雑談<NO.405>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.406
3436 <COVID-19>1杯の「お茶」が口の中の新型コロナウイルスを99.9%減少させる シバケン 24/05/10
3435 <歯周病は万病の元>「心筋梗塞」「糖尿病」のリスクを減らし、健康寿命をのばす シバケン 24/05/10
3434 <高血圧>患者数最多/数が増え続けているカラクリとは<?> シバケン 24/05/09
3433 <糖尿病>2、3週間で、2型糖尿病克服/体脂肪を減らす<!> シバケン 24/05/08
3432 <自力整体>認知症リスクが低い人、高い人の違いとは<?> シバケン 24/05/08
雑談NO.404

NO.3432 <自力整体>認知症リスクが低い人、高い人の違いとは<?><起稿 シバケン>(24/05/08)


【シバケン】 2024/05/08 (Wed) 15:19

>「自力整体」とは、整体プロの技法を自分におこなう人気メソッドです。「家族の認知症の症状が和らいだ」「熟睡できた」「慢性痛から解放された」「脊柱管狭窄症の痛みが和らいだ」など、多くの声が寄せられています。今回、3分以内で痛みや不調を解決するワークを集めた『すぐできる自力整体』が発売。著者の矢上真理恵さんは、「不調のほとんどは自力整体で解消できる」と語ります。

>現在、自力整体は1万2000名が実践。その1/4(約3000名)は70歳以上。痛みや不調改善のほか、認知症の予防・改善のために実践される方も多いそうです。

>そこで今回は、自力整体の考案者であり、50年近く、鍼灸師・整体治療家・ヨガ講師の経験をもとに予防医学を研究する矢上裕さん(矢上真理恵さんのお父様)に、「認知症の予防・改善」について、お話をうかがいました。

>監修:矢上 裕 矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家
(写真/榊智朗 構成/依田則子)


>認知症リスクが低い人、高い人の違いとは?
>――矢上先生の教室には、90代の生徒さんもいらっしゃるほど、頭も体もお元気なご高齢の生徒さんも多いとうかがいました。長いご経験と東洋医学の視点から、認知症リスクが低そうな人、高そうな人は何が違うのか、教えていただけますか?

>矢上裕(以下「矢上」):認知症を発症されることなく、人生を謳歌されている生徒さんは、自力整体で体をセルフ・メンテナンスする手段を知っていることが大きいと思います。

>私はまだ71歳ですし、認知症の専門家ではないのですが、40年近く指導者をしていると、その方たちが認知症とは無縁の暮らしをしている秘訣は、やはり足腰が元気で、気力が充実していることに尽きると思うのです。

>足腰が元気で気力が充実している方は活動的です。この好循環が認知症リスクを下げるのではと感じています。

>一方、物忘れがひどくなり、認知症の不安を抱えて教室にやってくる生徒さんの特徴は、関節は硬く、足腰に痛みや不調を抱えています。そして、朝から夜までほとんど家ですごし、活動量が少ないとおっしゃいます。

>そんな認知症のリスクが高そうだと感じる方も、自力整体をおぼえてご自宅でも続けていただくと、数日後には見違えるように元気になり気力も充実。どんどん活動的になります。


>認知症になりやすい人の外見的な特徴は?
>――たとえば太りすぎ、猫背など、認知症になりやすい方の外見的な特徴はありますか?

>矢上:きちんと診察してみないとわからない部分もありますが、長年教室をやっていると、認知症の初期症状が出てやってくる方は、とにかく姿勢が悪いなと感じます。

>もちろん、太りすぎや猫背なども特徴の一つですが、最近は、ストレートネックの方が多いと感じます。首の緊張から血行不良で体が硬く冷えて、脳の血流も悪い。

>ストレートネックは本来C字状の頚椎(首の骨)が、まっすぐになった状態。胴体の真上に頭が乗っていません。頭の重さの2倍以上の負荷が頚椎にかかるため、つねに首は緊張状態です。

>しかし、ストレートネックが本当に怖いのは、加齢とともに頚椎の変型、関節の痛みやしびれなどにつながりやすいということです。

>痛みから歩行がつらくなり気力も減退。外出もおっくうになる。そうなると、認知症の症状も出やすくなるのではと思っています。


>自力整体でメンテナンスする方法
>――どのような自力整体がおすすめでしょうか?

>矢上:『すぐできる自力整体』でも紹介しているワーク(次ページで一部紹介)を、しばらく毎晩20分ほど続けてみてください。脳への血流もよくなり、硬い筋肉や関節をゆるめることで、ゆがみやズレも矯正。足腰もどんどん健康になると思います。

>――ウェブ読者のみなさんへ、手軽なワークを一つご紹介ください。

>矢上:今すぐできる手軽なワークを紹介しましょう。
首を本来のC字状の湾曲に戻し、首の血流を促す「ストレートネックのばし」のワークです。肩コリ、首のコリの解消にもおすすめです。


>矢上 真理恵(やがみ・まりえ)
>矢上予防医学研究所ディレクター<経歴等略>

>監修者:矢上 裕(やがみ・ゆう)
>矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家<経歴等略>

>「ストレートネックのばし」のワーク
画像を見ながらおこなうとわかりやすいでしょう(※画像は『すごい自力整体』より抜粋)。

<絵1-1>
両手にアゴをのせ首をのばす



<絵1-2>
頭を左右に動かす



>【手順1】
◆両ひじをテーブルに置く(両ひじどうしがなるべく着くように。ムリはしないこと)
◆両手首を合わせ、手のひらを左右に開き、その上にアゴをのせて首をゆっくりのばす
※「首の気持ちの良いのびや刺激」を感じられない人は、ひじの下に本などを置いて高さを調整しましょう

>【手順2】
◆首の力を抜きながら、頭を左右にゆっくり動かす
◆頭の重さを手にあずけて、首のコリをほぐすイメージで
※ポイント:緊張している頸椎周辺の筋肉を、ゆっくり、じんわりのばし、ほぐすイメージでおこないましょう

>時間に余裕のある時は、新刊『すぐできる自力整体』で紹介している「驚くほどほぐれる4つのコース」(QRコードからスマホで視聴できる動画つき)も血流を改善し、脳の活性化に役立ちます。

>※『すぐできる自力整体』では、この他にも、整体プロの技法を使って、コリや痛み、ゆがみを解消するワークを多数掲載しています(★35分の動画も収録)。


<本2>
3分ですぐできる!「冷たくて、硬い体」が、一瞬でかわる!
「肩コリ」「腰痛」「便秘」「冷え性」「視力」「猫背」「生理痛」ほか、すぐに痛みが消える!疲れがとれる!
「自力整体」とは、「整体施術のプロの技法」を自分でおこなうメソッドです。



<参考=「【整体プロが指南】認知症リスクが低い人、高い人の違いとは? 矢上真理恵」(DIAMOND)>
(24/03/30)


【シバケン】 2024/05/08 (Wed) 15:56

<参考>

解説者、本は、下記<参考>と同一。

<参考=NO.3354 <自力整体>夜中、目が覚めてしまう人に<!>、朗報<?!>
(24/01/08)


NO.3433 <糖尿病>2、3週間で、2型糖尿病克服/体脂肪を減らす<!><起稿 シバケン>(24/05/08)


【シバケン】 2024/05/08 (Wed) 20:28

節食すれば、極端には、絶食、断食すれば、体重減り、体脂肪減り、糖尿病も、快方に向かうかと。

>一般的に「糖尿病」といえば、2型糖尿病を指すことが多いとされます。遺伝的要因や食生活、運動不足、肥満、ストレスなどの要因が重なって発症する、いわゆる生活習慣病の1つです。そんな2型糖尿病はどうすれば克服できるのでしょうか。『回復人 体中の細胞が疲れにつよくなる』より一部抜粋、再構成してお届けします。


>薬なしで「2型糖尿病」を克服する
>ほんの2、3週間で2型糖尿病を克服できることを、あなたは知っているだろうか?

>ここ10年ほどで、食事だけで2型糖尿病を克服できると証明する研究がいくつも発表されてきた。要するに、体脂肪を十分落とし、2度と個別脂肪閾値を超えないようにすればいいのだ。

>こうした研究を指揮しているのが、個別脂肪閾値という考え方を最初に取り入れたロイ・テイラーだ。その研究では、2型糖尿病になって4年以内の肥満気味あるいは肥満の人のグループを対象に、8週間にわたって600キロカロリーの流動食を摂ってもらい、同時に糖尿病の薬はすべてやめてもらった。


>結果は次のとおりだ。

・参加者は平均15.4キロの減量を示し、最初の体重の約15%を落とすことができた。落ちた重さの83%は体脂肪だった。

・骨格筋のインスリン感受性と、グルコースを血流から摂取する能力は68%上昇した。

・肝臓脂肪は70%減少し、研究開始時に脂肪肝と診断された人は完全に脂肪肝でなくなった。肝臓のインスリン感受性は72%上昇し、肝臓のグルコース産生は34%減少した。

・膵臓脂肪は23%減少し、その結果、炭水化物を食べたときのインスリン反応も正常化した。

・空腹時グルコース値は40%低下し、空腹時インスリン値は半分に落ち、HbA1cは7.4%から6%まで減少した。

>極端なダイエットを8週間続けた結果、参加者たちは2型糖尿病を克服した。

<図1>
2型糖尿病患者における8週間の極端なカロリー制限の効果(カウンターポイント研究)



>このフォローアップ研究として、テイラーは2型糖尿病患者の参加者にもう一度、8週間にわたり600キロカロリーダイエットを行ってもらい、その後6か月をかけて徐々に普通の食べ物に戻していってもらった。

>その結果わかったのは、参加者が落とした体重をそのままキープできているかぎり、2型糖尿病は再発しないことだった。その人たちはカロリーや炭水化物の摂取量を増やしても、問題は起きなかった。


>「脂肪」を減らすほど糖尿病はよくなる
>しかし、かなり体重を落としたにもかかわらず、糖尿病を克服できない人もいた。糖尿病になって4年経っていない人の87%が体重減少によってよい結果を得られたのに対し、4年以上経っている人たちは50%しか糖尿病を克服できなかった。

>この理由の1つは、糖尿病患者として長い時間を過ごした人ほど膵臓にダメージを受けやすいことだ。

>膵臓に大きな損傷や機能不全が起こると、いくら体重を落としても、糖尿病を克服するのが難しくなる。さらに、長年糖尿病(またはほかの病気)を患っていて、それが膵臓のような特定の組織や臓器、腺に大きな損傷(たとえば細胞死のような)を与えていると、2型糖尿病を完全に克服するのは相当難しくなる。

>2型糖尿病を克服できたにせよできなかったにせよ、体脂肪を落としてその状態をキープすることで、研究に参加した人たち全員の健康状態は明らかによくなり、身体組成の向上、インスリン感受性の回復、脂肪肝と肝機能の正常化といったよい変化が見られた。

>テイラーはこの発見を、のちに行った1年間に及ぶDiRECT研究でも確認している。それによると、糖尿病を克服できる可能性は、体脂肪の減少量に比例して増加することがわかった。

<図2>
12か月間の体重減少値(kg)



>体脂肪減少量が約5.4キロ以下だった参加者のうち、2型糖尿病の克服に成功した人はわずか7%だったが、約15キロ以上の減量に成功した参加者は、なんと86%が2型糖尿病を克服できたという。


>とにかく脂肪を落とす──「すい臓」が回復する
>約4.5キロしか体重が減っていなくても糖尿病を克服できた人たちもいたが、その人たちはほかの人たちほど体重を減らす必要がなかったからだ。

>2型糖尿病は個別脂肪閾値を超えたときに起こるが、この閾値は人によって違う事実を思い出してほしい。

>2型糖尿病を克服するためにどれほど体脂肪を減らせばいいかは、どこを起点と考えるかによる。この起点となるのは、膵臓が正常な機能を取り戻し、インスリンの産生を始める時点だ。

>こんな話をするのは、あなたをがっかりさせたり、落ち込ませたりしたいからではない。体脂肪を減らすのは、つねに健康にとってよいことばかりだし、できればすべての人に勧めたいプランだ。だが私が目指しているのは、あなたが自分の健康にとって最適な選択をするのに役立つ情報を提供することだ。

>あなたが2型糖尿病患者なら、大事なのは希望と楽観的なものの見方だ。体脂肪を減らせば糖尿病を克服できる。そして長年にわたって糖尿病患者だった人は、完全に病気を克服することはできないかもしれないが、体脂肪を減らすことで、心と体の健康全般を大きく向上させられるのだ。

>効果を一気に得るために極端なダイエットに走る必要はない。何より大事なのは、とにかく体脂肪を落とすこと。糖尿病を克服するために、超低カロリーダイエットで飢餓状態に陥ったり、その他の特殊なダイエットに挑戦したりする必要もない。


>また、膵臓に損傷を抱える人にも希望はある。研究によると、長期にわたって減少した体脂肪をそのままキープできれば、時間はかかるが、膵臓も回復して再生させられるという。


>「植物」の糖質に注意する
>炭水化物を食べると血糖値が上がるのは、食物脂肪を摂ったあとに血中の脂質が増えたり、食物タンパク質を摂ったあとにアミノ酸が増えたりするのと同じで、ごく自然なことだ。

>だが、血糖値を低く抑えるのに苦労しているなら、炭水化物の摂取量を減らすのはきわめて合理的だ。とくに、前糖尿病段階の人や糖尿病患者にとっては間違いなく効き目のある方法だろう。

>さまざまな研究やメタ分析が明らかにするように、低炭水化物ダイエットは中程度の炭水化物ダイエットまたは高炭水化物ダイエットに比べてはるかに効果が高く、血糖値(HbA1c)の平均を下げたり、糖尿病治療薬の必要性を減らしたり、2型糖尿病を寛解させたりするのに大きく貢献している。

>アメリカ糖尿病協会とヨーロッパ糖尿病研究協会では、2型糖尿病に見られる高血糖値を解消する手段として、低炭水化物ダイエットを推奨している。だが、食事全体の質を保つことが重要だという意見も、当然ながら指摘されている。

<表3>
低炭水化物ダイエット



>どんな食事パターンや食事法に従っても、炭水化物全体の摂取を減らせば、血糖コントロールと血糖値の改善に大きな効果が見込めると両協会は認めている。

>ケトジェニックダイエットでも、ベジタリアンでも、地中海式ダイエットでも、みな効果が期待できるが、大切なのは繊維質の野菜と発酵食品とプレバイオティックな繊維をたっぷり摂って、腸の健康を保つことだという。

>もし低炭水化物ダイエットを始めたいなら、まずは血糖値を急上昇させる炭水化物やデンプンを摂らないようにするのがいい。具体的には、穀物、パン、朝食用シリアル、米、パスタ、ほとんどの果物、ニンジンやジャガイモなどのデンプン質の根菜、コーン、ほとんどの豆類などだ。

>ほかの食べ物(牛乳やほとんどの乳製品、ベリー類、大豆製品)もできるだけ控えたいが、肉、シーフード、卵、ギリシャヨーグルト、ナッツ類とシード類、そしてトマトやナス、キャベツ、ホウレンソウなどの繊維が多くデンプン質でない野菜は、好きなだけ食べてかまわない。

<本4>
『回復人 体中の細胞が疲れにつよくなる』(サンマーク出版)。



<参考=「糖尿病を克服した人に共通する体重減の重大事実 体脂肪を減らすのは健康にとって良いことばかり」(東洋経済)>
(24/05/08)


NO.3434 <高血圧>患者数最多/数が増え続けているカラクリとは<?><起稿 シバケン>(24/05/09)


【シバケン】 2024/05/09 (Thu) 17:29

副題=<書籍>1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法

<図1>
年々引き下げられている高血圧の基準値



>目次
>国民病といえる高血圧 『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』はこんな人におすすめ!
>加藤式降圧プログラム


>国民病といえる高血圧
>厚生労働省が2017年に行った「患者調査」では、継続的な治療を受けていると推測される高血圧症の患者数は約993万人。2位の歯肉炎および歯周疾患の約398万人、それに続く糖尿病の約328万人に大きな差をつけて1位にランクインしています。

>また、国内の高血圧症有病者数を推定4300万人とするデータもあり、高血圧症は癌や糖尿病と並ぶ国民病のひとつといえるでしょう。ただし、ここでみなさんに紹介しておきたいことがあります。それはこの60 年ほどの間に高血圧の基準数値が何度か見直され、その度に患者数が増えてきたことです。

>1960年代には「年齢に90を足した数字よりも低ければ血圧は正常」という診断法が主流でした。60歳ならば上の血圧が150mmHg(以下略)までであれば、特に問題視されなかったのです。

>ところが1999年にWHO(世界保健機関)とISH(国際高血圧学会)が、高血圧の基準を「160/95以上」から「140/90以上」に引き下げます。

>日本でも2000年にこの基準値を採用したことで、高血圧を判定する境界線がグッと下がり、同年の患者数が急増しました。その後も基準が上下するといった変遷を経ながら、現在は上の表のような数値で血圧の分類がなされています。罹患者が多いのは確かですが、基準値の変動がいたずらにその数を増やした側面があることも否めません。

>『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』はこんな人におすすめ!
・薬を使わずに血圧を下げる方法を知りたい!
・血圧を下げる生活習慣を知りたい!
・健康的な食事方法を知りたい!

>以上の方には大変おすすめな一冊です!

>加藤式降圧プログラム
「血圧の薬は一生飲み続けないといけないのかな……」「薬を飲み続けているけど、副作用が心配だな」このような悩みや不安を抱えながら、漠然と病院通いをしている人も多いのではないでしょうか。

>そんなみなさんにまずお伝えしたいのは、ほとんどの場合、薬に頼らずに血圧を下げることは可能だということです。なぜなら、多くの人にとって高血圧は、加齢や運動不足からくる、筋肉や血管、心肺機能の衰えが引き金となって起こっているからです。そのため、生活習慣を少し改善するだけで、実は血圧は簡単に下げられるのです。


>本書の著者・加藤先生はこれまで高血圧に悩む方を対象に、薬に頼らずに血圧を下げるメソッドを紹介してきました。メソッドを実践した方々からは、「何をやっても下がらなかった血圧が本当に下がった」「薬を卒業することができた」といった嬉しい声を多数いただいています。この記事では実際に何をすべきなのか、紹介します。

>高血圧の根本原因は積み重ねてきた日常の習慣にあります。まずは加藤式降圧プログラムを1週間実践し、薬に頼らずに血圧を下げる体づくりへの第一歩を始めましょう。


>加藤式降圧ストレッチで酸素供給量を上げる
>猫背姿勢などで浅くなった呼吸をストレッチで改善し、肺にたくさんの空気を効率よく取り込みます。脳への酸素供給量が増えるため、心臓の負担が軽減され血圧が下がります。


>高血圧に効くツボ「合谷」を押す
>ツボを刺激することで体の異変が脳に伝わり、血圧を最も正常な状態へ戻します。いつでもどこでも押せるので、血圧が上がりやすい時間帯やストレスを感じたときなどにおすすめ。


>加藤式呼吸法でメンタルを整える
>ツボ「関元」を意識した呼吸法で乱れた自律神経を整え、跳ね上がった血圧を安定させます。特にストレスが原因で引き起こされるメンタル高血圧に対して効果的。


>たんぱく質を毎食摂る
>筋肉をはじめ、血管や血液、血圧をコントロールするホルモンなど、体は主にたんぱく質からつくられています。適切な血圧を保つため、良質なたんぱく源である卵、牛乳、豚肉を積極的に摂りましょう。


>本書では、血圧を下げるための様々なメソッドを多数掲載してます!気になる方はぜひ手に取ってご覧ください!

>出典:『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』

<本2>
『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』
監修:加藤 雅俊



>いまや現代病とも言われ、高血圧患者はおよそ4300万人いるとも言われています。血圧は健康診断などで指摘されても、すぐに病気になったり状が現れるわけではないため、放置したり、降圧剤を飲んで数値を改善している人も多いのではないでしょうか。降圧剤に関しては数値が下がっても飲まないと元に戻ってしまったり、予防としても一生涯飲み続けることになる場合が多く、医療費がかかったり、通院にはそれなりの時間もかかります。そんな高血圧に悩む人たちに向けて、本書では血圧本で数々のベストセラーを出している著者による、“薬いらず”“減塩なし”で、誰でも簡単にできる血圧がみるみる下がっていく“最強1週間プログラム”を紹介します。血圧が高くなる原因には『身体』と『心』の二つがあるため、まずは自分の血圧はどちらが原因で高くなっているのか簡易チェック!その上で、肺から血圧にアプローチする『胸郭ストレッチ』、押すだけで10以上下がる『降圧ツボ』、心も体も整う『加藤式呼吸法』など、時間もかからず誰でも即できるのに、驚くほど効果がある方法を毎日取り入れやすい1週間プログラムにして紹介します。さらに一回下がっても元に戻らないために、しっかり正常な血圧を維持していくプログラムも紹介。

>高血圧で薬をやめたい方、薬を飲むか迷っている方、減塩せずに食事を楽しみたい方など、高血圧に悩んでいる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

<参考=「患者の数はNo.1!高血圧患者数が増え続けているカラクリとは?【1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法】」(ラブすぽ)
(24/05/09)


【シバケン】 2024/05/09 (Thu) 18:09

<参考>


>高血圧に効くツボ「合谷」を押す

<参考=NO.3073 <健康・高血圧・指圧>高血圧に有効なツボは? 代表的な3カ所を指圧すると効果的
(22/12/20)



<参考=NO.3350 <高齢者の血圧>高齢なら血圧「少し高め」が必要/上が「年齢+90」以下
(24/01/06)


NO.3435 <歯周病は万病の元>「心筋梗塞」「糖尿病」のリスクを減らし、健康寿命をのばす<起稿 シバケン>(24/05/10)


【シバケン】 2024/05/10 (Fri) 14:19

当方的には、原則、3箇月に1度、歯科衛生士に寄るの歯の掃除をしてるです。

>2019年に厚生労働省が発表したデータによると、日本人の平均寿命と健康寿命の差は男性が8.73年、女性が12.7年だそう。これは寝たきりや要介護状態など、自立した生活ができない状態で過ごす期間が「男性は8.73年」「女性は12.7年」あるということです。そのようななか、「更年期をどう乗り越えるかが、のちの人生を左右する」と話すのは、医師の森勇磨先生。その森先生、「徹底的な『歯磨き』で心筋梗塞や糖尿病のリスクを減らすことができる」と言っていて――。


>健康寿命をのばすには「日光浴」が不可欠
>健康のためには、お金に糸目をつけないという人がいます。しかし、リーズナブルにあるいは無料で健康寿命をのばす方法はたくさんあります。

>そのような意味で、日光は無料の健康グッズの王様です。なんと日光を浴びることが、骨粗しょう症予防になるのです。

>骨がもろくなる骨粗しょう症はとても怖い病気です。たった1回転倒して骨折しただけで、その後の人生を最悪寝たきりで過ごさなければならない危険性があります。

>日光浴は、骨粗しょう症を予防する最も簡単な方法です。

>日光を浴びることで紫外線に皮膚が反応し、骨を丈夫にするビタミンDが作られます。

>紫外線と言うと皮膚がんの原因になるなどマイナスのイメージを持たれがちですが、適度に浴びるのは悪いことではないのです。


>日光は心の健康にも必要不可欠
>さらに時間も1日15分程度で十分と、タイムパフォーマンスも抜群です。

>ただし、ガラス越しの日光浴では効果を得られません。1日15分、外で直接日光を浴びるようにしてください。

>また、日光を浴びると、「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内物質「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは、「元気」や「やる気」の源です。

>うつ病の人にはセロトニンが不足していると考えられており、心の健康にも必要不可欠な物質なのです。

<本>
『最新予防医学でここまでわかった 50歳からの病気にならない最強の食生活』(著:森勇磨/主婦の友社)



>日光は、睡眠の質を高めるメラトニンの分泌も助けます。

>紫外線の浴びすぎには気をつけなくてはなりませんが、まさに日光には「天の恵み」と言ってもいいくらい、たくさんの効用があるのです。


>徹底的な「歯磨き」で心筋梗塞や糖尿病のリスクを減らす
>歯磨きをしっかりすることも、思いがけず健康効果が高い日常習慣です。

>じつは、日本人の40歳以上の約半数の人が歯周病にかかっているとのデータがあります*1。歯周病は、放置すると多くの合併症を引き起こす怖い病気です。

>たとえば、歯周病の原因となる「歯周病菌」は、口のなかの血管から全身の血管に回り、巡り巡って心筋梗塞のリスクを高める場合があります。

>また、歯周病菌は体内で炎症を起こし、血糖値をコントロールする「インスリン」の力を弱めて血糖値を上げてしまうこともあります。

>血糖値の上昇が行き着く先は、糖尿病です。そうなってしまうと、あとは負のスパイラル。糖尿病が免疫機能を下げると歯周病がさらに悪化し、悪化した歯周病が糖尿病をさらに悪化させます。歯周病を、たかが歯の病気とあなどってはならないのです。

>以上のことからも、歯磨きの重要性を理解していただけたかと思います。歯磨きに加えて、歯の細かい部分の汚れを落とすためのフロス(糸ようじ)や歯間ブラシも使うと、歯周病予防の精度はさらに上がります。しかし、自助努力でできるのはここまでです。

>*1 厚生労働省 歯科疾患実態調査 2016年版


>歯周病を完全に予防するには
>歯周病を完全に予防したい人は、徹底的な歯磨き習慣を継続したうえで、定期的に歯科検診に行きましょう。すでに歯周病になってしまっていた場合は、早期発見と早期治療が可能です。

>また、歯科衛生士さんに歯垢をとってもらうことも歯周病予防の一環です。

>歯科検診の頻度は、できれば半年に一度、最低でも1年に一度が目安です。

>歯科検診はついついあと回しにしてしまいがちですが、全身の健康を維持するうえでもかなり重要なのです。

>※本稿は、『最新予防医学でここまでわかった 50歳からの病気にならない最強の食生活』(主婦の友社)の一部を再編集したものです。

<参考=「歯周病を放置していたらまさかの事態に…「心筋梗塞」「糖尿病」のリスクを減らし、健康寿命をのばすために不可欠なある習慣とは 50歳からの病気にならない最強の食生活 森勇磨」(婦人公論)>
(24/01/31)


【シバケン】 2024/05/10 (Fri) 17:54

副題=「死にいたる事も」意外と知らない歯周病の"怖さ" なぜ歯周病菌は普通の歯磨きでは死なないのか(東洋経済)

歯科衛生士に寄るの、歯の掃除で、時折、歯周ポケットの奥深くの、歯垢を取ると、麻酔しての、処置されるです。

尚、
当方的、被せのが、1本だけで、他は、正常。

>口臭ケアだけでなく、重篤な病気のリスクを減らして健康な体を手に入れる。そのために必要な歯磨きについて新提案を行っている伊東材祐(さいゆう)さんは、「世の中の99%の人は歯磨きが間違っている」と話します。

>目からウロコの新しい歯磨きの仕方を、同氏の著者『おとなの歯磨き』(フローラル出版)より一部抜粋、編集してお届けいたします。第1回は知っているようで知らない「歯周病の真実」です。


>歯周病菌という名の悪魔
>口内に潜む、最大の恐怖。それが歯周病です。

>実は、現代人は、ほぼ全員が歯周病に侵されています。そして、ストレス、現代食、加齢など、さまざまな要因で進行していきます。

>口臭に悩む人も多いとは思いますが、その原因も歯周病菌です。

>さらに、歯周病菌は、歯周ポケットと呼ばれる場所に多く繁殖していますが、歯周ポケットにしっかりアプローチして磨くという人は、ほとんどいないと思います。そのため、歯周病菌は虫歯菌と同じように安全地帯の中でぬくぬくと過ごしながら、人体に悪影響を及ぼしていくのです。

>しかも、恐ろしいことに、歯周病は自覚症状なく進んでいきます。

>そして、気づいたときにはすでに歯茎の腫れや痛みを繰り返し、やがて歯が抜けそうになり、ここでようやく歯周病を自覚する人も多いのです。

>この自覚なく進行するというのが歯周病の恐ろしさなのですが、歯周病の進行は、歯周ポケットだけにとどまらず、体全体に悪影響を及します。その影響は最悪、死に至ることすらあります。

>大げさに聞こえるかもしれません。でも、これが歯周病の真実です。

>だからこそ、しっかりと対処していきましょう。

>ちなみに、長い間、歯科医をしていた経験上「これまで虫歯なんてなったことがないの」と歯に自信を持っている人ほど、年を重ねたときに歯周病が進行しやすいように感じます。

>ですから、歯に自信がある人でも油断をしないでください。

>虫歯菌と同様、歯周病菌をゼロにすることはできません。つまり、現在、歯周病の症状が出ていない人でも、間違いなく歯周病菌のキャリアにはなっています。なにしろ歯周病は、世界でもっとも蔓延している病気としてギネスブックにも載っているくらいです。

>そこで、今一度気を引き締めて、歯周病に対処していきましょう。


>歯周病菌の住まい探し
>本当は怖いのに、その正体を知らない人が多い歯周病。この病気の怖さは、どのように歯周病が進行していくかでわかっていただけます。

>歯周病菌も虫歯菌と同様、生まれたときは口の中に存在せず、両親などから感染していくのですが、幼い頃から活発に働く虫歯菌と違い、歯周病菌は16歳くらいから、急激に増えるといわれています。また、歯周病菌は舌に集まりやすく、そこから歯に定着するというルートをたどると考えられています。

>舌を経由し、歯へと定着する歯周病菌ですが、このときの定住先がプラークです。プラークの外では、歯周病菌はさほど活動しません。しかし、いざプラークの中に入り込むと、その数をどんどん増やし、人体に悪影響をもたらす活動を開始します。

>なぜ、歯周病菌はプラークの中で活発になるのか。それは、歯周病菌が嫌気性という特徴を持つ菌だからです。

>嫌気性とは読んで字のごとく、空気が嫌いな性質のこと。そのため、歯周病菌は、空気に触れている間はそれほど繁殖しません。

>しかし、空気が入る隙間がないほど菌で密集しているプラーク内は、歯周病菌の嫌いな空気がグッと少なくなります。こうして安住の地を手に入れた歯周病菌は安心して繁殖し始めますが、口内にはさらに空気が入りづらい場所があります。

>それが歯と歯茎の間にある2ミリほどの隙間、歯肉溝(しにくこう)です。ここにプラークが入り込むと、より空気は少なくなります。

>歯周病菌はタンパク質が分解されたアミノ酸をエサにしていますが、歯肉溝には「歯肉溝浸出(しんしゅつ)液」というものが浸み出ていて、そこにアミノ酸が含まれているため、エサにも困らないのです。

>こうして、最高の住処とエサ場にたどり着いた歯周病菌は、どんどん繁殖し、歯肉溝内を制圧していきます。この段階で歯茎は腫れ、歯肉溝が大きく広がり、歯周ポケットと呼ばれるようになり、歯肉炎と診断されます。

>しかし、ここで終わらないのが歯周病菌の恐ろしいところ。

>ここから、本格的に人体と歯周病菌の戦いの火ぶたが切って落とされ、さまざまな害へとつながっていくのです。


>人体と歯周病菌の戦い
>人体には、異物と戦うための免疫機能が存在します。さまざまな外敵を倒すための抗体、体の温度を上げ外敵を殺す発熱など、数々の体を守る仕組みによって、我々の健康は維持されています。

>「炎症」。誰もがこの言葉を聞いたことがあるでしょう。言葉だけ聞くと悪いことのように思えますが、これは代表的な免疫反応の1つで、外敵が侵入してきた箇所や傷ついた箇所に血液を集めることで、免疫細胞を送り込み、戦いを有利に進めていきます。

>歯茎で起こる戦いでも、当然この炎症反応が起こります。

>軽い歯肉炎であれば、通常の免疫反応で治癒していくので心配ありません。しかし、ここに、食生活の乱れ、ストレス、加齢が加わることによって、歯周病が優位に立ってしまい、皆さんの体はどんどんむしばまれていきます。

>歯茎が腫れ、歯肉溝は歯周ポケットとなり、どんどんポケットが広がっていく。こうして、歯周病は進行していくのです。

>歯周病の初期、中期だと、むずかゆいなど些細な違和感が出る程度で、自覚症状はありません。そのため、多くの人が知らぬ間に歯周病を進行させてしまうのです。

>自覚なく進行を進めることから、歯周病には「静かなる殺し屋(サイレントキラー)」という異名が付けられているのですが、もう1つ、歯周病には困った特色があります。それは、歯周病を生み出す歯周病菌が、他の菌と比べると、段違いの強さを持っているということ。

>歯周病菌の強さ。その秘密は、身に付けている強力な武器にあります。

>歯周病菌が歯周ポケットから体内に入り込むと、体は当然、歯周病菌を異物だと認識します。そのため、炎症反応を起こすのですが、歯周病菌の持つ「莢膜(きょうまく)」と呼ばれる防御壁は、免疫細胞の攻撃から身を守るだけでなく、免疫細胞から敵として認識されづらくするというステルス性も持っているのです。

>守りだけではありません。

>歯周病菌は攻撃にも優れており、ジンジパインと呼ばれる酵素を作り出します。この酵素はタンパク質分解酵素で、料理にも応用されることも多いのですが、これが人体というタンパク質の塊の中に入ってしまうのですから大変です。

>しかも、ジンジパインの酵素はかなり強力です。肉がタンパク質なら、それを形作る細胞だってタンパク質。つまり、免疫細胞そのものを攻撃することもできるのです。

>さらに、攻撃性の高い一部の歯周病菌は人の血液が大好物。まるで吸血鬼のような性質を持つこの歯周病菌は、体内でさらに増殖していきます。

>ただでさえ、攻撃力も防御力も高くてなかなか倒せないのに、拍車をかけるように増殖速度も上がる……。そのため、免疫細胞は終わることのない戦いを強いられることになるのです。

>そして、戦っている間は、炎症反応が起こり続けます。

>この長期に渡る炎症反応により、歯周病は歯肉炎だけに留まらず、数々の悪影響を及ぼし始めるのです……。


>崩壊へのカウントダウン
>歯周病と聞いて、最終的には歯茎がボロボロになって歯が抜け落ちると考える人も多いと思いますが、まさにそのとおりで、これは、歯周病による炎症の最終局面です。

>まず、なぜ歯が抜けるのかというと、歯槽骨(しそうこつ)という歯を支える骨が減っていくから。70〜80%ほど、減ってしまうと歯を支えられなくなり、抜け落ちてしまうのです。

>炎症で骨が減る?と不思議に思う人もいるかもしれませんが、これが長期化する炎症の恐ろしさなのです。

>普段、意識することはありませんが、骨は、常に壊れては生み出される、破壊と生成を繰り返しています。

>骨を破壊するのが破骨細胞、骨を生成するのが骨芽細胞で、この2つの細胞がバランス良く働くことで、骨は現状の形を維持するのですが、炎症が長期化すると、破骨細胞の働きが強くなってしまいます。

>歯周炎が起きると、マクロファージという悪い菌を食べる役割を持つ免疫細胞が出現しますが、彼らは、場所によってさまざまな形態に変化します。歯は、歯槽骨という骨によって支えられていますが、この近くにいるマクロファージは、破骨細胞へ変わってしまうのです。

>歯周病は自覚症状がなく、歯周ポケットにアプローチする歯磨きをしなければ、歯周病菌を追い出すこともできません。

>そのため、炎症は何十年も続き、その間、破骨細胞は歯槽骨を破壊し続けます。そして、とうとう歯が抜け落ちていくのですが、ここでようやく歯周病の自覚症状が表れます。

>歯周病の後期にあたるこの段階では、食事のたびに歯の動揺による激しい痛みを感じる人も少なくないです。

>残念なことに、この段階まで到達してしまっては、もはや手遅れ。破骨細胞によって壊された骨が再生することはないので、歯科医院に行っても、入れ歯を作るしかありません。しかも、骨が残されてないので、ぴったりと合う入れ歯を作ることができず、すぐに、外れてしまうような入れ歯になってしまうのです。 

>しかし、ここで終わりではありません。体のさまざまな場所で歯周病菌は害を撒き散らしているのです。


>歯周病から始まる悲劇の連鎖
>歯周病の影響は口内だけでなく、体にも表れ始めます。まず、歯周病により引き起こされる代表的な病気が、糖尿病です。

>本来であれば炎症が起きると、その場所に免疫細胞が集まり、入り込んだ敵と戦い菌を倒していきますが、相手は最強の歯周病菌であるため、なかなか倒すことができずに歯茎の炎症は慢性化します。

>炎症では、マクロファージなどから生まれる「炎症性サイトカイン」という物質が放出されます。サイトカインは細胞に情報を伝達する「情報伝達物質」と呼ばれ、多くの炎症性サイトカインは、免疫細胞を活性化させる情報を送ります。

>このように体内にとって非常に重要な役割を担っているものですが、薬も飲みすぎれば毒になるように、炎症性サイトカインも歯周病菌によって慢性的に放出され続けると、体にとって毒となります。

>また、食事などで血液中の糖が多くなると、インスリンという物質を放出し、血液中の糖を取り込み、エネルギーへと変えてくれるのですが、炎症性サイトカインはインスリンの働きを妨げる作用を持っています。

>こうして、血液中の糖が減りづらくなり、血糖値が高くなってしまうことで、糖尿病と診断される可能性が出るのです。

>また、糖が血液に残ることにより血液がドロドロになります。免疫細胞もドロドロの血液の中で動きが鈍くなり、免疫力が低下します。

>歯周炎が慢性化し、炎症性サイトカインが放出され続けることで、体内のインスリンの働きも妨げられ続け、それが結果的に糖尿病へとつながってしまうのです。


>高血糖がもたらす悪影響
>高血糖の状態が続いてしまうと、数多くの悪影響が生じます。

>代表的なところでは、体の末端の血管が機能せず、四肢のしびれやまひなどにつながるというもの。末端だけでなく、主要な血管にもダメージを与えてしまうため、心筋梗塞や脳梗塞など、血管事故といわれる症状も引き起こしやすくなってしまいます。

>体というのは1つの臓器が独立して動いているわけではなく、すべてが連動して動き、体を健康に保っているのです。

>歯周病はその名の通り、歯の周りの歯肉で起こっている炎症です。しかし、ここで起こった異常でも、放って置くとやがてその影響は体全体に広がり、さまざまな病気を引き起こすきっかけになってしまうのです。

>多くの健康情報が世にあふれ、多くの人が健康に留意した生活を送っています。これはとても素晴らしいことですが、健康に生きるのならば、虫歯菌、歯周病菌の除去は絶対に行わなければいけません。

>ご自身の健康のためにも、今までの健康意識に、もう1つ歯磨きのアップデートをしていきましょう。

<本1>
『おとなの歯磨き』(フローラル出版)。



<表2>
歯周病がもたらすさまざまな障害


<注>表中文面、一部切れてるですが、記事のままです。

>伊東 材祐 訪問歯科医師・医療法人理事長
いとう さいゆう / Saiyu Ito
大学病院付属の特殊機関で歯周病、かみ合わせ、最先端の義歯治療、歯内療法、オーラルリハビリテーションなどの先進医療を一流の歯科医師陣に学び、在宅医療を専門とする歯科医院を開設。累計7万回以上の訪問診療に従事し、専門的口腔ケアの向上を推進している。診療外で1700名以上のお口の相談にのり、累計受講者8000名以上の口腔ケアセミナーの講師を務める。エビデンスのある医学的理論と数多の高齢者の何十年もの実体験、真実に基づいた「絶対に虫歯にも歯周病にもならない方法」を提唱。

<参考=「「死にいたる事も」意外と知らない歯周病の"怖さ" なぜ歯周病菌は普通の歯磨きでは死なないのか」(東洋経済)>
(24/05/09)


NO.3436 <COVID-19>1杯の「お茶」が口の中の新型コロナウイルスを99.9%減少させる<起稿 シバケン>(24/05/10)


【シバケン】 2024/05/10 (Fri) 23:52

お茶<紅茶、緑茶>が宜しいですが。
うがいでも、効果あり。

>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が2023年5月に「5類感染症」に移行してから記事作成時点で1年が経過しようとしており、生活の中でCOVID-19が意識される機会は少なくなりましたが、「ブレインフォグ」や「ロングCOVID」といった後遺症に関する研究結果が続々と報告されるなど、COVID-19予防が重要な事に変わりはありません。日常的に飲まれている「お茶」の効果に注目した新しい研究により、紅茶や緑茶には唾液中の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を最大で99.9%不活性化させる働きがあることがわかりました。

>アメリカ・ジョージア大学食品安全センターのウイルス学者のマラック・エセイリ氏らは、お茶がさまざまな文化圏で呼吸器疾患の治療に重宝されてきた歴史に着目し、お茶が口内の粘膜に感染したSARS-CoV-2にも効果を発揮するのかどうかや、最も効果的なお茶の種類を確かめるべく、市販の茶葉を使った実験を行いました。

>お茶好きな家族にインスピレーションを受けたというエセイリ氏は、「感染症対策には、入手しやすく準備も簡単で、家族全員で使うのにぴったりなものが理想的です」と話しています。

>エセイリ氏と研究当時大学院生だったジュリアナ・モリス氏は、まず市販のお茶24種類の抽出液をSARS-CoV-2が含まれる水と混ぜて、ウイルスの感染性が低下するかを調査しました。そして、一定以上の効果を示した「紅茶」「緑茶」「ミント入りのお茶」「ユーカリミントティー」「ラズベリージンジャーティー」の5種類でさらに実験を行いました。

>実験では、ティーバッグ1袋をカップに10分間浸して飲用の濃さのお茶を作りました。なお、お茶はミルクや砂糖を一切入れないストレートティーとしました。

>そして、SARS-CoV-2が含まれる唾液とお茶を混ぜたところ、5種類のお茶すべてが10秒以内に96%以上のウイルスを不活性化させることがわかりました。最も効果が高かったのは紅茶で、減少率は99.9%に達したとのこと。

>また、お茶を飲みたくない時間帯などにうがい薬(洗口剤)として使うことを想定し、4倍の濃度で作った抽出液でも同様の実験をしたところ、5種類すべてがウイルスを99.9%減らすことも確かめられました。

>お茶には主にカテキンの形で抗酸化物質のポリフェノールが含まれており、抽出液に含まれているポリフェノールの濃度とウイルスの減少率は有意に相関した一方で、お茶のpHは無関係だったとのことです。

>今回の実験は、あくまでお茶を飲んだり口に含んだりすることを再現したものに過ぎず、被験者にお茶を摂取させた臨床試験ではありません。そのため、研究チームは効果を確かめるにはさらなる研究が必要なことや、お茶が治療の代わりになることが示されたわけではない点を強調しています。

>その上で、エセイリ氏は「口や喉のSARS-CoV-2を不活性化させられれば、ウイルスが下気道系に侵入するのを防げる可能性があるため、この発見は重要です。ウイルスは鼻でも増殖し、陽性反応が出た時点で既に肺に到達している場合もあるので、まだお茶を治療法として提案できるわけではありませんが、お茶は患者やその家族が日常生活に簡単に取り入れられる追加の介入手段になる可能性を秘めています」とコメントしました。

<参考=「1杯の「お茶」が口の中の新型コロナウイルスを99.9%減少させることが判明」(Gigazine)>
(24/04/28)