閻魔大王<NO.66>

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NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.67
222 <国会>このところ、立憲民主党の諸君、少々、おかしい<?> 閻魔大王 21/04/06
221 続々<皇室典範>見直しと、何とも、厄介なるの、<眞子、圭問題> 閻魔大王 21/04/01
閻魔大王NO.65

NO.221 続々<皇室典範>見直しと、何とも、厄介なるの、<眞子、圭問題><起稿 閻魔大王>(21/04/01)


【閻魔大王】 2021/04/01 (Thu) 23:14

<参考=NO.220 続<皇室典範>見直しと、何とも、厄介なるの、<眞子、圭問題>

副題=政府の皇位継承有識者会議が、桜井よし仔氏等に意見徴収

有識者が、有識者に、意見を聞くは、結構なるです。

確かに、
政府が任命の有識者の皇室に対するの見解不明。
ある意味、白紙<?>

まあねえ、
誰しも、相応の見解あると、思うですが。閻魔大王的に、ならばの、桜井氏なるは、「男系男子」の考えでして。


>政府は1日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤前慶応義塾長)の第2回会合を8日に首相官邸で開くと発表した。ジャーナリストの櫻井よしこ氏や麗沢大の八木秀次教授(憲法学)ら5人の専門家から意見を聴く。

>有識者会議は3月23日の初会合で、旧宮家の男系男子の皇籍復帰や養子縁組に関する考え方など10項目について専門家からヒアリングを行うと確認した。

>8日はジャーナリストの岩井克己氏、皇学館大の新田均教授(神道学)、慶応大の笠原英彦教授(日本政治史)も意見を述べる。聴取対象の専門家は最終的に20人程度を想定している。

<参考=「櫻井よしこ氏らから意見聴取へ 政府の皇位継承有識者会議」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/04/02 (Fri) 14:34

副題=現在の皇室典範では、皇位継承なるは、男子男系と、されてるです。

それに基づき、
次男であるの、秋篠宮殿下の、「立皇嗣の礼」に寄り、愛子天皇は無くなった。
とするが、基本的、常識。

結果、
今上天皇から、皇位は、秋篠宮家に引き継がれるを意味するです。

<参考=NO.1261 <皇位継承問題>明日<11月8日>は、秋篠宮様「立皇嗣の礼」/終えれば、議論に着手


但し、
天皇家に、男子誕生なら、皇位継承順位が替わるです。つまり、天皇家直系男子が優先されるです。
つまり、この場合、天皇家直系男子の長男なりが、「皇太子」と成るです。

よて、
秋篠宮殿下は、「皇太子」では無く、「立皇嗣」。
この事を踏まえての、議論でなければ、ならぬです。

イヤ、
国の内外に、秋篠宮殿下が、「立皇嗣」であるを、宣言されたです。

の上で、まさかの、
有識者会議を経て、時の政権が、女性天皇、女系天皇をと、皇室典範を改正出来るのか<?>

女性天皇、女系天皇を容認の場合、原則的、男女を問わずの、天皇家直系誕生順位が、皇位継承上位に成るです。


【閻魔大王】 2021/04/02 (Fri) 19:34

副題=桜井よし子・【”愛子天皇”は是か非か】「悠仁さまを”差し置く”ことで起こる順位逆転の危険性」櫻井よしこ氏インタビュー 令和皇室、最大の”宿題”をどう考えるか」(文春)

桜井よし子氏の、この記事が、男系男子であるべきを、上手く、表現されてるです。

<写真1>
櫻井よしこ氏 ©︎文藝春秋



<写真2>
愛子さま ©JMPA



<写真3>
秋篠宮ご夫妻と悠仁さま ©JMPA



<写真4>
昭和天皇とマッカーサー 



>12月1日、愛子さまは18歳の誕生日を迎えられた。成年皇族になられるまであと2年と迫ったいま、皇位継承をめぐる議論が本格化しようとしている。最大の焦点は「女性天皇」「女系天皇」を認めるか否かだ。

>最近の各メディアの世論調査では、「愛子天皇」を可能とする「女性」天皇について、賛成意見が大勢を占めている。一方、伝統を重視する保守派はこれまで通りの「男系男子」による皇位継承を主張し、母方から天皇の血筋を引く前例のない「女系」天皇容認論に警戒感を強めている。あくまで”応急処置”的だが、皇族数の減少を食い止める策として、女性皇族が結婚後も皇族にとどまる「女性宮家」も検討課題に上がっている。

>この皇位継承の問題をどのように捉えていけばよいのか。政府や与野党幹部からの発言も続く中、「週刊文春デジタル」では、各界の識者に連続インタビューを行った。今回は、ジャーナリスト・櫻井よしこ氏に聞いた。


>私の立場は、女系天皇と女性宮家の創設には反対、何らかの形での旧宮家の皇籍復帰は賛成、というものです。

>10月22日に宮中で行なわれた、即位礼正殿の儀にお招きいただきました。わが国の歴史の深さを感じさせる素晴らしい式典でした。天皇陛下もご立派なお姿でした。2千人の招待客のうち、4百人ほどが外国の王族や元首でしたが、みなさん感じ入った様子でご覧になっていました。

>皇室の伝統が長く保たれてきたことは、国民として本当に幸せですし、日本が誇るべき宝物だと実感しました。ご即位に関する儀式の一部を拝見しただけですが、それでも深い感銘を受けました。

>皇室や天皇陛下は、なぜ尊敬や憧憬の対象となっているのでしょうか。見た目がよいからでもなく、スポーツなどの一芸に秀でているからでもなく、ノーベル賞を取るような才能をおもちだからでもありません。個人の個性や能力を超えた次元で、お血筋を継いでいらっしゃるためでしょう。

>国民の幸せと、国家の安寧のために、さらに世界の平和のために祈り、言葉だけでなく行動でもお示しになってきたのが、歴代の天皇です。そのような価値観を、政治的権力とは無縁のお立場でずっと引き継いでこられた。そうした歴代天皇が同じお血筋で連綿とつながっています。

>第16代の仁徳天皇は、民のかまどから炊煙が上がらないのに気づいて、3年間の無税と労役免除をお命じになった。お住まいの屋根が壊れても、修理をなさらなかった。さらに3年待って、民のかまどから煙が立ち上るのを見て、「民の豊かさは朕の豊かさ、民の貧しさは朕の貧しさ」とおっしゃったといいます。

>国民と国家の安寧のために祈る純粋無垢な存在として、126代も男系男子で続いてきた万世一系の天皇の歴史を、無条件で私たちはありがたいと感じ、一度も断絶することなく受け継がれてきたお血筋だからこそ、皆が納得するのではないでしょうか。


>なぜ女系天皇ではいけないのか

>女性天皇は過去に10代8方の前例があります。前例もありますから受け入れてもよいかしらと私は考えていましたが、よくよく状況を知ってみて考え直しました。たとえば推古天皇はなぜ、女性でありながら天皇となられたのか。

>男系男子がいなかったからではなく、逆に多すぎてどなたを天皇にすべきか――当時は現在のような明確な決まりがありませんでしたから――争いが起きそうになって誰も反対できなかった皇后が即位したのです。男系男子が多くいらした当時と現在は正反対です。男系男子が少ない現在、女性天皇を認めれば、あるいはそのままその方が天皇であり続け、お子さまも天皇になられるということになりかねません。すると、そこで女系天皇になり、天皇家が入れ替わることになります。

>現在の状況下では、女性天皇は女系天皇につながる可能性がありますから、これはやはり、慎重に避けるべきだと考えます。

>もう少し具体的に考えてみましょうか。女性天皇を認めるとした場合、どうなるでしょうか。たとえば愛子さまが即位され、「愛子天皇」に男のお子様がお生まれになるとします。すると「直系の男子を差し置いて、次は悠仁さまでいいのか」という議論が起こるでしょう。本来は、悠仁さまを差し置いて「愛子天皇」が誕生したのに、そちらの“差し置いて”は忘れられてしまい、愛子さまのお子様を“差し置いて”になってしまう。順番が逆転してしまう危険性があります。

>平安時代の藤原氏は、娘を盛んに皇后にし、生まれた天皇の外祖父として権勢を振るいました。次に、平家にあらずんば人にあらずの時代が来て、平清盛も娘を皇后にして、外祖父となりました。しかし驕る平家は、まもなく源氏に敗れて滅亡します。

>あの時代に女系天皇が認められていたら、皇室は藤原氏の血筋に変わり、次は平氏の血筋へと変わっていたかもしれません。時代が下って、織田の血筋の天皇や豊臣の血筋の天皇も誕生していたかもしれません。そうならなかったのは、男系の天皇にこだわったからです。つまり女系を認めてしまえば、その時々の権力に振り回されることにもなります。

>皇室に入る男性は皇室のお血筋を引いていなければならず、民間から入れるのは女性だけと限ったのは、古代の人々の知恵だったと思います。そのように私は考えていますから、女系天皇には強く反対します。

>付言すれば、女系天皇を認めることは、秋篠宮殿下と悠仁親王殿下を廃嫡することになります。次の天皇とその次の天皇になる方々を廃嫡せよという主張は、本当に恐ろしいことです。女系天皇論者は、そこまできちんと認識しているのでしょうか、疑問です。


>旧宮家の方は時間をかけて馴染む

>女性宮家の創設にも、私は反対です。なぜなら、女性宮家から女系天皇につながる可能性が大いにあるからです。先程も少し別の形で触れましたが、愛子さまが結婚なさっても降嫁せず、女性宮家をお作りになり、やがてお子様が生まれます。玉のような賢い男の子だったとします。するとやはり「次は、あの方でいいのではないか」という議論が起こるでしょう。お顔を見たら可愛いとか、利発そうだとか国民の心も動かされると思います。

>とはいえ、現在の皇位継承有資格者は、秋篠宮さまと悠仁さま、常陸宮さまの3人だけですから、この先大丈夫なのかという心配はもっともです。皇族の方々の数をふやし、悠仁さまをはじめ、現在の皇室を支えていく体勢作りが必要です。

>日本には、GHQによって無理やり臣籍降下させられた11宮家の人たちがいらっしゃいます。中には絶えてしまったお家もありますが、きちんとした生活を維持して、男系男子をたくさんお産みになっていらっしゃるお家もあります。

>日本が戦争に負けたという政治的な理由だけで、皇族であることをおやめなさいといわれた人たちですが、お血筋はきちんとつながっています。皇族にお戻りいただくことに、何の問題もないはずです。

>「戦後70年も俗世にまみれた人たちが、今さら皇籍に?」という反対意見も聞きます。まず誤解があるのは、臣籍降下させられて今は民間にいらっしゃる元皇族の方々が皇籍に復帰するとしても、この世代の方々は決して天皇にはならないことです。なぜなら、悠仁さまが即位されて崩御なさるまで、少なく見ても今から70~80年はあるでしょう。2世代半から3世代に匹敵する時間です。悠仁さまのご成婚があり、男子がお生まれになれば、その方がお継ぎになるわけですから、百年先までも現在の皇統が続く可能性が高いのです。

>皇族に復帰なさった旧宮家の方たちがお役に立つときが来るとしたら、悠仁さまに男のお子様が生まれない場合でしょう。それはずっと先のことで、この方々はその間に皇族として国民である私たちに馴染んでいかれるはずです。

>統計学的に見て、天皇家以外に4宮家があれば、男系男子でつないでいくことが可能だそうです。4宮家に皇籍復帰していただければ、男系男子を保つことが可能になります。お子様がいらっしゃらない宮家や断絶しそうな宮家の家族養子となって継ぐこともひとつの方法です。あるいは生まれたばかりの赤ちゃんを宮家にお預けして皇族として育てるとか、いろいろな方法があるはずです。

>絶対に男子を産まなければいけないというプレッシャーの中、悠仁さまに嫁ぎたいと思う女性が現れるのかという危惧に対しても、4宮家が後ろに控えていれば、安心は増すことでしょう。


>堂々と王道をいけばいい

>現在の天皇家をさかのぼると、第119代の光格天皇が即位するとき、皇統断絶の危機がありました。急逝した後桃園天皇に、幼い内親王しかいらっしゃらなかったからです。傍系の血筋を引いている方を探し、幾世代もさかのぼって探しましたので、手間取りました。空位を避けるために崩御を伏せ、ようやく見つけたこの方を後桃園天皇の養子にして践祚させるという段取りを経た後、初めて天皇崩御を公表したのです。

>神武天皇以来、2千数百年の歴史を男系男子でつなぐためには、さまざまな危機がありました。それでも、民族の知恵で私たちは乗り越えてきたわけです。その結果が、国民皆が受け入れている、今の私たちの皇室です。

>現在の皇室は、光格天皇のときよりずっと恵まれていると思います。悠仁さまがいらっしゃるからです。このままご健康に成人なさって、結婚なされるのをあたたかくお見守りするのが、私たちの責任です。

>皇統の問題に関しては打算も利害もなく、誰もが善意で意見を言います。そのとき深く考えたいものです。そして気づきたいものです。女系を主張すれば廃嫡を意味するということに。女性天皇を認めれば、女系も認めざるを得なくなるということに。それは、今の日本国の天皇の在り方とは本質的に異なる天皇が誕生することを意味し、これから何百年も皇室を存続させることは非常に難しくなると思います。

>間違った方向へいかないためには、中途半端はやめて、すなおに男系男子の天皇に限るほうがいいのです。日本の伝統を守るには、堂々と王道をいけばいいと思います。

>皇籍復帰するかもしれない旧宮家の方々には、改めてお覚悟を持っていただく必要があります。私たち国民も日本の長く深い伝統を踏まえて、日本国の在り方の基本を大切にする覚悟を持ち、努力したいものですね。大切なことは、ずっと昔からの伝統に基づいて、また憲法にも皇室典範にも明記されている男系男子の方針を堅持するという最も大切なことを守り通すことです。

<参考=「【”愛子天皇”は是か非か】「悠仁さまを”差し置く”ことで起こる順位逆転の危険性」櫻井よしこ氏インタビュー 令和皇室、最大の”宿題”をどう考えるか」(文春)>


【閻魔大王】 2021/04/02 (Fri) 22:13

副題=閻魔大王的、皇位継承は男系であるを前提に議論すべき也<!>


<参考=NO.190 続2<皇位継承問題・皇室典範>男系であるを前提に議論すべき也
(20/11/21)

<参考=NO.188 続<皇位継承問題・皇室典範>男系であるを前提に議論すべき也
(20/11/17)

<参考=NO.187 <皇位継承問題・皇室典範>男系であるを前提に議論すべき也
(20/11/13)


【閻魔大王】 2021/04/07 (Wed) 14:11

副題=旧宮家の状況<1>

臣籍降下の、11宮家。

下記<参考>に転載の図2を再転載

<参考=NO.204 <皇室典範>見直しと、何とも、厄介なるの、<眞子、圭問題>


<図2>
昭和22年に臣籍降下された11の旧宮家


【閻魔大王】 2021/04/07 (Wed) 14:29

副題=旧宮家の状況<2>

11宮家が、臣籍降下されてるですが、男系男子で、存続は、3宮家。

<参考=「NO.187 <皇位継承問題・皇室典範>男系であるを前提に議論すべき也」寄稿閻魔大王 2020/11/14 (Sat) 18:33

>旧宮家11家で、果たしての、男系男子で、存続の家、幾つかと。
チラと、検索、探索では、直系<本家>では、既に、伏見宮、久邇宮、賀陽宮の、3宮家にまで、減ってるです。


【閻魔大王】 2021/04/07 (Wed) 17:58

副題=男系男子の皇位継承で、旧宮家の復活、皇籍をと、申せば、反対派は必ず、国民の理解が云々と。

既に、
普通の国民に成ってるの方々を突然にと。

あのなあと。
旧宮家なるは、相応の地位で、過ごされてるです。
まさかの、平社員、日雇いの人夫、アルバイトで、日銭を稼いでるであるまいにと。

そらな、中には、分家の、分家、又、分家で、有り得るですが。
基本、旧であれ、宮家として、自覚されてるです。

そもそもが、進駐軍、GHQの指示、命令での、皇籍剥奪でして。
何時まで、占領政策をば、後生大事、縛られてるのかと。日本国憲法と、一緒<!>
ぼちぼちの、日本は独立国家として、自覚の、思考回路で、考えたらと。

又、反対派の諸君、幼児より、王道を学ばねばと、言うてるですが。
よて、養子とかと、発想が飛び過ぎてるです。

では、何怪<?>
旧宮家では、その手、躾、作法当方、教育一切せずと、でも、考えてるの怪<?>

と、仰せの有識者の方々のお家では、自由奔放、気儘に子ども達、孫達をば、遊ばせてるの怪<?>
そんな事、あらへんやろと。家々に、相応の教育方針あるかと。しきたり、家訓なるが、あるかと。
旧家なら、尚更でして。

当たり前に、天皇陛下とも、なればの、その程度で、済まぬですが。
これは、当人の覚悟、自覚と、場数。


<表1>
女性・女系天皇を認めると現在は…(AERA 2019年5月20日号より)



<表2>
小泉政権、有識者会議での報告書の概要(2005年11月)(AERA 2019年5月20日号より)



<表3>
女性天皇などのついての主要政党の立場



>安定的な皇位継承策などを検討する政府の有識者会議が先日、ようやくスタートした。女性・女系天皇や女性宮家創設の是非などについて議論する。小泉政権時代から断続的に検討されてきた課題だが、着地点に影響を与えそうなのは、眞子さまの結婚問題だ。象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院人文学研究科准教授(歴史学)の河西秀哉さんに論点を聞いた。


>――政府の有識者会議が3月に設けられました。女性宮家の創設等は、2017年に天皇退位の特例法を制定した際、付帯決議に記された課題です。法施行後速やかに検討することを政府に求めていました。

>河西さん(以下敬称略):公には、代替わりの一連の行事が終わるのを待って設置したということになっていますが、政府の本音としては「仕方なく」ではないでしょうか。付帯決議に記された以上、何もしなければと不作為と言われかねません。

>安倍晋三前首相は、この問題を触りたくないのは明らかでした。皇位継承は男系男子に限定すべきだという保守の支持層を刺激することになりますから。また、悠仁さまがいますので、当面の間は後継ぎの心配はないので、先延ばしにできたのです。

>対して菅義偉首相は、この問題に特に思い入れはないように見えます。

>――主な論点の一つ、皇位継承についてご意見をうかがいます。これまでどおり、父方に天皇の血を引く男系男子による継承は限界にきているように思えます。現時点での皇位継承者は秋篠宮さま、秋篠宮家の長男の悠仁さま、上皇陛下の弟の常陸宮さまの3人です。しかし、仮に男系男子に限らないとすれば、女性天皇ならばいいのか、女系天皇も認めるのか。そこでも意見は分かれます。

>河西:いまの制度では将来、悠仁さまと結婚される方は「男子を産まなければいけない」という相当なプレッシャーにさらされることになります。それで男子が産まれるとは限りませんし、そもそも必ず子どもを授かるとも限りません。男系男子に限るというのは、安定的な皇位継承のあり方とはいえないのではないでしょうか。

>いわゆる「帝王学」は父親から教育される側面があるので、ひとまず女性天皇は認めるという意見もあるでしょう。父方に天皇の血筋を引くならば女性でも天皇になれるという案です。仮に現在の皇室に当てはめれば、愛子さまが将来天皇になる可能性があります。

>しかし、女性天皇から産まれた子どもは女系になります。女系を認めないとなれば、愛子さまが天皇となっても、その子どもは皇位継承者になりません。しかし、それでは結局、悠仁さまのお子さんしか将来的に天皇になれないことになります。皇位継承の安定化にはつながらないわけです。

>私個人の意見としては、女性天皇も女系天皇も容認する時期にきていると思っています。男女問わず、先に生まれた子どもが引き継ぐほうが、事態は複雑になりません。

>――英国王室のパターンですね。エリザベス女王は二人姉妹の長女です。

>河西:英国はもともと女帝(女王)が認められていましたが、21世紀には入るまで後継ぎの決め方は男子優先でした。王女が後を継ぐのは王子がいないとき。それが現在は、性別を問わず長子を優先すると王位継承ルールが改正されています。やはり、継承は「生まれた順番」というのが時代の流れだと思います。

>――とはいえ、保守層の反発は必至でしょう。伝統を守るという視点から、ルールを途中で変えることへの疑問もあります。

>河西:皇位継承を男性男子に限ると定めたのは明治時代の旧皇室典範です。江戸時代以前には、歴史上、女性天皇が何人か存在し、飛鳥時代の推古天皇が、初の女性天皇とされています。また、一般に中大兄皇子として知られる天智天皇は、父親も母親も天皇でした。つまり、男系でもあり、女性でもある「双系」です。

>このように、歴史を紐解くと、必ずしも男系男子に限定されていたわけではないのがわかります。

>もう一つ、近代の天皇制と現在の天皇制は、憲法によってその性格が変わった点も議論のポイントになるのではないでしょうか。日本国憲法第一章、第一条には「天皇は、日本国の象徴」と定められています。つまり、現在の日本という国のかたちを示す存在なのです。今の社会のあるべき姿を示すのならば、現代において女性天皇や女系天皇も容認されてしかるべきだと思います。

>――皇族数の減少も課題です。公務の負担を軽減するために、女性宮家の創設や、一般人となってからも「皇女」の呼称を贈って公務を継続してもらう案、旧宮家の皇籍復帰などが検討される予定です。

>河西:旧宮家の皇籍復帰はなかなか厳しいと思います。すでに一般の国民として生活している人が、明日から急に皇族に、そして皇位継承者になれるでしょうか。皇族として育てられ、常に皇族として国民の視線にさらされ、その役割を果たすべく努めてきた方と、一般社会で生活してきた人とはやはり意識や立ち振る舞いが違います。

>復帰の可否についての線引きも難しいですね。旧宮家の中で手を上げた人を皇族とするのでしょうか。手を上げない人も出てくるかと思います。そうなると、手を上げさせてその「地位を利用しよう」という人が今後出てくる可能性も否定できません。もし、皇籍復帰してから、皇族にふさわしいと思えない言動が明らかになれば、皇室は傷つくことになるでしょう。

>――女性皇族が結婚後も公務を続けられるようになる女性宮家の創設や、「皇女」の称号を贈る案(公務を委嘱する案)については、何も問題はありませんか。野田政権時代の2012年には、女性宮家創設と公務を委嘱する案を併記するかたちで「論点整理」が公表されました。いずれの案も対象を「内親王」に限定しています。

>河西:私は、女性天皇・女系天皇を認めると同時に、女性宮家の創設が問題の解決策として適していると思いますが、現実的には皇室典範の改正が不要な委嘱案が落としどころになるのかもしれません。

>ただ、女性宮家を創設せず公務を委嘱する案も難しい課題がついてまわります。この案では、結局、皇位継承の安定化にはつながりません。皇族は減っていく一方です。また、女性皇族は結婚を機に皇籍を離れて一般の国民となるわけですから、結婚後は職業選択の自由がある。「この仕事に就きなさい」と強制をするようなことが、国の制度として許されるのでしょうか。

>また、仮に眞子さまの場合を考えてみましょう。お相手の小室圭さんはニューヨーク州の弁護士資格取得を目指しているので、もし、このままお2人が結婚すれば海外で生活する可能性もある。海外で暮らしながら、公務を遂行するのは難しい。皇族が担ってきた公務を委嘱し、結婚後も続けてもらうには、国内で生活しなければならないのです。となると、居住の自由も奪うことになります。

>このように実は、どの案にもそれなりのハードルがあるのです。

>――内親王の眞子さまをそれぞれの案にあてはめて考える国民は多いと思います。眞子さまの結婚問題が国民の関心事になっていることも、今後の議論に影響しますか。

>河西:眞子さまがこのまま小室圭さんと結婚することに対して、それなりの数の国民が心配している状況を鑑みれば、有識者会議の議論にも影響を与えるでしょう。言葉に出すことはないかもしれませんが、頭の中にはこの問題があると思います。

>野田政権下で、女性宮家の創設が検討されたとき、国民は「女性宮家を創る」とことに対して具体的なイメージができていなかったと思います。当時、眞子さまは20歳。もちろん小室さんの存在について国民は知りませんでした。

>それが、眞子さまの結婚問題で、女性皇族の夫となる人について、一つの具体像を与えることになりました。そして、お2人の結婚に反対している国民は、女性宮家の是非を考えるときに「皇室の一員として認めたくはない人が女性皇族の相手だったら……」と想像するようになってしまったのです。

>――天皇退位について議論された有識者会議(天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議)とは異なり、差し迫った状況にはなく、課題解決のゴールもさまざまなパターンがあります。菅政権下で、どこまで進むのでしょうか。

>菅政権ではまとめきるのは相当に難しいでしょう。選挙を間近に控えているけれども、そもそも短期間で答えを出せる問題ではないうえに、政権は支持率が低迷し、コロナ禍で課題が山積している状態です。有識者会議も、うまくいけば女性天皇・女系天皇、女性宮家の問題に何らかの道筋を付けられるかもしれませんが、着地点を見いだすところまではいかず、現在の論点を整理して国民に示すというのが現実的な役割になると思います。

>とはいえ、早く手を打っておかないといけない問題です。皇室の将来を考えれば危機的な状況であることには変わりはないのですから。

>(まとめ/AERAdot.編集部 鎌田倫子)

<参考=「眞子さまと小室圭さんの結婚問題が今後の議論の行方にも影響? 女性宮家創設の是非〈dot.〉」(朝日新聞・AERA)>
<消滅・23/07/31>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/04/08 (Thu) 14:18

副題=小室圭さん、結婚への思い変わらず 「誤情報を訂正」と文書公表(msn毎日新聞、4月8日)

 こんにちは。


 小室圭氏が28ページの資料を公開しました。
 今日明日は多忙につき、引用せず、URLのみ。

<参考=「小室圭さん、結婚への思い変わらず 「誤情報を訂正」と文書公表」(MSN・毎日新聞)>
<消滅・21/05/02>


<参考=NO.223 新展開<眞子、圭問題>圭君、やっとで、見解文書公開


【閻魔大王】 2021/04/21 (Wed) 22:09

副題=傾向的、女性、女系天皇容認<?>

「古川氏は「女性天皇、女系天皇に対する国民の支持率は極めて高い」と主張した。本郷氏は女性皇族に皇位継承資格を認めた場合、男性皇族と同じ条件で処遇するのが論理的に正しいとし、「女系への拡大は当然であろう」と結論付けた。」

「今谷氏は「女系に変えていくのは非常に困難な問題もある。国民の議論も足りない」と指摘。所氏は「今の段階で女系にまで拡大すれば、不安や混乱を招く恐れがある」と語った。」

別途、記事では、このご時世、男系男子に限るは時代遅れ的、意見出たらしく。

このご時世とは、どんなご時世<?>
要は、男女平等、男女同権<?>

皇位継承の件、そんな、話とは、違うの、伝統と、歴史の問題也。

>政府は21日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤前慶応義塾長)の第3回会合を首相官邸で開いた。女性天皇、女性皇族が婚姻後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設、母方にのみ天皇の血筋を引く女系への皇位継承資格の拡大などについて意見を聞いた。

>ヒアリングは、国際日本文化研究センターの今谷明名誉教授(日本中世史)、京都産業大の所功名誉教授(日本法制文化史)、日大の古川隆久教授(日本近現代史)、東大史料編纂(へんさん)所の本郷恵子所長(日本中世史)の4人に個別に約30分ずつ行った。

>女系への皇位継承資格の拡大には古川、本郷両氏が賛成し、所氏は慎重な立場を示した。今谷氏は態度を明らかにしなかった。

>古川氏は「女性天皇、女系天皇に対する国民の支持率は極めて高い」と主張した。本郷氏は女性皇族に皇位継承資格を認めた場合、男性皇族と同じ条件で処遇するのが論理的に正しいとし、「女系への拡大は当然であろう」と結論付けた。

>今谷氏は「女系に変えていくのは非常に困難な問題もある。国民の議論も足りない」と指摘。所氏は「今の段階で女系にまで拡大すれば、不安や混乱を招く恐れがある」と語った。

<参考=「皇位継承 女系容認で意見分かれる 有識者会議ヒアリング」(iza・産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/04/23 (Fri) 22:58

副題=カトちゃん官房長官、小室報道「皇位継承有識者会議とらわれることない」発言に異議<!>


「皇女」制度が、どなるかは、わかりませんですが。
失礼乍らの、眞子たんなるは、「皇女」には、相応しく無く。

圭君と、結婚なら、以降、皇室行事には、顔出さず、完全なるの、一般人として、お好きにと。

まあ、つまり、
結婚で、皇室を離れたの方を、「皇女」としての公務を委ねるなら、皇室会議で、相応しい方を、選定した上で<!>。


>加藤勝信官房長官は23日の記者会見で、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまの婚約内定相手、小室圭さんの母親と元婚約者の男性との「金銭トラブル」報道が政府の安定した皇位継承に関する検討に与える影響について「皇位継承有識者会議において、個人的な問題にとらわれることなく、会議は会議として国会の付帯決議を受け、その役割をしっかりと果たしていかれる」と述べた。

>加藤氏はまた、「各課題について今、専門家からのヒアリングをしっかりと進めていき、議論をさらに深めていただきたい」とも語った。

<参考=「小室さん報道「皇位継承有識者会議とらわれることない」 官房長官、影響を否定」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/05/06 (Thu) 23:34

副題=女性、女系天皇容認派は、兎角に、時代にそぐわないと、抜かすです。

<容認派>
男系男子に拘った場合の問題点。

一つには、皇室に嫁いだ女性に、男子を出産せねばの、プレッシャーが掛かる。

二つには、男女平等、同権の時代、男系男子なるは、時代錯誤也。

三つには、安定的な、皇室、天皇制度を維持するには、女性、女系天皇を<!>

四つには、旧宮家を復活させるに、国民の理解がいる。

一つめの、男子を出産せねばと、するのか、子宝については、常に、プレッシャーは掛かるです。
それは、男性も一緒。

二つめ、三つめが、皇位継承問題と、何の関係があるのかと。時代錯誤以前の、物事の道理弁えよ。
天皇家は、天皇家也。

四つめは、むしろの、「皇女」制度、「女性宮家」創設、女性、女系天皇についてこそ、国民的理解、議論要するです。


何度でも、申すの、
そもそもが、GHQが、日本の天皇制を崩壊させるがための、宮家廃止。
その復活が、何故に国民の理解をと。尚、当然の、理解得れば、宜しいですが。

での、共産党ねえ。
立憲民主党ねえ。女性、女系天皇容認ねえ。
要は、GHQ政策の支持で、天皇制崩壊を目指してるです。イヤ、事実也。

さらには、日本国崩壊を目指してるです。イヤ、事実也。
よて、憲法改正論議さえ、入り口で、大反対<!>

要は、日本国は、自力で、国家国民をば、守るべからずと、主張してると同意。

いやね。
そんな勢力を、日本国民の、どんな層が、支持してるの怪<?>
おそらくは、日本人では、無いのやろと。どこかの、反日国家からの、回し者<?>


>秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまのご婚約をめぐる最近のメディア報道の過熱ぶりを見ると、改めて、「日本国民の誰にとっても皇室は、敬愛すべき存在であってほしいと願う気高きものなのだ」と気付かされる。これまで「男系」だけで世界に類を見ない長い歴史を紡いできた中で、「女系天皇」を認めてしまえば皇室はどうなるのか。人気作家でジャーナリストの門田隆将氏が、女系天皇の危うさについて緊急寄稿、警鐘を鳴らした。

>4月8日、安定的な皇位継承の在り方を検討する有識者会議の第2回会合が官邸で開かれた。

>ここでは、ジャーナリストの櫻井よしこ氏や八木秀次麗澤大教授をはじめ、皇室や男系継承の意味を深く理解している方々が意見を陳述したので、まずは安堵(あんど)した。

>だが、私はそもそも「安定的な皇位継承の在り方を検討する」との会議の趣旨に首を傾(かし)げている。男系の正統な継承者・悠仁さまがいらっしゃるのに、なぜそんな会議が必要なのか疑問だからだ。

>悠仁さまご誕生前に議論されていた「安定的な皇位継承」そして「女系天皇」が、親王ご誕生で消えたはずなのに、なぜ令和の御代(みよ)が来ても必要なのか、ということだ。

>男系は皇統唯一のルールである。代々の天皇は父方を遡(さかのぼ)っていくと神武天皇に辿(たど)り着く。これが皇統だ。歴史上、8人10代の女性の天皇も、いずれも父方に天皇、もしくは皇太子らを持つ男系天皇だ。つまり、父方を遡っても神武天皇に辿り着かない「女系天皇」は1人も存在しない。

>このたった1つのルールによって日本は「世界最古の国」となった。エジプトも、中国も、国家の興亡がくり返され、その度に新しい独裁者が生まれた。だが、日本は違う。昔も今も日本であり、いつの間にか世界最古の国となった。天皇は令和の今も脈々と続いている。

>その理由こそ男系にある。父系を辿れば神武天皇に辿り着く皇統は時の独裁者にも覆せない。平家や源氏、あるいは足利、織田、豊臣、徳川…どの時代の権力者も天皇になり代わることはできず、せいぜい娘を天皇に嫁がせ、外戚として振る舞うことしかできなかった。

>これは「権威」と「権力」を分離した先人の智慧(ちえ)による。6世紀に武烈天皇が後嗣(こうし)を残さず崩御した際、5代上の応神天皇まで遡り、越(こし)の国から5代孫の継体天皇を即位させた。

>江戸時代には、3宮家では皇位が危ないと感じた新井白石が東山天皇の6男の直仁親王に閑院宮家を創設させた。懸念は現実となり、白石の死後70年を経て、後桃園天皇が後嗣を残さず崩御。その際、閑院宮家から光格天皇が即位し、皇統が維持されたのである。

>どの国でも、権力と権威は一致している。独裁者は常に両方を持っており、国が滅ぼされれば新たな独裁者が生まれる。だが、日本は天皇の存在によって「国が変わること」は1度もなかった。

>悠仁さまご誕生によって、男系は維持されることになった。しかし、「安定的な継承」のために女系天皇を認めようという不遜(ふそん)な動きが起こった。悠仁さま廃嫡論だ。

>共産党の理論的支柱・奥平康弘東大教授が雑誌『世界』の2004(平成16)年8月号に寄稿した論文にヒントがある。

>女系天皇は〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの『萬世一系』イデオロギーを内において浸蝕(しんしょく)する〉と記したのだ。正統性が消えた天皇はやがて滅ぶとの見解である。

>なぜ女系天皇になれば皇室は滅ぶのか。女性天皇が結婚され、生まれたお子さまが即位すれば女系天皇だ。どこの血筋の人かわからないが、いずれにしても父方を遡っても神武天皇に辿り着かない。つまり正統性なき天皇である。萬世(ばんせい)一系の皇統が途絶すれば、皇室そのものの正当性の根拠は消え、内側から解体されていくと奥平氏は分析している。

>仮に国際結婚で父親が中国人なら中国系になり、韓国人なら韓国系になる。それが女系天皇だ。皇統と関係のない天皇が続いた場合、やがて皇室は消え去るという見方だ。

>確かに、長く天皇制打倒を掲げてきた共産党は19(令和元)年6月、志位和夫委員長が「赤旗」で女系天皇容認を打ち出し、立憲民主党も追随。朝日新聞や毎日新聞がこれを評価した。面子を見れば「何のために?」ということが分かる。

>男系では、母親が昭和天皇の長女、祖母は明治天皇の第9皇女という東久邇家には、今も男系継承者が何人もいる。皇室典範を改正し、皇族が養子を迎えることができるようになれば皇統は何の心配もないのである。

>有識者会議の人々がどういう国家観を持ち、知識と常識を備えているのか。私はそのことに限りない関心を抱くのである。

>■門田隆将(かどた・りゅうしょう) 作家・ジャーナリスト。1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社入社。元「週刊新潮」デスク。歴史、司法、事件、スポーツなど、幅広いジャンルで活躍する。『なぜ君は絶望と闘えたのか』(新潮文庫)、『死の淵を見た男』(角川文庫)、『疫病2020』(産経新聞出版)など、ベストセラー多数。『この命、義に捧ぐ』(角川文庫)で山本七平賞受賞。最新刊は『新・階級闘争論』(ワックBUNKO)。

<参考=「なぜ「女系天皇」は皇室を潰すのか 「皇室そのものの正当性の根拠は消え…内側から解体されていく」との見方も 門田隆将氏特別寄稿」(zakzak・夕刊フジ)>
<消滅・23/04/08>


閻魔大王】 2021/05/20 (Thu) 08:13

副題=いよいよ、本格的、眞子、圭が厄介なるになって来た<!>

予測通りの展開<!>

女系、女性天皇容認なら、女性宮家創設なら、皇女制度創設なら、内親王の結婚には、皇室会議で、承認得よ<!>
当然の、結婚予定の男子には、徹底的、内偵、身体検査せよ。

されどの、眞子たんのお相手様、小室の圭君、内偵も、皇室会議も経ておらず。
ここで、眞子たんをば、女性宮家、皇女に、含めるに、まさかの、今更の、皇室会議で、何とする。

秋篠宮殿下が、結婚を認めると、公言。
当人も、結婚宣言してるです。
失礼乍らの、圭君の、為人で、皇室の一員に相応しいと、認めるの怪<?>
眞子たんも、どなんや<?>
既に、心、皇室から、離れの、小室眞子。

閻魔大王的、その手、制度創設ならばの話の、誠に失礼乍らの、眞子、圭、除外前提<!>

と、するならばの、結果的、残るは、愛子様、佳子様の、2人のみ<!>
と、するならばの、極めての失礼乍らの、佳子様、ICU卒で、秋篠宮家の方故、有り体、最早の遅いかもと。

>安定的な皇位継承策を検討する政府の有識者会議をめぐり、4月8日に麗澤大の八木秀次教授に行ったヒアリングの中で、八木氏が秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまと、婚約が内定している小室圭さんを念頭に言及した部分を後日公表した議事録で削除したことが19日、分かった。議事録を作成した事務局は、産経新聞の取材に、八木氏が眞子さまのご結婚に触れた部分が事前に示した聴取項目と直接関係ないと判断したと説明した。

>削除されたのは、有識者会議のメンバーが八木氏に対し、母方にのみ天皇の血筋を引く女系への皇位継承資格の拡大をどう理解すればいいのかと尋ね、八木氏が答えた部分だ。

>八木氏はヒアリング終了後、記者団に、「女系継承」をめぐる質疑応答があったと説明した。その上で「眞子さまのお相手との間に生まれたお子さんが天皇になるということだ。具体的にこういうイメージをしていくと『女系継承』とはどういうことなのかが理解できる」と述べたことを明らかにしていた。

>だが、4月23日に公表した議事録では、八木氏が女系継承に関する議論で、眞子さまと小室さんがご結婚後に予想されるケースを説明したものの、この部分を削除した。事務局は「議事録は要点をまとめ、発言者の了解を得て公開するのが基本的なルールだ」と説明した。

>八木氏は産経新聞の取材に、議事録を作成する際に事務局から説明を受けたとした上で、「議事録から削除されていたが、『女系継承』のやり取りをあえて復活させる必要はないと判断した」と語った。

<参考=「眞子さまご結婚に関する言及削除 政府有識者会議めぐり」(Yahoo!ニュース・産経新聞)>
(21/05/19)
<消滅・21/06/02>


【閻魔大王】 2021/06/07 (Mon) 22:34

副題=ヒアリングは終わった<?>/で、何じゃ<?>

有識者会議に面々が、色んな有識者の意見を聞くは結構なるの事。
されどの、この有識者会議の有識者とは、何じゃ<?>

どちみちの、個々人で、一家言ある筈でして。
の、上で、記事拝読の限り、安心したです。至極当然の意見であったらしく。

そもそもが、女系天皇の、どこが、進歩的<?>
男系男子での、皇位継承がための、旧宮家の復活が、何故に、国民の理解得るの必要性<?>
理解は得たら宜しいですが。女系天皇よりは、余程に順当、無理の無いの選択かと。


>政府は7日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)の第6回会合を首相官邸で開いた。ヒアリングは今回が最後となり、今後は計21人を対象に行ったヒアリングの結果を踏まえ、政府に対する報告をまとめる見通し。これを受け、政府は国会に安定的な皇位継承策に関する検討結果を報告するが、次期衆院選への影響を考慮し、選挙後に先送りする案が有力だ。

>7日のヒアリングでは文化・芸能と神道の専門家4人から約30分ずつ意見を聴いた。母方にのみ天皇の血筋を引く女系への皇位継承資格には全員が慎重で、戦後に皇籍を離れた旧宮家の皇籍復帰には4人とも前向きだった。

>芥川賞作家の綿矢りさ氏は女系への資格拡大に関し、「永らく受け継がれてきた皇室の歴史、築き上げられた伝統へ敬意を払うことは大変重要だ。伝統を重んじる観点から慎重に取り扱う必要がある」との見解を示した。

>気象予報士・女優の半井(なからい)小絵氏も「日本を混乱させる原因となり許容できない」として女系の皇位継承に反対した。漫画家の里中満智子氏は「何となく『男女同権』『女性の力を生かす』というイメージで女系天皇をよしとする気持ちになっている人もいる」と指摘した。

>一方、国学院大の松本久史教授(近世・近代神道史)は旧宮家の皇籍復帰について「十分に考慮する必要があろう。男系による継承の歴史はゆるがせにできない」と賛成した。

<参考=「皇位継承ヒアリング終了 政府、国会報告は衆院選後に」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/06/09 (Wed) 13:59

副題=結果的、有識者会議も、曖昧なままで、まとめる<?>

有識者故、元になるネタ一緒。
後は、解釈次第故、どにでも成るです。
まあ、つまり、決定するは、内閣総理大臣かと。
されどの、決めるの、過程について、有識者会議を経て、そのご意見をば、参考にさせて戴いたと、逃げ道だけの事かと。

にしても、良くも、悪くも、眞子、圭問題なるが、影響したのではと。

結果的、どんな具合に決めるかは、わからんですが。
元々が、旧宮家の復帰が、順当かと。

<表>
皇位継承策をめぐる主な論点と見解



>安定的な皇位継承策を議論する政府の有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)は7日に終了した専門家らへのヒアリング結果を踏まえ、16日に開催する次回の会合から政府への報告に向けた取りまとめ作業に入る。皇位継承策の在り方をめぐっては専門家の間でも大きく見解が分かれており、10月に任期を迎える衆院選での争点化を避けるため、方向性は出さずに論点整理にとどめる見通しだ。

>有識者会議は7日までに21人からヒアリングを行った。過去の有識者会議では皇室に詳しい重鎮が中心だったが、今回の人選ではバランスを重視。幅広い分野に対象を広げ、多くの女性や若い世代からも意見を聴くなど主張が偏らないよう腐心した。政府高官は「バランスよく、いろんな人が入った」と話す。

>ヒアリングで共通していたのは、安定的な皇位継承に対する危機感だ。憲法2条は「皇位は、世襲のもの」と規定し、皇室典範では皇位継承資格を父方に天皇の血筋を引く男系男子に限定している。現在、皇位継承資格を持つ皇族は①秋篠宮さま②悠仁さま③常陸宮さま―の3方で、戦後最少となっている。
<以下有料記事>

<参考=「安定的な皇位継承策、方向性出さず「論点整理」となる見通し」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/06/17 (Thu) 00:58

副題=有識者会議では、「男系男子」尊重前提<?>

言わせて戴ければ、現皇室典範継承に成るです。
それで、結構でして。

の、上で、皇位継承者を如何にして増やすか<?>の議論すべき。
さすれば、方向性なるは、ド素人でも、わかるです。

この方々、どこが、有識者<?>
皇女とか、訳のわからんのを新設するよりは、余程に、国民の理解得られるです。

要は、旧宮家をどするか、ダケの話。
それを、反対の面々、国民の理解がと。或いは、そこから、養子をと。
旧宮家の方々なるは、秋篠宮家の面々よりも、余程に皇室の事を考えておられるです。


ある意味、眞子、圭が、現実問題として、良い教訓に成ったかと。
皇室の危機であるが、わかって無いは、秋篠宮殿下と、眞子たんと、下手したらの、佳子たんも<!>

オッとの、結論なるは、まだ、出てませんですが。

<写真>
首相官邸で開かれた皇位継承策に関する有識者会議=16日午後、首相官邸(春名中撮影)



>政府は16日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)の第7回会合を首相官邸で開いた。現在の皇位継承順位を前提とし、男系男子を尊重した上で皇族数の増加を検討する方針を確認した。次回は今月30日に開く。

>皇室典範では皇位継承資格を父方に天皇の血筋を引く男系男子に限定。現在の継承順位は秋篠宮さま、秋篠宮さまの長男悠仁さま、上皇さまの弟常陸宮さまの順となっている。

>清家氏は会議終了後、記者団に今後の議論について「現在の皇位継承の流れを前提にして、皇族数の確保のための方策を検討していく」と述べた。専門家ら21人に行った21人ヒアリングに関しては「現在定められている皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないと考えている方がほとんどだった」と振り返った。

>16日の会合では、女性天皇と女系への皇位継承資格の拡大について世論に誤解があるとして、正しい理解が必要だとの意見も出た。旧宮家の皇籍復帰などの方向性を示す可能性も出てきた。政府高官は「論点整理するだけでは資料提供みたいだ。方向性を出さないと受け取る側もやりようがない」と語った。

<参考=「「男系男子」の尊重前提 皇位継承有識者会議 皇族数確保へ検討」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/06/26 (Sat) 00:25

副題=有識者会議は、まだ、見解をまとめてませんですが。

確かに、眞子、圭が、一定の影響力及ぼしたは事実。

>明治天皇の玄孫で政治評論家の竹田恒泰氏(45)が、秋篠宮眞子さま(29)との結婚問題渦中の小室圭さん(29)を〝絶賛〟した。

>竹田氏は21日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、菅義偉首相が皇位継承問題をめぐり有識者会議を立ち上げ、議論したというニュースについて私見を述べた。

>同会議では今後の継続審議を確認しつつも、皇位継承は「男系男子を尊重した上で皇族数を増やす」と結論。これに竹田氏は小室さんを「KK」と表現した上で「KK現れたから女性宮家の話が吹っ飛んだ。女性宮家をするってことは、すなわちKKが皇族になる。KKの子供が将来天皇になる。これが女性宮家ですよ。こんなもの通るわけないっしょ」とバッサリ。

>小室親子の登場で女性宮家の議論が大きく後退したと考える竹田氏は「女系天皇、女性天皇、女性宮家、皇女制度もKKで吹っ飛びましたよ。眞子内親王が民間人になられたあとも皇室の活動して、そのお金がKKに入るとか、いちいちKKの影がまとわりつくわけですからね」。

>その一方で「KKの破壊力すげー。よく(議論を)ぶっ壊してくれたよ。私は15年も前から言ってた。『女性皇族が変な男連れてきたらどうするんですか』って。そのたびに『失礼な』と言われてきたけど、ほら連れてきたじゃねーか!」と興奮気味に語った。

>続けて「女性宮家も決まるわけない。女性天皇もありえない。(女性天皇を)決めるってことはダンナを皇族にする。つまりこれもKK絡み」とニヤニヤ。

>竹田氏は有識者会議で「現状維持だが、議論は深めていかなければならない」という結論になることを危惧していたが、実際は「男系男性を尊重」と明記された。

>竹田氏は「全部KKのおかげ。菅さんもよくここまで踏み込んだ。有識者会議なんて客寄せパンダ。政府が最初から答えを決めてて、有識者呼んでみんなで結論付けたことにしてるだけ。つまりこれが菅さんの頭の中の答え。女性宮家認めたら内閣吹っ飛びますからね」と最後まで上機嫌だった。

<参考=「竹田恒泰氏が小室圭さんを絶賛 女性宮家の議論が後退「KKのおかげ」「全部吹っ飛んだ」」(東スポ)>
(21/06/23)


閻魔大王】 2021/07/05 (Mon) 17:39

副題=この程度の案で、有識者<?>

(1)女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する
(2)皇族の養子縁組を可能にし、男系男子が皇族となれる

(1)案なるは、問題外。
(2)案で、何故に、旧宮家の復活に、難色示すが理解不可。
ましてやの、養子縁組<?>

失礼乍らの、旧宮家の方が、秋篠宮家よりも、皇室の事、尊重されてるです。
眞子たんみたいな、我が儘娘には、育ててませんです。


>政府は30日、安定的な皇位継承の在り方を検討する第8回有識者会議(座長・清家篤日本私立学校振興・共済事業団理事長)を首相官邸で開いた。皇族の数を確保するため、(1)女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する(2)皇族の養子縁組を可能にし、男系男子が皇族となれる―の2案を中心に、今後議論を進めていく方針を確認した。

>会合後、清家氏は「(秋篠宮さまの長男)悠仁さまの時代にも皇族を一定数確保する必要があり、喫緊の課題だ。引き続き議論を進めていきたい」と述べた。

<参考=「皇位継承、2案軸に議論 「婚姻後も皇族」「養子縁組可能」―有識者会議」(時事通信)>
(21/06/30)
<消滅・22/07/07>


<参考=NO.256 続7<皇室典範><眞子、圭の縁談話>歴代天皇反対されてるですが、果たして<?>


NO.222 <国会>このところ、立憲民主党の諸君、少々、おかしい<?><起稿 閻魔大王>(21/04/06)


【閻魔大王】 2021/04/06 (Tue) 23:31

副題=立憲民主党代表枝野君、暫定「枝野幸男内閣」主張/気は確かか<?>

一応は、東北大学法学部卒故、議員内閣制は承知かと。

やるなら、正々堂々の、影の内閣、シャドー・キャビネットと、称するですが。
それを、組織すればと。

イヤ、
民主党時代、政権交代目指して、やったがな。結果、初代の、宇宙人首相が、沖縄問題、メタメタにして。
二代目、カン首相が、フクシマ原子力発電所を混乱させて。
三代目で、降参<!>

フクシマでは、枝野君、内閣官房長官として、毎日、毎日、フェーク情報をば、垂れ流ししたやないかの、覚えてえへんのやねえ。この君。

<写真>
記者会見する立憲民主党の枝野代表=2日午後、国会



>立憲民主党の枝野幸男代表は2日午後の記者会見で、菅義偉内閣の新型コロナウイルス対応を批判し、「一刻も早く退陣していただきたい」と述べた。ただ、衆院選を実施できる状況にはないとして、現行の衆院勢力のままで立民を少数与党とする「枝野内閣」を暫定的に組閣し、秋までに行われる次期衆院選までの間の危機管理にあたることが望ましいとの持論を打ち上げた。

>枝野氏は、内閣不信任決議案の提出の可能性を問われ「明日にでも出したいような、(菅内閣を)信任できる状況ではない。ただ、今は衆院解散・総選挙による政治空白を作れる状況でないのははっきりしている」と強調した。

>その上で、日本と同じ議院内閣制の国では、危機の際に政府が機能しない場合に少数政党が選挙管理内閣(次期選挙までの暫定内閣)を担う例があると説明。「私の下の内閣で当面の危機管理と選挙管理を行わせていただくべきだ」と述べた。

<参考=「立民・枝野氏、衆院選まで暫定の「枝野幸男内閣」を主張」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/04/06 (Tue) 23:36

副題=質問通告締切に間に合わずで、官僚の長時間勤務が陳腐<?>

この方、思考回路がどかしてるです。

イヤ、
締切に間に合わずなら、受け取らずで、質問不可<!>
の程度の常識的措置取れば宜しいです。

とか、申せば、狂たよに、罵声浴びせるですが。
平然と、そんな事、常識也と、蹴飛ばすべき。
の程度の話、小学生でも、理解するです。

そもそもが、野党君の質問なんか、同じ事ばかりで、週刊誌情報で、知恵無さ過ぎ。
そもそもが、国会で、討論すべき議題なるは、醜聞問題に非ず。
コロナであり、厚生福利であり、経済でありの、国防である。

何のために、官僚が居てるか<?>、国会答弁の答案造りやあるまいにと。国家国民のため、働いて戴かん事には、その加重労働の、歪みは、国民に来るです。


<写真>
立憲民主党・安住淳国対委員長(春名中撮影)



>立憲民主党の安住淳国対委員長は28日のNHK番組で、長時間労働が問題視されている官僚の勤務時間削減のためにも国会議員は省庁への質問通告の締め切りを守るべきだとする考えに異論を唱えた。「(官僚の)過重労働は国会議員の質問(通告)が遅いからというのは陳腐な話だ。官僚をあまり美化してはいけない」と語った。

>安住氏は理由について「議員のほうが行政府をチェックする手段が少ない。実際に出してくる(公)文書だって黒く塗っているやつばかりだ。透明性をもった開示をすれば、議論も進む」と述べ、政府は野党に対し、より協力的な姿勢に改めるべきだと主張した。

>安住氏の発言を前に、日本維新の会の馬場伸幸幹事長は「質問の通告(締め切り)がまったく守られていない。霞が関の働き方改革をしようと思えば、国会の働きや自重が大前提になる」と指摘していた。

>安住氏の発言に対しては、公明党の石井啓一幹事長も「質問通告が遅れると、関係する役人はどういう質問が出てくるかわからないから待機させなければいけない。通告を早くするのが前向きな(国会)改革ではないか」と述べた。

>自民党や民主党(当時)など与野党は平成26年に「充実した質疑と、国家公務員の過剰な残業是正等を行うため、すみやかな質問通告に努める」などと確認している。

<参考=「立民・安住氏、質問通告遅れによる官僚過重労働は「陳腐な話」」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/04/07 (Wed) 00:03

副題=フクシマ当時の、カン首相の言動

>二〇一一年の東日本大震災発生とそれに伴う東京電力福島第一原子力発電所事故から、もう十年がたった。三月十一日の前後にはテレビや新聞は特集を組み、今も残る被災地・被災者の傷跡を追いかけ、また事故当時の関係者の証言を改めて紹介していた。

>私事で恐縮だが、筆者は東北には深い思い入れがある。妻は津波で多数の犠牲者を出した福島県いわき市の出身であり、今も老いた義父母や義兄がそこに暮らす。震災発生から一カ月余が過ぎた頃、かつて家族らと遊んだ沿岸部を訪れ、変り果てた姿に呆然とした。

>港に大きな船が沈没しており、田畑にはひっくり返った車が転がっている。海辺の集落は建物がほとんど流され、海の家は壁面だけが残っていた。決して忘れることのできない光景である。

>初任地は宮城県であり、かつて取材その他で飛び回った場所が津波に呑み込まれるテレビ映像を見たときには衝撃を受けた。津波に流されるたくさんの車の一台が、自分のものだったとしても不思議はないのだと感じた。

>あの巨大地震と原発事故が、多くの人の人生を左右し、変えていくのをこの十年間見てきた。自然の前に、人間の営為などあまりにちっぽけであるという当たり前の事実に、否が応でも向き合わざるを得なかった。

>十年を機に、そんなことを振り返っていた折に、正論編集部から注文を受けた。朝日新聞が当時長期連載し、二〇一二年度新聞協会賞を受賞した「プロメテウスの罠」をめぐって何か書けと-。

>当時、筆者は首相官邸キャップとして菅直人内閣の震災対応を取材しており、当然、この連載にもある程度目を通していた。そして時に、「何だこれは」と叫びたいような違和感を覚えていた。そこでこの連載と、関連するあれこれについて記したい。

>作為的で不自然な連載

>まず第一に、菅氏を美化、または正当化しすぎている。危機対応に当たったリーダーがどんな状態にあるかは重要だろう。どんな人がリーダーにふさわしいか、どんな人物を選ぶととんでもない目に遭うかの貴重な教訓になるからである。それには、マスコミが実像を正しく伝えることが大事なことは言うまでもない。

>では、「罠」はどうだったか。例えば震災発生三日後の菅氏の様子はあっさりこう描かれている。

>《菅の口調は落ち着いていた》(二〇一二年一月四日付)

>一読、そんな訳はないだろうと突っ込みを入れたくなったのを記憶している。二十代の頃から「イラ菅」と呼ばれた菅氏が震災発生後、周囲に怒鳴り散らしていたことは周知の事実であり、証言に事欠かない。菅氏に何を報告してもとにかく当たり散らされていた秘書官らが、互いにこんな不謹慎なジョークを飛ばしていたと当の秘書官からも聞いたことがある。

>「怒鳴り声があまりにひどいので、秘書官同士で『きょうは四〇ミリ菅シーベルト被曝したよ』などと言い合っている」

>もはや放射線扱いされる怒声だったのである。朝日はどうしてこんな白々しいことを書くのかといぶかしんでいたところ、後にこんな描写も出てきた。震災発生翌日の三月十二日朝、菅氏らが自衛隊のヘリで福島第一原発に向かう際の場面である。

>《このときの菅は憤りを隠さなかった。本人も否定しない。

>「ベントをしなければ国が危ないというときに、当事者の東電が煮え切らないことをいっている。そりゃ怒鳴り声にもなるよ」

>三月十一日以来、菅が感情をむき出しにした数少ない場面だった。しかしこのときのイメージが「怒鳴り散らす菅」の印象を増幅させた》(二〇一二年一月二十七日付)

>わざわざ「このときは」と限定したうえで「十一日以来」とあるが、その翌日の話であり、意味不明の表現である。「感情をむき出しにした数少ない場面」という部分に至っては噴飯もので、当時、首相官邸を取材していた記者ならば、そんなことはあり得ない話だと誰しも分かるだろう。

>この連載における菅氏擁護ぶりは、まさに異様だった。一体誰に向かってこんな言い訳じみたことを書くのかと奇異に感じた。

>この日の記事には、こんなくだりもあった。

>《菅らのマイクロバスが現場の対策本部がある免震重要棟に着いた。一行は、なぜか放射線量を測る作業員の列に並ばされてしまう。列は進まない。菅がおかしいことに気がついた。「こんなことやっている暇はないだろ!」と叫んだ。列から外れ、2階の会議室に向かった》

>記事は「なぜか」「おかしいこと」と書くが、理由は明確でありおかしいことは何もない。免震重要棟は現場の最後の砦であり、ここは絶対に汚染されないようにしなければならない。相手が誰であれ、放射線量を計測したり、洗浄したりするのは当然である。

>ちなみに、この記事が出る約一カ月前の二〇一一年十二月に、筆者は震災後、経済産業副大臣として政府の現地対策本部長を務めていた民主党の池田元久氏にインタビューをした。池田氏が発生直後からの五日間を記した覚書と合わせると、免震棟に着いた菅氏は夜勤明けの作業員が大勢いる前で怒声を上げた。

>「何のために俺がここに来たと思っているのか!」

>池田氏は「これはまずい。一般作業員の前で言うとは…」と感じたという。菅氏の口調は東電側にだけでなく、福島県の内堀雅雄副知事や班目春樹原子力安全委員長にも厳しかった。池田氏は同席した関係者に「不快な思いをさせてしまった」と陳謝している。 池田氏は、菅氏の言動について「僕もあきれた」と証言した。覚書にはこう記している。

>「指導者の資質を考えざるを得なかった。指導者は短時間であっても沈思黙考することが大事だ。大局観をもって事にあたらなければならない」

>菅氏の傍らにいた班目氏も著書『証言 班目春樹』の中で、指摘している。

>続きは「正論」5月号をお読みください。ご購入はこちらをクリック。


>「正論」5月号 主な内容

>【特集】政治の怠慢

中国海警法には法律戦強化で対応を 神戸大学名誉教授 坂元茂樹

切り崩される土地規制法案の行方 姫路大学特任教授 平野秀樹

スキャンダルに執心 国家危機に晒す国会 産経新聞政治部次長 水内茂幸

国家のために政治家は命賭けろ 「寒い国から来た工作員」を書いた理由 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

最凶の「人災」中露が危機感薄い日本を襲う 産経新聞論説顧問 斎藤勉

国会の議論封じる国対政治脱却を 国民民主党代表 玉木雄一郎

「コロナ増税しない」宣言しよう 上武大学教授 田中秀臣

武漢ウイルス対応 日台政治指導者の「覚悟」の違い 『国会議員に読ませたい 台湾のコロナ戦』著者 藤重太

>【特集】横暴国家・中国

ウイグル人強制労働 日本企業の対応を問う 日本ウイグル協会副会長 アフメット・レテプ

北京ジェノサイド五輪 ボイコットせよ 静岡大学教授 楊海英

平和の祭典に異を唱える理由 自由インド太平洋連盟副会長 石井英俊

今こそ日本の人権外交復活を 参議院議員・自民党外交部会長 佐藤正久

NATOと中華人民共和国 防衛大学校名誉教授 佐瀬昌盛

欧州で広がる対中不信 国際ジャーナリスト 安部雅延

台湾やきもきさせる米政権 チャイナ監視台 産経新聞台北支局長 矢板明夫

半導体、通信復活で日本は世界覇権獲れ 株式会社アシスト社長 平井宏治

日本がカギ握る米中の軍事均衡 国家基本問題研究所主任研究員 湯浅博

民主党内対立で揺れるバイデン政権 慶応義塾大学教授 渡辺靖

黄昏のプーチン体制に見切りつけろ 産経新聞外信部次長兼論説委員 遠藤良介

会長降ろしに共産党の影 五輪中止で倒閣狙った?  元首相 森喜朗×作家・元外務省主任分析官 佐藤優

>【特集】歴史戦 

「慰安婦は性奴隷にあらず」ハーバード大・ラムザイヤー教授の論文要旨

議論さえ許さない韓国の異常な反応 産経新聞編集委員 久保田るり子

米極左運動と共鳴 反日韓国勢力の妄動 福井県立大学教授 島田洋一

カナダでやまない南京虐殺プロパガンダ トロント在住フリーランサー マリノフ利江

>【特集】作られる世論

コロナ禍で加速する「エコーチェンバー」 ITジャーナリスト 宮脇睦

福島を苦しめる「情報災害」の罪 ジャーナリスト 林智裕

菅(かん)元首相を美化 お先棒担いだ朝日 産経新聞政治部編集委員兼論説委員 阿比留瑠比

エセ「NHK改革」法案取り下げよ 政策シンクタンク代表 原英史

月刊正論×大学生有志インタビュー企画(1)

藤岡弘、さんに聞きたい 「井の中の蛙 天啓を知る」 俳優・武道家 藤岡弘、

「ゼロコロナ」で日本経済は崩壊する 東京大学名誉教授 唐木英明

東京五輪 先人の足跡を学ぶ 大阪観光大学国際交流学部講師 久野潤

<参考=「【正論5月号】菅(かん)元首相を美化 お先棒担いだ朝日 産経新聞政治部編集委員兼論説委員 阿比留瑠比」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/04/07 (Wed) 09:52

副題=立憲民主党、共産党共闘で、憲法論議、入り口で、応じず<!>

これは、従前より、この姿勢なれど、です。
この方達、時代錯誤も甚だしく。

元々が、他国は日本を攻めず。
万が一にも、攻めて来たら、本土決戦<?>
その前に、胸襟開き、話し合え<?>

平和憲法は、他国も羨むの憲法也と。
他国の誰が、羨んでるの怪<?>

での、
何やら、憲法改正、即の、戦争開始みたいな話にしてもてね。お陰様で、他国から、バカにされ、なめられてるですが。

>自民党は31日、衆院憲法審査会の前提となる与野党幹事懇談会の開催を目指したが、立憲民主党と共産党が応じず、非公式の「打ち合わせ」に切り替えた。憲法改正手続きを定めた国民投票法改正案は8国会にわたって継続審議となっており、早期成立を掲げる与党の覚悟が問われる国会となりそうだ。

>「誠に遺憾だ。結果として幹事懇を開かなかったことは評価したいが、きちんと合意した上で議論していただきたい」

>憲法審の幹事を務める立民の奥野総一郎衆院議員は31日、同日の幹事懇開催は定例日を重視する国会の慣例に反するとして与党に注文をつけた。

>「護憲」を掲げる共産も立民とともに欠席した。4月の参院長野選挙区補欠選挙などで共闘する両党の相性の良さが改めて浮き彫りとなった。

>一方、改憲論議に前向きな国民民主党と日本維新の会は与党の呼びかけに応じ、憲法をめぐる野党内のスタンスの違いが表面化した。憲法審に所属する国民の山尾志桜里衆院議員は30日、自身のツイッターに「明日(31日)に与野党幹事懇、明後日(4月1日)に憲法審という与党提案に対して賛成」などと党の見解を書き込んだ。

>改正案の今国会成立を目指す与党にとっては、立民と共産の固いスクラムを崩し、憲法審を動かせるかが焦点となる。

>「国会が始まってから3カ月目になる。この段階で憲法審を開催できない理由が全く分からない」

>憲法審の与党筆頭幹事を務める自民の新藤義孝元総務相は31日、記者団を前に立民側の消極姿勢を批判した。定例日である木曜日以外の4月2日に憲法審を開く可能性にも言及した。

>しかし、交渉が与党ペースで進む保証はない。自民の二階俊博、立民の福山哲郎両幹事長は昨年12月、改正案に関して今国会で「何らかの結論を得る」ことを確認したが、「結論」をめぐる解釈を共有しているとは言い切れないためだ。

>改正案の議論で足踏みが続けば、秋までに行われる衆院選を前に、改憲を期待する自民支持層の心が同党から離れる可能性もある。

>維新の関係者は「熱心に自民を支えてきた支持層が愛想を尽かしかけているように感じる。今国会も改正案の成立を見送るならば、自民党本部の玄関に掲げてある『憲法改正推進本部』の看板を下ろすべきだ」と語る。(内藤慎二)

<参考=「立民・共産が共闘して抵抗 また衆院憲法審幹事懇開けず」(産経新聞)>