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話題<NO.188>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
話題NO.189
1430 <東京五輪>名誉総裁、天皇陛下の開会宣言により、始まった<!> シバケン 21/07/24
1429 <コロナ・ワクチン>65歳以上高齢者のワクチン2回接種で、感染が1/15に減少 シバケン 21/07/21
1428 <コロナ治療薬>米製薬会社リジェネロン社「抗体カクテル療法」<点滴>/軽、中等症対応薬が4例目の特例承認え。 シバケン 21/07/12
1427 <今更ですが>韓国の大統領候補はどれをとっても反日 通りすがり
でもないMr.X
21/07/10
1426 <今更ですが>「表現の不自由展かんさい」/「大阪府立労働センター」での開催拒否 通りすがり
でもないMr.X
21/07/10
話題NO.187

NO.1426 <今更ですが>「表現の不自由展かんさい」/「大阪府立労働センター」での開催拒否<起稿 通りすがりでもないMr.X>(21/07/10)


【通りすがりでもないMr.X】 2021/07/10 (Sat) 11:26

大阪地裁の判決に大阪府吉村知事が不服として抗告。

質問攻めの毎日新聞記者に「それだけ表現の不自由展を推すんだったら、毎日新聞の会議室を使ったらどうなんですか」と言い放つた。

痛快!
開催側は大阪市の施設で開催するのが目的。

>大阪府の吉村洋文知事は9日、府立労働センター(エル・おおさか、大阪市中央区)で16~18日に開催予定だった「表現の不自由展かんさい」をめぐり、大阪地裁が施設側の利用承認取り消し処分を一時停止し、開催を認める決定をしたことについて「決定内容に不服があるので抗告する。施設を安全に運営する観点から(利用承認の)取り消しは当然のことだ」と述べた。府庁で記者団に答えた。

>吉村氏は「表現の不自由展」が開催されていた名古屋市の施設で8日、郵便物に入っていた爆竹のようなものが破裂し、市が利用を停止したことを引き合いに「もう何が起きるか分からない。明らかに差し迫った危険がある」と指摘した。

>労働センター内には保育所や就業支援施設があるとして「なぜ乳幼児がリスクを背負わされないといけないのか。非常に疑問でならない」と強調。労働センター側の利用承認取り消しについて「表現の自由が大切なのは分かるが、指定管理者の裁量の範囲内だと思っている」と述べた。

>この日の吉村氏への取材で、複数のメディアが地裁の決定について質問。なかでも毎日新聞は8分以上にわたり、記者2人が代わる代わる「何が起きるか分からないという理由は」「利用承認を一度出したことの評価は」などと質問を繰り返した。

>最後は吉村氏もたまりかねたのか、「それだけ表現の不自由展を推すんだったら、毎日新聞の会議室を使ったらどうなんですか」と言い放つ場面もあった。

<参考=「「毎日新聞の会議室使えば」と吉村知事 「不自由展」開催決定に不服」(産経新聞)>


NO.1427 <今更ですが>韓国の大統領候補はどれをとっても反日<起稿 通りすがりでもないMr.X>(21/07/10)


【通りすがりでもないMr.X】 2021/07/10 (Sat) 12:53

韓国では、反日でなければ、選ばれない!


>韓国の大統領選(来年3月)の候補に開いた口が塞がらない。与党「共に民主党」の有力候補、李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が出馬表明したが、日韓関係悪化の原因は日本側にあるとの「妄言」を展開したのだ。「反文在寅(ムン・ジェイン)政権」として注目される尹錫悦(ユン・ソンヨル)前検事総長も、「反日」を象徴する場所で出馬表明した。韓国に、関係改善を期待するのは難しいようだ。

>「(日本の)保守、右翼の政治集団が問題だ」「反省的で未来志向的な行動をするよう願う」

>李氏は2日、オンラインで出馬表明し、最悪の日韓関係について、日本に責任を押し付けた。韓国メディアが報じた。

>しかし、未来志向的行動をとらなかったのは、数多くの「反日」暴挙=別表=を繰り返した文政権下の韓国であることは明らかだ。

>李氏は「韓国のトランプ」と呼ばれ、東京五輪・パラリンピック組織委員会の日本地図に島根県・竹島が表示していることを問題視して「ボイコット」を主張している。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出にも反発するなど、「反日」姿勢を利用して支持を得ている。

>韓国の世論調査会社のギャラップが2日発表した調査では、次期大統領選候補として李氏は2位(24%)で、トップは前出の尹氏(25%)だ。

>尹氏は、文政権と対立して検事総長を辞任し、野党有力候補として期待される。ただ、6月29日の出馬会見は、韓国の独立運動家、尹奉吉(ユン・ボンギル)の記念館を選んだ。尹奉吉は、民間人を含む多数の日本人死傷者を出した上海天長節爆弾事件(1932年)の無差別テロ犯である。

>加えて、尹氏の義母に2日、詐欺罪などで実刑判決が言い渡された。国民健康保険公団から医療給付金22億9000万ウォン(約2億2000万円)をだまし取ったという。選挙戦への影響は避けられそうにない。

>隣国の大統領選をどう見るか。

>ジャーナリストの室谷克実氏は「李、尹両氏とも、対日強硬姿勢を止めれば国民の支持が得られないことは分かっている。現段階で、どちらが大統領になっても、韓国の『反日』は変わるはずもなく、日韓関係も変わらない。変える必要もない」と指摘している。

>【韓国による主な「反日」暴挙】

・韓国国会議長(当時)による「天皇陛下(現上皇さま)への謝罪要求」

・韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件

・日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定

・いわゆる「元徴用工」訴訟をめぐる異常判決

・自衛艦旗(旭日旗)への侮辱

・日本EEZ内で海上保安庁調査への中止要求

<参考=「開いた口が塞がらない韓国大統領選 有力候補はどちらも“反日”で「妄言」展開 識者「日韓関係も変わらない。変える必要もない」」(夕刊フジ)>
<消滅・23/04/08>


【通りすがりでもないMr.X】 2021/07/10 (Sat) 13:18

韓国の大統領の多くは法曹界出身者。
そこで、日本に関連では判決が情治?国際法無視?


>韓国の尹錫悦(ユン・ソンヨル)前検事総長は29日、ソウル市内で記者会見を開き、文在寅(ムン・ジェイン)政権を「権力を私物化」「国民から略奪」などと批判し、「政権交代を必ず成し遂げる」といい、来年3月の大統領選に出馬する意向を表明した。「反日」暴走する文大統領の天敵だけに、日韓関係に朗報かといえば、まったく違う。尹氏は「反日無差別テロリスト」を賛美する場所で、出馬会見を開いたのだ。法治主義を否定する、韓国の法曹界出身者たち。ジャーナリストの室谷克実氏が、隣国の異常な大統領選に迫った。


>韓国の大統領選が事実上の火ぶたを切った。「次期大統領として最適な人物」を問う世論調査で、このところトップを守っている尹前検察総長が29日、公式に出馬表明したのに続き、7月1日にはトップに急迫する李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が出馬を表明する。

>尹氏にとっては、最大野党「国民の力」に入党するかどうかが、大きな分岐点だ。入党すれば組織力を得るが、「やはり軍事独裁政権の末裔(まつえい)だった」といったネガティブキャンペーンにさらされる。入党しない場合、36歳の新党首の旋風で支持率を高める「国民の力」は自前の候補を擁立せざるを得なくなり、選挙戦全体の様相が大きく変わる。

>与党陣営では、李洛淵(イ・ナギョン)元首相、丁世均(チョン・セギュン)前首相ら「親文在寅派」の候補と、李在明氏(非文在寅派)の確執が日に日に高まっている。

>各陣営によるネガキャンは一挙にボリュームが上がり、韓国は来年3月9日の投票日に向けて、「悪罵の大国」「声闘文化の国」ならではの騒然とした状況が続くことになる。

>尹氏が、出馬記者会見の場所を「尹奉吉(ユン・ボンギル)義士記念館」にしたことは重大な意味を持つ。尹奉吉は1932年の上海天長節爆弾事件の実行犯だ。一人一殺の暗殺ではなく、民間人も大勢いた演壇に爆弾を投げ込んだ無差別テロだ。

>与党の有力3候補はいずれも「東京五輪ボイコット」を煽った。筋金入りの反日主義者たちだ。尹氏は、東京五輪については語らなかったが、あえて尹奉吉会館を選んだことで、より強烈な「反日無差別テロ賛美宣言」をしたとも言える。

>与党陣営が仕掛けてくると予想される「親日派攻撃」に対する防衛策という面もあろうが、「尹奉吉会館で出馬表明」は彼の今後の行動に枠をはめた。

>検察総長まで務めた法曹人がなぜ、無差別テロの実行犯を称賛するような言動を見せるのか-。多くの日本人は違和感を抱くだろうが、「反日なら何でもいい」が韓国なのであり、法曹界はその先導役を務めてきた。

>「完全かつ最終的に解決された」と念押しの文言まである日韓請求権協定を破って徴用問題を蒸し返した故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は弁護士だった。「不可逆」とまで謳(うた)った慰安婦問題の日韓合意を踏みにじった文在寅大統領も、弁護士出身だ。

>「文在寅の後継者」と言われながら、セクハラが露見して自殺した朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長も、「日本は敵性国家だ」と述べた李在明氏も弁護士だった。

>与党内のダークホースとされる秋美愛(チュ・ミエ)元法相は裁判官出身だ。

>野党に目を転じれば、再挑戦を狙う洪準杓(ホン・ジュンピョ)元自由韓国党代表は検事出身であり、「切り札」とされる呉世勲(オ・セフン)ソウル市長も法務将校退役後は弁護士をしていた。

>みんな、多かれ少なかれ「脛(すね)に傷」がある法曹界出身者なのだ。

>李明博(イ・ミョンバク)大統領時代のこと、金滉植(キム・ファンシク)首相は、島根県・竹島(韓国名・独島)問題を国際司法裁判所に提訴しようとする日本の動きを批判して、「いかなる国も、国際法や法治主義を乱用してはいけない」との“迷言”を吐いた。この人も最高裁判事を務めていた。

>その後の韓国の対日姿勢を見れば、“金滉植迷言”をさらに進めた「国際法無視・法治主義否定」路線だ。

>そして、次期大統領を目指す闘いは「反日の度」競争の色彩がある。

>日韓関係に劇的変化が起こるとしたら、韓国に「次の次の政権」が誕生してから後のことと見なければなるまい。(室谷克実)


<参考=「文政権批判の前検事総長も“反日”だった! 韓国大統領選「出馬会見会場」の重大意味 「法治主義否定」する法曹界出身者たち」(夕刊フジ)>
<消滅・23/04/08>


<参考=NO.243 <閻魔大王の言いたい放題>韓国文大統領は何でも有り/次期大統領候補NO.1人気の前検事総長を潰しに掛かる<!>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/07/11 (Sun) 12:50

 こんにちは。


 淡い期待を抱いていたのですが矢張り、尹錫悦氏にも期待できないのですね。
 金大中氏の時代が懐かしい。


【通りすがりでもないMr.X】 2021/08/02 (Mon) 11:18

尹錫悦が保守系最大野党「国民の力」に入党。

文政権の圧力で支持率低下のため?
政治に素人の声も!


>来年3月の韓国大統領選への出馬を6月末に表明した尹錫悦(ユン・ソンヨル)前検事総長が30日、保守系最大野党「国民の力」に入党した。尹氏は文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判し、政権交代の実現を目指しており、今回の入党で「反文在寅」陣営の候補選びが本格化する。

>尹氏は文政権と対立して3月に検事総長を辞任。「反文」の象徴として保守層の支持を集め、大統領選候補の支持率調査で、革新系与党「共に民主党」候補の1人、李在明(イ・ジェミョン)・京畿道(キョンギド)知事と首位を争っている。

>同じく文政権と対立して辞職した崔在亨(チェ・ジェヒョン)・前監査院長も今月、国民の力に入党し、近く出馬を宣言する見込み。同党では、他にも複数の人物が出馬を表明しており、9月からの党内予備選を経て11月に公認候補を選出する見通しだ。

>尹氏は30日、「最大野党の国民の力を軸に政権交代を成し遂げるほかない」と入党理由を説明。「正々堂々と予備選から始めてこそ、党が国民からより支持されると考え、きょう入党を決心した」と述べた。

>国民の力は6月に30代の代表を選出し、支持層を広げた。今回の入党が尹氏と同党の支持率にどう影響するかが注目される。

<参考=「韓国前検事総長が野党入党 「反文在寅」候補選びが本格化」(産経新聞)>


【通りすがりでもないMr.X】 2021/11/06 (Sat) 22:45

尹錫悦が保守系最大野党「国民の力」の大統領候補に選出されました。

>来年3月の韓国大統領選に向け、保守系の最大野党「国民の力」は5日、同党候補として尹錫悦(ユン・ソンヨル)前検事総長を選出した。与党「共に民主党」はすでに李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事を同党候補に選出しており、両氏を中心とした大統領選の構図が固まった。

<参考=「韓国大統領選 野党候補に前検事総長選出」(産経新聞)>


NO.1428 <コロナ治療薬>米製薬会社リジェネロン社「抗体カクテル療法」<点滴>/軽、中等症対応薬が4例目の特例承認え。<起稿 シバケン>(21/07/12)


【シバケン】 2021/07/12 (Mon) 23:02

現在の承認薬<中、重症対応薬>
「レムデシビル」「デキサメタゾン」「バリシチニブ」

加えて、
今回の、「カシリビマブ」と、「イムデビマブ」の組合せ点滴薬。

>新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「抗体カクテル療法」について、厚生労働省は来週にも特例承認する方針を決めた。19日の専門部会で審議し、了承され次第、速やかに承認する。ウイルスに作用する二つの中和抗体「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせた点滴薬で、承認された場合、国内で使用が認められる新型コロナ治療薬としては4例目。軽症や中等症を対象とする薬としては初めてとなる。

>薬は米製薬企業リジェネロン社が開発した。点滴で同時に投与するため、医療機関での使用が中心となる。製造・販売する中外製薬が6月末、簡略な手続きで使用を認める特例承認を求めて申請していた。海外の臨床試験(治験)では、新型コロナ患者の入院や死亡のリスクを7割減らす効果などが確認されたという。

>この薬をめぐっては、治験段階で新型コロナに感染したトランプ前米大統領が投与を受けたことで知られ、米国では既に緊急使用許可が出ている。中外製薬も国内治験を実施しており、日本政府と2021年分の供給契約を結んでいる。

>国内ではこれまでに「レムデシビル」「デキサメタゾン」「バリシチニブ」の3製品が新型コロナ治療薬として承認されている。いずれも主に中等症や重症の患者が対象だ。【矢澤秀範】

<参考=「軽・中等症では初の新型コロナ治療薬 来週にも特例承認へ」(毎日新聞)>


【シバケン】 2021/07/13 (Tue) 09:31

副題=効果大<!>

「海外の臨床試験(治験)では入院や死亡のリスクを7割下げる効果があったとされる。」


>厚生労働省は12日、中外製薬が製造販売承認を申請している新型コロナウイルス向け治療薬候補について19日の専門部会で審議すると発表した。審査を簡略化する「特例承認」の可否を判断する。2つの抗体医薬品を組み合わせる「抗体カクテル療法」と呼ばれ、主に軽症や中等症の患者への使用を想定する。

>承認されれば、国内4つ目のコロナ治療薬となる。これまでの抗ウイルス薬「レムデシビル」、抗炎症剤「デキサメタゾン」、リウマチ薬「バリシチニブ」は別疾患薬の転用だが、今回はコロナ用に開発した。

>中和抗体「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせ、点滴で投与する。米リジェネロン・ファーマシューティカルズと中外製薬の親会社スイス・ロシュが共同開発した。米国では緊急使用許可を得て使用されている。海外の臨床試験(治験)では入院や死亡のリスクを7割下げる効果があったとされる。

>海外治験に一部日本人の結果を加え、中外製薬が6月、厚労省に特例承認を希望して申請していた。同社は5月、日本政府と安定供給で合意済み。2021年分の確保で合意したという。

<参考=「第4のコロナ薬「抗体カクテル療法」を19日審議 厚労省」(日本経済新聞)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/08/23 (Mon) 20:17

副題=新型コロナ 新しい抗体医薬は「特効薬」になるか(毎日新聞、8月23日)

 こんばんは。


 「カシリビマブ」と「イムデビマブ」のカクテルは、「ロナプリーブ」と名付けられているそうです。


> 過去のコラム「新型コロナ ワクチン接種後もマスクを使う理由」及び前回のコラム「新型コロナ デルタ株対策にワクチン後もマスクを」で、「新型コロナウイルス以前の世界に戻るためには、特効薬がどうしても必要だ」という私見を述べました。これまで「『レムデシビル』『バリシチニブ』といった、重症例に限定して使われている薬剤は患者全員に使えるわけではなく特効薬とは呼べないこと」「『アビガン』『イベルメクチン』『トシリズマブ』など期待された(されている)薬はあるが、どれも必ずしも有効性が高いとは言えないこと」などを述べてきました。

> また、米国のトランプ前大統領が使用して有効であったとされている薬剤、米国Regeneron社の「REGN-COV2」については、過去のコラム「新型コロナ トランプ氏が使った薬とは?」で紹介しました。この薬の特徴として「感染して早い段階で投与すれば大きな効果が期待できること」「しかし費用が高すぎて(前大統領が希望していたように)患者全員に使えるようになるのは難しいこと」などを述べました。


> 7月に承認された抗体医薬

> さて、すでに各メディアで報道されているように、このREGN-COV2がついに日本でも使用できることになりました。今回はこの製品がどのように使われ、どのようなことが期待できるかについて私見を交えてお伝えします。まずは薬の名前を整理しておきましょう。

> 過去のコラムで紹介した「REGN-COV2」という製品名は現在、「REGEN-COV」と変更されています。そして実際の製品は「カシリビマブ」と「イムデビマブ」という、新型コロナウイルスに対する2種類の抗体を組み合わせたものです。二つの抗体はRegeneron社が開発し、スイスのロシュ社が臨床試験を行ってきました。これを日本では中外製薬が製造販売することになり、商品名を「ロナプリーブ」と名づけました。同じ薬を指す名前がいくつも出てきて大変ややこしくなっています。混乱を避けるために、ここからは商品名のロナプリーブで統一します。

> 7月19日、厚生労働省がロナプリーブを特例承認し、新型コロナの治療薬として使用可能となりました。中外製薬によると、臨床試験の結果、ロナプリーブは入院や死亡を約7割減らす効果がみられたそうです。


> 診断後すぐに使いたいけれど

> ただし、厚労省は翌20日付で「事務連絡」を公表し、この薬については、国が一括購入して医療機関に無償譲渡すると宣言しました。薬は通常、各医療機関が自由に購入するものですが、ロナプリーブは安定供給が難しいため、通常とは違うやり方にするというのです。そして、薬の適応(使用してもよい患者)を「酸素投与を必要としない患者」で、同時に「入院患者」である人だけに限りました。

> 先述したように、この薬は大きな治療効果が期待できるのは事実ですが、使う時期は重症化する前です。できれば診断がついたと同時に使いたい薬です。実際、トランプ元大統領には速やかに使用されました。

> ところが、第5波が猛威をふるい、病床が不足している日本の現状では、入院できるのは原則として重症患者(もしくは重症化しそうな患者)のみです。これではどうしても、薬を使うタイミングを逃してしまいます。

> このような意見が相次いだためなのか、同省は8月13日に事務連絡を一部改正し、宿泊療養の患者の一部にも使用できることにしました。

> ただし、使えるのは新型コロナ用の臨時宿泊療養施設で、しかも副作用が出た場合に緊急対応ができる体制を整えたところだけです。高齢者の施設(老人ホームなど)での使用や、自宅療養中の患者さんに対して往診した医師が使用することは依然認められていません。これでは早いタイミングでの使用は困難なままです。


> 安全な使用には入院などが必要

> 厚労省が、ロナプリーブの使用対象者を絞ろうとする理由には、薬の供給不足のほかに「安全性の担保」もあります。

> 新しい薬だということに加え、ロナプリーブは点滴で体内に入れるタイプの薬です。一般に、点滴で直接血管内に入れる薬は内服薬や吸入薬に比べ、一気に体内に吸収されます。ですから重篤な副作用、とりわけアナフィラキシー(重いアレルギー症状)の発生リスクが高くなります。実際、海外ではすでに重篤なアナフィラキシーの報告があります。このような薬を使うときには、点滴が終了してからもしばらくは経過観察が必要であり、自宅や医療スタッフの少ない場所では実施が困難なのです。


> では、せっかく大きな効果が期待できる薬が承認されたのに、実際に使える患者は少ないままなのでしょうか。そして「入院(もしくは宿泊療養施設への入所)さえできればロナプリーブが使えて助かったのに、病床が逼迫(ひっぱく)していたせいで助かる命が助からなかった……」と、このような現実を手をこまねいて嘆くしかないのでしょうか。

> ここで代替案を考えてみましょう。ロナプリーブが使いにくい最大の理由は「点滴静注(静脈注射)」だからです。これを点滴ではなく「飲めばどうか」と考えた人はいないでしょうか。この薬の主成分である抗体はたんぱく質でできていますから、飲んだ場合は、体内に吸収される前に胃や腸で分解されてしまい、効果はありません。しかし、「点滴がダメなら飲んではどうか」というその発想自体は間違っていないと私は思います。では、飲むのがダメならば皮下注射はどうでしょうか。

> 医学誌「New England Journal of Medicine」2021年8月4日号に「新型コロナ予防のためのREGEN-COVの皮下注射(Subcutaneous REGEN-COV Antibody Combination to Prevent Covid-19)」という論文が掲載されました。新型コロナの濃厚接触者にロナプリーブを皮下注射(点滴ではない)し、予防効果があるかどうかを調べた研究です。

> 研究の対象者は、家庭内で新型コロナ感染者と接触して96時間以内の、12歳以上の人です。ロナプリーブを皮下注射した753人中発症したのは11人(1.5%)、プラセボ(偽薬)を注射した752人では発症したのは59人(7.8%)でした。発症リスクを8割以上も低下させることが分かったのです。また、ロナプリーブを注射された人たちは、症状が出現している期間が有意に(統計的に偶然ではないとみられるほど)短く、血中ウイルス量が高くなる期間も有意に短くなることもわかりました。一方、大きな副作用は認められませんでした。

> ここで点滴と皮下注射の違いをまとめておきましょう。点滴でアナフィラキシーが起こるのならば、理論的には皮下注射でも起こり得ます。ですが、その頻度は減ります。なぜなら皮下注射の場合、注射自体は数秒で終わりますが、薬が体内に吸収されるのは、点滴した場合よりも遅くなるからです。

> また、ロナプリーブの点滴は最後まで落とし切るのに少なくとも20~30分はかかります。もしも、この間に患者が不意に動いてしまったり、腕がふるえたりして針がずれてしまうと、薬が体内に吸収されなくなってしまいます。ですから医療者はその場におらねばならず、医療者の負担が重くなります。点滴の針が入りにくかったり、入っても外れてしまったりしてやり直しになる場合もあります。

> つまり、皮下注射の場合、点滴に比べて、手技が簡単で(針が入りにくかったり外れたりすることがなく)、ごく短時間で終わり(ほんの数秒)、アナフィラキシーを含む副作用のリスクが低減するわけです。点滴に比べて効果が弱くなれば元も子もありませんが、先述の論文が示すように高い効果が期待できます。もっとも、この論文は発症者に対してではなく濃厚接触者に対しての予防使用の効果を調べたものです。発症してからの皮下注射が有効かどうかについてのデータはありませんが、期待はできると思います。


> 点滴でなく皮下注射にできれば

> ということは、ロナプリーブが新型コロナの特効薬になる可能性が出てきます。つまり、PCR検査の結果を待つことなく、有症状者のみならず濃厚接触者(もしくはその可能性がある人)にできるだけ早い段階で皮下注射をしていけば発症率・死亡率ともに大きく下がることが期待できます。PCRセンターではなく、「ロナプリーブ皮下注射センター」をつくって、希望者にどんどん皮下注射をしていくのです。

> ちなみに現在新型コロナに使われている他の薬をみてみると、レムデシビルは入院患者のなかでも基本的には重症例(もしくは重症化が予想される例)のみ(しかも点滴のみ)で、バリシチニブはレムデシビルと併用しなければなりません。デキサメタゾンはそもそもステロイドであり、ウイルスに刺激された人体が起こす「免疫の暴走」を抑える薬であって、ウイルスそのものを抑制する効果はありません。

> これまで新型コロナの治療としていろんな薬剤が注目されてきましたが、ロナプリーブは使用しやすくて高い効果が期待できる初めての薬剤となる可能性が出てきました。では、近日中に厚労省がロナプリーブの適応を広げて、診断がつかなくても濃厚接触というだけで使用を認めるようになるでしょうか。


> 課題は安全性と経済性

> それには少なくとも二つの壁があります。

> 一つは安全性です。点滴に比べると副作用のリスクは小さく、先述の研究対象となった約750人では安全性を脅かすような報告はありません。ですが、対象者を増やしていけば看過できない副作用が起こる可能性はあります。

> もう一つは費用です。抗体を使った医薬品は一般に高価です。他の抗体医薬品の価格からみておそらく、ロナプリーブ1回分の費用は十万~数十万円くらいになると思われます。※編集部注

> 対象者を濃厚接触のある希望者全員に広げていけば多大なコストがかかります。特に若い人の場合、放っておいても数日で治る見込みのある疾患にこれだけのお金をかけてもいいのか、という議論は必ず出てきます。

> ロナプリーブが簡単に使えるようになったからもう新型コロナは怖くない、という事態に直ちにはならないでしょう。ですが、ワクチンの効果も少し怪しくなってきた今、ロナプリーブがコロナ対策の切り札となるかもしれません。


> ※編集部注 厚労省は、ロナプリーブの購入価格を非公表としています。まだ薬価(健康保険を適用する場合の薬の価格)が決まっておらず、現段階で購入価格を公表すると、今後の薬価決定に影響する心配があるからだそうです。また同省は、購入量も公表していません。しかし政府関係者によると、年末までに20万回分の供給を受ける契約で、現状では7万回分が使用可能です。これに対し、8月中旬の段階で、全国の患者数は1日あたり約1万7000人です。

> また、この薬を在庫として常備し、患者が入院したらすぐ使用できる医療機関は、同省の18日の事務連絡で、医療機関の一部に限られました。常備できる医療機関は都道府県が選定しますが、具体的な機関名は非公表だそうです。一方、常備できない医療機関は、患者の入院後、薬の送付を依頼します。届くまで1日~数日かかります。同省は「平日15時までに取りまとめられた配分依頼については、地域等により多少の差異がありますが、土日祝を除き、1~2日程度で送付されます」と事務連絡に記しています。

<参考=「新型コロナ 新しい抗体医薬は「特効薬」になるか」(毎日新聞、8月23日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/08/26 (Thu) 02:26

<参考>


<参考=閻魔NO.272 <閻魔大王の言いたい放題>コロナ対策、やっとで、動き出した医師会でも、この程度<!>>(起稿21/08/25)

寄稿閻魔大王2021/08/25 (Wed) 21:16><副題=カトちゃん、曰くに、抗体カクテル療法をば、外来使用ですて。>
寄稿閻魔大王2021/08/25 (Wed) 23:33><副題=大阪吉村知事、「抗体カクテル」療法、外来患者に投与、数日中にも実施したい。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/08/26 (Thu) 20:48

副題=点滴薬「ロナプリーブ」皮下注射投与を承認申請へ 中外製薬(毎日新聞、8月26日)

 こんばんは。


 ロナプリーブの皮下注射を中外製薬が申請する予定です。
 通院乃至日帰り入院での使用が期待できます。


> 新型コロナウイルス感染症治療薬「ロナプリーブ」の国内販売元の中外製薬は26日に開いた説明会で、点滴に限定して認められている投与方法について、皮下注射も使えるよう薬事承認の変更申請を急ぐ考えを明らかにした。米国では既に認められており、同社は「外来での利便性が増す」と期待を示す。

> ロナプリーブは国内では唯一、軽症から使える治療薬。米食品医薬品局(FDA)は6月に緊急使用許可(EUA)を更新し、点滴で投与できない患者に限り皮下注射を許可した。投与量は点滴と変わらないため1人4回の注射が必要となる。FDAは7月には、重症化リスクの高い濃厚接触者への予防投与も認めている。

> 中外製薬は、国内でも皮下注射による投与や濃厚接触者への予防投与を可能とするため「(申請を)速やかにできるよう準備を進めている」と説明。ただ、自宅療養者への在宅投与については「経過観察など課題も残る」として当局と協議する考えを示した。

> またスイスのロシュ社などが開発中で中外製薬が日本国内での販売権を取得している飲み薬タイプの新型コロナ治療薬については、治験結果が今年後半に出る見込みだとして「2022年の(承認)申請を目指している」(奥田修社長)とした。【横田愛】

<参考=「点滴薬「ロナプリーブ」皮下注射投与を承認申請へ 中外製薬」(毎日新聞、8月26日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/08/26 (Thu) 23:14

<参考>


<参考=雑談NO.2471 ≪新型コロナ≫大阪、「東京と同じ状況に」忽那賢志教授>(起稿21/08/21)

寄稿2021/08/26 (Thu) 23:08<副題=療養施設を「病院化」 吉村・大阪知事が次の一手 第5波しのげるか(毎日新聞有料記事、8月26日)>
寄稿磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64) 2021/08/26 (Thu) 23:08


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/08/29 (Sun) 01:49

副題=カクテル療法自宅投与、厚労相前向き 開業医使用で「次の段階に」(毎日新聞有料記事、8月27日)

 こんばんは。


 抗体カクテル療法(ロナプリーブ点滴)を、自宅療養でも使えるようにするとのことですが、往診して呉れる医師を確保できるのでしょうか。


> 田村憲久厚生労働相は27日夜のBS―TBS番組で、新型コロナウイルス感染症の治療に使う抗体カクテル療法に関し、患者への自宅での投与に前向きな姿勢を示した。現在認めている宿泊療養施設での使用を進めつつ、開業医らでも安全に使えるめどが立てば「次の段階に入る」とした。

> カクテル療法は重症化を抑える効果が期待され、軽症や中等症患者に使用する。副作用の懸念があるため、当初は入院患者に限定していたが、感染急拡大で入院できない患者が急増。医師が経過観察することを条件に、宿泊療養施設や外来診療でも認めた。

<参考=「カクテル療法自宅投与、厚労相前向き 開業医使用で「次の段階に」」(毎日新聞有料記事、8月27日)>
<消滅・22/08/31>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/08/31 (Tue) 23:11

副題=抗体カクテル療法、外来の自宅療養者に 福岡県医師会も試行(毎日新聞、8月31日)

 こんばんは。


 外来で抗体カクテル療法(ロナプリーブ点滴)を行なう動きが進んでいます。
 短期入院の病床が確保できるかどうか。


> 福岡県医師会は新型コロナウイルスの軽症・中等症患者向け治療法で、現在は入院患者と宿泊療養施設の患者を対象にしている「抗体カクテル療法」を外来の自宅療養者にも広げる方針を固めた。近く試行的に始める。副反応が起きる可能性があるため厚生労働省は慎重姿勢だったが、8月25日の事務連絡で外来患者への適用を容認していた。同療法は東京や大阪でも準備が進んでいる。

> 2種類の中和抗体を組み合わせた点滴薬を投与する治療法で軽症・中等症患者の重症化を防ぐ「切り札」として期待されている。福岡県内の自宅療養者は8月30日現在8846人。ケアが行き届かず重症化するケースもあるため、県医師会は「戦える武器を自宅療養者にも活用し最悪の事態を防ぎたい」としている。

> 厚労省は投与した後、副反応などの経過観察ができることを条件にしているため、県医師会は点滴投与と経過観察のため入院できる医療機関を福岡市内に1カ所確保。当面は投与後4日間の入院を想定し、今後の症例を見て短縮も検討する。医療機関は投与希望者が増えれば拡大する。

> 抗体カクテル療法を巡っては大阪府が8月25日、自宅療養者を対象に府内約50の外来病院で実施すると発表。東京都内の医療機関でも外来患者の受け入れ準備を進めている。厚労省は「外来による自宅療養者への投与は各地で検討が始まっている。各自治体の実情に応じて選択肢にしてほしい」としている。【平川昌範】

<参考=「抗体カクテル療法、外来の自宅療養者に 福岡県医師会も試行」(毎日新聞、8月31日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/02 (Thu) 23:47

副題=「抗体カクテル」8割の患者が症状改善、重症・死亡なし…都立病院などで100人調査(讀賣新聞、9月2日)

 こんばんは。


 抗体カクテル療法は軽症のうちに行なうもの、酸素ステーションは中等症以上の患者の一時凌ぎ用と思ってましたけど。
 とまれ、抗体カクテル療法の有効性が再確認されました。


> 新型コロナウイルスの軽症・中等症向けの「抗体カクテル療法」で、東京都が都立病院などで実施した約100人について調べたところ、8割の患者で症状が改善し、回復に転じていたことがわかった。都は、都が運営する酸素ステーションなどでも抗体カクテル療法を行えるよう整備する方針だ。

> 関係者によると、都立病院や都保健医療公社が運営する病院で8月以降、約100人の感染者に抗体カクテル療法を実施した。約80人の患者で熱が下がったり、酸素投与が必要なくなるなど、症状の改善が見られた。残りの2割は実施前の症状が続いたが、重症化や死亡するケースはなかったという。

> 抗体カクテル療法は、中和抗体を組み合わせた点滴薬で、海外の臨床試験で入院や死亡のリスクを下げる効果が示されている。

> 都は、軽症の救急患者向けに旧「こどもの城」(渋谷区)に設置した130床の大規模酸素ステーションや、9月中に開設予定の築地市場跡地(中央区)のステーションでも抗体カクテル療法に対応できるようにする考えだ。

<参考=「「抗体カクテル」8割の患者が症状改善、重症・死亡なし…都立病院などで100人調査」(讀賣新聞、9月2日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/09 (Thu) 19:29

副題=新型コロナ 抗体カクテル療法で患者の95%の症状改善 都が調査(NHK、9月9日)

 こんばんは。


 またもやロナプリーブの有効性が確認されました。


> 都内の医療機関で新型コロナウイルスの患者に行われている、抗体カクテル療法で、95%の患者の症状が改善したことが、都のモニタリング会議で報告されました。

> 東京都は116の医療機関で抗体カクテル療法を受けた420人を調査しました。

> その結果、95%余りにあたる400人は症状が改善したということです。

> 一方、投与を受けた60代の基礎疾患のある男性はその後、亡くなりました。

> また、投与のあとも症状が改善せず入院を続けている人は19人で、このうち18人は50代以上でした。

> 発症から投与までの期間をみると、改善した患者の56%余りは4日以内、改善しなかった患者の63%余りは5日以降で、専門家は早期の治療で効果が出る傾向があると説明しています。

<参考=「新型コロナ 抗体カクテル療法で患者の95%の症状改善 都が調査」(NHK、9月9日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/04 (Thu) 22:17

副題=厚労省、コロナ治療薬「ロナプリーブ」適用拡大へ 感染予防にも(毎日新聞、11月4日)

 こんばんは。


 感染予防や無症状患者への適用が承認されました。


> 厚生労働省の専門部会は4日、新型コロナウイルス感染症患者の重症化予防のための抗体カクテル療法に使う治療薬「ロナプリーブ」について、感染予防目的や無症状感染者の使用についても適用を拡大することを認めた。また、点滴に限定していた投与方法について、皮下注射でも使えるようにすることも認めた。これを受け、厚労省は近く承認する方針だ。

> ロナプリーブは、ウイルスに作用する二つの中和抗体「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせた医薬品。国内では現在、重症化リスクのある軽症・中等症患者に点滴で投与することが認められている。新たに感染者との濃厚接触者や無症状感染者の発症リスクを低下させる効能が追加された。国内で製造・販売する中外製薬が10月に適用拡大を申請していた。

> 中外製薬によると、海外の臨床試験(治験)では、感染していない家庭内の濃厚接触者に投与した場合、症状を伴う感染の発症リスクを81%減少させた。無症状者への投与では、症状が出るリスクを31%減らす効果が示されたという。【矢澤秀範】

<参考=「厚労省、コロナ治療薬「ロナプリーブ」適用拡大へ 感染予防にも」(毎日新聞、11月4日)>


NO.1429 <コロナ・ワクチン>65歳以上高齢者のワクチン2回接種で、感染が1/15に減少<起稿 シバケン>(21/07/21)


【シバケン】 2021/07/21 (Wed) 23:53

期間7月5日~15日

<10万人当たりの感染者数>
未接種者=13.5人
1回接種者=3.7人
2回接種者=0.9人


>新型コロナウイルスワクチンを2回接種した65歳以上の高齢者は、未接種の高齢者に比べ、人口当たりの新規感染者数が15分の1にとどまることが、厚生労働省の調べでわかった。政府高官は「ワクチンの効果が実証された」と評価している。

>同省が、感染者のデータを一元管理する情報システム「HER―SYS(ハーシス)」の登録データをもとに今月5~15日の11日間に感染が判明した人について、ワクチンの接種回数ごとの感染者数を分析した。65歳以上では、10万人当たりの感染者数は未接種が13・5人、1回接種が3・7人、2回接種が0・9人だった。2回接種後に感染した人の割合は、未接種で感染した人の15分の1だった。

>モデルナ5000万回 年明け追加供給
>これに関連し、田村厚生労働相は20日、米モデルナ製ワクチンについて、同社、武田薬品工業と契約を結び、計5000万回分の追加供給を来年初頭にも受けることが決まったと発表した。

<参考=「高齢者、2回接種で感染1/15…「ワクチンの効果実証された」」(読売新)>


【シバケン】 2021/07/22 (Thu) 00:12

副題=変異ウィルス対応のワクチン/3回目接種のための供給契約

来年の事ですが。
米モデルナ社と、武田薬品工業に5000万回分の供与契約。

ン<!>
武田薬品工業が、モデルナのワクチンの製造<!>

>厚生労働省は20日、早ければ2022年初めにも米モデルナと武田薬品工業から新型コロナウイルスワクチン5000万回分の追加供給を受ける契約を結んだと発表した。モデルナは3回目の追加接種(ブースター接種)用や変異ウイルスに対応したワクチンを開発中で、承認されればこのワクチンの供給を受けることも可能になるという。

>田村憲久厚生労働相は「今般接種している方々を含めて接種していただく。ブースターを念頭に置きながらだ」と記者団に語った。「新たに変異株の対応のワクチンができた場合には、この枠の中で確保する」と強調した。

>武田は20日、「モデルナによる開発が成功し製造販売の承認が得られた場合、変異型に対応するワクチンや追加接種に用いるワクチンを日本国内へ供給する可能性も含まれる」と発表した。

>モデルナ製は日本では武田が治験や申請、流通を担う。5月に承認され、国の大規模接種会場や企業の職場接種向けに供給されている。9月末までに計5000万回分の供給を予定する。追加契約で日本への供給量は計1億回分となる。

>米ファイザー製も9月までに1億7000万回分の供給を受け、全対象者の2回接種分を確保する計画だ。

>イスラエルや英国など一部の国では新型コロナのワクチン接種を終えた人の免疫をさらに強化するため、3回目を打つブースター接種を検討する動きが出ている。ファイザーやモデルナなどのワクチンは本来2回接種で免疫を得られる。

>ただ感染力の強いインド型(デルタ型)などの変異ウイルスに対する予防効果が限られるとの懸念がある。ブースター接種で免疫を確実にし、経済活動などの再開を進める狙いもある。

>菅義偉首相は5月の記者会見で、22年分のワクチン確保については「米モデルナや米ノババックスと合計2億回分の供給を受けることを前提に協議を進めている」と語っていた。田村氏は7月20日、ノババックス社との交渉に関して「これからだ。いろんな議論はさせていただいている」と述べた。

>モデルナ製を巡っては、厚労省は接種対象年齢を現在の18歳以上から12歳以上に引き下げる方針を決めている。

<参考=「モデルナ製5000万回分追加 22年初め、3回目接種用も」(日本経済新聞)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/07/22 (Thu) 07:40

 シバケン様、おはようございます。


 「感染効果=1/15」は、分かりづらいです。類推で分かるとは思いますが。
 「感染が1/15に減少」などとすると分かり易くなると思います。


【シバケン】 2021/07/22 (Thu) 08:18

磯津千由紀さん、おはようございます。

そのよに、変更致しましたです。


<参考=NO.1439 <コロナ対策・ワクチン>日本でも、3回目接種検討/来年の話


NO.1430 <東京五輪>名誉総裁、天皇陛下の開会宣言により、始まった<!><起稿 シバケン>(21/07/24)


【シバケン】 2021/07/24 (Sat) 10:53

宣言の中で、
「祝意」は、表明されず、「記念」に。

コロナ禍での、五輪大会故、言葉の選択絶妙。

<写真>
東京五輪の開会式で開会宣言する天皇陛下(中)=23日午後、東京都新宿区の国立競技場



>天皇陛下は23日夜、国立競技場(東京・新宿)で開催された東京五輪の開会式に名誉総裁として出席し、「私は、ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」と開会宣言された。

>今回「記念する」と表現された部分は、1964年の前回東京大会では「祝い」だった。関係者によると、大会組織委員会と宮内庁が新型コロナウイルス下での開催となった現状を考慮。国際オリンピック委員会(IOC)の五輪憲章(英文)で「celebrating」とされている部分の訳語を調整し、祝意を示す表現を抑えた。

>陛下はこの日午後7時50分ごろ、競技場入りし、貴賓席の「プレジデンシャル・ボックス」から各国選手団の入場や開会式の演出などを見守られた。新型コロナの感染拡大に加え、大会関係者も配偶者の同伴が認められていない状況などを踏まえ、皇后さまの出席は見送られた。

<参考=「天皇陛下が五輪開会宣言 「祝意」前例踏襲せず」(産経新聞)>


【シバケン】 2021/07/24 (Sat) 11:13

副題=「祝意」でなく、「記念」とされた背景。


<参考=NO.251 <東京五輪>天皇陛下、コロナ感染拡大に繋がらないか、ご懸念と西村長官が拝察


【シバケン】 2021/07/24 (Sat) 11:42

副題=実は、この場面、テレビ中継で、映されてたです。

こんな事、投稿するは、ど哉と、思たですが。
当方的、中継見てまして。瞬時、え<?>と。

イヤ、
天皇陛下の開会宣言は、始まってるのに、着席のまま。
先に、気が付いたの、小池百合子都知事が、立ち上がり、後方のスガ君をば、促すよにしてたです。

天皇陛下が、立ち上がられたら、即の、起立<!>
何がため、天皇陛下が立ち上がられるかは、わかってるです。
開会宣言であると。

>「私は、ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」

>7月23日におこなわれた東京五輪の開会式。206に及ぶ国と地域の選手団が入場。組織委員会の橋本聖子会長(56)やIOCのバッハ会長(67)がスピーチした後、冒頭のように開会を宣言されたのは天皇陛下だった。

>「天皇陛下が開会を宣言される様子は、しっかりと中継で放送されました。しかし、その際に隣で座っていた菅義偉首相(72)と小池百合子都知事(69)のふるまいに、批判が集まっているのです」(スポーツ紙記者)

>実は菅首相と小池都知事、天皇陛下の開会宣言が始まっても着席したままだったのだ。

>その後、小池都知事が菅首相に目配せすると、いそいそと立ち上がった2人。このことにネットで厳しい声が上がっている。

>《陛下が話し始めてから起立する小池氏と菅総理不敬にも程がある》

>《天皇陛下が席をお立ちになったらすぐ立つべき。恥ずべき映像を世界に流してしまった》

>《陛下の開会宣言のVTRが流れるたびに、菅が座ってたところも映るのか……あまりに不敬》

>6月25日、宮内庁の西村泰彦長官(65)が天皇陛下のご懸念について「オリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大につながらないかご懸念されている、ご心配であると拝察をいたします」と語り、波紋を呼んでいた。

>だが当時、菅首相はそんな異例の「拝察」発言にも「長官ご本人の見解を述べたと理解している」と語るのみだった。

>はたして天皇陛下の開会宣言は、菅首相に届いていたのだろうか――。

<参考=「天皇陛下の開会宣言に着席したまま…菅首相に「不敬にも程がある」と非難の声」(SmartFLASH)>


【シバケン】 2021/07/24 (Sat) 17:31

副題=イヤ、スガ君、小池知事の件、結構、報道されてるです。

とするよりも、
NHKでの、開会式のダイジェストを放映では、当然の天皇陛下の開会宣言の場面が出るです。
その都度、失礼乍らの、横手、或いは、後方で、どっかと、座ってるの方々も映ってまして。
再度の、失礼乍らの、スガ君の、呆けっとした表情、動作も。
確かに、橋本聖子会長、バッハ会長の挨拶長過ぎるもあるですが。

<写真>
天皇陛下(中)と並んで開会式に出席した菅首相と小池都知事(ロイター)



>菅義偉首相、小池百合子都知事が23日の東京五輪開会式で、そろって“大失態”だ。

>問題のシーンは、大会名誉総裁を務められる天皇陛下がご起立して開会宣言をされている時。陛下と並んでいた2人は、ともに椅子に座って聞いていたのだ。途中でこれはまずいと気付いたか、まずは小池都知事、間髪おかず菅首相が立ち上がった。

>しかし、この場面がバッチリ全国中継されてしまったことで、2人には批判が集中。「非礼」などという言葉がSNS上を飛び交っている。

>ただ2人がボーっとして座っていたのは、開会宣言の前のIOC・バッハ会長のスピーチが長すぎて眠くなり、頭が回らなかったという指摘も。とはいえ、そんな言い訳は通じないほどの“不手際”だった。

<参考=「菅首相、小池都知事に非難殺到! 天皇陛下の開会宣言中に慌てて起立」(東スポ)>


【シバケン】 2021/07/24 (Sat) 18:03

副題=市川海老蔵<43歳>の「歌舞伎十八番」の「暫」<しばらく>はよかったねえ<!>

「鎌倉権五郎(景正)」<wikipediaより>
16歳の頃、後三年の役(永保3年〈1083年〉寛治元年〈1087年〉)に従軍した景正が、右目を射られながらも奮闘した逸話が「奥州後三年記」に残されている。

まあ、言えば、英雄再来にての、疫病退散祈願<!>


トトトの、
ピアノが上原ひろみ<42歳>さん。
イヤ、当方的疎い分野なれどの、素晴らしく。

只ね、
この組合せが正解かは、当方的、不明。

そらねえ。
歌舞伎は、歌舞伎。ピアノは、ピアノと、思うです。
それ以外にも、出し物あったですが。何故に、タップ・ダンス怪と。

日本の伝統文化を宣伝なら、違うやろと。と、思うが散見。

これらの構成を、若手がしてたの哉と。
当方的には、タップ・ダンスなんか、馴染み薄くの、それで、日本の何を、アピールしたいの哉と。この方の宣伝を五輪の開会式で<?>

<写真>
市川海老蔵のパフォーマンス=国立競技場(撮影・松永渉平)



>歌舞伎俳優の市川海老蔵さんは、家の芸である「歌舞伎十八番」の「暫」の一部を上演、豪快に見えを切った。「暫」は悪者に殺されそうになった人々を救う武者の話で、江戸時代に初代市川團十郎が初演したとされる。海老蔵さんは荒々しい化粧、華やかな衣装で登場。ジャズピアニスト上原ひろみさんのピアノに合わせ、英雄の力強さを表現した。

>海老蔵さんは昨年5月に十三代目團十郎を襲名するはずだったが、新型コロナウイルスの影響で披露公演は延期。伝統芸能普及に向け、活動している。

<参考=「市川海老蔵さんが豪快に見え 開会式」(産経新聞)>


【シバケン】 2021/07/24 (Sat) 22:48

副題=聖火台点火は、テニスの大阪なおみ<23歳>は意外な人選。

意外なら、誰をと、なればの、ありませんですが。

それよりも、聖火台の構造の方に、意表を突かれたです。

<写真>
東京五輪の開会式で、聖火台に点火するテニス女子の大坂なおみ=23日夜、国立競技場



>聖火の最終点火者は、テニスの大坂なおみだった。聖火台への階段を一歩一歩上がった大坂は、トーチの火をていねいに両手で、あかあかと灯(とも)した。

>日本人の母、ハイチ出身の父を持つ大坂は、「男女平等」や「多様性と調和」を理念に掲げる東京五輪を象徴する。グランドスラムを4度制した、世界で最も有名な日本のアスリートの一人でもある。

>新型コロナウイルス禍に翻弄され、開会式も含めて原則無観客で開催される異形の五輪となったが、この日の午後には都内各地で多くの人が空を見上げた。

>航空自衛隊の「ブルーインパルス」が大空に描く五つの輪を見るためだ。風にあおられて鮮明な「五輪」を残すことはできなかったが、空を見上げる人の内心には五輪の開会を祝う気持ちがあったはずだ。

>ここから主役は選手である。大会を否定する声に迷うことなく、堂々と五輪を戦ってほしい。

>1年前の同じ夜、白血病からの復帰を目指す競泳の池江璃花子は暗闇の国立競技場で聖火のランタンを手に一人立ち、こう語った。

>「逆境からはい上がっていく時にはどうしても希望の力が必要です。希望が遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても前を向いて頑張れる。1年後の今日、この場所で希望の炎が輝いてほしい」

>その後の過酷なリハビリと驚異的な回復力で代表権を勝ち取った池江には五輪開催に反対する人らから出場辞退を求める声が突きつけられたこともあった。

>東京五輪をトンネルの闇の先の光としたい。多くの関係者がそう語ってきた。残念ながら新型コロナ禍の闇は晴れていない。無観客のトンネルの中で五輪は開会を余儀なくされた。

>だが、闇とは何か。全盲のパラリンピアン、競泳のエース、木村敬一はこう話してくれたことがある。

>「僕は闇という言葉に、そもそも概念を持ち合わせていない。単に光や希望のない世界ともとれるし、ただ上から覆いかぶさっているだけで、外せば晴れるもの、いろいろな冒険ができてチャレンジができる世界。そうともとれる」

>「闇」に対して、これほどポジティブな言葉は聞いたことがなかった。

>満員のスタンドに迎えられることなく競技場を行進する選手たちに、木村の言葉を贈りたい。闇という冒険の場を、自らの競技力で切り開いてほしい。新たな伝説を作ってわれわれの記憶に刻んでほしい。われわれは遠くからでも、精いっぱいの拍手を送る。

>菅義偉首相は昭和の東京五輪の記憶に女子バレーボールの「東洋の魔女」、マラソンのアベベ、柔道無差別級のヘーシンク対神永昭夫の決勝戦を挙げた。

>他にも「弾丸」ヘイズの疾走、水を切るショランダーの快泳、「東京の恋人」チャスラフスカの演技など数々の名シーンが記憶によみがえる。

>57年前の東京五輪では閉幕にあたって慶応大学の元塾長、小泉信三が産経新聞に寄稿し、米国のハンセンと西独のラインハルトが金メダルを争った陸上棒高跳びの9時間に及ぶ死闘に多くの行数を割いた。

>「これは十月十七日の夜のことで、その前日ソ連の首相兼共産党第一書記のフルシチョフの失脚が報ぜられ、この日はまた中共(中国)の核実験が報ぜられた。それはいずれも、人類として誇ることのできない事件である。ひとりここにこの日、東京の競技場でアメリカの一青年は竿頭(かんとう)に身をおどらせて、五メートル一〇のバーを飛びこえることに成功した。人々は歓呼してこれを称賛した。その歓呼する人々は、少なくともその瞬間、政治的陰謀や破壊的兵器のことを忘れたであろう」

>戦後わずか19年で開催された昭和の東京五輪も、世界の荒波にもまれながら大会を成功させた。小泉は最後に「東京オリンピックに幸あれ」と記して寄稿を結んでいた。

>逆境の今こそ、小泉にならって願う。令和の東京五輪と、参加する全ての選手に幸あれ、と。

<参考=「令和の東京五輪に幸あれ 特別記者 別府育郎」(産経新聞)>


【シバケン】 2021/07/24 (Sat) 23:09

副題=聖火台は、「花開く太陽」

「お目見えした新たな聖火台は世界的に活躍するデザイナー、佐藤オオキ氏(43)が考案した。球体は日章旗に描かれる赤い日の丸が象徴する太陽をモチーフにし、富士山を模した山型のオブジェの頂点に置いた。」

「東京大会のコンセプトである「持続可能性」も意識、二酸化炭素を出さない水素燃料を採用した。五輪史上初の試みで脱炭素社会の実現を世界にアピールする。」


<写真>は、前回投稿と、同一アングルで、ホボ一緒のため割愛。

>23日午後11時45分すぎ、東京五輪の開会式がクライマックスを迎えた。約1万人が121日間かけてつないだ聖火の最終点火。多様性や共生社会など大会の理念を体現する役割はテニス女子の大坂なおみ選手が担った。白い球体が花のように開き、現れた聖火台に両手でトーチをかざす。無観客の会場に立った火柱。厳かな瞬間をアスリートたちが静かに見守った。

>1964年10月10日、国立競技場(東京・新宿)に集まった約7万人の前で、戦後復興の象徴となる火をともしたのは、原爆が投下された45年8月6日に広島県三次市で生まれた坂井義則さん(当時19)だった。

>当時の聖火台は現在、競技場の東側ゲート前にある。重厚さに変わりはないが、交通規制などのためパラリンピック閉幕まで一般公開されない。

>完成には職人親子2代の心血が注がれた。57年、「鋳物の町」と呼ばれる埼玉県川口市の名工、鈴木万之助さんが制作の依頼を受ける。直径と高さは2.1メートル、重さが推定4トンに及ぶ巨大な作品。溶けた鋳鉄を型に流し込む「湯入れ」作業に失敗し、当時68歳の万之助さんは心労のため急逝した。

>父の遺志は文吾さんら息子たちが継ぎ、一筋縄ではいかない工程を乗り越えて納期に間に合わせた。文吾さんは2008年に亡くなるまで毎年磨き続けていた。今は弟の昭重さんが手入れしている。

>日本の高度成長をスポーツを通して見守ってきた聖火台は、旧競技場が解体された15年以降、東日本大震災の被災地を回った。19年に川口市に里帰りを果たした後、新競技場へ。2度目となる祭典の舞台のそばで、バトンタッチの時を待った。

>お目見えした新たな聖火台は世界的に活躍するデザイナー、佐藤オオキ氏(43)が考案した。球体は日章旗に描かれる赤い日の丸が象徴する太陽をモチーフにし、富士山を模した山型のオブジェの頂点に置いた。

>東京大会のコンセプトである「持続可能性」も意識、二酸化炭素を出さない水素燃料を採用した。五輪史上初の試みで脱炭素社会の実現を世界にアピールする。

>国立競技場から約9キロ。多くの競技会場が集まる臨海部の遊歩道「夢の大橋」(東京・江東)に、デザインが全く同じ聖火台が設置されている。

>開会式でともった火は閉会式で競技場の聖火台に移されるまでの間、ここから熱戦を照らし続ける。当初は身近な存在として低い場所に設けられたが、新型コロナウイルスに伴う規制で近寄ることはかなわない。
>(木村梨香)

<参考=「熱戦見守る聖火台 花開く太陽、前回は「鋳物の町」発」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2021/07/27 (Tue) 15:59

副題=矢張り、Net上でも、問題視


<写真>
東京五輪の開会式に出席し、開会宣言される天皇陛下=23日、国立競技場(AFP時事)



>東京五輪開会式で天皇陛下が開会を宣言した際、菅義偉首相と小池百合子東京都知事が途中まで着席していたことが、インターネット上で「不敬」などと批判を受けている。

>これに関し、加藤勝信官房長官は26日の記者会見で「開会式の進行に関することであり、運営主体である組織委員会に尋ねてほしい」と説明を避けた。

>23日の開会式では、名誉総裁を務める天皇陛下が宣言文を読み上げる中、小池氏、首相の順に途中で立ち上がる様子がテレビ中継された。

<参考=「陛下の開会宣言、菅首相が着席 ネット上で批判 五輪開会式」(時事通信)>
<消滅・22/07/31>


【シバケン】 2021/07/27 (Tue) 16:24

副題=起立の件、バッハ会長の喋り過ぎ<?>

確かに、長い挨拶の最後で、天皇陛下の開会宣言をと、促したは、承知してるです。
日本語で、言うてるです。

がしかし、
その上で、場内アナウンスで、起立を求めるべき也と。

又、
アナウンスが無くともの、
天皇陛下が起立されれば、問答無用の、周囲の面々、起立せよ<!>

>23日に行われた東京五輪の開会式で、天皇陛下が開会を宣言された際、菅義偉(すがよしひで)首相と小池百合子東京都知事がともに椅子に着席したままだったことについて、大会組織委員会は27日、台本にあった起立を促す場内アナウンスができていなかったと説明した。

>組織委によると、台本では、陛下が開会を宣言される前に、起立を促す場内アナウンスを流すこととなっていた。しかし、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長がスピーチの最後で、陛下に開会宣言を求める発言をしたため、そのままの流れで進行し、場内アナウンスを入れるタイミングを失ったという。

>組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「関係者に混乱が生じたと認識している。申し訳ない」と謝罪した。

<参考=「開会宣言の不起立問題、「起立アナウンス」できず 組織委謝罪」(産経新聞)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/07/28 (Wed) 19:23

副題=お話の長さ

 こんばんは。


 twetterより。

> ヤマユキ
> @yamayuki60

> お話の長さ

> 橋本聖子 6分半
> バッハ  13分
> 天皇陛下 13秒

> 午後11:14 · 2021年7月23日