
我が親父の時にもソやったです。矢っ張り、家でしたんですが。お通夜では、会社の連中であるとか、上司も来てクレまして。
疎遠になてた親戚も顔を出してクレましたり。嗚呼、来てくれやはったんか。有り難う御座いますと。
黙礼してる間にも涙で涙で。ジンと来たです。
何よりも、当時の町内会の役員さんには頭が下がったです。
お通夜でも、葬式にも来て戴きまして。しかも、正直云うてです。大物でも無いですし。まともやたら、一時間は保たんです。
格好つけるためです。二度、三度と、お焼香して戴いたです。
嗚呼、二度目やなあ。嗚呼、此のお方は三度も並んで戴き、申し訳ありませんと。不思議な事に、十数年以上経つですが、全容須く覚えてるです。
しかるに、我が町内会で、です。
お葬式を自宅でしやはるのは、珍しくなてしもて。葬儀場でやるのが一般的となったです。町内会だけでなくて、親戚デモです。
ここらの考え方は難しいです。
本来なら、如何に狭くとも、自宅でやるのが常識とされてたのは、葬祭場が無かったからもあるですが。
自宅ですると、手狭な問題、隣近所、親戚縁者、関係者にとて、ご面倒、ご不自由やし。町内会の役員さんにも気を使わせるですし。葬祭場が無難とされてるです。
がしかし、町内会の役員さんにとて、葬祭の手助け、参列は重要なるお役目、責務。ともされてまして、ご苦労様なれど、宜しくご協力をとなてるです。
私にしても、其の立場なら、ご遺族のご意向に沿て、全面的なるご協力、精神的支えになるは当たり前と心得てるですし。
遠くの親戚よりも、近くの他人。ですやんか。
そのための、日頃のオツキアイであて。この度のヨウイチのは、家長でもあるし、嫁はんが家から出してやりたいと。
我が親父の時には、亀岡にも葬祭場があったですが。詳しくも無かったですし、ソチでやるのは念頭に全く無かったです。
話簡単には、自宅でするのが至極当然、当たり前に思てたですが、私が関係、顔を出した葬式で、自宅のは親父、妹の義父以来ですやんか。
式も滞りなく完了の出棺なれど。
私も参加したですが。ヨウイチの息子にヤレと云うてるのに、落としたら怖いやて。オイオイ、何云うてるのやと。人数が居るから大丈夫。結局は手伝わん仕舞いで。
イヤ、家族のでは、祖母のが初めてで、先陣切って持ちましたです。持った瞬間より、泣けて、泣けてねえ。堪らんかったですが。
柴田の叔父、従兄弟総動員で、持ちましたです。且つ柴田家の縁者のは全部持たせて戴いてるです。
しかるに、ヨウイチのも結果的に我が従兄弟総動員。
オイオイの、ヨウイチの子、甥なんかは参加セズやて。中年のオッサンばかりの、少人数故、異常に重たいし。こっちは、どっちや。頭のほや。ソやったんか。道理でと。
霊柩車にも無事に乗せて、関係者出発やけど。先には数分なんですて。
へえ、そんな近くに斎場があったんかいな。
(05/04/18)
NO.73 従兄弟が逝きよった(6) ヒロムに送って貰うの話
斎場には葬式会場もありまして。
会場をご利用になられるのであれば、です。
併設の火葬場に即は幾ら何でも味気無いですし。霊柩車をば、前庭のロータリーを二周させるですて。
トハ、諸事万端、手配のノブオが申してました。
斎場は新興住宅街の近辺に出来てるだけに、新しい建物でして。
着いて即、お寺さんの読経とお焼香をしまして。奧に進めば、火葬場でして。釜に棺を装填、扉が閉められまして。
係の人が、此のボタンを押せば、火葬、着火されますが、どされますか。
どされますか。やて。
火付けのボタンを押すかどかの選択を喪主にせよとの事でして。
押すを選択のご遺族が居るカモ分からんですが、喪主は拒否して、お願い致します。
デハと、躊躇無く、即刻です。係の人がボタンを押したです。
デハデハ、焼き上がるまで約一時間半です。上がったら、お呼び致しますので。
一旦お帰りになるなり、待機されるなり、好きにして下さい。との事やけど。車で数分とは云えど、戻っても仕方が無いですし。
待機してるに決まったですが。奇妙なる選択をさせるナと。ボタンを押した瞬間に後戻りは出来ひんのやし。されても困るですが、残酷なる選択ですやんか。此の斎場の方針やけどです。
イヤ、外観も、内装も綺麗な建物やけど。待合場はあるですが。お茶の設備もあるですが。
コーヒーなんかの自動販売機もあるですが。所謂、喫茶部的なモノが無いです。全てがセルフ・サービスでして。
適当に佳きに計らえでありまして。
待つこと、所定の一時間半でお呼び出しがあったです。灰と化した、ヨウイチとの再会となるですが。
ホンの十日前には冗談交わしてた相手やのにです。一時間半前には、肉体も存在してたですが。
人間は死んだらお仕舞いやなあ。水分が多いだけの、単なる物体なんやと。実感させられるです。
ではあても、天涯孤独で無くて。
こんな具合に最後の最後までつき合ってくれる血縁者が居てるだけ幸せなんかも分からんですし、私の時にはどれだけの人数がと思わん事も無いです。
或いは、我が家族、一人一人は誰に涙してもらえて、誰に見送って貰えるのかと。死んだら、只の物体なんやけど。です。
後は通り一辺ですやんか。
特にどのこのは無くて、故人を偲び、近くの、とある料理屋で会食しまして。時間も時間となてです。
お暇やけど、ヒロムが送ってやると云うてくれて。
有り難う。適当な処で結構と云うたら、兄のノブオが家まで送ってやるやて。
ソラ、正直云うて助かるし、帰りが満員電車はゾとしてるし。母の事がやけれど。お申し出、して戴いて、嬉しいけれど、やで。
分かってるかいな。家て、亀岡やで。遠いで。
構わんです。一辺も往った事が無いですし。場所を知っときたいのやて。
成る程納得の、ズバリとはです。言語明瞭にはです。此処だけの話です。
そもそも、ヨウイチが順序逆転やけどです。常識的には次ぎの最有力候補である、我が母の事も想定してですやんか。
とは、母も聞いてたですが、此の兄弟は亀岡の我が家には一度も来てないのです。
兎に角、住所を云うてクレ。
まあ云うたら、年賀状は出してるですが、カー・ナビに住所入力したら、勝手に道案内してくれるですて。
へえ、便利な機能があるのやなあ。やけど、推定三時間は掛かる筈やで。
いや、カー・ナビの計測では、推定時間百分弱なんですて。
ホンマかいな。そやけど、カー・ナビがそお云うてるのやし。私は方向音痴やし。
話簡単には最短コースを道を迷う事なく誘導してくれる故で、高速有料道路使用する、しやへんも、選択出来るのですて。便利な機能がついてます。
途中、名神高速道路のサービス・エリアでトイレ休憩しまして。缶コーヒーを飲んでです。
ハタと気がつき、嫁はんにも連絡しとかんとと、殆ど到着直前の、京都縦貫道路、大井インター直前にて電話して。
斯くなる次第で、送って貰てるしと。ご両人には、お茶くらい飲んでクレと。
我が家に着いたは、会食の料理屋出発から、百分程度の十時半頃でありましたが。
誠に以て、カー・ナビの威力は凄いです。私みたいな、方向音痴には持って来いやけど。使う頻度がなあ。
殆ど無いです。出不精故、知った処にしか往かんからです。
しかるに、ヒロムは兄のノブオを家に送って、長野に向かうですて。
ご苦労さんです。
(05/04/19)
NO.74 何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話
「孫娘の話」にて掲載。
(「孫娘の話NO.4」 NO.38 年末年始・雨嫁、晴孫娘(7) 何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(1))
(「孫娘の話NO.4」 NO.39 年末年始・雨嫁、晴孫娘(8) 何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(2))
(「孫娘の話NO.4」 NO.40 年末年始・雨嫁、晴孫娘(9) 何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(3))
(「孫娘の話NO.4」 NO.41 年末年始・雨嫁、晴孫娘(10) 何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(4))
(「孫娘の話NO.4」 NO.42 年末年始・雨嫁、晴孫娘(11) 何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(5))
(「孫娘の話NO.4」 NO.43 年末年始・雨嫁、晴孫娘(12) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(6))
(「孫娘の話NO.4」 NO.44 年末年始・雨嫁、晴孫娘(13) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(7))
(「孫娘の話NO.4」 NO.45 年末年始・雨嫁、晴孫娘(14) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(8))
(「孫娘の話NO.4」 NO.46 年末年始・雨嫁、晴孫娘(15) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(9)
(「孫娘の話NO.4」 NO.47 年末年始・雨嫁、晴孫娘(16) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(10)
(「孫娘の話NO.4」 NO.48 年末年始・雨嫁、晴孫娘(17) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(11)
(「孫娘の話NO.4」 NO.49 年末年始・雨嫁、晴孫娘(18) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(12)
(「孫娘の話NO.4」 NO.50 年末年始・雨嫁、晴孫娘(19) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(13)
(「孫娘の話NO.4」 NO.51 年末年始・雨嫁、晴孫娘(20) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(14)
(「孫娘の話NO.4」 NO.52 年末年始・雨嫁、晴孫娘(21) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(15)
(「孫娘の話NO.4」 NO.53 年末年始・雨嫁、晴孫娘(22) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(16)
(「孫娘の話NO.4」 NO.54 年末年始・雨嫁、晴孫娘(23) 閑話休題・何かのご縁の、お導きの、不可思議なる話(17)
NO.75 人形供養の話
(「孫娘の話NO.6」 NO.58 初節句の話(4) お雛さんの話(2)参照)
NO.76 仏壇、墓石の話
(「孫娘の話NO.6」 NO.60 余談・雑談・世にも不可思議なる話の話(1)参照)
(「孫娘の話NO.7」 NO.61 余談・雑談・世にも不可思議なる話の話(2)参照)
(「孫娘の話NO.7」 NO.62 余談・雑談・世にも不可思議なる話の話(3)参照)
NO.77 余談の余談・世にも摩訶不思議なる御加護
(「お上のやる事に、間違いばっかり」 NO.25 余談の余談・世にも摩訶不思議なる御加護(1)参照)
(「お上のやる事に、間違いばっかり」 NO.28 余談の余談・世にも摩訶不思議なる御加護(2)参照)
NO.78 叔母の話(1) お見舞いに(1)
諸般の事情にて、叔父の嫁はん、叔母に会いにと。
当然にして、叔父にも会うけれどや。
叔父を邪魔にしてるで無しの、要は、叔母のお見舞いにと。しかるにの、諸般の事情、現段階にて、詳細、掲載せず。
準備万端の、最寄りの、ENEOSにて、ガソリン満タンにで、へえと。
一時、この8月、お盆の時期、1リットル、187円也の数字を見てたのにと。117円とはなあと、ビックリのと。道路特定税、廃止してみい。100円以下かと。
そんな値で、営業のガソリン・スタンドも出現してるですがと。セルフでと。私、セルフ苦手でと。操作方法無知故でと。ホナラの一度でも、経験したら、ええのやけれどの、苦手意識先行にて、よやらんのや。その点、息子共順応早く。歳喰たら、アカンなあと。
そんな事は結構の、要は昨年にも、お見舞いにと。9月でと。妹夫婦と、私と嫁はんの四人でと。何か花でもと。昼食もと。「くずはモール」やったかなあに、入りましてと。大体が不案内故、道中、迷子になったりと。
イヤ、叔父宅、直接なら、承知やけれどや。他は知らんです。カー・ナビもあらへんのにと。そもそもが、樟葉(くずは)なんか、地名は知ってるけれど、場所を知らんがな。初めてやのにと。
駐車場入り口さえもと。運良くの、偶然、一発、分かったけれどや。
兎に角、関西医科大学附属男山病院にです。
叔母が再度の入院との連絡受理にて、ホナラと、出向いただけでと。叔母は入院にての、お見舞いがてら、叔父と一緒に、昼飯でもと。
イヤ、予め聞いたです。病院に食堂はと。あるけれどの、不味いしなあ。向いにも、一寸したのがあるしと。
イヤイヤ、行くの時間帯をどしょかなあと。大病院なるに、午前中に入るでは、駐車場が大入り満員で、時間喰て、大変ではと。周辺の状況からして、延々では無いかと。
そんな事、あらへんでと。空いてるでと。へえと。ホナラの、変な話、適当にと。出る時にでも、ケータイに、連絡するしと。
コレ又、先日、聞いたです。聞いた、ケータイの番号、登録しよとしたら、既に、登録されててねえ。何やと。話簡単の、過去、十ン年、叔父のケータイに電話するの用事が無かったです。
此度、叔父が病院と、自宅の、往復故でと。一歩、出られたら、家のでは、意味無いしと。誠、ケータイは便利でと。
マア云うたら、叔父とは、中学三年生までは、同居してたしと。
歳の離れた、兄貴みたいなモンでしてと。叔父が結婚は、私が学生時代やったかと。学生の分際にて、正式なる礼服なんか、あらへんしで、学生服で、式に出たですがと。
イヤ、正しくの学生服で、詰め襟のと。今時、余り見いひんけれどや。学生服なら、礼服でと。どちみちの、上着なんか、ソレ一着しか、持ってえへんわと。選択の余地無しと。誇りを持って、着てたです。学生なら、ソレで十二分。変な話、結婚式でも、葬式にでもと。儀式万端、万事、何にでも通用のと。
実は、昨年、5月やったかなあ。親父の17回忌をやりましてと。
其の時は、元気に、夫婦で来てたのにと。定期検診か何かで、診て戴いて。即の入院しなさいと、相成ってと、云うてたです。前回、お見舞いの際、当人がと。
タケちゃん、とは、私なれどの、定期検診もしんとアカンえと。ホットイテくれ。
とは、云うてえへんけれどや。ここ何年もしてへんです。
兎に角、私は、自分で云うも、何やけれどの、柴田を代表のと。他は諸般で行けへんでもや。私はソはならんのやと。
ソラ、柴田の親戚、他にも居てるですがと。矢っ張り、諸般があるやんかと。詳しい内容知らんでもやと。知らんは、ホントに知らんです。持病を持ってるのも居たはるしと。体調崩してるのも、居てましてと。
そんな意味でなら、お陰様にて、私も一人前の、持病は一杯あるけれどや。何がとなればの、マズは、耳鳴り症。今だ、治ってえへんけれどや。耳鳴りで、見舞いにも行けへんで無しと。
他にはとなればの、痔もあって。矢っ張り、見舞いにも行けへんで無しと。
ハタマタの、老眼、寝不足、体力、精力減退、食欲不振に、頭痛持ちに、咳にクシャミに、鼻水タラの、自転車にて、転倒の、打撲痕も、今だ消えずの、以て、お見舞いにも行けへんで無しと。
云うたら、健康優良オッサンかと。
では、あっても、無かっても、相応の都合なら、何としてでもの、親戚付き合い大切には、我がご幼少の折りから、実践でと。祖母から、重要性を叩き込まれてるです。オマエ、柴田の長男やと。
其の一言で、反論出来ず。した事も、するツモリも無いけれどや。
そんな意味なら、我が、両親よりも、数段、数十段、親戚付き合い、大切にしてるですと。
自信を持って、云えるです。但しの、何が世間の常識の範疇かを、知らんしナと。只ナ、水臭いのが、多くなってるかと。
イヤイヤ、朝から、母のお薬を戴きに、町医者にと。突然に無いと申すの、こっちにも、都合があるけれどや。
ホナラのツイデにの、我が風邪もスッキリしいひんしと、診て戴いてと。ハッキリとは、風邪のお薬をと。戴くが目的のと。母のお薬だけでも、私をツイデに診て戴くも、合計の所要時間、大して変わらんのやと。
その他、諸々の野暮用、小用済ませて、イザ、ケータイにて、コレから出発するしと。叔父に一報入れたら、一寸、様子がと。叔母ので。叔父の声に緊迫感漂おてるしで、兎に角、スグ行くわと。
朝から、嫁はんが、差し入れのオカズを造ってくれててねえ。
ホナラと、適当なる道中、コンビニにて、オニギリ、お茶でも調達してと。ツイデに、喉飴、煙草を一箱、予備のをと。まさかの、病院に煙草の自動販売機はあらへんしと。
兎に角の、兎に角、遅れてならじと、下道(したみち)止めて、上道、有料道路を選定のと。
結果的、上手く、コンビニ見つかったらやけど。見つからんでも、仕方が無いゾと。一刻も早くの到着をばと。目指しましてと。
イヤ、コンビニを探すの以前の、其の道中大変でと。朝から大雨、降ってまして。雨は無関係の、京都縦貫道も終わって、国道171号線に向かうの途中から、道の雰囲気違うんや。
真っ直ぐの道の筈が、直進と、左折になってましての、選定の道は左折でと。急に車線変更も、止めまして。真っ直ぐ方向には、車が一杯。遠慮しとこかと。強引に車線変更にて、接触事故でも起こしたらと。
イヤイヤ、オッとの、運も良く、左折で、期せずしての、コンビニ発見のと。
ホンマやでと。一寸の間で、道がスッカリ、変貌でと。オッとの、その前に、向日町経由の方が早かったかなあと。既に、相当に来てるし、今更なれどの、私も相当に焦ってるなあと、自覚充分。
まあなあ、帰りはそっちのルートでと。兎に角、差し入れとするのか、最早の、三人分かと。病室から、出られへんの可能性もと。三人分とは、叔父、従兄弟の分、私の分にて、ペット・ボトルのお茶も三人分。
イヤ、電話の際、従兄弟、叔父の息子やけれど、呼び出したと。よって、相当なんやと。切迫と。病院から、昼飯なんかに出られへんの可能性考慮のと。
イヤイヤ、喉飴、煙草一箱も忘れてえへんです。その程度の気分的余裕は充分でと。
斯くなる次第の、斯くなるでと。兎に角の、私は方向音痴。十二分に自信を持っての、全然の、自慢にならずは承知でと。
デデデの、国道171号線から、一号線は簡単なんやと。一号線から、病院に向かうの道なんやと。
名称、関西医大附属の、男山病院なるは、先の通りの昨年9月に行ったです。原則、承知でと。されどの、行った方向が違うんやと。「くずはモール」からでしてと。
さての、適当なる信号から、男山方面。とするのか、八幡さん方面へと。進路を取ったはええけれどの。マタモヤの、道の雰囲気がと。違うんやと。
余り、モタモタ、してられへんしと。迷子になってられへんゾと。適当なる場所にて、駐車場の警備員さんを見つけてねえ。スミマセンですが、男山病院へは、どんな具合にと。
問えば、あの信号を左にと。アトは、誰かに聞いて頂戴と。有り難う御座いますの、アノ信号を左ですねえと。
そんな具合に行ったツモリが、怪しいなあと。
雰囲気、違うんやと。取って返しての、モタモタ、してられへんしで、さて、モ一発、誰か捕まえてと。思てたら、コンビニから出て来るの二十歳そこそこの兄ちゃんがと。傘差し、歩いてるし、近所のかと。
車を止めて、雨の中、飛び出し、開口一番、スミマセンがと、声掛けて。開口二番、「怪しい者では無いですよ。」と。
ホンマやでと。先の警備員さんには、そんな台詞は出さへんかったですが。此度の兄ちゃん、年齢が違い過ぎるしで。今時、何があるか、分からんしと。
云えば、兄ちゃん、我が台詞に、ニコリのニタリの、ハイと。ウンと。何ですかと。問われるの返答待たずの、間髪入れずの、「男山病院は何処なんですか。」と。
あのですねえの、「この先、暫く行って、右なんですが。」と。あの信号ですか。違うです。「一緒に行きましょか。」と。へえと。ソレは有り難いけれどの、大丈夫ですか。大丈夫ですと。
何が大丈夫か、コンビニから出て来た、兄ちゃんやで。病院、自宅なるが、そんな遠くか、近くか知らんけれどや。余計な道中、ええのかなあと。帰りはどしやはるですかと、問えば、体調思わしく無くの、お薬でも、貰いに行こかと、思てた矢先でと。へえと。
有り難い事に、双方、渡りに船やったかと。
同乗して戴ければ、間違い無いゾと。変な話、遅刻も何も、コレ以上の迷子にならずに、無事に到着保証されたです。
(08/12/06)
NO.79 叔母の話(2) お見舞いに(2)
そんな次第で、男山病院に無事に到着にての、叔父の云う通りの、駐車場も空いててねえ。
概略の、50台が駐車出来るかの、場所に、2、3箇所空きがあったかと。兄ちゃんの話では、別方向にも駐車場があるらしく。されどの、知ってる方に行きまして。
斯くなる次第の、斯くなるでの、コンビニで捕まえた、見知らぬ、兄ちゃんと、二人して、病院にと。
「スミマセンでしたねえ。」
「いえ、大丈夫です。」
近頃、この云い回しなんやと。「大丈夫」のと。充分、ニュアンス伝わるですが。
まあなあ、変な話の、道中、ここが家なんですと。示された場所、コンビニまでなら、歩いて、ン分かと。成る程の、へえ、ここですかと。
何処からですか。亀岡です。亀岡ですか。兄が亀岡在住でと。へえと。
亀岡の何処ですか。
までの、話をするまでには、標的、男山病院、目に飛び込んだです。変な話の変な話、彼が歩いて自宅の辺りまでなら、所用時間、15分掛かるか、掛からんのと。
話簡単の、車で、走ってた道路からは、信号の二つ分、ズレてたですし、ソラ、見つからんナと。周辺の状況も知らんし、カー・ナビもあらへんしと。ツイデに、ETCもあらへんわと。
分からんかったら、ヒタスラにと。只々、道行く人に、聞けと。聞きまくれと。その一手。何なら、コンビニでとも、考えたですが。良かったです。
斯くなる次第の、斯くなるでと。
オッとの、面会の場合、受付とするのか、守衛室に届け出しんならんのかと。らしきがあったしで。
反面では、一々、届けんでも患者か、何か分からんけれどや。マアなあ、病室が何処かと、聞くを第一の目的としての、所定事項、名簿に記載の、ン号室は、何処ですかと。
真っ直ぐの左手にエレバーターがあっての、下に降りてと。へえと、下ですかと。下なんですわと。
ここ、正面玄関は二階ですかと。そおなんですわと。ヤヤコシイんですわと。聞いて良かったなあと。
イヤ、病室なら、ン号室と聞いてるです。加えての、叔父からも、ヤヤコシイでと。ヤヤコシクとも、何でも、聞け、聞けの、聞きまくれと。私はこの一手でと。
まさかの、病院内で、迷子になってられへんゾと。まさかの、まさかの、叔父にケータイにて、現在地、ココ。そっちには、どないして、行けばとなんか、聞けるモンかと。
それこその、其処等に一杯、関係者居たはるわと。
イヤ、教えられたの、指示通りに、向かう途中の道中にての、先の兄ちゃんにバッタリ遭遇の、双方、ニコリの、黙礼のと。イヤ、この兄ちゃんも、案外に男前やなあと。
以て、お兄ちゃんとも、サイナラでと。名前は全然、知らんです。
またしてもの、道中、ン号室が分からんでねえ。ここでは、迷う事無くのナース・センターの姉ちゃんにと。
あっちです。あっちですかと。
コンコンと、ノックで、入れば、叔母の妹さんが、居たはりまして。座ったはりまして。叔父の顔、ニコニコとで、ホと安堵。従兄弟も傍らにと。モ一発、安堵でと。叔母の妹さんまでは、想定してへんかったけれどや。
ホンマやでと。病室内、緊迫感、漂おてえへんしと。
ソラなあ、全員が、ベッドを取り巻きの、先生が居たはってみい。少なくともの、大変なる事態ゾと。
ホナラの、ホナラで、マズは、妹さんに自己紹介のと。イヤ、見覚えあるけれどや。叔父の結婚式の際やったかと。大体が、叔母にも似てる面あってと。一発、分かるですがと。
ホナラの叔父が、アレの妹さんやと。お姉さんも来てくれたはってと。ソかと。
デデデの、叔父に差し入れをと。何でも無いでと。嫁はんの手作り、オカズと、コンビニのオニギリ、お茶だけやと。
ハイと、手渡せば、従兄弟が、ハイと。オオキニと、冷蔵庫にと。
トトトの、トの、煙草が入ってるけれどと。オッとの、トットの、ボクのんやと。モ一つ、喉飴も、差し入れと違うと。レジ袋から、取り出してと。慌てん坊は、こんなモンです。
手渡す事だけを考えててねえ。
イヤイヤ、デデデの、何です。従兄弟には、久しぶりやなあと。事実、ン年ブリでと。
しかるにの、従兄弟、云うてもナ。柴田の我が従兄弟は、年齢がと。離れてましてと。ソラ、私が学生時代に叔父が結婚してるんやと。
ソレでも、従兄弟で、タケちゃんでと。私からは、何とか君でと。或いは、呼び捨てであったりと。
イヤイヤ、デデデの、妹さんが、ここに座ってくださいよと、部屋を出られてと。
個室でもなあ。そんなに広くもあらへんしと。されどの、一体の、病院内の何処にかと。行くアテがあるのかと。思てたら、病棟には、各階に、休憩所とするのか、談話室なるが、あったんやと。
お姉さんもそこなんかと。イヤ、知らんですがと。
イヤ、肝心の叔母の様子なれどの、正直、一発の、寝てる状態、意識がと。あらへんです。叔父の話ならばの、二日前までは、チャンと話も出来てたと。されどの、表面的、酸素マスクで、寝てるの状態でと。
顔色も、血色がと。一寸、ヤバイなと。
云うたら、私も、方々にお見舞いもしてるです。様子見て、分かるです。コンコンと、説明聞くまでも無くの、叔父の話からも、総合的、残念乍らの、最後の入院でと。
ソラなあ、祖母の状況も身近で、承知のと。その他、親族、色々あってと。
処がや。不思議の、不思議にも、変な話の、臨終の場に、居合わせた経験がと。無いんやわと。
祖母のは、実際には、逝ってたかも分からんの、朝出勤の際、「行って来るわ。」と、挨拶したら、目を開けた筈と。
私は信じてるの、その時間にはの、可能性あってと。
要は、会社に着いて、即の家から電話でと。戻って来いと。
アノ、目を開けたは何やったと。死亡推定時刻からならば、目を開ける筈がと。ツイデになら、寝床から、ニコリの、頷いたよに、見えてたゾと。私にはと。
マアナア、ソレが親族やと。家族やと。
そやけどなあと。反対には、毎日見てる故に、微妙、僅少、第三者では、分からんの、変化さえを、察知、分かる筈と。むしろの、目をパッチリの、私をジッと見てたゾと。その残像、現在唯今でも、鮮明にと。
安心して、出てるのにと。電話で知らせを受けて、ビックリ仰天したですと。
とは云え、来るモノが来たと。涙、涙で、家に向かったかと。
云うたら、当時は、家で臨終迎えるが一般的でと。当世、通常、死を迎えるは、病院かと。何かなあ。異な感してるです。
諸般の事情にての、親父のも、立ち会えずと。むしろ、前日は、話をしてたんやと。元気とは、云えへんでもの、健康とも云えずの、されどの、急変するとはと。
急転直下の入院、即のと。信じられるかと。
されどの、直前、話をしてて、良かったなあと。ソレが無ければ、多少の悔いあるけれどや。但しの、自分で云うも何やけれどの、諸般の事情にての、誰よりも、一番に親父思いは、自分であったと。自負してるです。
当然は当然での、私が云うは、母以上にと。
(08/12/07)
NO.80 叔母の話(3) 訃報と危篤
ホントになあ、寂しいモンです。
正直、回復の見込みがと。そんな意味なら、良く保ったと。叔父からは、昨年9月には、年内がと、聞かされてたです。其処から、ここまでの12月やし、一年保ったんやと。
とりあえずは、悲壮なる、叔父からの電話で、飛んで来たですが。
マア、良かったと、安堵のと。されどの、状況からは、イツでも不思議で無い状態でと。先生が、往診に来られて、仰ったです。意識は無くと。朦朧(もうろう)のと。
そんな意味では、痛い、痒いもと。眠った状態でと。
或る意味、分かるです。眠ったよな、状態でも、呼吸で、胸が膨らめば、嗚呼、息してると。
酸素マスクが、息で白くなれば、嗚呼、息してるナと。生きてるナと。されどの、顔からは、血色が無く。
変な話、周囲、親族なるが、逝くを見守る状態でと。たまらんなあと。叔父、従兄弟の胸中でと。兄さん、姉さん、妹さんの胸中はと。兄さん、姉さんはと。
モ一発、叔父はと。
イヤイヤ、デデデの、一気、話を進めてしもてと。
実はの昨日、土曜日、私等夫婦は、墓参にと。11月は二度、墓参なれどの、月も替わって、12月になったしと。年内最後の御挨拶をばと。叔母の件も含めて、ご先祖様にご報告。
其の帰りの道中。イヤ、墓参を済ませて、円山公園を一寸だけ、散策のと。されどの、紅葉の時期も過ぎましてと。
その円山公園に居た時でと。ケータイが、リンリンでは無くの、着メロがと。
ドキの、相手さんはと、見たら、叔父の名前がで、来たかと。逝ったかと。
思いツツの、受話器で無くの、受信ボタン一発。「マダ、やけどな。」と。あのなあと、ビックリするでと。
イヤイヤ、お寺さんとするのか、一寸、気が早いけれどのと。セレマでやろと考えてるのやと。デ、お坊さんをどしょかと。セレマでも出来ますがと。そちらに、あるなら、そちらでと。その方がと云うたはってなあと。
よって、当家の、光圓寺さんに頼もかと。
只ナと。お墓は準備してあってと。
イヤイヤ、前提、ホナラの、其の墓地のお寺さんに頼むが筋やでと。今後の話もあるやろしと。諸般の事情、形態もあっての、やらへんお寺もあるけれどと。兎に角、一度、そのお寺さんに確認をと。
其の上での、光圓寺にと。
例えばの、今日の明日のと、云うたって、お寺さんが檀家の葬儀一式、何とか、するべきのと。そのためのと。
ともなれば、叔父は、檀家と違うでも、親族であるの、檀家の当家が頼めばと。
云うたら、光圓寺さんが、重なっての、先客ので、どしてもなら、他所からでもの、東本願寺派の坊様、調達、調整のと。ソレが、お寺さんの、責務でと。
お通夜、お葬式、坊様不在で、格好付かへんしと。儀式一式、進行しいひんしと。
当然にしての、気が早いの、戒名欲しいしなあと。
葬儀一式に、待った無しのと。モ一発の、失礼乍らの、割り切っての、先様の商売やと。
そんな事で、表現変更するならばの、これからお世話になるの、墓地のお寺さんをば、マズはお立て致しませんとと。アカン。墓守のみで、やってえへんのならば、光圓寺さんにお願いをと。
モ一発の二発目の、失礼千万でも、アトで結構のと。
そんな次第の、その上でと。
叔母の様態、思わしく無くと。イツ、逝ってもおかしく無い状態でと。
そんな次第の、次第で、帰りの道中での、諸般の野暮用も済ませましての、家に戻ればの、三時頃やったかに、再度の、叔父からの電話でと。
イヨイヨやと。イヤ、マダやけれどの、イヨイヨやと。私がスグに出ても、間に合わんの状態でと。分かった。スグに行くしと。
電話を置いての、間髪入れずの、電話がと。リンリンと。
出たら、女性の声でと。誰かと、思えばの、主、母方の、従兄妹でと。あのですねえの、父がと。へえと。
葬式はと。12月の8日の朝早くの、9時から、ドコソコでと。都合が付けば、顔だけでも見てやって戴ければ嬉しいですと。ハイ、承知の、変な話の、斯くなる次第の、斯くなるでと。重なるの可能性十二分のと。
デデデの、更に、そっち方の従兄弟にもと。連絡頼むと。
オッとの、そっちの電話番号知らんのかと。知りませんと。ウンの、やっとくはと。そっち方面の、連絡先、電話番号、承知のと。宜しくと。
話簡単の、母方の兄弟姉妹、残ってるは、我が母と、其の叔母だけでと。
云うたってなあ。
従兄弟の連絡先程度、承知しとけよなあと。
とは、云うてえへんけれどや。兎に角の、頼まれたし、諾と返答したからにはと、そっち方面のと。
電話一発、斯くなる次第の、斯くなるでと。日程、場所等々の、しかるにの、我が事情、コレコレでと。デデデの、先の従兄弟に連絡せと。云うたならの、連絡先、電話番号、知らんやてえ。オイオイ、あのなあのと。
とは、云わずの、筋は筋やけれどの、仕方が無いしで、こっちからしとくはと。
やってる間にも、時間は経過の、気は焦れどのと。
モ一軒の、従兄弟に電話二発目、女性の声でと。アンタ、誰とも、聞けずの、話の応答ブリから、従兄弟の娘かと。
お父さんはと。仕事でと。お母さんはと。仕事でと。
ケータイの番号はと、電話しても、出ませんよと。オッとの、ホナラの以上、縷々(るる)、伝えてクレと。宜しくと。
一応の、連絡出来たし、サテ、野暮用での、外出の嫁はん、どしょかと。取り急ぎの、メール一発のと。
やっとで、ここまで到達のと。とりあえず、何が何でも、馳せ参じんならんしと。多少なりともの準備も要るです。風邪薬に、喉飴、ハンカチ、ティッシュのと。
思てるの矢先に、ブーっと、音が聞こえて来ての、何事かと。何処からかと。
探しまくるまでも無くの、電話器からでと。表示を見たって、特にはナと。何かの異常の、狂たとしての、リセット目的の、電源外しても、ブの音、そのままのと。
コマッタなあと。
子機に異常かと、確認すれどの、異常は無くの。一体、何やな。何を邪魔する気かと。こんな時にと。気は焦れどの、何が原因かも分からずの。
焦りの、思案してる真っ最中に、嫁はん帰宅で、斯くなるでと。ホナラの、一緒に行くかと。
電話器おかしいけれどの、ホットイテと。
デデデの、母にも、斯くなるでと。晩飯、コレコレでのと。帰宅何時か分からんしと。
(08/12/08)