みんながパソコン大王
雑談<NO.314>
みんながパソコン大王 |
総 合 | 目 録 | 趣意書 |
表題一覧表 |
NO | 表題 | 起稿 | 起稿日 |
雑談NO.315 | |||
2867 | ≪ウクライナ関連≫ロシア兵器、ラスベガス郊外の「動物園」で研究 | 磯津千由紀 | 22/05/31 |
2866 | “老兵は死なず”A-10「サンダーボルトII」攻撃機 主翼換装で飛行時間延長へ ボーイング | 磯津千由紀 | 22/05/31 |
2865 | スパイ仕様の犯罪専用改造車が摘発される。ボタン1つでナンバープレートが反転、燃料吸い上げる装置も | 磯津千由紀 | 22/05/30 |
2864 | 株価急落「ネットフリックスの凋落」はなぜ起きた? | 磯津千由紀 | 22/05/30 |
2863 | ≪将棋≫3連覇の渡辺明名人 「パソコン新調、研究環境が大きく変化」 | 磯津千由紀 | 22/05/30 |
2862 | 甘い無糖の「カルピス」 | 磯津千由紀 | 22/05/29 |
2861 | 続3<木村太郎の>ウクライナ情報 | シバケン | 22/05/28 |
雑談NO.313 |
NO.2861 続3<木村太郎の>ウクライナ情報<起稿 シバケン>(22/05/28)
【シバケン】 2022/05/28 (Sat) 19:14
<参考=NO.2820 続2<木村太郎の>ウクライナ情報>
(22/05/09)
<副題=最終決戦が間近か?予算案が「ヒッチハイク」で大統領をアジアまで追いかけた…ウクライナへの武器供与予算が異例の手続きで成立(FNN)>
基本的には、ロシア優位<!>
ウクライナ支援国が、モタモタしてたら、負けるの可能性あるです。
少なくともの、欧米の支援なければ、ウクライナは遠の昔に負けてるです。
<表紙1>
<写真2>
韓国を訪問したバイデン大統領(21日)
<写真3
スティンガー地対空ミサイル・システム
>「ヒッチハイク」でウクライナ支援予算が成立?
>米議会で可決したウクライナ支援のための400億ドル(約5兆2000億円)の予算案を、バイデン大統領が訪問先の韓国で署名するという異例の手続きで成立させ、ウクライナ情勢が急を告げていることをうかがわせた。
>ウクライナ支援のための追加予算は5月10日に下院で可決され、上院でも超党派の支持で可決される見通しだった。しかし野党共和党内に「インフレが懸念される時に、その余裕はない」という反対論があって採決が遅れ、可決されたのは19日になってからのことだった。
>予算案を成立させるためには大統領の承認の署名が必要だが、バイデン大統領はその19日にアジア訪問の旅へ出発していた。
>本来なら大統領が帰国するのを待つところだが、今回はホワイトハウスのスタッフが予算書を携えて民間機で後を追い、21日夜ソウルで大統領の署名を得るという異例の手続きを経て成立させた。
>これを伝えた19日のAP電は「ウクライナ支援がバイデンをソウルまでヒッチハイク(通りすがりの車などに便乗させてもらうこと)で追った」と揶揄した。
>一方、ウクライナでは、マリウポリの製鉄所に立てこもって抵抗していたウクライナ兵が投降して、戦局は新たな段階を迎えたと言われており、法案の成立に一刻の猶予もないという判断があったようだ。
>ウクライナ支援予算の中身
>それはこの支援策の中身を見れば理解できる。
>400億ドルの内110億ドル(約1兆4300億円)は、対戦車ミサイル「ジャベリン」5500発、対空ミサイル「スティンガー」1400発、さらに155ミリ榴弾砲弾18万4000発などをウクライナへ急送する費用が含まれている。(ニューヨーク・タイムズ紙電子版19日)
>いずれも、今後ドンバス地方で展開されると予想されるロシア軍との正面衝突の決戦に不可欠とされる兵器ばかりだ。
>ウクライナ軍の反転攻勢で最終決戦間近?
>ウクライナのオレクシー・アレストビッチ大統領府長官顧問は5月初め「欧米から提供される武器が5月下旬から大量に届き、6月中旬以降ウクライナ軍が反転攻勢を始める」と語っていた。
>またウクライナ国防省情報局長のカイライロ・ブダノフ少将は「戦局は8月に転機を迎え、今年末までには(ウクライナの勝利で)終わる」と5月14日英国のスカイ・ニュース・テレビに語っている。
>つまりウクライナ軍は、欧米から届く武器を頼りに6月から攻勢を強めて一気にロシア軍を駆逐する作戦を計画し、今はその準備の最終段階と考えられる。
>そうした時期に、大統領の日程の都合であっても米国からの武器供与が遅れることは許されなかったわけだ。
>逆に言えば、ウクライナ紛争の行方を決する最終決戦は間近いということだろう。
>【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
>【表紙デザイン:さいとうひさし】
<参考=「最終決戦が間近か?予算案が「ヒッチハイク」で大統領をアジアまで追いかけた…ウクライナへの武器供与予算が異例の手続きで成立」(FNN)>
(22/05/23)
【シバケン】 2022/05/29 (Sun) 17:18
<副題=ゼレンスキー大統領との記念撮影が大事? 米民主・共和両党大物が“ウクライナ詣”…両党の功名争いが続きそう(FNN)>
<表紙1>
<写真2>
米上院共和党トップ・マコーネル氏がキーウを訪問 ゼレンスキー大統領の公式インタグラムより
<写真3>
4月30日 米民主党トップ・ペロシ下院議長がキーウ訪問
<写真4>
5月8日 両ファーストレディーがウクライナ西部で歓談 左:ジル・バイデン夫人 右:オレナ・ゼレンスカ夫人
>民主・共和両党が競うように“ウクライナ詣”
>米国の民主、共和両党の大物がウクライナ詣を競う形になり、この紛争が米国の中間選挙に影響を及ぼす大きな要素になってきた。
>米上院共和党のトップのミッチ・マコーネル少数派院内総務は、3人の共和党上院議員と共にウクライナの首都キーウを訪れてゼレンスキー大統領と会談したと14日発表された。
>ゼレンスキー大統領のインスタグラムには、同大統領がキーウの街中でマコーネル院内総務たちを迎える動画と共に次のようなメッセージが書きこまれていた。
>「ミッチ・マコーネル少数院内総務に率いられた米上院議員団の訪問は、米国議会と米国民の超党派の支持を強く示すものだ。ウクライナのためだけでなく、民主的な価値と自由のための我々の戦いを支援してくれていることに礼を言う。真に感謝する」
>実はこれに先立って4月末、齢82歳のナンシー・ペロシ米下院議長が3人の下院民主党議員と共にキーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談してこう伝えていた。
>「我々は、あなた方の自由を目指すための戦いがその目的を達成するまで一緒に戦います」
>さらに5月8日の「母の日」には、バイデン大統領の妻のジル・バイデンさんが前触れなくウクライナ西部のウジホロドを訪問、ゼレンスキー大統領の妻オレナさんに花を贈って歓談しバイデン大統領に代わってウクライナへの支援を示した。
>言ってみれば、ここへきて米政界の民主党、共和党の有力者が競ってウクライナ詣をしているわけだが、受けるゼレンスキー大統領も「超党派の支援に感謝する」と発言に配慮が感じられる。
>ウクライナ支援をめぐる功名争いが続きそう
>「ウクライナの戦いは、バイデンの国内政治の問題でもある」
>英紙「ザ・ガーディアン」は、ペロシ議長の訪問を受けて5日電子版でこういう見出しの記事を掲載した。
>米国民への世論調査では「ウクライナへの援助が足りない」とするもの37%、「支援は正しい」が36%で「支援しすぎる」は14%に過ぎなかった。(ワシントンポスト紙、ABCニュース共同調査)
>バイデン大統領はウクライナ問題に限っては世論の「追い風」を受けているわけで、そうした中で民主党のトップのペロシ議長がウクライナを訪問したことは「来る中間選挙を意識してのことに他ならない」と言う識者の話を「ザ・ガーディアン」紙の記事は紹介している。
>バイデン大統領の支持率は、インフレやコロナ対策の遅れに加えて最近では乳児用の粉ミルクが枯渇して母親たちの間でパニックになっていることもあって急落しており、このままでは中間選挙で与党民主党が大敗するのは避けられないと大方のマスコミが伝えている。
>ペロシ議長らのウクライナ訪問はそうした民主党の失地を挽回し、中間選挙へ向けてウクライナ支援に対する世論の「追い風」をあおることをねらったのだというのだ。
>一方の共和党は「遅れてはならじ」とマコーネル院内総務らがキーウを訪れたことは疑う余地もなく、会談の内容はともかくカーキ色のTシャツ姿のゼレンスキー大統領と記念撮影した議員団の映像が大事だったと思わざるを得ない。
>米国の民主党と共和党は、11月8日の中間選挙へ向けてウクライナ支援をめぐる功名争いを続けそうだ。
>【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
>【表紙デザイン:さいとうひさし】
<参考=「ゼレンスキー大統領との記念撮影が大事? 米民主・共和両党大物が“ウクライナ詣”…両党の功名争いが続きそう」(FNN)>
(22/05/16)
【シバケン】 2022/05/31 (Tue) 19:34
<副題=木村太郎が読み解く(1)ウクライナ“最後の拠点”で劣勢「アメリカの誤算」?(2)両国の”持ち駒”が今後のカギ(FNN)>
<カレンダー1>
「異例の出来事」がソウルで起きた
<地図2>
<図3>
木村太郎が注目した持ち駒
>ロシアが、新たにリマンの制圧を発表するなど攻防が激化しているウクライナ東部。“最後の拠点“とも言われるセベロドネツクでは、ウクライナ側が劣勢に陥っているとみられている。なぜここに来て、ウクライナが苦戦しているのか…木村太郎氏は、背景に「アメリカの誤算」があったと読み解く。
>「異例の出来事」がソウルで起きた
>木村太郎氏:
21日にバイデン大統領がソウルにいたんですよ。そこでウクライナに対する5兆2000億円、400億ドルの支援の予算案に署名した。ソウルでしたんですよ。なぜかっていうと、その法案は19日にワシントンで採決されたんだけど、バイデン大統領はそのとき韓国に行っていた。だから、ホワイトハウスのスタッフが書類を持って、民間航空機に乗って追いかけて、ソウルで署名して初めて有効になったと。ものすごい異例。そのぐらい急いでた。それに何が入ってたかというと、りゅう弾砲の弾、何万発とかね。そういうのを送るために予算を一日でも早く通さなきゃいけないと。実は切羽詰まってたわけですね。
>アメリカはまだ「時間稼ぎ」ができると思っていたのだろうか…
>木村太郎氏:
というよりは、ロシアが素早く機先を制して攻撃してきた。これに対して対応しなきゃいけないっていう…。ウクライナ側の反攻計画は、大体5月以内にいろんなところから武器を援助してもらって、6月にスタートして、8月に勝つというシナリオを書いていた。それでは間に合わなくなりそうなんで、急いだっていうのがこれだった。
>ロシアが一つ一つの街を集中的に攻撃し始めた動きも関係あるのだろうか…
>木村太郎氏:
それしかできなかったわけですよね。そこへ手持ちのいい武器を全部集めて攻撃をし始めた。それは、アメリカの誤算というより、ロシアがそういう作戦をとったということ。
>苦戦しているセベロドネツクをはじめ、どんどんロシア軍が侵攻していくと、ふたたびキーウまで行くことは考えられるだろうか…
>木村太郎氏:
今日のアメリカの戦争研究所のリポート見ると、プーチン氏はとにかく成果をあげなきゃいけないから、全勢力をセベロドネツクに入れてると。それで、多分勝つかもしれない。でも勝とうが負けようが、そこでロシア軍は勢力を全部使い果たすので、そこからウクライナ軍の反撃が始まるって、言ってるんですよ。
>「両国の“持ち駒”」が戦況を左右する
>これからの戦いの行方は、両国の持ち駒次第だと読み解く、木村太郎氏。それぞれの“持ち駒”とは…
>ウクライナ軍の“持ち駒”は…
>木村太郎氏:
「M777」。りゅう弾砲っていう大砲なんですけどね、これまでの大砲と全然違うんですよ。弾に羽が生えているんです。打つとね、GPSで狙い定めたところに誘導していく、ミサイルみたいな大砲なんです。しかも50何キロ飛んじゃって、ロシアのりゅう弾砲より10キロぐらい余計に飛ぶわけですよ。しかも、大砲自身の目方が軽いんでヘリコプターで運ぶことができて、移動自由なんです。「空飛ぶ砲兵隊」っていわれるぐらい新型の大砲なんだけど、これがあるとね、ロシア側の大砲の騎士団っていうのがね、全部やられちゃうわけですよ。
>一方、ロシア軍の“持ち駒”は…
>木村太郎氏:
実は戦線へ向けてロシア国内を走っている映像があって、反ロシアのボランティアグループが撮影したものなんですけど。20両ぐらいかな、滑車に乗って(戦車が)運ばれているんです。なんと、見たら62型戦車。1962年のもの。ロシアは、72、80、90、それから14って2014年。いろいろ新しいのあるんだけど、みんななくて62年型の古いのを引っ張りだしてきた。物持ちがいいっていえばそうなんだけど。これがね、今の戦闘に使えるわけがない。だから、今のロシアは人員も不足しているし、新型兵器も不足しているし、これからの戦闘は容易ならざることになるだろうっていうふうにいわれているんです。
>両国の持ち駒がどう戦況を変えていくのだろうか…。
>(「Mr.サンデー」5月29日放送分より)
<参考=「木村太郎が読み解く(1)ウクライナ“最後の拠点”で劣勢「アメリカの誤算」?(2)両国の”持ち駒”が今後のカギ」(FNN)>
(22/05/30)
【シバケン】 2022/06/01 (Wed) 08:24
<副題=世界的食糧危機で「場外乱闘」に発展か?ロシア軍が妨害するウクライナ穀物輸出をイギリスなど有志国が護送構想(FNN)>
<参考=「NO.369 続16<ロシアのウクライナ侵攻>米欧武器、戦地に<!>/ウクライナ反転攻勢<?>」寄稿閻魔大王 2022/05/31 (Tue) 18:55>
<副題=ウクライナ穀物輸出停滞にトルコが解消案…ゼレンスキー氏「感謝」、プーチン氏「トルコと連携」(読売新聞)>
さて、
今後の展開は<?>
<表紙1>
<写真2>
世界の食糧庫となっているウクライナの農場
<写真3>
黒海の出入り口 トルコのボスポラス海峡
>世界的食糧危機に有志国が立ち上がる
ロシアのウクライナ侵攻で世界的食糧危機が心配されているが、ウクライナ産の穀物を輸出する貨物船を有志国が護送する計画が持ち上がっている。
>ウクライナは年間2800万トン余の小麦を生産し世界7位の生産国(国連食糧農業機関調べ)であるほか、トウモロコシやひまわり油などの主要生産国として知られる。
>しかし、今回の紛争でロシアはウクライナの港を封鎖したほか大量の機雷を敷設し、黒海の海運は停滞したままになっている。これまで収穫された穀物はその多くが国内のサイロに蓄積されたままになっており、今年の収穫が始まるとサイロがパンクする恐れが出てきている。
>ウクライナの穀物は主に中東やアフリカ諸国へ輸出されており、このままではそれらの国々への供給が断たれて食糧が不足するだけでなく、世界的に穀物の価格が高騰して食糧危機が発生すると国連も18日に警告した。
>ウクライナから陸路で鉄道やトラックによる輸送も考えられたが、船で輸送できる量が桁違いである上に輸送コストも安いことから、やはり黒海を利用する以外にないということになった。
>そこで、ウクライナの港湾都市オデーサから黒海を縦断してトルコのボスポラス海峡まで「保護された海路」を設けることが英国を中心に検討され始めたという。
>英国の「ザ・タイムズ」紙電子版が5月24日伝えたもので、記事によると既にリズ・トラス英外相とリトアニアのガブリエリウス・ランズベルギス外相の間で話し合われ、ウクライナの穀物を輸入している北大西洋条約機構(NATO)の加盟国などの参加も考えられているという。
>また、この問題で大きな被害を受けているエジプトの参加も期待されているとか。
>計画では、ウクライナの港付近にロシア軍が敷設した機雷の除去をする一方でロシア軍の攻撃に対抗するためにウクライナ軍に対艦長距離ミサイルを供余する。
>事実、23日にオンラインで行われた米国主催のウクライナ支援のための国際会議でオースティン米国防長官は、デンマークがウクライナの沿岸警備のために地対艦ミサイル「ハープーン」を提供することを表明したと明かした。
>その上で有志国の軍艦と航空機がウクライナから穀物が安全に黒海の外へ出るまで護送するという構想だ。
>「我々は世界の食糧安保に対応しなければならないわけで、英国はウクライナの穀物を輸出することを緊急の課題と考えている」
>トラス英外相はこう「ザ・タイムズ」紙に語っている。
>制裁一部解除を条件にロシアも穀物輸出認める提案
>一方ロシアのインターファクス通信は25日、ロシア政府は欧米側が制裁の一部を解除する見返りに食料を積んだ船がウクライナを出港するための人道回路を提供する用意があるというアンドレ・ルデンコ外務次官の発言を伝えた。
>これについて英国防省のツイッター「INTELLIGENCE UPDATE(最新諜報情報)」29日は次のように反論した。
>「ロシアの提案は世界の食糧危機を利用して自らを穏健な立場に見せかけ西欧の失政を非難しようとしているに過ぎない。またロシアが制裁の解除を試みることは、制裁が効果的であることを裏付けている」
>ウクライナ紛争は、その余波で巻き起こった食料不足問題をめぐって欧米諸国とロシアの「場外乱闘」を引き起こしそうだ。
>【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
>【表紙デザイン:さいとうひさし】
<参考=「世界的食糧危機で「場外乱闘」に発展か?ロシア軍が妨害するウクライナ穀物輸出をイギリスなど有志国が護送構想」(FNN)>
(22/05/30)
<参考=NO.2879 続4<木村太郎の>ウクライナ情報>
(22/06/12)
NO.2862 甘い無糖の「カルピス」<起稿 磯津千由紀>(22/05/29)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/29 (Sun) 01:45
こんばんは。
一昨年3月の入院を契機に、普通の煙草を辞めた。
そうしたら、「カルピス」を頻飲するようになり、5倍希釈用の「カルピスコップ」まで買い揃えた。
しかし、1年近く経って、HbA1c(糖尿病の悪さを示す数値)が高くなり、歯がボロボロになった。
で、昨年1月より、無糖で人工甘味料入りの「カルピスすっきり」に切り替えた。
此れは、希釈済みでPETボトルに入っており、490ミリリットルと1.5リットルがあり、普通のスーパーマーケットには置いてないので通販で買っていた。写真左の2本が490ミリリットルである。
普段は割安な1.5リットル8本を買っていたが、時々の在庫切れの際には割高な490ミリリットル24本を買っていた。
ところが、数箇月前から、高価格で長納期になってきた。
アサヒ飲料に電話で問い合わせたが、「生産は順調です」との返事。
なるべく値上げが少ない業者を探しては、買っていた。
写真に写っているのは、4月3日に490ミリリットル48本を3749円で注文したものであり、長納期だったと記憶している。
そうこうしているうちに、4月22日に「ゼロカルピス」の登場に気付いた。
写真中央の2本が1.5リットルで、4月22日の注文で8本1583円であった。
写真右の2本が500ミリリットルで、4月22日の注文(1.5リットルより短納期なので注文した)で24本2280円であった。
490ミリリットルでなく500ミリリットルだが、PETボトルは同じものに見え、口元一杯まで中身が入っている。思うに「カルピスすっきり」に有った「冷凍でもおいしい」の表示がなくなったからではなかろうか。
「カルピスすっきり」と比べると、甘さの不自然さが僅かに減っている。「カルピスすっきり」にも4種類の人工甘味料が入っていたのであるが。
NO.2863 ≪将棋≫3連覇の渡辺明名人 「パソコン新調、研究環境が大きく変化」<起稿 磯津千由紀>(22/05/30)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/30 (Mon) 05:18
おはようございます。
昨今の囲碁将棋のトップクラスはパソコンAI相手の練習をしてますので、此処数年、超絶的に高い技巧が使われるように変わりつつあります。
因みにパソコンの仕様は、1個のハイエンドのCore i7までは普通のゲーミングパソコン、加えて沢山のGPUを搭載。将棋の藤井聡太9段などは、パソコン組み立てが趣味の由。
> 第80期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)で名人3連覇を果たした渡辺明名人(38)が終局後の29日夜、記者会見に臨んだ。今期の勝因として「昨年夏にパソコンを新しくし、研究のやり方、研究環境が大きく変わった。序盤戦でペースを取ることができた」と語った。
> 6月から始まる次期A級順位戦には、藤井聡太王将(19)が初めて参戦する。「藤井さんは5冠を持ってのA級入りなので、注目は集まると思う。名人になってからは、(挑戦争いが)だいぶ煮詰まってから『誰が挑戦者になるかな』とA級順位戦を見ていた。今年は藤井さんがいるからといって違う見方にはならない。煮詰まってから注視していきます」と述べ、関心度は例年と大きく変わらないとした。4連覇に向けては「1年後、どういうコンディションかも分からないので、暮れぐらいに考えます」と多くを語らなかった。【丸山進】
> 名人戦5局を無料ライブ中継
> 「第80期名人戦」の特集サイト(https://mainichi.jp/meijinsen/2022)で、第5局をライブ中継しています。対局後、アーカイブ動画もご覧いただけます。パソコン、スマートフォンでお楽しみください。棋譜(会員限定)もこちらです。
<参考=「3連覇の渡辺明名人 「パソコン新調、研究環境が大きく変化」」(毎日新聞、5月29日)>
NO.2864 株価急落「ネットフリックスの凋落」はなぜ起きた?<起稿 磯津千由紀>(22/05/30)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/30 (Mon) 05:45
おはようございます。
飛ぶ鳥を落とす勢いだったインターネット動画配信サービスのネットフリックス(一般家庭向けテレビ受像機のリモコンにネットフリックス釦があるほど)、ハリウッド自身の動画配信サービス開始、無料動画配信サービスの台頭、短時間動画にユーザがシフト、等の理由で凋落した由、
尚、今の若い視聴者は、映画を倍速再生することが多いそうです。私も昭和52年の世界初のVHSビデオデッキ以来、若い頃は倍速再生を多用しましたから、分かります。
> ネットフリックスの株価が年初から7割も下落したのは、動画市場に起きる地殻変動の前兆だ。
> 動画配信大手の米ネットフリックスが4月20日、2022年度第1四半期決算発表をした直後、同社の株価は前日終値の348.61ドルから226.19ドルまで35%下落した。創業以来、初めて加入者が減少したのがきっかけと見られている。同社の株価はいまだ下落を続けており、4月29日現在で190.36ドルと1月3日の年初来高値597.37ドルの約3分の1に減少してしまった。
> 全世界190の国と地域でサービス展開し、2.21億人の会員がいるネットフリックス。21年9月に公開された韓国ドラマ「イカゲーム」が世界的にヒットしたのも束の間。この株価低迷は、コンテンツビジネスのリスクの高さを改めて気づかせてくれる。
> ディズニーとHBO
> 本稿では07年にインターネット配信を開始して以来15年間、映画やテレビなどに分散されていた映像コンテンツの集金機能を集約し、一気に成長したネットフリックスになぜ陰りが見えてきたのか分析したい。
> まず、同社の経営指標を見てみると、売り上げ、営業利益とも毎四半期の数値は、前期比102~107%の範囲であり、成長が緩やかになったとはいえ、落ち込んではいない。会員数はどうか。22年3月末での会員数は2.21億人。エリア別の会員数割合は、北米34%、欧州・アフリカ33%、南米18%、アジア15%となっている。この3カ月間の会員数の減少は29.37万人。会員数2.21億人に対し、0.09%。北米が6.36万人。欧州・アフリカが30.3万人。南米が3.51万人。ただ、アジアは10.8万人増えている。
> グローバルで一律に会員が減っているわけではなく、減少数もごくわずかである。デロイトが発表した調査によると、加入者が毎月一定額の視聴料金を支払えば、配信されている全ての動画が見放題になる「SVOD」(月額課金〈サブスクリプション〉)サービスの解約率は米国で一般的に30%という。これに比べネットフリックスの解約率は小さい。
> 経営指標からうかがえるのは、会員数が急激に上下しないエンタメ系月額課金型ビジネスそのものであり、株価低迷とは直結しないように見える。
> なぜ、市場はネットフリックスの将来性に見切りをつけているのだろう。第一の要因は、月額課金動画市場の競争が激化し、ネットフリックスの先行者利益が消失した点にある。そのポイントは次の2点だ。
≫ (1)10年代からハリウッド大手スタジオの買収が続き、有力コンテンツが集約された。
≫ (2)巨大化したメディアコングロマリットは、自ら配信プラットフォームを開始、コンテンツ囲い込み戦略を取り始めた。
> 月額課金動画市場は、ネットフリックス以外に「ディズニープラス」や「フールー」を運営するディズニー、AT&T傘下のワーナー・メディアのHBO、アマゾンという4社の寡占市場である。
> ネットフリックスと直接競合する有力プレーヤーは、ディズニーとHBOの2社である。
> まず、ディズニープラスは、19年にサービス開始し、現在会員数は1億2980万人(22年1月)。前年同期比136%と急成長している。ディズニーがこの10年間買収してきた人気コンテンツは、ここでしか見られない。
> ディズニーは09年に「アベンジャーズ」など人気キャラクターを抱えるマーベルを43億ドルで買収したほか、15年に「スター・ウォーズ」を製作してきたルーカス・フィルムを40億ドル、19年には大手ハリウッドスタジオのフォックスを713億ドル(発表時524億ドル)でそれぞれ買収し、スポーツ専門局のESPNや地上波ネットワークのABC、フールーも傘下に抱える巨大メディア・コングロマリットとなった。ディズニー全体の売り上げは674億ドル(21年9月期)で、ネットフリックスの2.27倍である。
> もう1社、ドラマを制作するケーブルチャンネルHBOの配信プラットフォーム「HBOマックス」も成長著しい。会員数は7675.7万人(22年3月末)。前年同期比142%、前四半期比104%で、大きく会員数を伸ばしている。HBOはタイムワーナー傘下のチャンネルだが、16年に米国通信大手AT&Tがタイムワーナーを854億ドルで買収したため、現在はAT&T傘下となっている。
> こうしたハリウッド大手スタジオ各社は、有力コンテンツを自社月額課金動画プラットフォームに独占的に配信する。ネットフリックスが配信していたディズニー傘下マーベルのドラマは、22年2月に契約満了となり、ネットフリックスではマーベル作品を見ることができなくなってしまった。
> ショート動画の時代へ
> ネットフリックスがネット配信を開始した07年当時は、ハリウッド大手スタジオはどこも熱心にネット配信に取り組んでいなかった。その点で、ネットフリックスは、従来メディアのDVDに代わる新たな収益源として重宝されていた。
> ところが、買収による巨大化とテクノロジーのコモディティー化により、ハリウッド自身で月額課金動画サービスが始められるようになると、テクノロジー、コンテンツともども、ネットフリックスの競合優位性は失われてしまった。
> これが、ネットフリックスの株価低迷の第一の要因である。
> ネットフリックスの株価低迷は、直接競合する月額課金動画プレーヤーの成長だけではない。ユーチューブやtiktok(ティックトック)など「AVOD」(無料動画プラットフォーム)市場にも有力なプレーヤーが台頭し、ユーザーの限られた時間を奪っているのが、第二の要因だ。
> 無料動画市場の有力プレーヤーは、ティックトック、ユーチューブ、フェイスブックの3者である。なかでも、急成長しているのがショート動画と呼ばれる数十秒の短時間動画をユーザーが撮って配信する中国発アプリのティックトックである。
> 調査会社アップアニーによれば、21年4月以降ティックトックの視聴時間はユーチューブを上回っているという。
> 22年3月に行ったeマーケッター社の調査によれば、Z世代(12~17歳)の87.6%がユーチューブを利用、ティックトックは65.3%であるが、前年比はユーチューブが1.5%増加に対し、ティックトックは13.6%も伸びたという。25年までに、18~24歳世代のユーチューブ利用者が2420万人、ティックトックが2660万人と逆転すると予測する。
> 激変する競合サービス
> Z世代はどんなコンテンツを見ているのか。19年8月のティックトックユーザー白書によれば、ティックトックユーザーの視聴時間は1日42分、160~180本以上の作品を見ていることになるという。ユーチューブの超短時間コンテンツ配信サービス「Shorts(ショーツ)」は、1日150億回視聴されている。
> ネットフリックスはドラマを初回から最終回まで一気に見るビンジウオッチングを広めたが、ティックトックの場合は連続して100本以上見るという視聴行動を広めている。スマートフォンが主要なスクリーンになった環境で、最適なコンテンツは10秒から30秒のコンテンツなのである。
> コンテンツは短くなったが、視聴本数は増大する。一方、月額課金動画が配信するタイトル数では、スマホの視聴需要には明らかに不足だ。この膨大な視聴需要を満たす制作リソースは、既存のハリウッド大手やネットフリックスではなくティックトックやユーチューブに投稿する消費者が担うしかない。スマホと高速モバイルネットワークの普及で、さらに映像需要が増す。この成長を続ける新たなパイを取り込むのはティックトックやユーチューブになるだろう。
> ネットフリックスの苦境は、次の3点にまとめることができる。
≫ (1)ハリウッド大手の自社配信プラットフォーム開始とコンテンツ囲い込み
≫ (2)スマホがもたらす超短時間動画の視聴消費行動
≫ (3)ゲームなど映像以外のコンテンツの成長
> これを踏まえて、ネットフリックスの成長戦略を描くと、次のようになる。
≫ (1)ゲームなど新たなコンテンツの取り込み
≫ (2)広告視聴を条件にした安価なパッケージの提供
> 22年3月ネットフリックスは、フィンランドのゲーム制作会社ネクストゲームスと米国ゲーム会社ボスファイトを買収した。5年前、ネットフリックスの幹部は、自社の競合を「睡眠時間」と言っていた。それが、今年になって「ゲーム」と具体的に名指ししている。
> スマホのスクリーン争奪戦には、ティックトックなど無料動画だけでなく、SNSアプリやゲームが競い合っている。ネットフリックスは映像コンテンツだけでなく、需要の高いこうしたコンテンツを取り込むことも必要であろう。
> (志村一隆・ジャーナリスト)
<参考=「株価急落「ネットフリックスの凋落」はなぜ起きた?」(毎日新聞・週刊エコノミスト5月29日)>
NO.2865 スパイ仕様の犯罪専用改造車が摘発される。ボタン1つでナンバープレートが反転、燃料吸い上げる装置も<起稿 磯津千由紀>(22/05/30)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2022/05/30 (Mon) 22:16
こんばんは。
映画のような自動車、あるんですね。
> 007のジェームスボンドが使ってそうな、スパイ映画顔負けの精巧な仕掛けが搭載されている改造車が、アメリカの警察によって摘発された。
> ボタン1つでナンバープレートを反転させたり、他の車の燃料を吸い上げて自分のタンクに給油する装置など、まさに犯罪専用仕様なのだ。
> 警察が見つけた改造車は強盗用!盗品や驚きの仕掛けが中に
> 米カリフォルニア州の都市アーバインの警察は、強盗の為に改造された車を摘発した。
> 当局によると、この車はある住民の通報から見つかったもので、先週起きたいくつかの車両強盗に関わる可能性が高いという。
> この不審車両は、街の中心にほど近い路上に停められており、内部に強盗用の道具のほか、盗品とみられる身分証明書、現金や財布が大量にあった。
> それだけでも強盗の証拠として充分だった。ところがこの車には警察も二度見するとんでもない仕掛けまであったのだ。
> ボタン1つでナンバープレートが反転。燃料吸い上げ装置も
> 警官が見慣れぬボタンをひと押ししたところ、なんとナンバープレートが反転。まるでスパイ映画さながらの機能だ。
> さらにもう一つ、よその車のガソリンをこの車の燃料タンクに直接給油する精巧な吸い上げ装置も備えていた。
> おいおいフィクションにしかなさげな仕掛けがリアルにあるだと?
> 投稿動画には「容疑者の車はまるで007の映画のようだった」という説明もあり、少々のことでは動じない警官もざわついたもよう。
> 鍵とリモコンを手がかりに容疑者2人を逮捕
> その後捜査をすすめた当局は、容疑者のものらしい住宅の鍵やガレージのリモコンを発見。そこから容疑者2人にたどり着き、前に盗難届が出ていた車も発見できたという。
> 逮捕されたのは、近隣のガーデングローブ市に住むヤスミン・カンブール(37歳)とクリス・フイン(44歳)。
> 2人は車強盗のほか、車上狙い、身分証明書の窃盗、盗品所持、強盗用具所持など複数の余罪があるとみられる。車の違法改造もその中に入るのかな?
> 容疑者の1人カンブールは、保釈金95,100ドル(約1200万円)と出廷が命じられており、フイン容疑者は保釈金50,000ドル(約630万円)で拘束中だ。
> ベテラン巡査も初見の改造車。より多くの人間が関与か
> 前代未聞の車について、アーバイン警察のカリー・デイビス巡査部長は「19年間勤めてますがこんなものは初めてです」とコメント。
> 今回の逮捕の決め手は駐車場の監視カメラの記録で、不審な車が侵入する様子が通報につながった。
> 捕まった2人は、アーバイン市内で発生した6件のほか、近隣の都市ニューポートビーチで発生した1件の犯罪に関与しており、当局はその背後に大規模な組織があるとみている。
> 「確実により多くの人間が検挙されるでしょう」というデイビス巡査部長。ベテラン巡査の度肝を抜いた改造車の詳細もいずれ判明することになりそうだ。
> 日本では『SPY×FAMILY』のアニメもはじまり、スパイに対する関心が高まりを見せたり見せなかったりだが、アメリカではリアルでスパイ系デバイスが犯罪用に使われちゃってるところが、恐ろしくもあるわけなんだな。
> References:wftv / written by D/ edited by parumo
<参考=「スパイ仕様の犯罪専用改造車が摘発される。ボタン1つでナンバープレートが反転、燃料吸い上げる装置も」(ガラパイア、5月29日)>
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/30 (Mon) 22:31
追伸です。
上記は『SPY×FAMILY』第8話を見ながら投稿しました。
NO.2866 “老兵は死なず”A-10「サンダーボルトII」攻撃機 主翼換装で飛行時間延長へ ボーイング<起稿 磯津千由紀>(22/05/31)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2022/05/31 (Tue) 00:59
こんばんは。
とっくに退役したものと思ってました。
> 初飛行から半世紀、まだまだ元気な「対地番長」
> 大手航空機メーカーのボーイングは、2022年5月25日、A-10「サンダーボルトII」攻撃機の新造主翼セット(ウイングセット)をアメリカ空軍に納入したと発表しました。
> すでにアメリカ空軍では、納入された新たな主翼を5月初頭にユタ州オグデンにあるヒル空軍基地に送り、同地で既存機の胴体との結合を開始しているそうです。
> ボーイングは3年前の2019年8月に主翼新造の契約をアメリカ空軍と結び、2022年5月現在、50機分の主翼セットを引き渡すべく努力しているとのこと。各セットは、主翼外側のアセンブリー(組立パーツ)、中央翼アセンブリー、コントロールサーフェス、および胴体接合キットなどで構成されています。
> 新造された主翼セットは従来の翼と比べて、耐久性や整備性に優れているのが特徴で、A-10の運用寿命をさらに1万飛行時間延長するといいます。
> なお、これについてヒル空軍基地でA-10「サンダーボルトII」攻撃機の管理プログラムに携わるジャクリン・メルトン中佐は、「ボーイングは、A-10攻撃機部隊に新しい翼を提供するために熱心に取り組んでいます」と述べています。
> A-10「サンダーボルトII」攻撃機が初飛行したのは1972年5月10日のこと。今年でちょうど50年を迎えた同機が退役するのはまだまだ先になりそうです。
> 【了】
<参考=「“老兵は死なず”A-10「サンダーボルトII」攻撃機 主翼換装で飛行時間延長へ ボーイング」(乗りものニュース、5月29日)>
NO.2867 ≪ウクライナ関連≫ロシア兵器、ラスベガス郊外の「動物園」で研究<起稿 磯津千由紀>(22/05/31)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/31 (Tue) 01:22
こんばんは。
米のアグレッサー部隊は、こういう研究をもとにしているのですね。
> By Sharon Weinberger | Photographs by Maria Alejandra Cardona for The
Wall Street Journal
> 【ネリス空軍基地(米ネバダ州)】ラスベガスの巨大ホテルが立ち並ぶ大通り。そのラスベガス・ストリップから車で20分ほどの所に東西冷戦期の「秘密」が保管されている。長年にわたり、忘れ去られた戦闘、武器ディーラー、資金繰りに窮した外国政府から集めたものだ。
> ネリス米空軍基地の訓練施設「スレット・トレーニング・ファシリティー」には、さまざまな 旧ソ連製兵器が保管され、その多くは砂漠の暑さの中に放置されている。そこを訪れる人たちは、かつてその空対空戦闘能力から最も恐れられていたソ連戦闘機の1つであるミグ29を間近で見ることができる。また、第1次湾岸戦争で西側諸国の戦闘機の脅威となった車載式の地対空ミサイルSA13の内部に入ることもできる。さらにアフガニスタン紛争で大規模に使用され、米中央情報局(CIA)提供のスティンガーミサイルの標的となった攻撃ヘリ
Mi24「ハインド」も置かれている。
> ソ連製兵器の貴重なサンプルのおかげで、国防総省の用語を使えば、「外国資材の利用」、 つまり外国の兵器研究が可能になっている。これらの兵器は、物見高い来訪者たちからは、
「触れ合い動物園」という、より穏やかなあだ名を付けられている。
> ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、この老朽化した兵器の墓場のような場所が再び日の目を見ている。ここにある兵器の大半は製造から何十年もたっているが、ウクライナでの戦闘では双方が老朽化したソ連製兵器を使うことが多く、そもそもなぜここに兵器が集められたかを思い起こさせる。
> 一部の兵器については、正確にどこから得られたものかは、依然としてスパイ、密売者、 亡命者といった冷戦期の謎に包まれている。Mi24ハインドなど一部は戦闘で押収された。
米軍は第1次湾岸戦争で、このロシア製攻撃ヘリを敗走するイラク軍から奪っている。
> 施設を運営する空軍第547情報飛行中隊の司令官、ブライアン・レッドストーン中佐はこれらの兵器について、「戦利品とは言いたくない」と述べた。中佐は「戦闘員の教育や訓練に役立つ取得物」と呼ぶことを望んだ。
> 1991年の旧ソ連崩壊当時小学2年生だったレッドストーン中佐は、米軍は過去にロシア 製兵器との戦闘から学んだことを忘れないようにする必要があると話した。とりわけ、ウクライナ戦争で同じ兵器の一部が使用されていることを念頭に置く必要があるという。
> 「この施設によって、忘れないでいることができる」
> 旧ソ連製装備品を回収した理由は、米軍機がソ連戦闘機によって大きな損害を被ったベトナム戦争までさかのぼる。米国はこの損害の原因への理解を深めるため、ひそかにソ連機
を入手し、「レッド・イーグルズ」と呼ばれる機密試験飛行中隊の一部としてネバダ州に運んだ。
> ソ連が崩壊し、レッド・イーグルズが解散になった後、米空軍は外国の兵器の少なくとも一部について、秘密のベールを取り去ることに決めた。米空軍は1993年にスレット・トレーニング・ファシリティーの機密扱いを解除、1996年にそれを一般公開した。
> レッドストーン中佐は、「われわれはそうした兵器の訓練や調整にかなりの時間を費やしてきた。そのため、ただそれを廃棄するのみにしたくはなかった」と話した。
> 同情報飛行中隊は1990年代以降、これらの装備を使って、戦争でこうした兵器と戦うことになる可能性のある米兵向けに戦術や対処法を開発する支援をしてきた。同施設に展示してあることで、来訪者は本物のソ連製兵器を見て触ることができる。これが、同施設が「触れ合い動物園」と呼ばれるようになった理由だ。
> レッドストーン中佐は、「正直に言うと、その呼び名は好きではない。それは博物館で、訓練価値がないという意味合いが強くなるからだ。しかし、自分にとっては、訓練価値が絶対にある」と話した。
> 同飛行中隊の作戦部長を務めるジェームズ・リブジー少佐は、実物の兵器を利用できる利点について、敵が戦場で直面し得る問題の一部を例示してくれることだと述べる。
> 同少佐は、地対空ミサイルSA13の狭い内部を例に挙げ、「暑く、狭くて、ゴツゴツしている。全般的に見ると、快適な体験ではないが、ここに含まれている人間的な要素を理解するには良い」と述べた。
> 「触れ合い動物園」から得られる可能性のあるもう1つの教訓は、ウクライナを含め、なぜこれほど多くの国々が今もこうした兵器を使っているのかだ。ソ連と歴史的につながりがあったためにこれらの装備を好む国もあるが、これらの装備の方が米国製のものより使いやすく、維持しやすい点があるのかもしれない。
> ソ連崩壊までソ連の一部だったウクライナと西側の同盟国は、今回の戦争を受けて、ウクライナ軍のため、航空機や防空システムなど、さらなるソ連製兵器の調達に動いた。
> 何十年もの間、ロシアの兵器を取り扱ってきた元米軍当局者は今年3月に接触を受け、第547情報飛行中隊が保有するソ連機の一部を修理して、ウクライナで使う可能性について聞かれたという。
> この元米軍当局者は、「『触れ合い動物園』にある航空機を飛ばすことは可能か」との質問を受けたと語った。彼は不可能だと答えたという。
> 「私が知っている航空機の胴体には損傷があり、役には立たない」
> 保有するソ連製兵器の修復を米軍が試みていた例はそれだけにとどまらない。外国資材の利用プログラムに詳しい人物によれば、米軍および情報機関は依然として機密扱いにしているロシア製兵器を幾つか保有している。
> ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先に、米国防省は、地対空ミサイルSA8を含む旧ソ連製の防空システムの一部をウクライナに提供することを計画していた、と報じている。国防総省は提供した内容を公表していないが、同省当局者は、「米国がアラバマ州に保管していたソ連時代のミサイル防衛システムの一部がウクライナに提供された」と述べた。
> 第547情報飛行中隊の「触れ合い動物園」にはSA8が1基あるが、同システムを含め、ウクライナには兵器を送っていない。同施設にある軍事装備品はいずれも状態が悪い。航空機は飛ぶことができず、戦車は発砲できない。同施設にある兵器のうち、自力で動くものは2つしかない。
> 米軍による外国製装備品の収集にかつて関わったことのある元防衛関請負業者の1人は、米国の保有するソ連時代の防衛システムを戦場まで持って行けるかどうか懐疑的だ。この業者は「それらは引きずっていくような装備だ。輸送機まで運べるかどうか分からないし、2、3時間以上使えるかもどうかも分からない」と語った。
> 一方、前出の元米軍当局者は、たとえ装備が古くても、「触れ合い動物園」は米軍にとって依然として重要な役目を果たしていると指摘する。これらの保管品により、米軍部隊は戦場で遭遇するかもしれないロシアの兵器が実際にどのようなものかを事前に知ることができる。
> 元当局者は、現代の航空機は、地上を見下ろし潜在的な目標を確定することができるレーダーシステムを搭載しているかもしれないが、米兵とって外国の航空機を目で確認することは依然として重要だと述べた。
> 「確認・撃墜用の機器は両目ほど正確ではないことがしばしばある」
<参考=「ロシア兵器、ラスベガス郊外の「動物園」で研究 老朽化した兵器の墓場が再び日の目を見ている」(ウォールストリートジャーナルジャパン有料記事、5月30日)>